JP2021076915A - 介護システム、介護計画作成方法およびプログラム - Google Patents

介護システム、介護計画作成方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定期間内の介護計画を自動的に作成することにより介護を支援することができ、よって業務の効率を向上させることができる介護システム、介護計画作成方法およびプログラムを提供する。【解決手段】介護システムにおいて、事務室に設置されるコンピュータは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付ける識別情報受付手段61と、識別情報受付手段61により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段64と、作成された所定期間内の介護計画を出力する出力手段65とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、介護施設や病院施設における介護職員等の介護者による被介護者への介護を支援するための介護システム、介護計画作成方法およびプログラムに関する。
介護施設や病院施設では、介護職員等の介護者を被介護者がいつでも呼ぶことができるよう被介護者の部屋にコール機やスイッチ等が設置されている。また、介護職員等の介護者は、介護施設や病院施設内では携帯端末を常に所持しており、被介護者がコール機で介護者を呼んだりスイッチを押したりすると、携帯端末には被介護者が呼んでいる旨の表示がなされたり音声が出されたりする。また、被介護者がコール機で介護者を呼んだりスイッチを押したりすると、介護施設や病院施設の事務所に設置されている表示板等にも、被介護者が呼んでいる旨が表示される。
従来の介護施設の全体構成について図10を用いて説明する。図10に示すように、介護施設は、利用者である被介護者の部屋110と、事務室130とに区画されており、部屋110には、ドアライト114、コール機116、スイッチ118等が設置されている。これらのドアライト114、コール機116、スイッチ118等はルーター112に接続されており、このルーター112はLANケーブル等により主装置140に接続されている。また、事務室130には表示板132および電話機136等が設置されている。これらの表示板132および電話機136等はLANケーブルにより主装置140に接続されている。また、介護施設では介護職員等の介護者がスマートフォン、タブレットPC等の携帯端末120を常に所持するようになっている。また、介護施設内には複数のWifiルーター122等が設置されており、介護者が所持する携帯端末120はWifiルーター122を介して主装置140に接続されている。
利用者である被介護者の部屋110において、ドアライト114は部屋110のドア等を照射するようになっている。このようなドアライト114は主装置140を介して遠隔でスイッチのオン/オフの切換を行うことができるようになっている。また、部屋110にいる被介護者はコール機116によって、主装置140を介して、携帯端末120を操作する介護者や事務室130で電話機136を操作する介護者と通話を行うことができるようになっている。また、部屋110にいる被介護者がスイッチ118を押すと、被介護者が部屋110で呼んでいるという情報が主装置140を介して表示板132等に伝達される。このことにより、被介護者が部屋110で呼んでいるという情報が表示板132等に表示される。また、被介護者が部屋110で呼んでいるという情報が主装置140を介して介護者が所持する携帯端末120に伝達されるようになっている。
上述したように、介護施設内では、介護職員である介護者はPHS等の携帯端末120を常に所持するようになっており、被介護者がコール機116で介護者を呼んだりスイッチ118を押したり、あるいはA接点・B接点出力を有するセンサにより検知が行われると、携帯端末120により被介護者が呼んでいる旨の通知が介護者に対して行われる。
部屋110にいる被介護者がコール機116の受話器を手に取ったりスイッチ118を押したりすると、被介護者が部屋110で呼んでいるという情報が主装置140を介して表示板132に伝達され、この表示板132に表示される。このことにより、事務室130で待機している介護者は部屋110に移動して被介護者と話すことができるようになる。また、この際に、事務室130で待機している介護者は電話機136により部屋110にいる被介護者と話をしてもよい。
しかしながら、図10に示すような従来の介護施設では、主装置140を用いているため、各部屋110や事務室130と主装置140との間でLANケーブルを配設しなければならず、LANケーブルの配置が複雑になってしまうという問題がある。とりわけ、従来の介護施設では電話システムとナースコールシステムとは異なるメーカーの製品である場合があり、この場合には各システムの主装置も異なるようになる。例えば、事務室130に設けられる表示板132はナースコールシステムのものであるのに対し、電話機136は電話システムのものであり、事務室130に設置される備品でもシステムが異なるものとなってしまう。従来の電話システムやナースコールシステムでは、電話用の通信ケーブル等が主に使用されるアナログなシステムとなる。この方式ではデジタルなシステムと比較して情報量が少なく、またIP通信ではないため、大容量の情報の送受信を行うことができず、また配線も複雑になるという問題がある。また、図10に示すような従来の介護施設では業務が効率化されていないという問題がある。
また、特許文献1には、施設内の要介護者の介護データを適切に利用するとともに、業務の効率化を通じて集合住宅などの施設全体のサービスおよび質の向上を実現する施設内介護データ管理システムが開示されている。
特開2006−277049号公報
しかしながら、特許文献1に開示される介護データ管理システムでは十分な業務の効率化が図れていないという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、所定期間内の介護計画を自動的に作成することにより介護を支援することができ、よって業務の効率を向上させることができる介護システム、介護計画作成方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の介護システムは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、前記識別情報受付手段により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護システムは、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴を記憶する記憶部を更に備え、前記作成手段は、前記記憶部に記憶されている、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
