JP2021073887A - 挽肉搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーへの載置後に包装部材で覆った場合であっても、見栄えが悪くならない挽肉搬送装置を提供する。【解決手段】挽肉搬送装置1は、挽肉機2から押し出される挽肉を柱状に連続した状態で搬送するコンベヤ10と、挽肉が所定量毎に載置されるトレーにおける、コンベヤ10の搬送方向である第1方向に直交する第2方向に沿う第1長さに応じて設定された押圧量で、コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉を第2方向の両外側から押圧する一対の第1押圧板20と、トレーにおける、第1方向及び第2方向の双方に直交する第3方向に沿う第2長さに応じて設定された押圧量で、一対の第1押圧板20による押圧と同期して、コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉を第3方向に沿って押圧する第2押圧板30と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、挽肉機から押し出される挽肉を搬送する挽肉搬送装置に関する。
従来、塊肉から挽肉を生成する挽肉処理を行う挽肉処理装置が利用されてきた。この挽肉処理装置により生成された挽肉は、当該挽肉処理装置から押し出された後コンベヤにより搬送され、トレーに盛り付けられる。ここで、トレーは各種様々なサイズがあるが、挽肉処理装置から押し出された帯状の挽肉のサイズはトレーの種類程多様ではない。そこで、これまでに挽肉処理装置から押し出された帯状の挽肉を成型する技術が利用されてきた(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載のミンチ(上記「挽肉」に相当)の搬送装置は、コンベヤの左右両側に設置されたガイド板で規制されながら搬送される帯状のミンチの上面を、間欠的に加圧する加圧板が設けられる。この加圧板は、コンベヤが所定の距離を移動する毎にミンチを加圧するように構成されている。
特許文献1に記載の技術は、帯状に連続するミンチを左右両側からガイド板で規制した状態で、上面が加圧される。このため、ガイド板によりミンチの左右方向の長さ(幅)が設定されるが、このとき、トレーに載置した場合にトレーの高さよりもミンチの高さが高くなってしまうことがある。このため、トレーの開口部分を包装部材で覆う際に、包装部材でミンチを押圧することになり、ミンチの見栄えが悪くなる。
そこで、トレーへの載置後に包装部材で覆った場合であっても、見栄えが悪くならない挽肉搬送装置が求められる。
本発明に係る挽肉搬送装置の特徴構成は、挽肉機から押し出される挽肉を柱状に連続した状態で搬送するコンベヤと、前記挽肉が所定量毎に載置されるトレーにおける、前記コンベヤの搬送方向である第1方向に直交する第2方向に沿う第1長さに応じて設定された押圧量で、前記コンベヤで搬送中の前記柱状の挽肉を前記第2方向の両外側から押圧する一対の第1押圧板と、前記トレーにおける、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する第3方向に沿う第2長さに応じて設定された押圧量で、一対の前記第1押圧板による押圧と同期して、前記コンベヤで搬送中の前記柱状の挽肉を前記第3方向に沿って押圧する第2押圧板と、を備えている点にある。
このような特徴構成とすれば、挽肉機から押し出された挽肉を3方向から押圧し、トレーに載置した際に、トレーよりも上方に挽肉が出ないようにすることができる。したがって、包装部材で覆った場合でも挽肉が包装部材で押圧されることがないので、見栄えが悪くなることを防止できる。また、挽肉を押圧しないときは第1押圧板と第2押圧板とが挽肉から離間しており、コンベヤによる搬送時に挽肉と第1押圧板及び第2押圧板との間に摩擦力が発生しないので、コンベヤを駆動する駆動源を小型にすることができると共に、消費電力を低減することができる。
また、一対の前記第1押圧板及び前記第2押圧板は、前記連続した状態で搬送される前記柱状の挽肉が前記トレーにおける前記第1方向に沿う第3長さに応じて分断された後で、押圧すると好適である。
このような構成とすれば、連続した状態で搬送される柱状の挽肉を分断することによって、意図しない形状となった場合でも、分断後に第1押圧板及び第2押圧板で押圧するので、所期のサイズに成形することが可能となる。
また、前記コンベヤの搬送面からの前記第1押圧板の上端の高さが、前記第2押圧板が前記柱状の挽肉を押圧した時の前記コンベヤの搬送面からの前記第2押圧板の押圧面の高さよりも高く設定されていると好適である。
