JP2021077016A - 情報処理装置、給電サービス提供システム、電子制御装置、移動体、給電サービスを提供する方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、給電サービス提供システム、電子制御装置、移動体、給電サービスを提供する方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021077016A
JP2021077016A JP2019202353A JP2019202353A JP2021077016A JP 2021077016 A JP2021077016 A JP 2021077016A JP 2019202353 A JP2019202353 A JP 2019202353A JP 2019202353 A JP2019202353 A JP 2019202353A JP 2021077016 A JP2021077016 A JP 2021077016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
information
power
target
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019202353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7046887B2 (ja
Inventor
卓哉 松尾
Takuya Matsuo
卓哉 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank Corp filed Critical SoftBank Corp
Priority to JP2019202353A priority Critical patent/JP7046887B2/ja
Publication of JP2021077016A publication Critical patent/JP2021077016A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7046887B2 publication Critical patent/JP7046887B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】給電対象の移動先で給電対象への給電が必要になったとき、その給電対象への給電に利用可能な給電出力装置が設置されている近隣の場所を容易に探すことができる情報処理装置を提供する。【解決手段】給電PF10は、車両30又はUE32の位置情報及びIDを含む検索要求を電力利用側のUE32から受信し、IDに基づいて認証処理を行い、車両30又はUE32の位置情報に基づいて車両30に近い近隣のコンセント20を検索し、その検索結果を車両30又はUE32に送信する。給電PF10は、充電情報を車両30から受信し、充電情報に基づいて充電料を計算して車両保有者50に課金する課金処理を行い、充電情報に基づいて給電料を計算して登録者40に支払う支払処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、車両や携帯端末等の給電対象へ電力を供給する給電サービスを提供する給電サービス提供システム、その給電サービス提供システムに用いる情報処理装置、方法及びプログラム、給電対象の移動体、並びに、その移動体に備える電子制御装置に関するものである。
従来、車両や携帯端末等の給電対象へ電力を供給する装置やシステムが知られている。例えば、特許文献1には、充電スタンドと給電対象と充電スタンドの稼働状況を管理する管理センターとを備えた給電システムが開示されている。この給電システムの充電スタンドは、給電対象(プラグインハイブリッド車又は電気自動車)に設けられたバッテリを充電のために給電対象に接続される給電プラグと、給電対象への電力の供給を制御する制御部と、利用者の個人認証を行う認証部とを備え、給電プラグと給電対象との接続が意図せず解除されないように給電プラグと給電対象との接続がロックされる。
また、特許文献2には、携帯端末の充電を行う充電装置と、充電装置を介して携帯端末に給電する給電アダプタと、携帯端末の充電に使用した電気の料金を精算する精算装置とを有する充電システムが開示されている。この充電システムの給電アダプタは、携帯端末の充電を行う充電器によって充電が開始されてから携帯端末の充電に使用した電気の料金が精算されるまで、充電器の接続端子と自装置の接続端子との接続をロックするように制御する。
特開2016−100920号公報 特開2016−127741号公報
上記従来の装置やシステムでは、認証機能を有する専用の充電スタンドや給電アダプタを設置する工事が必要であり普及し難い。また、充電スタンドは、給電対象(例えば、プラグインハイブリッド車、電気自動車等の充電可能な動力用バッテリを備えた車両)のメーカ単位で規格が異なる場合があり、また、メーカごとに発行される専用のカード等を用いた認証が必要であるため、利用可能な充電スタンドの絶対数が少ない。そのため、給電対象の移動先で給電対象への給電が必要になったとき、その給電対象への給電に利用可能な充電スタンド等が設置されている近隣の設置場所を容易に探すことができない、という課題がある。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、給電サービス提供のための情報処理を行う情報処理装置である。この情報処理装置は、給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶する手段と、前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信する手段と、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信する手段と、前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信する手段と、前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行う手段と、前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行う手段と、を備える。
前記情報処理装置において、前記電力の利用情報は、前記給電出力装置から前記給電対象へ電力が供給された給電時間及び電力量の少なくとも一方を含んでもよい。