この場合、前記介護履歴は、所定の業務について介護にかかった時間を含み、前記作成手段は、前記記憶部に記憶されている、所定の業務について各々の介護者による被介護者に対する介護にかかった時間も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
本発明の介護システムは、被介護者の状態に係る情報を受け付ける状態受付手段を更に備え、前記作成手段は、前記状態受付手段により受け付けられた被介護者の状態に係る情報も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
本発明の介護システムは、介護者の力量に係る情報を受け付ける力量受付手段を更に備え、前記作成手段は、前記力量受付手段により受け付けられた介護者の力量に係る情報も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
本発明の介護システムは、各々の介護者により被介護者に対して行われた実際の介護内容に係る情報を受け付ける介護内容受付手段と、前記作成手段により作成された介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた実際の介護内容との相関を点数として算出するスコアリング手段と、を更に備えていてもよい。
この場合、本発明の介護システムは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報、介護される被介護者の識別情報、前記作成手段により作成された介護計画および前記スコアリング手段により算出された点数を含む教師データを用い、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を入力、介護計画を出力とする学習済モデルを機械学習により生成するモデル生成手段を更に備え、前記作成手段は、前記モデル生成手段により生成された学習済モデルを用いて、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
本発明の介護システムは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付ける人数情報受付手段と、前記人数情報受付手段により受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護計画作成方法は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付けるステップと、受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護計画作成方法は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付けるステップと、受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成するステップと、作成された前記所定期間内の介護計画を出力するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部がプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付け、受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された前記所定期間内の介護計画を出力することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部がプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付け、受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された前記所定期間内の介護計画を出力することを特徴とする。
本発明の介護システム、介護計画作成方法およびプログラムによれば、所定期間内の介護計画を自動的に作成することにより介護を支援することができ、よって業務の効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態による介護システムが設置される介護施設の全体構成を概略的に示す概略図である。 図1に示す介護システムにおける事務室に設置されるコンピュータの構成の一例を示す構成図である。 介護者の携帯端末の表示画面を示す図である。 コンピュータの記憶部に記憶される、各々の介護者による被介護者に対する食事介助の介護履歴を示す表である。 コンピュータの記憶部に記憶される、各々の介護者による被介護者に対する入浴介助の介護履歴を示す表である。 コンピュータの作成手段により作成される介護計画を示す図である。 作成手段により作成された介護計画と、実際の介護内容との相関を示す図である。 コンピュータのモデル生成手段により学習済モデルを生成する構成を示す図である。 図1に示す介護システムにおける事務室に設置されるコンピュータの構成の他の実施の形態を示す構成図である。 従来の介護システムが設置される介護施設の全体構成を概略的に示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図8は、本実施の形態に係る介護システムを示す図である。
図1は、本実施の形態による介護システムが設置される介護施設の全体構成を概略的に示す概略図である。介護施設は、利用者である被介護者の部屋10と、事務室30とに区画されており、部屋10には、ドアライト14、コール機16、スイッチ18等が設置されている。これらのドアライト14、コール機16、スイッチ18等はルーター12に接続されており、このルーター12は無線によりネットワークシステム40に通信可能に接続されている。また、事務室30には表示板32、コンピュータ34、電話機36およびスピーカー38等が設置されている。これらの表示板32、コンピュータ34、電話機36およびスピーカー38等は無線によりネットワークシステム40に通信可能に接続されている。また、介護施設では介護職員等の介護者がスマートフォン、タブレットPC等の携帯端末20を常に所持するようになっている。また、介護施設内には複数のWifiルーター22等が設置されており、介護者が所持する携帯端末20はWifiルーター22を介してネットワークシステム40に通信可能に接続されている。また、ネットワークシステム40はコールシステムの専用サーバ50に無線により通信可能に接続されており、専用サーバ50を介してネットワークシステム40から介護施設の外部にある管理システム等に様々な情報を送信したり管理システム等から様々な情報を受信したりすることができるようになっている。以下、このような介護システムの構成の詳細について説明する。
