JP2021071832A - 据置型端末システム - Google Patents

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Abstract

【課題】載置環境に応じて、端末装置の安定性を適切に確保し得る技術を提供する。【解決手段】端末装置は、筐体とタッチパネルとを備えている。端末装置は、筐体の底面を載置面に載置することにより、タッチパネルの表面が、載置面に対して、45°より大きく90°より小さい角度Xを形成する第1の態様で使用可能である。支持ホルダは、端末装置が第1の態様で使用されている間に、筐体のうちタッチパネルが備えられている表面と反対側の背面に装着されることによって、背面の第1の部分を支持可能であるとともに、その一部が背面よりも後側において載置面上に配置される。端末装置は、第1の態様で使用されている間、支持ホルダが装着されていない場合であっても底面において載置面に対して自立可能である。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、据置型端末システムに関する。
特許文献1には、平坦面である載置面に載置可能な据置型端末装置が開示されている。この据置型端末装置は、筐体と、筐体を載置面に載置した際に筐体上面に配置される表示部及びキー入力部を有する。そして、この据置型端末装置は、筐体を載置面に載置した際に、筐体上面が後部に向かって緩やかな上り傾斜となる。
特許6283915号公報
上記の通り、特許文献1の据置型端末装置では、筐体を載置面(例えばレジカウンターの上面等)に載置した際、表示部の表面が、載置面に対して、約30°以下の小さい角度を形成するように備えられる。これにより、ユーザが表示部を上方から見る際の視認性、及び、キー入力部の押下操作時の安定性が確保されている。
近年、この種の据置型端末装置では、表示部及びキー入力部に代えて、表示部及び入力部として機能する大型のタッチパネルが用いられる場合がある。その場合、例えば、地上からの高さが高い載置面に載置される場合などにおいて、タッチパネルの視認性及び操作性を考慮し、タッチパネルの表面を載置面に対して比較的急峻な角度で傾くように(立ち上がるように)備えることも考えられる。しかしながら、その場合、装置全体の重心が高くなり、載置環境によっては、操作時の安定性が確保されない可能性もある。
本明細書では、載置環境に応じて、端末装置の安定性を適切に確保し得る技術を提供する。
本明細書は、据置型端末システムを開示する。前記据置型端末システムは、端末装置と、前記端末装置に対して着脱可能な支持ホルダと、を備えている。前記端末装置は、筐体と、前記筐体の表面に露出するように備えられ、操作を入力可能であるとともに情報を表示可能なタッチパネルと、を備えている。前記端末装置は、前記筐体の底面を載置面に載置することにより、前記タッチパネルの表面が、前記載置面に対して、45°より大きく90°より小さい角度Xを形成する第1の態様で使用可能である。前記支持ホルダは、前記端末装置が前記第1の態様で使用されている間に、前記筐体のうち前記タッチパネルが備えられている表面と反対側の背面に装着されることによって、前記背面の第1の部分を支持可能であるとともに、その一部が前記背面よりも後側において前記載置面上に配置される。前記端末装置は、前記第1の態様で使用されている間、前記支持ホルダが装着されていない場合であっても前記底面において前記載置面に対して自立可能である。
