JP2021077631A - 燃料電池スタックのバイポーラプレート - Google Patents
燃料電池スタックのバイポーラプレート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021077631A JP2021077631A JP2020169659A JP2020169659A JP2021077631A JP 2021077631 A JP2021077631 A JP 2021077631A JP 2020169659 A JP2020169659 A JP 2020169659A JP 2020169659 A JP2020169659 A JP 2020169659A JP 2021077631 A JP2021077631 A JP 2021077631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- plate
- fuel
- fuel cell
- oxidant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0258—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
- H01M8/026—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant characterised by grooves, e.g. their pitch or depth
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0267—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0258—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2465—Details of groupings of fuel cells
- H01M8/2483—Details of groupings of fuel cells characterised by internal manifolds
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2465—Details of groupings of fuel cells
- H01M8/2484—Details of groupings of fuel cells characterised by external manifolds
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M2008/1095—Fuel cells with polymeric electrolytes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【課題】セル内の水分量を適切に維持できる燃料電池用バイポーラプレートを提供する。【解決手段】積層方向を水平にして設置運転する燃料電池用バイポーラプレート70であり、バイポーラプレート70の左右方向、互いに対向する二辺の一辺側22に冷却媒体入口側開口61、空気入口側開口63、水素出口側開口66を設け、他辺側24に空気出口側開口64、水素入口側開口65、冷却媒体出口側開口62を設け、運転時の配置においてバイポーラプレート70の一辺22側の水素出口側開口66は冷却媒体入口側開口61、空気入口側開口63の鉛直方向下に配置され、他辺側24の空気出口側開口64は冷却媒体出口側開口62、水素入口側開口65の鉛直方向下に配置され、冷却剤出口側開口62は空気出口側開口64、水素入口側開口65の鉛直方向上に配置される。【選択図】図3
Description
本発明は、燃料電池スタックのバイポーラプレート、そのようなプレートを備える燃料電池スタックのセル、及びそのようなセルを備える燃料電池スタックに関する。本発明は、限定はしないが、スタックが使用位置にある場合に、セルが、鉛直平面に延在するバイポーラプレートを備える、燃料電池スタックに適用可能であることが特に有利である。
それ自体既知の方法において、燃料電池スタックは、燃料、通常は二水素と、酸化剤、通常は二酸素又は空気等の二酸素を含むガスとを用いて、化学エネルギーを電気エネルギーに変換することが可能な電気化学デバイスである。この反応による生成物は、水であり、それに伴って、熱が放出されるとともに電気が生成される。
燃料電池スタックは、例えば、車両内に収容された電気デバイスに電力を供給することによって自動車を駆動するのに用いることができる。
燃料電池スタックは、1つ以上のセルからなることができる。
従来技術の燃料電池スタックのセル1を示す図1を参照すると、そのようなセル1は、2つの多孔質のカソード電極3及びアノード電極4の間に挟まれ、これらの2つの電極3、4間でプロトンの移動をもたらす、プロトン伝導性電解質2を備える。
このために、電解質2は、特に20μm〜200μmの厚さを有するポリマー製のプロトン交換膜とすることができ、結果として得られるスタックは、PEM(「プロトン交換膜(proton exchange membrane)」の略)スタック又はPEMFC(「プロトン交換膜燃料電池(proton exchange membrane fuel cell)」の略)スタックとなる。
