JP2021077480A - 車両用窓ユニット - Google Patents

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惇平 望月
Jumpei MOCHIZUKI
惇平 望月
裕介 仲田
Yusuke Nakada
裕介 仲田
祐貴 高橋
Yuki Takahashi
祐貴 高橋
例人 田村
Retsuto Tamura
例人 田村
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    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
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    • B60Q1/268Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic mounted on parts having other functions on windscreens or windows

Abstract

【課題】光の利用効率が高い車両用窓ユニットを提供する。【解決手段】車両用窓ユニット100において、光源部410と、導光部200と、黒色部300と、を備える。導光部200は、板状に形成されており、光源部410から出射された光を入射させる入射面を含む導入部201と、導入部201に導入された光を通過させる平板部202と、平板部202を通過させた光の進行方向を変更させる湾曲部203と、湾曲部203を通過した光を出射させる出射部204と、を有する。導入部201は、光源から出射された光を、平板部202に向けて平板部202の平面方向に沿う方向に導入させる。黒色部300は、平板部202のうち車両の車内側に位置する平面部202aに設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用窓ユニットに関する。
自動車等の車両に用いられる樹脂ウィンドウが知られている(特許文献1参照)。
特開2017−124649号公報
ところで、樹脂材料を車両用ウィンドウに用いる場合、車両用ウィンドウと車体との接着面が車外から視認されないようにするために、黒色の塗装剤により形成された層である黒色部を、当該接着面を覆うように配置することがある。窓を導光体として利用し、窓から光を出射する場合、黒く塗装された面(黒色部)は光を吸収するため、光の導光効率が低下してしまう虞がある。光の導光効率が低下してしまうと光の利用効率も低下してしまう虞がある。
本発明は、光の利用効率が高い車両用窓ユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための一態様に係る車両用窓ユニットは、
光源と、
前記光源から出射された光を導光させて出射させるように構成されている導光部と、
前記光源から出射された光を吸収する黒色部と、
を備える車両用窓ユニットであって、
前記導光部は、板状に形成されており、
前記光源から出射された光を入射させる入射面を含む導入部と、
前記導入部に導入された光を通過させる平板部と、
前記平板部を通過させた光の進行方向を変更させる湾曲部と、
前記湾曲部を通過した光を出射させる出射部と、
を有し、
前記導入部は、前記光源から出射された光を、前記平板部に向けて前記平板部の平面方向に沿う方向に導入させるように構成され、
前記黒色部は、前記平板部のうち前記車両の車内側に位置する平面部に設けられている。
上記構成に係る車両用窓ユニットによれば、光源から出射された光は、導入部によって、平板部の平面方向に沿う方向に直進する。光はその後、湾曲部によって進行方向が変更され、出射部によって車外に出射される。したがって、光源から出射された光は、黒色部に対して平行に直進するため、黒色部によって吸収されることなく、車両用窓ユニットの外部に出射される。
このように、上記構成によれば、光の利用効率が高い車両用窓ユニットを提供することができる。
また、上記の目的を達成するための一態様に係る車両用窓ユニットにおいて、
前記導入部は、前記入射面に対して入射され、前記平板部の平面方向とは異なる方向へ導光される光の進行方向を前記平板部の平面方向に変更するための変更部を含む。
上記構成に係る車両用窓ユニットによれば、導入部は、入射面のみならず、光の進行方向を変更することができる変更部も含んでいるため、光源の配置位置に関する設計上の自由度を高めることができる。また、入射面は一定度の大きさを有するため、導入部が変更部を備えることにより、入射面の大きさにとらわれず、導光部の厚さを薄くする等、導光部の厚さを適宜設定することができる。
また、上記の目的を達成するための一態様に係る車両用窓ユニットにおいて、
前記出射部の少なくとも一方の面にはステップが設けられており、
前記ステップは、前記湾曲部を通過した光を反射させることで、前記導光部の外へ光を出射させるように構成されている。