前記情報処理装置において、前記給電対象は、前記移動体に搭載されたバッテリであり、前記検索要求及び前記利用情報を、前記移動体の電子制御装置から受信し、前記近隣の給電出力装置の検索結果を、前記移動体の電子制御装置に送信してもよい。
前記情報処理装置において、前記給電対象は、前記電力利用側の通信端末装置に搭載されたバッテリであってもよい。
前記情報処理装置において、前記給電出力装置は、前記給電対象に給電可能に設けられたコンセントであってもよい。
前記情報処理装置において、前記課金対象は、前記給電対象の利用者、所有者又は製造者であってもよい。
前記情報処理装置において、前記電力利用料金は、前記利用情報と予め設定した課金換算率とに基づいて計算され、前記課金換算率は、前記課金の対象になった給電に対応する前記給電対象、前記給電出力装置若しくはそれらの組み合わせ又は時間帯に応じて、新規設定又は経時的に設定変更されてもよい。
前記情報処理装置において、前記課金対象について契約されている通信サービスの利用料金に前記電力利用料金を合算してもよい。
前記情報処理装置において、前記支払対象は、前記給電出力装置について事前に登録されている前記給電出力装置の所有者又は管理者であってもよい。
前記情報処理装置において、前記電力供給料金は、前記利用情報と予め設定した支払換算率とに基づいて計算され、前記支払換算率は、前記支払の対象になった給電に対応する前記給電対象、前記給電出力装置若しくはそれらの組み合わせ又は時間帯に応じて、新規設定又は経時的に設定変更されてもよい。
前記情報処理装置において、前記給電出力装置の情報はそれぞれ、前記給電出力装置の位置情報を含み、前記給電対象の位置情報に基づいて、前記給電対象に給電する給電出力装置を特定し、その給電出力装置に対応する支払対象を特定してもよい。
前記情報処理装置において、前記支払対象について契約されている通信端末装置の通信サービス利用料金と前記電力供給料金とを合わせて精算してもよい。
前記情報処理装置において、前記給電出力装置から前記給電対象への給電開始及び給電終了を、前記給電出力装置及び給電側の通信端末装置の少なくとも一方に通知してもよい。
前記情報処理装置において、前記給電出力装置から給電を行うか否かを設定する設定情報を前記給電側の通信端末装置から受信し、前記設定情報に基づいて、前記給電出力装置からの給電が行われていない時間帯に、前記給電出力装置からの給電の許否を設定してもよい。
本発明の他の態様に係る給電サービス提供システムは、前記いずれかの情報処理装置と、前記給電出力装置とを含む。
本発明の更に他の態様に係る装置は、バッテリを搭載した移動体の電子制御装置である。この電子制御装置は、前記移動体のバッテリへの電力供給を管理する情報処理装置に、前記移動体の識別情報及び位置情報を含む検索要求を送信する手段と、前記移動体の識別情報に基づいて認証処理を行った前記情報処理装置から、前記移動体の位置情報に基づいて検索した前記移動体に近い近隣の給電出力装置の検索結果を受信する手段と、前記給電出力装置から前記移動体のバッテリに供給された電力の利用情報を前記情報処理装置に送信する手段と、を備える。
本発明の更に他の態様に係る移動体は、前記電子制御装置を備える。
本発明の更に他の態様に係る方法は、給電サービスを提供する方法である。この方法は、
給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶することと、前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信することと、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信することと、前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信することと、前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行うことと、前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行うことと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、給電サービス提供のための情報処理を行う情報処理装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶するためのプログラムコードと、前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信するためのプログラムコードと、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信するためのプログラムコードと、前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信するためのプログラムコードと、前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行うためのプログラムコードと、前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行うためのプログラムコードと、を含む。
本発明の更に他の態様に係るプログラムは、バッテリを搭載した移動体の電子制御装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムである。このプログラムは、前記移動体のバッテリへの電力供給を管理する情報処理装置に、前記移動体の識別情報及び位置情報を含む検索要求を送信するためのプログラムコードと、前記移動体の識別情報に基づいて認証処理を行った前記情報処理装置から、前記移動体の位置情報に基づいて検索した前記移動体に近い近隣の給電出力装置の検索結果を受信するためのプログラムコードと、前記給電出力装置から前記移動体のバッテリに供給された電力の利用情報を前記情報処理装置に送信するためのプログラムコードと、を含む。
本発明によれば、給電対象の移動先で給電対象への給電が必要になったとき、その給電対象への給電に利用可能な給電出力装置が設置されている近隣の設置場所を容易に探すことができる。