利用者である被介護者の部屋10において、ドアライト14は部屋10のドア等を照射するようになっている。このようなドアライト14のスイッチのオン/オフの切換はネットワークシステム40を介して遠隔で行うことができるようになっている。また、ドアライト14のオン/オフの切換が被介護者によって行われると、オン/オフの切換が行われたという情報がネットワークシステム40を介してコンピュータ34に送られる。また、部屋10にいる被介護者はコール機16によって、ネットワークシステム40を介して、携帯端末20を操作する介護者や事務室30で電話機36を操作する介護者と通話を行うことができるようになっている。また、コンピュータ34に通話ソフトがインストールされている場合には、介護者はコンピュータ34を用いてネットワークシステム40を介して、部屋10でコール機16を操作する被介護者と通話を行うことができる。また、部屋10にいる被介護者がスイッチ18を押すと、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報がネットワークシステム40を介して表示板32やコンピュータ34、スピーカー38等に伝達される。このことにより、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報が表示板32やコンピュータ34に表示されたり、スピーカー38によって音声により介護者に伝達されたりする。また、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報が、ネットワークシステム40を介して、介護者が所持する携帯端末20に伝達されると、この情報が携帯端末20にも表示される。
上述したように、介護施設内では、介護職員である介護者は常にスマートフォン、タブレットPC等の携帯端末20を常に所持するようになっており、被介護者がコール機16で介護者を呼んだりスイッチ18を押したりすると、携帯端末20には被介護者が呼んでいる旨の表示がなされたり音声が出されたりする。また、携帯端末20には、後述するコンピュータ34により作成された介護計画を表示させることができるようになっている。このことにより、携帯端末20を所持する介護者は、この携帯端末20に表示される介護計画を見ながら被介護者の介護を行うことができる。また、介護者は携帯端末20により介護施設内でグループ単位での放送や全体での放送を行うことができるようになっている。また、介護者は携帯端末20により実際に行った介護内容に係る情報を入力することができるようになっている。携帯端末20に入力された介護内容はネットワークシステム40を介してコンピュータ34等に送られるようになっている。このような動作の詳細については後述する。
部屋10にいる被介護者がコール機16の受話器を手に取ったりスイッチ18を押したりすると、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報がネットワークシステム40を介して表示板32に伝達され、この表示板32に表示される。また、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報がスピーカー38により音声で事務室30内に報知される。このことにより、事務室30で待機している介護者は部屋10に移動して被介護者と話すことができるようになる。また、この際に、事務室30で待機している介護者は電話機36により部屋10にいる被介護者と話をしてもよい。また、部屋10にいる被介護者がコール機16の受話器を手に取ったりスイッチ18を押したりすると、被介護者が部屋10で呼んでいるという情報がネットワークシステム40を介してコンピュータ34に伝達され、このコンピュータ34の記憶部74(後述)に履歴が記憶される。
コンピュータ34の構成について図2を用いて説明する。コンピュータ34は、CPU等の制御部60と、モニタ等の表示部70と、キーボードやマウス等の操作部72と、ROM(不揮発性メモリ)やRAM(揮発性メモリ)等の記憶部74と、通信インターフェース76とを備えている。制御部60は通信インターフェース76を介してネットワークシステム40に対して情報の送受信を行うことができるようになっている。また、図2に示すように、制御部60は、識別情報受付手段61と、状態受付手段62と、力量受付手段63と、作成手段64と、出力手段65と、介護内容受付手段66と、スコアリング手段67とを含んでおり、これらの各手段により介護計画を自動で作成することができるようになっている。これらの各手段の機能等の詳細については後述する。
本実施の形態による介護システムには様々な特徴がある。具体的には、介護者が介護内容を帳票に記入したり報告書を作成したりする手間を省いたり、被介護者によるドアライト14、コール機16、スイッチ18等の操作内容を自動で記録したり、介護計画を自動で作成したりすることができるようになる。
まず、介護者が現場で介護業務を行いながら報告書を自動で作成する動作について説明する。介護者が現場で被介護者の介護を行う際に、介護者が携帯する携帯端末20に図3(a)に示すような画面を表示させることができる。そして、図3(a)に示すような画面で被介護者を選択すると、携帯端末20には図3(b)に示すような介護内容の選択画面が表示される。図3(b)に示すような介護内容の選択画面では、「排泄」「おむつ交換」「その他」といった介護内容の中から一つを選択し、さらに各介護内容の項目において対応内容(例えば、排泄の場合は「排尿」「排便」)を選択する。そして、「排尿」「排便」といった対応内容の各々において、携帯端末20によって、排尿量や排便量を「少ない」「普通」「多い」の中から選択することができるようになる。このように、図3(b)に示すような携帯端末20の介護内容の選択画面では、複数の質問が段階的に表示され、表示された質問に順番に答えることにより、介護者は介護内容の詳細を携帯端末20により入力することができるようになる。介護者によって携帯端末20に介護内容が入力されると、介護者の識別情報(例えば、職員番号)、入力された介護内容および入力日時に係る情報が携帯端末20からネットワークシステム40を介してコンピュータ34や専用サーバ50に送信される。このことにより、コンピュータ34の記憶部74には、介護者の識別情報、入力された介護内容および入力日時に係る情報が記憶される。また、介護内容受付手段66は、各々の介護者により被介護者に対して行われた実際の介護内容に係る情報を受け付ける。
また、コンピュータ34の制御部60は、介護内容受付手段66により受け付けられた情報や、記憶部74に記憶されている情報に基づいて、実際の介護内容に係る報告書(日報)を自動で作成する。このような報告書は従来では介護者が一日の介護業務の間または介護業務の後に手書きで作成しており、介護者にとっての負担が大きかった。これに対し、本実施の形態では、コンピュータ34が報告書を自動で作成してくれるため、介護者の負担を大幅に減らすことができる。実際のところ、介護現場では、このような報告書を介護者が手書きで作成するのにかかる時間が膨大であり、介護者が多忙の場合には実際に行った介護内容の記録を残すことができない場合があった。これに対し、本実施の形態では、介護者は携帯端末20で介護内容を入力するだけで、コンピュータ34が報告書を自動で作成してくれるため、介護内容の記録が残っていない等のトラブルを未然に防止することができるようになる。また、介護者による携帯端末20への介護内容の入力内容により、コンピュータ34は関連のある複数帳票も自動的に作成するようになっている。具体的には、介護者が携帯端末20に排便介助を行った旨の情報を入力した場合には、個人別の排便管理表、介護対応記録および介護者日報という3つの帳票がコンピュータ34により自動的に作成されるようになる。ここで、介護施設によって排便管理表等の帳票の種類が異なるため、介護施設の管理者や介護者は帳票の種類を自由に増やすことができるようになっている。なお、コンピュータ34ではなく携帯端末20自体がこのような関連のある複数帳票を自動的に作成するようになっていてもよい。
