JP2021093812A - 電源システム及び照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】負荷に供給する電流の調整範囲の拡大を図る電源システムを提供する。【解決手段】電源システム1は、交流電圧Vacを第1の直流電圧V1に変換する第1変換回路11と、第1の直流電圧V1を第2の直流電圧V2に変換し、第2の直流電圧V2をLEDユニット2に印加する第2変換回路12とを備える。電源システム1は、第2の直流電圧V2を、少なくともLEDユニット2に対応した目標電圧に一致させるように第1変換回路11及び第2変換回路12を制御する制御回路(第1制御回路13及び第2制御回路14)を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、電源システム及び照明システムに関し、より詳細には、交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して負荷に供給する電源システム、及び当該電源システムと照明負荷を備える照明システムに関する。
電源システムの従来例として、特許文献1記載の点灯装置を例示する。特許文献1記載の点灯装置(以下、従来例という)は、力率改善用の昇圧チョッパ回路と、リンギングチョークコンバータからなり、昇圧チョッパ回路が昇圧した直流電圧を電圧変換して光源を点灯させる点灯回路とを備えている。
ところで、電源システムにおいては、負荷に供給する電流の調整範囲を拡大することが望まれているが、特許文献1記載の従来例のような構成では、調整範囲の拡大を図ることが困難であった。
本開示の目的は、負荷に供給する電流の調整範囲の拡大を図ることができる電源システム及び照明システムを提供することである。
本開示の一態様に係る電源システムは、交流電圧を第1の直流電圧に変換する第1変換回路と、前記第1の直流電圧を第2の直流電圧に変換し、前記第2の直流電圧を負荷に印加する第2変換回路とを備える。前記電源システムは、前記第2の直流電圧を、少なくとも前記負荷に対応した目標電圧に一致させるように前記第1変換回路及び前記第2変換回路を制御する制御回路を備える。
本開示の一態様に係る照明システムは、前記電源システムと、前記電源システムから供給される直流電力によって点灯する照明負荷とを備える。
本開示の電源システム及び照明システムは、負荷に供給する電流の調整範囲の拡大を図ることができるという効果がある。
以下に説明する実施形態は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態に限定されることなく、以下の実施形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1.本開示の実施形態に係る照明システムの概要)
本開示の実施形態に係る照明システム3(以下、照明システム3と略す。)は、図1に示すように、本開示の実施形態に係る電源システム1及び照明負荷(LEDユニット2)を備えている。
本開示の実施形態に係る照明システム3(以下、照明システム3と略す。)は、図1に示すように、本開示の実施形態に係る電源システム1及び照明負荷(LEDユニット2)を備えている。
実施形態に係る電源システム1(以下、電源システム1と略す。)は、交流電源4から供給される交流電圧Vacを第1の直流電圧V1に変換した後、第1の直流電圧V1を第2の直流電圧V2に変換する。電源システム1は、さらに、第2の直流電圧V2をLEDユニット2に印加してLEDユニット2を点灯させる。
交流電源4は、例えば、商用の電力系統と、電源システム1で発生する高調波ノイズを除去するためのフィルタとを有することが好ましい。
照明負荷(負荷)であるLEDユニット2は、複数個のLED(Light Emitting Diode)20を有する。ただし、図1では2個のLED20のみを図示している。これら複数個のLED20は、順方向に電気的かつ直列に接続されている。なお、LED20の個数は2個に限定されず、例えば、十数個から数十個以上であってもかまわない。以下の説明において、LEDユニット2の正極端子とは、電気的に直列接続されている複数個のLED20のうち、最も高電位となるLED20(図1における上側のLED20)のアノード端子である。また、LEDユニット2の負極端子とは、電気的に直列接続されている複数個のLED20のうち、最も低電位となるLED20(図1における下側のLED20)のカソード端子である。
(2.本開示の実施形態に係る電源システムの概要)
電源システム1は、第1変換回路11、第2変換回路12、第1制御回路13、第2制御回路14及びフォトカプラ15を備える(図1参照)。
電源システム1は、第1変換回路11、第2変換回路12、第1制御回路13、第2制御回路14及びフォトカプラ15を備える(図1参照)。
第1変換回路11は、交流電源4から供給される交流電圧Vacを第1の直流電圧V1に変換する。第2変換回路12は、第1変換回路11から出力される第1の直流電圧V1を第2の直流電圧V2に変換する。さらに、第2変換回路12は、第2の直流電圧V2をLEDユニット2に印加する。第1制御回路13は、第1変換回路11を制御する。第2制御回路14は、第2変換回路12を制御する。フォトカプラ15は、第2制御回路14から出力される制御信号を第1制御回路13に伝達する。