実施形態に係る給電サービス提供システムを介した給電サービスの全体における主要な処理及び情報の流れの一例を示す説明図。 実施形態に係る給電サービス提供システムにおける情報処理装置の概略構成の一例を示すブロック図。 実施形態に係る給電サービス提供システムを用いた情報処置装置における処理の一例を示すフローチャート。 実施形態に係る給電サービス提供システムを介した給電サービスの全体における主要な処理及び情報の流れの他の例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る給電サービス提供システムを介した給電サービスの全体における主要な処理及び情報の流れの一例を示す説明図である。なお、図1は、移動体である車両(例えば、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)等の充電可能な動力用バッテリを備えた車両)の動力用のバッテリを充電するため給電サービスを提供する場合の例を示している。
図1において、給電サービス提供システムは、給電サービス提供のための情報処理を行う情報処理装置としての給電プラットフォーム(以下「給電PF」という。)10を備える。給電サービス提供システムは、給電対象である車両30の充電用プラグを接続可能な給電出力装置としてのコンセント20を含んでもよい。コンセント20は、車両30に給電できるように一般住宅、ビル又は街路灯等に設けられたコンセントであってもよいし、充電スタンドなどのスタンドアロン型の給電装置に設けられたコンセントであってもよい。
本実施形態において、給電対象の車両は、地上の移動経路である道路を移動する自動車、トラック、バス、バイク、重機、移動型ロボットなどの移動体であってもよいし、上空などの空間における移動経路を飛行して移動可能な移動体であってもよいし、地下、水上(例えば海上)、水中(例えば海中)などにおける移動経路を移動可能な移動体であってもよい。
コンセント20を保有する登録者40は、自分の通信端末装置としてのユーザ装置(UE)41を操作して所定の給電サービスのアプリケーションソフトを起動し、通信網を介して給電PF10にアクセスして給電側の登録者として登録する(S100)。登録時に登録者40のUE41から給電PF10に送信する登録情報は、例えば、コンセント20の位置情報(例えば、緯度、経度及び高度のGNSS位置情報)、登録者40の住所情報、コンセント20を介した給電に対して支払われる給電料の精算方法を含んでもよい。精算方法は、例えば、現金による支払い、各種ポイントの付与による支払い、UE41の通信料からの減額などである。なお、登録者40は個人の場合だけでなく、法人の場合もある。また、登録時に、登録者40のUE41のユーザIDや端末ID等に基づいて認証処理を行ってもよい。
コンセント20を介した給電の利用者が乗車する車両30が、移動先でバッテリ31の充電が必要になったとき、利用者は、通信端末装置としてのユーザ装置(UE)32を操作して所定の給電サービスのアプリケーションソフトを起動し、通信網を介して給電PF10にアクセスして隣接する充電場所の検索を要求する(S101)。
充電場所の検索要求は、車両30に搭載された車載装置33から給電PF10にアクセスして行ってもよい。車載装置33は、ナビゲーション装置でもよいし、車両の各部を制御する電子制御装置(ECU)であってもよい。また、検索要求時にUE32又は車載装置33から給電PF10に送信する送信情報は、例えば、車両30、バッテリ31、UE32又は車載装置33の位置情報(例えば、緯度、経度及び高度のGNSS位置情報)を含む。送信情報は、車両30の走行距離、走行時間等の走行情報を含んでもよい。
また、前記送信情報は、利用者のUE31のユーザIDや端末ID又は車両30のバッテリ31若しくは車載装置33に対応する機器ID等の電力利用側(充電側)の識別情報を含んでもよい。この場合、給電PF10は、ユーザID、端末ID又は機器IDに基づいて、認証処理を行う。
給電PF10は、検索要求を受信すると、検索要求に含まれる充電利用側の位置情報に基づいてコンセント20の検索処理を行い、車両30の近くに位置する近隣のコンセント20が設置されている充電場所の情報を回答する(S102)。充電場所の回答先は、例えば、車両30に乗車している利用者のUE31又は車載装置33である。
車両30は、給電PF10から受信した充電場所の情報を画像又は音声で出力する。この出力に基づいて、車両30の運転者は車両30を充電場所に移動させ、車両30の充電ケーブルのプラグをコンセント20に接続し、車両30のバッテリ31の充電を開始する(S103)。なお、車両30は、給電PF10から受信した充電場所の情報を出力しないで、自動運転により充電場所に移動して充電を開始してもよい。
車両30のバッテリ31の充電が終了したら、UE32又は車載装置33から給電PF10に充電情報がアップロードされる(S104)。充電情報は、例えば充電が開始されたときのタイムスタンプ(充電開始時間)と充電が終了したときのタイムスタンプ(充電終了時間)とを含む。充電情報は、充電を行った充電時間の情報を含んでもよいし、充電に用いられた電力量の情報を含んでもよい。
給電PF10は、UE32又は車載装置33から充電情報を受信すると、その充電情報に基づいて、利用側に課金する充電料及び給電側に支払う給電料を動的に計算するダイナミックプライシング処理を実行する(S105)。給電PF10で計算された充電料は、例えば車両30の保有者50に請求される(S106)。また、給電PF10で計算された給電料は、例えばコンセント20を保有している登録者40に支払われる(S107)。
図1の給電PF10において、コンセント20から車両30(バッテリ31)への給電開始及び給電終了を、給電側の登録者40のUE41に通知してもよい。この通知により、登録者40が保有又は管理しているコンセント20からの給電の状況を登録者40が把握したり監視したりすることができる。
また、図1の給電PF10において、コンセント20から給電を行うか否かを設定する設定情報を給電側のUE41から受信し、その設定情報に基づいて、コンセント20からの給電が行われていない時間帯に、コンセント20からの給電の許否を設定してもよい。この給電PF10における設定により、前述の充電場所の検索時に認証処理が実行されることにより、コンセント20から給電の利用を制御することができる。
図2は、本実施形態に係る給電サービス提供システムにおける情報処理装置(給電PF)10の概略構成の一例を示すブロック図である。図2において、給電PF10は、情報記憶部(記憶手段)101と、要求受信部(要求受信手段)102と、情報送信部(情報送信手段)103と、情報受信部(情報受信手段)104と、課金・支払処理部(課金・支払処理手段)105とを備える。
情報記憶部101は、給電対象である車両30(バッテリ31)の情報と、コンセント20の情報と、コンセント20から供給された電力に対する充電料などの電力利用料金を課金する課金対象の情報と、コンセント20から供給された電力に対する給電料などの電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶する。
