JP2021080798A - 推進工法を用いた管路構築工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設のインフラ管路・都市トンネル・地下構造体が輻輳している地下に、到達立坑を構築せずに推進工法でもって管路を構築でき、工期・工費をかなり低減でき、更に別の工事の支障となる地下残置仮設物を少なくする推進工法を用いた管路構築工法を提供する。【解決手段】上下・左右方向に曲線施工可能な推進マシンの掘進機K1とその後続の推進管K2を発進立坑から発進して、推進管K2を継ぎ足して地下に管路を構築していき、目標の地点で掘進機K1を地表面に向けて上方に掘進させて、地表面に掘進機K1の一部を突出させ、地表側に配置した引上運送装置HDで地表に一部突出した掘進機K1をその突出方向に引上げて、地表で掘進機K1を推進管K2と分離して回収し、その後続の推進管K2に閉塞蓋をして埋め戻す。【選択図】図16

Description

本発明は地盤を掘削する掘進機を先端に配置し、その後方に中空の推進管(ヒューム管ともいう)を複数連接した推進マシンの最後方となる(最尾)推進管を発進立坑において油圧ジャッキ等を用いた元押装置で推進力を与え、先端の掘進機で地中を掘進しながら発進立坑内に設置した元押ジャッキで推進力を前方の推進管に順次伝達し、掘進を連続することで地中に推進管列で形成される管路を構築する工法に関する。特に、本発明は従来の推進工法で管路又はトンネルの終点部に掘進機を回収するための矢板等の土留壁で構築される到達立坑を構築不要にできるように改良した推進工法による管路埋設工法に関する。主に、既設の管路インフラや都市トンネル又は地下構造体が輻輳した都市地下に、これらに影響を与えないように通信線・電力線・水管・ガス管等を収める管路を構築できる工法に関する。管路の他に大きい暗渠・トンネルの構築工法にも使用できる。
従来の推進工法による管路・トンネル構築工法は、管路・トンネルの発進位置の地表に上方が開放された発進立坑Sを矢板等の土留壁で囲うように構築し、又管路・トンネルの終点部の到達地点にも掘進機回収用の矢板等の土留壁で囲まれた2m〜7m程度(一辺又は径)の到達立坑Aを構築し、発進立坑Sから先端に地盤を削孔する掘進機Kを配置し、その後方に中空の推進管(ヒューム管)Kを複数連接させた構成の推進マシンKを発進立坑Sから到達立坑Aに向けて発進させる。発進立坑Sには推進マシンKを掘削方向に押し込む油圧ジャッキを用いた元押装置Sを配置し、掘進機Kに後続する最尾となる推進管Kを順次据付して元押装置Sで押込みながら先端の掘進機Kを掘進させることで、掘進機Kで削孔と同時に推進管Kを挿入していく。又、発進立坑Sでは地中に推進された推進管Kの前方への移動で新しい推進管Kの縦列管路を構築していく。このように、多数の推進管Kが縦列接続された管列を到達立坑Aまで続け、地下に非開削による管路・暗渠・トンネルが形成される。先端の掘進機Kは到達立坑Aから分割して引き上げられて回収される(図1参照)。
従来の到達立坑Aを必要とする推進工法では、既設インフラ管路の増加や輻輳化で、適切な位置に到達立坑Aの構築できないケース及び立坑周辺に確実な地盤改良の施工が出来ない地下現場が増加している。このように地下に複数の既設のインフラ管路や都市トンネル又は地下構造体がある場合、地表に開放された到達立坑Aを構築することが難しい狭隘個所では従来の推進工法による管路・トンネルの施工が困難であった。
このような施工条件では、掘進機Kの外郭を地中に残置し、掘進機Kの内部の駆動部だけを発進立坑Sに引戻す工法、あるいは掘進機Kをそのまま地中に残置することで、管路を形成する施工法もあるが、経済性では劣り、工事費が高くなるという問題点があった。