上記の構成によると、端末装置が第1の態様で使用される場合、タッチパネルの表面は、筐体を載置面に載置した場合に、従来の据置型端末装置に比べて載置面に対して比較的急峻な角度で傾く(立ち上がると言い換えてもよい)ように備えられる。このような第1の態様で端末装置が使用される場合、例えば、地上からの高さが高い載置面に載置される場合などにおいても、タッチパネルの視認性及び操作性が確保される。そして、支持ホルダは、端末装置に着脱可能である。また、支持ホルダは、端末装置が第1の態様で使用されている間に、筐体の背面に装着されることによって、背面の第1の部分を支持可能であるとともに、その一部が前記背面よりも後側において前記載置面上に配置される。即ち、上記の構成によると、第1の態様で使用される端末装置に支持ホルダを装着することで、端末装置単独で使用される場合に比べて、載置面上で端末装置を支持する位置が背面よりも後側に配置される。そのため、載置面に載置された端末装置の安定性を向上させることができる。タッチパネルの表面が操作される場合であっても、安定性が確保され得る。その一方で、第1の態様で使用される端末装置は、支持ホルダが装着されていない場合であっても底面において載置面に対して自立可能である。そのため、載置面の背面側に柱などの別の支持部材が存在する場合等、状況や環境に合わせて支持ホルダを省略して用いることで、操作時の安定性を確保しながら使用することができる。従って、上記の構成によると、載置環境に応じて、端末装置の安定性を適切に確保し得る。
前記端末装置は、前記筐体の前記背面を前記載置面に対向させて配置することにより、前記タッチパネルの前記表面が、前記載置面に対して、0°より大きく45°以下の角度Yを形成する第2の態様で使用可能であってもよい。前記支持ホルダは、前記端末装置が前記第2の態様で使用されている間に、前記背面に装着されることによって、前記背面の第2の部分を支持可能であってもよい。
この構成によると、端末装置は、タッチパネルの表面が載置面に対して比較的緩やかに傾斜する(寝かせられると言い換えてもよい)ように備えられる第2の態様で使用することができる。端末装置の使用態様を、載置環境に応じて、第1の態様と第2の態様との間で切り替えることができる。従って、上記の構成によると、載置環境に応じた態様で端末装置を使用することができる。
前記支持ホルダと前記端末装置のうちの一方に第1の磁石が備えられ、他方に前記第1の磁石に磁気吸着される第2の磁石又は磁性体が備えられてもよい。前記支持ホルダの前記端末装置への装着が、前記第1の磁石と、前記第2の磁石又は前記磁性体との磁気吸着を伴って行われてもよい。
この構成によると、支持ホルダの端末装置への装着が、磁気吸着を伴って行われるため、磁気吸着を伴わない場合に比べ、支持ホルダの端末装置への装着を容易に行い得る。また、装着後の支持ホルダの位置ずれを効果的に抑制することもでき、端末装置の安定性を適切に確保し得る。
前記端末装置は、前記筐体の前記背面側から外部に延びるケーブルをさらに有していてもよい。前記支持ホルダは、前記端末装置に装着された際に、前記ケーブルをガイドするためのケーブルガイド部をさらに有していてもよい。
この構成によると、支持ホルダの端末装置への装着がケーブルによって妨げられる事態を抑制することができる。
前記筐体の前記背面には、前記表面側に向かって窪むくびれ部が形成されていてもよい。
この構成によると、利用者が、くびれ部に指をかけることができるため、例えば使用態様の変更等の際に端末装置を把持し易くなる。
第1の態様で使用される端末装置を含む端末システムを示す斜視図。 第1の態様で使用される端末装置を含む端末システムを示す側面図。 第1の態様で使用される端末装置から支持ホルダを外した様子を示す斜視図。 第2の態様で使用される端末装置を含む端末システムを示す斜視図。 第2の態様で使用される端末装置を含む端末システムを示す側面図。
(実施例)
図1〜図5を参照して本実施例の端末システム2について説明する。図1等に示すように、本実施例の端末システム2は、端末装置4と、端末装置4に着脱可能であるとともに、装着されることによって端末装置4を支持する支持ホルダ6と、を備える。
(端末装置4の構成)
図1に示すように、本実施例の端末装置4は、例えば、店舗のカウンター等の平坦な載置面100に載置されて用いられる据置型の端末装置である。端末装置4は、例えば、電子決済処理を実行したり、人物などを認証する認証処理を実行したりする端末として用いられる。
