JP2021095254A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷ジョブを実行する際に、印刷ミスを無くして、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減できる画像形成装置等を提供する。【解決手段】手差しトレイ(170)を備える複合機(1)において、手差しトレイ(170)を設定するトレイ設定変更部(102)と、手差しトレイ(170)を設定した第1ユーザを判定するユーザ判定部(101)と、ユーザを識別するユーザ情報(161)とトレイ設定変更部(102)により設定されたトレイ設定情報(162)とを記憶する記憶部(160)と、ユーザ情報(161)とトレイ設定情報(162)とを関連付ける制御部(100)と、を備え、制御部(100)は、手差しトレイ(170)の設定が第1ユーザ以外の別ユーザにより変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないことを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置等に係り、特に、使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイを備える画像形成装置等に関する。
従来、画像形成装置において、給紙する際に手差しトレイを用いて、使用する用紙に応じて手差しトレイの設定を変更して給紙するようにしたものが知られている。
手差しトレイは、一般に、ユーザが使用する際に容易に設定変更ができる。そのため、先のユーザが手差しトレイの設定を行った後に、別ユーザが設定を変更して使用することが可能である。
したがって、先のユーザが使用する際には、手差しトレイの設定をユーザ自身が確認する以外、設定の変更があったか否かを気づくことはないという問題があった。
また、端末装置から画像形成装置に対して印刷ジョブを送信する際に、画像形成装置の用紙設定を上書きする機能により用紙設定が変更される場合がある。
従来は、用紙設定を上書きしても通知がない、用紙設定を上書きしたという通知はあってもどの設定が変更されたか通知ではわからない、という問題があった。
また、用紙設定を上書きする機能が有効の場合は、ユーザが設定確認後にジョブスタートボタンを押下するまでの間に、別ユーザが端末装置から別の手差しトレイの設定で印刷ジョブを実行すると、その後に先のユーザが使用する際に、別ユーザの手差しトレイの設定が残って、先のユーザの意図しない設定でジョブが実行されてしまう場合があるという問題があった。
従来技術として、特許文献1には、印刷指示システムに印刷開始指示を通知する前に、印刷ジョブの1ページ目の印刷データに対して設定された用紙設定と現在のプリンタの状態とを比較して、予め設定された印刷に使用する用紙を手差しトレイから給紙可能か否かを判定し、不可の場合に、手差しトレイからの給紙に関する確認画面を表示することが開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術では、ユーザが印刷ジョブに対する設定をしている時点で印刷ジョブの設定とプリンタの状態とが一致するかを判定しているだけであり、したがって、ユーザが印刷ジョブの設定を行ってから、実際にジョブをスタートするまでの間にプリンタの状態が変更されていても、ユーザが印刷ジョブに対する設定をしている時点での印刷ジョブの設定とプリンタの状態とに齟齬がなければ、そのまま印刷を開始してしまうことになり、ユーザは、印刷物を目にするまで、それが自分の望んでいた印刷物ではないことに気が付かないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、印刷ジョブを実行する際に、印刷ミスを無くして、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減できる画像形成装置等を提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置に係り、使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイを備える画像形成装置において、前記給紙トレイを設定するトレイ設定変更部と、前記給紙トレイを設定したユーザを判定するユーザ判定部と、前記ユーザを識別するユーザ情報と前記トレイ設定変更部により設定されたトレイ設定情報とを記憶する記憶部と、前記ユーザ情報と前記トレイ設定情報とを関連付ける制御部と、を備え、前記制御部は、前記給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないことを特徴とするものである。
また、本発明は、画像形成方法に係り、使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイを備える画像形成装置における画像形成方法であって、前記給紙トレイの設定を行う工程と、前記給紙トレイの設定を行うユーザを判定する工程と、前記ユーザを識別するユーザ情報と設定されたトレイ設定情報とを記憶する工程と、前記ユーザ情報と前記トレイ設定情報とを関連付ける工程と、前記給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないように制御する工程と、を有することを特徴とするものである。
本発明の画像形成装置等によれば、画像形成装置において、印刷ジョブを実行する際に、給紙トレイの設定を行うユーザを判定して、給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないように制御することで、印刷ミスを無くして、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減できる画像形成装置等を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る複合機の全体構成を示す説明図、図2は前記複合機の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係る複合機の全体構成を示す説明図、図2は前記複合機の構成を示すブロック図である。
(画像形成装置の構成)
第1実施形態は、図1に示すように、使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイとして手差しトレイ170を備える画像形成装置として機能する複合機1において、図2に示すように、制御部100と、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とを備えて、ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないようにしたことを特徴とするものである。
