JP2021085746A - 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラム Download PDF

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聡 大橋
純 住田
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Abstract

【課題】車両内から視認可能な位置にある地物の情報を、即時に且つ見易く表示することが可能な表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラムを提供する。【解決手段】方法は、車両のフロントガラスGL越しに視認可能な建物BDを特定し、特定された建物BDについての建物関連情報IFを取得し、フロントガラスGL越しに視認され且つ特定された建物BDを示すマークMKと、取得された建物関連情報IFと、地物マークMKと建物関連情報IFを結ぶ指示線Lと、をフロントガラスGLに表示させる。この場合に、マークMKと建物BDとが、車両内からの視線上において重なって視認されるようにマークMKを表示させる。【選択図】図4

Description

本願は、表示制御装置、表示制御方法及び表示制御用プログラムの技術分野に属する。より詳細には、車両等の移動体の窓における情報の表示を制御する表示制御装置及び表示制御方法並びに表示制御システム及び当該表示制御用のプログラムの技術分野に属する。
近年、車両を運転中の搭乗者に対する情報の提供に関する様々な研究/開発が行われている。このような従来技術を開示している先行技術文献としては、例えば下記特許文献1が挙げられる。この特許文献1には、搭乗者の手の動作等のジェスチャを検出し、そのジェスチャに対応する例えば車窓外の建物等の地物に関する情報を車内のディスプレイに表示する技術が記載されている。また最近では、車両の自動運転技術の発展に伴い、上述したような情報を、フロントガラスから見た景色に対応させて、いわゆる拡張現実(Augmented Reality)技術を用いて例えば当該フロントガラス付近の車内に映し出す技術も開発されている。
特開2016−53880号公報
しかしながら上記特許文献1に開示されている技術及びその他の先行技術では、自動運転で移動する車両において、車内から視認可能な位置にある地物に関する情報の提示における即時性及び視認性をそれぞれ向上させる点については、考慮されていない。
これに対し、特に自動運転で移動する車両に搭乗している場合のように、運転自体に対する搭乗者の労力や負荷が低減される環境下では、車内から視認可能な地物の情報を当該移動中において即時に且つ見易く表示できれば、例えば搭乗者間のコミュニケーションの向上に資することになる。
そこで本願は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、車両内から視認可能な位置にある地物の情報を、即時に且つ見易く搭乗者に表示することが可能な表示制御装置及び表示制御方法並びに当該表示制御用のプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段と、前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段と、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させるように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項8に記載の発明は、特定手段と、地物情報取得手段と、制御手段と、を備える表示制御装置において実行される表示制御方法であって、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを前記特定手段により特定する特定工程と、前記特定された地物についての地物情報を前記地物情報取得手段により取得する地物情報取得工程と、前記制御手段により、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御工程と、を含み、前記制御工程においては、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させるように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段、前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段、及び、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段、として機能させる表示制御用プログラムであって、前記制御手段として機能する前記コンピュータを、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させるように機能させる。
実施形態の表示制御装置の概要構成を示すブロック図である。 実施例の情報表示システムの構成を示すブロック図である。 実施例の表示制御処理を示すフローチャートであり、(a)は当該表示制御処理の全体を示すフローチャートであり、(b)は当該表示制御処理に含まれる情報表示処理を示すフローチャートである。 実施例の情報表示を例示する図であり、(a)は当該情報表示の第1例を示す図であり、(b)は当該情報表示の第2例を示す図である。
次に、本願を実施するための形態について、図1を用いて説明する。なお図1は、実施形態の表示制御装置の概要構成を示すブロック図である。