(2−1.第1変換回路の構成)
第1変換回路11は、二つのスイッチング素子(第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2)、二つのコンデンサC1、C2、二つのダイオードD1、D2及びインダクタL1を有する(図1参照)。第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2はそれぞれ、エンハンスメント型のnチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。ただし、第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2は、MOSFET以外のパワートランジスタ、例えば、バイポーラトランジスタ及びIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などでもよい。
第1変換回路11は、二つのスイッチング素子(第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2)、二つのコンデンサC1、C2、二つのダイオードD1、D2及びインダクタL1を有する(図1参照)。第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2はそれぞれ、エンハンスメント型のnチャネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。ただし、第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2は、MOSFET以外のパワートランジスタ、例えば、バイポーラトランジスタ及びIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などでもよい。
第1スイッチング素子Q1のドレインがコンデンサC1の第1端及び交流電源4の正極の出力端子と電気的に接続されている。第1スイッチング素子Q1のソースはダイオードD1のカソード及びインダクタL1の第1端と電気的に接続されている。ダイオードD1のアノード及びコンデンサC1の第2端は交流電源4の負極の出力端子と電気的に接続されている。第2スイッチング素子Q2のドレインはインダクタL1の第2端及びダイオードD2のアノードと電気的に接続されている。第2スイッチング素子Q2のソースはダイオードD1のアノード及びコンデンサC1の第2端と電気的に接続されている。ダイオードD2のカソードはコンデンサC2の第1端と電気的に接続されている。コンデンサC2の第2端は第2スイッチング素子Q2のソースと電気的に接続されている。
すなわち、第1変換回路11は、第1スイッチング素子Q1、ダイオードD1、インダクタL1、ダイオードD2及びコンデンサC2からなる降圧チョッパ回路と、第2スイッチング素子Q2、インダクタL1、ダイオードD2及びコンデンサC2からな昇圧チョッパ回路を有している。
(2−2.第2変換回路の構成)
第2変換回路12は、LLC方式の電流共振形コンバータである。第2変換回路12は、図2に示すように、二つのスイッチング素子Q3、Q4と、共振回路120と、整流平滑回路121とを有している。二つのスイッチング素子Q3、Q4はそれぞれ、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETである。ただし、スイッチング素子Q3、Q4は、MOSFET以外のパワートランジスタ、例えば、バイポーラトランジスタ及びIGBTなどでもよい。
第2変換回路12は、LLC方式の電流共振形コンバータである。第2変換回路12は、図2に示すように、二つのスイッチング素子Q3、Q4と、共振回路120と、整流平滑回路121とを有している。二つのスイッチング素子Q3、Q4はそれぞれ、エンハンスメント型のnチャネルMOSFETである。ただし、スイッチング素子Q3、Q4は、MOSFET以外のパワートランジスタ、例えば、バイポーラトランジスタ及びIGBTなどでもよい。
第2変換回路12において、二つのスイッチング素子Q3、Q4は、第1変換回路11の出力端子間に電気的に直列接続されている。第2変換回路12において、共振回路120は、トランスT1、インダクタL2、二つのコンデンサC3、C4を有している。コンデンサC3の第1端はハイサイドのスイッチング素子Q3のソース及びローサイドのスイッチング素子Q4のドレインと電気的に接続されている。コンデンサC3の第2端はローサイドのスイッチング素子Q4のソース及びコンデンサC4の第1端と電気的に接続されている。インダクタL2の第1端は、ハイサイドのスイッチング素子Q3のソース及びローサイドのスイッチング素子Q4のドレインと電気的に接続されている。インダクタL2の第2端は、トランスT1の1次巻線N1の第1端と電気的に接続されている。トランスT1の1次巻線N1の第2端とコンデンサC4の第2端が電気的に接続されている。なお、共振回路120において、1次巻線N1と2次巻線N2の結合係数を小さくすることでトランスT1の漏れインダクタンスを大きくし、この漏れインダクタンスを共振用のインダクタンスに利用している。
