JP6405419B2 - 画像処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、階層構造の設定メニュー(階層化設定メニュー)を有する画像処理装置および画像形成装置に関する。
画像処理装置や画像形成装置では一般に、それらの設定メニューが階層構造により構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−148482号公報
ところで、このような画像処理装置や画像形成装置では一般に、ユーザの利便性を向上させることが望まれる。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ユーザの利便性を向上させることが可能な画像処理装置および画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1および第2の画像処理装置は、第1階層に属する選択画面と、第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備えたものである。選択画面は、第1設定画面における第1設定項目名と、第2設定画面における第2設定項目名と、第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、第1設定画面は、第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、第2設定画面は、第2設定項目名と、複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、第3設定画面は、第3設定項目名と、複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含んでいる。制御部は、選択画面において第1設定項目名が選択されたとき、ディスプレイにおいて、第1設定項目名および複数の第1設定内容と共に、第2設定項目名、複数の第2設定内容のうちの選択された1つ、および、第2設定画面に遷移するための第1遷移操作部と、第3設定項目名、複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、第3設定画面に遷移するための第2遷移操作部と、を第1設定画面上に表示させる。
ここで、本発明の第1の画像処理装置では、上記制御部は、第1設定画面が、複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されたとき、ディスプレイにおいて、第1設定画面から第2設定画面への遷移が禁止されるように、第1遷移操作部を無効化して第1設定画面上に表示させる。
また、本発明の第2の画像処理装置では、上記制御部は、第1設定画面が、複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されると共に、第1設定画面が表示される前に、第2設定画面を含む複数の設定画面のうちの2以上の間で遷移が実行されたとき、ディスプレイにおいて、第1設定画面から第2設定画面への遷移が禁止されるように、第1遷移操作部を無効化して第1設定画面上に表示させる。
本発明の第3および第4の画像処理装置は、第1階層に属する選択画面と、第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備えたものである。選択画面は、第1設定画面における第1設定項目名と、第2設定画面における第2設定項目名と、第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、第1設定画面は、第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、第2設定画面は、第2設定項目名と、選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、第3設定画面は、第3設定項目名と、複数の第1設定内容および複数の第2設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含んでいる。制御部は、選択画面において第1設定項目名が選択されたときには、ディスプレイにおいて、第1設定項目名および複数の第1設定内容と共に、第3設定項目名複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、第3設定画面に遷移するための遷移操作部を、第1設定画面上に表示させ、選択画面において第2設定項目名が選択されたときには、ディスプレイにおいて、第2設定項目名および複数の第2設定内容と共に、第3設定項目名および複数の第3設定内容のうちの選択された1つを、第2設定画面上に表示させる。
ここで、本発明の第3の画像処理装置では、上記制御部は、第1設定画面が、複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されたとき、ディスプレイにおいて、第1設定画面から第3設定画面への遷移が禁止されるように、遷移操作部を無効化して第1設定画面上に表示させる。
また、本発明の第4の画像処理装置では、上記制御部は、第1設定画面が、複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されると共に、第1設定画面が表示される前に、第3設定画面を含む複数の設定画面のうちの2以上の間で遷移が実行されたとき、ディスプレイにおいて、第1設定画面から第3設定画面への遷移が禁止されるように、遷移操作部を無効化して第1設定画面上に表示させる。
本発明の画像形成装置は、上記本発明の第1ないし第4の画像処理装置のうちのいずれかと、少なくとも複数の第1設定内容のうちの選択された1つに基づいて画像形成を行う画像形成部と、を備えたものである。
本発明の第1ないし第4の画像処理装置ならびに画像形成装置によれば、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の概略構成例を表す物理ブロック図である。 図1に示した画像形成装置の詳細構成例を表す機能ブロック図である。 図1および図2に示した画像形成装置で用いられる設定メニューの一例を表す模式図である。 図2に示したデフォルトパラメータの一例を表す図である。 図2に示したカレントパラメータの一例を表す図である。 図3に示したホーム画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示したコピー画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図7に示したコピー画面への操作時の表示制御動作の一例を表す流れ図である。 図3に示したカラーモード設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示したトレイ選択設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示した原稿方向設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示した綴じ代設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示した集約コピー設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 図3に示した両面コピー設定画面の構成例を拡大して表す模式図である。 比較例に係る設定画面の構成を表す模式図である。 図8に示した設定画面の表示制御動作の一例を表す流れ図である。 図3に示した設定メニューにおける設定画面間の遷移経路例を表す模式図である。 図17に示した遷移経路例における遷移の許可例を表す模式図である。 図17に示した遷移経路例における遷移の禁止例を表す模式図である。 図19に示した場合における両面コピー設定画面の一例を表す模式図である。 変形例1に係る設定メニューにおける遷移の禁止例を表す模式図である。 図21に示した場合における識別データの時系列情報の一例を表す模式図である。 変形例2に係る画像形成装置の概略構成例を表す物理ブロック図である。 変形例3に係る画像処理装置の概略構成例を表す物理ブロック図である。 変形例4に係る画像処理装置の概略構成例を表す物理ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(遷移回数に応じて設定画面間での遷移を禁止する画像形成装置の例)
2.変形例
変形例1(循環経路の経由に該当する場合に遷移を禁止する画像形成装置の例)
変形例2(操作パネルを外部操作端末機内に設けるようにした画像形成装置の例)
変形例3,4(画像形成部を設けずに画像処理装置へ適用した場合の例)
3.その他の変形例
<1.実施の形態>
[構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置(画像形成装置1)の概略構成例を、物理ブロック図で表したものである。また、図2は、この画像形成装置1の詳細構成例を機能ブロック図で表したものである。
画像形成装置1は、図1および図2に示したように、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)11b、RAM(Random Access Memory)12、HDD(Hard Disk Drive)13、操作パネル14、ネットワークインタフェース15および画像形成部16を備えている。
(設定メニュー2)
また、この画像形成装置1は、例えば図3に模式的に示したように、階層構造の設定メニュー2を有している。この設定メニュー2とは、画像形成装置1を使用する際の各種の機能や条件等を設定または変更するために用いられるメニューである。この例では、設定メニュー2は、最上位階層(第1階層)に位置するホーム画面20と、中間階層(第2階層)に位置する選択画面としてのコピー画面21と、最下位階層(第3階層)に位置する複数(6つ)の各種の設定画面(カラーモード設定画面221、トレイ選択設定画面222、原稿方向設定画面223、綴じ代設定画面224、集約コピー設定画面225および両面コピー設定画面226)とにより構成されている。なお、各画面の詳細構成例(拡大して表した表示例)については、後述する(図6,図7,図9〜図14)。
また、設定メニュー2におけるこれらの画面にはそれぞれ、固有の識別データID(識別子)が予め付与されている。具体的には、この例では、ホーム画面20には「0」という値の識別データID(ID:0)が付与され、コピー画面21には「1」という値の識別データID(ID:1)が付与されている。また、カラーモード設定画面221には「21」という値の識別データID(ID:21)が付与され、トレイ選択設定画面222には「22」という値の識別データID(ID:22)が付与され、原稿方向設定画面223には「23」という値の識別データID(ID:23)が付与されている。綴じ代設定画面224には「24」という値の識別データID(ID:24)が付与され、集約コピー設定画面225には「25」という値の識別データID(ID:25)が付与され、両面コピー設定画面226には「26」という値の識別データID(ID:26)が付与されている。
