JP2021075004A - 印刷装置 - Google Patents

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Mitsuhisa Kawakami
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Abstract

【課題】ロールシートが有する粘着物がホルダー部に付着することを防止できる印刷装置を提供する。【解決手段】ホルダー部10は、紙管Sbの中心軸方向一方側の端面Scと当接するコロ13aと、紙管Sbの中心軸方向他方側の端面Sdと当接するコロ13bと、を有する。コロ13a,13bは、ホルダー部10の下方で支持され、ホルダー部10に保持されるロールシートSからシートSaが無くなった状態で紙管Sbの内周面に当接しない位置に先端15a,15bが設けられている。コロ13a,13bの先端15a,15bは、互いに近づく方向に傾斜している。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来、粘着性を有する連続するシートが軸部材に巻かれたロールシートに印刷を行う印刷装置においては、ロールシートをホルダー部にセットし、ロールシートに印刷を行っている。このような印刷装置では、ロールシートの軸部材に凸状のガイド部材を挿入し、ロールシートの側面をホルダー部から離間させて、ロールシートの側面からはみ出す接着剤がホルダー部に付着することを防止する印刷装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2015−9439号公報
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置においては、ガイド部材の大きさに対応する軸部材を有するロールシートしかホルダー部にセットすることができず、特定のサイズ以外のロールシートを用いた場合に、接着剤がホルダー部に付着する虞があった。
そこで、本発明は、ロールシートが有する粘着物がホルダー部に付着することを防止できる印刷装置を提供することを目的としている。
本発明に係る印刷装置は、粘着層を有し連続するシートが中空軸部材に巻かれたロールシートを回転可能に保持するロールシート保持部を備え、前記ロールシートに印刷する印刷装置において、前記ロールシート保持部は、前記中空軸部材の中心軸方向一方側の端面と当接する第1当接部材と、前記中空軸部材の中心軸方向他方側の端面と当接する第2当接部材と、を有し、前記第1当接部材と前記第2当接部材とは、前記ロールシート保持部の下方で支持され、前記ロールシート保持部に保持される前記ロールシートからシートが無くなった状態で前記中空軸部材の内周面に当接しない位置に先端が設けられ、前記第1当接部材の先端と前記第2当接部材の先端とは、互いに近づく方向に傾斜している、ことを特徴とする。
本発明によれば、ロールシートが有する粘着物がホルダー部に付着することを防止できる。
(a)は、本発明の実施形態の印刷装置を示す斜視図、(b)は、印刷装置の外装カバーを閉じ、ロールシートをホルダー部にセットした状態を示す斜視図。 (a)は、本発明の実施形態の印刷装置の搬送路に設けられた構成を説明する上面図、(b)は、(a)に示すX−X矢視方向における印刷装置の断面図。 (a)は、本発明の実施形態のホルダー部とロールシートとを示す斜視図、(b)は、ホルダー部にロールシートをセットした状態を示す斜視図、(c)は、(b)に示すY−Y矢視断面図。 (a)は、従来例の印刷装置を示す斜視図、(b)は、従来例の印刷装置の搬送路に設けられた構成を説明する上面図、(c)は、(b)に示すZ−Z矢視方向における従来例の印刷装置の断面図。 (a)は、本発明の実施形態の印刷装置において紙管のみを残すロールシートを保持した状態のホルダー部を示す正面断面図、(b)は、紙管のみを残すロールシートを保持した状態のホルダー部を示す側方断面図。 (a)は、本発明の変形例の印刷装置のホルダー部を示す斜視図、(b)は、変形例のホルダー部にロールシートをセットした状態を示す上面図。 (a)は、本発明の変形例の印刷装置のホルダー部を示す斜視図、(b)は、変形例のホルダー部にロールシートをセットした状態を示す断面図。
以下、本発明の実施形態の粘着性を有し連続するシートが軸部材に巻かれたロールシートに印刷を行う印刷装置を図に基づいて説明する。
[印刷装置]
図1(a)は、本実施形態の印刷装置1の装置外観図である。図1(a)に示すように、印刷装置1は、ロールシートSを回転可能に保持するロールシート保持部としてのホルダー部10と、ロールシートSに印刷を行う印刷部20と、を有している。