第2変換回路12において、整流平滑回路121は、ダイオードブリッジDBと平滑コンデンサC5を備えている。ダイオードブリッジDBの一対の交流入力端子は、トランスT1の2次巻線N2の両端と電気的に接続されている。平滑コンデンサC5は、ダイオードブリッジDBの一対の脈流出力端子と電気的に接続されている。
第2変換回路12は、第2制御回路14によって2つのスイッチング素子Q3、Q4がPFM(Pulse Frequency Modulation:パルス周波数変調)制御されることにより、第1の直流電圧V1を矩形波のパルス状の電圧に変換する。さらに、第2変換回路12は、共振回路120により、前記パルス状の電圧をPFM制御のスイッチング周波数に応じた周波数の正弦波電圧に変換する。この正弦波電圧は、トランスT1によって降圧され、整流平滑回路121によって直流電圧(第2の直流電圧V2)に変換される。
(2−3.第2制御回路の構成)
第2制御回路14は、ハイサイドのスイッチング素子Q3及びローサイドのスイッチング素子Q4のそれぞれのゲート・ソース間に駆動電圧を印加して駆動するドライブ回路を有する。第2制御回路14は、マイクロコントローラを更に有することが好ましい。マイクロコントローラは、ドライブ回路を通じて二つのスイッチング素子Q3、Q4をPFM制御する。また、マイクロコントローラは、例えば、不図示のフォトカプラを介して第2変換回路12の出力電圧(第2の直流電圧V2)を監視し、第2の直流電圧V2を目標電圧に一致させるようにPFM制御を行う。さらに、マイクロコントローラは、外部から調光信号を受信し、調光信号で指示される調光比を実現するため、調光比に対応した第2の直流電圧V2の目標電圧を設定する。なお、調光比とは照明負荷の光量を定格点灯時の光量から減じる割合であって、照明負荷を定格点灯させたときの調光比を0%とし、照明負荷を消灯させたときの調光比を100%として、定格点灯時の光量に対する割合で定義される。また、調光比と第2の直流電圧V2の対応関係は、マイクロコントローラが有するメモリに、データテーブルとして格納されることが好ましい。
第2制御回路14は、ハイサイドのスイッチング素子Q3及びローサイドのスイッチング素子Q4のそれぞれのゲート・ソース間に駆動電圧を印加して駆動するドライブ回路を有する。第2制御回路14は、マイクロコントローラを更に有することが好ましい。マイクロコントローラは、ドライブ回路を通じて二つのスイッチング素子Q3、Q4をPFM制御する。また、マイクロコントローラは、例えば、不図示のフォトカプラを介して第2変換回路12の出力電圧(第2の直流電圧V2)を監視し、第2の直流電圧V2を目標電圧に一致させるようにPFM制御を行う。さらに、マイクロコントローラは、外部から調光信号を受信し、調光信号で指示される調光比を実現するため、調光比に対応した第2の直流電圧V2の目標電圧を設定する。なお、調光比とは照明負荷の光量を定格点灯時の光量から減じる割合であって、照明負荷を定格点灯させたときの調光比を0%とし、照明負荷を消灯させたときの調光比を100%として、定格点灯時の光量に対する割合で定義される。また、調光比と第2の直流電圧V2の対応関係は、マイクロコントローラが有するメモリに、データテーブルとして格納されることが好ましい。
(2−4.第2変換回路の出力特性)
ここで、LLC方式の電流共振形コンバータからなる第2変換回路12の出力特性を図3に示す。図3の横軸はスイッチング周波数fを示し、縦軸は出力電圧(第2の直流電圧V2)を示す。図3における3本の曲線α1、α2、α3は、それぞれ照明負荷(LEDユニット2)の等価抵抗値(定格の順方向電圧)が異なる場合の出力特性を示している。具体的には、曲線α1が3種類の中で最も等価抵抗値が小さい場合の出力特性であり、曲線α3が3種類の中で最も等価抵抗値が大きい場合の出力特性である。そして、曲線α2は、3種類の中で中間の等価抵抗値の場合の出力特性である。通常、LLC方式の電流共振形コンバータでは、出力電圧が極大となる周波数(共振周波数f0)よりも高い周波数(例えば、下限周波数f1から上限周波数f2までの周波数範囲)でPFM制御が行われる(図3参照)。
ここで、LLC方式の電流共振形コンバータからなる第2変換回路12の出力特性を図3に示す。図3の横軸はスイッチング周波数fを示し、縦軸は出力電圧(第2の直流電圧V2)を示す。図3における3本の曲線α1、α2、α3は、それぞれ照明負荷(LEDユニット2)の等価抵抗値(定格の順方向電圧)が異なる場合の出力特性を示している。具体的には、曲線α1が3種類の中で最も等価抵抗値が小さい場合の出力特性であり、曲線α3が3種類の中で最も等価抵抗値が大きい場合の出力特性である。そして、曲線α2は、3種類の中で中間の等価抵抗値の場合の出力特性である。通常、LLC方式の電流共振形コンバータでは、出力電圧が極大となる周波数(共振周波数f0)よりも高い周波数(例えば、下限周波数f1から上限周波数f2までの周波数範囲)でPFM制御が行われる(図3参照)。