図1に示すように、端末装置4は、平坦面である載置面100に載置される筐体10を有する。筐体10は端末装置4の本体を構成するケースである。筐体10は、正面10aと、上面10bと、底面10cと、背面10dとを備えている。また、背面10dの一部には、正面10a側に向かって窪むくびれ部11も形成されている。言い換えると、筐体10の背面10dは一部分において正面10a寄りにくびれている(くびれ部11)。筐体10にくびれ部11が設けられていることにより、利用者が、端末装置4を把持する際にくびれ部11に指をかけることができる。そのため、例えば使用態様の変更等の際に利用者が端末装置4を把持し易くなる。
図1に示すように、端末装置4は、筐体10の表面に露出する種々の要素を備えている。具体的には、図1に示すように、端末装置4は、タッチパネル12と、カメラ14と、非接触ICリーダライタ部16と、接触ICリーダライタ部18と、磁気リーダ部20と、ケーブル30と、を備える。また、図示しないが、端末装置4は、筐体10の内部に、通信インターフェース、印刷実行部、制御部等も備えている。また、図2に示すように、背面10dの内側には、後述の支持ホルダ6に内蔵される磁石54と磁気吸着される鉄板40が内蔵されている。
タッチパネル12は、様々な情報を表示可能な表示部として機能するとともに、ユーザの操作を受け付け可能な操作部としても機能する。図1に示すように、タッチパネル12は、筐体10の正面10aに露出するように設けられる。
カメラ14は、所定の撮影可能範囲内の画像を撮影可能なカメラである。カメラ14は、筐体10の上面10bに配置される。上面10bに配置されるカメラ14は、透明板等によってカバーされていてもよい。
非接触ICリーダライタ部16は、外部の非接触型のICカードとの間で近距離無線通信(例えば、NFC規格に従ったNFC通信)を実行することによって、ICカードに記録された情報を読み取ったり、ICカードに情報を書き込んだりすることができるリーダライタである。図示しないが、非接触ICリーダライタ部16は、近距離無線通信を実行するための電波を出力するためのアンテナを含んでいる。非接触ICリーダライタ部16も、筐体10の上面10bに配置される。
接触ICリーダライタ部18は、外部の接触型のICカードの表面に設けられたICモジュールと接触することによってICカードとの間で通信を実行し、ICカードに記録された情報を読み取ったり、ICカードに情報を書き込んだりすることができるリーダライタである。接触ICリーダライタ部18も、筐体10の上面10bに配置されている。図1の例に示すように、接触ICリーダライタ部18はスリット状の挿入孔を有しており、挿入孔に接触型のICカードが挿入されると、ICモジュールと接触ICリーダライタ部18の端子とを接触させることができる。
磁気リーダ部20は、外部の磁気ストライプカードに設けられた磁気ストライプと接触する(より詳しくは、接触させてスライドさせる)ことによって、磁気ストライプに記録された情報を読み取ることができるリーダである。図1に示すように、磁気リーダ部20は、筐体10の側面に配置されている。磁気リーダ部20には、磁気ストライプカードをスライドさせるためのスリットが設けられている。
ケーブル30は、通信及び電源用のケーブルである。ケーブル30は、筐体10の背面10d側から外部に延びるように備えられている。
(支持ホルダ6の構成)
図1〜図5に示すように、支持ホルダ6は、端末装置4の筐体10の背面10dに装着されることにより、端末装置4を支持可能な支持部材である。ただし、上記の通り、支持ホルダ6は、端末装置4に対して着脱可能である(特に図1、図3等参照)。本実施例では、支持ホルダ6は、端末装置4の筐体10の背面10dを抱えるように保持する保持部50と、底部51と、背面部53と、を備える。保持部50は、背面10dに適合する湾曲形状に形成されている。また、保持部50の内側には、端末装置4の背面10dの鉄板40と磁気吸着される磁石54が内蔵されている。底部51は平らに形成されている。底部51には、保持部50から背面部53に亘って、端末装置4から延びるケーブル30を通すためのガイド溝52が形成されている。
(端末システム2の使用態様)