電解質2及び2つの電極3、4から作製されるアセンブリは、それ自体が第1のバイポーラプレート6と第2のバイポーラプレート7との間に挟まれた膜電極接合体(MEA)5を形成する。第1のバイポーラプレート6及び第2のバイポーラプレート7は、電流を収集し、酸化剤及び燃料を電極3、4に分配し、伝熱流体を循環させる。
通常用いられるバイポーラプレート6、7は、機械加工又は成形によって形状付けされるグラファイト、ポリマー含浸グラファイト、又は可撓性グラファイトシート等の炭素系材料のような、良好な耐食性及び導電性をもたらす材料から作製される。
ステンレス鋼を含む、チタン、アルミニウム、及び鉄をベースとした合金等の金属材料を使用して、バイポーラプレート6、7を製造することも可能である。この場合、バイポーラプレートの形状付けは、厚さの小さいシートをプレス加工又は打抜き加工することによって達成することができる。
酸化剤、燃料、及び伝熱流体が、スタックを形成する全てのセルに分配されることを確実にするために、第2のバイポーラプレート7は、6つの開口7a、7b、7c、7d、7e、7fを有し、そのうちの3つの開口7a、7b、7cが、このプレート7の上縁部8に設けられ、他の3つの開口7d、7e、7fが、対称的に、このプレート7の下縁部9に設けられる。
第1のバイポーラプレート6は、バイポーラプレート7上と同じ場所に設けられた同じ
開口を有するが、図1には、3つの上側開口6a、6b、6c及び1つの下側開口6dのみが示されている。
開口を有するが、図1には、3つの上側開口6a、6b、6c及び1つの下側開口6dのみが示されている。
第1のバイポーラプレート6の開口6a、6b、6c、6dと、第2のバイポーラプレート7の開口7a、7b、7c、7d、7e、7fとは、位置合わせされ、それにより、流体がスタックを形成する全てのセルを通って流れることを可能にするマニホールドを形成する。
これらの開口7a、7b、7c、7d、7e、7f、6a、6b、6c、6dのそれぞれにおいて、ダクト(図示せず)により、プレート6、7の表面上若しくはプレート6、7を通って流れる、又はこのために設けられた流体流れチャネルを通って流れる伝熱流体、燃料、又は酸化剤を供給又は回収することが可能である。
図1の線II−IIに沿った断面である図2を参照すると、カソード電極3及びアノード電極4は、それぞれ、カソードの反応部位である活性層10及びアノードの反応部位である活性層11を有し、また、活性層10、11と対応するバイポーラプレート7、6との間に挿入されるそれぞれの拡散層12、13を有する。この拡散層12、13は、例えば、紙製基板又は炭素織物とすることが可能である。
拡散層12、13は、それぞれのバイポーラプレート7、6に設けられた溝によって形成されるそれぞれのチャネル14、15を通って流れる、二水素及び二酸素等の反応物の拡散を可能にする。
このようにして、拡散層13を介してアノード電極4の活性層11に二水素が供給され、この活性層11内で以下の反応が起こる:H2→2e−+2H+。同様に、拡散層12を介してカソード電極3の活性層10に酸素が供給され、この活性層10内で以下の反応が起こる:1/2O2+2H++2e−→H2O。これらの反応は、アノード4の活性層11からカソード3の活性層10へのプロトン移動を可能にする膜2の存在によって可能になる。
液体によって冷却される燃料電池スタックの場合、特に低温燃料電池スタック(「低温プロトン交換膜(low-temperature proton exchange membranes)」の略で「LT−PEM」とも呼ばれる)の場合、バイポーラプレートは、スタックが使用位置にある場合に鉛直平面に延在する。流体の均一な循環を確実にするとともに、プレートの下部に位置するマニホールド及び/又はチャネル内での水の蓄積、並びに溶解したガスがプレートの下部に位置するマニホールド及び/又はチャネル内に閉じ込められることの双方を防ぐことが重要である。
さらに、燃料電池スタックを備えるシステムの性能及び耐用寿命は、反応物の搬送の質及び反応によって生成される水の管理に大きく左右される。反応物の分配は、可能な限り均一である必要があり、膜電極接合体は、良好な水和レベルを維持することが必要であり、また同時に、反応物が反応部位にアクセスすることが可能であるように、水を電極の多孔質部分から可能な限り多く正確に除去することが必要である。より具体的には、ガス入口における膜のプロトン伝導体のドライアウト(drying-out)と、ガス出口における電極のフラッディング(flooding)との間の折衷点に達する必要がある。
本発明は、燃料電池スタックのバイポーラプレートを提供することによって、これらの欠点を効率よく克服することを目的とし、このプレートは、スタックが使用位置にある場合に鉛直平面に延在し、鉛直の使用位置において、プレートは、第1の横断方向縁部と、