しかしながら、LEDユニット2からなる照明負荷の場合、流れる電流(順方向電流)が少なくなるほど等価抵抗値が大きくなるため、例えば、調光が深く(調光比が高く)なると、電流共振形コンバータ(第2変換回路12)の出力特性が曲線α2から曲線α3に遷移する。その結果、調光の下限を下げる(調光比の上限を上げる)ことが困難になる場合があった。
図3に示すように、調光比が高い場合の出力特性(曲線α3)では、スイッチング周波数を上限周波数f2まであげても第2の直流電圧V2がほとんど低下しない。そのため、PFM制御のみでは調光下限を下げる(調光比の上限を上げる)ことが困難である。一方、PFM制御において、調光下限を下げるために第2の直流電圧V2の極大値を大きくすると、照明負荷を定格点灯させるときに第2変換回路12が発振する可能性が高くなる。
そこで、電源システム1においては、第1制御回路13が第1の直流電圧V1を低下させることにより、第2の直流電圧V2を低下させ、照明負荷(LEDユニット2)を高い調光比で調光することができる。
(2−5.第1制御回路の構成)
第1制御回路13は、二つのスイッチング素子Q1、Q2のそれぞれのゲート・ソース間に駆動電圧を印加して駆動するドライブ回路と、マイクロコントローラとを有する。マイクロコントローラは、ドライブ回路を通じて二つのスイッチング素子Q1、Q2を個別にスイッチング制御する。また、第1制御回路13のマイクロコントローラは、フォトカプラ15を介して第2制御回路14のマイクロコントローラとの間でデータ通信を行う。
第1制御回路13は、二つのスイッチング素子Q1、Q2のそれぞれのゲート・ソース間に駆動電圧を印加して駆動するドライブ回路と、マイクロコントローラとを有する。マイクロコントローラは、ドライブ回路を通じて二つのスイッチング素子Q1、Q2を個別にスイッチング制御する。また、第1制御回路13のマイクロコントローラは、フォトカプラ15を介して第2制御回路14のマイクロコントローラとの間でデータ通信を行う。
第1制御回路13は、三つの制御モードのうちの一つの制御モードを選択し、選択した制御モードで第1変換回路11を制御する。三つの制御モードは、昇圧モード、降圧モード及び混合モードである。昇圧モードは、第1変換回路11を昇圧チョッパ回路として動作させる制御モードである。降圧モードは、第1変換回路11を降圧チョッパ回路として動作させる制御モードである。なお、これら三つの制御モードは、マイクロコントローラのメモリに格納されたプログラムを、マイクロコントローラのCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。
(2−6.第1制御回路の制御動作)
(2−6−1.昇圧モードの制御動作)
第1制御回路13は、昇圧モードにおいて、第1スイッチング素子Q1をオンした状態で第2スイッチング素子Q2をスイッチングすることにより、第1変換回路11を昇圧チョッパ回路として動作させる。第1の直流電圧V1の目標電圧は、交流電源4から入力される交流電圧Vacのピーク値よりも高い電圧に設定される。なお、第1制御回路13は、第1の直流電圧V1を測定し、第1の直流電圧V1を目標電圧に一致させるように第2スイッチング素子Q2をPWM(Pulse Width Modulation)制御する。
(2−6−1.昇圧モードの制御動作)
第1制御回路13は、昇圧モードにおいて、第1スイッチング素子Q1をオンした状態で第2スイッチング素子Q2をスイッチングすることにより、第1変換回路11を昇圧チョッパ回路として動作させる。第1の直流電圧V1の目標電圧は、交流電源4から入力される交流電圧Vacのピーク値よりも高い電圧に設定される。なお、第1制御回路13は、第1の直流電圧V1を測定し、第1の直流電圧V1を目標電圧に一致させるように第2スイッチング素子Q2をPWM(Pulse Width Modulation)制御する。
昇圧モードにおいては、第1制御回路13が第2スイッチング素子Q2を連続モード(電流連続モード)でスイッチングすることにより、第1変換回路11に流れる入力電流のピーク値の低下を図ることができる。なお、連続モード(電流連続モード)とは、インダクタL1に連続して電流を流すように第2スイッチング素子Q2をスイッチングする動作モードである。ただし、第1スイッチング素子Q1をオンさせるためには、第1スイッチング素子Q1のゲート・ソース間に第1の直流電圧V1よりも高い駆動電圧を印加する必要がある。そのため、第1制御回路13は、当該駆動電圧を得るためにダイオードとコンデンサからなるブートストラップ電源回路を備えることが好ましい。この場合、昇圧モードにおいて、第1制御回路13は、第2スイッチング素子Q2の複数回ごとの1回のオフ期間に同期して第1スイッチング素子Q1をオフすることにより、ブートストラップ電源回路のコンデンサを充電することが好ましい。なお、第1変換回路11の出力平滑用のコンデンサC2の静電容量が、ブートストラップ電源回路のコンデンサの静電容量よりも十分に大きいので、ブートストラップ電源回路のコンデンサの充電が第1の直流電圧V1に与える影響を無視することができる。
(2−6−2.降圧モードの制御動作)