ここで、この設定メニュー2が、本発明における「階層化設定メニュー」の一具体例に対応する。また、カラーモード設定画面221、トレイ選択設定画面222、原稿方向設定画面223、綴じ代設定画面224、集約コピー設定画面225および両面コピー設定画面226がそれぞれ、本発明における「設定画面」の一具体例に対応する。
CPU11aは、画像形成装置1全体の動作を制御するものである。ROM11bは、画像形成装置1を動作させるための各種のプログラムやデータを格納(記憶)する部分である。ここで、図1に示したように、これらのCPU11aおよびROM11bによって、図2に示した制御部11が構成されている。具体的には、ROM11bに格納されていると共にCPU11aによって動作するプログラムの集合(マイクロコンピュータ)によって、制御部11が構成されている。なお、この制御部11の詳細構成については、後述する。
RAM12は、各種の情報を一時的に記憶する部分である。このRAM12において一時的に生成されて記憶されている情報の一例として、図2に示したカレントパラメータ121が挙げられる。カレントパラメータ121は、後述する画像形成部16における各種のジョブ処理の際に使用されるパラメータ(設定項目)の、カレント値(現在値)の集合である。このカレントパラメータ121の詳細構成については、後述する(図5)。
HDD13は、各種の情報を永続的に記憶する部分である。このHDD13において永続的に記憶されている情報の一例として、図2に示したデフォルトパラメータ131および画面データ132が挙げられる。デフォルトパラメータ131は、上記した各種のジョブ処理の際に使用されるパラメータの、デフォルト値(初期値)の集合である。このデフォルトパラメータ131の詳細構成については、後述する(図4)。一方、画面データ132は、後述する操作パネル14上に前述した各画面を描画(表示)する際に用いられる画像データ(例えば、レイアウトデータやオブジェクト(アイコン)データ等)である。なお、このようなHDD13の代わりに、各種の半導体メモリ等の他の記録媒体(記録装置)を使用するようにしてもよく、以下同様である。
(デフォルトパラメータ131およびカレントパラメータ121)
ここで、図4および図5を参照して、上記したデフォルトパラメータ131およびカレントパラメータ121の詳細構成について説明する。図4は、デフォルトパラメータ131の一例を表したものであり、図5は、カレントパラメータ121の一例を表したものである。
図4および図5に示したように、デフォルトパラメータ131およびカレントパラメータ121はそれぞれ、前述した各種の設定画面での設定項目(後述する基本設定項目41)およびその設定値(設定内容)に対応する、各種のパラメータを含んでいる。具体的には、これらのデフォルトパラメータ131およびカレントパラメータ121はそれぞれ、設定項目として、カラーモード設定画面221における設定項目であるカラーモード31と、トレイ選択設定画面222における設定項目であるトレイ選択32と、原稿方向設定画面223における設定項目である原稿方向33とを有している。また、同じく設定項目として、綴じ代設定画面224における設定項目である綴じ代34と、集約コピー設定画面225における設定項目である集約コピー35と、両面コピー設定画面226における設定項目である両面コピー36とを有している。
図4に示したように、この例では、デフォルトパラメータ131におけるこれらの設定項目の設定値(初期値)は、以下の通りとなっている。
・カラーモード31 …… 「カラー」
・トレイ選択32 …… 「自動選択」
・原稿方向33 …… 「上辺を奥向き」
・綴じ代34 …… (表面の上端,表面の左端,裏面の上端,裏面の左端)
=(0,0,0,0)(後述する図12参照)
・集約コピー35 …… 「OFF」(機能停止状態)
・両面コピー36 …… 「OFF」
また、図5に示したように、この例では、カレントパラメータ121におけるこれらの設定項目の設定値(現在値)は、以下の通りとなっている。
・カラーモード31 …… 「カラー」
・トレイ選択32 …… 「トレイ1」
・原稿方向33 …… 「上辺を奥向き」
・綴じ代34 …… (表面の上端,表面の左端,裏面の上端,裏面の左端)
=(0,0,0,0)
・集約コピー35 …… 「OFF」
・両面コピー36 …… 「長辺とじ」
つまり、この例では図5中の符号P11,P12で示したように、カレントパラメータ121におけるトレイ選択32および両面コピー36の設定値がそれぞれ、デフォルトパラメータ131におけるこれらの設定値から変更されている。このように、カレントパラメータ121には、デフォルトパラメータ131における各設定値を初期値としてユーザにより随時変更された設定値(現在値)が記憶されるようになっている。
操作パネル14は、図2に示したように、画像形成装置1のユーザによる操作に応じて操作信号Smを生成し、その操作信号Smを制御部11(後述する表示制御部111)へ供給する機能(操作入力機能)を有している。また、この操作パネル14は、この制御部11(表示制御部111)による表示制御(制御部11から供給される表示制御信号Sd)に従って、設定メニュー2における前述した各設定画面(図3参照)の表示を行う機能(画像表示機能)を有している。このような操作パネル14は、例えば、各種方式によるタッチパネルを用いて構成されている。このようなタッチパネルとしては、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いたタッチパネルが挙げられる。
ネットワークインタフェース15は、図1に示したように、既知の各種通信技術を用いることで、外部のネットワーク9を介して各種のデータを送受信するためのインタフェース部分である。なお、このネットワーク9は、有線のネットワーク、あるいは、無線のネットワークのいずれであってもよい。
(画像形成部16)
画像形成部16は、図1および図2に示したように、この例では、プリント装置161、スキャン装置162およびファックス装置163を有している。すなわち、この例では画像形成部16は、プリント機能、スキャン機能およびファックス機能の各機能を複合的に有している(複合機能を有している)。
プリント装置161は、既知の各種印刷技術を利用して、印刷媒体(紙媒体等)に対して画像を印刷する装置(プリント機能を有する装置)である。
スキャン装置162は、既知の各種の光学的読取技術を利用して、読取対象物(紙媒体等)から画像データを読み取る装置(スキャン機能を有する装置)である。
ファックス装置163は、既知の各種通信技術を利用することで、ネットワーク9に含まれる電話回線を介して、画像データの送受信を行う装置(ファックス機能を有する装置)である。
(制御部11)
続いて、図2を参照して、前述した制御部11の詳細構成例(機能ブロック構成例)について説明する。
制御部11は、操作パネル14から供給される操作信号Smに基づいて、設定メニュー2における前述の各設定画面(カラーモード設定画面221、トレイ選択設定画面222、原稿方向設定画面223、綴じ代設定画面224、集約コピー設定画面225および両面コピー設定画面226)の表示制御を行うものである。具体的には、制御部11は、前述した各種のデータ(画面データ132およびカレントパラメータ121等)を用いて表示制御信号Sdを生成し、その表示制御信号Sdを操作パネル14へ出力することによって、この操作パネル14上での各設定画面の表示制御を行うようになっている。
この制御部11は、図2に示したように、表示制御部111、パラメータ管理部112およびジョブ制御部113を有している。
表示制御部111は、以下説明するパラメータ管理部112およびジョブ制御部113と連携することで、操作信号Sm、画面データ132およびカレントパラメータ121等を用いて上記した表示制御信号Sdを生成し、操作パネル14へ出力する部分である。
パラメータ管理部112は、画像形成部16における各種のジョブ処理の際に使用される各種のパラメータ(例えば、前述したデフォルトパラメータ131およびカレントパラメータ121等)を管理する部分である。
ジョブ制御部113は、パラメータ管理部112において管理されている各種のパラメータ(例えばカレントパラメータ121)を使用して、画像形成部16における各種のジョブ処理(画像処理等)を実行させる部分である。具体的には、このジョブ制御部113は、画像形成部16内のプリント装置161、スキャン装置162およびファックス装置163における各種のジョブ処理を、個別に実行制御するようになっている。
ここで、本実施の形態の制御部11は、設定メニュー2における前述の複数の設定画面(カラーモード設定画面221、トレイ選択設定画面222、原稿方向設定画面223、綴じ代設定画面224、集約コピー設定画面225および両面コピー設定画面226)のうちの一の設定画面を表示する際に、以下のように表示制御を行う。すなわち、これら複数の設定画面のうちの他の設定画面に属する基本設定項目41(後出)が、この一の設定画面に属する基本設定項目41と関連した設定項目(関連設定項目42:後出)として、その一の設定画面に属する基本設定項目41と対応付けられている場合には、制御部11は以下のようにする。つまり、制御部11は、この一の設定画面内に、基本設定項目41とともに、関連設定項目42における項目内容421(後出)およびその設定内容422(後出)がそれぞれ表示されるように、表示制御を行う。なお、このような制御部11による表示制御動作の詳細については、後述する。
[作用・効果]
(A.基本動作)
この画像形成装置1では、図2に示したように、ジョブ制御部113が、パラメータ管理部112において管理されている各種のパラメータ(例えばカレントパラメータ121)を使用して、画像形成部16における各種のジョブ処理を実行させる制御を行う。これにより、画像形成部16内のプリント装置161、スキャン装置162およびファックス装置163では、それらのプリント機能、スキャン機能およびファックス機能の各機能が実行され、画像形成動作がなされる。
また、画像形成装置1では、図2に示したように、ユーザによる操作パネル14への操作に応じて、この操作パネル14において操作信号Smが生成され、制御部11内の表示制御部111へ供給される。表示制御部111は、この操作信号Smと、画面データ132およびカレントパラメータ121等とを用いて表示制御信号Sdを生成し、その表示制御信号Sdを操作パネル14へ出力する。操作パネル14では、この表示制御信号Sdに従って、設定メニュー2における前述した各設定画面(図3参照)の表示が行われる。このようにして、制御部11(表示制御部111)による、操作パネル14上での各設定画面の表示制御がなされる。
