JP2021099145A - 電動流量調節弁 - Google Patents

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Kimihito Sasao
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Abstract

【課題】弁体の閉鎖時におけるモータへの摩擦力の増大を防止して、消費電流の問題だけではなく、モータの発熱に伴うプロセスへの悪影響を回避し、ランプ制御が可能となる構造を提供する。【解決手段】弁体40は保持チャンバー30に嵌挿された弁体保持軸部50に連結保持されており、弁体保持軸部は後部に螺合する締緩部材55を有するとともにばね部材52により常時弁室20側に付勢され、作動軸70の先端側に電動式駆動機構60の回転動を締緩部材に伝達して回転させる伝達手段80が設けられ、弁体の後退時又は停止時には、締緩部材が締め付けられることによりばね部材の付勢力に抗して弁体保持軸部を後退又は停止させて、弁体の前進時には、締緩部材が緩められることによりばね部材の付勢力とともに弁体保持軸部を前進させて、ばね部材の付勢力によって弁体が弁座25を閉鎖した時には、締緩部材がさらに緩められて締緩部材自身が後退する。【選択図】図1

Description

本発明は電動流量調節弁に関し、特には直動型ステッピングモータによって作動される流量調節弁に関する。
例えば半導体の製造設備等で使用される流量調節弁として電動式の直動型ステッピングモータによって作動されるニードル弁が知られている(特許文献1参照)。電動式は駆動源として電気を用い電気制御による操作であることから、装置の維持管理の自由度が大きく、遠隔操作やプロセス(処理対象)によって流量変化などが簡単容易に行うことができるメリットがある。
図18,19に示す電動式ニードル弁100は、ハウジング111後部に配置された直動型ステッピングモータ170の直動軸160によって、ハウジング111前部の弁室120内にダイアフラム145と一体に配置された弁体140のニードル部141を弁座125に対して近接離隔して弁座125との開度を調節する流量調節弁である。符号121は被制御流体の流入部、122はその流出部、146はダイアフラム145を固定するためのダイアフラム固定部材、147は通気孔である。
弁室120後部には保持チャンバー130が設けられていて、ここに弁体140と連結された軸体部150が、スプライン嵌合構造によって周方向に回転不能に同軸的に進退自在に嵌装されている。この軸体部150はその後部で前記直動型ステッピングモータ170の直動軸160と連結されているとともに、軸体部150はばね部材152によって常時後方(弁室120と反対方向)に付勢されている。したがって、ステッピングモータ170の直動軸160の前進時には、モータの駆動力によってばね部材152の付勢力に抗して軸体部150が前進し、軸体部150に連結された弁体140を弁座125方向に近接させる。ステッピングモータ170の直動軸160の後退時には、ばね部材152の付勢力によって軸体部150が後退し弁体140は後退して弁座125から離隔する。
各図において、符号115はハウジングの外壁部112に形成された放熱溝部、135はダイアフラムを透過した腐食性ガスにより金属製のモータや軸部材が腐食しないように必要によりパージされる気体流入ポートであり、136は同じくその気体流出ポートである。151はばね部材152のための軸体部側ばね受け部、153はダイアフラム固定部材側のばね受け部である。また、ステッピングモータ170に関して、171はロータ、172は直動軸160を進退させるシャフト、173はステッピングモータ170の配線部である。
上記従来の流量調節弁100では、ステッピングモータ170の駆動によって軸体部150を前進させ弁体140を弁座125方向に近接して弁の開度を調節するのであるが、ばね部材152が介装されているので、全閉の場合にはモータ内のロータネジ部に上方向の荷重がかかり摩擦力が増大する。閉鎖時に強く閉まりすぎて弁座を過剰に圧迫すると、これにより、流量調節弁の耐久性やパーティクルの発生等の問題を生ずるおそれがある。
また、閉の状態で軸体部150や弁体140が熱膨張した場合にも上方向の荷重がかかり摩擦力が増大する。そして、次の動作で弁を開方向に動かす駆動信号(電流)をモータ170に供給しても動かない場合がある。いわゆる、ステッピングモータが荷重に負けて動かない「脱調」である。