第1制御回路13は、降圧モードにおいて、第2スイッチング素子Q2をオフした状態で第1スイッチング素子Q1をスイッチングすることにより、第1変換回路11を降圧チョッパ回路として動作させる。ただし、降圧モードにおいては、第1制御回路13は、第1スイッチング素子Q1を臨界モード(電流臨界モード)でスイッチングすることが好ましい。なお、臨界モード(電流臨界モード)とは、インダクタL1に流れる電流(回生電流)がゼロになったときに第2スイッチング素子Q2をオンする動作モードである。
第1制御回路13は、降圧モードにおいて、第2スイッチング素子Q2をオフした状態で第1スイッチング素子Q1をスイッチングすることにより、第1変換回路11を降圧チョッパ回路として動作させる。ただし、降圧モードにおいては、第1制御回路13は、第1スイッチング素子Q1を臨界モード(電流臨界モード)でスイッチングすることが好ましい。なお、臨界モード(電流臨界モード)とは、インダクタL1に流れる電流(回生電流)がゼロになったときに第2スイッチング素子Q2をオンする動作モードである。
このとき、第1の直流電圧V1の目標電圧は、交流電圧Vacのピーク値よりも低い電圧に設定される。なお、第1制御回路13は、第1の直流電圧V1を測定し、第1の直流電圧V1を目標電圧に一致させるように第1スイッチング素子Q1をPWM制御する。
(2−6−3.混合モードの制御動作)
第1制御回路13は、混合モードにおいて、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2を同期してスイッチングすることにより、第1変換回路11を昇降圧チョッパ回路として動作させる。第1制御回路13が第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2をオンすると、第1スイッチング素子Q1からインダクタL1及び第2スイッチング素子Q2を介して電流が流れることにより、インダクタL1にエネルギが蓄積される。そして、第1制御回路13が第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2をオフすると、インダクタL1に蓄積されたエネルギが放出され、インダクタL1からダイオードD2、D1を介してコンデンサC2に電流が流れてコンデンサC2が充電される。このとき、第1制御回路13は、第1の直流電圧V1を測定し、第1の直流電圧V1を目標電圧に一致させるように第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2をPWM制御する。なお、昇降圧チョッパ回路として動作する第1変換回路11の入力電圧Vinと出力電圧Voutの関係は、PWM制御のデューティ比をDR(0<DR<1)としたときに下記の式1を満足する。
第1制御回路13は、混合モードにおいて、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2を同期してスイッチングすることにより、第1変換回路11を昇降圧チョッパ回路として動作させる。第1制御回路13が第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2をオンすると、第1スイッチング素子Q1からインダクタL1及び第2スイッチング素子Q2を介して電流が流れることにより、インダクタL1にエネルギが蓄積される。そして、第1制御回路13が第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2をオフすると、インダクタL1に蓄積されたエネルギが放出され、インダクタL1からダイオードD2、D1を介してコンデンサC2に電流が流れてコンデンサC2が充電される。このとき、第1制御回路13は、第1の直流電圧V1を測定し、第1の直流電圧V1を目標電圧に一致させるように第1スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2をPWM制御する。なお、昇降圧チョッパ回路として動作する第1変換回路11の入力電圧Vinと出力電圧Voutの関係は、PWM制御のデューティ比をDR(0<DR<1)としたときに下記の式1を満足する。
Vout=DR×Vin/(1−DR) …(式1)
つまり、デューティ比DRが0<DR<0.5の範囲では、出力電圧Voutが入力電圧Vinよりも低くなり、デューティ比DRが0.5<DR<1の範囲では、出力電圧Voutが入力電圧Vinよりも高くなる。第1制御回路13は、デューティ比DRを調整することにより、出力電圧Vout(第1の直流電圧V1)を目標電圧に一致させることができる。
つまり、デューティ比DRが0<DR<0.5の範囲では、出力電圧Voutが入力電圧Vinよりも低くなり、デューティ比DRが0.5<DR<1の範囲では、出力電圧Voutが入力電圧Vinよりも高くなる。第1制御回路13は、デューティ比DRを調整することにより、出力電圧Vout(第1の直流電圧V1)を目標電圧に一致させることができる。
ただし、混合モードにおいて、第1制御回路13は、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2を同期させずにスイッチングすることにより、昇圧モードと降圧モードを交互に行うようにしてもかまわない。
(2−7.制御回路の動作説明)