又、掘進機回収用の到達立坑Aを築造できたとしても、周辺の地下埋設物の複雑な埋設状況により、坑口付近の効果的な地盤改良が確保されず、掘進機Kを回収するために立坑土留壁を切断撤去(鏡切り)を行う時点で、立坑内への地下水の流入や地盤の崩落を招き、交通遮断や近接埋設物の破損等の第3者災害が発生し、施工時の経済損失を生じさせる懸念があった。
次に、到達立坑Aを構築する推進工法では、発進立坑S・到達立坑Aに推進マシンKを発進又は到達させるために立坑の土留壁の矢板を鏡切りする必要がある。そのため、鏡切りした下方に矢板等の仮設材が地下に残置して、工事後にそれより深い埋設位置の管路工事において残置した仮設材が支障となることがあるという問題点があった。更に、到達立坑Aの構築・掘進機Kの到達立坑からの引き上げ回収作業等に工数を費やして工事費の高騰を招いていた(図2〜4参照)。
出願人の一人である株式会社アルファシビルエンジニアリングは、推進マシンが左右方向及び上下方向に湾曲して急曲線となる掘削ラインを地中掘削できる推進マシンを開発した。その推進マシンは、特許文献1,2,3に一例を開示されている。
更に、一般的には推進工法より断面の大きいシールド工法で地下の発進位置から地表に向けて直線的に掘削して、シールド掘進機を地表に露出する工事も一部知られているが、シールド工法では縦方向に25R程の曲率で湾曲するように地表に向けて縦断急曲線で掘削することは困難と考えられる。又、複雑なトンネル・地下構造体を避けるような多曲線・急曲線での管路・トンネルを構築することは施工の難易度が一層高くなる。
特開2017−206845号公報 特開2005−273253号公報 特開2005−220704号公報
本発明が解決しようとする課題は、到達立坑の構築が難しい既設のインフラ管路や都市トンネル及び地下構造体が複雑に輻輳して存在する狭隘な地下において到達立坑を構築せずに推進工法で管路インフラを埋設できるようにし、しかも掘進機を地表面に直接到達させるため、地盤改良等の補助工法が不要となり、工期・工事費をかなり削減でき、更に到達立坑を構築しないことで矢板等の地下残置仮設材もないのでその後の別工事の支障となることが少ない管路の構築工法を提供することにある。特に、1m前後の口径の非開削で電力線・電話線・信号線・ガス・水道等の埋設のために複合曲線の地下配管の構築工事に適した有益な工法を提供する。
更に、本発明の他の課題は、到達部の地盤改良や薬液注入による地山の止水性や自立性確保が不要な施工法となり、覆工板仮設工のみのため施工中の地表面占有面積が縮小できる施工法で、掘進機を分割回収せずにそのまま地表面上での掘進機の一体回収により、回収期間の短縮が可能となる。又、道路復旧時の表層工の復旧面積の削減が可能な施工法、管路を接続するための次工程(開削工事)に直接つなげることが可能なため、従来型の到達立坑内での敷設ケーブルの急激な曲げが不必要な施工法を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 先端の掘進機の後に複数の推進管を連接した推進マシンを、発進立坑から元押装置で前記推進管の最尾となる推進管を押込みながら先端の前記掘進機でもって地中を削孔して管路空間を形成しながら後続する推進管を削孔された同管路空間に連続的に加圧挿入し、しかも発進立坑で推進管を順次発進立坑で据付して継ぎ足すことで、地下に複数の推進管で形成される管路を構築する推進工法を用いた管路構築工法に於いて、
前記推進マシンとして水平面で左右方向に曲線施工可能な管路空間を地中掘削でき且つ鉛直面に対しても縦断曲線施工可能な管路空間を掘削できる機能の推進マシンを使用するとともに、