第1実施形態は、図1に示すように、使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイとして手差しトレイ170を備える画像形成装置として機能する複合機1において、図2に示すように、制御部100と、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とを備えて、ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないようにしたことを特徴とするものである。
まず、第1実施形態に係る複合機1の構成について説明する。
複合機1は、図1に示すように、装置本体10aの上部に原稿読取部112を備えて原稿の画像を読取り、電子写真方式により画像を出力する画像形成装置である。
複合機1は、図1に示すように、装置本体10aの上部に原稿読取部112を備えて原稿の画像を読取り、電子写真方式により画像を出力する画像形成装置である。
複合機1は、図2に示すように、主に、制御部100と、画像入力部110と、原稿読取部112と、画像処理部120と、画像形成部130と、操作部140と、表示部150と、記憶部160、手差しトレイ170とを備えている。
第1実施形態では、複合機1の特徴的な構成として、さらに、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とを備えることを特徴としている。
制御部100は、複合機1の全体を制御するための機能部である。
そして、制御部100は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えば1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))等により構成されている。
そして、制御部100は、各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えば1又は複数の演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit))等により構成されている。
画像入力部110は、複合機1に入力される画像データを読み取るための機能部である。そして、画像入力部110は、原稿の画像を読み取る機能部である原稿読取部112と接続され、原稿読取部112から出力される画像データを入力する。
原稿読取部112は、コンタクトガラス(不図示)に載置された原稿を光学的に読み取り、画像形成部130へスキャンデータを渡す機能を有する。
画像処理部120は、原稿読取部112で読み込まれた画像データに基づき、設定されたファイル形式(TIFF,GIF,JPEG等)に変換する機能を有する。そして、画像処理が施された画像データに基づき出力画像を形成する。
画像形成部130は、画像データに基づく出力データを記録媒体(例えば記録用紙)に形成するための機能部である。例えば、図1に示すように、自動給紙トレイ122から記録用紙を給紙し、画像処理部120において記録用紙の表面に画像が形成された後に排紙トレイ124に排紙される。画像処理部120は、例えば電子写真方式を利用したレーザプリンタ等により構成されている。
操作部140は、ユーザによる操作指示を受け付けるための機能部であり、各種キースイッチや、接触による入力を検出する装置等により構成されている。ユーザは、操作部140を介して、使用する機能や出力条件を入力する。
表示部150は、ユーザに各種情報を表示するための機能部であり、例えばLCD(Liquid crystal display)等により構成されている。
すなわち、操作部140は、複合機1を操作するためのユーザーインターフェースを提供し、表示部150には、画像読取装置の各種設定メニュー画面やメッセージが表示される。
なお、複合機1は、図1に示すように、操作部140の構成として、操作パネル141と、表示部150とが一体に形成されているタッチパネルを備えてもよい。この場合において、タッチパネルの入力を検出する方式は、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった、一般的な検出方式であればよい。
記憶部160は、複合機1の動作に必要な制御プログラムを含む各種プログラムや、読み取りデータを含む各種データやユーザ情報が記憶されている機能部である。記憶部160は、例えば、不揮発性のROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。また、半導体メモリであるSSD(Solid State Drive)を備えてもよい。
ROMには、画像読取装置の一般的な動作を実現するためのコンピュータプログラムが記憶される。ROMには、さらに、操作部140に表示する各種設定画面等を表示するための画面データが記憶される。
RAMは、制御部100におけるCPUによる演算処理結果を一時的に記憶するワーキングメモリとしての機能と、画像データを記憶するフレームメモリとしての機能を提供する。
HDDには、原稿読取部112にてスキャンされた画像データ等の各種データが一時的に記憶される。
(複合機の特徴的な構成)
次に、第1実施形態に係る複合機1の特徴的な構成である、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103について説明する。
次に、第1実施形態に係る複合機1の特徴的な構成である、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103について説明する。
(ユーザ判定部)
ユーザ判定部101は、複合機1において、手差しトレイ170の設定を行うユーザの判定を行う。ユーザ判定部101によるユーザの判定は、ユーザを特定するユーザ情報161に基づき判定される。ユーザ情報161には、ユーザを識別するユーザ識別情報を含む。
ユーザ判定部101は、複合機1において、手差しトレイ170の設定を行うユーザの判定を行う。ユーザ判定部101によるユーザの判定は、ユーザを特定するユーザ情報161に基づき判定される。ユーザ情報161には、ユーザを識別するユーザ識別情報を含む。
ユーザ識別情報として、カメラによる画像情報に基づく画像認識、生体情報(例えば、指紋、掌形、網膜、血管、音声等)による生体認証、装置に入力されるログイン情報等がある。第1実施形態では、これらの情報はユーザ情報161として記憶部160に記憶される。