図1に示すように、実施形態の表示制御装置Sは、特定手段4と、地物情報取得手段7と、制御手段1と、備えて構成されている。
このとき特定手段4は、移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する。
一方、地物情報取得手段7は、特定手段4により特定された地物についての地物情報を取得する。
そして、制御手段1は、上記透過部材越しに視認され且つ特定手段4により特定された地物を示す地物マークと、地物情報取得手段7により取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を上記透過部材に表示させる。このとき、制御手段1は、地物マークと特定手段4により特定された地物とが、移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを透過部材に表示させる。
以上説明したように、実施形態の表示制御装置Sの構成によれば、移動体の窓の透過部材越しに視認される地物を示す地物マークと、当該地物についての地物情報と、地物マークと地物情報とを結ぶ指示線と、を移動体の窓の透過部材に表示させる際に、地物マークとそれにより示される地物とが移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを透過部材に表示させるので、移動体内から視認可能な位置にある地物の情報を、即時に且つ見易く表示させることができる。
次に、上述した実施形態に対応する具体的な実施例について、図2乃至図4を用いて説明する。なお以下に説明する実施例は、例えば、自動運転技術により移動する車両内において種々の情報を表示する情報表示システムに本願を適用した場合の実施例である。
また、図2は実施例の情報表示システムの構成を示すブロック図であり、図3は実施例の表示制御処理を示すフローチャートであり、図4は実施例の情報表示を例示する図である。このとき図2及び図4では、図1に示した実施形態の表示制御装置Sにおける各構成部材に対応する実施例の構成部材それぞれについて、当該表示制御装置Sにおける各構成部材と同一の部材番号を用いている。
図2に示すように、実施例の情報表示システムSSは、自動運転技術により移動可能な例えば車両に備えられている。そして実施例の情報表示システムSSは、CPU(Central Processing System)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなる制御部1と、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等からなる記録部2と、GPS(Global Positioning System)受信部3と、動作検出部4と、表示部6と、外部通信部7と、により構成されており、これら制御部1、記録部2、GPS受信部3、動作検出部4、表示部6及び外部通信部7は、バス5により相互にデータの授受が可能に接続されている。このとき、上記制御部1は、上記CPU等のハードウェアロジック回路により実現されていてもよいし、後述する実施例の表示制御処理に相当するプログラムを上記CPUが読み出して実行することにより、ソフトウェア的に実現されるものであってもよい。また、動作検出部4が実施形態の特定手段4の一例に相当し、外部通信部7が実施形態の地物情報取得手段7の一例及び本願の「特定情報取得手段」の一例にそれぞれ相当し、制御部1が実施形態の制御手段1の一例に相当する。そして、制御部1、動作検出部4及び外部通信部7により、実施形態の表示制御装置Sの一例を構成している。更に、制御部1が本願の「地図データ取得手段」の一例に相当し、GPS受信部3が本願の「位置データ取得手段」の一例及び「現在位置データ取得手段」の一例にそれぞれ相当し、動作検出部4が本願の「視線データ取得手段」の一例及び「接触位置データ取得手段」の一例にそれぞれ相当する。
以上の構成においてGPS受信部3は、制御部1の制御の下、GPSに含まれる図示しない航法衛星から受信する航法電波に基づき、実施例の表示制御システムSSが搭載されている車両の現在位置を示す現在位置データを生成し、当該生成した現在位置データを制御部1に出力する。この現在位置は、例えば、緯度及び経度並びに高度を使って表される当該車両の現在位置である。一方、記録部2には、当該車両の移動経路上の建物や施設等の地物を少なくとも示す地図データMDが不揮発性に記録されており、必要に応じて制御部1に出力される。
また外部通信部7は、制御部1の制御の下、当該車両の外部との間での無線によるデータの授受が可能とされている。更に動作検出部4は、制御部1の制御の下、例えば図示しない車内カメラの撮像結果を用いる等の従来と同様の方法により、当該車両の搭乗者の例えば視線の方向や手によるジェスチャの態様を後述する特定動作として検出し、その検出結果を制御部1に出力する。また表示部6は、制御部1の制御の下、種々の情報を、当該車両のガラスに例えば投影等の技術により表示する。このとき、当該車両のガラスには、フロントガラス、サイドガラス及びリアガラス、並びにサンルーフ部のガラスが含まれる。これらにより制御部1は、GPS受信部3からの現在位置データ、外部通信部7からのデータ、動作検出部4による検出結果及び地図データMDを用いて、表示部6による実施例の表示制御処理を実行する。
次に、制御部1を中心として実行される実施例の表示制御処理について、具体的に図2乃至図4を用いて説明する。