(B.ホーム画面20およびコピー画面21の表示制御動作)
次いで、図6〜図8を参照して、制御部11による、前述したホーム画面20およびコピー画面21の表示制御動作について説明する。
図6は、図3に示したホーム画面20の構成例(表示例)を拡大して模式的に表したものであり、図7は、図3に示したコピー画面21の構成例を拡大して模式的に表したものである。
(ホーム画面20)
まず、制御部11は、例えば図6に示したホーム画面20が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、コピーボタン20a、ファックス送信ボタン20bおよびメール送信ボタン20cがそれぞれ、ホーム画面20内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1におけるコピー機能、ファックス送信機能、メール送信機能での設定を行うための画面を表示させる(これらの画面へ遷移させる)ためのボタンである。ここで、例えばコピーボタン20aがユーザによって押下された場合、制御部11は、コピー機能での設定を行うための画面(コピー画面21)へと遷移するよう、表示制御を行う。
(コピー画面21)
すなわち、このとき制御部11は、例えば図7に示したコピー画面21が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、カラーモードボタン21a、トレイ選択ボタン21b、原稿方向ボタン21c、綴じ代ボタン21d、集約コピーボタン21eおよび両面コピーボタン21fがそれぞれ、コピー画面21内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、前述の図3に示した、カラーモード設定画面221、トレイ選択設定画面222、原稿方向設定画面223、綴じ代設定画面224、集約コピー設定画面225および両面コピー設定画面226を表示させるためのボタンであり、それぞれのボタンには、対応する設定画面の設定項目名が表示されている。以下、これらのボタンの総称として、「設定画面表示ボタン」という用語を適宜使用する。また、上記した各設定画面の総称として、以下、「設定画面」という用語を適宜使用する。
また、このとき制御部11は、図7に示したように、開始ボタン21xおよび戻るボタン21yがそれぞれ、コピー画面21内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、開始ボタン21xは、画像形成部16においてコピー(コピー機能のジョブ処理)の実行を開始させるためのボタンである。また、戻るボタン21yは、そのようなコピーを実行させることなく上記したホーム画面20へと戻る(再びホーム画面20が表示される)ようにするためのボタンである。
(具体的な表示制御動作)
ここで図8は、このようなコピー画面21に対するユーザの操作時における、制御部11による表示制御動作の一例を流れ図で表したものである。
この例では、まず、制御部11内の表示制御部111は、パラメータ管理部112に対して、現時点でのカレントパラメータ121(例えば前述の図5参照)の生成を要求する。すると、パラメータ管理部112は、HDD13内のデフォルトパラメータ131(例えば前述の図4参照)の内容を初期値として、RAM12内に、現時点でのカレントパラメータ121を生成する(図8のステップS11)。
次いで、表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、コピー画面21内の設定画面表示ボタンがユーザによって押下されたのか否かを判定する(ステップS12)。ここで、設定画面表示ボタンが押下されたと判定した場合(ステップS12:Y)、次に表示制御部111は、押下された設定画面表示ボタンの種類に応じて、例えば図3中に示した、対応する設定画面が表示されるよう、表示制御を行う(ステップS13)。なお、このときの各設定画面の表示制御動作例については、後述する(図9〜図14,図16等)。
一方、設定画面表示ボタンが押下されていないと判定した場合(ステップS12:N)、次に表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、コピー画面21内の開始ボタン21xがユーザによって押下されたのか否かを判定する(ステップS14)。ここで、開始ボタン21xが押下されたと判定した場合(ステップS14:Y)、次に表示制御部111は、ジョブ制御部113に対して、コピーの実行を要求する。すると、ジョブ制御部113は、パラメータ管理部112において管理されているカレントパラメータ121を用いて、画像形成部16内のスキャン装置162およびプリント装置161に対して、コピーが実行されるようにジョブ制御を行う(ステップS15)。なお、そのコピーの実行が完了すると、ジョブ制御部113は表示制御部111に対して、コピー完了の通知を行う。
このコピー完了の通知を受けると、表示制御部111は、パラメータ管理部112に対してカレントパラメータ121の削除を要求する。すると、パラメータ管理部112は、RAM12内のカレントパラメータ121を削除する(ステップS17)。なお、その後は、表示制御部111はホーム画面20へと戻るよう(ホーム画面20が再び表示されるよう)に表示制御を行うことで、図8に示したコピー画面21の表示制御動作が終了となる。
一方、ステップS14において、開始ボタン21xが押下されていないと判定した場合(ステップS14:N)、次に表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、コピー画面21内の戻るボタン21yがユーザによって押下されたのか否かを判定する(ステップS16)。ここで、戻るボタン21yが押下されていないと判定した場合(ステップS16:N)、ステップS12へと戻る。一方、戻るボタン21yが押下されたと判定した場合(ステップS16:Y)、次に表示制御部111は、コピーを実行させずに、パラメータ管理部112に対してカレントパラメータ121の削除を要求する。すると、パラメータ管理部112は、RAM12内のカレントパラメータ121を削除する(ステップS17)。なお、その後は、上記したように、表示制御部111はホーム画面20へと戻るように表示制御を行うことで、図8に示したコピー画面21の表示制御動作が終了となる。
(C.設定画面の表示制御動作)
続いて、図9〜図20を参照して、制御部11による各設定画面の表示制御動作について、比較例(図15)と比較しつつ説明する。
(C−1.各設定画面の表示例)
図9は、図3に示したカラーモード設定画面221の構成例(表示例)を拡大して模式的に表したものであり、図10は、図3に示したトレイ選択設定画面222の構成例を拡大して模式的に表したものであり、図11は、図3に示した原稿方向設定画面223の構成例を拡大して模式的に表したものである。また、図12は、図3に示した綴じ代設定画面224の構成例を拡大して模式的に表したものであり、図13は、図3に示した集約コピー設定画面225の構成例を拡大して模式的に表したものであり、図14は、図3に示した両面コピー設定画面226の構成例を拡大して模式的に表したものである。
(カラーモード設定画面221)
制御部11は、前述したカラーモードボタン21aがユーザによって押下された場合、例えば図9に示したカラーモード設定画面221が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「カラーモード」という文字情報に加え、設定内容を示すカラーボタン221aおよびモノクロボタン221bがそれぞれ、カラーモード設定画面221内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1においてコピーを行う際に、カラーモード(カラーでのコピーを行うモード)およびモノクロモード(モノクロでのコピーを行うモード)に設定するためのボタンである。また、このようなカラーモードおよびモノクロモードに関する設定項目は、このカラーモード設定画面221に属する基本設定項目41に該当する。なお、例えば図9中の符号P2で示した、ボタンの右上の黒三角印は、現在設定されているモードを表しており、以降の他の設定画面においても同様である。
また、このとき制御部11は、図9に示したように、これらカラーボタン221aおよびモノクロボタン221bの近傍(この例では上側)に、カラーモードおよびモノクロモードについて直感的にユーザへ示すためのオブジェクトI1a,I1bがそれぞれ表示されるよう、表示制御を行う。
更に、制御部11は、図9に示したように、OKボタン221xおよびCancelボタン221yがそれぞれ、カラーモード設定画面221内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン221xは、このカラーモード設定画面221内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン221yは、カラーモード設定画面221内での設定変更を反映せずに(キャンセルして)、上記したコピー画面21へと戻る(再びコピー画面21が表示される)ようにするためのボタンである。
(トレイ選択設定画面222)
また、制御部11は、前述したトレイ選択ボタン21bがユーザによって押下された場合、例えば図10に示したトレイ選択設定画面222が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「トレイ選択」という文字情報に加え、設定内容を示す自動選択ボタン222a、トレイ1ボタン222bおよびトレイ2ボタン222cがそれぞれ、トレイ選択設定画面222内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1においてコピーを行う際に、印刷対象の用紙の供給元トレイについて設定するためのボタンである。また、このような印刷対象の用紙の供給元トレイ(トレイ選択)に関する設定項目は、このトレイ選択設定画面222に属する基本設定項目41に該当する。
また、このとき制御部11は、図10に示したように、これら自動選択ボタン222a、トレイ1ボタン222bおよびトレイ2ボタン222cとともに、印刷対象の用紙の供給元トレイについて直感的にユーザへ示すためのオブジェクトI2が表示されるよう、表示制御を行う。