ここで、複合機1を使用するユーザであって、先に手差しトレイ170の設定を行ったユーザを「第1ユーザ」と称する。
(トレイ設定変更部)
トレイ設定変更部102は、ユーザに応じた手差しトレイ170の設定を行う。
手差しトレイ170の設定は、例えば、(1)他の端末装置よりプリントジョブ送信により設定指示を行ったり、(2)複合機本体に対して操作部140から直接設定操作を行ったり、(3)設定Webページにおいて設定を行うようにしてもよい。
トレイ設定変更部102は、ユーザに応じた手差しトレイ170の設定を行う。
手差しトレイ170の設定は、例えば、(1)他の端末装置よりプリントジョブ送信により設定指示を行ったり、(2)複合機本体に対して操作部140から直接設定操作を行ったり、(3)設定Webページにおいて設定を行うようにしてもよい。
第1実施形態では、トレイ設定変更部102においてユーザにより設定された手差しトレイ170の設定情報は、トレイ設定情報162として記憶部160に記憶される。
そして、手差しトレイ170を設定したユーザのユーザ情報161とトレイ設定情報162とは、制御部100により関連付けられて記憶部160に記憶される。
(トレイ設定判定部)
トレイ設定判定部103は、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が、第1ユーザ以外の別ユーザにより設定変更されたか否かを判定する。
トレイ設定判定部103は、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が、第1ユーザ以外の別ユーザにより設定変更されたか否かを判定する。
なお、第1実施形態では、トレイ設定判定部103により手差しトレイ170の設定変更を判定するようにしているが、制御部100にトレイ設定変更を判定する機能を持たせるようにしてもよい。
ここで、トレイ設定変更部102による手差しトレイ170の具体的な設定について例を挙げて説明する。
図3は複合機の表示部に表示された設定画面の実施例1を示す説明図である。
図3は複合機の表示部に表示された設定画面の実施例1を示す説明図である。
(実施例1)
実施例1では、用紙設定について説明する。
複合機1において、手差しトレイ170を用いる印刷の用紙設定を行う場合に、図3に示すように、表示部150に表示されたトレイ設定画面1510により設定する。
実施例1では、用紙設定について説明する。
複合機1において、手差しトレイ170を用いる印刷の用紙設定を行う場合に、図3に示すように、表示部150に表示されたトレイ設定画面1510により設定する。
トレイ設定画面1510に表示された用紙選択画面1511より手差しのタイプとサイズを選択する。用紙選択画面1511には用紙タイプ/サイズ選択画面1512が表示される。用紙タイプ/サイズ選択画面1512には用紙タイプ選択画面1513と用紙サイズ選択画面1514とが表示される。
用紙タイプ選択画面1513には、普通紙、再生紙、色紙、光沢紙、印刷済み用紙等の複数の種類の用紙がアイコン表示されている。ここでは、印刷済み用紙用アイコン1515が選択されている。
印刷済み用紙用アイコン1515は、選択されると表示態様が変化して、その他のアイコンと比較して選択されたことが容易に識別できる。
(手差しトレイを設定した印刷処理)
次に、第1実施形態の複合機1において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170を用いた印刷処理について、フローチャートに沿って説明する。
次に、第1実施形態の複合機1において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170を用いた印刷処理について、フローチャートに沿って説明する。
図5は複合機において手差しトレイの設定変更が行われたときの印刷処理の一例を示すフローチャートである。
(第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイの設定変更が行われた場合)
第1実施形態では、複合機1において、第1ユーザにより手差しトレイ170の設定が行われた後に、第1ユーザ以外の別ユーザによる手差しトレイの設定変更が行われた場合について説明する。
第1実施形態では、複合機1において、第1ユーザにより手差しトレイ170の設定が行われた後に、第1ユーザ以外の別ユーザによる手差しトレイの設定変更が行われた場合について説明する。
図5に示すように、複合機1において手差しトレイ170を用いて印刷処理を行う場合は、まず、複合機1の操作部140から第1ユーザが手差しトレイ170の設定を行う(ステップS101)。
そして、複合機1は図示しないカメラ等により第1ユーザを認識する。そして、制御部100により、手差しトレイ170の設定を行う第1ユーザのユーザ情報161と第1ユーザにより設定された手差しトレイ170のトレイ設定情報162とを紐付けして記憶部160に記憶する(ステップS103)。
そして、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定が変更されたか否かがトレイ設定判定部103により判定される(ステップS105)。ここでは、例えば、別ユーザにより他の端末装置からのリモートジョブにより手差しトレイ170の設定が変更されたか否かが判定される。
ステップS105において、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機1の手差しトレイ170の設定が変更されていないと判定された場合は、印刷ジョブをスタートする(ステップS107)。
一方、ステップS105において、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機1の手差しトレイ170の設定が変更されたと判定された場合は、制御部100により出力処理の実行を無効にする(ステップS109)。
次に、第1実施形態の複合機1において、第1ユーザによって設定された手差しトレイ170の設定が、第1ユーザ以外の別ユーザにより設定変更されたときの、印刷ジョブを行うときの操作について、図面を参照して説明する。
図6は複合機の手差しトレイを設定する設定画面の一例を示す説明図、図7は他の端末装置におけるリモートジョブを行う設定画面の一例を示す説明図、図8は複合機の操作画面の一例を示す説明図、図9は複合機の操作画面におけるスタートボタンの表示態様を変化させた一例を示す説明図である。
(複合機による手差しトレイの設定)
まず、第1実施形態の複合機1における手差しトレイ170の設定について説明する。