このような構成とすれば、トレーの横幅が変わった場合でも、第1押圧板の押圧量を調整するだけで良いので、オペレータの手間を低減できる。
本発明に係る挽肉搬送装置は、柱状に連続した状態で挽肉機から押し出される挽肉を、スムーズに成形することができるように構成される。以下、本実施形態の挽肉搬送装置1について説明する。
図1は、本実施形態の挽肉搬送装置1の全体構成を示す斜視図である。図2は挽肉搬送装置1の平面図、図3は挽肉搬送装置1の側面図、図4は挽肉搬送装置1を挽肉の導入側から見た図である。図1―図4に示されるように、挽肉搬送装置1は、コンベヤ10、第1押圧板20、第2押圧板30、シリンダ40を備えて構成される。
ここで、挽肉搬送装置1は、挽肉機2により押し出された挽肉を搬送する。挽肉機2は、肉の塊(塊肉)が投入された場合に細かく刻んで挽肉(ミンチ)にする装置である。図1の挽肉機2にあっては、運転中に挽肉が押出口3から連続して押し出される。押出口3から押し出された挽肉は、柱状に連続した状態である。押出口3の下流側には、押出用コンベヤ4が設けられ、挽肉は柱状のまま押出口3から押出用コンベヤ4上に押し出されて搬送される。
押出用コンベヤ4は、押出用コンベヤ4自体が図示しない押出用コンベヤ駆動装置(例えばモータ)により駆動されて、押出用コンベヤ4上の挽肉を搬送するように構成しても良いし、あるいは押出口3から押し出された挽肉に作用する押出方向に沿う力を利用して押出用コンベヤ4上の挽肉を搬送するように構成しても良い。
押出用コンベヤ4により挽肉機2から搬送される挽肉は、挽肉搬送装置1のコンベヤ10に搬送される。コンベヤ10は、挽肉機2から押し出される挽肉を柱状に連続した状態で搬送する。上述したように、押出用コンベヤ4には押出口3から挽肉が押し出され、この挽肉は柱状に連続した状態の挽肉である。したがって、コンベヤ10は、柱状に連続した状態の挽肉を搬送する。コンベヤ10は、図示しないコンベヤ駆動装置(例えばモータ)により駆動されて、コンベヤ10上の挽肉を下流側に搬送する。
第1押圧板20は、挽肉が所定量毎に載置されるトレー(不図示)における、コンベヤ10の搬送方向である第1方向に直交する第2方向に沿う第1長さに応じて設定された押圧量で、コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉を第2方向の両外側から押圧する。挽肉は、上述した押出用コンベヤ4からコンベヤ10に搬送されてきた挽肉である。トレーとは、例えばスーパーマーケット等の店舗で、消費者に挽肉を小売りする際に取り分けられる入れ物(器)である。本実施形態では、底面が長方形(正方形を含む)を呈する形状の入れ物にあたる。コンベヤ10の搬送方向(第1方向)とは、押出用コンベヤ4から受け渡されコンベヤ10上の挽肉が搬送される方向にあたる。本実施形態では、図1におけるX方向が相当する。第1方向に直交する第2方向とは、本実施形態では、コンベヤ10の搬送面に平行であって、第1方向に直交する方向にあたる。図2では、Y方向が相当する。第1長さとは、本実施形態では、実際にはコンベヤ10上にトレーを載置しないが、仮に長方形状のトレーの底面の互いに平行な一組の辺をX方向に沿って載置した場合に、当該互いに平行な一組の辺とは異なる他の2辺の長さ(Y方向に沿う2辺の長さ)にあたる。押圧量とは、コンベヤ10上の挽肉を押圧するために第1押圧板20が移動する移動量にあたる。コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉とは、コンベヤ10上にあり、挽肉機2から押し出された連続した状態の挽肉である。第2方向の両外側から押圧するとは、X方向に沿って搬送されるコンベヤ10上の挽肉を、Y方向に沿って両外側から挟むように押圧することを意味する。このため、第1押圧板20は、コンベヤ10の搬送面を中心にして左右一対で設けられる。本実施形態では、第1押圧板20の一方を第1押圧板20Aとし、他方を第1押圧板20Bとして説明する(図2参照)。
したがって、第1押圧板20は、押出用コンベヤ4からコンベヤ10に搬送されてきた挽肉が、トレーの底面におけるY方向に沿う長さ(第1長さ)に応じて設定されたコンベヤ10で搬送中の挽肉を押圧するための移動量で、X方向に沿って搬送されるコンベヤ10上の挽肉を、Y方向に沿って両外側から挟むように押圧する。