更に、制御部11は、図10に示したように、OKボタン222xおよびCancelボタン222yがそれぞれ、トレイ選択設定画面222内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン222xは、このトレイ選択設定画面222内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン222yは、トレイ選択設定画面222内での設定変更を反映せずに、上記したコピー画面21へと戻るようにするためのボタンである。
(原稿方向設定画面223)
更に、制御部11は、前述した原稿方向ボタン21cがユーザによって押下された場合、例えば図11に示した原稿方向設定画面223が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「原稿方向」という文字情報に加え、設定内容を示す「上辺を奥向き」ボタン223aおよび「上辺を左向き」ボタン223bがそれぞれ、原稿方向設定画面223内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1においてコピーを行う際の、コピー元の用紙等(原稿)の配置方向(配置させる際の向き)について設定するためのボタンである。また、このような原稿の配置方向(原稿方向)に関する設定項目は、この原稿方向設定画面223に属する基本設定項目41に該当する。
また、このとき制御部11は、図11に示したように、これら「上辺を奥向き」ボタン223aおよび「上辺を左向き」ボタン223bとともに、原稿の配置方向について直感的にユーザへ示すためのオブジェクトI3a,I3bがそれぞれ表示されるよう、表示制御を行う。ここで、これらのオブジェクトI3a,I3bはそれぞれ、そのような原稿の配置方向(基本設定項目41)の内容表示に加え、画像形成装置1(自装置)の使用案内表示をも兼ねたオブジェクトとなっている。具体的には、図11に示したように、オブジェクトI3a,I3bはそれぞれ、コピーを行う際の原稿の配置方向に関して、「上辺が奥向き」,「上辺が左向き」とはどのような配置方向を意味しているのか、ユーザへ直感的に案内する表示内容となっている。これにより、原稿方向設定画面223に属する基本設定項目41について、ユーザがより直感的に把握できるようになり、ユーザの利便性が向上する。
制御部11はまた、図11に示したように、OKボタン223xおよびCancelボタン223yがそれぞれ、原稿方向設定画面223内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン223xは、この原稿方向設定画面223内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン223yは、原稿方向設定画面223内での設定変更を反映せずに、上記したコピー画面21へと戻るようにするためのボタンである。
ここで、制御部11は、例えば以下の図12〜図14に示した各設定画面を表示する際には、それらの設定画面に属する基本設定項目41とともに、その基本設定項目41に関連する設定項目である関連設定項目42の内容が表示されるよう、表示制御を行う。なお、この関連設定項目42とは、以下詳述するが、その時点で表示させている設定画面とは異なる、他の設定画面に属する基本設定項目41となっている。
(綴じ代設定画面224)
制御部11は、前述した綴じ代ボタン21dがユーザによって押下された場合、例えば図12に示した綴じ代設定画面224が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「綴じ代」という文字情報に加え、コピーの際に印刷される用紙の表面および裏面のそれぞれにおける綴じ代(用紙の周辺部分の余白領域)についての設定内容を示すボタンである、オブジェクトI41a,I41がそれぞれ、綴じ代設定画面224内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。詳細には、図12に示したように、オブジェクトI41aは、用紙の表面における綴じ代(用紙の上端部分および左端部分)の設定を行うためのボタンである。また、オブジェクトI41bは、用紙の裏面における綴じ代(用紙の上端部分および左端部分)の設定を行うためのボタンである。このような用紙の綴じ代に関する設定項目は、この綴じ代設定画面224に属する基本設定項目41に該当する。詳細には、図12に示したように、オブジェクトI41aを利用した、用紙の表面における綴じ代の設定項目は、基本設定項目41aに該当し、オブジェクトI41bを利用した、用紙の裏面における綴じ代の設定項目は、基本設定項目41bに該当する。
また、このとき制御部11は、上記したように、このような綴じ代設定画面224における基本設定項目41とともに、この基本設定項目41に関連する設定項目である関連設定項目42の内容が表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、この例では図12に示したように、前述した原稿方向設定画面223における基本設定項目41(原稿の配置方向に関する設定項目)が、この綴じ代設定画面224における基本設定項目41(用紙の綴じ代に関する設定項目)に対する関連設定項目42として、対応付けられている。そして、制御部11は、図12に示したように、この関連設定項目42における設定項目名である項目内容421(「原稿方向」という文字情報)およびその設定内容422(この例では「上辺を奥向き」という文字情報)がそれぞれ、綴じ代設定画面224内に表示されるよう、表示制御を行う。
なお、この場合、綴じ代設定画面224が、本発明における「一の設定画面」の一具体例に対応し、原稿方向設定画面223が、本発明における「他の設定画面」の一具体例に対応する。
ここで、制御部11はまた、このような関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、例えば図12に示したようなオブジェクトI42を含んで表示されるように(ここでは併用して表示されるように)、表示制御を行う。これにより、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422の各々について、ユーザがより直感的に把握できるようになり、ユーザの利便性が向上する。また、このオブジェクトI42は、前述したオブジェクトI3a,I3bと同様に、原稿の配置方向の内容表示に加え、画像形成装置1の使用案内表示をも兼ねたオブジェクトとなっているため、その点でも前述したように、ユーザの利便性が向上する。
このとき、制御部11はまた、例えば図12に示したように、綴じ代設定画面224内に、この綴じ代設定画面224から原稿方向設定画面223への遷移(表示切換)を実行させるための設定変更ボタン423(遷移操作ボタン)が更に表示されるように、表示制御を行う。この設定変更ボタン423は、この例では図12に示したように、ボタン状のオブジェクトを用いて構成されている。このような設定変更ボタン423が綴じ代設定画面224内に表示されていることにより、詳細は後述するが(図16参照)、設定メニュー2における階層構造を上下することなく、関連設定項目42が属する他の設定画面(原稿方向設定画面423)へ直接遷移することができる。つまり、上位階層であるコピー画面21を経由することなく、綴じ代設定画面224から原稿方向設定画面223へ直接遷移できるようになる。したがって、ユーザの操作手順が低減され、利便性がより向上する。なお、この設定変更ボタン423は、本発明における「遷移操作部」の一具体例に対応し、以降も同様である。
ここで、制御部11はまた、図12に示したように、OKボタン224xおよびCancelボタン224yがそれぞれ、綴じ代設定画面224内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン224xは、この綴じ代設定画面224内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン224yは、綴じ代設定画面224内での設定変更を反映せずに、上記したコピー画面21へと戻るようにするためのボタンである。
(集約コピー設定画面225)
また、制御部11は、前述した集約コピーボタン21eがユーザによって押下された場合、例えば図13に示した集約コピー設定画面225が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「集約コピー」という文字情報に加え、設定内容を示すOFFボタン225a、「2 in 1」ボタン225b、「4 in 1」ボタン225cおよび「8 in 1」ボタン225dがそれぞれ、集約コピー設定画面225内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1において、複数の原稿の内容を1枚の用紙内に集約させてコピーする(集約コピーを行う)際の設定をするためのボタンである。詳細には、OFFボタン225aは、このような集約コピーの機能をオフ(無効)に設定するためのボタンである。また、「2 in 1」ボタン225b、「4 in 1」ボタン225cおよび「8 in 1」ボタン225dはそれぞれ、2枚の原稿、4枚の原稿または8枚の原稿の内容が1枚の用紙内に集約されるように設定するためのボタンである。このような集約コピーに関する設定項目は、この集約コピー設定画面225に属する基本設定項目41に該当する。
また、このとき制御部11は、このような集約コピー設定画面225における基本設定項目41とともに、この基本設定項目41に関連する設定項目である関連設定項目の内容が表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、この例では図13に示したように、以下の3種類の関連設定項目42a,42b,42cが、集約コピー設定画面225における基本設定項目41と対応付けられて表示されている。詳細には、前述したトレイ選択設定画面222における基本設定項目41(トレイ選択に関する設定項目)が、この集約コピー設定画面225における基本設定項目41(集約コピーに関する設定項目)に対する関連設定項目42aとして、対応付けられている。また、後述する両面コピー設定画面226における基本設定項目41(両面コピーに関する設定項目)が、この集約コピー設定画面225における基本設定項目41に対する関連設定項目42bとして、対応付けられている。更に、前述した原稿方向設定画面223における基本設定項目41(原稿の配置方向に関する設定項目)が、この集約コピー設定画面225における基本設定項目41に対する関連設定項目42cとして、対応付けられている。
なお、この場合、集約コピー設定画面225が、本発明における「一の設定画面」の一具体例に対応する。また、トレイ選択設定画面222、両面コピー設定画面226および原稿方向設定画面223がそれぞれ、本発明における「他の設定画面」の一具体例に対応する。