第1の横断方向縁部とは反対側の第2の横断方向縁部と、長手方向上縁部と、長手方向下縁部と、縁部の間に設けられた中央領域と、伝熱流体の入口のための第1の開口と、伝熱流体の回収用の第2の開口と、酸化剤、特に空気の入口のための第3の開口と、酸化剤の回収用の第4の開口と、燃料、特に二水素の入口のための第5の開口と、燃料の回収用の第6の開口とを有し、第1の開口、第3の開口、及び第6の開口は、第1の横断方向縁部に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、第2の開口、第4の開口、及び第5の開口は、第2の横断方向縁部に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、プレートは、少なくとも1つの分配チャンバーを有し、プレートの鉛直の使用位置において、第6の開口は、第1の開口及び第3の開口の下に配置され、第4の開口は、第2の開口及び第5の開口の下に配置され、第2の開口は、第4の開口及び第5の開口の上に配置されることを特徴とする。
第1の横断方向縁部とは反対側の第2の横断方向縁部と、長手方向上縁部と、長手方向下縁部と、縁部の間に設けられた中央領域と、伝熱流体の入口のための第1の開口と、伝熱流体の回収用の第2の開口と、酸化剤、特に空気の入口のための第3の開口と、酸化剤の回収用の第4の開口と、燃料、特に二水素の入口のための第5の開口と、燃料の回収用の第6の開口とを有し、第1の開口、第3の開口、及び第6の開口は、第1の横断方向縁部に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、第2の開口、第4の開口、及び第5の開口は、第2の横断方向縁部に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、プレートは、少なくとも1つの分配チャンバーを有し、プレートの鉛直の使用位置において、第6の開口は、第1の開口及び第3の開口の下に配置され、第4の開口は、第2の開口及び第5の開口の下に配置され、第2の開口は、第4の開口及び第5の開口の上に配置されることを特徴とする。
セルを通って流れる際の伝熱流体の温度の上昇に起因して、カソードの入口では、過剰な空気によって、膜の活性層の一部を構成するアイオノマーのドライアウトが促進される。さらに、カソードの出口では、生成された水の蓄積によって、電極のフラッディングが促進される。したがって、本発明は、プレートが鉛直の使用位置にある場合、すなわち、スタックが水平の使用位置にある場合、流体の分配の均一性を損なうことなく、水の除去と、伝熱流体の脱気とを促進することを可能にする。
第2の開口の特定の配置により、冷却回路に閉じ込められた気泡が自然に抜け出すことが可能になる。具体的には、プレートが鉛直位置にある場合、この回路内で形成される気泡は、分配チャンバーの上部に位置し、それにより、同じ高さに位置する第2の開口を介して気泡が抜け出すことができる。
驚くべきことに、冷却回路のそのような配置によって得られる利点は、第6の開口と第5の開口との間に対称性がないことで生じる圧力損失(head losses)の不均衡を有利に補償する。
1つの実施の形態によれば、プレートの鉛直の使用位置において、第3の開口は、第1の開口及び第6の開口の上に配置される。
そのような構成は、燃料回収部の相対的な配置によってアノード区画のフラッディングを防止することを可能にし、一方、酸化剤/燃料が向流で酸化剤/伝熱流体が並流である状況は、より良好な水管理によってセルの動作条件を均質化する。
1つの実施の形態によれば、分配チャンバーは、第1の横断方向縁部において、プレートの表面に設けられ、分配チャンバーは、特に、少なくとも第3の開口、第1の開口、及び第6の開口に面して延在する。
1つの実施の形態によれば、分配チャンバーは、第2の横断方向縁部において、プレートの表面に設けられ、分配チャンバーは、特に、少なくとも第2の開口、第5の開口、及び第4の開口に面して延在する。
この構成は、(入口と回収部との間の)圧力損失を均衡させることを可能にするため、分配チャンバーは、流体流を均衡させるために特別に設計する必要がない。したがって、プレートの嵩及び圧力損失が低減される。
1つの実施の形態によれば、分配チャンバーは、流体の均一な分配を促進するように、突出パターン、特にはんだによるバンプ又は線を有する。
1つの実施の形態によれば、プレートは、中央領域において、特にプレートの表面に、例えば、当該表面の波形の形態で設けられた流れチャネルを有する。
1つの実施の形態によれば、流れチャネルは、プレートの長手方向軸において延在する。
そのような構成は、流体の分配における良好な均一度を保持しながら、プレートの嵩を低減することを可能にする。
1つの実施の形態によれば、各開口は、プレートの厚さを貫通する穴を有する。
本発明の別の主題は、燃料電池スタック、特にプロトン交換膜燃料電池スタックのセルであり、セルは、上述したような2つのバイポーラプレートと、膜電極接合体とを備え、プレートは、ともに協働するように配置され、膜電極接合体は、プレート間に挟まれる。
1つの実施形態によれば、膜電極接合体は、分配チャンバー内に触媒が存在しない。
本発明の別の主題は、上述したような少なくとも1つのセルを備える、燃料電池スタック、特にプロトン交換膜燃料電池スタックである。
1つの実施の形態によれば、スタックは、
伝熱流体取入口に接続され、流体が第1の開口を通って流れることを可能にするように意図された、伝熱流体の入口マニホールドと、
酸化剤取入口に接続され、酸化剤が第3の開口を通って流れることを可能にするように意図された、酸化剤の入口マニホールドと、