次に、図4のフローチャートを参照して、交流電源4から電源システム1に交流電圧Vacの供給が開始された直後からの制御回路(第1制御回路13及び第2制御回路14)の動作を説明する。
次に、図4のフローチャートを参照して、交流電源4から電源システム1に交流電圧Vacの供給が開始された直後からの制御回路(第1制御回路13及び第2制御回路14)の動作を説明する。
まず、交流電圧Vacの供給が開始されると、第1制御回路13及び第2制御回路14が起動する。第1制御回路13は、昇圧モードで第1変換回路11を起動する(ステップS1)。第2制御回路14は、第1の直流電圧V1が安定した後、スイッチング素子Q3、Q4のスイッチング周波数を上限周波数f2から徐々に下げることによって第2変換回路12をソフトスタートさせる(ステップS2)。このとき、第2変換回路12の出力電圧(第2の直流電圧V2)が徐々に上昇し、第2の直流電圧V2が照明負荷(LEDユニット2)の点灯開始電圧に達した時点でLEDユニット2に電流が流れ始めてLEDユニット2が点灯する。第2制御回路14は、LEDユニット2が点灯した後、LEDユニット2の両端電圧(順方向電圧VF)を計測する(ステップS3)。第2制御回路14は、順方向電圧VFの計測値のデータを、フォトカプラ15を介して第1制御回路13に伝える。
第1制御回路13は、順方向電圧VFの計測値が第1しきい値VF1(図5参照)以上であれば昇圧モードを選択し、順方向電圧VFの計測値が第2しきい値VF2未満であれば降圧モードを選択する(ステップS4)。また、第1制御回路13は、順方向電圧VFの計測値が第1しきい値VF1未満かつ第2しきい値VF2以上であれば混合モードを選択する(ステップS4)。そして、第1制御回路13は、順方向電圧VF(の計測値)に応じて選択した制御モードで第1変換回路11を制御する。
しかして、第1の直流電圧V1と順方向電圧VFの電圧差が大きい場合、第2の直流電圧V2の調整可能な範囲と、LEDユニット2の調光可能な範囲とのギャップも大きくなるため、調光下限を下げる(調光比の上限を上げる)ことが困難となる。そこで、制御回路(第1制御回路13)は、LEDユニット2の順方向電圧VFに応じて第1変換回路11を昇圧モード、降圧モード及び混合モードのいずれかの制御モードで制御することより、第1の直流電圧V1と順方向電圧VFの電圧差の低減を図っている。
ここで、LEDユニット2の順方向電圧VFが第1しきい値VF1以上であり、第1制御回路13が昇圧モードを選択して第1変換回路11を制御していると仮定する。第2制御回路14は、外部から調光信号を取得したか否かを判断する(ステップS5)。第2制御回路14は、外部から調光信号を取得すると、データテーブルを参照し、調光信号で指示されている調光比と対応する目標電圧を決定する(ステップS6)。さらに、第2制御回路14は、目標電圧と対応したスイッチング周波数fを選択し、選択したスイッチング周波数fが上限周波数f2を超えているか否かを判定する(ステップS7)。
第2制御回路14は、選択したスイッチング周波数fが上限周波数f2以下であれば、当該スイッチング周波数fで第2変換回路12のスイッチング素子Q3、Q4をPFM制御する。このとき、第1制御回路13は、引き続き昇圧モードで第1変換回路11を制御する(ステップS8)。
一方、第2制御回路14は、選択したスイッチング周波数fが上限周波数f2を超えている場合、フォトカプラ15を介して、第1制御回路13に制御モードの変更を指示する信号を送信する。当該信号を受信した第1制御回路13は、制御モードを混合モード又は降圧モードに変更し、変更した制御モードで第1変換回路11を制御する(ステップS9)。
しかして、調光比が高くなるにつれて、第2変換回路12からLEDユニット2に印加する第2の直流電圧V2を低下させる必要がある。ところが、第2変換回路12は、上限周波数f2を超えるスイッチング周波数fで動作することができない。そのため、第2変換回路12の入力電圧(第1の直流電圧V1)を低下させることにより、第2制御回路14が上限周波数f2以下のスイッチング周波数fで制御しつつ、第2の直流電圧V2を低下させることができる。ゆえに、電源システム1は、第2制御回路14が第2変換回路12をPFM制御することのみで調光する場合に比べて、調光下限を下げる(調光比の上限を上げる)ことができる。なお、LEDユニット2に流れる電流は、LEDユニット2に印加される電圧(第2の直流電圧V2)に比例する。その結果、電源システム1は、第2の直流電圧V2の調整範囲を拡大することにより、負荷(LEDユニット2)に供給する電流の調整範囲(調光範囲)の拡大を図ることができる。
(3.まとめ)
本開示の第1の態様に係る電源システム(1)は、交流電圧(Vac)を第1の直流電圧(V1)に変換する第1変換回路(11)を備える。第1の態様に係る電源システム(1)は、第1の直流電圧(V1)を第2の直流電圧(V2)に変換し、第2の直流電圧(V2)を負荷(LEDユニット2)に印加する第2変換回路(12)を備える。第1の態様に係る電源システム(1)は、第2の直流電圧(V2)を、少なくとも負荷に対応した目標電圧に一致させるように第1変換回路(11)及び第2変換回路(12)を制御する制御回路(第1制御回路13及び第2制御回路14)を備える。
