JP2021094586A - 砂落としした中子の粉砕物の撤去方法 - Google Patents

砂落としした中子の粉砕物の撤去方法 Download PDF

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台一 清水
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Abstract

【課題】ホースで機械的に吸引して中子の粉砕物を撤去しながら、ホースの詰まりを抑制する。【解決手段】砂落としした鋳物10の中子11の粉砕物をその場所から撤去する。砂落としした場所から篩20に向かってシュート19で中子11の粉砕物を篩20上に導く。中子11の粉砕物を篩20で篩い分ける。篩い落とされた小粒16を受け止めた砂缶21の中から小粒16をホース25の口で吸い集める。残された大粒17を篩20から砂缶21と異なる受け皿22に移して集める。以上のようにライン化されている。篩20の目開きは、小粒16が、かさ体積基準で大粒17よりも多くなるよう、中子11の粉砕物の粒度分布に応じて、その下限が定められる。またホース25を詰まらせる大きさの粒子を除去するよう、ホース25の内径に応じて、その上限が定められる。【選択図】図1

Description

本発明は砂落としした中子の粉砕物の撤去方法に関し、特に中子の粉砕物をその場所から撤去するラインを構築する手法に関する。
特許文献1は砂落としした場所から中子の粉砕物を撤去する機構を開示している。この機構はシュートとベルトコンベアとを利用している。あるいはシュートと回転ドラムとを利用している。
特開2011−245530号公報
他の機構としてホースで機械的に吸引して、砂落としした場所から中子の粉砕物を撤去することが考えられる。この場合、中子の粉砕物が、これを吸ったホースを詰まらせることがある。
砂落としした中子の粉砕物の撤去方法であって、
砂落としした場所から篩に向かってシュートで前記粉砕物を篩上に導き、
前記粉砕物を前記篩で篩い分け、
篩い落とされた小粒を受け止めた砂缶の中から前記小粒をホースの口で吸い集め、
残された大粒を前記篩から前記砂缶と異なる受け皿に移して集めるように、
ライン化されており、
前記篩の目開きは、
前記小粒が、かさ体積基準で前記大粒よりも多くなるよう、前記中子の粉砕物の粒度分布に応じて、その下限が定められ、
前記ホースを詰まらせる大きさの粒子を除去するよう、前記ホースの内径に応じて、その上限が定められる、
砂落としした中子の粉砕物の撤去方法。
本発明により、ホースで機械的に吸引して、砂落としした場所から中子の粉砕物を撤去しながら、ホースの詰まりを抑制することができる。
中子の粉砕物を撤去するライン。
図1は砂落としした場所から中子11の粉砕物を撤去するラインを模式的に示している。このラインでは中子11の粉砕物に対する篩い分けと吸引を行う。まず鋳物10を振動機構14に連結した粉砕棒15で振動させることで砂落としを行う。これにより鋳物10の有する中子11が粉砕されるとともに粉砕棒15の下に落下する。中子11の粉砕物は一定の粒度分布を有する。この粒度分布には中子の一次粒子や二次粒子や団塊が含まれている。
図1において中子11の粉砕物を、ガイドとなるシュート19上を滑らせることで、砂落としした場所から篩20の上に導く。シュート19は先に行くほど、すなわち篩20に近づくほど細くなる形状を有することが好ましい。シュート19と篩20とを振動機構14に連結しておくことが好ましい。振動により効率的に中子11の粉砕物を篩20に導き、また効率的に篩20で中子11の粉砕物を篩うことができる。
図1において篩20が中子11の粉砕物を小粒16と大粒17とに篩い分ける。砂缶21が篩い落とされた小粒16を受け止める。篩20上に大粒17が残される。大粒17を篩20から受け皿22に移して集める。受け皿22は砂缶21と異なる容器である。以上により小粒16と大粒17とに分級する。篩20を斜めに設置した上で振動機構14に連結しておくことが好ましい。これにより振動で大粒17を受け皿22に導くことができる。
