JP2021096639A5

JP2021096639A5 - 情報処理方法、情報処理装置、機械設備、物品の製造方法、制御プログラム、記録媒体

Info

Publication number: JP2021096639A5
Application number: JP2019227419A
Authority: JP
Filing date: 2019-12-17
Publication date: 2023-02-02

Description

本発明は、センサ等からのデータに基づき、機械設備の故障の予兆を検出する際に用いる情報処理方法、情報処理装置、情報処理装置を備えた機械設備、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。特に、機械学習により機械設備の故障予知モデルを生成する際に用いる学習用データの作成に関する。

本発明は、機械設備に係る計測値を取得し、単位時間あたりにおける、計測値が所定値となった回数、に基づき、前記機械設備が稼働状態であった稼働期間を特定する、ことを特徴とする情報処理方法である。

また、本発明は、機械設備に係る計測値を取得し、単位時間あたりにおける、計測値が所定値となった回数、に基づき、前記機械設備が稼働状態であった稼働期間を特定する制御部を備える、ことを特徴とする情報処理装置である。

Claims

機械設備に係る計測値を取得し、
単位時間あたりにおける、計測値が所定値となった回数、に基づき、前記機械設備が稼働状態であった稼働期間を特定する、
ことを特徴とする情報処理方法。
前記単位時間は、所定の時間的な長さを有する時間である、
ことを特徴とする請求項１に記載の情報処理方法。
前記稼働期間に対応する計測値から特徴量を機械学習用データとして取得する、
ことを特徴とする請求項１または２に記載の情報処理方法。
前記機械学習用データを用いた機械学習により学習済モデルを取得し、
前記学習済モデルを用いて前記機械設備の状態を取得する、
ことを特徴とする請求項３に記載の情報処理方法。
前記機械設備の状態の判定において、
評価期間における前記機械設備に係る計測値を取得し、
前記評価期間における前記機械設備に係る計測値と、前記単位時間あたりにおける前記計測値が前記所定値となった前記回数とに基づいて、前記評価期間の内で前記機械設備が稼働状態であった前記稼働期間を特定し、
前記評価期間における前記稼働期間に対応する計測値に基づく特徴量を評価用特徴量として取得し、
前記評価用特徴量と前記学習済モデルとに基づいて、前記機械設備が正常状態から乖離した度合いを示す指標値を取得し、前記評価期間における前記機械設備の状態を判定する、
ことを特徴とする請求項４に記載の情報処理方法。
前記機械学習用データとして取得した特徴量と同種の特徴量についての前記機械設備が前記正常状態から異常状態に至るまでのデータを前記学習済モデルに入力し、前記学習済モデルに入力した入力データと前記学習済モデルから出力される出力データとの乖離度を求め、前記機械設備が前記正常状態から前記異常状態に至るまでの期間における前記乖離度の経時変化に基づき判定用閾値を取得し、
前記指標値と前記判定用閾値を用いて前記評価期間における前記機械設備の状態を判定する、
ことを特徴とする請求項５に記載の情報処理方法。
前記判定用閾値の取得において、前記機械設備が前記正常状態から前記異常状態に至るまでのデータのうち、前記稼働期間のデータを取得して前記学習済モデルに入力する、
ことを特徴とする請求項６に記載の情報処理方法。
前記学習済モデルの取得において、オートエンコーダを用いた機械学習により前記学習済モデルを取得する、
ことを特徴とする請求項４乃至７のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記機械設備の状態の判定において判定された結果を、制御部が通知する、
ことを特徴とする請求項４乃至８のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記稼働状態は、前記機械設備が所定動作を繰り返し実行している状態である、
ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記計測値は複数のセンサにより計測された複数の計測値を含み、
前記複数の計測値のうち、前記機械設備が前記所定動作を繰り返し実行している際の変化度が大きな計測値に基づいて前記稼働期間を特定する、
ことを特徴とする請求項１０に記載の情報処理方法。
前記所定値はゼロである、
ことを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記単位時間は１０秒であり前記回数が８回存在している期間を前記稼働期間として特定する、
ことを特徴とする請求項１２に記載の情報処理方法。
前記所定値は、計測値の変曲点、計測値の極値、の少なくとも１つを含む、
ことを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記稼働期間に稼働のラベルを付与する、
ことを特徴とする請求項１乃至１４のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記単位時間あたりにおける、計測値が前記所定値となった前記回数、に基づき、前記機械設備が非稼働状態であった非稼働期間を特定する、
ことを特徴とする請求項１乃至１５のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記単位時間あたりにおける、計測値が前記所定値となった前記回数、に基づき、前記機械設備が非稼働期間の少なくとも一部にノイズのラベルを付与する、
ことを特徴とする請求項１６に記載の情報処理方法。
ユーザにより前記所定値または前記回数を設定できる、
ことを特徴とする請求項１乃至１７のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記回数の基準値が設定されている、
ことを特徴とする請求項１乃至１８のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記基準値において範囲が設定されている、
ことを特徴とする請求項１９に記載の情報処理方法。
前記範囲は、前記基準値を中心として±２０％の範囲である、
ことを特徴とする請求項２０に記載の情報処理方法。
計測値は速度に関する情報である、
ことを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の情報処理方法。
前記機械設備は、少なくとも２つの関節を備えたロボットであり、
前記関節それぞれにおける計測値において前記所定値となった前記回数が最も多い前記関節における計測値に基づいて前記稼働期間を特定する、
ことを特徴とする請求項１乃至２２のいずれか１項に記載の情報処理方法。
機械設備に係る計測値を取得し、
単位時間あたりにおける、計測値が所定値となった回数、に基づき、前記機械設備が稼働状態であった稼働期間を特定する制御部を備える、
ことを特徴とする情報処理装置。
請求項２４に記載の情報処理装置を備えた機械設備。
請求項２５に記載の機械設備を用いて物品の製造を行うことを特徴とする物品の製造方法。
請求項１乃至２３のいずれか１項に記載の情報処理方法をコンピュータが実行可能なプログラム。
請求項２７に記載のプログラムを格納した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。