本実施形態では、第1押圧板20は、X方向に沿って延出する帯状(Y方向視が長方形)であって、第1押圧板20A及び第1押圧板20Bの夫々は、上流側部分(押出口3に近い側)と下流側部分(押出口3に遠い側)とがY方向外側に屈曲され、上流側部分と下流側部分との間の中央部分はX方向に沿った形状とされる。したがって、第1押圧板20A及び第1押圧板20Bは、互いに中央部分が平行に設けられ、上流側部分及び下流側部分の間隔が中央部分よりも広く構成される。なお、本実施形態では、第1押圧板20A及び第1押圧板20Bの互いの上流側部分の端部の間隔は、互いの下流側部分の端部の間隔よりも広く構成される。
第2押圧板30は、トレーにおける、第1方向及び第2方向の双方に直交する第3方向に沿う第2長さに応じて設定された押圧量で、一対の第1押圧板20による押圧と同期して、コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉を第3方向に沿って押圧する。上述したように、本実施形態では、実際にはコンベヤ10上にトレーが載置されることはない。第1方向とは図1におけるX方向である。第2方向とは図2におけるY方向である。このため、第1方向及び第2方向の双方に直交する第3方向とは、X方向及びY方向の双方に直交するZ方向が相当する。したがって、「トレーにおける、第1方向及び第2方向の双方に直交する第3方向に沿う第2長さ」とは、仮にコンベヤ10上にトレーを載置した場合に、当該トレーにおけるZ方向の長さ、すなわち、コンベヤ10の搬送面からトレーの上端部までの高さが相当する。
押圧量とは、コンベヤ10上の挽肉を押圧するために第2押圧板30が移動する移動量にあたる。「一対の第1押圧板20による押圧と同期して」とは、「一対の第1押圧板20が挽肉を押圧するタイミングと同じタイミング」を意味する。コンベヤ10で搬送中の柱状の挽肉とは、挽肉機2から押し出された連続した状態の挽肉である。第3方向に沿って押圧するとは、X方向に沿って搬送されるコンベヤ10上の挽肉を、Z方向に沿って挽肉を上方から搬送面に向かって押圧することを意味する。
したがって、第2押圧板30は、コンベヤ10による挽肉の搬送中に、トレーにおけるZ方向の長さ(高さ)に応じて設定された移動量で、一対の第1押圧板20が挽肉を押圧するタイミングと同じタイミングで、X方向に沿って搬送されるコンベヤ10上の挽肉を、Z方向に沿って挽肉を上方から搬送面に向かって押圧する。これにより、第1押圧板20が第1長さに応じて設定された押圧量だけ移動した状態(移動が完了した状態)と、第2押圧板30が第2長さに応じて設定された押圧量だけ移動した状態(移動が完了した状態)とが同時に実現されている。そして、所定時間経過後に第1押圧板20と第2押圧板30とは挽肉から後退して(離間して)所期位置に戻り、押圧と後退(離間)とを繰り返す。
本実施形態では、図3に示されるように、第2押圧板30は、X方向に沿って延出する帯状(Z方向視が長方形)であって、上流側部分(押出口3に近い側)がZ方向上側に屈曲された形状とされる。上流側部分以外は、コンベヤ10の搬送面と平行に構成される。
シリンダ40は、図2−図4に示されるように、ハウジング41とロッド42とを有し、ハウジング41に対してロッド42が出退可能に構成される。本実施形態では、シリンダ40のハウジング41が、挽肉搬送装置1の位置決め固定を行う固定部材5に対してボルトにより締結固定される。このためロッド42が、固定部材5に対して締結固定されたハウジング41に対して出退することになる。
図2に示されるように、ロッド42の出退に応じて、左側第1リンク機構61と右側第1リンク機構71と第2リンク機構81の夫々が固定部材5に対して揺動可能に設けられる。左側第1リンク機構61は、左側第1アーム62と左側第2アーム63とを有する。左側第1アーム62の一端側は固定部材5或いは固定部材5に連結固定された連結部材に支持体95を介して支持され、当該支持体95を回動軸として回動可能に構成されている。左側第2アーム63の一端側はロッド42或いはロッド42に連結固定された連結部材に支持されると共に、固定部材5にX方向に沿って延出するよう取り付けられたシャフト92にブッシュ93を介して取り付けられている。ブッシュ93はシャフト92に対して摺動可能に取り付けられている。また、左側第1アーム62の他端側と左側第2アーム63の他端側とがハウジング41に対するロッド42の出退に合わせて、Y方向に沿って揺動可能に互いに連結される。さらに、左側第1アーム62と左側第2アーム63とに亘って左側第1支持具64が支持され、左側第1支持具64に第1押圧板20Aが固定される。