本開示の第1の態様に係る電源システム(1)は、交流電圧(Vac)を第1の直流電圧(V1)に変換する第1変換回路(11)を備える。第1の態様に係る電源システム(1)は、第1の直流電圧(V1)を第2の直流電圧(V2)に変換し、第2の直流電圧(V2)を負荷(LEDユニット2)に印加する第2変換回路(12)を備える。第1の態様に係る電源システム(1)は、第2の直流電圧(V2)を、少なくとも負荷に対応した目標電圧に一致させるように第1変換回路(11)及び第2変換回路(12)を制御する制御回路(第1制御回路13及び第2制御回路14)を備える。
第1の態様に係る電源システム(1)は、制御回路が第1変換回路(11)と第2変換回路(12)を独立して制御することにより、負荷に供給する電流の調整範囲の拡大を図ることができる。
本開示の第2の態様に係る電源システム(1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る電源システム(1)において、制御回路は、昇圧モードと降圧モードを含む複数の制御モードのうちから選択した制御モードで第1変換回路(11)を制御することが好ましい。昇圧モードは、第1の直流電圧(V1)を交流電圧のピーク値よりも高い電圧に変換する制御モードである。降圧モードは、第1の直流電圧(V1)をピーク値よりも低い電圧に変換する制御モードである。
第2の態様に係る電源システム(1)は、昇圧モードと降圧モードを切り替えることにより、負荷に供給する電流の調整範囲の更なる拡大を図ることができる。
本開示の第3の態様に係る電源システム(1)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る電源システム(1)において、制御回路は、第2の直流電圧(V2)を負荷の定格電圧以下の目標電圧に一致させるように第2変換回路(12)を制御することが好ましい。制御回路は、目標電圧が前記第2変換回路(12)から出力可能な下限の電圧(スイッチング周波数fが上限周波数f2のときの電圧)よりも高いときに昇圧モードを選択することが好ましい。制御回路は、目標電圧が下限の電圧以下のときに降圧モードを選択することが好ましい。
第3の態様に係る電源システム(1)は、負荷に供給する電流の調整範囲の更なる拡大を図ることができる。
本開示の第4の態様に係る電源システム(1)は、第2又は第3の態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る電源システム(1)において、制御回路は、外部から入力する信号に応じて、第2の直流電圧(V2)の目標電圧を調整し、かつ、目標電圧に応じた制御モードを選択して第1変換回路(11)を制御することが好ましい。
第4の態様に係る電源システム(1)は、外部から入力する信号に応じて負荷に供給する電流の調整範囲を更に拡大することができる。
本開示の第5の態様に係る電源システム(1)は、第2−第4の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第5の態様に係る電源システム(1)において、第1変換回路(11)は、一つ以上のスイッチング素子(第1スイッチング素子Q1、第2スイッチング素子Q2)を有することが好ましい。制御回路は、スイッチング素子をスイッチングして交流電圧(Vac)を第1の直流電圧(V1)に変換することが好ましい。制御回路は、昇圧モードを選択している場合にスイッチング素子を連続モードでスイッチングし、降圧モードを選択している場合にスイッチング素子を臨界モードでスイッチングすることが好ましい。
第5の態様に係る電源システム(1)は、昇圧モードにおいて回路に流れるピーク電流の抑制を図り、かつ、降圧モードにおいてスイッチング損失の低減を図ることができる。
本開示の第6の態様に係る電源システム(1)は、第1−第5の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第6の態様に係る電源システム(1)において、第1変換回路(11)は、力率改善回路を含むことが好ましい。第2変換回路(12)は、LLC方式の電流共振形コンバータを含むことが好ましい。
第6の態様に係る電源システム(1)は、第2変換回路(12)をLLC方式の電流共振形コンバータとすることにより、回路規模の小型化が容易になるという利点がある。
本開示の第7の態様に係る照明システム(3)は、第1−第6のいずれかの態様に係る電源システム(1)と、電源システム(1)から供給される直流電力によって点灯する照明負荷(LEDユニット2)とを備える。
第7の態様に係る照明システム(3)は、負荷(照明負荷)に供給する電流の調整範囲の拡大を図ることができる。
本開示の第8の態様に係る照明システム(3)は、第7の態様との組合せにより実現され得る。第8の態様に係る照明システム(3)において、制御回路は、第2の直流電圧(V2)を調整することによって照明負荷を調光するように第1変換回路(11)及び第2変換回路(12)を制御することが好ましい。
第8の態様に係る照明システム(3)は、照明負荷の調光範囲の拡大を図ることができる。