上記構成に係る車両用窓ユニットによれば、望まれる光の出射パターンに応じて、ステップの形状、大きさ、配置等を設定することで、容易に所望の出射パターンを実現することができる。
また、本発明の一態様に係る車両用窓ユニットにおいて、
前記車両用窓ユニットにおける対向する少なくとも一対の縁部に沿ってそれぞれ複数の光源が設けられている。
上記構成に係る車両用窓ユニットによれば、導光部に対して、複数方向から光が導入されるので、より広範囲に光を導光させることができる。したがって、このような車両用窓ユニットによれば、例えば、車両用窓ユニットの広範囲を発光させやすくなる。
また、本発明の一態様に係る車両用窓ユニットにおいて、
前記変更部は、前記平板部の平面方向に対して、45度傾斜した反射面である。
上記構成に係る車両用窓ユニットによれば、変更部は平板部の平面方向に対して45度傾斜した反射面であるので、入射面から入射させた光を平板部に対して90度に反射させることができる。すなわち、平板部に対して平面方向に光を導入させるための光学設計が容易になる。
また、上記の目的を達成するための一態様に係る車両用窓ユニットにおいて、
前記導光部はポリカーボネートから形成されることが望ましい。
車両用窓ユニットに備わる導光部がポリカーボネートから形成されている場合、車両用の窓としての剛性や成型性がよく、また透光性にも優れている。
本発明によれば、光の利用効率が高い車両用窓ユニットを提供することができる。
(a)は、第一実施形態に係る車両用窓ユニットを備えた車両の上面図である。(b)は、(a)に示す車両の側面図である。 第一実施形態に係る車両用窓ユニットを例示する図である。 図2のA−A線断面図である。 第二実施形態に係る車両用窓ユニットの断面図である。
以下、本発明の実施形態(以下、本実施形態という。)の例について添付の図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
また、本実施形態の説明では、説明の便宜上、「左右方向」、「前後方向」、「上下方向」について適宜言及する。これらの方向は、図1に示す車両1について設定された相対的な方向である。ここで、「上下方向」は、「上方向」及び「下方向」を含む方向である。「前後方向」は、「前方向」及び「後方向」を含む方向である。「左右方向」は、「左方向」及び「右方向」を含む方向である。また、図2から図4において、説明の便宜上、「車外方向」、「車内方向」について適宜言及する。「車外方向」とは車両1の外側に向かう方向を意味する。「車内方向」とは車両1の内側に向かう方向を意味する。
(第一実施形態)
本実施形態に係る車両用窓ユニット100(以下、単に窓ユニット100という。)を備えた車両1について以下に説明する。図1(a)は、車両1の上面図を示し、図1(b)は、車両1の左側面図を示す。車両1は、複数の窓を有している。車両1の左右方向の側面には、上下方向にスライドする可動式窓と、可動式窓の後方に位置する固定式窓と、が設けられており、当該固定式窓は窓ユニット100である。窓ユニット100は、車両1のフレームまたはパネルに接着剤等により固定されている。
図2は、本実施形態に係る窓ユニット100を例示する図である。図2に例示されるように、窓ユニット100は五角形である。ただし、窓ユニット100は五角形に限られず、例えば、三角形や四角形等の他の多角形、台形、円形等であってもよい。窓ユニット100は、導光部200と、黒色部300と、フレーム部400と、を備えている。
導光部200は、透明樹脂材料から板状に形成されている。透明樹脂材料としては、例えば、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリオレフィン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)等である。したがって、例えば、車両1の外部にいる者は、導光部200を介して車両1の内部を視認することができる。なお、導光部200には、例えばスモークフィルム等の機能性フィルム等が貼着されていてもよい。
導光部200は、黒色部300を介して、フレーム部400に接着されている。窓ユニット100のフレーム部400は、車内方向を向いた面に、窓ユニット100を車両1に取り付けるための接着面を備えており、当該接着面を介して車両1に接着される。当該接着面の車外方向には黒色部300が配置されている。したがって、黒色部300により、当該接着面は車外から視認されない。黒色部300は、導光部200の縁部を囲うように配置されている。黒色部300は黒色の塗装剤により形成された層である。ただし、黒色部300に施される塗装に含まれる色彩には黒色のみならず、他の色が含まれていてもよい。黒色部300は光を吸収する。
フレーム部400は、黒色部300を囲うように配置されている。フレーム部400の右側側面(車内側の側面)には、窓ユニット100を車両1のフレームまたはパネルに接着させるための接着剤が塗付されている。接着剤としては、エポキシ樹脂系接着剤等である。
図2の破線で例示されるように、フレーム部400の上側部分および下側部分には光源部410が設けられている。光源部410は複数の光源から構成されている。