印刷部20は、プラテンローラ21(図2参照)とサーマルヘッド22との間にインクリボンR(図2参照)が介在している。所定の幅を有するインクリボンRは、印刷装置1に対し着脱自在に設けられたインクリボンカセット23のリボン供給リールから供給され、リボン巻取リールに巻き取られる。
本実施形態の印刷装置1は、印刷部20において、サーマルヘッド22を発熱させてインクリボンRを加熱することでインクを記録媒体に転写する熱転写方式の印刷装置である。また、印刷装置1は、印刷部20を被覆する外装カバー24を有している。
図1(b)は、外装カバー24を閉じ、ロールシートSをホルダー部10にセットした状態を示す図である。印刷装置1は、印刷動作の実行時において、外装カバー24が閉じられることで、印刷部20が被覆されユーザが加熱されたサーマルヘッド22に触れることを防止できるように構成されている。
図2(a)は、印刷装置1においてロールシートSが搬送される搬送路に設けられた構成を説明する上面図であり、図2(b)は、図2(a)に示すX−X矢視方向における印刷装置1の断面図である。図2(a)、(b)に示すように、印刷装置1は、ロールシートSを搬送方向A1に向けて搬送する搬送ローラ対25と、搬送ローラ対25の搬送方向下流側においてサーマルヘッド22と対向配置されたプラテンローラ21と、を有している。また、印刷装置1は、プラテンローラ21の搬送方向下流側においてロールシートSを搬送する搬送ローラ対26を有している。
印刷装置1では、搬送ローラ対25,26と、プラテンローラ21と、が一定の回転数で回転することで、ロールシートSを一定の搬送速度で搬送する。また、印刷装置1では、ロールシートSの搬送速度に対応する速度で、インクリボンRが送出され、ロールシートSへの印刷が行われる。
なお、印刷装置1は、ロールシートSの先端がサーマルヘッド22の直下まで搬送されたことを不図示の先端検知センサによって検知することで、ロールシートSへの印刷を開始する。また、印刷装置1では、搬送方向A1に向けてロールシートSを搬送し、装置本体の外部に排出した後に、任意の長さでロールシートSを切断し取り出すことができるように構成されている。
図2(b)に示すように、ホルダー部10には、セットされたロールシートSの下方に設けられ、ロールシートSを回転可能に支持する回転可能な複数のローラ部材である支持ローラ11a,11bが配設されている。支持ローラ11a,11bは、ロールシートSの外周面と当接し、搬送されるロールシートSの回転に伴って従動回転可能に構成されている。
[ホルダー部]
図3(a)は、ロールシートSとホルダー部10とを示す概略図である。図3(a)に示すように、ロールシートSは、粘着層を有し連続するシートSaが中空形状の中空軸部材である紙管Sbに巻かれている。シートSaは、紙管Sb側の面に接着剤が付着した粘着層を有する。以下の記載においては、シートSaのうち紙管Sbの軸方向と平行な方向を、幅方向とも記載する。
ホルダー部10は、ロールシートSの幅方向一方側に幅規制板12aを有し、ロールシートSの幅方向他方側に幅規制板12bを有している。幅規制板12a,12bは、ロールシートSの幅方向の移動を規制している。幅規制板12a,12bには、それぞれロールシートSの回転に伴い回転可能に構成され、円柱状に形成されたコロ13a,13bを有している。コロ13a,13bの円柱状の側面は、ロールシートSの幅方向において、幅規制板12a,12bよりロールシートSの中央側に位置している。
図3(b)は、ホルダー部10にロールシートSをセットした状態を示す概略図である。図3(b)に示すように、第1当接部材としてのコロ13aは、ホルダー部10にロールシートSがセットされた際に、紙管Sbの中心軸方向一方側の端面Scと当接し、シートSaとは当接しないように構成されている。第2当接部材としてのコロ13bは、ホルダー部10にロールシートSがセットされた際に、紙管Sbの中心軸方向他方側の端面Sdと当接し、シートSaとは当接しないように構成されている。
図3(c)は、図3(b)に示すY−Y矢視断面図である。図3(c)に示すように、コロ13a,13bは、それぞれ幅規制板12a,12bの下方において軸14a,14bを介して支持されている。また、コロ13a,13bは、それぞれ先端15a,15bが互いに近づく方向に傾斜して幅規制板12a,12bに支持されている。
先端15a,15bが互いに近づく方向に傾斜していることで、コロ13a,13bは、紙管Sbの端面Sc,Sdと接触する箇所よりも下方において、シートSaの幅方向の側面から離間することができる。これにより、ホルダー部10は、シートSaの側面が幅規制板12a,12bに接触することを防ぐことができる。
[従来構成の印刷装置]