また、制御部60は、記憶部74に記憶されている内容に基づいて、介護施設全体での介護に係る統計を自動で作成することができる。具体的には、コール機16やスイッチ18により被介護者が介護者を呼んだ合計回数、コール機16やスイッチ18により被介護者が介護者を呼んだ時間帯、被介護者毎の介護内容、被介護者全員の介護内容、介護内容のランキング、コール機16やスイッチ18により介護者を呼んだ回数が多い被介護者のランキング、コール機16やスイッチ18により被介護者に呼ばれた回数が多い介護者のランキング等のデータを制御部60は自動で作成することができる。
次に、被介護者によるドアライト14、コール機16、スイッチ18等の操作内容を自動で記録する動作について説明する。被介護者によりドアライト14、コール機16、スイッチ18等が操作されると、ドアライト14、コール機16、スイッチ18等が操作されたという情報がネットワークシステム40を介してコンピュータ34に送られる。そして、この情報はコンピュータ34の記憶部74に記憶される。また、介護者が被介護者の健康状態を点検する際に体温計、血圧計、心拍計、部屋10の温度計、部屋10の湿度計、カメラ等が用いられるが、これらの計測機器による計測結果に係る情報もネットワークシステム40を介してコンピュータ34に送信されるようになっていてもよい。この場合には、計測機器による計測結果に係る情報がコンピュータ34の記憶部74に記憶される。このように、本実施の形態では、被介護者の健康状態や動作内容を全て記憶部74に記憶させることによってコンピュータ34により管理することができる。
また、本実施の形態では、コンピュータ34により介護計画を自動で作成することができるようになっている。介護計画の作成方法について以下に説明する。なお、以下に示すような介護計画作成方法は、コンピュータ34において記憶部74に記憶されているプログラムを制御部60が実行することにより行われるようになっている。
まず、所定期間内(例えば、所定の年月日の朝から夜まで)で被介護者の介護を行う介護者の識別情報(例えば、職員番号)および介護される被介護者の識別情報(例えば、利用者番号)がコンピュータ34の制御部60に入力される。具体的には、介護施設の管理者が、キーボードやマウス等の操作部72により介護者の識別情報および被介護者の識別情報を入力する。あるいは、被介護者の識別情報が記憶部74に記憶されており、この記憶部74に記憶されている情報が制御部60により読み出されるようになっていてもよい。また、各介護者が勤務しているかどうかをチェックする勤怠管理システム(図示せず)がコンピュータ34に接続されており、勤怠管理システムから送信された情報に基づいて介護者の識別情報が制御部60に入力されてもよい。このようにして制御部60に入力された介護者の識別情報および被介護者の識別情報は、識別情報受付手段61により受け付けられる。
そして、作成手段64は、識別情報受付手段61により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて、所定期間内の介護計画を自動的に作成する。作成手段64により作成された介護計画を図6に示す。図6に示すように、介護計画には、被介護者A、B、C、D毎に、その日に出勤している介護者X、Y、Zのうちどの介護者がどの介護内容をどの時間帯で担当するかという情報が含まれる。なお、介護計画により介護計画が作成される被介護者A、B、C、Dは、識別情報受付手段61により受け付けられた被介護者の識別情報に基づいて決められる。また、介護計画において介護を行う介護者X、Y、Zは、識別情報受付手段61により受け付けられた介護者の識別情報に基づいて決められる。作成手段64により作成された介護計画は出力手段65により出力される。出力手段65により出力された介護計画は、コンピュータ34のモニタ等の表示部70に表示されたり、記憶部74に記憶されたり、通信インターフェース76を介してネットワークシステム40に送られたりする。ネットワークシステム40に送られた介護計画に係る情報は、介護者が所持する携帯端末20に送信される。このことにより、介護者は携帯端末20に介護計画を表示させることができるようになり、事務室30に行かなくても介護計画を確認することができるようになる。また、ネットワークシステム40に送られた介護計画に係る情報は、専用サーバ50により介護施設の外部にある管理システム等にも送信される。
また、本実施の形態では、作成手段64が介護計画を作成するにあたり、様々な情報を参照して所定期間内の介護計画を作成することができるようになっている。具体的には、例えば、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴を参照して、作成手段64が介護計画を自動で作成してもよい。より詳細には、記憶部74には、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴が記憶されている。具体的には、図4および図5に示すように、介護内容(例えば、食事介助や入浴介護)毎に、各々の介護者X、Y、Zによる被介護者A、B、C、Dに対する介護にかかった時間が記憶部74に記憶されている。なお、介護内容によって介護者の負担は異なる。例えば、入浴介助は食事介助よりも負担が大きい。
そして、作成手段64は、記憶部74に記憶されている、所定の業務についての各々の介護者による被介護者に対する介護にかかった時間も参照して、所定期間内の介護計画を自動的に作成する。具体的には、各介護内容についてある介護者がある被介護者に対して介護を行う際に時間がかかる場合は、介護計画においてこの介護内容を行う時間を比較的長めとなる。また、ある介護者が各被介護者に対して介護を行う際にかかる時間が短い場合には、各介護内容についてこの介護者は他の介護者よりも多くの被介護者を担当するよう介護計画が作成される。
なお、記憶部74に記憶される、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴は、各々の介護者による被介護者に対する介護にかかった時間に限定されることはない。各々の介護者による被介護者に対する介護履歴として、各々の介護者に対する被介護者の満足度や相性、介護者の負担の度合い等が用いられてもよい。また、記憶部74に記憶される、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴は、介護施設の管理者が操作部72により入力することにより記憶部74に記憶されるようになっている。また、記憶部74に記憶される、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴は、介護者が被介護者に対して実際に介護を行った後にこの介護者が所持する携帯端末20により入力された介護内容や入力日時等に基づいて設定されたり更新されたりするようになっていてもよい。