発進立坑から前記推進マシンで地中の所定の路線に沿って管路を構築しながら到達地点に近づけば、推進マシンを地表に向けた縦断方向に所定の曲線半径で上向きに削孔させて先端の掘進機を地表面から一部を突出させ、地表位置に配置した地表側機械を用いて掘進機を地表上に引き上げて回収し、発進立坑から到達位置の地表面までの間に推進管による管路を構築する、掘進機回収用の到達立坑を到達地点に構築せずに施工できて大巾に工期・工費を削減できることを特徴とする、推進工法を用いた管路構築工法
2) 前記地表側機械が突出させた地表側に設けたクレーン装置であって、
地表上に一部を突出させた掘進機を、同クレーン装置を用いて吊り上げて地表上に全体を持ち上げて突出した位置から分離させて回収させる、前記1)記載の推進工法を用いた管路構築工法
3) 前記地表側機械として、突出させた地表側には前記クレーン装置の他に、突出させた地表面に沿って走行できる掘進機運送用トラックを配置し、前記クレーン装置によって地表上に持ち上げた掘進機を前記掘進機運送用トラックに移載して地表の外部へ運び出すようにした、前記2)記載の推進工法を用いた管路構築工法
4) 前記地表側機械が、掘進機の前後を車両の走行方向にして載置できる傾斜した掘進機受台を有し且つ地表面から一部を突出させた掘進機をウィンチのワイヤ又はチェーンで引き上げて前記の傾斜した掘進機受台上まで移動させることが出来るウィンチを設けた引上運送装置であり、一部地表に突出させた掘進機を前記引上運送装置のウィンチで引き上げて、引き上げられた掘進機全体を掘進機受台に載置して移動させて所要の場所へ回収させ、又は掘進機を複数に分割して、分割された掘進機部分を引き上げて掘進機受台に載置して、移動させることを全分割部分数だけ繰り返すことで、掘進機を分割して全体を回収させるようにした、前記1)記載の推進工法を用いた管路構築工法
5) 前記引上運送装置の掘進機受台の傾斜角を油圧ジャッキで角度調整可能とし、しかも掘進機受台の左右側それぞれには掘進機の外殻と接して前後方向の移動を容易とするスライドローラを前後方向に複数列設け、一部を地表に突出させた掘進機の傾き角に掘進機受台の傾斜角が略同じになるように傾斜油圧ジャッキで傾斜角を調整することで、ウィンチによる掘進機の掘進機受台への引上げ移載を容易とした、前記4)記載の推進工法を用いた管路構築工法
6) 先端の掘進機が地表面に一部を突出させてから、地表側機械による掘進機の引き上げ速度が元押装置による押込み速度と同じとなるように又は押込み速度より低くなるように同期させ、掘進機とその後続の推進管との間に間隙が生じないように密接させながら掘進機と推進管とを押し推め、地表近くで引き上げる掘進機とその後続の推進管との間の間隙から土砂が推進管内に侵入して陥没事故を発生しないようにした、前記1)〜5)いずれか記載の推進工法を用いた管路構築工法
7) 掘進機を地表に突出させる到達位置前後の地中の予定掘削ラインを挟むようにその左右に簡易な土留板を施して地表に突出させる付近の地盤の安定化を図るようにした、前記1)〜6)いずれか記載の推進工法を用いた管路構築工法
にある。
本発明によれば、掘進機は到達地点の地表面に直接突出させ、それを引上げて分割せずに一体のまま回収できるものであり、地表に開放された到達立坑を構築する必要がなく、到達立坑が構築できない地下に輻輳した既設管路やトンネル・地下構造物及び地上建造体がある現場でもインフラ管路を埋設することができる。
本発明によれば、地下に複数の既設トンネル・地下構造体があっても、推進マシンは左右方向・縦方向に湾曲した削孔ラインの管路敷設が可能な管路を推進工法で、これら地下構造体を避けるようにトンネルの削孔ラインを設計して、目標の地表面に掘進機を突出させることで到達立坑なしで到達位置までの管路を埋設できる。よって、地下がトンネル・地下構造体が複雑に存在する都市の地下で管路埋設工事を可能とするとともに、工期を短くして工事費の削減を図ることが出来る。