燃料取入口に接続され、燃料が第5の開口を通って流れることを可能にするように意図された、燃料の入口マニホールドと、
を備える。
伝熱流体取入口に接続され、流体が第1の開口を通って流れることを可能にするように意図された、伝熱流体の入口マニホールドと、
酸化剤取入口に接続され、酸化剤が第3の開口を通って流れることを可能にするように意図された、酸化剤の入口マニホールドと、
燃料取入口に接続され、燃料が第5の開口を通って流れることを可能にするように意図された、燃料の入口マニホールドと、
を備える。
本発明は、以下の記載を読むとともに添付図面を検討することで、よりよく理解される。これらの図は、単に例示として与えられ、本発明をいかようにも限定しない。
同一、同様、又は類似の要素は、1つの図面から別の図面にわたって同じ参照符号を保持する。
本発明に係る燃料電池スタックのセルは、図1及び図2に関して記載されるタイプのものである。このセルは、図3に示されているタイプの2つのバイポーラプレート70と、図1及び図2を参照して記載されるものと同じタイプの膜電極接合体とを備える。バイポーラプレート70は、膜電極接合体がプレート70間に挟まれるように、ともに協働して配置される。
本発明に係る燃料電池スタックは、上述したようなセルのスタックを含む。
図3を参照すると、本発明のバイポーラプレート70の断面形状は、矩形である。1つ
の例示的な実施形態において、バイポーラプレート70の長さは、幅の約2倍である。
の例示的な実施形態において、バイポーラプレート70の長さは、幅の約2倍である。
スタックが使用位置にある場合、バイポーラプレート70は、鉛直平面に延在し、第1の横断方向縁部22と、第1の横断方向縁部22とは反対側の第2の横断方向縁部24と、長手方向上縁部20と、長手方向下縁部26と、縁部20、22、24、26の間に設けられた中央領域30とを有する。
バイポーラプレート70は、第1の横断方向縁部22に設けられた、酸化剤の入口のための第3の開口63を有する。
酸化剤の導入用のチャネル50がプレート70に形成され、それにより、第3の開口63から、プレート70の第1の横断方向縁部22に設けられた酸化剤の分配用のチャンバー42内に酸化剤を導入することが可能である。
酸化剤の分配用のチャンバー42は、はんだによるバンプ又は線を有し、それにより、そうして導入された酸化剤の均一な分配を促進することが可能であり、それにより、酸化剤が中央領域30を通って流れ、より詳細には、バイポーラプレート70の一方の面に当接する膜電極接合体のカソード電極を通って流れるようにする。分配チャンバー42は、鉛直方向に中央領域30の全高にわたって延在する。
酸化剤の循環用の流れチャネル44が、中央領域30において、プレート70の表面の片側に設けられ、それにより、酸化剤の循環を可能にする。これらの流れチャネル44は、プレート70の長手方向軸に沿って延在し、第2の横断方向縁部24に位置する酸化剤の分配用の別のチャンバー42に開口する。
バイポーラプレート70は、第2の横断方向縁部24に設けられた酸化剤の回収用の第4の開口64も有する。
酸化剤の回収用のチャネル54がプレート70に形成され、それにより、第2の横断方向縁部に位置する分配チャンバー42から第4の開口64内に、酸化剤を回収することが可能である。したがって、これらの回収チャネル54は、流れチャネル44を通って流れ、分配チャンバー42によって分配された酸化剤を回収することを可能にする。
図3では、プレート70の片面のみが見えており、この面において、酸化剤の分配用のチャンバー42と、流れチャネル44と、導入チャネル50と、回収チャネル54とが見えている。
スタックが組み立てられると、全てのプレートの酸化剤の入口のための第3の開口63及び酸化剤の回収用の第4の開口64は、重なり合って、スタックを通して酸化剤を運ぶマニホールドを形成する。スタックが使用位置にある場合、マニホールドは、プレート70の幅に直交する軸に沿って延在する。
バイポーラプレート70は、第1の横断方向縁部22に設けられた、伝熱流体の入口のための第1の開口61を有する。
同様に、伝熱流体の導入用のチャネルがプレート70に設けられ、それにより、第1の開口61から、プレート70の第1の横断方向縁部に設けられた分配チャンバー内に伝熱流体を導入することが可能になる。分配チャンバーは、はんだによるバンプ又は線を有し、それにより、そうして導入された伝熱流体の均一な分配を促進することが可能であり、それにより、伝熱流体がバイポーラプレート70の中央領域30内を流れるようにする。
伝熱流体の分配用のチャンバーは、酸化剤又は燃料の分配用のチャンバーに施されるパターンに対して相補的なパターンによって形成することができることが有利である。分配チャンバーは、鉛直方向に中央領域30の全高にわたって延在する。
伝熱流体の分配用のチャンバーは、酸化剤又は燃料の分配用のチャンバーに施されるパターンに対して相補的なパターンによって形成することができることが有利である。分配チャンバーは、鉛直方向に中央領域30の全高にわたって延在する。
伝熱流体の循環用の流れチャネル(図示せず)が、中央領域30に設けられ、それにより、流体の循環を可能にする。これらのチャネルは、プレート70の長手方向軸に沿って延在し、第2の横断方向縁部に位置する伝熱流体の分配用のチャンバーに開口する。