そして、制御部11は、図13に示したように、これらの関連設定項目42a,42b,42cにおける設定項目名である項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、集約コピー設定画面225内に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、関連設定項目42aにおける項目内容421(「トレイ選択」という文字情報)およびその設定内容422(この例では「トレイ1」という文字情報)がそれぞれ表示されるよう、表示制御を行う。また、制御部11は、関連設定項目42bにおける項目内容421(「両面コピー」という文字情報)およびその設定内容422(この例では「長辺とじ」という文字情報)がそれぞれ表示されるよう、表示制御を行う。更に、制御部11は、関連設定項目42cにおける項目内容421(「原稿方向」という文字情報)およびその設定内容422(この例では「上辺を奥向き」という文字情報)がそれぞれ表示されるよう、表示制御を行う。
ここで、制御部11はまた、このような関連設定項目42a,42b,42cにおける項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、例えば図13に示したようなオブジェクトI5a,I5b,I5cを含んで表示されるように(ここでは併用して表示されるように)、表示制御を行う。これにより、関連設定項目42a,42b,42cにおける項目内容421およびその設定内容422の各々について、ユーザがより直感的に把握できるようになり、ユーザの利便性が向上する。また、これらのうち、オブジェクトI5cは特に、前述したオブジェクトI3a,I3b,I42と同様に、原稿の配置方向の内容表示に加え、画像形成装置1の使用案内表示をも兼ねたオブジェクトとなっているため、その点でも前述したように、ユーザの利便性が向上する。
このとき、制御部11はまた、例えば図13に示したように、集約コピー設定画面225内に、この集約コピー設定画面225から各関連設定項目42a,42b,42cが属する設定画面への遷移(表示切換)を実行させるための設定変更ボタン423が更に表示されるように、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、集約コピー設定画面225から関連設定項目42aが属する設定画面(トレイ選択設定画面222)への遷移を実行させるための設定変更ボタン423が更に表示されるように、表示制御を行う。また、制御部11は、集約コピー設定画面225から関連設定項目42bが属する設定画面(両面コピー設定画面226)への遷移を実行させるための設定変更ボタン423が更に表示されるように、表示制御を行う。更に、制御部11は、集約コピー設定画面225から関連設定項目42cが属する設定画面(原稿方向設定画面223)への遷移を実行させるための設定変更ボタン423が更に表示されるように、表示制御を行う。これらの各設定変更ボタン423はそれぞれ、この例では図13に示したように、ボタン状のオブジェクトを用いて構成されている。このような設定変更ボタン423が集約コピー設定画面225内に表示されていることにより、詳細は後述するが(図16参照)、設定メニュー2における階層構造を上下することなく、各関連設定項目42a,42b,42cが属する他の設定画面(上述)へ直接遷移することができる。したがって、この場合も前述したのと同様に、ユーザの操作手順が低減され、利便性がより向上する。
ここで、制御部11はまた、図13に示したように、OKボタン225xおよびCancelボタン225yがそれぞれ、集約コピー設定画面225内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン225xは、この集約コピー設定画面225内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン225yは、集約コピー設定画面225内での設定変更を反映せずに、上記したコピー画面21へと戻るようにするためのボタンである。
(両面コピー設定画面226)
更に、制御部11は、前述した両面コピーボタン21fがユーザによって押下された場合、例えば図14に示した両面コピー設定画面226が操作パネル14に表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、制御部11は、設定項目名としての「両面コピー」という文字情報に加え、設定内容を示すOFFボタン226a、長辺とじボタン226bおよび短辺とじボタン226cがそれぞれ、両面コピー設定画面226内に並んで配置されるよう、表示制御を行う。これらのボタンはそれぞれ、画像形成装置1において両面コピーを行う際の設定をするためのボタンである。詳細には、OFFボタン226aは、このような両面コピーの機能をオフ(無効)に設定するためのボタンである。また、長辺とじボタン226bおよび短辺とじボタン226cはそれぞれ、両面コピーを行う際の綴じる辺の位置(長辺または短辺)を設定するためのボタンである。このような両面コピーに関する設定項目は、この両面コピー設定画面226に属する基本設定項目41に該当する。
また、このとき制御部11は、このような両面コピー設定画面226における基本設定項目41とともに、この基本設定項目41に関連する設定項目である関連設定項目42の内容が表示されるよう、表示制御を行う。具体的には、この例では図14に示したように、前述した原稿方向設定画面223における基本設定項目41(原稿の配置方向に関する設定項目)が、この両面コピー設定画面226における基本設定項目41(両面コピーに関する設定項目)に対する関連設定項目42として、対応付けられている。そして、制御部11は、図14に示したように、この関連設定項目42における設定項目名である項目内容421(「原稿方向」という文字情報)およびその設定内容422(この例では「上辺を奥向き」という文字情報)がそれぞれ、両面コピー設定画面226内に表示されるよう、表示制御を行う。
なお、この場合、両面コピー設定画面226が、本発明における「一の設定画面」の一具体例に対応し、原稿方向設定画面223が、本発明における「他の設定画面」の一具体例に対応する。
ここで、制御部11はまた、このような関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、例えば図14に示したようなオブジェクトI62を含んで表示されるように(ここでは併用して表示されるように)、表示制御を行う。これにより、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422の各々について、ユーザがより直感的に把握できるようになり、ユーザの利便性が向上する。また、このオブジェクトI62は、前述したオブジェクトI3a,I3b,I42,I5cと同様に、原稿の配置方向の内容表示に加え、画像形成装置1の使用案内表示をも兼ねたオブジェクトとなっているため、その点でも前述したように、ユーザの利便性が向上する。
このとき、制御部11はまた、例えば図14に示したように、両面コピー設定画面226内に、この両面コピー設定画面226から原稿方向設定画面223への遷移(表示切換)を実行させるための設定変更ボタン423が更に表示されるように、表示制御を行う。この設定変更ボタン423は、この例では図14に示したように、ボタン状のオブジェクトを用いて構成されている。このような設定変更ボタン423が両面コピー設定画面226内に表示されていることにより、詳細は後述するが(図16参照)、設定メニュー2における階層構造を上下することなく、関連設定項目42が属する他の設定画面(原稿方向設定画面423)へ直接遷移することができる。したがって、この場合も前述したのと同様に、ユーザの操作手順が低減され、利便性がより向上する。
ここで、制御部11はまた、図14に示したように、OKボタン226xおよびCancelボタン226yがそれぞれ、両面コピー設定画面226内(この例ではそれぞれ、右下領域および左下領域)に表示されるよう、表示制御行う。なお、OKボタン226xは、この両面コピー設定画面226内での設定変更を反映させるためのボタンである。また、Cancelボタン226yは、両面コピー設定画面226内での設定変更を反映せずに、上記したコピー画面21へと戻るようにするためのボタンである。
このようにして本実施の形態の画像形成装置1では、設定画面を表示する際に、その設定画面に属する基本設定項目41に対する関連設定項目42(他の設定画面に属する基本設定項目41に対応)が存在する場合には、制御部11は、以下のようにして表示制御を行う。すなわち、制御部11は、その設定画面に属する基本設定項目41とともに、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、その設定画面内に表示されるように、表示制御を行う。
これにより本実施の形態では、他の設定画面に遷移することなく、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422の双方を確認することができるようになる。つまり、1つの設定画面上で、その設定画面に属する基本設定項目421に加え、関連設定項目422(項目内容421およびその設定内容422)も、一見して把握できるようになる。その結果、例えば、設定画面上での設定間違い等が、容易に防止される(例えば、両面コピーの場合に原稿方向を間違えると、期待した印刷結果が得られなくなってしまうこと等が、容易に回避できるようになる)。
なお、これに対して、例えば図15に示した比較例に係る設定画面(両面コピー設定画面106)では、例えば図14に示した本実施の形態の両面コピー設定画面226とは異なり、関連設定画面ボタン106aのみが表示されるため、以下の問題が生じる。すなわち、関連設定項目42における設定内容422が、この関連設定画面ボタン106aを押下して他の設定画面に遷移しないと確認することができなくなる。更に、この関連設定項目42における項目内容421自体が何であるのかが、この両面コピー設定画面106では把握することができず、やはり他の設定画面に遷移しないと確認することができないことになる。このように、この比較例に係る両面コピー設定画面106では、本実施の形態の両面コピー設定画面226とは異なり、1つの設定画面上で、関連設定項目422(項目内容421およびその設定内容422)が把握できず、ユーザの利便性が損なわれることになってしまう。
(C−2.設定画面の具体的な表示制御動作)
ここで図16は、制御部11による各設定画面の表示制御動作の一例を、流れ図で表したものである。なお、この図16に示した表示制御動作例は、前述の図8に示した設定画面の表示制御動作の一例(ステップS13の詳細動作例)に対応している。