また、右側第1リンク機構71は、右側第1アーム72と右側第2アーム73とを有する。右側第1アーム72の一端側は固定部材5或いは固定部材5に連結固定された連結部材に支持され、右側第2アーム73の一端側はロッド42或いはロッド42に連結固定された連結部材に支持されると共に、固定部材5にX方向に沿って延出するよう取り付けられたシャフト92にブッシュ93を介して取り付けられている。また、右側第1アーム72の他端側と右側第2アーム73の他端側とがハウジング41に対するロッド42の出退に合わせて、Y方向に沿って揺動可能に互いに連結される。さらに、右側第1アーム72と右側第2アーム73とに亘って右側第1支持具74が支持され、右側第1支持具74に第1押圧板20Bが固定される。
これにより、ロッド42がハウジング41から突出した状態となる場合には、左側第2アーム63の一端側と右側第2アーム73の一端側とがブッシュ93と共にシャフト92に沿ってコンベヤ10における搬送方向の上流側(押出口3側)に移動する。これに伴い、左側第1支持具64と右側第1支持具74とがY方向に移動し、第1押圧板20A及び第1押圧板20Bがコンベヤ10上の挽肉をY方向の両外側から押圧することが可能となる。
図3に示されるように、第2リンク機構81は、第1アーム82と第2アーム83とを有する。第1アーム82の一端側は固定部材5或いは固定部材5に連結固定された連結部材に揺動可能に支持されている。第2アーム83の一端側はロッド42或いはロッド42に連結固定された連結部材に支持されると共に、固定部材5にX方向に沿って延出するよう取り付けられたシャフト92にブッシュ93を介して取り付けられている。また、第1アーム82の他端側と第2アーム83の他端側とがハウジング41に対するロッド42の出退に合わせて、Z方向に沿って揺動可能に互いに連結される。さらに、第1アーム82と第2アーム83とに亘って第2支持具84が支持され、第2支持具84に第2押圧板30が固定される。
これにより、ロッド42がハウジング41から突出した状態となる場合には、第2アーム83の一端側がブッシュ93と共にシャフト92に沿ってコンベヤ10の上流側(押出口3側)に移動する。これに伴い、第2支持具84がZ方向に移動し、第2押圧板30がコンベヤ10上の挽肉をZ方向の上側から押圧することが可能となる。
なお、第1押圧板20及び第2押圧板30の押圧量(上述した移動量)は、例えば第2リンク機構81の可動領域を規制するためにシャフト92に設けられた一対のストッパ91を設けることで設定することが可能である。すなわち、一対のストッパ91の間隔を長くする程、押圧量が大きくなり、一対のストッパ91の間隔を短くする程、押圧量が小さくなる。もちろん、ストッパ91は、左側第1リンク機構61に設けても良いし、右側第1リンク機構71に設けても良い。また、左側第1リンク機構61、右側第1リンク機構71、及び第2リンク機構81の夫々に設けても良い。
本実施形態では、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30は、連続した状態で搬送される柱状の挽肉がトレーにおける第1方向に沿う第3長さに応じて分断された後で、挽肉を押圧する。上述したように、コンベヤ10で搬送中の挽肉は、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30により、トレーのサイズに応じて左右両側及び上側から押圧される。一方、トレーは、第1方向(本実施形態ではX方向)に沿う長さも決まっていることから、コンベヤ10上の搬送中の挽肉は分断装置6により分断される。この時、分断装置6は、上記トレーのX方向に沿う長さである第3長さに応じてコンベヤ10が搬送中の挽肉を分断する。本実施形態では、分断装置6による分断後、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30が上述した押圧を行う。これにより、分断により連続した状態の挽肉の柱状の形状が変わった場合でも、分断後に一対の第1押圧板20及び第2押圧板30が押圧するので、所期の形状を実現することが可能となる。
