JP2021086457A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 複数の製造工程を経て製品を製造する工程における品質計測方法であって、
   プロセスデータ取得工程、時系列処理工程及びデータ結合工程を含む予測モデルを構築する工程と、
   前記予測モデルに基づき、インライン測定により取得する前記プロセスデータから、製造された製品の品質計測値を算出する工程とを行うにあたり、
   前記予測モデルを構築する工程において、前記プロセスデータ取得工程では、加工の前後それぞれにおいてプロセスデータを取得し、前記データ結合工程では、前記プロセスデータと前記製品の品質データとを対応させ結合して一群のデータセットとし、直交表を用いた実験計画法を利用することにより、データ解析に十分な数の前記データセットを取得できるまで、前記プロセスデータの値の組み合わせを変更しながら、前記プロセスデータ取得工程と、前記時系列処理工程と、前記データ結合工程とを繰り返し、これにより取得した前記データセットに基づいて予測モデルの構築を行う、品質計測方法。
2. 前記予測モデルの構築において、予測モデル候補を複数構築し、最も汎化性能が高い予測モデル候補を前記予測モデルとして決定する、請求項１記載の品質計測方法。
3. 前記予測モデルの構築において、前記プロセスデータに時系列処理を行う、請求項１又は２記載の品質計測方法。
4. 前記品質データは、抜き取り検査で計測される、請求項１～３のいずれか１項に記載の品質計測方法。
5. 前記品質計測値の良否判定を行う、請求項１～４のいずれか１項に記載の品質計測方法。
6. 前記品質計測値に基づいて制御指令を行う、請求項１～５のいずれか１項に記載の品質計測方法。
7. 前記製品が複合シートである、請求項１～６のいずれか１項に記載の品質計測方法。
8. 前記プロセスデータがシートテンション若しくはシート厚み、又はこれら両方を含む、請求項１～７のいずれか１項に記載の品質計測方法。
9. 前記品質計測値が、２枚以上のシートを結合した部分のシール強度である、請求項１～８のいずれか１項に記載の品質計測方法。
10. 前記結合が、ヒートシール、超音波シール、レーザー溶着、又はホットメルト接着により行われる、請求項９記載の品質計測方法。