第1実施形態では、複合機1において、手差しトレイ170を設定するときには、操作部140の表示部150に表示されるトレイ設定画面1510(図3を参照)に基づき設定する。
まず、第1実施形態の複合機1における手差しトレイ170の設定について説明する。
第1実施形態では、複合機1において、手差しトレイ170を設定するときには、操作部140の表示部150に表示されるトレイ設定画面1510(図3を参照)に基づき設定する。
トレイ設定画面1510には、手差しのタイプとサイズを設定する用紙選択画面1511が表示される。
用紙選択画面1511には、図6に示すように、用紙タイプ/サイズ選択画面1512が表示される。用紙タイプ/サイズ選択画面1512には用紙タイプ選択画面1513と用紙サイズ選択画面1514とが表示される。
ここでは、用紙タイプ選択画面1513において、印刷済み用紙用アイコン1515が選択されることで、使用する用紙を印刷済み用紙とすることが設定される。印刷済み用紙用アイコン1515は、選択されたことが明確となるように他のアイコンとは異なる表示態様で表示される。
(リモートジョブにより手差しトレイの設定変更)
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザによる複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザによる複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
ここでは、別ユーザによる他の端末装置からのリモートジョブによる設定は、図7に示すように、図示しない端末装置の設定画面2520において、複数の設定項目のうち用紙の設定を行う用紙設定画面2521に基づき設定される。
用紙設定画面2521では、用紙サイズやズーム設定、給紙方法等が設定される。手差しトレイ170の設定は、給紙方法設定部2522において設定される。
給紙方法設定部2522には、用紙トレイを設定する用紙トレイ設定部2523と用紙タイプを設定する用紙タイプ設定部2524を備えている。
第1実施形態では、用紙トレイ設定部2523において手差しトレイを設定し、用紙タイプ設定部2524において光沢紙を設定している。
(複合機による印刷ジョブの実行)
複合機1において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、図8に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
複合機1において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、図8に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
一方、第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、第1ユーザがスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作しても、印刷ジョブは開始されない。
このようにして、複合機1において、第1ユーザによって手差しトレイ170が設定された場合、第1ユーザにより印刷ジョブが実行される前に第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定が変更された場合は、出力処理を行わないようにしている。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、複合機1において、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とを備え、制御部100によりユーザのユーザ情報と手差しトレイ170のトレイ設定情報とを関連付けて、第1ユーザが手差しトレイ170の設定を行った後に、第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、印刷ジョブを実行しないようにすることで、印刷ミスを防止して、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減することができる。
なお、第1実施形態では、第1ユーザ以外の別ユーザによる手差しトレイ170の設定変更を、別ユーザによる他の端末装置からのリモートジョブにより設定変更を行うようにしているが、例えば、別ユーザが複合機1の操作部140より直接手差しトレイ170の設定の変更を行う場合でも、ユーザ判定部101により手差しトレイ170を設定した第1ユーザ以外の別ユーザであることが判定されるので、同様な作用効果を奏し得る。
また、第1実施形態では、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、図8に示すように、通常に操作画面151上に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作しても印刷ジョブは開始されないようにされているが、これに限定されるものではない。
例えば、図9に示すように、操作画面151上に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501aおよびスタートボタン(カラーコピー)1502aをグレーアウトして、タッチ操作を受け付けないようにすることで、印刷ジョブが開始されないようにしてもよい。
このように構成することで、視覚的にもスタートボタン(白黒コピー)1501aおよびスタートボタン(カラーコピー)1502aが操作不能であることを第1ユーザに連想させることができる。
また、その他の例として、複合機1の手差しトレイ170の設定が第1ユーザ以外の別ユーザにより設定変更が行われた場合には、操作画面151上に表示されるはずのスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502を、表示しないようにして、印刷ジョブの開始を指示できないようにしてもよい。
また、第1実施形態では、複合機1において給紙トレイとして手差しトレイ170を設定して使用する場合について説明しているが、給紙トレイの設定は手差しトレイ170に限定するものではなく、その他の用紙を供給する給紙トレイに展開することも可能である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態の複合機1の構成に、さらに通知部を備えることを特徴とするものである。前記通知部は、手差しトレイの設定が変更されたことを通知する。