図4(a)は、コロ13a,13bを持たない従来の印刷装置100の外観図であり、図4(b)は、印刷装置100においてロールシートSが搬送される搬送路に設けられた構成を説明する上面図である。また、図4(c)は、図4(b)に示すZ−Z矢視方向における印刷装置100の断面図である。図4(a)、(b)に示すように、従来構成の印刷装置100は、ロールシートSの幅方向の移動を規制するために、ロールシートSの両側面と平行な幅規制板111a,111bを有している。
幅規制板111a,111bのロールシートSと対向する面には、シートSaの側面からはみ出る接着剤の付着を抑え、ロールシートSが当接した際の摩擦を低減させ滑り性を向上させるコーティングが施されている。このような構成であるため、印刷装置100では、ロールシートSと幅規制板111a,111bとの摩擦により、コーティングが削れてしまい、装置本体の寿命までにコーティングが無くなってしまい、幅規制板111a,111bに接着剤が付着してしまう。
また、印刷装置100では、ホルダー部110に直接ロールシートSをセットする構成であり、印刷が進みシートSaの残量が減ることで、重力によりロールシートSがホルダー部110の下方に落ちていく。ホルダー部110の下方に落ちていくことで、ロールシートSは、幅規制板111a,111bとシートSaの側面とが当接する面積が増えていくため、シートSaの接着剤露出面が広い範囲で幅規制板111a,111bと当接する傾向にある。
印刷装置100では、幅規制板111a,111bに接着剤が付着した場合に、シートSaの搬送不良による遅延ジャムや、シートSaが斜行し印刷位置がずれる等の問題が発生する虞がある。このため、印刷装置100では、幅規制板111a,111bに付着した接着剤をアルコール等で清掃する必要があり、生産性が低下するという課題があった。
[本実施形態の印刷装置]
上述した通り、本実施形態の印刷装置1は、従来構成の印刷装置100とは異なり、幅規制板12a,12bに設けられたコロ13a,13bがロールシートSの紙管Sbと当接するように構成されている。また、印刷装置1は、コロ13a,13bが紙管Sbと当接する際に、コロ13a,13bがシートSaの側面と当接しないとともに、コロ13a,13bによってシートSaの側面が幅規制板12a,12bと離間するように構成されている。これにより、印刷装置1は、シートSaの側面からはみ出した粘着層に含まれる接着剤が幅規制板12a,12bに付着することを防止できる。
図5(a)は、ロールシートSのシートSaが消費され紙管Sbだけを残す状態におけるホルダー部10の正面断面図である。図5(a)に示すように、ホルダー部10では、ロールシートSのシートSaが消費され、紙管Sbだけとなった場合に、ロールシートSの直径が短くなることで、重力によってロールシートSが下方に移動する。
本実施形態において、コロ13a,13bの先端15a,15bは、ホルダー部10にセットされたロールシートSからシートSaが無くなった状態で、紙管Sbの内周面Seに当接しない位置に設けられている。これにより、印刷装置1では、先端15a,15bが互いに近づく方向に傾斜して設けられたコロ13a,13bが紙管Sbの内周面に接触してしまい、ロールシートSの回転が阻害されてしまうことを防ぐことができる。
図5(b)は、ロールシートSのシートSaが消費され紙管Sbだけを残す状態におけるホルダー部10の側方断面図である。図5(b)に示すように、ホルダー部10は、コロ13a,13bを互いに近づける方向に付勢する付勢手段としてのバネ16a,16bを有している。
バネ16a,16bによって付勢されることで、コロ13a,13bは、シートSaが消費され重力により下方に移動していくロールシートSの紙管Sbの端面Sc,Sdに追従して互いに近づくことで、紙管Sbに当接した状態を維持することができる。
[本実施形態のまとめ]
以上のように、本実施形態の印刷装置1は、粘着層を有し連続するシートSaが紙管Sbに巻かれたロールシートSを回転可能に保持するホルダー部10において、コロ13a,13bを有している。また、印刷装置1は、先端15a,15bが互いに近づく方向に傾斜したコロ13a,13bが紙管Sbと当接し、コロ13a,13b及びホルダー部10の幅規制板12a,12bがシートSaと当接しないように構成されている。
この構成により、本実施形態の印刷装置1は、ロールシートSの側面からはみ出る粘着物である接着剤がホルダー部10に付着することを防止でき、シートSaの搬送不良による遅延ジャムや、シートSaが斜行し印刷位置がずれる等の問題を防止できる。
また、印刷装置1は、ロールシートSの側面からはみ出る粘着物である接着剤がホルダー部10に付着することを防止できるため、ホルダー部10の定期的な清掃が不要となり、印刷装置1を用いるユーザの負担を軽減することができる。
