JP2021077587A - 燃料電池の加熱プレス用金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】入子の温度を維持できる技術を提供する。【解決手段】燃料電池の加熱プレス用金型は、燃料電池を挟持し、第1ヒータを有する第1型と第2ヒータを有する第2型と、側面に凸部を有する入子と、を備える。第1型は、第2型に対向する面に開口し、入子を収容する収容部と、収容部の内側面に設けられ、第2型側から凸部側を向く第1面と、を備え、凸部は、加熱プレス用金型が燃料電池を押圧していない場合と、加熱プレス用金型が燃料電池を押圧している場合との双方において、第1面に接する第2面を有する。【選択図】図1
Description
本開示は、燃料電池の加熱プレス用金型に関する。
燃料電池の製造方法に関し、例えば、特許文献1には、セパレータの周縁部に設けられた凹部を、膜電極ガス拡散層接合体(MEGA)の周囲に配置されたフレーム部材に熱圧着する技術が記載されている。
本願発明者らは、MEGAとフレーム部材との間に設けられた接着部を溶融させるために、熱圧着用金型の中央部分に入子を配置し、その入子を用いて接着部に熱を加えることを検討した。しかし、燃料電池の製造サイクルタイムを短縮するために、連続して熱圧着を行う場合、入子が十分に加熱されないおそれがあるという課題を発明者らは見出した。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、燃料電池の加熱プレス用金型が提供される。この加熱プレス用金型は、前記燃料電池を挟持し、第1ヒータを有する第1型と第2ヒータを有する第2型と、側面に凸部を有する入子と、を備え、前記第1型は、前記第2型に対向する面に開口し、前記入子を収容する収容部と、前記収容部の内側面に設けられ、前記第2型側から前記凸部側を向く第1面と、を備える。前記凸部は、前記加熱プレス用金型が前記燃料電池を押圧していない場合と、前記加熱プレス用金型が前記燃料電池を押圧している場合との双方において、前記第1面に接する第2面を有する。この形態の加熱プレス用金型によれば、入子は、加熱プレス用金型が燃料電池を押圧していない場合と、押圧している場合との双方において第1型に接するため、連続して燃料電池を製造する場合であっても、加熱した入子の温度を維持しやすい。
なお、本開示は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、加熱プレス用金型を用いた燃料電池セルの製造方法等の態様で実現することが可能である。
A.第1実施形態:
図1は、本実施形態における加熱プレス用金型100の断面模式図である。加熱プレス用金型100は、第1型10と、第2型20と、入子30と、を備える。加熱プレス用金型100は、第1型10と第2型20とで燃料電池200を挟持して熱圧着する金型である。本実施形態において、「燃料電池」とは、加熱プレス用金型100によって熱圧着を行う前の状態である、セパレータでMEGAを挟持した積層体も含む。燃料電池200は、MEGAと、MEGAの周囲に配置されたフレーム部材と、セパレータとを有する。
図1は、本実施形態における加熱プレス用金型100の断面模式図である。加熱プレス用金型100は、第1型10と、第2型20と、入子30と、を備える。加熱プレス用金型100は、第1型10と第2型20とで燃料電池200を挟持して熱圧着する金型である。本実施形態において、「燃料電池」とは、加熱プレス用金型100によって熱圧着を行う前の状態である、セパレータでMEGAを挟持した積層体も含む。燃料電池200は、MEGAと、MEGAの周囲に配置されたフレーム部材と、セパレータとを有する。
図1に白抜き矢印で示すように、加熱プレス用金型100は、第1型10と第2型20とで、燃料電池200を熱圧着する。より具体的には、セパレータの周縁部に設けられた凹部を、MEGAの周囲に配置されたフレーム部材に熱圧着するまた、図1に黒線の矢印で示すように、加熱プレス用金型100は、入子30を介して、燃料電池200内の接着部201に熱を加える。接着部201は、燃料電池200内に設けられた、MEGAとフレーム部材とを接着する部分である。
第1型10は第1ヒータ41を有し、第2型20は、第2ヒータ42を有する。第1型10は、第2型20に対向する面に開口した収容部11と、収容部11の内側面に設けられた第1面S1と、を有する。収容部11は、入子30を収容する。本実施形態において、第1型10と入子30とは、シャフト50を介して接続している。
入子30は、側面に凸部31を有する多面体である。凸部31は、第2面S2を有する。また、入子30は、第2型20と対向する側に第3面S3を有する。また、入子30は第3面S3の反対側に第4面S4を有する。本実施形態において、第3面S3の大きさは、第4面S4よりも小さい。なお、第2面S2は、平面に限らず、曲面を含んでもよい。
第1面S1は、第2型20側から凸部31側を向く面である。第2面S2は加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧していない場合と、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧している場合との双方において、第1面S1に接触する。シャフト50は、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧していない場合と、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧している場合との双方において、第2面S2が第1面S1に接するように収容部11に接続されている。
図2は、図1をII−IIラインで切断した断面模式図である。本実施形態において、収容部11は、第1型10側(第2型20と対向する側と反対側)から見た場合に、略矩形状である。また、入子30も第1型10側から見た場合、つまり第3面S3は、略矩形状であり、凸部31は全周縁において突出している。
