JP2021080671A - 屋根トラスユニット、及びそれを用いた屋根構築方法 - Google Patents
屋根トラスユニット、及びそれを用いた屋根構築方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本発明の実施例1を、図1から図7に基づいて以下に説明する。ちなみに同図において、符号1で指示するものは、垂木ユニットであり、符号2で指示するものは、連結板である。また符号Eで指示するものは、軒桁であり、符号Pで指示するものは、柱である。更に、符号Uで指示するものは、左右の垂木ユニットから構成される屋根トラスユニットである。
まず実施例1では、木造建築の木造枠組壁構法において、屋根トラスユニットUを、屋根形状に合わせて山型に組まれた二枚の垂木ユニット1・1から構成しており、左右の垂木ユニット1・1の直線部S・Sが頂部Tを介して山型に一体となった合掌形状を構成している(図1参照)。なお、垂木ユニット1の左右の直線部S・Sが成す角度は、屋根勾配に応じて自由に設計変更することができる。
次に、垂木ユニット1の構成について説明する。まず、垂木ユニット1の全体形状は、木板材から構成された薄形の板状とし、左右の直線部S・Sは、直線部Sに沿って上下に平行に並べて配置される上弦材11aと下弦材11bを含むトラス弦材11と、これら上弦材11aと下弦材11bの内側に配置される束材12a及び斜材12bを含むトラス腹材12とによって、平行弦トラス構造を成すように形成している(図1、図3参照)。
次に、前記屋根トラスユニットUを用いた屋根構築方法について説明する。まず本実施例では、プレカット工場等において、運搬可能な大きさ(トラック等の荷台に載るサイズ)の垂木ユニット1を複数作製し、これらを建築現場まで移送する。もちろん、垂木ユニット1は必要に応じて現場で組み立てることもできる。
次に、本発明の実施例2について、図8に基づいて以下に説明する。この実施例2では、トラス腹材12の斜材12bは、上弦材11aと下弦材11bと隣り合う束材12aとによって囲われる枠内の各対角線上に各々固定されている(図8参照)。
では決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例え
ば、垂木ユニット1を構成する面材13は、トラス弦材11の一部の枠体にのみ張り付けることもできる。
11 トラス弦材
11a 上弦材
11b 下弦材
12 トラス腹材
12a 束材
12b 斜材
13 面材
14 下弦材と束材の継目部
2 連結板
U 屋根トラスユニット
N 止着位置
S 直線部
T 頂部
G 地面
C 中心線
W 壁パネル
E 軒桁
E1 上軒桁
E2 下軒桁
P 柱
Claims (6)
- 建築物の屋根組を構築するために用いられる屋根トラスユニットであって、
平行弦トラス構造から成る左右の垂木ユニットの直線部が頂部を介して山形に一体と成った合掌形状から構成される一方、
前記垂木ユニットは、直線部に沿って上下に平行に並んだ上弦材及び下弦材とから成るトラス弦材と;このトラス弦材の上弦材及び下弦材の間に所定間隔で配置される束材、並びに隣り合う束材の一方の束材と上弦材の継目部及び他方の束材と下弦材の継目部同士を繋ぐように配置される斜材から成るトラス腹材と;前記トラス弦材と前記トラス腹材から構成される枠体に張り付けられる面材とから構成され、
更に、前記頂部では、左右の前記垂木ユニットが重なるように配置され、一方の垂木ユニットの上弦材は他方の垂木ユニットの上弦材及び下弦材にそれぞれ固定され、一方の垂木ユニットの下弦材は他方の垂木ユニットの上弦材及び下弦材にそれぞれ固定されていることを特徴とする屋根トラスユニット。 - 一方の垂木ユニットのいずれか一つの束材と下弦材との継目部が、他方の垂木ユニットの下弦材と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根トラスユニット。
- トラス腹材の斜材は、上弦材と下弦材と隣り合う束材とによって囲われる枠内の対角線上であって、屋根トラスユニットの中心線側の束材と下弦材との継目部と、その対角側の束材と上弦材との継目部とに固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根トラスユニット。
- トラス腹材の斜材は、上弦材と下弦材と隣り合う束材とによって囲われる枠内の各対角線上に各々固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋根トラスユニット。
- 垂木ユニットの上弦材の軒側の先端部は、前記垂木ユニットの直線部に沿う方向において下弦材よりも長いことを特徴とする請求項1乃至4に記載の屋根トラスユニット。
- 運搬可能な大きさの垂木ユニットを複数製作した後、これらの垂木ユニットの直線部が頂部を介して山形に一体となった合掌形状から構成するように製作された請求項1乃至5に記載の屋根トラスユニットを柱又は軒桁上にそれぞれ立設し、前記屋根トラスユニットの隣り合う垂木ユニット同士の対向面に連結板を固定して、屋根トラスユニット同士を連結する屋根の構築方法。
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JP2019207218A JP6931905B2 (ja) | 2019-11-15 | 2019-11-15 | 屋根トラスユニット、及びそれを用いた屋根構築方法 |
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