課金対象は、例えば、車両30(又は、車両に搭載されたバッテリ31)の利用者、所有者又は製造者である。支払対象は、コンセント20について事前に登録されているコンセント20の所有者又は管理者である。
要求受信部102は、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方の識別情報(例えば、ユーザID又は端末ID)及び位置情報(例えばGNSS位置情報)を含む検索要求を、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方から受信する。
情報送信部103は、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方の識別情報(例えば、ユーザID又は端末ID)に基づいて認証処理を行い、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方の位置情報(例えばGNSS位置情報)に基づいて、車両30に近い近隣のコンセント20を検索し、その検索結果を、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方に送信する。
情報受信部104は、コンセント20から供給された電力の利用情報である充電情報を、通信網を介して、車両30及び電力利用側のUE32の少なくとも一方から受信する。特に、充電情報を電子制御装置(ECU)などの車載装置33から直接受信する場合は、利用者の入力操作が介在しないため、給電PF10が取得する充電情報の信頼性及び精度が高まる。
課金・支払処理部105は、情報受信部104で受信した充電情報と、予め設定した課金換算率とに基づいて、電力利用料金である充電料を計算し、その充電料を所定の課金対象に課金する課金処理を行う。ここで、課金換算率は、課金対象に課金する充電料を計算するときに充電情報(充電時間又は充電電力量)に乗算される換算パラメータの値である。この課金換算率は、課金の対象になった給電に対応する車両30、その車両30に組み込まれたバッテリ31、コンセント若しくはそれらの組み合わせに応じて、又は、時間帯に応じて、新規設定してもよいし、その設定を経時的に変更してもよい。この設定及びその変更により、各種状況に応じた充電料の合理的な課金を行うことができる。
充電料が課金される課金対象は、例えば、車両30(又は、車両30に組み込まれたバッテリ31)の利用者、所有者又は製造者である。また、充電料は、請求処理を簡易にするために、課金対象について契約されている通信サービスの利用料金に合算して請求してもよい。
また、課金・支払処理部105は、情報受信部104で受信した充電情報と、予め設定した課金換算率とに基づいて、電力供給料金である給電料を計算し、その給電料を所定の支払対象に支払う支払処理を行う。ここで、支払換算率は、支払対象に支払う給電料を計算するときに充電情報(充電時間又は充電電力量)に乗算される換算パラメータの値である。この支払換算率は、支払の対象になった給電に対応する車両30、その車両30に組み込まれたバッテリ31、コンセント若しくはそれらの組み合わせに応じて、又は、時間帯に応じて、新規設定してもよいし、その設定を経時的に変更してもよい。この設定及びその変更により、各種状況に応じた合理的な給電料の支払いを行うことができる。また、電力の供給側(給電側)の登録者40が複数のコンセント20を保有する場合、その複数のコンセント20の給電料を合算して電力の供給側(給電側)の登録者40に支払う。また、給電料は、支払処理を簡易にするために、支払対象である登録者40について契約されているUE41の通信サービス利用料金と合わせて精算してもよい。
図3は、本実施形態に係る給電サービス提供システムを用いた情報処置装置(給電PF)10における処理の一例を示すフローチャートである。
図3において、まず、給電PF10は、給電対象である車両30(バッテリ31)の情報、コンセント20の情報、充電料を課金する課金対象である車両保有者50の情報、給電料などの電力供給料金を支払う支払対象である登録者40の情報等の各種情報が登録される(S201)。給電PF10に登録した登録者40はコンセント20を介した売電が可能になる。登録者40のIDと登録者40の給電料の振込先等の情報は、その登録者40のUE41で紐付けることができる。また、給電PF10に登録した車両保有者50はコンセント20を介した買電が可能になる。車両保有者50のIDと車両保有者50の充電料の請求先等の情報は、その車両保有者50のUE51で紐付けることができる。
次に、給電PF10は、移動中の車両30(バッテリ31)に充電したい場合、近隣の利用可能なコンセント20の検索を要求する検索要求を、車両30に乗車している利用者のUE32から受信する(S202)。この検索要求には、車両30(バッテリ31)に充電したい場所の位置情報を含まれる。給電PF10は、UE32から受信した検索要求に含まれる位置情報に基づいて、充電場所に近い最寄りの利用可能なコンセント20を検索し(S203)、その検索結果を利用者のUE32に送信する(S204)。車両30が検索結果のコンセント20の設置場所に着いたら、車両30の充電プラグをコンセント20に接続して充電を開始する。
給電PF10は、車両30又は利用者のUE32の位置情報に基づいて、車両30の充電に用いられたコンセント20と、そのコンセント20に対応する給電側の登録者40とを特定する(S205)。
次に、給電PF10は、車両30の充電が終了したら、その充電の開始時間と終了時間を含む充電情報を車両30の車載装置33又は利用者のUE32から受信し(S206)、充電の開始時間と終了時間の情報を給電側の登録者40のUE41に通知する(S207)。
また、給電PF10は、車両30(バッテリ31)の充電情報に基づいて充電料を計算し、その充電料を課金対象である車両保有者50のUE51の通信サービス利用料金に合算して請求するように課金処理を実行する(S208)。更に、給電PF10は、車両30(バッテリ31)の充電情報に基づいてコンセント20を介した給電料を計算し、その給電料を売電量として登録者40の所定の支払先に入金する支払処理を実行する(S208)。
以上、本実施形態によれば、車両30の移動先で車両30(バッテリ31)の充電が必要になったとき、その車両30(バッテリ31)の充電に利用可能なコンセント20が設置されている近隣の設置場所を容易に探すことができる。
また、電力利用側(充電側)のUE32のユーザID、端末ID又は車両30(車載装置33)の機器IDを使って認証処理ができるため、給電側には認証コンセントが不要になるので、車両30(バッテリ31)の充電に用いることができるコンセントの普及を促進することできる。