また、印刷装置1は、ロールシートSの側面からはみ出る粘着物である接着剤がホルダー部10に付着することを防止できるため、幅規制板12a,12bに接着剤の付着を防止するコーティング等を施す必要がなくなり、製造コストを低下することができる。
また、本実施形態の印刷装置1は、ロールシートSの回転に伴って回転可能なコロ13a,13bによってロールシートSが保持される。この構成により、印刷装置1は、ロールシートSと当接するコロ13a,13bがロールシートSの回転を妨げる抵抗となることがなく、シートSaの搬送不良による遅延ジャムや、シートSaが斜行し印刷位置がずれる等の問題を防止できる。
[変形例]
なお、本実施形態において、印刷装置1は、第1、第2当接部材として、一対のコロ13a,13bを有しているが、これに限定されない。印刷装置1は、例えば、第1、第2当接部材のうち少なくとも一方を複数有するように構成されていてもよい。
図6(a)は、コロ13a,13cの複数の第1当接部材を有するホルダー部10を示す斜視図である。図6(a)に示すように、ホルダー部10は、幅規制板12aに、コロ13a,13cの複数の第1当接部材を有している。
図6(b)は、第1当接部材を複数有する場合においてロールシートSを保持した状態を示す正面図である。図6(b)に示すように、ホルダー部10は、コロ13a〜13cの3つの当接部材によってロールシートSを保持することで、ロールシートSがホルダー部10内で斜行可能な範囲を低減することができる。これにより、印刷装置1は、印刷動作時において、当接部材が2つである場合よりも安定してロールシートSを搬送することができる。
なお、図6(a)、(b)には、第1当接部材としてコロ13a,13cの2つが設けられ、第2当接部材としてコロ13bの1つが設けられている場合を図示しているが、本発明は、これに限定されない。印刷装置1は、第1当接部材として1つのコロが設けられ、第2当接部材として2つのコロが設けられていてもよい。また、印刷装置1は、第1当接部材として2つのコロが設けられ、第2当接部材として2つのコロが設けられている、つまり第1、第2当接部材の双方を複数有していてもよい。
また、本実施形態において、印刷装置1は、円柱状のコロ13a,13bを有しているが、これに限定されない。印刷装置1は、例えば六角形等の、多角形状の第1、第2当接部材を有していてもよい。
また、本実施形態において、印刷装置1は、第1、第2当接部材として、一対のコロ13a,13bを有しているが、これに限定されない。印刷装置1は、例えば、ホルダー部10の幅規制板12a,12bのそれぞれに、所定方向に延在するリブを有するように構成されていてもよい。
図7(a)は、第1、第2当接部材として、幅規制板12a,12bにリブ40a,40bを有する場合におけるホルダー部10を示す斜視図である。また、図7(b)は、ホルダー部10にロールシートSをセットした状態におけるホルダー部10の断面図である。図7(a)に示すように、ホルダー部10は、ロールシートSの紙管Sbの中心軸方向一方側の端面と対向する第1壁部として、幅規制板12aを有し、ロールシートSの紙管Sbの中心軸方向他方側の端面と対向する第2壁部として、幅規制板12bを有する。
幅規制板12aは、所定方向として、ホルダー部10の底面から上面までの矢印A2方向に向けて延在し、紙管Sbの中心軸方向一方側の端面Scと当接する第1突条としてのリブ40aを有する。また、幅規制板12bは、所定方向として、下方から上方に向けて延在し、紙管Sbの中心軸方向他方側の端面Sdと当接する第2突条としてのリブ40bを有する。
リブ40aの矢印A2方向の先端41aは、ホルダー部10に保持されるロールシートSからシートSaが無くなった状態で紙管Sbの内周面に当接しない位置に設けられている。また、リブ40bの矢印A2方向の先端41bは、ホルダー部10に保持されるロールシートSからシートSaが無くなった状態で紙管Sbの内周面に当接しない位置に設けられている。
図7(b)に示すように、リブ40a,40bの先端41a,41bは、互いに近づく方向に傾斜している。これにより、リブ40a,40bは、ホルダー部10にロールシートSが保持される場合において、紙管Sbの端面Sc,Sdに当接し、かつシートSaに当接しないように構成されている。
また、図7(a)に示すように、リブ40a,40bは、紙管Sbと当接する箇所に曲面42a,42bを有している。これにより、ホルダー部10は、リブ40a,40bと紙管Sbとが接触する面積を低減し、リブ40a,40bと紙管Sbとの間に生じる摩擦抵抗を低減することができる。なお、リブ40a,40bは、曲面に限らず、例えば面取り等によって端面Sc,Sdと接触する面積を減らした平面構造を有していてもよい。