続いて、上記の構成を備える端末システム2の使用態様について説明する。端末システム2の使用態様は、端末装置4の使用態様に応じて大きく2通りに分けられる。端末装置4は、タッチパネル12を立てて配置する第1の態様(図1〜図3参照)と、タッチパネル12を寝かせて配置する第2の態様(図4、図5参照)と、のうちのいずれか一方の態様で使用することができる。
(端末装置4の第1の態様)
図1〜図3を参照して、端末装置4の第1の態様について説明する。図1〜図3に示すように、端末装置4が第1の態様で使用される場合、筐体10の底面10cが載置面100に載置される。その場合、図2に示すように、タッチパネル12の表面は、載置面100に対して、45°より大きく90°より小さい角度Xを形成するように備えられている。即ち、端末装置4が第1の態様で使用される場合、タッチパネル12の表面は、載置面100に対して急峻な角度で傾く(立ち上がる)ように配置される。そのため、端末装置4を載置する際、載置面100を平面視した場合における載置面積が比較的小さく済む。言い換えると、端末装置4を第1の態様で使用する場合には、比較的狭い載置面100を確保すれば済む。また、例えば、地上からの高さが比較的高い(例えば正面を向いて立ったユーザの目線の位置程度の高さ)載置面100に載置される場合であっても、ユーザが正面を向けばタッチパネル12を視認できる可能性が高く、視認性及び操作性が確保され得る。従って、端末装置4を第1の態様で使用すれば、端末装置4を比較的狭い載置面100に載置可能であるとともに、その載置面100の地上からの高さが高い場合等においても高い視認性及び操作性を確保することができる。
図1、図2に示すように、端末装置4が第1の態様で使用されている間に、筐体10の背面10dに支持ホルダ6を装着させることができる。具体的には、支持ホルダ6の保持部50を、筐体10の背面10dのうちの底面10cに近い部分10eを覆うように装着させる。この際、支持ホルダ6に内蔵されている磁石54は、筐体10の背面10dの近傍に内蔵されている鉄板40と磁気吸着する。第1の態様で使用されている端末装置4に対して支持ホルダ6が装着されると、支持ホルダ6の底部51と筐体10の底面10cとが面一に配置される。即ち、第1の態様で使用される端末装置4に支持ホルダ6を装着することで、支持ホルダ51の後端部が背面10dよりも後側において載置面100上に配置される(図2参照)。そのため、端末装置4単独で使用される場合に比べて、載置面100上で端末装置4を支持する位置(ポイント)が背面10dよりも後側(図2における右側)に配置される。その結果、載置面100に載置された端末装置4の安定性を向上させることができる。タッチパネル12の表面が操作される場合であっても、安定性が確保され得る。また、支持ホルダ6の端末装置4への装着が、磁気吸着を伴って行われるため、磁気吸着を伴わない場合に比べ、支持ホルダ6の装着を容易に行い得る。また、装着後の支持ホルダ6の位置ずれを効果的に抑制することもでき、端末装置4の安定性を適切に確保し得る。
さらに、第1の態様で使用されている端末装置4に対して支持ホルダ6が装着される場合、端末装置4のケーブル30は、ガイド溝52を通って、背面部53から後方に延ばされる。そのため、支持ホルダ6の端末装置4への装着がケーブル30によって妨げられる事態を抑制することができる。
本実施例では、図3に示すように、端末装置4が第1の態様で使用されている間、支持ホルダ6を装着しない(即ち取り外す)ようにすることもできる。その場合であっても、第1の態様で使用される端末装置4は、筐体10の底面10cが載置面100に載置されることによって、支持ホルダ6によって支持されていなくても自立することができる。そのため、例えば、載置面100の背面側に柱などの別の支持部材が存在する場合等、状況や環境に合わせて支持ホルダ6を省略して用いることで、操作時の安定性を確保しながら使用することができる。
以上のように、本実施例の端末システム2によると、端末装置4を第1の態様で使用する場合において、載置環境に応じて、端末装置4の使用時における安定性を適切に確保することができる。
(端末装置4の第2の態様)