さらに、従来の電動流量調節弁では弁閉する力はモータの力であり、弁座の全閉シール力を維持するためにはモータの励磁を維持する必要がある。しかし、これには消費電流の問題だけではなく、モータが発熱し条件が悪い場合にはダイアフラムまで伝熱して、被制御流体の温度まで上昇させてしまうという問題を惹起するおそれがある。半導体製造に使用される流体にあっては、その化学反応は流体の流量と時間、温度によって変化するため、モータの発熱はプロセスに悪影響を与える懸念が大きい。
上のような状況から、従来の電動流量調節弁では、弁座の全閉を避けて、原点センサーとステッピングモータへの駆動パルスのカウントにより軸体部の位置を把握して、弁座の全閉の手前で「寸止め」をして使用しているのが現状である。しかしながら、このような寸止めでは、微小流量の制御や流量ゼロからの立ち上げができないという問題があった。
実登3165083号公報
この発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、電動流量調節弁の弁体の閉鎖時におけるモータへの摩擦力の増大を防止して、脱調を防ぎ、消費電流の問題だけではなく、モータの発熱に伴うプロセスへの悪影響を回避し、さらに弁座の全閉の手前で「寸止め」する必要がなく、微小流量の制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる新規な電動流量調節弁の構造を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、電動式駆動機構の作動軸によってハウジング前部の弁室内にダイアフラムと一体に配置された弁体を弁座に対して進退させて前記弁座との開度を調節する流量調節弁において、前記弁体は前記弁室後部の保持チャンバーに周方向に回転不能に同軸的に嵌挿された弁体保持軸部に連結保持されており、前記弁体保持軸部はその後部に螺合する締緩部材を有するとともにばね部材により常時弁室側に付勢され、前記作動軸の先端側には、前記電動式駆動機構の回転動を前記締緩部材に伝達して回転させる伝達手段が設けられ、前記締緩部材は、前記伝達手段から伝達された回転動により前記弁体保持軸部を締緩して前記弁体保持軸部を進退動させるように構成されていて、前記弁体の後退時又は停止時には、前記締緩部材が締め付けられることにより前記ばね部材の付勢力に抗して前記弁体保持軸部を後退又は停止させて、前記弁体を前記弁座から離隔させ、前記弁体の前進時には、前記締緩部材が緩められることにより前記ばね部材の付勢力とともに前記弁体保持軸部を前進させて、前記弁体を前記弁座に近接させるとともに、前記ばね部材の付勢力によって前記弁体が前記弁座を閉鎖した時には、前記締緩部材がさらに緩められて前記締緩部材自身が後退するように構成されていることを特徴とする電動流量調節弁に係る。
請求項2の発明は、前記締緩部材と前記ハウジングの隔壁との間にベアリング部材が介在されている請求項1に記載の電動流量調節弁に係る。
請求項3の発明は、前記伝達手段が、一または複数の平歯車によって構成されている請求項1または2に記載の電動流量調節弁に係る。
請求項4の発明は、前記伝達手段が遊星歯車機構である請求項1または2に記載の電動流量調節弁に係る。
請求項5の発明は、前記伝達手段が波動歯車装置である請求項1または2に記載の電動流量調節弁に係る。
請求項1の発明に係る電動流量調節弁によると、電動式駆動機構の作動軸によってハウジング前部の弁室内にダイアフラムと一体に配置された弁体を弁座に対して進退させて前記弁座との開度を調節する流量調節弁において、前記弁体は前記弁室後部の保持チャンバーに周方向に回転不能に同軸的に嵌挿された弁体保持軸部に連結保持されており、前記弁体保持軸部はその後部に螺合する締緩部材を有するとともにばね部材により常時弁室側に付勢され、前記作動軸の先端側には、前記電動式駆動機構の回転動を前記締緩部材に伝達して回転させる伝達手段が設けられ、前記締緩部材は、前記伝達手段から伝達された回転動により前記弁体保持軸部を締緩して前記弁体保持軸部を進退動させるように構成されていて、前記弁体の後退時又は停止時には、前記締緩部材が締め付けられることにより前記ばね部材の付勢力に抗して前記弁体保持軸部を後退又は停止させて、前記弁体を前記弁座から離隔させ、前記弁体の前進時には、前記締緩部材が緩められることにより前記ばね部材の付勢力とともに前記弁体保持軸部を前進させて、前記弁体を前記弁座に近接させるとともに、前記ばね部材の付勢力によって前記弁体が前記弁座を閉鎖した時には、前記締緩部材がさらに緩められて前記締緩部材自身が後退するように構成されているため、弁体を弁座に対して全閉する力ないし弁座の全閉シール力を維持するためにモータの励磁を維持する必要がなく、弁座を過剰に圧迫することがなく、またこれに伴う問題、すなわち、消費電流の問題のみならずモータの発熱による被制御流体の温度上昇に関連する種々の問題を一挙に解消することができる。