先ず、実施例の表示制御処理の全体について、図3(a)を用いて説明する。当該表示制御処理は、実施例の表示制御システムSSが搭載されている自動運転車両の移動中において、例えば予め設定された時間ごとの割込処理として実行される。即ち、実施例の表示制御処理として、初めに制御部1は、動作検出部4により、搭乗者(当該車両の運転者又は他の搭乗者を言う。以下、同様。)の視線及びその方向を検出する(ステップS1)。次に制御部1は、搭乗者により、その時に例えばフロントガラス越しに見えている車外の建物を注視して特定する特定動作が実施されたか否かを、動作検出部4の検出結果に基づいて判定する(ステップS2)。ステップS2の判定において、当該特定動作(注視動作)が検出されない場合(ステップS2:NO)、制御部1は、搭乗者の視線を引き続き検出すべく、上記ステップS1に移行する。一方、ステップS2の判定において、いずれかの建物を注視して特定する上記特定動作が検出された場合(ステップS2:YES)、制御部1は、ステップS2の判定で特定されている建物(即ち、特定動作として検出された視線が向けられた方向にある(即ち注視されている)建物)についての種々の情報を、外部通信部7を介して取得する(ステップS3)。なお以下の説明において、ステップS3で取得される種々の情報を、単に「建物関連情報」と称する。
このとき、ステップS3において制御部1は、例えば、GPS受信部3からの上記現在位置データと、動作検出部4による搭乗者の視線の検出結果と、上記地図データMDと、に基づいて、上記搭乗者が注視している建物を特定する。また、上記建物関連情報には、例えば、ステップS2で特定された建物の名称を示す名称情報や、それが存在している位置を示す位置情報、当該建物の外観上の特徴を示す特徴情報、又は当該建物に関連する情報が展示されている展示場の情報等が含まれている。
上記ステップS3により、搭乗者の視線の検出結果等を用いて特定された車外の建物についての建物関連情報が取得されたら、次に制御部1は、表示部6により、当該取得された建物関連情報を例えば車両のフロントガラスに表示する(ステップS4)。このステップS4については、後ほど詳説する。
次に制御部1は、例えば車両が目的地に到着した等の理由により、実施例の表示制御処理を終了するか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5の判定において、実施例の表示制御処理を終了する場合(ステップS5:YES)、制御部1はそのまま当該表示制御処理を終了する。一方ステップS5の判定において、実施例の表示制御処理を継続する場合(ステップS5:NO)、制御部1は、上記ステップS1に戻って当該表示制御処理を継続する。
次に、上記ステップS4における建物関連情報の表示について説明する。ここで、ステップS4の建物関連情報の表示では、図4(a)に例示する車外の景色がフロントガラスGL越しに車内から見えている場合において、搭乗者の視線が建物BDに向いており、その視線の方向等の検出結果により、当該建物BDが特定され(図3(a)ステップS2:YES参照)、更に当該建物BDについての建物関連情報も取得されているとする(図3(a)ステップS3参照)。この場合に制御部1は、表示部6により、その時に検出されている視線の方向とフロントガラスGLとが交わる当該フロントガラスGL上の位置(換言すれば、その視線を有する搭乗者が建物BDを注視する(即ちフロントガラスGL越しに注視する)場合に見るフロントガラスGL上の位置)に、当該建物BDが注視されていることを示すマーカMKを表示する(ステップS40)。これに加えて制御部1は、表示部6により、当該建物BDについてステップS3において取得された建物関連情報IFを、例えばマーカMKの表示位置とは異なるフロントガラスGL上の位置(例えば、フロントガラスGLの正面上方。図4(a)参照。)に、特徴的な目立つデザインを用いて表示する(ステップS40)。更に制御部1は、表示部6により、上記マークMKと上記建物関連情報IFとを結ぶ指示線Lを合わせて表示する。このとき、建物関連情報IFとしては、ステップS3で取得された建物関連情報の内容が、例えば図形や文字、又は動画等により表示される。
一方、ステップS40のマークMK等の表示がされている間も、車両は移動している。よって、図4(a)に例示するようにフロントガラスGL越しに見えていた建物BDも、当該移動に伴って図4(a)における右方向に相対的に移動していき、右方向のサイドガラスを経てリアガラスからしか視認できなくなる。そこで、車両の移動に伴って、フロントガラスGLを通した搭乗者の視野から建物BDの位置が外れた場合、制御部1は、上記現在位置データ及び上記地図データMDに基づき、図4(b)に例示するように、車内から見て建物BDが移動していった方向(図4に例示する場合は右方向)を指すように指示線Lの表示を継続すると共に、フロントガラスGLにおける建物関連情報IFの表示も継続する(ステップS40)。なおマークMKについては、搭乗者が建物BDを視認し続けている間は、制御部1はその表示を継続する。この場合に、指示線LとマークMKとは、接続されていなくてもよい(図4(b)参照)。また制御部1は、図4(b)に例示する表示を開始したタイミング以降、建物関連情報IFの内容を例えば記録部2に不揮発性に記録することを指示する記録アイコンRを、フロントガラスGLの例えば中央下方に表示する。
図4(b)に例示する建物関連情報IF等の表示を継続しているとき、制御部1は、車両の更なる移動に伴い、それについての建物関連情報IFをフロントガラスGLに表示していた建物BDが、車両内からの視野全体から視認できなくなったか否かを監視する(ステップS41)。ステップS41の監視において、当該建物BDが車両内から視認できている間(ステップS41:NO)、制御部1は、図4(b)に例示する建物関連情報IF及び指示線Lの表示、並びに建物BDが右後方に移動したことに伴って図4(b)では図示できていないが、マークMKの表示も継続する。一方、ステップS41の監視において、当該建物BDが車両内から視認できなくなった場合(ステップS41:YES)、制御部1は、建物BDを示していたマークMKの表示を停止すると共に、図4(b)に例示する状態の建物関連情報IF及び指示線Lの表示を継続する(ステップS42)。