この例では、まず、制御部11内の表示制御部111は、現在の設定画面が、コピー画面21から起動された(表示切換がなされた)のか否かを判定する(図16のステップS131)。言い換えると、表示制御部111は、設定画面間での遷移(表示切換)が2回目以降ではないのか否か(2回目以降の遷移ではないのか否か)を判定する。このとき、表示制御部111は、現在の設定画面の直前に表示された画面における識別データID(図3参照)を用いて、このような条件に該当するのか否かを判定する。なお、この場合における「2回目以降の遷移」は、本発明における「所定の条件」および「閾値回数以降の遷移」の一具体例に対応する。
ここで、現在の設定画面がコピー画面21から起動された(2回目以降の遷移ではない)と判定した場合(ステップS131:Y)、次に、後述するステップS132へと移行する。一方、現在の設定画面がコピー画面21から起動されていない(2回目以降の遷移である)と判定した場合(ステップS131:N)、次に表示制御部111は、設定画面内における設定変更ボタン423を無効化して(押下できない状態に設定し)、この設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移が禁止されるように、表示制御を行う(ステップS133)。なお、その後は、後述するステップS132へと移行する。
ここで、このような設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移の禁止機能は、具体的には、例えば以下の通りである。
すなわち、まず、この設定メニュー2の例では、図17に示したように、各設定画面間での遷移経路が設定されている。具体的には、集約コピー設定画面225からトレイ選択設定画面222への遷移経路R52と、集約コピー設定画面225から両面コピー設定画面226への遷移経路R56と、両面コピー設定画面226から原稿方向設定画面223への遷移経路R63と、集約コピー設定画面225から原稿方向設定画面223への遷移経路R53と、綴じ代設定画面224から原稿方向設定画面223への遷移経路R43とが設定されている。
この場合において、例えば図18に示したように、現在の設定画面である両面コピー設定画面226の直前に表示された画面が、コピー画面21(識別データID:1)である場合(図18中の起動経路R06参照)には、以下のようになる。すなわち、この場合、このコピー画面21は設定画面ではないことから、起動経路R06による表示切換は、設定画面間の遷移(表示切換)には該当しない。したがって、例えば、この両面コピー設定画面226における設定変更ボタン423を利用した、両面コピー設定画面226から原稿方向設定画面223への遷移(遷移経路R63)は、禁止されない(許可される)ことになる(図18中の「○」印参照)。表示制御部111は、この両面コピー設定画面226の直前に表示された画面であるコピー画面21における識別データID(ID:1)を用いて、現在の設定画面である両面コピー設定画面226が、コピー画面21から起動された(2回目以降の遷移ではない)と判定する。
一方で、例えば図19に示したように、現在の設定画面である両面コピー設定画面226の直前に表示された画面が、設定画面の1つである集約コピー設定画面225(識別データID:25)である場合(図19中の遷移経路R56参照)には、以下のようになる。すなわち、この場合、この集約コピー設定画面225は設定画面の1つであることから、遷移経路R56による表示切換は、設定画面間の遷移(1回目の遷移)に該当する。したがって、この場合には、例えば、この両面コピー設定画面226における設定変更ボタン423を利用した、両面コピー設定画面226から原稿方向設定画面223への遷移(遷移経路R63)は、禁止される(許可されない)ことになる(図19中の「×」印参照)。表示制御部111は、この両面コピー設定画面226の直前に表示された画面(設定画面)である集約コピー設定画面225における識別データID(ID:25)を用いて、現在の設定画面である両面コピー設定画面226が、コピー画面21から起動されていない(2回目以降の遷移である)と判定する。
このようにして、設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移が禁止されている場合、表示制御部111は、例えば図20に示したように(両面コピー設定画面226における表示例)、表示制御を行う。すなわち、表示制御部111は、この例では両面コピー設定画面226内における設定変更ボタン423が無効化される(押下できない状態に設定される)よう、表示制御を行う。
このようにして、現在の設定画面がコピー画面21から起動されていない(2回目以降の遷移である)と判定した場合、表示制御部111は、設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移が禁止されるよう、表示制御を行う。これにより、設定画面間での遷移が自由にできる(一切禁止されていない)場合での、例えば以下のようなユーザの混乱のおそれが低減し、更なる利便性向上が図られる。すなわち、例えば、現時点で設定メニュー2内のどの階層のどの設定画面に位置するのか(ホーム画面20への戻る経路)が把握できなくなったり、設定画面間で循環することによって同じ関連設定項目に関して以前設定した値との整合性が取れなくなったり、意図せずに異なる値に上書きしまったりすること等のおそれが低減する。
また、本実施の形態では、表示制御部111は、現在の設定画面の直前に表示された画面における識別データIDを用いて、現在の設定画面がコピー画面21から起動されたのか否か(2回目以降の遷移ではないのか否か)を判定するため、以下の利点も得られる。すなわち、後述する変形例1の手法(識別データIDの時系列情報を利用して判定する手法)と比べ、利用する識別データIDを記憶しておくための容量(メモリ容量)が、少なくて済むようになる(メモリ容量を削減することができる)。
ここで、前述の図16中のステップS132では、表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、設定画面内の設定変更ボタン423がユーザによって押下されたのか否かを判定する。ここで、設定変更ボタン423が押下されたと判定した場合(ステップS132:Y)、次に表示制御部111は、押下された設定変更ボタン423に応じて、対応する他の設定画面が表示されるよう、表示制御を行う(ステップS134)。なお、その後は、前述のステップS131へと戻ることになる。
一方、設定変更ボタン423が押下されていないと判定した場合(ステップS132:N)、次に表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、設定画面内のOKボタン(前述)がユーザによって押下されたのか否かを判定する(ステップS135)。ここで、OKボタンが押下されたと判定した場合(ステップS135:Y)、次に表示制御部111は、ジョブ制御部113に対して、基本設定項目41における設定内容の変更をカレントパラメータ121に反映するように要求する。すると、ジョブ制御部113は、パラメータ管理部112にて管理されているカレントパラメータ121において、そのような設定内容の変更を反映させる(ステップS136)。その後、表示制御部111は、コピー画面21へと戻るよう(コピー画面21が再び表示されるよう)に表示制御を行うことで、図16に示した設定画面の表示制御動作が終了となる。ただし、前述のステップS134において、対応する他の設定画面を表示させていた場合、以下のようになる。すなわち、表示制御部111は、他の設定画面から元(遷移元)の設定画面へと戻るよう(元の設定画面が再び表示されるよう)に表制御を行うことで、図16に示した設定画面の表示制御動作が終了となる。
一方、ステップS135において、OKボタンが押下されていないと判定した場合(ステップS135:N)、次に表示制御部111は、操作信号Smに基づいて、設定画面内のCancelボタン(前述)がユーザによって押下されたのか否かを判定する(ステップS137)。ここで、Cancelボタンが押下されていないと判定した場合(ステップS137:N)、ステップS132へと戻る。一方、Cancelボタンが押下されたと判定した場合(ステップS137:Y)、次に表示制御部111は、基本設定項目41における設定内容の変更をカレントパラメータ121に反映させずに、以下のように表示制御を行う。すなわち、表示制御部111は、上記したようにコピー画面21へと戻るように表示制御を行うことで、図16に示した設定画面の表示制御動作が終了となる。
以上のように本実施の形態では、設定画面を表示する際に、その設定画面に属する基本設定項目41に対する関連設定項目42(他の設定画面に属する基本設定項目41に対応)が存在する場合には、制御部11は、以下のようにして表示制御を行う。すなわち、制御部11は、その設定画面に属する基本設定項目41とともに、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422がそれぞれ、その設定画面内に表示されるように、表示制御を行う。これにより、他の設定画面に遷移することなく、関連設定項目42における項目内容421およびその設定内容422の双方を確認することができるようになる。よって、関連設定項目42の内容を把握する際に、他の設定画面への遷移操作が不要となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
<2.変形例>
続いて、上記実施の形態の変形例(変形例1〜4)について説明する。なお、実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[変形例1]
図21は、変形例1に係る設定メニュー(設定メニュー2A)の構成例を模式的に表したものである。本変形例の設定メニュー2Aは、最上位階層に位置するホーム画面20と、中間階層に位置するコピー画面21Aと、最下位階層に位置する複数(6つ)の各種の設定画面221A,222A,223A,224A,225A,226Aにより構成されている。なお、本変形例におけるコピー画面21Aおよび設定画面221A,222A,223A,224A,225A,226Aはそれぞれ、上記実施の形態とは異なり、ここでは抽象化(一般化)した画面内容で示している。なお、これらの設定画面221A,222A,223A,224A,225A,226Aはそれぞれ、本発明における「設定画面」の一具体例に対応する。
そして、本変形例の制御部11は、上記実施の形態とは異なり、以下の手法を用いて、設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移の禁止機能を実現している。すなわち、本変形例では、制御部11内の表示制御部111は、所定の遷移経路の経由に該当すると判定された場合に、設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移が禁止されるよう、表示制御を行う。また、特に本変形例では、このような所定の遷移経路の一例として、以下説明するような循環経路を用いるようにしている。このような所定の遷移経路(循環経路)の経由は、本発明における「所定の条件」の一具体例に対応する。