また、給電PF10の車両管理機能を使って、車両30(バッテリ31)を充電した位置と充電時間(電力量)から充電に使用したコンセント20に対応した登録者(予め登録した給電側の事前登録者)40へ給電料をキックバックすることができるため、給電サービスへの電力の供給側(給電側)の登録の促進を図ることができる。
また、車両30(バッテリ31)の充電に用いる電力の取引は給電PF10を介するため、電力の供給側(給電側)は誰に給電したかや、どの車両30(バッテリ31)に給電したかを知る必要はなく、また、電力の利用者側(充電側)は誰からの給電を利用したかや、誰のコンセント20から充電したかを知る必要はない。従って、電力の利用者側(充電側)と電力の供給側(給電側)との間の個人情報のセキュリティを高めることができる。
また、電力の供給側(給電側)の登録者40が複数のコンセント20を保有する場合、その複数のコンセント20の給電料を合算して電力の供給側(給電側)の登録者40に支払うことできるため、支払処理の効率化を図ることができる。
以上の実施形態では、車両30(バッテリ31)の充電に適用した場合について説明したが、給電PF10を用いた給電サービスは車両30(バッテリ31)以外の給電対象に給電する場合にも適用できる。
図4は、本実施形態に係る給電サービス提供システムを介した給電サービスの全体における主要な処理及び情報の流れの他の例を示す説明図である。図4は、給電対象としての携帯型の通信端末装置(UE)35のバッテリ36の充電に適用した場合の例である。なお、図4において、前述の図1と共通する部分については説明を省略する。
図4において、コンセント20は、給電対象のUE35に給電できるように一般住宅又はオフィス等に設けられたコンセントであってもよいし、スタンドアロン型の給電装置に設けられたコンセントであってもよい。
コンセント20を介した給電の利用者のUE35のバッテリ36の充電が必要になったとき、利用者はUE35を操作して所定の給電サービスのアプリケーションソフトを起動し、通信網を介して給電PF10にアクセスして隣接する充電場所の検索を要求する(S101)。
検索要求時にUE35から給電PF10に送信する送信情報は、例えば、UE35の位置情報(例えば、緯度、経度及び高度のGNSS位置情報)を含む。
給電PF10は、検索要求を受信すると、検索要求に含まれるUE35の位置情報に基づいてコンセント20の検索処理を行い、UE35の近くに位置する近隣のコンセント20が設置されている充電場所の情報を回答する(S102)。充電場所の回答先は、例えばUE35である。
UE35は、給電PF10から受信した充電場所の情報を画像又は音声で出力する。この出力に基づいて、UE35の利用者はコンセント20設置場所に移動し、UE35の充電ケーブルをコンセント20に接続し、UE35のバッテリ36の充電を開始する(S103)。
UE35のバッテリ36の充電が終了したら、UE35から給電PF10に充電情報がアップロードされる(S104)。
給電PF10は、UE35から充電情報を受信すると、その充電情報に基づいて、利用側に課金する充電料及び給電側に支払う給電料を動的に計算するダイナミックプライシング処理を実行する(S105)。給電PF10で計算された充電料は、例えばUE35の保有者55に請求される(S106)。また、給電PF10で計算された給電料は、例えばコンセント20を保有している登録者40に支払われる(S107)。
図4の給電PF10において、コンセント20からUE35への給電開始及び給電終了を、給電側の登録者40のUE41に通知してもよい。この通知により、登録者40が保有又は管理しているコンセント20からの給電の状況を登録者40が把握したり監視したりすることができる。
また、図4の給電PF10において、コンセント20から給電を行うか否かを設定する設定情報を給電側のUE41から受信し、その設定情報に基づいて、コンセント20からの給電が行われていない時間帯に、コンセント20からの給電の許否を設定してもよい。この給電PF10における設定により、前述の充電場所の検索時に認証処理が実行されることにより、コンセント20から給電の利用を制御することができる。
なお、本明細書で説明された処理工程並びに給電プラットフォーム(情報処理装置)及び給電サービス提供システムの構成要素は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの工程及び構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又は、それらの組み合わせで実装されてもよい。
ハードウェア実装については、実体(例えば、サーバ、各種無線通信装置、Node B、端末、ハードディスクドライブ装置、又は、光ディスクドライブ装置)において上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、1つ又は複数の、特定用途向けIC(ASIC)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニット、コンピュータ、又は、それらの組み合わせの中に実装されてもよい。
また、ファームウェア及び/又はソフトウェア実装については、上記構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段は、本明細書で説明された機能を実行するプログラム(例えば、プロシージャ、関数、モジュール、インストラクション、などのコード)で実装されてもよい。一般に、ファームウェア及び/又はソフトウェアのコードを明確に具体化する任意のコンピュータ/プロセッサ読み取り可能な媒体が、本明細書で説明された上記工程及び構成要素を実現するために用いられる処理ユニット等の手段の実装に利用されてもよい。例えば、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば制御装置において、メモリに記憶され、コンピュータやプロセッサにより実行されてもよい。そのメモリは、コンピュータやプロセッサの内部に実装されてもよいし、又は、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェア及び/又はソフトウェアコードは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気又は光データ記憶装置、などのような、コンピュータやプロセッサで読み取り可能な媒体に記憶されてもよい。そのコードは、1又は複数のコンピュータやプロセッサにより実行されてもよく、また、コンピュータやプロセッサに、本明細書で説明された機能性のある態様を実行させてもよい。