さらに、従来のように弁座の全閉の手前で「寸止め」する必要がなくなり、微小流量の制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる。
請求項2の発明に係る電動流量調節弁によると、請求項1の発明において、前記締緩部材と前記ハウジングの隔壁との間にベアリング部材が介在されているため、締緩部材をより円滑に回転させることができる。
請求項3の発明に係る電動流量調節弁によると、請求項1または2の発明において、前記伝達手段が、一または複数の平歯車によって構成されているため、簡易な構造で電動式駆動機構の回転動を締緩部材に適切に伝達することができる。
請求項4の発明に係る電動流量調節弁によると、請求項1または2の発明において、前記伝達手段が遊星歯車機構であるため、作動軸と締緩部材を同軸に配置して小型化や軽量化を図ることが可能となるとともに、剛性を高くすることができ、さらに歯車への負荷が分散されて摩耗や欠損等の劣化を抑制することができる。
請求項5の発明に係る電動流量調節弁によると、請求項1または2の発明において、前記伝達手段が波動歯車装置であるため、作動軸と締緩部材を同軸に配置して小型化や軽量化を図ることが可能となるとともに、簡易な構造で高い減速比が得られ、バックラッシュが少なく動力損失が抑制されて高効率で高精度に回転動を伝達することができる。
本発明の一実施形態に係る電動流量調節弁の開弁時の縦断面図である。 図1の電動流量調節弁の弁体前進時の縦断面図である。 図1の電動流量調節弁の閉弁時の縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 第1実施形態に係る電動流量調節弁の開弁時の要部を拡大した部分断面図である。 図5の電動流量調節弁の弁体前進時の要部を拡大した部分断面図である。 図6の電動流量調節弁の閉弁時の要部を拡大した部分断面図である。 第2実施形態に係る電動流量調節弁の開弁時の要部を拡大した部分断面図である。 図7の電動流量調節弁の弁体前進時の要部を拡大した部分断面図である。 図8の電動流量調節弁の閉弁時の要部を拡大した部分断面図である。 遊星歯車である伝達手段の概略図である。 第3実施形態に係る電動流量調節弁の開弁時の要部を拡大した部分断面図である。 図12の電動流量調節弁の弁体前進時の要部を拡大した部分断面図である。 図12の電動流量調節弁の閉弁時の要部を拡大した部分断面図である。 波動歯車である伝達手段の概略図である。 電動流量調節弁を利用した回路の概略図ある。 電動流量調節弁を利用した回路の流量制御のグラフである。 従来の電動流量調節弁の開弁時の縦断面図である。 図18の電動流量調節弁の閉弁時の縦断面図である。 従来の電動流量調節弁の「寸止め」の制御例を示したグラフである。
図1〜3に示す本発明の一実施形態に係る電動流量調節弁10は、主に半導体製造工場や半導体製造装置等の流体管路に配設されるニードル弁であって、電動式駆動機構60の作動軸70によってハウジング11前部の弁室20内にダイアフラム45と一体に配置された弁体40を弁座25に対して進退させて弁座25との開度を調節するものである。
電動流量調節弁10では、ハウジング11、弁体40、ダイアフラム45等の各部が耐食性及び耐薬品性の高い材料で構成される。例えば、PTFE、PFA、PVDF等のフッ素樹脂である。フッ素樹脂は、切削等により所望する形状に容易に加工することができる。また、この電動流量調節弁10では、純水、アンモニア水、フッ酸、過酸化水素水、塩酸、オゾン水、水素水、酸素水、界面活性剤等の薬液、水素、酸素等のガス等の被制御流体が流通される。
ハウジング11は、一側に被制御流体の流入部21を有し、弁座25を介して他側に被制御流体の流出部22が形成された弁室20と、弁室20の後部側に保持チャンバー30とを有する。