具体的には、この例では図21に示したように、設定メニュー2Aにおいて、遷移経路R34A,R46A,R65A,R53Aの順に遷移する経路の場合、始点である設定画面223Aへ戻ってくる循環経路に該当することになる。したがって、その場合には、最後の遷移経路である、設定画面225Aから設定画面223Aへの遷移経路R53は、禁止される(許可されない)ことになる(図21中の「×」印参照)。
このとき表示制御部111は、例えば図22に示したように、設定画面の遷移履歴に相当する、識別データIDの時系列情報Itを用いて、所定の遷移経路(この例では循環経路)の経由に該当するのか否かを判定する。つまり、この例では図22中の符号P3で示したように、表示制御部111は、始点である設定画面223Aの識別データID(ID:23)と同一の識別データIDに該当するのか否かによって、循環経路に該当するのか否かを判定している。このような識別データIDの時系列情報Itを用いて判定することによって、前述した実施の形態の手法と比べ、利用する識別データIDを記憶しておくための容量(メモリ容量)が多くなる(メモリ容量が増加する)ものの、システム(制御部11における処理)の破綻をより確実に防止することが可能となる。
このような手法を用いた本変形例においても、基本的には上記実施の形態と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能となる。すなわち、例えば、設定変更ボタン423を利用した設定画面間での遷移の禁止機能を実現することにより、設定画面間での遷移が自由にできる(一切禁止されていない)場合でのユーザの混乱のおそれを低減し、更なる利便性向上を図ることが可能となる。
また、特に本変形例では、所定の遷移経路(例えば循環経路)の経由に該当すると判定された場合に、そのような設定画面間での遷移が禁止されるようにしたので、以下の利点も得られる。すなわち、例えば上記実施の形態のように、一律に閾値回数で禁止する場合と比べ、設定メニューの構築態様に応じて、柔軟な禁止条件の設定を実現することができる。
[変形例2]
図23は、変形例2に係る画像形成装置(画像形成装置1B)の概略構成例を物理ブロック図で表したものである。本変形例の画像形成装置1Bは、図1および図2に示した実施の形態の画像形成装置1において、以下説明する外部操作端末機8内に操作パネル14を設けるようにしたものに対応し、他の構成は基本的には同様となっている。
具体的には、画像形成装置1Bでは、図23に示したように、操作パネル14が内蔵されておらず、この画像形成装置1Bとは別体の機器である外部操作端末機8内に操作パネル14が設けられている。換言すると、この操作パネル14を内蔵する外部操作端末機8と、画像形成装置1から操作パネル14を除いた構成である画像形成装置1Bとにより、画像形成システムが構成されていることになる。そして、この外部操作端末機8と画像形成装置1Bとの間の信号(操作信号Sm,表示制御信号Sd等)の送受信は、例えば、有線や無線の通信でなされている。なお、このような外部操作端末機8としては、例えば、スマートフォンやタブレット等が挙げられる。
本変形例の画像形成装置1Bにおいても、基本的には上記実施の形態と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能となる。
[変形例3,4]
図24は、変形例3に係る画像処理装置(画像処理装置1C)の概略構成例を物理ブロック図で表したものである。また、図25は、変形例4に係る画像処理装置(画像処理装置1D)の概略構成例を物理ブロック図で表したものである。
これら変形例3,4の画像処理装置1C,1Dはそれぞれ、これまでに説明した画像形成装置1,1Bにおいて、画像形成部16を設けないようにした(省いた)ものに対応し、他の構成は基本的に同様となっている。
具体的には、図24に示した画像処理装置1Cは、図1および図2に示した実施の形態の画像形成装置1において、画像形成部16を設けないようにしたものに対応し、他の構成は基本的に同様となっている。
一方、図25に示した画像処理装置1Dは、図23に示した変形例2の画像形成装置1Bにおいて、画像形成部16を設けないようにしたものに対応し、他の構成は基本的に同様となっている。また、換言すると、操作パネル14を内蔵する外部操作端末機8と、本変形例の画像処理装置1Dとにより、画像処理システムが構成されていることになる。
なお、このような画像処理装置1C,1Dとしては、例えば、PC(Personal Computer)やタブレット等が挙げられる。
これらの画像処理装置1C,1Dにおいても、基本的には上記実施の形態等と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能となる。
<3.その他の変形例>
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、設定メニューや設定画面等の構成例について具体的に説明したが、これらの構成については、上記実施の形態等で挙げたものには限られない。同様に、各オブジェクトや文字情報等の構成についても、上記実施の形態等で挙げたものには限られない。
また、上記実施の形態等では、CPU11aおよびROM11bによって制御部11が構成されている(ROM11bにプログラムの集合が格納されている)場合を例に挙げて説明したが、これには限られない。すなわち、例えば、データの読み出しのみが可能なROM11bではなく、データの読み出しおよび書き込み(書き換え)の双方が可能な他の記録装置(例えば、HDD13等)に、そのようなプログラムの集合が格納されているようにしてもよい。
更に、遷移操作部(設定変更ボタン423)を利用した設定画面間での遷移(表示切換)を禁止する条件(所定の条件)としては、上記実施の形態等で説明した手法(閾値回数以降の遷移および所定の遷移経路の経由)には限られず、他の手法を用いてもよい。同様に、閾値回数以降の遷移についても、上記実施の形態で説明した2回目以降の場合には限られず、例えば3回目以降等、任意の閾値回数に設定してもよい。また、所定の遷移経路の経由についても、変形例1で説明した循環経路の経由には限られず、例えば、設定項目同士での矛盾が生じる組合せとなる遷移経路の経由等であってもよい。
加えて、上記実施の形態等では、設定変更ボタン423を利用して他の設定画面へ遷移(表示切換)する手法について説明したが、これには限られない。すなわち、例えば、そのような設定変更ボタン423を設定画面内に表示させる代わりに(他の設定画面へ遷移せずに)、その設定画面上で、関連設定項目の設定も直接実行できるようにしてもよい。その場合、1つの設定画面内で関連設定項目の設定も一緒にできるようにするため、例えば、部分的に簡略化された構成からなる関連設定項目の設定画面を、表示するようにする。このような手法を用いるようにした場合、ユーザは、ワンアクションで、関連設定項目の内容把握から設定変更等まで行うことができるようになり、更なる利便性向上を図ることが可能となる。
また、上記実施の形態等では、画像形成装置や画像処理装置に操作パネルが内蔵されている場合(前者)と、外部操作端末機内に操作パネルが設けられている場合(後者)とについて説明したが、前者の場合においても、外部操作端末機からの操作信号の入力を受け付けるようにしてもよい。すなわち、外部操作端末機からの操作信号入力と、内蔵されている操作パネルからの操作信号入力とを併用する(いずれか一方からの入力も受け付ける)ようにしてもよい。
更に、上記実施の形態等で説明した一連の処理は、ハードウェア(回路)で行われるようにしてもよいし、ソフトウェア(プログラム)で行われるようにしてもよい。ソフトウェアで行われるようにした場合、そのソフトウェアは、各機能をコンピュータにより実行させるためのプログラム群で構成される。各プログラムは、例えば、上記コンピュータに予め組み込まれて用いられてもよいし、ネットワークや記録媒体から上記コンピュータにインストールして用いられてもよい。
加えて、上記実施の形態等では、本発明における「画像形成装置」の一具体例として、プリント機能、スキャン機能およびファックス機能をそれぞれ有する複合機として機能する画像形成装置を例に挙げて説明したが、これには限られない。すなわち、それらの機能を単体で有する画像形成装置(例えば、プリンタ、スキャナ、ファックス機、複写機等)においても、本発明を適用することが可能である。
1,1B…画像形成装置、1C,1D…画像処理装置、11…制御部、11a…CPU、11b…ROM、111…表示制御部、112…パラメータ管理部、113…ジョブ制御部、12…RAM、121…カレントパラメータ、13…HDD、131…デフォルトパラメータ、132…画面データ、14…操作パネル、15…ネットワークインタフェース、16…画像形成部、161…プリント装置、162…スキャン装置、163…ファックス装置、2,2A…設定メニュー、20…ホーム画面、21,21A…コピー画面、221…カラーモード設定画面、222…トレイ選択設定画面、223…原稿方向設定画面、224…綴じ代設定画面、225…集約コピー設定画面、226…両面コピー設定画面、221A,222A,223A,224A,225A,226A…設定画面、31…カラーモード、32…トレイ選択、33…原稿方向、34…綴じ代、35…集約コピー、36…両面コピー、41,41a,41b…基本設定項目、42,42a,42b,42c…関連設定項目、421…項目内容、422…設定内容、423…設定変更ボタン(遷移操作ボタン)、8…外部操作端末機、9…ネットワーク、Sm…操作信号、Sd…表示制御信号、ID…識別データ、I1a,I1b,I2,I3a,I3b,I41a,I41b,I42,I5a,I5b,I5c,I61a,I61b,I61c,I62…オブジェクト、R06…起動経路、R52,R43,R53,R63,R34A,R46A,R53A,R65A…遷移経路、It…時系列情報。

Claims (10)

  1. 第1階層に属する選択画面と、前記第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備え、
    前記選択画面は、前記第1設定画面における第1設定項目名と、前記第2設定画面における第2設定項目名と、前記第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、
    前記第1設定画面は、前記第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、
