JP2021098530A - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 封函容易な包装箱を提供する。【解決手段】 角筒状の胴部4と、胴部4の両端開口を封止する一対の封止部5とを有する包装箱1である。胴部4は、胴部折目線aを介して順次連設された天板41、短側壁板42,42及び底板43とからなる。天板41の一方端部には、係止凹部49が形成され、短側壁板42の他方端縁には凸部折目線bを介して係止凸部44が連設されている。係止凸部44は、前記係止凹部49に嵌合されることで該係止凹部49の内側縁に自身の外側縁が係止される。【選択図】図1

Description

本発明は、封函容易な包装箱に関する。
ネットショッピングなどの通信販売の普及により、郵便や宅配便を利用した商品の搬送が多用されている。そのなかでも、ポストに投函できる背の低い薄型の包装箱の需要が高い。
この種の包装箱として、従来、四角筒状の胴部と、胴部の両端とを封止する一対の封止部とを有する包装箱が知られている(特許文献1参照)。
この包装箱では、胴部は、胴部折目線を介して順次連設された5枚の板状部材からなり、この胴部を構成する両端の板状部材の開放端縁を突き合わせて、文化鋲で巻き回わすことで封函することができる。
特開昭51−36372号公報
しかしながら、この包装箱では文化鋲を巻き回和す必要があるため、封函に手間がかかるという問題がある。
上記の点に鑑み、本発明は、封函容易な包装箱を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の包装箱は、角筒状の胴部と、胴部の両端開口を封止する一対の封止部とを有する包装箱であって、前記胴部は、胴部折目線を介して順次連設された3枚以上の板状部材と、該胴部を構成する一方端側の板状部材の一方端部に設けられ、その一方端縁から他方端に向かって切り欠かれた係止凹部と、該胴部を構成する他方端側の板状部材の他方端縁に凸部折目線を介して連設され、前記係止凹部に嵌合されることで該係止凹部の内側縁に自身の外側縁が係止される係止凸部と、を有することを特徴とする。
本発明の包装箱によれば、該胴部を構成する一方端側の板状部材の一方端部に設けられた係止凹部に、他方端側の板状部材に連設された係止凸部を嵌合させるだけで容易に封函することができる。
また、本発明の包装箱においては、裏面がシール状の配送物に貼られる送り状が、前記係止凹部が形成された前記一方端側の板状部材と前記係止凸部とに跨って貼付されることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、郵便や宅配便の際に必ず用いられる送り状によって、封函をより確実にすることができる。
また、本発明の包装箱において、前記一方端側の板状部材の一方端部には、一方端縁から他方端に向かって延びる一対の切れ目と、該一対の切目の先端同士を繋ぐ凹部折目線とが設けられ、前記係止凹部は、該一対の切目と該係止折目線とで囲まれた領域を、該凹部折目線で前記胴部の内方に折り曲げて係止斜面部として前記基端側の板状部材から抜け出させることにより形成されることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、前記囲まれた領域を凹部折目線で折り曲げるだけで係止凹部を形成することができるため、予め係止凹部を切り取っておく手間を省くことができる。
また、係止斜面部を備える包装箱において、前記係止凸部の先端は、前記係止斜面部の基端部に係止されることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、係止凸部をその裏面側から、係止斜面部によって支えることができるため、予期せぬ衝撃により係止凸部が包装箱の内部空間に外れて、誤って開封されてしまうことを防止することができる。
さらに、この包装箱において、前記係止斜面部の先端縁は、前記一方端の板状部材に対向する板状部材の内表面に係止されることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、係止凸部を支える係止斜面部を対向する板状部材によってさらに支持することができるため、封函をより確実にすることができる。
また、係止斜面部を備える包装箱において、前記胴部は、前記係止凸部の先端縁に係止折目線を介して連設された係止片を有し、前記係止片は、前記係止折目線で前記係止凹部の内表面側に向かって折り曲げられ、その外表面が前記係止斜面部の外表面に係止されることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、係止凸部が、その先端に設けた係止片の外表面全体で係止斜面部に支えられるので、封函をより確実にすることができる。