バイポーラプレート70は、第2の横断方向縁部24に設けられた伝熱流体62の回収用の第2の開口も有する。
伝熱流体の回収用のチャネルがプレート70に形成され、それにより、第2の横断方向縁部に位置する分配チャンバーから第2の開口62内に、伝熱流体を回収することが可能である。したがって、これらの回収チャネルは、流れチャネルを通って流れ、伝熱流体の分配チャンバーによって分配された伝熱流体を回収することを可能にする。
スタックが組み立てられると、全てのプレートの伝熱流体の入口のための第1の開口61及び伝熱流体の回収用の第2の開口62は、重なり合って、スタックを通して伝熱流体を運ぶマニホールドを形成する。スタックが使用位置にある場合、マニホールドは、プレート70の幅に直交する軸に沿って延在する。
バイポーラプレート70は、第2の横断方向縁部24に設けられた、燃料の入口のための第5の開口65を有する。
同様に、燃料の導入用のチャネルがプレート70に形成され、それにより、第5の開口65から、プレート70の第2の横断方向縁部24に設けられた燃料の分配用のチャンバー内に燃料を導入することが可能になる。
燃料の分配用のチャンバーは、はんだによるバンプ又は線を有し、それにより、そうして導入された燃料の均一な分配を促進することが可能であり、それにより、燃料が中央領域30を通って流れ、より詳細には、バイポーラプレート70の他方の面に当接する膜電極接合体のアノード電極を通って流れるようにする。分配チャンバーは、鉛直方向に中央領域30の全高にわたって延在する。
燃料の循環用の流れチャネルが、中央領域30において、プレート70の表面の片側に設けられ、それにより、燃料の循環を可能にする。これらの流れチャネルは、プレート70の長手方向軸に沿って延在し、第1の横断方向縁部22に位置する燃料の分配用の別のチャンバーに開口する。
バイポーラプレート70は、第1の横断方向縁部22に設けられた燃料の回収用の第6の開口66も有する。
燃料の回収用のチャネルがプレート70に形成され、それにより、第1の横断方向縁部22に位置する分配チャンバーから第6の開口66内に、燃料を回収することが可能である。したがって、これらの回収チャネルは、流れチャネルを通って流れ、分配チャンバーによって分配された燃料を回収することを可能にする。
スタックが組み立てられると、全てのプレートの燃料の入口のための第5の開口65及び燃料の回収用の第6の開口66は、重なり合って、スタックを通して燃料を運ぶマニホールドを形成する。スタックが使用位置にある場合、マニホールドは、プレート70の幅
に直交する軸に沿って延在する。
に直交する軸に沿って延在する。
Claims (10)
- 燃料電池スタックのバイポーラプレート(70)であって、該プレート(70)は、前記スタックが使用位置にある場合に鉛直平面に延在し、前記鉛直の使用位置において、該プレート(70)は、第1の横断方向縁部(22)と、該第1の横断方向縁部(22)とは反対側の第2の横断方向縁部(24)と、長手方向上縁部(20)と、長手方向下縁部(26)と、前記縁部(20、22、24、26)の間に設けられた中央領域(30)と、伝熱流体の入口のための第1の開口(61)と、前記伝熱流体の回収用の第2の開口(62)と、酸化剤、特に空気の入口のための第3の開口(63)と、前記酸化剤の回収用の第4の開口(64)と、燃料、特に二水素の入口のための第5の開口(65)と、前記燃料の回収用の第6の開口(66)とを有し、前記第1の開口(61)、前記第3の開口(63)、及び前記第6の開口(66)は、前記第1の横断方向縁部(22)に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、前記第2の開口(62)、前記第4の開口(64)、及び前記第5の開口(65)は、前記第2の横断方向縁部(24)に設けられ、互いに対して軸方向に配置され、該プレート(70)は、少なくとも1つの分配チャンバー(42)を有し、該プレートの前記鉛直の使用位置において、
前記第6の開口(66)は、前記第1の開口(61)及び前記第3の開口(63)の下に配置され、
前記第4の開口(64)は、前記第2の開口(62)及び前記第5の開口(65)の下に配置され、
前記第2の開口(62)は、前記第4の開口(64)及び前記第5の開口(65)の上に配置されることを特徴とする、バイポーラプレート。 - 請求項1に記載のプレート(70)であって、該プレートの前記鉛直の使用位置において、前記第3の開口(63)は、前記第1の開口(61)及び前記第6の開口(66)の上に配置されることを特徴とする、プレート。
- 請求項1又は2に記載のプレート(70)であって、前記分配チャンバー(42)は、前記第1の横断方向縁部(22)において、該プレート(70)の表面に設けられ、前記分配チャンバー(42)は、特に、少なくとも前記第3の開口(63)、前記第1の開口(61)、及び前記第6の開口(66)に面して延在することを特徴とする、プレート。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のプレート(70)であって、前記分配チャンバー(42)は、流体の均一な分配を促進するように、突出パターン、特にはんだによるバンプ又は線を有する、プレート。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のプレート(70)であって、該プレート(70)は、前記中央領域(30)において、特に該プレート(70)の表面に、例えば、該表面の波形の形態で設けられた流れチャネル(44)を有することを特徴とする、プレート。