図4、図5を参照して、端末装置4の第2の態様について説明する。図4、図5に示すように、端末装置4が第2の態様で使用される場合、筐体10の背面10dが載置面100に対向するように配置される。さらに、端末装置4が第2の態様で使用される場合も、筐体10の背面10dに支持ホルダ6が装着され、筐体10が支持ホルダ6によって支持される。具体的には、支持ホルダ6は、背面部53を載置面100上に載置するとともに保持部50を上方に向けて配置し、上向きに配置された保持部50が、筐体10の背面10dのうちの上面10bに近い部分10fを覆うように装着される。この際、支持ホルダ6に内蔵されている磁石54が、筐体10の背面10dの近傍に内蔵されている鉄板40と磁気吸着してもよい。
図5に示すように、端末装置4が第2の態様で使用される場合、タッチパネル12の表面が、載置面100に対して、0°より大きく45°以下の角度Yを形成する。このように、端末装置4が第2の態様で使用される場合、タッチパネル12の表面は、載置面100に対して比較的緩やかに傾斜する(寝かせられると言い換えてもよい)ように配置される。
このように、本実施例では、端末装置4の使用態様を、載置環境に応じて、第1の態様と第2の態様との間で切り替えることができる。従って、本実施例の端末システム2では、載置環境に応じた態様で端末装置4を使用することができる。
以上、本実施例の端末システム2について説明した。上記の通り、本実施例の端末システム2によると、載置環境に応じた態様(第1の態様又は第2の態様)で端末装置4を使用することができる。そして、端末装置4が第1の態様で使用される場合、支持ホルダ6を装着することによって、載置面100に載置された端末装置4の安定性を向上させることができる。一方で、第1の態様で使用される端末装置4は、支持ホルダ6を取り外して単独使用することもできる。状況や環境に合わせて支持ホルダ6を省略して用いることで、操作時の安定性を確保しながら使用することができる。従って、本実施例の端末システム2によると、載置環境に応じて、端末装置4の安定性を適切に確保することができる。
本実施例と請求項の記載の対応関係を説明しておく。筐体10の背面10dのうちの部分10e(図2参照)が「第1の部分」の一例である。筐体10の背面10dのうちの部分10f(図5参照)が「第2の部分」の一例である。磁石54が「第1の磁石」の一例であり、鉄板40が「磁性体」の一例である。ガイド溝52が「ケーブルガイド部」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、支持ホルダ6側に磁石54が設けられ、端末装置4側に鉄板40が設けられ、端末装置4に支持ホルダ6が装着される際に磁気吸着を伴うように構成されている。変形例では、支持ホルダ6側に鉄板、端末装置4側に磁石がそれぞれ設けられてもよい。
(変形例2)また、上記の端末装置4側に備えられる鉄板40に代えて、磁石54と磁気吸着可能な磁石を端末装置4側に備えてもよい。その場合、端末装置4側に備えられる磁石が「第2の磁石」の一例である。
(変形例3)変形例では、端末装置4が第2の態様で使用される場合にも、支持ホルダ6と筐体10の背面10dとが磁気吸着されるように構成されていてもよい。
(変形例4)変形例では、端末装置4が第2の態様で使用される際にも、端末装置4が、支持ホルダ6が装着されていない場合であっても背面10dにおいて載置面100に対して自立できるように構成されていてもよい。
(変形例5)支持ホルダ6側の磁石54、及び、端末装置4側の鉄板40が省略されてもよい。即ち、変形例では、端末装置4に支持ホルダ6が装着される際に磁気吸着を伴わないように構成されていてもよい。その場合、端末装置4に装着される支持ホルダ6が、他の保持手段によって保持されてもよい。
(変形例6)支持ホルダ6が、ガイド溝52以外のケーブルガイド手段を備えていてもよい。
(変形例7)他の例では、支持ホルダ6が、ガイド溝52等のケーブルガイド手段を備えていなくてもよい。