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態の複合機1の構成に、さらに通知部を備えることを特徴とするものである。前記通知部は、手差しトレイの設定が変更されたことを通知する。
図10は第2実施形態に係る複合機の構成を示すブロック図、図11は複合機において手差しトレイの設定変更が行われたときの印刷処理の一例を示すフローチャート、図12は複合機の手差しトレイを設定する設定画面の一例を示す説明図、図13は複合機の手差しトレイの設定が変更された一例を示す説明図、図14は複合機の操作画面のスタートボタンを操作した状態を示す説明図、図15は複合機の操作画面に手差しトレイの設定変更を通知する一例を示す説明図である。
なお、第2実施形態において、説明の便宜上、第1実施形態の複合機1と同一の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
(画像形成装置の構成)
第2実施形態に係る複合機201は、図10に示すように、第1実施形態に係る複合機1の特徴的な構成である、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とに加えて、通知部204を備えることを特徴とするものである。
第2実施形態に係る複合機201は、図10に示すように、第1実施形態に係る複合機1の特徴的な構成である、ユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103とに加えて、通知部204を備えることを特徴とするものである。
(通知部による通知)
第2実施形態では、制御部200は、第1実施形態の制御部100と同様に、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が別ユーザにより変更されたと判定されたときは、継続して印刷処理を実行しないようにされている。
第2実施形態では、制御部200は、第1実施形態の制御部100と同様に、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が別ユーザにより変更されたと判定されたときは、継続して印刷処理を実行しないようにされている。
また、制御部200は、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が別ユーザにより変更されたと判定されたとき、または、操作部140において別ユーザにより操作されたとき、または、出力処理を開始する指示がされたときに、通知部204により、第1ユーザに対して手差しトレイ170の設定が変更されたことを通知するようにされている。
通知部204による通知は、(1)文字画像の表示による通知、(2)音声による通知等が可能である。第2実施形態では、通知部204により、複合機201を構成する表示部150に文字画像の表示による通知が行われる。
また、通知部204による通知は、例えば、
(1)第1ユーザが設定した設定に戻すか否かを確認する通知
(2)手差しトレイ170を設定する設定画面に遷移するか否かを確認する通知
(3)印刷ジョブを実行せずに設定画面に戻るか否かを確認する通知
(4)そのまま印刷ジョブを実行するか否かを確認する通知
(5)設定されている手差しトレイ170の手差し設定の確認を促す通知
(6)第1ユーザが設定した設定に(自動的に)戻す通知
等の通知を含む。
(1)第1ユーザが設定した設定に戻すか否かを確認する通知
(2)手差しトレイ170を設定する設定画面に遷移するか否かを確認する通知
(3)印刷ジョブを実行せずに設定画面に戻るか否かを確認する通知
(4)そのまま印刷ジョブを実行するか否かを確認する通知
(5)設定されている手差しトレイ170の手差し設定の確認を促す通知
(6)第1ユーザが設定した設定に(自動的に)戻す通知
等の通知を含む。
(手差しトレイを設定した印刷処理)
次に、第2実施形態の複合機201において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170を用いた印刷処理について、フローチャートに沿って説明する。
次に、第2実施形態の複合機201において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170を用いた印刷処理について、フローチャートに沿って説明する。
図11は複合機において手差しトレイの設定変更が行われたときの印刷処理の一例を示すフローチャートである。
(第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイの設定変更が行われた場合)
第2実施形態では、複合機201において、第1ユーザにより手差しトレイ170の設定が行われた後に、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機201の操作部140から手差しトレイの設定変更が行われた場合について説明する。
第2実施形態では、複合機201において、第1ユーザにより手差しトレイ170の設定が行われた後に、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機201の操作部140から手差しトレイの設定変更が行われた場合について説明する。
図11に示すように、複合機201において手差しトレイ170を用いて印刷処理を行う場合は、まず、複合機201の操作部140から第1ユーザが手差しトレイ170の設定を行う(ステップS101)。
この時、複合機201は図示しないカメラ等により第1ユーザを認識する。そして、制御部200により、手差しトレイ170の設定を行う第1ユーザのユーザ情報161と第1ユーザにより設定された手差しトレイ170のトレイ設定情報162とを紐付けして記憶部160に記憶する(ステップS103)。
そして、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定が変更されたか否かがトレイ設定判定部103により判定される(ステップS201)。ここでは、例えば、別ユーザにより複合機201の操作部140における設定操作により手差しトレイ170の設定が変更されたか否かが判定される。
ステップS201において、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機201の手差しトレイ170の設定が変更されていないと判定された場合は、印刷ジョブをスタートする(ステップS107)
一方、ステップS201において、第1ユーザ以外の別ユーザにより複合機201の手差しトレイ170の設定が変更されたと判定された場合は、通知部204により手差しトレイ170の設定が変更されていること表示部150に通知する(ステップS203)。