地表側に一部突出した掘進機を地表側のクレーン装置又はウィンチを有する引上運送装置を用いた地表側の機械でもって、掘進機全体を地表に引き上げるに際し、これらクレーン装置・ウィンチによる引き上げの引き上げ速度を発進立坑での元押装置による推進管の推進速度とを同じ又はそれより低速となるように同期して持ち上げることで、掘進機と後続の推進管との間に隙間を生じないようにでき、到達地点での地表へ引き上げ回収作業においてその隙間から土砂が推進管内に侵入して陥没事故が発生することを防止できる。
走行する前後方向に長い掘進機受台を有し且つこれに掘進機をワイヤ又はチェーンで引き上げるウィンチを設けた引上運送装置を地表側の引き上げ機械とするものでは、ウィンチで一部を地表上に突出させた掘進機を円滑に地表上に全体を引き上げてそのまま掘進機受台上に移載して走行させることで迅速に回収できる。
特に、運送車両に傾斜した掘進機受台の左右にフリーローラを配置したものでは、ウィンチとフリーローラによって更に円滑に掘進機を引き上げられて、そのまま掘進機受台に移載して車両を走行させて迅速に撤収できる。
加えて、掘進機受台の傾きを油圧ジャッキで所定角度に調整できるものでは、掘進機が地表上に突出した角度に、掘進機受台の角度を略同じにすれば、掘進機をその突出した角度で引き上げることで掘進機を掘進機受台へ円滑に移動でき、掘進機が完全に掘進機受台に載った後、掘進機受台を水平な角度にすることで安定して走行して外部へ運べる。
図1は本発明の到達立坑を構築しない推進工法を用いた管路構築工法と従来の到達立坑を構築する標準的な推進工法による管路構築工法の工程を示す比較説明図である。 図2は本発明の到達立坑を不要にしたことによる残置する土留仮設材がないことの利点を示す平面矢視の説明図である。 図3は本発明の到達立坑を不要にしたことによる残置する土留仮設材がないことの利点を示す縦断説明図である。 図4は本発明の到達立坑を不要にしたことによる残置する土留仮設材がないことの利点を示す土留仮設材の残置される部分を示す説明図である。 図5は実施例1の地下管路の平面経路を示す説明図である。 図6は実施例1の地下管路の経路の縦断面を示す説明図である。 図7は実施例1の地下の施工状態を示す説明図である。 図8は実施例1に使用した掘進機の直進状態での連結ジャッキを省略した縦断面図である。 図9は実施例1に使用した掘進機の曲線状の掘削状態を示す連結ジャッキを省略した縦断面図である。 図10は実施例1で到達地点で地表面から掘進機の一部突出した状態を示す説明図である。 図11は実施例1で地表面から一部突出した掘進機をクレーン装置で引き上げる工程を示す説明図である。 図12は実施例1で掘進機の全体を引き上げて掘進機運送用トラックに移載した状態を示す説明図である。 図13は実施例2で使用する引上運送装置を示す側面図である。 図14は実施例2で使用する引上運送装置のフリーローラを示す説明図である。 図15は実施例2の引上運送装置の正面のウィンチを示す説明図である。 図16は実施例2における掘進機の突出から掘進機の分割の最前部分の全体引き上げまでの工程を示す説明図である。 図17は実施例2における分割した掘進機の最前部分の分割切り離した分割部分を掘進機受台に移載して運送するまでの工程を示す説明図である。 図18は実施例2において分離した残りの掘進機の分割部分を引上げ運送と、先頭の推進管の上方開口に閉塞蓋を取付けて土砂を埋め戻すまでの工程を示す説明図である。 図19は従来の推進工法のセミシールド工法と、シールドマシンを用いたシールド工法の掘削工程を比較した参考の比較説明図である。
