JP2021071622A - 現像装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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信司 山根
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Abstract

【課題】現像ローラーを利用して、現像剤を効果的に冷却する。【解決手段】本発明の現像装置22は、感光体ドラム4に形成された静電潜像に現像剤を付与して、静電潜像を可視像に現像する現像ローラー27と、現像剤を現像ローラー27に沿って搬送しつつ撹拌するスパイラルフィーダー32を有し、現像剤を現像ローラー27に供給する現像剤収容部31と、現像ローラー27表面の現像剤の層厚を規制する層規制部材28と、現像剤の冷却モードを設定し、現像ローラー27の回転速度を低下させると共に、該現像ローラー27を逆方向及び順方向に繰り返し切替えて回転させる制御部と、を備えるものである。【選択図】図2

Description

本発明は、現像装置、及びそれを備える画像形成装置に関し、特に現像装置における現像剤を冷却するための技術に関する。
この種の現像装置では、現像剤を撹拌しつつ搬送し、現像剤を、現像ローラーを介して像担持体の静電潜像に付与して、像担持体の静電潜像を可視像(現像剤の像)に現像している。また、現像剤が熱圧ストレスで劣化するため、画像形成プロセスが行われていないときに、現像剤を冷却している。
また、近年の地球温暖化などの影響で、現像装置が使用環境の保証範囲を超えた高温環境で使用されることがあり、この場合は、現像剤の劣化により画像濃度が低下したり、現像剤の凝集に起因する縦白筋等が発生したりした。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、画像が形成されていないときに、温度検知手段の出力情報に応じて、感光体ドラムを駆動せずに、現像剤攪拌手段を回転駆動し、現像ローラー近傍の現像剤を冷却している。
また、特許文献2に記載の画像形成装置では、画像形成部による画像形成が終了し、かつ、画像形成装置内の温度が第1温度以上の場合に、像保持体を回転させて、像保持体の放熱効果を向上させ、また画像形成装置内の温度が第2温度以上の場合に、冷却部(例えばファン)により像担持体を冷却している。
特開2012−226306号公報 特開2018−54754号公報
ここで、現像装置において、現像ローラーが像担持体と対峙する箇所で該現像装置の外部に露出しているので、現像ローラーの表面温度が該現像装置の内部の現像剤の温度よりも低い。このため、現像ローラーを利用すれば、現像剤を効果的に冷却できると考えられる。また、現像ローラーのスリーブとして、熱伝導性の良好な材質からなるものを適用していたり、現像ローラーの周辺に冷却風を流していたりする場合は、現像ローラーの利用により現像剤を更に効果的に冷却することができる。
しかしながら、特許文献1では、現像剤攪拌手段により現像剤を拡散しているだけなので、現像ローラーによる現像剤の効果的な冷却を実現しているとは言えない。
また、特許文献2では、像担持体の放熱効果を向上させたり、冷却部により像担持体を冷却したりしているが、やはり現像ローラーによる現像剤の効果的な冷却を実現していない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、現像ローラーを利用して、現像剤を効果的に冷却することを目的とする。
本発明の一局面に係る現像装置は、像担持体に形成された静電潜像に現像剤を付与して、前記静電潜像を可視像に現像する現像ローラーと、前記現像剤を前記現像ローラーに沿って搬送しつつ撹拌する撹拌部材を有し、前記現像剤を前記現像ローラーに供給する現像剤収容部と、前記現像ローラー表面の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、前記現像剤の冷却モードを設定し、前記現像ローラーの回転速度を、前記冷却モード以外の動作時よりも小さい予め定められた設定回転速度で、該現像ローラーを逆方向及び順方向に繰り返し切替えて回転させる制御部と、を備えるものである。
また、本発明の一局面に係る画像形成装置は、上記本発明の現像装置と、前記現像装置の現像ローラーからの現像剤の付与により形成された前記像担持体の可視像を記録紙に転写する転写部と、を備えるものである。