また、本実施の形態では、作成手段64が介護計画を作成するにあたり、被介護者の状態を参照して、作成手段64が介護計画を自動で作成してもよい。具体的には、例えば介護施設の管理者や介護者はコンピュータ34において操作部72により被介護者の状態(例えば、被介護者の年齢、性別、体調、病気の有無、病気の内容、特異事項)等を入力する。このことにより、記憶部74には、被介護者の状態に係る情報が記憶される。また、本実施の形態では、状態受付手段62は、操作部72により入力された情報や記憶部74に記憶されている情報に基づいて、被介護者の状態に係る情報を受け付ける。そして、作成手段64は、状態受付手段62により受け付けられた被介護者の状態に係る情報も参照して、介護計画を自動で作成する。具体的には、例えばある被介護者の体調が悪い場合には、介護計画においてこの被介護者の介護にかかる時間は他の被介護者の介護にかかる時間よりも長くなる。
また、本実施の形態では、作成手段64が介護計画を作成するにあたり、介護者の力量を参照して、作成手段64が介護計画を自動で作成してもよい。具体的には、例えば介護施設の管理者はコンピュータ34において操作部72により介護者の力量等を入力する。このような介護者の力量として、介護者の年齢、性別、体力、経験、資格等が挙げられる。このことにより、記憶部74には、介護者の力量に係る情報が記憶される。また、本実施の形態では、力量受付手段63は、操作部72により入力された情報や記憶部74に記憶されている情報に基づいて、介護者の力量に係る情報を受け付ける。そして、作成手段64は、力量受付手段63により受け付けられた介護者の力量に係る情報も参照して、介護計画を自動で作成する。具体的には、例えばある介護者の力量が他の介護者の力量よりも優れる場合には、介護計画においてこの介護者が介護を行う時間は他の介護者が介護を行う時間よりも短くなる。
上記の説明では、作成手段64が介護計画を作成するにあたり、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴(例えば、所定の業務について介護にかかった時間)、被介護者の状態または介護者の力量も参照して所定期間内の介護計画を自動的に作成する方法について述べたが、作成手段64は上記の全ての要素を参照して所定期間内の介護計画を作成してもよいし、あるいは作成手段64は上記の全ての要素のうち一部のみを参照して所定期間内の介護計画を作成してもよい。また、更に別の態様では、作成手段64は上記の要素を参照しないで、所定期間内の介護計画を作成してもよい。言い換えると、作成手段64は、識別情報受付手段61により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報のみに基づいて所定期間内の介護計画を作成してもよい。
また、本実施の形態では、作成手段64により作成された介護計画と、実際の介護内容との相関を点数として算出することができるようになっている。具体的には、上述したように、介護者によって携帯端末20に介護内容が入力されると、介護者の識別情報(例えば、職員番号)、入力された介護内容および入力日時に係る情報が携帯端末20からネットワークシステム40を介してコンピュータ34に送信される。また、介護者はコンピュータ34の操作部72により実際に行った介護内容を入力してもよい。このことにより、介護内容受付手段66は、各々の介護者により被介護者に対して行われた実際の介護内容に係る情報を受け付ける。そして、図7に示すように、スコアリング手段67は、作成手段により作成された介護計画と、介護内容受付手段66により受け付けられた実際の介護内容との間の相関係数を算出する。作成手段により作成された介護計画と、介護内容受付手段66により受け付けられた実際の介護内容とが全く一致する場合には、相関係数は1となり、実際の介護内容が介護計画から乖離すればするほど相関係数は低くなる。このようにして、スコアリング手段67は、作成手段64により作成された介護計画と、介護内容受付手段66により受け付けられた実際の介護内容との相関を点数として算出する。また、算出された点数は、コンピュータ34のモニタ等の表示部70に表示されたり、記憶部74に記憶されたり、通信インターフェース76を介してネットワークシステム40に送られたりする。スコアリング手段67により算出された点数が低い場合には、作成手段64により作成された介護計画と、介護内容受付手段66により受け付けられた実際の介護内容との間にずれがあるため、介護者による被介護者に対する介護の内容の見直し等が行われるようになる。
また、本実施の形態では、作成手段64は、機械学習により生成された学習済モデルを用いて、所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。具体的には、図8に示すように、制御部60は、教師データ80に基づいて学習済モデル84を作成するモデル生成手段82を有している。そして、作成手段64は、モデル生成手段82により生成された学習済モデル84に、識別情報受付手段61により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報を入力することにより介護計画を作成し、作成された介護計画は出力手段65により出力される。
ここで、モデル生成手段82により学習済モデル84が予め生成されている。具体的には、モデル生成手段82は、介護者の識別情報、被介護者の識別情報、介護計画およびスコアリング手段67により算出された点数を含む教師データ80を用い、介護者の識別情報および被介護者の識別情報を入力、介護計画を出力とする学習済モデル84を機械学習により生成するようになっている。モデル生成手段82は、例えばニューラルネットワークから構成されている。このようなニューラルネットワークは、介護者の識別情報、被介護者の識別情報、介護計画およびスコアリング手段67により算出された点数を含む教師データ80が入力される入力層と、学習済モデル84を出力する出力層と、教師データ80を用いてパラメータが学習された中間層とを有している。そして、このようなニューラルネットワークでは、教師データ80が入力層に入力されると、中間層にて演算し、出力層により学習済モデル84を出力するようになる。このようなニューラルネットワークとして既知のものを用いることができる。このようなモデル生成手段82により生成された学習済モデル84を用いることにより、実際の介護内容との相関係数がより高くなるような介護計画を作成することができるようになる。
以上のような構成からなる本実施の形態の介護システムおよび介護計画作成方法によれば、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を識別情報受付手段61により受け付け、この受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて所定期間内の介護計画を作成手段64により自動的に作成し、作成された所定期間内の介護計画を出力手段54により出力するようになっている。このことにより、介護施設の管理者等が所定期間内の介護計画を作成する手間を省略することができ、よって介護施設における業務の効率化を図ることができるようになる。