- 請求項5のいずれか1項に記載のプレート(70)であって、前記流れチャネル(44)は、該プレート(70)の長手方向軸において延在することを特徴とする、プレート。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載のプレート(70)であって、各開口(61、62、63、64、65、66)は、該プレート(70)の厚さを貫通する穴を有する、プレート。
- 燃料電池スタック、特にプロトン交換膜燃料電池スタックのセルであって、該セルは、請求項1〜7のいずれか1項に記載の2つのバイポーラプレート(70)と、膜電極接合体とを備え、前記プレート(70)は、ともに協働するように配置され、前記膜電極接合
体は、前記プレート(70)間に挟まれることを特徴とする、セル。 - 請求項8に記載の少なくとも1つのセルを備える、燃料電池スタック、特にプロトン交換膜燃料電池スタック。
- 伝熱流体取入口に接続され、流体が前記第1の開口(61)を通って流れることを可能にするように意図された、前記伝熱流体の入口マニホールドと、
酸化剤取入口に接続され、酸化剤が前記第3の開口(63)を通って流れることを可能にするように意図された、前記酸化剤の入口マニホールドと、
燃料取入口に接続され、燃料が前記第5の開口(65)を通って流れることを可能にするように意図された、前記燃料の入口マニホールドと、
を備えることを特徴とする、請求項9に記載の燃料電池スタック。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR1911717A FR3102308B1 (fr) | 2019-10-18 | 2019-10-18 | Plaque bipolaire de pile à combustible |
FR1911717 | 2019-10-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021077631A true JP2021077631A (ja) | 2021-05-20 |
Family
ID=69190978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020169659A Pending JP2021077631A (ja) | 2019-10-18 | 2020-10-07 | 燃料電池スタックのバイポーラプレート |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20210119227A1 (ja) |
EP (1) | EP3809504A1 (ja) |
JP (1) | JP2021077631A (ja) |
CN (1) | CN112687904A (ja) |
CA (1) | CA3093799A1 (ja) |
FR (1) | FR3102308B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022230773A1 (ja) | 2021-04-30 | 2022-11-03 | グローリー株式会社 | 貨幣処理方法及び貨幣処理装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4809519B2 (ja) * | 1999-09-10 | 2011-11-09 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
US6946210B2 (en) * | 2000-11-27 | 2005-09-20 | Protonex Technology Corporation | Electrochemical polymer electrolyte membrane cell stacks and manufacturing methods thereof |
JP6211789B2 (ja) * | 2012-06-18 | 2017-10-11 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
US10305135B2 (en) * | 2016-02-02 | 2019-05-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Method of producing fuel cell stack and method of producing metal separator for fuel cell |
JP6897590B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2021-06-30 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池システム |