図5は第1押圧板20及び第2押圧板30の押圧前の状態を示す図であり、図6は第1押圧板20及び第2押圧板30の押圧時の状態を示す図である。図5及び図6に示されるように、本実施形態においては、コンベヤ10の搬送面からの第1押圧板20の上端の高さが、第2押圧板30が柱状の挽肉を押圧した時のコンベヤ10の搬送面からの第2押圧板30の押圧面の高さよりも高く設定されている。コンベヤ10の搬送面とは、コンベヤ10において挽肉が載置される面である。本実施形態では、第1押圧板20は、Y方向視が長方形で構成される。このため、第1押圧板20の上端の高さとは、第1押圧板20A及び第1押圧板20Bの夫々のZ方向における上側の端部(上側の辺)の高さにあたる。第2押圧板30が柱状の挽肉を押圧した時とは、シリンダ40により第2押圧板30がZ方向の下方側に移動したときである。第2押圧板30の押圧面とは、第2押圧板30における挽肉と対向する面である。したがって、本実施形態では、図6に示されるように、コンベヤ10において挽肉が載置される面からの第1押圧板20A及び第1押圧板20Bの夫々のZ方向における上側の端部の高さが、シリンダ40により第2押圧板30がZ方向の下方側に移動したときの高さよりも高く設定される。
これにより、第1押圧板20及び第2押圧板30により押圧された挽肉を載置するトレーのサイズが多岐に亘っている場合であっても、第1押圧板20及び第2押圧板30の夫々の押圧量を一対のストッパ91により調整することで対応可能となる。また、Y方向に対応する長さが長いトレーを用いる場合でも、トレーの高さが一定であれば、第1押圧板20の押圧量を変更するだけで良いので、ストッパ91の調整を容易に行うことが可能となる。また、押圧を行う間隔は変更することができるので、コンベヤ10の速度に応じて搬送される全ての挽肉が押圧されるようにすることができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30は、連続した状態で搬送される柱状の挽肉がトレーにおける第1方向に沿う第3長さに応じて分断された後で、押圧するとして説明したが、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30は、連続した状態で搬送される柱状の挽肉を押圧した後で、トレーにおける第1方向に沿う第3長さに応じて分断するように構成することも可能である。
上記実施形態では、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30は、連続した状態で搬送される柱状の挽肉がトレーにおける第1方向に沿う第3長さに応じて分断された後で、押圧するとして説明したが、一対の第1押圧板20及び第2押圧板30は、連続した状態で搬送される柱状の挽肉を押圧した後で、トレーにおける第1方向に沿う第3長さに応じて分断するように構成することも可能である。
上記実施形態では、コンベヤ10の搬送面からの第1押圧板20の上端の高さが、第2押圧板30が柱状の挽肉を押圧した時のコンベヤ10の搬送面からの第2押圧板30の押圧面の高さよりも高く設定されているとして説明したが、コンベヤ10の搬送面からの第1押圧板20の上端の高さが、第2押圧板30が柱状の挽肉を押圧した時のコンベヤ10の搬送面からの第2押圧板30の押圧面の高さよりも低く設定するように構成することも可能であるし、同じ高さで構成することも可能である。
上記実施形態では、挽肉を押圧した際のコンベヤ10の搬送面からの第2押圧板30の高さが、長方形状のトレーの底面からの高さより低くなるように設定されるとして説明したが、長方形状のトレーの底面からの高さより高くなるように設定することも可能である。
本発明は、挽肉機から押し出される挽肉を搬送する挽肉搬送装置に用いることが可能である。
1:挽肉搬送装置
2:挽肉機
10:コンベヤ
20:第1押圧板
30:第2押圧板
2:挽肉機
10:コンベヤ
20:第1押圧板
30:第2押圧板
Claims (3)
- 挽肉機から押し出される挽肉を柱状に連続した状態で搬送するコンベヤと、
前記挽肉が所定量毎に載置されるトレーにおける、前記コンベヤの搬送方向である第1方向に直交する第2方向に沿う第1長さに応じて設定された押圧量で、前記コンベヤで搬送中の前記柱状の挽肉を前記第2方向の両外側から押圧する一対の第1押圧板と、
前記トレーにおける、前記第1方向及び前記第2方向の双方に直交する第3方向に沿う第2長さに応じて設定された押圧量で、一対の前記第1押圧板による押圧と同期して、前記コンベヤで搬送中の前記柱状の挽肉を前記第3方向に沿って押圧する第2押圧板と、
を備える挽肉搬送装置。 - 一対の前記第1押圧板及び前記第2押圧板は、前記連続した状態で搬送される前記柱状の挽肉が前記トレーにおける前記第1方向に沿う第3長さに応じて分断された後で、押圧する請求項1に記載の挽肉搬送装置。
- 前記コンベヤの搬送面からの前記第1押圧板の上端の高さが、前記第2押圧板が前記柱状の挽肉を押圧した時の前記コンベヤの搬送面からの前記第2押圧板の押圧面の高さよりも高く設定されている請求項1又は2に記載の挽肉搬送装置。
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