以上で説明した本実施形態の加熱プレス用金型100によれば、入子30の第2面S2は、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧していない場合と、押圧している場合との双方において第1型10の第1面S1に接するため、入子30に継続して入熱できる。そのため、連続して燃料電池200を製造する場合であっても、入子の温度を維持しやすい。従って、燃料電池200の製造サイクルタイムを短縮できる。
また、加熱プレス用金型100は、入子30を通じてセパレータを加熱することにより、燃料電池200内に設けられた接着部201を溶融できるので、熱圧着時に接着部201によって強度の低いMEGAの端部が引っ張られることを抑制できる。
B.他の実施形態
(B1)図3は、他の実施形態における図1をII−IIラインで切断した断面模式図である。上記実施形態において、凸部31は全周縁において突出している。この代わりに、図3に示すように、凸部31は一部において突出するように形成されていてもよい。
(B1)図3は、他の実施形態における図1をII−IIラインで切断した断面模式図である。上記実施形態において、凸部31は全周縁において突出している。この代わりに、図3に示すように、凸部31は一部において突出するように形成されていてもよい。
(B2)図4は、他の実施形態における加熱プレス用金型100Aの模式断面図である。図4に示すように、加熱プレス用金型100Aは、逆台形形状である入子30Aを備えていてもよい。入子30Aの断面は、第2型20と対向する側の長さが、第2型20と対向する側と反対側、つまり第1型10と対向する側の長さよりも小さい逆台形形状である。入子30Aは、傾斜した第1面S1Aに対向する傾斜した第2面S2Aと、第2型20と対向する側と反対側の第4面S4Aと、で凸部31Aを構成する。
(B3)図5は、更に他の実施形態における加熱プレス用金型100Bの模式断面図である。上記実施形態において、入子30は、第2型20と対向する側の第3面S3が、第2型20と対向する側と反対側の第4面S4よりも小さい。この代わりに、図5に示すように、加熱プレス用金型100Bにおける入子30Bは、第2型20と対向する側の第3面S3Bが、第2型20と対向する側と反対側の第4面S4Bと同じ大きさまたは第4面S4Bより大きくてもよい。凸部31Bは、第3面S3Bと第4面S4Bとに接しないように形成されている。凸部31Bは、第1面S1Bに対向する側と反対側の第5面S5B、つまり第2面S2Bに対向する第5面S5Bを有しており、第5面S5Bは、第4面S4Bと連続しない面である。
(B4)上記実施形態において、第1型10と入子30とは、シャフト50を介して接続している。この代わりに、入子30は、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧していない場合と、加熱プレス用金型100が燃料電池200を押圧している場合との双方において、収容部11に嵌まり込むように構成されていてもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10…第1型、11…収容部、20…第2型、30、30A、30B…入子、31、31A、31B…凸部、41…第1ヒータ、42…第2ヒータ、50…シャフト、100、100A、100B…加熱プレス用金型、200…燃料電池、201…接着部、S1、S1A、S1B…第1面、S2、S2A、S2B…第2面、S3、S3B…第3面、S4、S4A、S4B…第4面、S5B…第5面
Claims (1)
- 燃料電池の加熱プレス用金型であって、
前記燃料電池を挟持し、第1ヒータを有する第1型と第2ヒータを有する第2型と、
側面に凸部を有する入子と、を備え、
前記第1型は、
前記第2型に対向する面に開口し、前記入子を収容する収容部と、
前記収容部の内側面に設けられ、前記第2型側から前記凸部側を向く第1面と、を備え、
前記凸部は、前記加熱プレス用金型が前記燃料電池を押圧していない場合と、前記加熱プレス用金型が前記燃料電池を押圧している場合との双方において、前記第1面に接する第2面を有する、加熱プレス用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019205327A JP2021077587A (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 燃料電池の加熱プレス用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019205327A JP2021077587A (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 燃料電池の加熱プレス用金型 |
Publications (1)
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JP2021077587A true JP2021077587A (ja) | 2021-05-20 |
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ID=75898154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019205327A Pending JP2021077587A (ja) | 2019-11-13 | 2019-11-13 | 燃料電池の加熱プレス用金型 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2021077587A (ja) |
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2019
- 2019-11-13 JP JP2019205327A patent/JP2021077587A/ja active Pending
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