弁体40は、ニードル部41と、ダイアフラム45とを有し、弁体保持軸部50に連結保持される。ニードル部41は、弁体40の進退により弁座25を開閉する。ダイアフラム45は、薄肉の可動膜からなり、弁室20内を流通する被制御流体の保持チャンバー30側への浸入を防止する。符号46はダイアフラム45を固定するためのダイアフラム固定部材である。
弁体保持軸部50は、弁室20後部の保持チャンバー30に周方向に回転不能に同軸的に進退自在に嵌挿され、その後部に螺合する締緩部材55を有し、かつ保持軸部側(可動側)ばね受け部51と駆動機構側(固定側)ばね受け部53との間に介装されたばね部材52により常時弁室20側に付勢されている。弁体保持軸部50の形状は、例えば、図4に示すような公知のスプライン嵌合構造等が挙げられる。
電動式駆動機構60は、適宜の演算装置(図示せず)の制御により進退量を調節して作動軸70を介して弁体40を進退させる部材である。電動式駆動機構60としては、弁体40の進退量を精度良く再現できるものであれば特に限定されず、例えば、ステッピングモータ、サーボモータ、超音波モータ等が好適に用いられる。実施形態の電動式駆動機構60は、回転型ステッピングモータである。電動式駆動機構60に関して、61はロータ、62は作動軸70を回転させるシャフト、63は配線部である。
作動軸70は、電動式駆動機構60の回転動により回転する棒状部材であり、電動式駆動機構60の回転動の入力部に相当する。作動軸70の先端側には、電動式駆動機構の回転動を締緩部材55に伝達して回転させる伝達手段80が設けられている。締緩部材55は、この伝達手段80から伝達された回転動により、螺合された弁体保持軸部50を締緩して進退動させる出力部に相当する。また、締緩部材55とハウジング11の隔壁12との間には、ベアリング部材56が介在されていることが好ましい。ベアリング部材56が介在されることにより、締緩部材55をより円滑に回転させることができる。なお、実施形態では、ハウジング11の隔壁12が駆動機構側(固定側)ばね受け部53を兼ねている。
電動流量調節弁10では、弁体40の後退時又は停止時には、締緩部材55が締め付けられることによりばね部材52の付勢力に抗して弁体保持軸部50を後退又は停止させて弁体40を弁座25から離隔させ、弁体40の前進時には、締緩部材55が緩められることによりばね部材52の付勢力とともに弁体保持軸部50を前進させて弁体40を弁座25に近接させるとともに、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25を閉鎖した時には、締緩部材55がさらに緩められて締緩部材55自身が後退するように構成されている。なお、締緩部材55とハウジング11の隔壁12との間にベアリング部材56が介在されている場合には、図3に示すように、弁体40前進時に締緩部材55はベアリング部材56から離隔される。
ここで、当該電動流量調節弁10の作動について、図5〜15に示す各実施形態に係る電動流量調節弁10A,10B,10Cとともに具体的に説明する。なお、各実施形態の説明において、同一符号は同一の構成を表すものとして、説明を省略する。
図5〜7は、第1実施形態に係る電動流量調節弁10Aの伝達手段80A近傍の要部断面図であって、伝達手段80Aが一または複数の平歯車によって構成された例である。電動流量調節弁10Aでは、伝達手段80Aから回転動が伝達される締緩部材55aが、外周部に平歯車である伝達手段80Aと歯合する歯部を有している。また、伝達手段80Aは、作動軸70に同軸に取り付けられた第1平歯車81aと、第1平歯車81aと歯合する第2平歯車81bと、第2平歯車81bに同軸に取り付けられて一体に回転するとともに締緩部材55aと歯合する第3平歯車81cとを有する。
まず、図1,5に示す弁体40の後退時、つまり弁座25の開放(開弁)時では、電動式駆動機構60の一方向の回転動が作動軸70から伝達手段80Aへ入力される。すなわち、電動式駆動機構60の一方向の回転動により作動軸70が一方向へ回転して、その先端に取り付けられた伝達手段80Aの第1平歯車81aを一方向へ回転させる。第1平歯車81aの回転により、歯合する第2平歯車81bが第3平歯車81cと一体に回転されるため、一方向の回転動が第3平歯車81cを介して締緩部材55aに伝達される。