また、本発明の包装箱において、前記封止部は、前記板状部材に封止第1折目線を介して連設された基端支持板と、基端支持板に封止第2折目線を介して連設され前記胴部と交わる方向に延びる側壁板と、該側壁板に封止第3折目線を介して連設された先端支持板とを有して、前記胴部の内部空間に向かってU字状に形成され、前記基端支持板及び前記先端支持板は、それぞれの内表面が前記板状部材の内表面に接していることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、側板が、対向する板状部材の端縁よりも内部空間寄りに倒梯子状に配置できるため、包装箱の強度を高めることができる。
また、本発明の包装箱において、前記胴部には、前記胴部折目線に沿って延びる一対の破断可能線によって挟まれた帯状破断部が形成されていることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、送り状やガムテープなどで包装箱が封函されている場合、これらを剥がさなくても帯状破断部を牽引することで、開封することができる。
また、本発明の包装箱において、前記胴部は、一方端から他方端を結ぶ梱包折目線を有し、前記板状部材には、前記梱包折目線を挟む両側で該板状部材に係止され、該板状部材に載置された梱包対象物の少なくとも一部を覆って該板状部材に押し付ける可撓性の薄膜部材が設けられていることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、梱包折目線を屈曲させることで、板状部材と薄膜部材との間に隙間を作って、梱包対象物を挿入し、その後、梱包折目線を伸展させることで、梱包折目線を挟む両側で板状部材に係止された薄膜部材が牽引されて緊張することで、梱包対象物を板状部材に押し付けて支持することができる。よって、この構成を備える包装箱によれば、容易に梱包対象物を梱包することができる。
また、本発明の包装箱において、前記封止部は、前記板状部材に封止第1折目線を介して連設された基端支持板と、基端支持板に封止第2折目線を介して連設され前記胴部と交わる方向に延びる側壁板と、該側壁板の端縁から封止第3折目線を介して連設された先端支持板とを有して、前記胴部の内部空間に向かってU字状に形成され、前記基端支持板及び前記先端支持板は、それぞれの内表面が前記板状部材の内表面に接しているように構成した場合には、前記胴部は、一方端から他方端を結ぶ梱包折目線を有し、前記基端支持板が連設されていない他の板状部材には、該他の板状部材に載置された梱包対象物の少なくとも一部を覆って該板状部材に押し付ける可撓性の薄膜部材が設けられ、該薄膜部材は、他の板状部材の内表面側を通って外表面側の前記梱包折目線を挟む両側で該他の板状部材に接着又は溶着され、あるいは、筒状であって該他の板状部材が挿入されるものであることが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、板状部材から連設され封止部によって、胴部の両端開口を封止できるとともに、前記基端支持板が連設されていない他の板状部材の一方端側と他方端側とをそれぞれ結ぶ両側縁によって、他の板状部材の内表面側を通って外表面側の前記梱包折目線を挟む両側で該他の板状部材に接着又は溶着された薄膜部材や、あるいは、筒状であって該他の板状部材が挿入された薄膜部材を牽引して梱包対象物を梱包することができる。
特に、この包装箱において、上述した帯状破断部が形成する場合には、前記他の板状部材以外の板状部材に形成することが好ましい。
この構成を備える包装箱によれば、薄膜部材によって帯状破断部が覆われることがないため、容易に帯状破断部を破断することができる。
本発明の包装箱の一実施形態を示す斜視図。 図1の包装箱の板状部材の展開図。 図1の包装箱の包装工程を示す第1の斜視図であって、梱包対象物Kの載置を説明する説明図。 図1の包装箱の包装工程を示す第2の斜視図であって、封止部の組立を説明する説明図。 図1の包装箱の包装工程を示す第3の斜視図であって、箱状に組み立てた状態を説明する説明図。 図1の包装箱の包装工程を示す第4の斜視図であって、係止凸部を係止凹部に嵌合させた状態を説明する説明図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の包装箱1は、図1に示すように、背の低い略直方体形状の箱体2(包装箱)と、可撓性フィルム(薄膜部材)3とを有し、可撓性フィルム3と箱体2の底板43と間に梱包対象物Kを保持する。