また、本実施の形態の介護システムおよび介護計画作成方法においては、上述したように、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴が記憶部74に記憶されており、作成手段64は、記憶部74に記憶されている、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴も参照して、所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。この場合には、介護計画を作成するにあたり各々の介護者による被介護者に対する介護履歴も参照されるため、より実際の介護業務に適した介護計画を作成することができるようになる。また、介護履歴は、所定の業務について介護にかかった時間を含み、作成手段64は、記憶部74に記憶されている、所定の業務について各々の介護者による被介護者に対する介護にかかった時間も参照して、所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。
また、本実施の形態の介護システムおよび介護計画作成方法においては、上述したように、被介護者の状態に係る情報が状態受付手段62により受け付けられ、作成手段64は、状態受付手段62により受け付けられた被介護者の状態に係る情報も参照して、所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。この場合には、介護計画を作成するにあたり被介護者の状態も参照されるため、より実際の介護業務に適した介護計画を作成することができるようになる。
また、本実施の形態の介護システムおよび介護計画作成方法においては、上述したように、介護者の力量に係る情報が力量受付手段63により受け付けられ、作成手段64は、力量受付手段63により受け付けられた介護者の力量に係る情報も参照して、所定期間内の介護計画を自動的に作成してもよい。この場合には、介護計画を作成するにあたり介護者の力量も参照されるため、より実際の介護業務に適した介護計画を作成することができるようになる。
また、本実施の形態の介護システムおよび介護計画作成方法においては、上述したように、各々の介護者により被介護者に対して行われた実際の介護内容に係る情報が介護内容受付手段66により受け付けられ、作成手段64により作成された介護計画と、介護内容受付手段66により受け付けられた実際の介護内容との相関がスコアリング手段67により点数として算出される。このことにより、作成手段64により作成された介護計画が適切であるか否かを介護施設の管理者等は判断することができるようになる。すなわち、スコアリング手段67により算出された点数が低い場合には、作成手段64により作成された介護計画が適切ではなかったか、または介護者による被介護者に対する実際の介護が適切ではなかったと判断される。
また、本実施の形態では、モデル生成手段82は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を入力、介護計画を出力とする学習済モデル84を機械学習により生成する。この際に、モデル生成手段82は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報、介護される被介護者の識別情報、作成手段64により作成された介護計画およびスコアリング手段67により算出された点数を含む教師データ80を用いる。そして、作成手段64は、モデル生成手段82により生成された学習済モデル84を用いて、所定期間内の介護計画を自動的に作成する。この場合には、実際の介護内容との相関係数がより高くなるような、すなわちより実際の介護業務に適した介護計画を作成することができるようになる。
また、本実施の形態のプログラムは、コンピュータ34の制御部60により実行されるプログラムであって、制御部60がプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付け、受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された所定期間内の介護計画を出力するようになっている。このようなプログラムによれば、所定期間内の介護計画を自動的に作成することができるため、介護施設の管理者等が所定期間内の介護計画を作成する手間を省略することができ、よって介護施設における業務の効率化を図ることができるようになる。
なお、本発明による介護システムや介護計画作成方法は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、他の実施の形態に係る介護システムでは、図9に示すようなコンピュータ34aが用いられてもよい。図9に示すコンピュータ34aは、CPU等の制御部60aと、モニタ等の表示部70と、キーボードやマウス等の操作部72と、ROM(不揮発性メモリ)やRAM(揮発性メモリ)等の記憶部74と、通信インターフェース76とを備えている。なお、表示部70、操作部72、記憶部74および通信インターフェース76については、図2に示すようなコンピュータ34の表示部70、操作部72、記憶部74および通信インターフェース76と構成が略同一であるため説明を省略する。また、制御部60aは、人数情報受付手段61aと、状態受付手段62aと、力量受付手段63aと、作成手段64aと、出力手段65aと、介護内容受付手段66aと、スコアリング手段67aとを含んでおり、これらの各手段により介護計画を自動で作成することができるようになっている。すなわち、図2に示すようなコンピュータ34の制御部60と比較して、図9に示すようなコンピュータ34aの制御部60aは、識別情報受付手段61の代わりに人数情報受付手段61aを有している。人数情報受付手段61aは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付けるようになっている。
具体的には、所定期間内(例えば、所定の年月日の朝から夜まで)で被介護者の介護を行う介護者の人数および介護される被介護者の人数がコンピュータ34の制御部60aに入力される。より詳細には、介護施設の管理者が、キーボードやマウス等の操作部72により介護者の人数および被介護者の人数を入力する。あるいは、被介護者の人数に係る情報が記憶部74に記憶されており、この記憶部74に記憶されている情報が制御部60aにより読み出されるようになっていてもよい。また、各介護者が勤務しているかどうかをチェックする勤怠管理システム(図示せず)がコンピュータ34aに接続されており、勤怠管理システムから送信された情報に基づいて介護者の人数が制御部60aに入力されてもよい。このようにして制御部60aに入力された介護者の人数および被介護者の人数は、人数情報受付手段61aにより受け付けられる。