本発明で推進管の断面形状を円形の円管にするか、断面形状を矩形とした角管にするかは、そのトンネルの用途目的と地下に作用する荷重力等に応じて適切に決める。
(実施例)
本発明を図5〜18に示す実施例1,2を図面に基づいて説明する。
図5〜12に示す本実施例1と図13〜18に示す実施例2ともに、都市地下に電力線ケーブルを、地中線化するための小・中口径管路で円管状推進管(ヒューム管)の口径は0.8m程で発進立坑から地表に突出させるまでの推進長が34m程の管路を構築する管路工事例で、地表道路右傍にある地上の変電所内に発進立坑Sを設け、同発進立坑の土被り3.2m程から推進マシンKを推進させている。使用した施工の推進マシンKの急曲線掘削可能な推進機を図8,9に示している。
地表が道路Rであり、その地下には複数本の既設の地下鉄用電源ケーブルが配設されていて、又左右の歩道下には既設送電管路Rが埋設されている。この道路の右側地上に変電所Gが設けられ、この変電所敷地内に発進立坑Sを構築し、その地下から30m程先の道路左側の地表を目標として34m程の推進長さの位置で地表から掘進機KのカッタK12が突出するようにした工事である。
実施例1では、地表に突出した掘進機Kは、突出する地表位置に配置した図11に示すクレーン装置TCで引き上げ、図12に示すように掘進機運送用トラックTHDに同クレーン装置で移載して外部に運送して回収する例である。
(実施例2/図13〜18参照)
実施例2では、地表に一部を突出させるまで実施例1と同じ工程である。地表に一部を突出させた後掘進機Kを引き上げる作業に、傾斜した掘進機受台HDを有ししかも油圧ジャッキHDでその傾斜角を調整でき更に車両に掘進機Kを引き上げるウィンチHDを設けた引上運送装置HDを使用する例である。実施例1では、地表側機械としてクレーン装置TCを配置したが、実施例2では引上運送装置HDを設けた例で、実施例2は実施例1において先端の掘進機Kの一部を地表に突出させるまでの削孔・推進の工程は同じで、地表に突出させてからの掘進機の引上げ作業を異にするだけである。又、この実施例2では掘進機K全体を引き上げて回収する場合と、掘進機Kを複数に分割して分割部分の引き上げ・回収を繰り返して掘進機K全体を回収できるものである。
(実施例の符号の説明)
以下、図5〜18に示す実施例1,2の構成用語とその符号について説明する。
は発進立坑Sを設けた変電所、Gは発進立坑Sから34m程離れた掘進機を地表面へ突出させる到達地点、G21は掘進機Kの一部を突出させる地表面、G22は道路Rの掘削された地盤を覆う覆工板G23を支持する受鋼材、G23は覆工板、Sは発進立坑、Sは同発進立坑内下部に設置した油圧ジャッキを用いた元押装置、Sは発進立坑Sを構築する矢板による土留仮設材、Kは推進マシン、Kは推進マシンKの前面カッタとなる掘進機、Kは同掘進機Kに後続させた0.8m口径の円管状推進管、K21は到達地点の地表面に到着した先頭の推進管Kの前開口の閉塞蓋である。Tは推進マシンKが削孔して構築する管路、T10は管路Tの初期削孔管路で緩やかに下降する左右湾曲部、T11は到達地点G近くで地表面G21に向けて縦方向に25R程の平面曲線掘削する管路の縦断曲線部、Aは従来の推進工法における到達立坑、Aは到達立坑構築に使用される矢板による土留仮設材であって、本実施例にはA,Aともに存在しない。Rは管路Tを設ける地上の道路、Rは道路Rの側溝、Rは2.5mの最小確保道路巾、Rは道路下方地盤で管路Tの左右に構築する垂直の簡易な土留板であって、推進マシンKを地表面に押出すためにその周辺地盤の緩みを防止するためのものである。Rは道路Rの下方に配設された既設送電管路、Rは掘進機Kを一部突出させる地表面G21の下方にある土砂である。