そして、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定に戻すか否かを第1ユーザにより選択させる(ステップS205)。
ステップS205において、第1ユーザによる手差しトレイ170の設定に戻すことが選択された場合は、手差しトレイ170の設定を戻して印刷ジョブを開始する(ステップS207)。
すなわち、ステップS207では、手差しトレイ170の設定に戻すことで印刷処理を行うことが許可される。これにより、印刷ジョブの実行が可能となる。
一方、ステップS205において、第1ユーザによる手差しトレイ170の設定に戻さないことが選択された場合は、出力処理の実行を無効にして印刷ジョブを中止する(ステップS209)。
このようにして、複合機201において、第1ユーザによって手差しトレイ170が設定された場合は、第1ユーザにより印刷ジョブが実行される前に別ユーザにより手差しトレイ170の設定が変更された場合は、通知部204により、手差しトレイ170の設定が変更されたことが報知するようにしたので、第1ユーザは印刷ジョブを行う前に手差しトレイ170の設定が変更されたか否かを確認することができる。
次に、第2実施形態の複合機201において、第1ユーザによって設定された手差しトレイ170の設定が、第1ユーザ以外の別ユーザにより変更されたときの印刷ジョブを行う操作について、図面を参照して説明する。
図12は複合機の手差しトレイを設定する設定画面の一例を示す説明図、図13は複合機の手差しトレイの設定が変更された一例を示す説明図、図14は複合機の操作画面のスタートボタンを操作した状態を示す説明図、図15は複合機の操作画面に手差しトレイの設定変更を通知する一例を示す説明図である。
(複合機による手差しトレイの設定)
まず、第2実施形態の複合機201における手差しトレイ170の設定について説明する。
第2実施形態では、複合機201において、手差しトレイ170を設定するときには、操作部140の表示部150に表示されるトレイ設定画面1510(図3を参照)に基づき設定する。
まず、第2実施形態の複合機201における手差しトレイ170の設定について説明する。
第2実施形態では、複合機201において、手差しトレイ170を設定するときには、操作部140の表示部150に表示されるトレイ設定画面1510(図3を参照)に基づき設定する。
トレイ設定画面1510には、手差しのタイプとサイズを設定する用紙選択画面1511が表示される。
用紙選択画面1511には、図12に示すように、用紙タイプ/サイズ選択画面1512が表示される。用紙タイプ/サイズ選択画面1512には用紙タイプ選択画面1513と用紙サイズ選択画面1514とが表示される。
ここでは、用紙タイプ選択画面1513において、印刷済み用紙用アイコン1515が選択されることで、使用する用紙を印刷済み用紙とすることが設定される。
(複合機の操作部から手差しトレイの設定変更)
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザによる複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザによる複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
ここでは、別ユーザによる複合機201の操作部140からの手差しトレイ170の設定変更は、図13に示すように、用紙選択画面1511の用紙タイプ選択画面1513において、光沢紙用アイコン1516が選択されて、使用する用紙が印刷済み用紙から光沢紙に設定が変更される。
(複合機による印刷ジョブの実行)
複合機201において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、図14に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
複合機201において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、図14に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
一方、第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、第1ユーザがスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作しても、印刷ジョブは開始されない。
(手差しトレイが設定変更されたときの通知表示)
手差しトレイ170の設定が変更された後に、先に手差しトレイ170を設定した第1ユーザにより印刷ジョブを開始する操作が行われた場合には、図15に示すように、表示部150の操作画面151上に手差しトレイ170の設定が変更された旨の通知153が表示される。
手差しトレイ170の設定が変更された後に、先に手差しトレイ170を設定した第1ユーザにより印刷ジョブを開始する操作が行われた場合には、図15に示すように、表示部150の操作画面151上に手差しトレイ170の設定が変更された旨の通知153が表示される。
そして、操作画面151からの印刷ジョブを開始する指示操作ができないようにされている。すなわち、制御部200により、タッチ操作が無効の操作無効アイコン155が、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502が表示される位置に表示するようにされている。
操作無効アイコン155には、例えば、「設定されたジョブは実行されません」等の出力操作ができない旨のメッセージが表示される。
なお、操作無効アイコン155は、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502を覆うように重畳して表示するものであってもよい。
また、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502をグレーアウトして、タッチ操作を受け付けないようにしてもよい。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、複合機201において、第1実施形態の複合機1を構成するユーザ判定部101と、トレイ設定変更部102と、トレイ設定判定部103に加えて、さらに通知部204を備えて、第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、手差しトレイ170の設定が変更された旨を第1ユーザに報知することができ、制御部200により手差しトレイ170の設定が変更されたままの状態で印刷ジョブを実行しないようにすることで、印刷ミスを防止して、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第2実施形態の複合機201において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定を、別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより設定変更を行った一例である。