ステップS42の建物関連情報IF及び指示線Lの表示を継続しているとき、制御部1は、図4(b)に例示するようにフロントガラスGLに表示されている記録アイコンRが搭乗者により操作されたか否かを監視している(ステップS43)。このステップS43における操作は、例えば、搭乗者によるジェスチャを動作検出部4が検出したものであってもよいし、フロントガラスGLの内側表面に設けられた図示しないタッチセンサを搭乗者が触れたことを動作検出部4が検出したものであってもよい。
ステップS43の監視において、記録アイコンRに対する操作が検出されない場合(ステップS43:NO)、制御部1は、引き続き図4(b)に例示する表示部6による表示を継続する。一方、ステップS43の監視において、記録アイコンRに対する操作が検出された場合(ステップS43:YES)、制御部1は、その時点でフロントガラスGLに表示されている建物関連情報IFの内容を例えば記録部2に記録すると共に、それまでフロントガラスGLに表示されていた建物関連情報IF及び指示線Lを消去する(ステップS44)。なおステップS44における建物関連情報IFの内容の記録は、記録部2に記録する以外に、例えば、外部通信部7を介して外部のサーバ装置に記録するものであってもよい。建物関連情報IFの内容の記録が終了したら、制御部1は、図3(a)に示すステップS5に移行する。
以上説明したように、実施例の表示制御処理によれば、自動運転されている車両のフロントガラスGL越しに視認される建物BDを示すマークMKと、当該建物BDについての建物関連情報IFと、マークMKと建物関連情報IFとを結ぶ指示線Lと、をフロントガラスGLに表示させる際に、マークMKと建物BDとが車両内からの視線上において重なって視認されるように当該マークMKをフロントガラスGLに表示させるので、車両内から視認可能な位置にある建物BDの情報を、即時に且つ見易く表示させることができる。
また、特定された建物BDが車両内から視認不可となったときマークMKの表示を停止するので(図3(b)ステップS42参照)、特定された建物BDが視認できなくなった後の視界を確保することができる。
更に、特定された建物BDが視認不可となった後において、車両内からみて当該建物BDが視認不可となった方向を指示線Lが示すように、指示線L及び建物関連情報IFの表示を継続させるので(図4(b)参照)、視認不可となった後の建物BDであっても、その情報を確実に認識することができる。
更にまた、車両の現在位置を示す位置データ、車両内からの視線の方向を示す視線データ及び車両の現在位置を含む地図に相当する地図データMDに基づいて、当該視線上にある建物BDを特定するので、車両内から注視されている建物BDの情報を、即時に且つ見易く、その視線上に表示させることができる。
また、建物関連情報IFの記録が指示されたとき、記録指示後の建物関連情報IF及び指示線Lの表示を停止するので(図3(b)ステップS44)、記録により表示が不要となった建物関連情報IF及び指示線Lの表示を停止して搭乗者の視界を拡げることができる。
なお、上述した実施例では、搭乗者の視線の検出結果に基づいてマーカMK等をフロントガラスGLに表示したが(図3(a)ステップS1参照)、これ以外に、フロントガラスGLの内側に当該タッチパネルが設けられている場合において、車両の現在位置を示す現在位置データ、上記タッチパネル上の接触位置を示す接触位置データ及び車両の現在位置を含む地図に相当する地図データMDに基づいて建物BDを特定するように構成してもよい。この場合には、当該タッチパネル(換言すれば、フロントガラスGL)への接触により特定されている建物BDの情報を、即時に且つ見易く表示させることができる。
また上述した実施例では、建物BDの上記特定動作が、搭乗者による当該建物BDの注視により行われる場合について説明した。しかしながらこれ以外に、例えば、「あれ何だろう?」のような搭乗者の発言(音声)を認識し、その発言を契機として、当該発言をした搭乗者の視線により建物BDを特定するように構成してもよい。この場合には、当該発言をした搭乗者以外の搭乗者の視線を検出する処理を省略することができるので、例えば制御部1における処理負担を軽減できる、といった効果を奏し得る。
更に、外部通信部7を介して取得した外部情報を用いて建物BDを特定してもよい。即ち、車両の現在位置を示す現在位置データ、建物BDの名称等の当該建物BDを特定するための上記外部情報及び車両の現在位置を含む地図に相当する地図データMDに基づいて建物BDを特定するように構成してもよい。この場合には、外部からの特定情報により特定される建物BDの情報を、即時に且つ見易く表示させることができる。
更にまた、上述した実施例では、車両のフロントガラスGLに建物関連情報IF等を表示する場合に本願を適用したが、これ以外に、その周囲に透過部分がある例えば二輪車の当該透過部分に建物関連情報IF等を表示する場合に本願を適用することもできる。
また、図3にそれぞれ示したフローチャートに相当するプログラムを、光ディスク等の記録媒体に記録しておき、或いはインターネット等のネットワークを介して取得しておき、これを汎用のマイクロコンピュータ等に読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施例に係る制御部1として機能させることも可能である。