本開示の第9の態様に係る照明システム(3)は、第7又は第8の態様との組合せにより実現され得る。第9の態様に係る照明システム(3)において、制御回路は、照明負荷を調光する際、照明負荷の光量を決める調光比に応じて第1変換回路(11)を制御することが好ましい。
第9の態様に係る照明システム(3)は、第2変換回路(12)の制御のみで照明負荷の光量を調整(調光)する場合に比べて、照明負荷の調光範囲の更なる拡大を図ることができる。
1 電源システム
2 LEDユニット(負荷;照明負荷)
3 照明システム
11 第1変換回路
12 第2変換回路
13 第1制御回路(制御回路)
14 第2制御回路(制御回路)
Q1 第1スイッチング素子(スイッチング素子)
Q2 第2スイッチング素子(スイッチング素子)
Vac 交流電圧
V1 第1の直流電圧
V2 第2の直流電圧
2 LEDユニット(負荷;照明負荷)
3 照明システム
11 第1変換回路
12 第2変換回路
13 第1制御回路(制御回路)
14 第2制御回路(制御回路)
Q1 第1スイッチング素子(スイッチング素子)
Q2 第2スイッチング素子(スイッチング素子)
Vac 交流電圧
V1 第1の直流電圧
V2 第2の直流電圧
Claims (9)
- 交流電圧を第1の直流電圧に変換する第1変換回路と、
前記第1の直流電圧を第2の直流電圧に変換し、前記第2の直流電圧を負荷に印加する第2変換回路と、
前記第2の直流電圧を、少なくとも前記負荷に対応した目標電圧に一致させるように前記第1変換回路及び前記第2変換回路を制御する制御回路と、
を備える、
電源システム。 - 前記制御回路は、前記第1の直流電圧を前記交流電圧のピーク値よりも高い電圧に変換する昇圧モードと、前記第1の直流電圧を前記ピーク値よりも低い電圧に変換する降圧モードとを含む複数の制御モードのうちから選択した前記制御モードで前記第1変換回路を制御する、
請求項1記載の電源システム。 - 前記制御回路は、前記第2の直流電圧を前記負荷の定格電圧以下の前記目標電圧に一致させるように前記第2変換回路を制御し、かつ、前記目標電圧が前記第2変換回路から出力可能な下限の電圧よりも高いときに前記昇圧モードを選択し、前記目標電圧が前記下限の電圧以下のときに前記降圧モードを選択する、
請求項2記載の電源システム。 - 前記制御回路は、外部から入力する信号に応じて、前記第2の直流電圧の前記目標電圧を調整し、かつ、前記目標電圧に応じた前記制御モードを選択して前記第1変換回路を制御する、
請求項2又は3記載の電源システム。 - 前記第1変換回路は、一つ以上のスイッチング素子を有し、
前記制御回路は、前記スイッチング素子をスイッチングして前記交流電圧を前記第1の直流電圧に変換し、かつ、前記昇圧モードを選択している場合に前記スイッチング素子を連続モードでスイッチングし、前記降圧モードを選択している場合に前記スイッチング素子を臨界モードでスイッチングする、
請求項2−4のいずれか1項に記載の電源システム。 - 前記第1変換回路は、力率改善回路を含み、
前記第2変換回路は、LLC方式の電流共振形コンバータを含む、
請求項1−5のいずれか1項に記載の電源システム。 - 請求項1−6のいずれかに記載の電源システムと、
前記電源システムから供給される直流電力によって点灯する照明負荷と、
を備える、
照明システム。 - 前記制御回路は、前記第2の直流電圧を調整することによって前記照明負荷を調光するように前記第1変換回路及び前記第2変換回路を制御する、
請求項7記載の照明システム。 - 前記制御回路は、前記照明負荷を調光する際、前記照明負荷の光量を決める調光比に応じて前記第1変換回路を制御する、
請求項7又は8記載の照明システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019222417A JP2021093812A (ja) | 2019-12-09 | 2019-12-09 | 電源システム及び照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019222417A JP2021093812A (ja) | 2019-12-09 | 2019-12-09 | 電源システム及び照明システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021093812A true JP2021093812A (ja) | 2021-06-17 |
Family
ID=76310881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019222417A Pending JP2021093812A (ja) | 2019-12-09 | 2019-12-09 | 電源システム及び照明システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021093812A (ja) |
-
2019
- 2019-12-09 JP JP2019222417A patent/JP2021093812A/ja active Pending
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