JP6496380B1 (ja) * | 2017-10-11 | 2019-04-03 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池用接合セパレータ及び燃料電池スタック |
-
2019
- 2019-10-18 FR FR1911717A patent/FR3102308B1/fr active Active
-
2020
- 2020-09-21 EP EP20197106.6A patent/EP3809504A1/fr active Pending
- 2020-09-22 CA CA3093799A patent/CA3093799A1/fr active Pending
- 2020-09-28 US US17/035,626 patent/US20210119227A1/en not_active Abandoned
- 2020-10-07 JP JP2020169659A patent/JP2021077631A/ja active Pending
- 2020-10-16 CN CN202011109268.0A patent/CN112687904A/zh active Pending
-
2023
- 2023-11-17 US US18/513,486 patent/US20240105967A1/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022230773A1 (ja) | 2021-04-30 | 2022-11-03 | グローリー株式会社 | 貨幣処理方法及び貨幣処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR3102308A1 (fr) | 2021-04-23 |
CN112687904A (zh) | 2021-04-20 |
CA3093799A1 (fr) | 2021-04-18 |
US20210119227A1 (en) | 2021-04-22 |
EP3809504A1 (fr) | 2021-04-21 |
FR3102308B1 (fr) | 2022-06-03 |
US20240105967A1 (en) | 2024-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6303245B1 (en) | Fuel cell channeled distribution of hydration water | |
JP4755574B2 (ja) | バイポーラプレートおよび燃料電池 | |
JP5318696B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP5240282B2 (ja) | 燃料電池セル | |
JP4753599B2 (ja) | 燃料電池 | |
US7951506B2 (en) | Bipolar plate and direct liquid feed fuel cell stack | |
US8119306B2 (en) | Bipolar plate and direct liquid feed fuel cell stack | |
JP3972832B2 (ja) | 燃料電池 | |
CN100483827C (zh) | 燃料电池及其中使用的框架 | |
US20240105967A1 (en) | Bipolar plate for fuel cell stack | |
CN114023988B (zh) | 燃料电池极板及电池单元 | |
JP5395521B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2008544471A (ja) | 燃料電池用単極単板及びそれを含む燃料電池 | |
JP4314183B2 (ja) | 燃料電池及び燃料電池用セパレータ | |
CN102341945B (zh) | 燃料电池用隔板以及具备其的燃料电池 | |
JP4109569B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP4785617B2 (ja) | 直接液体燃料電池スタック | |
JP2007234315A (ja) | 燃料電池 | |
JP4422505B2 (ja) | 燃料電池 | |
US20030170528A1 (en) | Moldable separator plate for electrochemical devices and cells | |
JP2004111118A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP5336221B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2008004292A (ja) | 燃料電池用集電板 | |
KR20230167044A (ko) | 연료 셀 스택 또는 전해조 스택용 바이폴러 판 | |
CN117157786A (zh) | 用于燃料电池单元堆叠体或电解槽堆叠体的双极板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230831 |