伝達手段80Aから一方向の回転動が伝達されることにより、締緩部材55aは締め付け方向に回転される。この時、保持チャンバー30に周方向に回転不能に同軸的に進退自在に嵌挿された弁体保持軸部50に締緩部材55aが螺合していることから、締緩部材55aの締め付け方向の回転動が、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力に抗して後退させる直進動(後退動)として出力される。これにより、弁体40が弁座25から離隔されて開弁状態となる。また、弁体40の停止時では、電動式駆動機構60が回転せず停止されるため、作動軸70、伝達手段80A、締緩部材55aがそれぞれ停止状態となり、弁体保持軸部50がばね部材52の付勢力に抗して停止状態で保持される。
次に、図2,6に示す弁体40の前進時では、電動式駆動機構60の反対方向の回転動により作動軸70が反対方向へ回転して、伝達手段80Aの第1平歯車81aを反対方向へ回転させる(入力)。そして、第1平歯車81aの回転により、歯合する第2平歯車81bが第3平歯車81cと一体に回転されて、反対方向の回転動が第3平歯車81cを介して締緩部材55aに伝達される。
伝達手段80Aから反対方向の回転動が伝達されることにより、締緩部材55aは緩む方向に回転される。この締緩部材55aによる緩む方向の回転動が、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力とともに前進させる直進動(前進動)として出力される。これにより、弁体40が弁座25に近接され、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25に当接(閉鎖)されて閉弁状態となる。
さらに、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25を閉鎖した時には、電動式駆動機構60からの反対方向の回転動が作動軸70から伝達手段80Aを介して締緩部材55aに伝達されるため、締緩部材55aがさらに緩められる。この時、ばね部材52の付勢力により弁体40が弁座25に当接されていることから、弁体保持軸部50はそれ以上前進しない。従って、図3,7に示すように、締緩部材55aは、反対方向に回転されて締緩部材55a自身が後退する。その際、締緩部材55aはベアリング部材56から離隔される。
図からも理解されるように、ばね部材52の付勢力によって弁体40が移動され、弁体40が弁座25に当接して弁座25が閉鎖(閉弁)後に、弁体保持軸部50が前進せずに締緩部材55a自身が後退するということは、閉弁後の電動式駆動機構60からの回転動が弁体保持軸部50に伝達されない(締緩部材55aの後退動として逃がされる)ことで、弁体40が閉鎖時に弁座25に押し込まれず、閉鎖時における弁座25との衝突や過大な摩擦等が回避ないし緩和されることを意味する。そのため、これらの衝突や摩擦等に伴う問題の発生を一挙に解決することができる。
また、この電動流量調節弁10Aでは、閉弁後の開弁に際しては、締緩部材55aが弁体保持軸部50に対して通常時より緩められて後退した状態となっており、換言すれば、従来のように弁体40を弁座25に対して全閉する力ないし弁座25の全閉シール力等の押し込む力を維持するためのモータの励磁を維持する必要がない。したがって、これに伴う問題、すなわち、消費電流の問題のみならずモータの発熱による被制御流体の温度上昇に関連する種々の問題を一挙に解消することができる。もちろん、従来のように弁座25の全閉の手前で「寸止め」する必要がない。さらに、開弁方向の移動、つまり締緩部材55aの締め付け方向への回転動は、負荷の無い状態からスタートできるので、微小な流量の開弁制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる。
平歯車からなる伝達手段80Aは、上記のように簡易な構造で電動式駆動機構60の回転動を締緩部材55aに適切に伝達することが可能である。なお、図示の伝達手段80Aでは、複数の平歯車(81a,81b,81c)を例に説明したが、単一の平歯車で構成することも可能である。例えば、弁体保持軸部と作動軸の軸の位置をずらして締緩部材の外周の歯部に作動軸先端の単一の平歯車を歯合させたり、締緩部材の後部側に内周に歯部を有する凹部を形成して作動軸先端の単一の平歯車を歯合させたりする等、適宜に構成される。