(変形例8)変形例では、端末装置4は、第2の態様(即ち、タッチパネル12を寝かせる態様)で使用することができなくてもよい。端末装置4は、第1の態様(即ち、タッチパネル12を立てる態様)でのみ使用可能であってもよい。
(変形例9)端末装置4の筐体10の背面10dのくびれ部11が省略されてもよい。
(変形例10)上記の実施例では、第1の態様で使用されている端末装置4に対して支持ホルダ6が装着されると、支持ホルダ6の底部51と筐体10の底面10cとが面一に配置される(図2参照)。変形例では、これに限られず、第1の態様で使用されている端末装置4に対して支持ホルダ6が装着されると、支持ホルダ6は、筐体10の背面10dを支持するとともに、その一部が背面10dよりも後側(図2における右側)において載置面100上に配置されればよい。その場合、支持ホルダ6の底部は、平らに形成されていなくてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:端末システム
4:端末装置
6:支持ホルダ
10:筐体
10a:正面
10b:上面
10c:底面
10d:背面
10e:支持ホルダによって支持される部分
10f:支持ホルダによって支持される部分
11:くびれ部
12:タッチパネル
14:カメラ
16:非接触ICリーダライタ部
18:接触ICリーダライタ部
20:磁気リーダ部
30:ケーブル
40:鉄板
50:保持部
51:底部
52:ガイド溝
53:背面部
54:磁石
100:載置面
X:角度
Y:角度

Claims (5)

  1. 据置型端末システムであって、
    端末装置と、
    前記端末装置に対して着脱可能な支持ホルダと、を備えており、
    前記端末装置は、
    筐体と、
    前記筐体の表面に露出するように備えられ、操作を入力可能であるとともに情報を表示可能なタッチパネルと、
    を備えており、
    前記端末装置は、前記筐体の底面を載置面に載置することにより、前記タッチパネルの表面が、前記載置面に対して、45°より大きく90°より小さい角度Xを形成する第1の態様で使用可能であり、
    前記支持ホルダは、前記端末装置が前記第1の態様で使用されている間に、前記筐体のうち前記タッチパネルが備えられている表面と反対側の背面に装着されることによって、前記背面の第1の部分を支持可能であるとともに、その一部が前記背面よりも後側において前記載置面上に配置され、
    前記端末装置は、前記第1の態様で使用されている間、前記支持ホルダが装着されていない場合であっても前記底面において前記載置面に対して自立可能である、
    据置型端末システム。
  2. 前記端末装置は、前記筐体の前記背面を前記載置面に対向させて配置することにより、前記タッチパネルの前記表面が、前記載置面に対して、0°より大きく45°以下の角度Yを形成する第2の態様で使用可能であり、
    前記支持ホルダは、前記端末装置が前記第2の態様で使用されている間に、前記背面に装着されることによって、前記背面の第2の部分を支持可能である、請求項1に記載の据置型端末システム。
  3. 前記支持ホルダと前記端末装置のうちの一方に第1の磁石が備えられ、他方に前記第1の磁石に磁気吸着される第2の磁石又は磁性体が備えられ、
    前記支持ホルダの前記端末装置への装着が、前記第1の磁石と、前記第2の磁石又は前記磁性体との磁気吸着を伴って行われる、請求項1又は2に記載の据置型端末システム。
  4. 前記端末装置は、前記筐体の前記背面側から外部に延びるケーブルをさらに有しており、
    前記支持ホルダは、前記端末装置に装着された際に、前記ケーブルをガイドするためのケーブルガイド部をさらに有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の据置型端末システム。
  5. 前記筐体の前記背面には、前記表面側に向かって窪むくびれ部が形成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の据置型端末システム。
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