図8,9は曲線掘削ができる管路トンネル工事の実施例1,2で使用する掘進機Kの内部構造である。この図8,9の掘進機Kは推進工法で、従来から使用されている構造のものである。K11は掘進機Kの短く分割された複数の外郭部、K12は推進マシンKの先端の正面で掘進機Kの先端に取付けたカッタ、K13は同カッタの回動軸、K14はカッタK12の回動軸K13を回動させる駆動部、K15は排土管、K16は分割された外郭部K11同士を水密状に連接する胴管部、K17は分割された外郭部K11同士を連結し、削孔方向を修正できる油圧ジャッキ(方向修正ジャッキ又は連結ジャッキともいう。図示せず)の両端を外郭部K11の内側壁に支持する油圧ジャッキ取付金具、Kは掘進機Kに後続させる0.8m口径の円管状の推進管である。
(実施例1の作業工程)
実施例1の管路構築工事は、まず道路Rの右側にある変電所Gの土地の一画に発進立坑Sを構築する。発進立坑Sは矢板の土留仮設材Sによる土留壁で囲って、開口部は2m程で深さ4m掘削して底面にコンクリート床版を構築する。
この発進立坑Sに油圧ジャッキを用いた元押装置Sを設置する。又、矢板の土留壁の土留仮設材Sに推進マシンKの掘進機Kと推進管Kを外周地盤に送り出せるように鏡切りして開口部を形成する。
その後、地表側から掘進機Kを降し、又推進管Kを地表側から逐次下降できるようにクレーン装置(図示せず)を設けている。
発進立坑S下方において、掘進機Kの後方に先頭となる推進管Kを連接し、掘進機Kとその後の推進管Kを土留仮設材Sの鏡切りした開口部に臨むような高さに配置し、推進管Kの後端を前記元押装置Sで押し込みながら、図8,9に示す掘進機Kを作動させることで、掘進機Kの先端のカッタK12を回動させて、同時に地盤を掘削しながら元押装置Sの推進力で前方へ前進させる。
掘進機Kの排土管K15で取り込んだ土砂・泥は後方に送り出され、発進立坑Sの上方に送られてストックタンクに集積される。又、地表から必要な泥水等が発進立坑Sを介して掘進機Kに送られる。これらは通常の推進工法の掘進機Kの働きである。
この実施例1,2では、その管路Tの平面・縦断路線は図5,6に示すように、発進立坑Sからはやや下降で且つ左右に湾曲したような掘削経路で掘進機Kは削孔する。
後の推進管Kは掘進機Kの掘進と同時に一次覆工の推進管を元押装置Sにより推進力を加圧することで管路を形成させる。
このとき掘進機Kの外郭部K11は曲線削孔を可能にするため前後に短く分割されていて、且つ中折構造として油圧ジャッキ(方向修正ジャッキ,連結ジャッキともいう/図示せず)で連結されていて、円周に複数ある上下左右の油圧ジャッキのシリンダーロッドのストロークの長短によって掘進機Kは上下・左右に方向を変えて掘進できるようになっている。このように、効果的に曲線掘削ができるように、掘進機Kは前後に複数に分割され、それらの分割された外郭部分間は胴管部K16でつながり、土砂・泥水・地下水が掘進機K内に侵入しないようになっている。又、これに併せて推進管Kは1/3管を使用し、掘進機Kの曲線進行に応じて推進管K同士も水密性を保ちながら下降しながら左右湾曲部T10を削孔しながら掘進機Kの掘削したトンネル内を推進する。
掘進機Kが到達地点Gに近くなると、地中の削孔ラインを左右に挟むように設けた簡易な土留板Rの間を削孔して、推進管Kの管路Tを構築していく。この簡易な土留板Rによって、掘進機突出し時のこの付近の地盤の緩みを防止する。
左右の簡易な土留板R間を掘削し終えると、R25の曲線半径で掘進機Kを縦方向に上昇するように修正をかける。そして、掘進機Kの一部を道路Rの右側の地表面G21に突出させる(図10参照)。
掘進機Kの一部が地表に突出すると、この地表側に設置したクレーン装置TCのクレーンブームを引上用油圧ジャッキTCで所定の角度とし、及びクレーンブームの伸縮長さを調整して、クレーンブームの先端のワイヤ滑車がある高さ位置を調整する。このワイヤ滑車から複数本の吊上げワイヤTCをウィンチTCを作動させて降して、一部突出した掘進機Kの外郭部K11に吊金具TCを介して連結して、クレーン装置TCのウィンチTCを作動して掘進機Kの突出した角度の方向に上方に引き上げる。
このクレーン装置TCによる引き上げの速度は、発進立坑Sの作業者と地表面側の作業者が通信しながら発進立坑Sでの元押装置Sの推進速度(ジャッキスピード)より遅くすることで、掘進機Kと後続の推進管Kとの間に間隙(目地開口部)が生じないように圧接させている。これによって、突出した地層の土砂が間隙から推進管K内に侵入するのを防いでいる。
掘進機Kの全体が上方に持ち上げられたら、掘進機Kと先頭の推進管Kとを分離し、地表面側に配置した掘進機運送用トラックTHD上にクレーン装置TCで移載させて、掘進機Kを回収する(図12参照)。
一方、掘進機Kを分離して地表面に露出した先頭の推進管Kの開口部を閉塞蓋K21を取付けて密閉して、地層の土砂Rを覆せて電線ケーブルの接続工事まで閉塞させる。
(実施例2/図13〜18参照)
実施例2は、実施例1の地表面に掘進機Kの一部を突出した工程まで同じである。
実施例2では、一部と突出した掘進機Kを図13,14,15に示す構造の引上運送装置HDを用いて図16,17に示すように掘進機Kを分割し、ウィンチHDのワイヤHDを用いて分割された掘進機Kの部分を引上げる。その際、掘進機Kの突出角度と掘進機受台HDの傾き角と略同じにするように油圧ジャッキHDで調整する。掘進機受台HDにはV字状で左右両側にフリーローラHDを前後方向に4列設けている。これによって、一部が突出した掘進機Kを分割して分割部分を掘進機受台HDにウィンチHDのワイヤHDによって引き上げ、分割部分を引上げれば掘進機受台HDを水平にして車両を移動させて、突出の地表面から外部に移動させる。この工程を繰り返して掘進機Kの分割部分を全部引上げ回収する。HDは掘進機Kを引上げるための掘進機リード材である。
掘進機Kを引上げ回収後に先頭の推進管Kの開口部を閉塞蓋K21で閉じて、その後土砂Rを戻して次の送電線工事まで待機させる(図18参照)。
この実施例2でも、引上運送装置HDによる掘進機Kの分割部分の引上げ速度を推進管Kの推進速度より低くすることで、推進管Kに土砂が進入しないように工事する。
本発明は、都市での既設インフラ管路やトンネル・地下構造体が複雑に存在する地下空間に実施例の送電ケーブル以外に通信線・水道管・ガス管の配管をするための管路埋設工事にも使用できる。更に、管路より大きい暗渠・トンネルの構築工法としても使用できる。又、地下に既存の管路インフラ地下構造物がない地山での管路又はトンネル構築にも利用できる。
変電所
到達地点
21 突出させる地表面
22 受鋼材
23 覆工板
S 発進立坑
元押装置
土留仮設材
K 推進マシン
掘進機
11 外郭部
12 カッタ
13 回動軸
14 駆動部
15 排土管
16 胴管部
推進管(ヒューム管)
21 閉塞蓋
管路
10 下降する左右湾曲部
11 縦断曲線部
R 道路
側溝
最小確保道路巾
簡易な土留板
既設送電管路
土砂
TC クレーン装置
TC 吊上げワイヤ
TC 吊金具
TC ウィンチ
TC 引上用油圧ジャッキ
THD 掘進機運送用トラック
HD 引上運送装置
HD 車体
HD 掘進機受台
HD 油圧ジャッキ
HD ウィンチ
HD ワイヤ
HD ワイヤ送り車
HD 車輪
HD フリーローラ
HD 掘進機リード材
A 到達立坑
土留仮設材

Claims (7)