図3は、図2のA−A線断面図である。なお、図3は、窓ユニット100の下側部分の断面を例示している。
導光部200は、図3に例示されるように、導入部201と、平板部202と、湾曲部203と、出射部204と、を有している。導入部201は、光源部410から出射された光を、平板部202に向けて平板部202の平面方向に沿う方向に導入させるように構成されている。具体的には、導入部201は、入射面201aと、反射面201b(変更部の一例)と、を備えている。入射面201aは、光源部410から出射された光を入射させるように構成されている。入射面201aは、凸状レンズ面であり、光源部410から出射された光を屈折させることで、当該光を平板部202の平面方向に対して垂直な方向(図3の左右方向)に導入するように構成されている。反射面201bは、入射面201aから入射された光の進行方向を平板部202の平面方向とは異なる方向(図3の左右方向)から平板部202の平面方向(図3の上下方向)に反射させて変更するように構成されている。反射面201bの大きさや傾斜角度等は、入射面201aから導入された光の進行方向を平板部202の平面方向に変更することができる限りにおいて、任意に設定可能である。なお、本実施形態において、反射面201bは、平板部202の平面方向に対して、45度傾斜している。
平板部202は、導入部201に導入された光が通過可能な光路として機能しうる。平板部202は、図3に示される例において、上下方向に直線状に延びており、断面視で略長方形である。平板部202は、平板部202の車内側の面である平面部202aを備えている。平面部202aには、黒色部300が設けられている。
湾曲部203は、湾曲部203の車外側の面である外面部203aと、湾曲部203の車内側の面である内面部203bと、を備えている。湾曲部203は、平板部202を通過した光を、外面部203aと内面部203b、または外面部203aで全反射させることで、光の進行方向を変更させるように構成されている。湾曲部203は、上方向に向かうにつれて車内方向に向かうように湾曲している。
出射部204は、湾曲部203を通過した光を出射させるように構成されている。図3に示される例において、出射部204には複数のステップ204aが設けられている。ステップ204aは、出射部204の車内側の面のうち導光部200の内部に位置する面に設けられている。ステップ204aは、湾曲部203を通過した光を反射させることで、導光部200の外へ光を出射させるように構成されている。ステップ204aは略山型である。ステップ204aは、例えば点刻形状やライン形状に延びるステップである。ただし、光を所望の方向へ反射させられるのであれば、ステップ204aは他の形状であってもよい。また、ステップ204aの形状のみならず、大きさ、配置等についても、望まれる光の出射パターンに応じて適宜設定されうる。
フレーム部400は、光源部410と、基板420と、ウェザーストリップ430と、を備えている。なお、光源部410と基板420は、フレーム部400の内部に配置されている。
光源部410は、例えばLED(Light Emitting Diode)の光源を備えている。ただし、光源部410の光源はLEDに限られず、例えば、半導体レーザ、有機EL(Electro Luminescence)、無機EL等、LED以外の半導体発光素子であってもよい。
基板420は前後方向に延びる板状部材である。基板420は、導光部200とフレーム部400の間であって、車外方向のフレーム部400の側面に設けられている。基板420の右側面には、光源部410が設けられている。
ウェザーストリップ430は、弾性変形可能でかつ止水性を有するゴム材料から形成されている。このようなゴム材料としては、例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等である。ウェザーストリップ430は、フレーム部400の車外方向の右上に位置する端部430aと、導光部200と、の間に配置されている。
次に、図3を参照しつつ、光源部410から出射された光が導光部200の外へ出射される様子を説明する。図3に例示されるように、光源部410から出射された光は、導入部201によって、平板部202の平面方向(すなわち、図3の上下方向)に沿う方向に導入される。具体的には、光源部410から出射された光は、まず、導入部201の入射面201aに入射する。入射面201aに入射された光は、入射面201aによって屈折されて略平行光となり、導入部201の反射面201bまで導光される。このとき、当該光は、平板部202の平面方向(図3の上下方向)とは異なる方向(例えば、図3の左右方向)に向かって進み、反射面201bに当たる。当該光は、反射面201bに当たると、反射面201bによって反射され、略平行光のまま、平板部202の平面方向に沿う方向に進む。
反射面201bによって反射された光は、平板部202の平面方向に沿う方向に進むため、当該光は黒色部300に対して平行に進む。つまり、当該光は黒色部300に吸収されることなく、黒色部300に対して平行に進む。当該光は湾曲部203の外面部203aに当たる。