1 制御手段(制御部)
4 特定手段(動作検出部)
6 表示部
7 地物情報取得手段(外部通信部)
S 表示制御装置
L 指示線
GL フロントガラス
MK マーカ
IF 建物関連情報
BD 建物

Claims (9)

  1. 移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段と、
    前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段と、
    前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させることを特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記制御手段は、前記特定された地物が前記移動体内から視認不可となったとき、前記地物マークの表示を停止することを特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置において、
    前記制御手段は、前記特定された地物が前記移動体内から視認不可となった後において、前記移動体内からみて当該地物が視認不可となった方向を前記指示線が示すように、当該指示線及び前記地物情報の表示を継続させることを特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
    前記移動体の現在位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、
    前記視線の方向を示す視線データを取得する視線データ取得手段と、
    前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
    を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得された位置データ、視線データ及び地図データに基づいて、前記視線上にある前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
    前記移動体の現在位置を示す現在位置データを取得する現在位置データ取得手段と、
    前記移動体内から前記透過部材が接触された場合の当該透過部材上の接触位置を示す接触位置データを取得する接触位置データ取得手段と、
    前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
    を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得された現在位置データ、接触位置データ及び地図データに基づいて前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
    前記移動体の現在位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、
    前記地物を特定するための特定情報を前記移動体外から取得する特定情報取得手段と、
    前記現在位置を含む地図に相当する地図データを取得する地図データ取得手段と、
    を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得された位置データ、特定情報及び地図データに基づいて前記地物を特定することを特徴とする表示制御装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の表示制御装置において、
    前記制御手段は、前記地物情報の記録が指示されたとき、当該記録指示後の当該地物情報及び前記指示線の表示を停止することを特徴とする表示制御装置。
  8. 特定手段と、地物情報取得手段と、制御手段と、を備える表示制御装置において実行される表示制御方法であって、
    移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを前記特定手段により特定する特定工程と、
    前記特定された地物についての地物情報を前記地物情報取得手段により取得する地物情報取得工程と、
    前記制御手段により、前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御工程と、
    を含み、
    前記制御工程においては、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させることを特徴とする表示制御方法。
  9. コンピュータを、
    移動体の窓の透過部材越しに視認可能な地物のいずれかを特定する特定手段、
    前記特定された地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段、及び、
    前記透過部材越しに視認され且つ前記特定された地物を示す地物マークと、前記取得された地物情報と、当該地物マークと当該地物情報を結ぶ指示線と、を前記透過部材に表示させる制御手段、
    として機能させる表示制御用プログラムであって、
    前記制御手段として機能する前記コンピュータを、前記地物マークと前記特定された地物とが、前記移動体内からの視線上において重なって視認されるように当該地物マークを前記透過部材に表示させるように機能させることを特徴とする表示制御用プログラム。
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