砂缶21の中から小粒16をホース25の口で機械的に吸い集める。ホース25には空気ポンプが備わっている。ホース25は砂缶21の中からフレキシブルコンテナバッグ26に向かって小粒16を搬出する。小粒16はホース25を詰まらせない程度の大きさである。フレキシブルコンテナバッグ26に貯めた小粒16はさらに遠くに搬出する。以上により中子11を砂落としした場所から、小粒16を撤去することができる。
図1においてセンサー23は受け皿22内の大粒17の貯まり具合を検出する。センサー23のもたらす情報に基づき、作業者は必要に応じて受け皿22から大粒17を除去する。以上により中子11を砂落としした場所から、大粒17を撤去することができる。また以上により中子11の粉砕物全体を、砂落としした場所から撤去することができる。
図1において中子11の粉砕物の粒度分布に応じて、篩20の目開きの下限が定められる。この時、小粒16が、例えばかさ体積基準で大粒17よりも多くなるようにする。篩20の目開きは、中子11の粉砕物を用いて実験的に求めてもよい。
図1において篩20の目開きが小さいほど小粒16が小さくなりホース25での目詰まりを防ぐのに役立つことが考慮される。しかしながら受け皿22に貯まる大粒17が多くなるということは、受け皿22に貯まる中子の粉砕物が増えることを意味する。この場合、ホース25の口で吸い取られる小粒16が相対的に少なくなる。したがって、ホース25の口で中子11の粉砕物を機械的に吸い集めることで省力化する意義が薄れる。
図1においてホース25の内径に応じて、篩20の目開きの上限が定められる。この時、中子11の粉砕物中からホース25を詰まらせる大きさの粒子を除去する。ホース25を詰まらせない大きさの粒子はできるだけ砂缶21に集めるよう篩20の目開きを定める。篩20の目開きは、ホース25と中子11の粉砕物とを用いて実験的に求めてもよい。鋳物10を作る前の中子11の造形方法中子11の造型種類により、ホース25を詰まらせる粒子径が異なる。
図1において篩20上に残った粒子は大粒17として受け皿22に集まる。しかしながら中子11の粉砕物の大部分を占めていた小粒16は砂缶21とホース25を経由してフレキシブルコンテナバッグ26に自動的に収集される。この機構をラインとして動作させる上では、センサー23のもたらす情報に基づき、必要に応じて受け皿22から大粒17を除去すればよい。
以上により中子11の粉砕物をホース25の口で機械的に吸い取りながら、ホース25の詰まりを抑制することができる。したがって中子11の砂落としと中子11の粉砕物の撤去とをライン化した場合に、ラインが停止する可能性を低くすることができる。なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
図1において中子11を粉砕棒15で粉砕することで砂落としする。他の態様において中子11をプレス装置や多軸ロボットによる衝撃にて粉砕ことで砂落としする。他の態様において中子11をエアーやウォータージェットの圧にて粉砕することで砂落としする。他の態様において中子11をレーザーにて粉砕することで砂落としする。
10 鋳物、 11 中子、 14 振動機構、 15 粉砕棒、 16 小粒、 17 大粒、 19 シュート、 20 篩、 21 砂缶、 22 受け皿、 23 センサー、 25 ホース、 26 フレキシブルコンテナバッグ

Claims (1)

  1. 砂落としした中子の粉砕物の撤去方法であって、
    砂落としした場所から篩に向かってシュートで前記粉砕物を篩上に導き、
    前記粉砕物を前記篩で篩い分け、
    篩い落とされた小粒を受け止めた砂缶の中から前記小粒をホースの口で吸い集め、
    残された大粒を前記篩から前記砂缶と異なる受け皿に移して集めるように、
    ライン化されており、
    前記篩の目開きは、
    前記小粒が、かさ体積基準で前記大粒よりも多くなるよう、前記中子の粉砕物の粒度分布に応じて、その下限が定められ、
    前記ホースを詰まらせる大きさの粒子を除去するよう、前記ホースの内径に応じて、その上限が定められる、
    砂落としした中子の粉砕物の撤去方法。
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