本発明によれば、現像ローラーを利用して、現像剤を効果的に冷却することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。 本実施形態の画像形成装置における感光体ドラム及び現像装置などを示す縦断面図である。 現像装置の現像剤収容部を示す横断面図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 現像装置の現像剤収容部の現像剤を冷却するための制御手順を示すフローチャートである。 現像装置の現像剤収容部の現像剤を冷却するための別例の制御手順を示すフローチャートである。 変形例の画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明にかかる一実施形態の画像形成装置を示す断面図である。画像形成装置10は、画像読取部11と、画像形成部12とを備えている。
画像読取部11は、原稿用紙の画像を光学的に読み取る撮像素子を有しており、この撮像素子のアナログ出力がデジタル信号に変換されて、原稿用紙の画像を示す画像データが生成される。
画像形成部12は、上記画像データによって示される画像を記録紙に印刷するものであり、マゼンタ用の画像形成ユニット3M、シアン用の画像形成ユニット3C、イエロー用の画像形成ユニット3Y、及びブラック用の画像形成ユニット3Bkを備えている。各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkのいずれにおいても、感光体ドラム4の表面を均一帯電させ、感光体ドラム4の表面を露光して、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成し、感光体ドラム4の表面の静電潜像を可視像(現像剤の像)に現像して、感光体ドラム4の表面の可視像を、中間転写ベルト5に転写する。これにより、カラーの可視像が中間転写ベルト5上に形成される。このカラーの可視像は、中間転写ベルト5と2次転写ローラー7の間のニップ域Nにおいて給紙部14から搬送路8を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写される。なお、感光体ドラム4は、特許請求の範囲における像担持体の一例となる。また、中間転写ベルト5及び2次転写ローラー6は、特許請求の範囲における転写部の一例となる。
この後、定着装置15で記録紙Pが加熱及び加圧されて、記録紙P上の可視像が熱圧着により定着され、更に記録紙Pが排出ローラー16を通じて排出トレイ17に排出される。
図2は、各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bkにおける1組の感光体ドラム4及び現像装置22などを示す縦断面図である。また、図3は、現像装置22の現像剤収容部31を示す横断面図である。
図2に示すように各画像形成ユニット3M、3C、3Y、及び3Bk毎に、感光体ドラム4、現像装置22、及び1次転写ローラー6などが設けられている。感光体ドラム4の周囲には、感光体ドラム4の表面を除電する除電部24、感光体ドラム4の表面に残留したトナーをクリーニングするクリーニング部25、感光体ドラム4の表面を均一に帯電させる帯電部26、感光体ドラム4の表面に静電潜像を形成する露光部23等が設けられている。現像装置22には、現像ローラー27、層規制部材28、現像剤を収容した現像剤収容部31、及び現像剤を循環搬送させる2本のスパイラルフィーダー32等が設けられている。なお、スパイラルフィーダー32は、特許請求の範囲における攪拌部材の一例となる。
本実施形態では、現像装置22の現像剤収容部31に収容されている現像剤として、一成分磁性トナーを用いている。現像ローラー27は、アルミなどの金属からなるスリーブ、スリーブの内側に設けられた現像極及び層規制極等を有するマグネットなどを備えている。また、現像ローラー27のスリーブ表面には、現像剤の搬送を安定化させるための予め定められた粗さの凹凸が形成されている。
層規制部材28は、現像ローラー27の表面の現像剤の層厚を規制する。具体的には、層規制部材28は、磁性ブレード及びマグネットで構成され、現像ローラー27内のマグネットの層規制極との間に磁場を生成し、現像ローラー27のスリーブとの隙間により該現像ローラー27の表面に現像剤の薄層を形成する。なお、層規制部材28は、特許請求の範囲における層厚規制部材の一例となる。
図2及び図3に示すように現像剤収容部31は、現像ローラー27に対して並設されかつ隔壁29で仕切られた2本の供給搬送路31A及び還流搬送路31Bを有している。供給搬送路31Aと還流搬送路31Bをそれぞれの両端の連結路31C、31Dを通じて接続して、現像剤が循環する循環搬送路を形成している。供給搬送路31A及び還流搬送路31Bには、それぞれのスパイラルフィーダー32が設けられている。各スパイラルフィーダー32は、駆動部47(図4に示す)により矢印方向に回転駆動される。