また、前記媒体は非一時的な記録媒体であってもよい。また、前記プログラムのコードは、コンピュータ、プロセッサ、又は他のデバイス若しくは装置機械で読み込んで実行可能であれよく、その形式は特定の形式に限定されない。例えば、前記プログラムのコードは、ソースコード、オブジェクトコード及びバイナリコードのいずれでもよく、また、それらのコードの2以上が混在したものであってもよい。
また、本明細書で開示された実施形態の説明は、当業者が本開示を製造又は使用するのを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな修正は当業者には容易に明白になり、本明細書で定義される一般的原理は、本開示の趣旨又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用可能である。それゆえ、本開示は、本明細書で説明される例及びデザインに限定されるものではなく、本明細書で開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲に認められるべきである。
10 :給電プラットフォーム(PF)
20 :コンセント
30 :車両
31 :バッテリ
33 :車載装置
36 :バッテリ
40 :登録者
50 :車両保有者
55 :UE保有者
101 :情報記憶部
102 :要求受信部
103 :情報送信部
104 :情報受信部
105 :支払処理部

Claims (20)

  1. 給電サービス提供のための情報処理を行う情報処理装置であって、
    給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶する手段と、
    前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信する手段と、
    前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信する手段と、
    前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信する手段と、
    前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行う手段と、
    前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行う手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1の情報処理装置において、
    前記電力の利用情報は、前記給電出力装置から前記給電対象へ電力が供給された給電時間及び電力量の少なくとも一方を含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は2の情報処理装置において、
    前記給電対象は、前記移動体に搭載されたバッテリであり、
    前記検索要求及び前記利用情報を、前記移動体の電子制御装置から受信し、
    前記近隣の給電出力装置の検索結果を、前記移動体の電子制御装置に送信する、ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1又は2の情報処理装置において、
    前記給電対象は、前記電力利用側の通信端末装置に搭載されたバッテリであることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの情報処理装置において、
    前記給電出力装置は、前記給電対象に給電可能に設けられたコンセントであることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの情報処理装置において、
    前記課金対象は、前記給電対象の利用者、所有者又は製造者であることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの情報処理装置において、
    前記電力利用料金は、前記利用情報と予め設定した課金換算率とに基づいて計算され、
    前記課金換算率は、前記課金の対象になった給電に対応する前記給電対象、前記給電出力装置若しくはそれらの組み合わせ又は時間帯に応じて、新規設定又は経時的に設定変更されることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの情報処理装置において、
    前記課金対象について契約されている通信サービスの利用料金に前記電力利用料金を合算することを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの情報処理装置において、
    前記支払対象は、前記給電出力装置について事前に登録されている前記給電出力装置の所有者又は管理者であることを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかの情報処理装置において、
    前記電力供給料金は、前記利用情報と予め設定した支払換算率とに基づいて計算され、
    前記支払換算率は、前記支払の対象になった給電に対応する前記給電対象、前記給電出力装置若しくはそれらの組み合わせ又は時間帯に応じて、新規設定又は経時的に設定変更されることを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかの情報処理装置において、
    前記給電出力装置の情報はそれぞれ、前記給電出力装置の位置情報を含み、
    前記給電対象の位置情報に基づいて、前記給電対象に給電する給電出力装置を特定し、その給電出力装置に対応する支払対象を特定することを特徴とする情報処理装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかの情報処理装置において、
    前記支払対象について契約されている通信端末装置の通信サービス利用料金と前記電力供給料金とを合わせて精算することを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかの情報処理装置において、
    前記給電出力装置から前記給電対象への給電開始及び給電終了を、前記給電出力装置及び給電側の通信端末装置の少なくとも一方に通知することを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項1乃至13のいずれかの情報処理装置において、