図8〜10は、第2実施形態に係る電動流量調節弁10Bの伝達手段80B近傍の要部断面図であって、伝達手段80Bが遊星歯車機構によって構成された例である。遊星歯車機構である伝達手段80Bは、図8〜11に示すように、作動軸70に同軸に取り付けられた太陽歯車部82aと、太陽歯車部82aと歯合してその周囲を公転しながら自転する複数(この例では2つ)の遊星歯車部82bと、電動式駆動機構の固定部材64に固定されるとともに遊星歯車部82bの外側にリング状に形成されて遊星歯車部82bと歯合する内歯車部82cとを有する。また、締緩部材55bは、伝達手段80Bの複数の遊星歯車部82b,82bを支持し作動軸70と同軸に回転可能な遊星キャリアに相当する。
図8に示す弁体40の後退時(弁座25の開弁時)では、電動式駆動機構60の一方向の回転動により作動軸70が一方向へ回転して、伝達手段80Bの太陽歯車部82aを一方向へ回転させる(入力)。太陽歯車部82aの回転により、歯合する各遊星歯車部82bが反対方向へ自転する。この時、各遊星歯車部82bは内歯車部82cとも歯合しているため、太陽歯車部82aの周囲を一方向へ公転する。このため、各遊星歯車部82bを支持する締緩部材55bが一方向へ回転される。つまり、作動軸70からの一方向の回転動が、伝達手段80Bにより締緩部材55bへ一方向の回転動として伝達される。
伝達手段80Bから一方向の回転動が締緩部材55bに伝達されることにより、第1実施形態と同様に、締緩部材55bが締め付け方向に回転されて、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力に抗して後退させる(出力)。これにより、弁体40が弁座25から離隔されて開弁状態となる。また、弁体40の停止時も第1実施形態と同様に、電動式駆動機構60が停止することにより作動軸70、伝達手段80B、締緩部材55bがそれぞれ停止状態となって、弁体保持軸部50がばね部材52の付勢力に抗して停止状態で保持される。
次に、図9に示す弁体40の前進時では、電動式駆動機構60の反対方向の回転動により作動軸70が反対方向へ回転して(入力)、遊星歯車機構である伝達手段80Bを介して締緩部材55bへ反対方向の回転動として伝達される。伝達手段80Bから反対方向の回転動が伝達されることにより、締緩部材55bは緩む方向に回転され、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力とともに前進させる(出力)。これにより、弁体40が弁座25に近接され、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25に当接(閉鎖)されて閉弁状態となる。
さらに、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25を閉鎖した時には、電動式駆動機構60からの反対方向の回転動が作動軸70から伝達手段80Bを介して締緩部材55bに伝達されるため、図10に示すように、弁体保持軸部50が前進せずに締緩部材55bがさらに緩められて、締緩部材55b自身が後退し、ベアリング部材56から離隔される。従って、弁体40が閉鎖時に弁座25に押し込まれず、弁体40の閉鎖時における弁座25との衝突や過大な摩擦等が回避ないし緩和され、これらの衝突や摩擦等に伴う問題の発生を一挙に解決することができる。また、従来のように弁体40を弁座25に対して全閉する力ないし弁座25の全閉シール力等の押し込む力を維持するためのモータの励磁を維持する必要がなく、消費電流の問題のみならずモータの発熱による被制御流体の温度上昇に関連する種々の問題を一挙に解消することができ、従来のように「寸止め」する必要もななり、さらに締緩部材55bの締め付け方向への回転動(開弁方向の移動)が負荷の無い状態からスタートできて微小な流量の開弁制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる。
伝達手段80Bは、遊星歯車機構であることから、入力軸となる作動軸70と出力軸となる締緩部材55bとを同軸に配置することができ、小型化や軽量化を図ることが可能となるとともに、剛性を高くすることができ、さらに負荷を複数の遊星歯車部82bに分散できて摩耗や欠損等の劣化を抑制することができる。