また、図7(b)に示すように、ホルダー部10は、リブ40a,40bを互いに近づける方向に付勢する付勢手段としてのバネ16a,16bを有している。ホルダー部10は、バネ16a,16bによって幅規制板12a,12bを互いに近づける方向に付勢することで、リブ40a,40bを互いに近づける方向に付勢している。
バネ16a,16bによって付勢されることで、リブ40a,40bは、シートSaが消費され重力により下方に移動していくロールシートSの紙管Sbの端面Sc,Sdに追従して互いに近づくことで、紙管Sbに当接した状態を維持することができる。
1…印刷装置:10…ホルダー部(ロールシート保持部):11a,11b…支持ローラ(ローラ部材):12a…幅規制板(第1壁部):12b…幅規制板(第2壁部):13a…コロ(第1当接部材):13b…コロ(第2当接部材):13c…コロ(第1当接部材):15a,15b,41a,41b…先端:16a,16b…バネ(付勢手段):40a…リブ(第1突条):40b…リブ(第2突条):S…ロールシート:Sa…シート:Sb…紙管(中空軸部材):Sc,Sd…端面:Se…内周面

Claims (9)

  1. 粘着層を有し連続するシートが中空軸部材に巻かれたロールシートを回転可能に保持するロールシート保持部を備え、前記ロールシートに印刷する印刷装置において、
    前記ロールシート保持部は、
    前記中空軸部材の中心軸方向一方側の端面と当接する第1当接部材と、
    前記中空軸部材の中心軸方向他方側の端面と当接する第2当接部材と、を有し、
    前記第1当接部材と前記第2当接部材とは、
    前記ロールシート保持部の下方で支持され、
    前記ロールシート保持部に保持される前記ロールシートからシートが無くなった状態で前記中空軸部材の内周面に当接しない位置に先端が設けられ、
    前記第1当接部材の先端と前記第2当接部材の先端とは、互いに近づく方向に傾斜している、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1当接部材と前記第2当接部材とは、前記ロールシートの回転に伴って回転可能に前記ロールシート保持部に支持される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1当接部材と前記第2当接部材とは、円柱状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記ロールシート保持部は、前記第1当接部材と前記第2当接部材とを互いに近づける方向に付勢する付勢手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記ロールシート保持部は、前記第1当接部材と前記第2当接部材との少なくとも一方を複数有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 粘着層を有し連続するシートが中空軸部材に巻かれたロールシートを回転可能に保持するロールシート保持部を備え、前記ロールシートに印刷する印刷装置において、
    前記ロールシート保持部は、
    前記中空軸部材の中心軸方向一方側の端面と対向する第1壁部と、
    前記中空軸部材の中心軸方向他方側の端面と対向する第2壁部と、を有し、
    前記第1壁部は、所定方向に延在し、前記中空軸部材の前記中心軸方向一方側の端面と当接する第1突条を有し、
    前記第2壁部は、前記所定方向に延在し、前記中空軸部材の前記中心軸方向他方側の端面と当接する第2突条を有し、
    前記第1突条と前記第2突条とは、前記所定方向の先端が、前記ロールシート保持部に保持される前記ロールシートからシートが無くなった状態で前記中空軸部材の内周面に当接しない位置に設けられ、
    前記第1突条の先端と前記第2突条の先端とは、互いに近づく方向に傾斜している、
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 前記第1突条と前記第2突条とは、前記中空軸部材と当接する曲面を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記ロールシート保持部は、前記第1突条の先端と前記第2突条の先端とを互いに近づける方向に付勢する付勢手段を有する、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷装置。
  9. 前記ロールシート保持部は、前記ロールシートの下方に配設され、前記ロールシートの外周面と当接して前記ロールシートを回転可能に支持する回転可能なローラ部材を複数有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の印刷装置。
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