箱体2は、水平方向に延びる四角筒状の胴部4と、胴部4の両端開口をそれぞれ封止する一対の封止部5を有する。また、箱体2の天板41には、裏面がシール状になっている送り状6が貼付されている。
また、箱体2の天板41には、貼付された送り状6より左側に帯状破断部7が形成されている。
箱体2は、図2に示すように、略倒T字状の段ボール紙製の板紙20によって作られる。
胴部4は、図1及び図2に示すように、天板41と、天板41の右側縁に胴部折目線aを介して連設された短側壁板42と、短側壁板42の右側縁に胴部折目線aを介して連設された底板43と、底板43の右側縁に胴部折目線aを介して連設された短側壁板42とを有する。この天板41、底板43及び一対の短側壁板42が本発明の板状部材に相当する。
胴部4は、右側の短側壁板42の右側縁に凸部折目線bを介して連設された係止凸部44を有する。係止凸部44は、天板41、底板43及び一対の短側壁板42よりも幅狭(図2上下方向の長さが小)であって、凸部折目線bから左方向に向かって略台形状に突出する部分である。
胴部4は、係止凸部44の先端縁に係止折目線cを介して連設された係止片45を有する。係止片45は、係止凸部44の先端縁と同程度の長辺を有する矩形状の部分である。
天板41には、左端縁から右側に向かって延びる一対の切れ目46と、一対の切目46の先端同士を繋ぐ凹部折目線47とが設けられている。一対の切れ目46は、凹部折目線47から徐々に離間するハの字状に形成されている。この一対の切目46と凹部折目線47とで囲まれた略台形状の領域は、係止凸部44と実質的に同一、乃至、若干大きい相似形となっており、後述するとおり、凹部折目線47で底板43側に折り曲げられて係止斜面部48となる。
天板41には、短側壁板42との境界線に沿って延びる破断可能線71と、この破断可能線71と平行に延びる破断可能線72と、この両方を繋ぐ破断可能線73とにより、帯状破断部7が形成されている。
胴部4には、天板41の左側縁と係止片45の右端縁とを繋ぎ、胴部折目線a、凸部折目線b及び係止折目線cに直交して延びる梱包折目線dが形成されている。
天板41の上下端縁には、封止第1折目線eを介して一対の封止部5が連設されている。
図2の上側の封止部5を例に説明すると、封止部5は、天板41の上端縁に封止第1折目線eを介して連設された基端支持板51と、基端支持板51の上端縁に封止第2折目線fを介して連設された長側壁板52(本発明の側壁板に相当)と、長側壁板52の上端縁に封止第3折目線gを介して連設された先端支持板53とを有する。
長側壁板52の上下方向の長さと短側壁板42の左右方向の長さとは実質的に同一である。
また、封止部5は、長側壁板52の右端縁に封止第4折目線hを介して連設された支持舌片54を有する。支持舌片54は、上下方向の長さが長側壁板52の上下方向の長さと実質的に同一であり、左右方向の長さが基端支持板51、先端支持板53の上下方向の長さ及び短側壁板42の左右方向の長さと実質的に同一である。
図3に示すように、板紙20は、封止第1折目線eで谷折りされ、封止部5が天板41側に折り返され、基端支持板51で天板41に接着固定される。
また、図3に示すように、本実施形態の包装箱1は、可撓性フィルム3を有する。可撓性フィルム3は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、及びポリ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルムからなる可撓性フィルムによって形成される。
本実施形態の可撓性フィルム3は、筒状であり、一方の開口から、板紙20が梱包折目線dに沿った方向に挿入され、板紙20の底板43の中央部の周囲を覆っている。
次に、図3乃至図6を参照して、包装箱1を用いて梱包対象物Kを包装する手順について説明する。
まず、図3に示すように、板紙20を梱包折目線dに沿って谷折りに折り曲げる。次いで、これによって生じた底板43と可撓性フィルム3との隙間に梱包対象物Kを挿入する。
次に、図4に示すように、梱包折目線dに沿って折り曲げられた板紙20を、可撓性フィルム3の張力に抗して平板状に復元させる。これにより、可撓性フィルム3は、載置部21の両端縁側に引っ張られて緊張し、梱包対象物Kを載置部21に押し付ける。これによって、梱包対象物Kは所定の位置に固定される。
また、図4に示すように、封止部5を組み立てる。具体的には、封止第2折目線f、封止第3折目線g及び封止第4折目線hを全て略90°に谷折りすることで、天板41に接着された基端支持板51に対して長側壁板52を起立させ、先端支持板53を基端支持板51に対向させ、基端支持板51の側端と先端支持板53の側端とで支持舌片54を挟み込む。これにより、基端支持板51、長側壁板52及び先端支持板53は、コの字状(倒Uの字状)に成形される。