図12〜14は、第3実施形態に係る電動流量調節弁10Cの伝達手段80C近傍の要部断面図であって、伝達手段80Cが波動歯車装置によって構成された例である。波動歯車装置である伝達手段80Cは、図12〜図15に示すように、作動軸70に同軸に取り付けられたウェーブジェネレータ部83aと、ウェーブジェネレータ部83aの外側にリング状に形成されて電動式駆動機構の固定部材64に固定されるとともに内周面に歯部が形成されたサーキュラスプライン部83bと、ウェーブジェネレータ部83aとサーキュラスプライン部83bとの間に介在されて楕円状にたわんで長軸部分でサーキュラスプライン部83bと歯合するフレクスプライン部83cとを有する。また、締緩部材55cは、伝達手段80Cのフレクスプライン部83cを支持し作動軸70と同軸に回転可能な部材である。
図12に示す弁体40の後退時(弁座25の開弁時)では、電動式駆動機構60の一方向の回転動により作動軸70が反対方向へ回転して、伝達手段80Cのウェーブジェネレータ部83aを反対方向へ回転させる(入力)。ウェーブジェネレータ部83aの回転により、フレクスプライン部83cが弾性変形しながらサーキュラスプライン部83bとの歯合位置を順次移動させて一方向へ回転される。このため、フレクスプライン部83cを支持する締緩部材55cが一方向へ回転される。つまり、作動軸70からの反対方向の回転動が、伝達手段80Cにより締緩部材55cへ一方向の回転動として伝達される。
伝達手段80Cから一方向の回転動が締緩部材55cに伝達されることにより、第1実施形態と同様に、締緩部材55cが締め付け方向に回転されて、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力に抗して後退させる(出力)。これにより、弁体40が弁座25から離隔されて開弁状態となる。また、弁体40の停止時も第1実施形態と同様に、電動式駆動機構60が停止することにより作動軸70、伝達手段80C、締緩部材55cがそれぞれ停止状態となって、弁体保持軸部50がばね部材52の付勢力に抗して停止状態で保持される。
次に、図13に示す弁体40の前進時では、電動式駆動機構60の一方向の回転動により作動軸70が一方向へ回転して(入力)、波動歯車装置である伝達手段80Cを介して締緩部材55cへ反対方向の回転動として伝達される。伝達手段80Cから反対方向の回転動が伝達されることにより、締緩部材55cは緩む方向に回転され、弁体保持軸部50をばね部材52の付勢力とともに前進させる(出力)。これにより、弁体40が弁座25に近接され、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25に当接(閉鎖)されて閉弁状態となる。
さらに、ばね部材52の付勢力によって弁体40が弁座25を閉鎖した時には、電動式駆動機構60からの一方向の回転動が作動軸70から伝達手段80Cを介して締緩部材55cに伝達されるため、図14に示すように、弁体保持軸部50が前進せずに締緩部材55cがさらに緩められて、締緩部材55c自身が後退し、ベアリング部材56から離隔される。従って、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、弁体40が閉鎖時に弁座25に押し込まれず、弁体40の閉鎖時における弁座25との衝突や過大な摩擦等が回避ないし緩和され、これらの衝突や摩擦等に伴う問題の発生を一挙に解決することができる。また、従来のように弁体40を弁座25に対して全閉する力ないし弁座25の全閉シール力等の押し込む力を維持するためのモータの励磁を維持する必要がなく、消費電流の問題のみならずモータの発熱による被制御流体の温度上昇に関連する種々の問題を一挙に解消することができ、従来のように「寸止め」する必要もななり、さらに締緩部材55cの締め付け方向への回転動(開弁方向の移動)が負荷の無い状態からスタートできて微小な流量の開弁制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる。
伝達手段80Cは、波動歯車装置であることから、入力軸となる作動軸70と出力軸となる締緩部材55cとを同軸に配置することができ、小型化や軽量化を図ることが可能となるとともに、簡易な構造で高い減速比が得られ、バックラッシュが少なく動力損失が抑制されて高効率で高精度に回転動を伝達することができる。
図16は電動流量調節弁10を利用した回路の概略図であり、図17にその流量制御のグラフを示す。なお、この例では、電動流量調節弁10の下流側に開閉弁90が配置されており、図17に示すように、開閉弁90を開放したまま電動流量調節弁10の開閉により流体の停止を含む流量制御が可能となる。ここでは、開閉弁90は、緊急時の遮断や当該回路の停止時等に閉弁される。ちなみに、図20は先述した従来の電動流量調節弁の「寸止め」の制御例を示したグラフであるが、従来の調節弁では寸止めした後に開閉弁によってその閉弁ないし開弁がなされる。