  1. 先端の掘進機の後に複数の推進管を連接した推進マシンを、発進立坑から元押装置で前記推進管の最尾となる推進管を押込みながら先端の前記掘進機でもって地中を削孔して管路空間を形成しながら後続する推進管を削孔された同管路空間に連続的に加圧挿入し、しかも発進立坑で推進管を順次発進立坑で据付して継ぎ足すことで、地下に複数の推進管で形成される管路を構築する推進工法を用いた管路構築工法に於いて、
    前記推進マシンとして水平面で左右方向に曲線施工可能な管路空間を地中掘削でき且つ鉛直面に対しても縦断曲線施工可能な管路空間を掘削できる機能の推進マシンを使用するとともに、
    発進立坑から前記推進マシンで地中の所定の路線に沿って管路を構築しながら到達地点に近づけば、推進マシンを地表に向けた縦断方向に所定の曲線半径で上向きに削孔させて先端の掘進機を地表面から一部を突出させ、地表位置に配置した地表側機械を用いて掘進機を地表上に引き上げて回収し、発進立坑から到達位置の地表面までの間に推進管による管路を構築する、掘進機回収用の到達立坑を到達地点に構築せずに施工できて大巾に工期・工費を削減できることを特徴とする、推進工法を用いた管路構築工法。
  2. 前記地表側機械が突出させた地表側に設けたクレーン装置であって、
    地表上に一部を突出させた掘進機を、同クレーン装置を用いて吊り上げて地表上に全体を持ち上げて突出した位置から分離させて回収させる、請求項1記載の推進工法を用いた管路構築工法。
  3. 前記地表側機械として、突出させた地表側には前記クレーン装置の他に、突出させた地表面に沿って走行できる掘進機運送用トラックを配置し、前記クレーン装置によって地表上に持ち上げた掘進機を前記掘進機運送用トラックに移載して地表の外部へ運び出すようにした、請求項2記載の推進工法を用いた管路構築工法。
  4. 前記地表側機械が、掘進機の前後を車両の走行方向にして載置できる傾斜した掘進機受台を有し且つ地表面から一部を突出させた掘進機をウィンチのワイヤ又はチェーンで引き上げて前記の傾斜した掘進機受台上まで移動させることが出来るウィンチを設けた引上運送装置であり、一部地表に突出させた掘進機を前記引上運送装置のウィンチで引き上げて、引き上げられた掘進機全体を掘進機受台に載置して移動させて所要の場所へ回収させ、又は掘進機を複数に分割して、分割された掘進機部分を引き上げて掘進機受台に載置して、移動させることを全分割部分数だけ繰り返すことで、掘進機を分割して全体を回収させるようにした、請求項1記載の推進工法を用いた管路構築工法。
  5. 前記引上運送装置の掘進機受台の傾斜角を油圧ジャッキで角度調整可能とし、しかも掘進機受台の左右側それぞれには掘進機の外殻と接して前後方向の移動を容易とするスライドローラを前後方向に複数列設け、一部を地表に突出させた掘進機の傾き角に掘進機受台の傾斜角が略同じになるように傾斜油圧ジャッキで傾斜角を調整することで、ウィンチによる掘進機の掘進機受台への引上げ移載を容易とした、請求項4記載の推進工法を用いた管路構築工法。
  6. 先端の掘進機が地表面に一部を突出させてから、地表側機械による掘進機の引き上げ速度が元押装置による押込み速度と同じとなるように又は押込み速度より低くなるように同期させ、掘進機とその後続の推進管との間に間隙が生じないように密接させながら掘進機と推進管とを押し推め、地表近くで引き上げる掘進機とその後続の推進管との間の間隙から土砂が推進管内に侵入して陥没事故を発生しないようにした、請求項1〜5いずれか記載の推進工法を用いた管路構築工法。
  7. 掘進機を地表に突出させる到達位置前後の地中の予定掘削ラインを挟むようにその左右に簡易な土留板を施して地表に突出させる付近の地盤の安定化を図るようにした、請求項1〜6いずれか記載の推進工法を用いた管路構築工法。
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