光は湾曲部203の外面部203aに当たると、外面部203aによって全反射される。外面部203aによって全反射された光は、右上方向に進み、湾曲部203の内面部203bに当たる。当該光は、湾曲部203の内面部203bに当たると、内面部203bによって全反射され、左上方向に進む。このように、当該光は湾曲部203において全反射しつつステップ204aに向かって進む。
湾曲部203によって全反射された光がステップ204aに当たると、当該光はステップ204aによって反射される。ステップ204aによって反射された光は、出射部204で全反射せずに屈折する。したがって、ステップ204aによって反射された光は、出射部204を介して、車両1の車外方向に出射される。
出射部204から出射された光は、導光部200を光らせたり、所望の情報として表示させることができる。例えば、ステップ204aを、表示させたい情報に応じた形状にしたり、表示させたい情報に応じて配置することにより、導光部200に所望の情報を表示させることができる。所望の情報は、例えば、車両1の速度や目的地に関する情報や車両1の近傍にいる他の車両や歩行者等に対するメッセージ等である。
なお、窓ユニット100の上側部分の構成は、図3に例示された窓ユニット100の下側部分の構成を上下方向に反転させた構成であるので、説明を省略する。また、フレーム部400の上側部分に配置された光源部410から出射される光が導光部200の外へ出射される様子についても、図3に例示された光の進み方を上下方向に反転させたものと同様であるので、説明を省略する。
ところで、樹脂材料の窓ユニットを車体に取り付ける場合、窓ユニットと車体の接着面が車外から視認されないようにするために、黒色の塗装剤により形成された層である黒色部を、当該接着面を覆うように配置することがある。窓ユニットが光源を備えている場合、当該光源から出射される光の一部が、黒色部に当たり、当該黒色部に光が吸収されてしまうことがある。その結果、光の導光効率が低下し、ひいては光の利用効率が低下してしまう虞がある。
上記のような構成によれば、光源部410から出射された光は、導入部201によって、平板部202の平面方向に沿う方向に直進する。当該光は、湾曲部203に当たると、湾曲部203によって進行方向が変更され、その後、出射部204を介して、車外方向に出射される。つまり、光源部410から出射された光は、黒色部300に対して平行に直進するため、黒色部300によって吸収されることなく、車外方向に出射される。したがって、窓ユニット100は、光の利用効率を高めることができる。その結果、例えば、光源部410の光源の出力を上げなくても、所望の情報をより鮮明に導光部200に表示させることができるので、車両1の近傍にいる他の車両や歩行者等は、導光部200に表示された情報をより視認しやすくなる。
また、上記のような構成によれば、導入部201は、光の進行方向を変更することができる反射面201bを有している。したがって導入部201は、光源部410の光源の配置位置に依存することなく、光源部410から出射された光を平板部202の平面方向に沿う方向に直進させることができるので、光源部410の光源の配置位置に関する設計上の自由度を高めることができる。また、導入部201の入射面201aは、一般的に一定度の大きさを有する。しかし、導入部201は反射面201bを有しているので、入射面201aの大きさに関わらず、例えば、導光部200の厚さ、すなわち、導光部200の左右方向の長さl(図3参照)を薄くする等することができる。
また、上記のような構成によれば、実現させたい光の出射パターンに応じて、ステップ204aの形状、大きさ、配置等を適宜設定することで、所望の出射パターンを容易に実現することができる。
また、上記のような構成によれば、導光部200に対して、上下方向からそれぞれ光が導入されるので、より広範囲に光を導光させることができる。したがって、このような窓ユニット100によれば、導光部200に表示される情報をより広範囲に表示させることができる。その結果、例えば、導光部200に表示された情報を、車両1の近傍にいる他の車両や歩行者により視認させやすくなる。
また、上記のような構成によれば、反射面201bは、平板部202の平面方向に対して、45度傾斜しているので、入射面201aから入射させた光を平板部202に対して90度に反射させることができる。したがって、平板部202に対して平面方向に光を導入させるための光学設計が容易になる。
また、上記のような構成において、導光部200をポリカーボネートから形成した場合、窓ユニット100は、車両用の窓としての剛性や成型性がよく、また透光性にも優れる。
(第二実施形態)