    前記給電出力装置から給電を行うか否かを設定する設定情報を前記給電側の通信端末装置から受信し、前記設定情報に基づいて、前記給電出力装置からの給電が行われていない時間帯に、前記給電出力装置からの給電の許否を設定することを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれかの情報処理装置と、前記給電出力装置とを備える給電サービス提供システム。
  16. バッテリを搭載した移動体の電子制御装置であって、
    前記移動体のバッテリへの電力供給を管理する情報処理装置に、前記移動体の識別情報及び位置情報を含む検索要求を送信する手段と、
    前記移動体の識別情報に基づいて認証処理を行った前記情報処理装置から、前記移動体の位置情報に基づいて検索した前記移動体に近い近隣の給電出力装置の検索結果を受信する手段と、
    前記給電出力装置から前記移動体のバッテリに供給された電力の利用情報を前記情報処理装置に送信する手段と、
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
  17. 請求項16の電子制御装置を備える移動体。
  18. 給電サービスを提供する方法であって、
    給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶することと、
    前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信することと、
    前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信することと、
    前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信することと、
    前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行うことと、
    前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行うことと、
    を含むことを特徴とする方法。
  19. 給電サービス提供のための情報処理を行う情報処理装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、
    給電対象の情報と、給電出力装置の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力利用料金を課金する課金対象の情報と、前記給電出力装置から供給された電力に対する電力供給料金を支払う支払対象の情報とを記憶するためのプログラムコードと、
    前記給電対象及び電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報及び位置情報を含む検索要求を、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方から受信するためのプログラムコードと、
    前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の識別情報に基づいて認証処理を行い、前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方の位置情報に基づいて前記給電対象に近い近隣の給電出力装置を検索し、その検索結果を前記給電対象及び前記電力利用側の通信端末装置の少なくとも一方に送信するためのプログラムコードと、
    前記給電出力装置から供給された電力の利用情報を前記給電対象から受信するためのプログラムコードと、
    前記利用情報に基づいて電力利用料金を計算し、前記電力利用料金を前記課金対象に課金する課金処理を行うためのプログラムコードと、
    前記利用情報に基づいて電力供給料金を計算し、前記電力供給料金を前記支払対象に支払う支払処理を行うためのプログラムコードと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  20. バッテリを搭載した移動体の電子制御装置に備えるコンピュータ又はプロセッサにおいて実行されるプログラムであって、
    前記移動体のバッテリへの電力供給を管理する情報処理装置に、前記移動体の識別情報及び位置情報を含む検索要求を送信するためのプログラムコードと、
    前記移動体の識別情報に基づいて認証処理を行った前記情報処理装置から、前記移動体の位置情報に基づいて検索した前記移動体に近い近隣の給電出力装置の検索結果を受信するためのプログラムコードと、
    前記給電出力装置から前記移動体のバッテリに供給された電力の利用情報を前記情報処理装置に送信するためのプログラムコードと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
JP2019202353A 2019-11-07 2019-11-07 情報処理装置、給電サービス提供システム、給電サービスを提供する方法及びプログラム Active JP7046887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019202353A JP7046887B2 (ja) 2019-11-07 2019-11-07 情報処理装置、給電サービス提供システム、給電サービスを提供する方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019202353A JP7046887B2 (ja) 2019-11-07 2019-11-07 情報処理装置、給電サービス提供システム、給電サービスを提供する方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021077016A true JP2021077016A (ja) 2021-05-20
JP7046887B2 JP7046887B2 (ja) 2022-04-04

Family

ID=75899591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019202353A Active JP7046887B2 (ja) 2019-11-07 2019-11-07 情報処理装置、給電サービス提供システム、給電サービスを提供する方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7046887B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227541A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Panasonic Corp 充電装置の制御方法、制御装置、およびそのプログラム