次に、第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第2実施形態の複合機201において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定を、別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより設定変更を行った一例である。
(手差しトレイを設定した印刷処理)
図16は第3実施形態に係る複合機において手差しトレイの設定変更が行われたときの印刷処理の一例を示すフローチャートである。
図16は第3実施形態に係る複合機において手差しトレイの設定変更が行われたときの印刷処理の一例を示すフローチャートである。
なお、第3実施形態において、説明の便宜上、第2実施形態の複合機201と同一の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
第3実施形態として、複合機201において、第1ユーザにより手差しトレイ170の設定が行われた後に、第1ユーザ以外の別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより手差しトレイ170の設定変更が行われた場合について説明する。
第3実施形態では、複合機201における第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定の変更は、第2実施形態における別ユーザにより複合機201の操作部140から設定変更を行うことに対して、他の端末装置から設定Webページにより設定変更を行うことを特徴としている。
したがって、第3実施形態の複合機201における、手差しトレイ170を用いる印刷ジョブの処理については、第2実施形態と同様な工程に関する説明は除き、第2実施形態とは異なる工程のみの説明を行うものとする。
図16に示すように、第3実施形態では、ステップS301において、別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより手差しトレイ170の設定が変更されたか否かをトレイ設定判定部103により判定している。ステップS301以下の処理は、第2実施形態と同様に行われる。
次に、第3実施形態の複合機201において、第1ユーザによって設定された手差しトレイ170の設定が、別ユーザにより設定Webページから変更されたときの印刷ジョブを行う操作について、図面を参照して説明する。
図17は第3実施形態の複合機の手差しトレイを設定する設定画面の一例を示す説明図、図18は設定Webページの設定画面の一例を示す説明図、図19は複合機の操作画面にWebページにより手差しトレイの設定変更が行われたことを通知する一例を示す説明図、図20は複合機の操作画面のスタートボタンを操作した状態を示す説明図、図21は複合機の操作画面に手差しトレイの設定変更を通知する一例を示す説明図である。
(複合機による手差しトレイの設定)
まず、第3実施形態の複合機201における手差しトレイ170の設定について説明する。第3実施形態では、複合機201における手差しトレイ170の設定は、図17に示すように、第2実施形態と同様に用紙選択画面1511において設定する。詳細は第2実施形態を参照するものとする。
まず、第3実施形態の複合機201における手差しトレイ170の設定について説明する。第3実施形態では、複合機201における手差しトレイ170の設定は、図17に示すように、第2実施形態と同様に用紙選択画面1511において設定する。詳細は第2実施形態を参照するものとする。
(設定Webページから手差しトレイの設定変更)
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
次に、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、第1ユーザ以外の別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより複合機1における手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合について説明する。
別ユーザによる他の端末装置からの設定Webページによる手差しトレイ170の設定変更は、図18に示すように、設定Webページ350の設定画面351において、トレイ選択部3511で手差しトレイを選択し、用紙タイプ選択部3512で光沢紙を選択し、用紙サイズ選択部3513でA4サイズを選択して、手差しトレイ170の設定を行う。
(設定Webページにおける設定変更の通知)
別ユーザにより設定Webページにより手差しトレイ170の設定変更が行われた場合には、図19に示すように、通知部204により複合機201の表示部150に設定Webページにより手差しトレイ170の設定変更が行われた旨の通知画面157が表示される。
別ユーザにより設定Webページにより手差しトレイ170の設定変更が行われた場合には、図19に示すように、通知部204により複合機201の表示部150に設定Webページにより手差しトレイ170の設定変更が行われた旨の通知画面157が表示される。
通知画面157には、例えば「Webページで本体設定値が変更されました。操作をリセットして、変更を反映します。」等のメッセージが表示される。
(複合機による印刷ジョブの実行)
複合機201において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、第2実施形態と同様に、図20に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
複合機201において、手差しトレイ170を設定した第1ユーザが印刷ジョブを実行するときは、第2実施形態と同様に、図20に示すように、表示部150の操作画面151に表示されるスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作することで通常は印刷ジョブが開始される。