次に、図5に示すように、底板43の左側の2つの胴部折目線aをそれぞれ略90°に谷折りすることで、底板43に対して短側壁板42を起立させ、天板41を底板43に対向させる。
また、図5に示すように、一対の切目46と凹部折目線47とで囲まれた略台形状の領域を、凹部折目線47で山折りし下方に折り曲げて係止斜面部48を形成する。係止斜面部48の先端縁は、底板43の内表面に係止される。この係止斜面部48が天板41から抜け出すことにより発生した内側縁が本発明の係止凹部49である。
また、図5に示すように、係止折目線cを鋭角になるまで谷折りして、係止片45を係止凸部44の内表面に近づくように折り曲げておく。
次に、図6に示すように、胴部折目線aを略90°に谷折りすることで、底板43に対して、短側壁板42を起立させ、さらに、凸部折目線bを略90°に谷折りすることで、係止凸部44を係止凹部49に嵌合させる。具体的には、係止凸部44の側縁は、係止凹部49の切れ目46によって形成された開放端縁によって挟持され、係止凸部44の先端は、係止斜面部48の基端により下方から支持されている。
また、係止片45は、係止凹部49を通過して箱体2の内部空間に入り込み、係止斜面部48と面接触によって係止される。
さらに、図1に示すように、裏面がシール状になっている送り状6を、天板41の帯状破断部7より右側において、天板41と係止凸部44とに跨るように貼付する。
以上により、包装箱1を用いた梱包対象物Kの包装が完了する。
以下、本実施形態の包装箱1の作用効果を説明する。
本実施形態の包装箱1では、一対の封止部5が、それぞれ箱体2の内部空間に向かってコの字状(倒U字状)になることで、天板41、底板43及び一対の封止部が、倒梯子状(ローマ数字の「II」字状)に組まれるため、包装箱の強度を高めることができる。
特に、本実施形態の包装箱1では、長側壁板52よりも外側においては、基端支持板51と先端支持板53との間に支持舌片54が挟まって支持することで包装箱1の強度を高めることができる。
また、本実施形態の包装箱1において、底板43と可撓性フィルム3との隙間で梱包対象物Kを固定することができるため、容易に梱包対象物Kを梱包することができる。
本実施形態の包装箱1は、係止凹部49に、係止凸部44を嵌合させるだけで容易に封函することができる。
特に、本実施形態の包装箱1では、凹部折目線47で係止斜面部48を押下するだけで、係止凹部を形成することができるため、予め係止凹部を切り取っておく手間を省くことができる。
また、本実施形態の包装箱1では、この係止斜面部48で係止凸部44を裏面側から支持することができる。
また、この係止斜面部48の先端縁は、底板43の内表面に係止されるため、係止斜面部48を介して底板43でも係止凸部44を支持することができる。
さらに、本実施形態の包装箱1では、係止凸部44の先端縁に連設された係止片45も係止斜面部48に面接触で支持することができる。
以上より、本実施形態の包装箱1では、予期せぬ衝撃により係止凸部が包装箱の内部空間側に外れることを防止できるため、より確実に封函することができる。
また、本実施形態の包装箱1においては、裏面がシール状になっている送り状6が、天板41と係止凸部44とに跨るように貼付されるため、郵便や宅配便の際に必ず用いられる送り状6によって、封函をより確実にすることができるとともに、別途テープ等で包装箱1を封緘する手間を省略することができる。
特に、本実施形態の包装箱1においては、天板41に帯状破断部7が形成され、この帯状破断部7に重ならないように送り状6が貼付されているため、送り状6を剥がさなくても帯状破断部を牽引することで、開封することができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、包装箱として可撓性フィルム3を有するものを例に説明したが、本発明の包装箱はこれに限られず、可撓性フィルム3のない箱体2であってもよい。
本実施形態では、箱体として水平方向に延びる四角筒状の胴部4を有する略直方体形状のものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、胴部は、三角形以上であれば五角形、六角形などであってもよい。
本実施形態では、裏面がシール状になっている送り状6により封緘されるものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、別途粘着テープなどで封緘してもよい。