そして、作成手段64aは、人数情報受付手段61aにより受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて所定期間内(例えば、朝から夜まで)の介護計画を自動的に作成する。作成手段64aにより作成された介護計画は、図2に示すようなコンピュータ34の作成手段64により作成された介護計画と同じようなものとなる。すなわち、作成手段64aにより作成された介護計画は図6に示すようなものとなる。作成手段64aにより作成された介護計画は出力手段65aにより出力される。出力手段65aにより出力された介護計画は、コンピュータ34のモニタ等の表示部70に表示されたり、記憶部74に記憶されたり、通信インターフェース76を介してネットワークシステム40に送られたりする。ネットワークシステム40に送られた介護計画に係る情報は、介護者が所持する携帯端末20に送信される。このことにより、介護者は携帯端末20に介護計画を表示させることができるようになり、事務室30に行かなくても介護計画を確認することができるようになる。また、ネットワークシステム40に送られた介護計画に係る情報は、専用サーバ50により介護施設の外部にある管理システム等にも送信される。
なお、図9に示すコンピュータ34aの制御部60aの状態受付手段62a、力量受付手段63a、介護内容受付手段66aおよびスコアリング手段67aは、図2に示すコンピュータ34の制御部60の状態受付手段62、力量受付手段63、介護内容受付手段66およびスコアリング手段67と構成が略同一であるため説明を省略する。
図9に示すような他の実施の形態に係る介護システムおよび介護計画作成方法によれば、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を人数情報受付手段61aにより受け付け、この受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて所定期間内の介護計画を作成手段64aにより自動的に作成し、作成された所定期間内の介護計画を出力手段54aにより出力するようになっている。このことにより、図9に示すような他の実施の形態に係る介護システムおよび介護計画作成方法でも、介護施設の管理者等が所定期間内の介護計画を作成する手間を省略することができ、よって介護施設における業務の効率化を図ることができるようになる。
また、他の実施の形態に係るプログラムは、コンピュータ34aの制御部60aにより実行されるプログラムであって、制御部60aがプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数および介護される被介護者の人数を受け付け、受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された所定期間内の介護計画を出力するようになっている。このようなプログラムによれば、所定期間内の介護計画を自動的に作成することができるため、介護施設の管理者等が所定期間内の介護計画を作成する手間を省略することができ、よって介護施設における業務の効率化を図ることができるようになる。
また、本実施の形態の介護システムや介護計画作成方法は、介護施設内の部屋10にいる被介護者に対して介護者が介護を行うものに限定されることはない。他の態様として、介護施設内の部屋10ではなく自宅にいる被介護者に対して介護者が介護を行うものであってもよい。この場合には、図1に示すルーター12、ドアライト14、コール機16およびスイッチ18が被介護者の自宅に設置されるようになる。
また、本実施の形態の介護システムや介護計画作成方法は、介護施設に限定されることはない。介護施設以外の施設(例えば、病院施設)に、本実施の形態に係る介護システムや介護計画作成方法が適用されてもよい。
10 部屋
12 ルーター
14 ドアライト
16 コール機
18 スイッチ
20 携帯端末
22 Wifiルーター
30 事務室
32 表示板
34、34a コンピュータ
36 電話機
38 スピーカー
40 ネットワークシステム
50 専用サーバ
54、54a 出力手段
60、60a 制御部
61 識別情報受付手段
61a 人数情報受付手段
62、62a 状態受付手段
63、63a 力量受付手段
64、64a 作成手段
65、65a 出力手段
66、66a 介護内容受付手段
67、67a スコアリング手段
70 表示部
72 操作部
74 記憶部
76 通信インターフェース
80 教師データ
82 モデル生成手段
84 学習済モデル
110 部屋
112 ルーター
114 ドアライト
116 コール機
118 スイッチ
120 携帯端末
122 Wifiルーター
130 事務室
132 表示板
136 電話機
140 主装置
本発明の介護システムは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、前記識別情報受付手段により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付ける介護内容受付手段と、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出するスコアリング手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護システムは、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付ける人数情報受付手段と、前記人数情報受付手段により受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付ける介護内容受付手段と、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出するスコアリング手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護計画作成方法は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付けるステップと、受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成するステップと、作成された前記所定期間内の介護計画を出力するステップと、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付けるステップと、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の介護計画作成方法は、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付けるステップと、受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成するステップと、作成された前記所定期間内の介護計画を出力するステップと、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付けるステップと、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出するステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部がプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付け、受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された前記所定期間内の介護計画を出力し、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付け、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出する、ことを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、前記制御部がプログラムを実行することにより、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付け、受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、作成された前記所定期間内の介護計画を出力し、各々の介護者により被介護者に対して行われた前記所定期間内の実際の介護内容に係る情報を受け付け、前記作成手段により作成された前記所定期間内の介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた前記所定期間内の実際の介護内容との相関を点数として算出することを特徴とする。

Claims (12)

  1. 所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、
    前記識別情報受付手段により受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、
    を備えた、介護システム。
  2. 各々の介護者による被介護者に対する介護履歴を記憶する記憶部を更に備え、
    前記作成手段は、前記記憶部に記憶されている、各々の介護者による被介護者に対する介護履歴も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する、請求項1記載の介護システム。
  3. 前記介護履歴は、所定の業務について介護にかかった時間を含み、
    前記作成手段は、前記記憶部に記憶されている、所定の業務について各々の介護者による被介護者に対する介護にかかった時間も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する、請求項2記載の介護システム。
  4. 被介護者の状態に係る情報を受け付ける状態受付手段を更に備え、
    前記作成手段は、前記状態受付手段により受け付けられた被介護者の状態に係る情報も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の介護システム。
  5. 介護者の力量に係る情報を受け付ける力量受付手段を更に備え、
    前記作成手段は、前記力量受付手段により受け付けられた介護者の力量に係る情報も参照して、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の介護システム。
  6. 各々の介護者により被介護者に対して行われた実際の介護内容に係る情報を受け付ける介護内容受付手段と、
    前記作成手段により作成された介護計画と、前記介護内容受付手段により受け付けられた実際の介護内容との相関を点数として算出するスコアリング手段と、
    を更に備えた、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の介護システム。
  7. 所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報、介護される被介護者の識別情報、前記作成手段により作成された介護計画および前記スコアリング手段により算出された点数を含む教師データを用い、所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を入力、介護計画を出力とする学習済モデルを機械学習により生成するモデル生成手段を更に備え、
    前記作成手段は、前記モデル生成手段により生成された学習済モデルを用いて、前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する、請求項6記載の介護システム。
  8. 所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付ける人数情報受付手段と、
    前記人数情報受付手段により受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、
    を備えた、介護システム。
  9. 所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付けるステップと、
    受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成する作成手段と、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力する出力手段と、
    を備えた、介護計画作成方法。
  10. 所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付けるステップと、
    受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成するステップと、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力するステップと、
    を備えた、介護計画作成方法。
  11. コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、
    前記制御部がプログラムを実行することにより、
    所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の識別情報および介護される被介護者の識別情報を受け付け、
    受け付けられた介護者の識別情報および被介護者の識別情報に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力する、
    プログラム。
  12. コンピュータの制御部により実行されるプログラムであって、
    前記制御部がプログラムを実行することにより、
    所定期間内で被介護者の介護を行う介護者の人数に係る情報および介護される被介護者の人数に係る情報を受け付け、
    受け付けられた介護者の人数および被介護者の人数に基づいて前記所定期間内の介護計画を自動的に作成し、
    作成された前記所定期間内の介護計画を出力する、
    プログラム。
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