    前記第2設定画面は、前記第2設定項目名と、前記複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、
    前記第3設定画面は、前記第3設定項目名と、前記複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含み、
    前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定項目名および前記複数の第1設定内容と共に、
    前記第2設定項目名、前記複数の第2設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第2設定画面に遷移するための第1遷移操作部と、
    前記第3設定項目名、前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第3設定画面に遷移するための第2遷移操作部と、
    を前記第1設定画面上に表示させ
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第2設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記第1遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第3設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記第2遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    請求項に記載の画像処理装置。
  3. 第1階層に属する選択画面と、前記第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備え、
    前記選択画面は、前記第1設定画面における第1設定項目名と、前記第2設定画面における第2設定項目名と、前記第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、
    前記第1設定画面は、前記第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、
    前記第2設定画面は、前記第2設定項目名と、前記複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、
    前記第3設定画面は、前記第3設定項目名と、前記複数の第1設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含み、
    前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定項目名および前記複数の第1設定内容と共に、
    前記第2設定項目名、前記複数の第2設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第2設定画面に遷移するための第1遷移操作部と、
    前記第3設定項目名、前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第3設定画面に遷移するための第2遷移操作部と、
    を前記第1設定画面上に表示させ、
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されると共に、
    前記第1設定画面が表示される前に、前記第2設定画面を含む前記複数の設定画面のうちの2以上の間で遷移が実行されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第2設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記第1遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    画像処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されると共に、
    前記第1設定画面が表示される前に、前記第3設定画面を含む前記複数の設定画面のうちの2以上の間で遷移が実行されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第3設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記第2遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第2設定項目名、前記複数の第2設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第1遷移操作部と共に、
    前記第2設定項目名に関連する画像である第1オブジェクトを、
    前記第1設定画面上に表示させる
    請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第3設定項目名、前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第2遷移操作部と共に、
    前記第3設定項目名に関連する画像である第2オブジェクトを、
    前記第1設定画面上に表示させる
    請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 第1階層に属する選択画面と、前記第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備え、
    前記選択画面は、前記第1設定画面における第1設定項目名と、前記第2設定画面における第2設定項目名と、前記第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、
    前記第1設定画面は、前記第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、
    前記第2設定画面は、前記第2設定項目名と、選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、
    前記第3設定画面は、前記第3設定項目名と、前記複数の第1設定内容および前記複数の第2設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含み、
    前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたときには、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定項目名および前記複数の第1設定内容と共に、前記第3設定項目名前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第3設定画面に遷移するための遷移操作部を、前記第1設定画面上に表示させ、
    前記選択画面において前記第2設定項目名が選択されたときには、前記ディスプレイにおいて、
    前記第2設定項目名および前記複数の第2設定内容と共に、前記第3設定項目名および前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つを、前記第2設定画面上に表示させ
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第3設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    画像処理装置。
  8. 第1階層に属する選択画面と、前記第1階層よりも下の階層である第2階層に属する第1設定画面、第2設定画面および第3設定画面を含む複数の設定画面と、を有する階層設定メニューをディスプレイに表示させる制御部を備え、
    前記選択画面は、前記第1設定画面における第1設定項目名と、前記第2設定画面における第2設定項目名と、前記第3設定画面における第3設定項目名と、を含み、
    前記第1設定画面は、前記第1設定項目名と、選択可能な複数の第1設定内容と、を含み、
    前記第2設定画面は、前記第2設定項目名と、選択可能な複数の第2設定内容と、を含み、
    前記第3設定画面は、前記第3設定項目名と、前記複数の第1設定内容および前記複数の第2設定内容に関連すると共に選択可能な複数の第3設定内容と、を含み、
    前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたときには、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定項目名および前記複数の第1設定内容と共に、前記第3設定項目名、前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記第3設定画面に遷移するための遷移操作部を、前記第1設定画面上に表示させ、
    前記選択画面において前記第2設定項目名が選択されたときには、前記ディスプレイにおいて、
    前記第2設定項目名および前記複数の第2設定内容と共に、前記第3設定項目名および前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つを、前記第2設定画面上に表示させ、
    前記第1設定画面が、前記複数の設定画面のうちの1つから遷移して表示されると共に、
    前記第1設定画面が表示される前に、前記第3設定画面を含む前記複数の設定画面のうちの2以上の間で遷移が実行されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第1設定画面から前記第3設定画面への遷移が禁止されるように、
    前記遷移操作部を無効化して前記第1設定画面上に表示させる
    画像処理装置。
  9. 前記制御部は、
    前記選択画面において前記第1設定項目名が選択されたとき、前記ディスプレイにおいて、
    前記第3設定項目名、前記複数の第3設定内容のうちの選択された1つ、および、前記遷移操作部と共に、
    前記第3設定項目名に関連する画像であるオブジェクトを、
    前記第1設定画面上に表示させる
    請求項7または請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    少なくとも前記複数の第1設定内容のうちの選択された1つに基づいて画像形成を行う画像形成部と
    を備えた画像形成装置。
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