本発明の電動流量調節弁によれば、上に述べたように、弁体の閉鎖時における弁座との衝突等が回避ないし緩和されこれに伴う問題の発生を抑制することができる。のみならず、電動式流量調節弁の弁体の閉鎖時におけるモータへの摩擦力の増大を防止して、脱調を防ぎ、消費電流の問題だけではなく、モータの発熱に伴うプロセスへの悪影響を回避し、さらに弁座の全閉の手前で「寸止め」する必要がなく、微小流量の制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となるなど、電動流量調節弁の有用性を限りなく拡大するものである。
以上の通り、本発明の電動流量調節弁は、作動軸からの回転動が伝達手段を介して弁体保持軸部の後部に螺合された締緩部材に伝達され、ばね部材の付勢力によって閉弁した時には、締緩部材がさらに緩められて締緩部材自身が後退するように構成されていることにより、電動流量調節弁の弁体の閉鎖時におけるモータへの摩擦力の増大を防止して、脱調を防ぎ、消費電流の問題だけではなく、モータの発熱に伴うプロセスへの悪影響を回避し、さらに弁座の全閉の手前で「寸止め」する必要がなく、微小流量の制御や流量ゼロからの立ち上げなどのランプ制御が可能となる。そのため、従来の電動流量調節弁の代替品として有望である。
10,10A,10B,10C 電動流量調節弁(ニードル弁)
11 ハウジング
12 ハウジングの隔壁
20 弁室
21 流入部
22 流出部
25 弁座
30 保持チャンバー
40 弁体
41 ニードル部
45 ダイアフラム
46 ダイアフラム固定部材
50 弁体保持軸部
51 保持軸部側ばね受け部
52 ばね部材
53 駆動機構側ばね受け部
54 空間
55,55a,55b,55c 締緩部材
56 ベアリング部材
60 電動式駆動機構(ステッピングモータ)
61 電動式駆動機構のロータ
62 電動式駆動機構のシャフト
63 電動式駆動機構の配線部
64 電動式駆動機構の固定部材
70 作動軸
80 伝達手段
80A 伝達手段(平歯車)
80B 伝達手段(遊星歯車機構)
80C 伝達手段(波動歯車装置)
81a 第1平歯車
81b 第2平歯車
81c 第3平歯車
82a 太陽歯車部
82b 遊星歯車部
82c 内歯車部
83a ウェーブジェネレータ部
83b サーキュラスプライン部
83c フレクスプライン部
90 開閉弁
S 間隙部

Claims (5)

  1. 電動式駆動機構の作動軸によってハウジング前部の弁室内にダイアフラムと一体に配置された弁体を弁座に対して進退させて前記弁座との開度を調節する流量調節弁において、
    前記弁体は前記弁室後部の保持チャンバーに周方向に回転不能に同軸的に嵌挿された弁体保持軸部に連結保持されており、
    前記弁体保持軸部はその後部に螺合する締緩部材を有するとともにばね部材により常時弁室側に付勢され、
    前記作動軸の先端側には、前記電動式駆動機構の回転動を前記締緩部材に伝達して回転させる伝達手段が設けられ、
    前記締緩部材は、前記伝達手段から伝達された回転動により前記弁体保持軸部を締緩して前記弁体保持軸部を進退動させるように構成されていて、
    前記弁体の後退時又は停止時には、前記締緩部材が締め付けられることにより前記ばね部材の付勢力に抗して前記弁体保持軸部を後退又は停止させて、前記弁体を前記弁座から離隔させ、
    前記弁体の前進時には、前記締緩部材が緩められることにより前記ばね部材の付勢力とともに前記弁体保持軸部を前進させて、前記弁体を前記弁座に近接させるとともに、
    前記ばね部材の付勢力によって前記弁体が前記弁座を閉鎖した時には、前記締緩部材がさらに緩められて前記締緩部材自身が後退するように構成されている
    ことを特徴とする電動流量調節弁。
  2. 前記締緩部材と前記ハウジングの隔壁との間にベアリング部材が介在されている請求項1に記載の電動流量調節弁。
  3. 前記伝達手段が、一または複数の平歯車によって構成されている請求項1または2に記載の電動流量調節弁。
  4. 前記伝達手段が遊星歯車機構である請求項1または2に記載の電動流量調節弁。
  5. 前記伝達手段が波動歯車装置である請求項1または2に記載の電動流量調節弁。
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