本実施形態では、箱体2の天板41の左端部に帯状破断部7が形成されたものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、帯状破断部7は、形成しなくてもよく、天板41、短側壁板42及び底板43のどこに形成してもよい。但し、形成する場合には、可撓性フィルム3で覆われている箇所以外の箇所に設けることが好ましい。
本実施形態では、天板41に形成された係止凹部49と、短側壁板42に連設された係止凸部44とが嵌合するものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、天板41、短側壁板42及び底板43のうち隣接する両側に係止凹部49及び係止凸部44を形成することができ、さらには、例えば、天板を2枚に分割し、一方の天体に係止凹部49を形成し、他方の天板に係止凸部44を連設させてもよい。
本実施形態では、係止凹部49及び係止凸部44が天板41及び短側壁板42の上下方向中央部に形成されたものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、上下端部に形成することもできる。また、本実施形態では、係止凹部49及び係止凸部44は、1個ずつ1セット形成されたものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、係止凹部49及び係止凸部44は、2セット以上形成することもできる。
本実施形態では、略台形状の係止凸部44を例に説明したが、本発明の係止凸部44はこれに限られず、矩形状、半円形状、逆台形状、T字状等であってもよい。
また、係止凸部44は、係止凹部49の少なくとも一部に嵌合して係止乃至挟持されれば足りるため、係止凹部49と同一及び相似形でなくてもよい。
本実施形態では、係止片45を有するものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、係止片45は省略してもよく、係止片が底板43に当接するように長く設計して、係止片でも底板43を支持できるようにすることもできる。
本実施形態では、係止斜面部48の抜け出しによって係止凹部49が形成されるものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、係止斜面部48は省略してもよく、係止凹部49は切り欠くことで形成してもよい。
本実施形態では、梱包折目線dとして、胴部折目線a、凸部折目線b及び係止折目線cに直交して延びるものを例に説明したが、本発明はこれに限られず、天板41の左側縁と右側の短側壁板42の右端縁とを繋いでいれば足りる。
本実施形態では、天板41に連設された封止部5を例に説明したが、本発明はこれに限られず、封止部は、短側壁板42または底板43に連設することもできる。
また、本実施形態では、基端支持板51と長側壁板52と先端支持板53と支持舌片54とからなる封止部5を例に説明したが、本発明はこれに限られず、支持舌片54は省略可能であり、基端支持板51を省略して天板から垂直に垂下する側壁板から先端支持板を箱体の内部空間に向かって差し込んでもよく、側壁板以外を全て省略して側壁板を粘着テープで底板に貼着してもよい。
本実施形態では封止第4折目線hを全て略90°に谷折りにして基端支持板51の側端と先端支持板53の側端とで支持舌片54を挟み込むものを例に説明したが、本発明はこれに限られず支持舌片54が封止第4折目線hを略90°に山折りにでき、その場合には支持舌片54の左右方向の長さは天板41の上下方向の長さより短ければよい。
本実施形態では、封止第1折目線eで谷折りされ、封止部5が天板41側に折り返され、基端支持板51で天板41に接着固定される板紙20を例に説明したが、本発明はこれに限られず基端支持板51と天板41とが接着固定されない状態で、封止部5が底板43によって押し付けられて固定されてもよい。
本実施形態では、可撓性フィルム3として筒状のもの例に説明したが、本発明はこれに限られず、矩形状であってもよく、この場合は、底板の内表面に対して、梱包折目線dを挟む両側で接着・溶着してもよく、底板の内表面を通って底板の外表面において、梱包折目線dを挟む両側で接着・溶着してもよい。筒状に形成した場合には、接着・溶着する手間を省くことができ、内表面に接着・溶着した場合には、輸送の際に可撓性フィルム3が破けて梱包が解けることを回避することができる。
1 包装箱
2 箱体(包装箱)
3 可撓性フィルム(薄膜部材)
4 胴部
41 天板(板状部材)
42 短側壁板(板状部材)
43 底板(板状部材)
44 係止凸部
45 係止片
46 切れ目
47 凹部折目線
48 係止斜面部
49 係止凹部
5 封止部
51 基端支持板