次に、図4を参照しながら第二実施形態に係る車両用窓ユニット100A(以下、単に窓ユニット100Aという。)について説明する。図4は、第二実施形態に係る窓ユニット100Aに備わる光源部410から出射された光が導光部200Aの外へ出射される様子を例示している。第二実施形態に係る窓ユニット100Aは、断面視における基板420の長さ方向(図4における左右方向)が、断面視における平板部202の長さ方向に対して平行でない位置(本実施形態では、断面視における平板部202の長さ方向に対して垂直となる位置)に配置されている点、および導入部201Aが反射面を備えていない点で第一実施形態と異なる。なお、第一実施形態と説明が重複する部分については、適宜説明を省略する。
図4に例示されるように、光源部410は、導入部201Aに向けて光を出射する。導入部201Aの入射面201aは、光源部410から出射された光を屈折させることで、当該光を平板部202の平面方向に平行な方向(図4の上下方向)に導入するように構成されている。したがって、入射面201aに入射した光は、当該光が平板部202の平面方向に沿う方向に進む。これ以降における当該光の進み方は、第一実施形態と同様なので説明を省略する。
上記のような構成においても、光源部410から出射された光は、黒色部300に対して平行に直進するため、黒色部300によって吸収されることなく、車外方向に出射される。したがって、窓ユニット100Aについても、光の利用効率を高めることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態において、光源部410は、フレーム部400の上側部分および下側部分に配置されているが、どちらか一方にのみ配置されていてもよい。
上述した実施形態において、光源部410は、フレーム部400の上側部分および下側部分に配置されているが、フレーム部400の右側縁部および左側縁部の少なくとも一方に配置されていてもよい。
上述した実施形態において、光源部410は複数の光源を含んでいるが、一つの光源のみを含む構成であってもよい。
上述した実施形態において、ステップ204aは複数のステップから構成されているが、一つのステップから構成されていてもよい。
上述した実施形態において、黒色部300の上下方向の長さは平板部202の上下方向の長さと略等しいが、平板部202の上下方向の長さより長くてもよい。換言すると、黒色部300は、平板部202と、湾曲部203の内面部203bの一部と、に設けられていてもよい。
導光部200に表示させたい情報に対応するステップ204aの領域にのみ、光が出射されるように光源部410は点灯制御されてもよい。このようにすることで、導光部200には、複数の情報が選択的に表示可能であり、状況に応じて適切な情報を導光部200に表示させることができる。
1:車両、100,100A:車両用窓ユニット、200,200A:導光部、201,201A:導入部、201a:入射面、201b:反射面、202:平板部、202a:平面部、203:湾曲部、203a:外面部、203b:内面部、204:出射部、204a:ステップ、300:黒色部、400:フレーム部、410:光源部、420:基板、430:ウェザーストリップ

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を導光させて出射させるように構成されている導光部と、
    前記光源から出射された光を吸収する黒色部と、
    を備える車両用窓ユニットであって、
    前記導光部は、板状に形成されており、
    前記光源から出射された光を入射させる入射面を含む導入部と、
    前記導入部に導入された光を通過させる平板部と、
    前記平板部を通過させた光の進行方向を変更させる湾曲部と、
    前記湾曲部を通過した光を出射させる出射部と、
    を有し、
    前記導入部は、前記光源から出射された光を、前記平板部に向けて前記平板部の平面方向に沿う方向に導入させるように構成され、
    前記黒色部は、前記平板部のうち前記車両の車内側に位置する平面部に設けられている、車両用窓ユニット。
  2. 前記導入部は、前記入射面に対して入射され、前記平板部の平面方向とは異なる方向へ導光される光の進行方向を前記平板部の平面方向に変更するための変更部を含む、請求項1に記載の車両用窓ユニット。
  3. 前記変更部は、前記平板部の平面方向に対して、45度傾斜した反射面である、請求項2に記載の車両用窓ユニット。
  4. 前記出射部の少なくとも一方の面にはステップが設けられており、
    前記ステップは、前記湾曲部を通過した光を反射させることで、前記導光部の外へ光を出射させるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用窓ユニット。
  5. 前記車両用窓ユニットにおける対向する少なくとも一対の縁部に沿ってそれぞれ複数の光源が設けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用窓ユニット。
  6. 前記導光部はポリカーボネートから形成される、請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用窓ユニット。
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