JP2013020346A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Alpine Electronics Inc 電力配分提示システムおよび電力配分提示方法
JP2013099152A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Yahoo Japan Corp 仲介装置、給電装置、ワイヤレス給電システム及び方法
WO2015145923A1 (ja) * 2014-03-24 2015-10-01 日本電気株式会社 電力供給システム、制御装置、電力受給装置、端末装置、電力制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2018045304A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 株式会社エネゲート 給電システム
JP6516905B1 (ja) * 2018-06-15 2019-05-22 株式会社A−スタイル 電気自動車充電システム
JP2019163983A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 本田技研工業株式会社 通知システム、通知方法およびプログラム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227541A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Panasonic Corp 充電装置の制御方法、制御装置、およびそのプログラム
JP2013020346A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Alpine Electronics Inc 電力配分提示システムおよび電力配分提示方法
JP2013099152A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Yahoo Japan Corp 仲介装置、給電装置、ワイヤレス給電システム及び方法
WO2015145923A1 (ja) * 2014-03-24 2015-10-01 日本電気株式会社 電力供給システム、制御装置、電力受給装置、端末装置、電力制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
JP2018045304A (ja) * 2016-09-12 2018-03-22 株式会社エネゲート 給電システム
JP2019163983A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 本田技研工業株式会社 通知システム、通知方法およびプログラム
JP6516905B1 (ja) * 2018-06-15 2019-05-22 株式会社A−スタイル 電気自動車充電システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7046887B2 (ja) 2022-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7275267B2 (ja) 電気自動車のための充電及び決済統合管理システム
CN102271959B (zh) 插入式车辆的远程功率使用管理
EP2109203A2 (en) Battery charging system for electric vehicle
US8483901B2 (en) Power charging station administration device
JP2007183749A (ja) 自動車管理装置、車載器、携帯端末、カーシェアリング管理システム、方法、およびプログラム
JP2011034500A (ja) 電気自動車の給電課金システム
WO2019024331A1 (zh) 一种反向寻车系统、方法及装置
KR20190103925A (ko) 차량 충전 방법, 단말기 및 서버
CN110349347A (zh) 一种车辆充电收费方法及装置
CN110443957B (zh) 共享车辆的使用管理方法、装置、服务器及存储介质
CN112406615A (zh) 电动汽车充电管理方法及装置、计算机可读存储介质
JP7095397B2 (ja) 管理サーバ、情報処理方法および情報処理システム
CN114724263A (zh) 基于地理位置的车辆访问系统和方法
JP2009277139A (ja) 情報制御装置、情報制御方法、情報制御プログラム、および記録媒体
JP7046887B2 (ja) 情報処理装置、給電サービス提供システム、給電サービスを提供する方法及びプログラム
JP7070083B2 (ja) 管理サーバ、情報処理方法および情報処理システム
WO2021229851A1 (ja) 情報処理装置、システム、方法及びプログラム
CN113850586A (zh) 一种基于车联网的定位支付方法、装置和系统
JP2022128781A (ja) 情報処理装置、システム及び方法
JP2009266124A (ja) 車両管理装置、車載電子機器、車両管理サーバ、車両管理方法、車両管理プログラム、および記録媒体
KR20190100083A (ko) 주차장 기반 마이크로모빌리티 공유 서비스 시스템
US20220169141A1 (en) Notification management systems and methods for reservation charging of electric vehicle charging station
US11907978B2 (en) Subscription-based electric vehicle charging management methods and systems
JP2021058061A (ja) 情報処理装置、システム、方法及びプログラム
CN111932328A (zh) 共享汽车管理装置及共享汽车管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7046887

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150