一方、第1ユーザが印刷ジョブを実行する前に、別ユーザにより手差しトレイ170の設定の変更が行われた場合には、第1ユーザがスタートボタン(白黒コピー)1501またはスタートボタン(カラーコピー)1502をタッチ操作しても、印刷ジョブは開始されない。
(手差しトレイが設定変更されたときの通知表示)
手差しトレイ170の設定が変更された後に、先に手差しトレイ170を設定した第1ユーザにより印刷ジョブを開始する操作が行われた場合には、図21に示すように、表示部150の操作画面151上に手差しトレイ170の設定が変更された旨の通知153が表示される。
手差しトレイ170の設定が変更された後に、先に手差しトレイ170を設定した第1ユーザにより印刷ジョブを開始する操作が行われた場合には、図21に示すように、表示部150の操作画面151上に手差しトレイ170の設定が変更された旨の通知153が表示される。
そして、操作画面151からの印刷ジョブを開始する指示操作ができないようにされている。すなわち、制御部200により、操作無効アイコン155が、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502が表示される位置に表示するようにされている。
操作無効アイコン155には、例えば、「設定されたジョブは実行されません」等の出力操作ができない旨のメッセージが表示される。
なお、操作無効アイコン155は、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502を覆うように重畳して表示するものであってもよい。
また、スタートボタン(白黒コピー)1501およびスタートボタン(カラーコピー)1502をグレーアウトして、タッチ操作を受け付けないようにしてもよい。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、複合機201において、第1ユーザにより設定された手差しトレイ170の設定が別ユーザにより他の端末装置から設定Webページにより設定変更された場合には、通知部204より第1ユーザに対して手差しトレイ170の設定が変更されたことを報知して、制御部200により手差しトレイ170の設定が変更されたままの状態で印刷ジョブを実行しないようにすることで、印刷ミスを防止して、印刷処理をやり直す時間や用紙等の無駄を低減することができる。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,201 複合機
100,200 制御部
101 ユーザ判定部
102 トレイ設定変更部
103 トレイ設定判定部
140 操作部
150 表示部
151 操作画面
153 通知
155 操作無効アイコン
157 通知画面
160 記憶部
161 ユーザ情報
162 トレイ設定情報
170 手差しトレイ(給紙トレイ)
204 通知部
350 設定Webページ
100,200 制御部
101 ユーザ判定部
102 トレイ設定変更部
103 トレイ設定判定部
140 操作部
150 表示部
151 操作画面
153 通知
155 操作無効アイコン
157 通知画面
160 記憶部
161 ユーザ情報
162 トレイ設定情報
170 手差しトレイ(給紙トレイ)
204 通知部
350 設定Webページ
Claims (5)
- 使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイを備える画像形成装置において、
前記給紙トレイを設定するトレイ設定変更部と、
前記給紙トレイを設定したユーザを判定するユーザ判定部と、
前記ユーザを識別するユーザ情報と前記トレイ設定変更部により設定されたトレイ設定情報とを記憶する記憶部と、
前記ユーザ情報と前記トレイ設定情報とを関連付ける制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置に係る情報を通知する通知部を備え、
前記制御部は、前記給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、前記通知部により前記給紙トレイの設定が変更されたことを通知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部による前記通知部へ通知の指示は、前記給紙トレイの設定が変更されたとき、前記画像形成装置に備える操作部において操作されたとき、または、出力処理を開始する指示がされたとき、に行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、印刷処理の指示を許可した後に、印刷処理を実行可能とすることを特徴とする請求項1から3のうち何れか一項に記載の画像形成装置。
- 使用する記録媒体に応じて設定が可能な給紙トレイを備える画像形成装置における画像形成方法であって、
前記給紙トレイの設定を行う工程と、
前記給紙トレイの設定を行うユーザを判定する工程と、
前記ユーザを識別するユーザ情報と設定されたトレイ設定情報とを記憶する工程と、
前記ユーザ情報と前記トレイ設定情報とを関連付ける工程と、
前記給紙トレイの設定が前記ユーザ以外により変更されたときは、継続して印刷処理を実行しないように制御する工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019227753A JP2021095254A (ja) | 2019-12-17 | 2019-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019227753A JP2021095254A (ja) | 2019-12-17 | 2019-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021095254A true JP2021095254A (ja) | 2021-06-24 |
Family
ID=76430529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019227753A Pending JP2021095254A (ja) | 2019-12-17 | 2019-12-17 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021095254A (ja) |
-
2019
- 2019-12-17 JP JP2019227753A patent/JP2021095254A/ja active Pending
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