52 長側壁板(側壁板)
53 先端支持板
6 送り状
7 帯状破断部
71,72 破断可能線
a 胴部折目線
b 凸部折目線
c 係止折目線
d 梱包折目線
e 封止第1折目線
f 封止第2折目線
g 封止第3折目線
K 梱包対象物

Claims (11)

  1. 角筒状の胴部と、胴部の両端開口を封止する一対の封止部とを有する包装箱であって、
    前記胴部は、
    胴部折目線を介して順次連設された3枚以上の板状部材と、
    該胴部を構成する一方端側の板状部材の一方端部に設けられ、その一方端縁から他方端に向かって切り欠かれた係止凹部と、
    該胴部を構成する他方端側の板状部材の他方端縁に凸部折目線を介して連設され、前記係止凹部に嵌合されることで該係止凹部の内側縁に自身の外側縁が係止される係止凸部と、を有することを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1記載の包装箱において、
    裏面がシール状の配送物に貼られる送り状が、前記係止凹部が形成された前記一方端側の板状部材と前記係止凸部とに跨って貼付されることを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または2に記載された包装箱において、
    前記一方端側の板状部材の一方端部には、一方端縁から他方端に向かって延びる一対の切れ目と、該一対の切目の先端同士を繋ぐ凹部折目線とが設けられ、
    前記係止凹部は、該一対の切目と該係止折目線とで囲まれた領域を、該凹部折目線で前記胴部の内方に折り曲げて係止斜面部として前記基端側の板状部材から抜け出させることにより形成されることを特徴とする包装箱。
  4. 請求項3記載の包装箱において、
    前記係止凸部の先端は、前記係止斜面部の基端部に係止されることを特徴とする包装箱。
  5. 請求項4記載の包装箱において、
    前記係止斜面部の先端縁は、前記一方端側の板状部材に対向する板状部材の内表面に係止されることを特徴とする包装箱。
  6. 請求項3乃至5のいずれか一項に記載された包装箱において、
    前記胴部は、前記係止凸部の先端縁に係止折目線を介して連設された係止片を有し、
    前記係止片は、前記係止折目線で前記係止凹部の内表面側に向かって折り曲げられ、その外表面が前記係止斜面部の外表面に係止されることを特徴とする包装箱。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載された包装箱において、
    前記封止部は、前記板状部材に封止第1折目線を介して連設された基端支持板と、基端支持板に封止第2折目線を介して連設され前記胴部と交わる方向に延びる側壁板と、該側壁板に封止第3折目線を介して連設された先端支持板とを有して、前記胴部の内部空間に向かってU字状に形成され、
    前記基端支持板及び前記先端支持板は、それぞれの内表面が前記板状部材の内表面に接していることを特徴とする包装箱。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載された包装箱において、
    前記胴部には、前記胴部折目線に沿って延びる一対の破断可能線によって挟まれた帯状破断部が形成されていることを特徴とする包装箱。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載された包装箱において、
    前記胴部は、一方端から他方端を結ぶ梱包折目線を有し、
    前記板状部材には、前記梱包折目線を挟む両側で該板状部材に係止され、該板状部材に載置された梱包対象物の少なくとも一部を覆って該板状部材に押し付ける可撓性の薄膜部材が設けられていることを特徴とする包装箱。
  10. 請求項7記載の包装箱において、
    前記胴部は、一方端から他方端を結ぶ梱包折目線を有し、
    前記基端支持板が連設されていない他の板状部材には、該他の板状部材に載置された梱包対象物の少なくとも一部を覆って該板状部材に押し付ける可撓性の薄膜部材が設けられ、
    該薄膜部材は、他の板状部材の内表面側を通って外表面側の前記梱包折目線を挟む両側で該他の板状部材に接着又は溶着され、あるいは、筒状であって該他の板状部材が挿入されるものであることを特徴とする包装箱。
  11. 請求項10記載の包装箱において、
    前記他の板状部材以外の板状部材には、前記胴部折目線に沿って延びる一対の破断可能線によって挟まれた帯状破断部が形成されていることを特徴とする包装箱。
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