供給搬送路31Aにおいて、現像剤は、該供給搬送路31Aのスパイラルフィーダー32によって現像剤の搬送方向上流側から搬送方向下流側へと(現像ローラー27の一端側から他端側へと)矢印方向に搬送されつつ撹拌されて、現像ローラー27に供給され、一方の連結路31Cを通じて還流搬送路31Bへ送り出される。また、還流搬送路31Bにおいて、現像剤は、該還流搬送路31Bのスパイラルフィーダー32によって供給搬送路31Aでの搬送方向とは逆方向に搬送されつつ撹拌され、他方の連結路31Dを通じて供給搬送路31Aへと戻される。これにより、現像剤が循環搬送されながら現像ローラー27に供給される。
現像剤収容部31には、現像剤の補給口(図示せず)が設けられており、この補給口を通じての現像剤の補給により現像剤収容部31に収容されている現像剤の量が維持される。
現像ローラー27及び感光体ドラム4は、駆動部47(図4に示す)により矢印方向に回転駆動される。現像ローラー27のスリーブ表面には現像剤が供給され、層規制部材28により現像ローラー27のスリーブ表面に現像剤の薄層が形成され、現像ローラー27のスリーブ表面の現像剤が感光体ドラム4の表面に形成された静電潜像に付与されて、該感光体ドラム4の表面に可視像(現像剤の像)が形成される。
次に、画像形成装置10の制御に係る構成について説明する。図4は、画像形成装置10の主要内部構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように画像形成装置10は、画像読取部11、画像形成部12、表示部41、操作部42、温度検出部43、記憶部44、冷却部48、及び制御ユニット45などを備えている。これらの構成要素は、互いにバスを通じてデータ又は信号の送受信を可能とされている。
表示部41は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)又は有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイなどの表示装置である。
操作部42は、ユーザーにより入力操作される、テンキー、決定キー、スタートキーなどのハードキーを備えている。
温度検出部43は、現像剤の周辺の温度として、例えば画像形成装置10の内部温度Tiを検出する温度センサーである。温度検出部43は、画像形成装置10の内部の予め定められた位置に配置されている。この内部温度Tiは、現像装置22の現像剤収容部31に収容されている現像剤の温度に影響するので、内部温度Tiが高くなるほど現像剤の温度も高くなる。なお、現像剤の昇温原因としては、例えば、現像ローラー27及びスパイラルフィーダー32を駆動する駆動入力部(例えば、図示しないモーター及び当該モーターの回転を伝達するクラッチ機構)を介して当該スパイラルフィーダー32及び現像ローラー27に伝達されることなどが挙げられる。
冷却部48は、画像形成装置10の外部の空気を冷却風として取り込むファンを備え、その取り込んだ冷却風を図2に示す現像ローラー27のスリーブと感光体ドラム4の間のスペースSP付近にかつ現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の長手方向に沿って流通させて、現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4を冷却する。冷却風は、現像ローラー27のスリーブ表面及び感光体ドラム4の表面に担持されている現像剤が吹き飛ばされない程度の微風とする。
記憶部44は、RAM、大容量のHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置であり、各種のデータやプログラムを記憶している。
制御ユニット45は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などから構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、又はMPU(Micro Processing Unit)等である。この制御ユニット45は、上記のROM又は記憶部44に記憶された制御プログラムが上記プロセッサーで実行されることにより、制御部46として機能する。
制御ユニット45は、画像形成装置10の全体的な制御を司る。また、制御ユニット45は、画像読取部11、画像形成部12、表示部41、操作部42、温度検出部43、記憶部44、及び冷却部48などと接続されており、これらの構成要素の制御や、各構成要素との間での信号またはデータの送受信を行う。
制御部46は、種々の処理を実行する処理部としての役割を果し、また表示部41を制御する機能を有する。
また、制御部46は、画像形成部12における駆動部47を制御して、現像ローラー27、各スパイラルフィーダー32、及び感光体ドラム4等を個別に回転駆動する。
更に、制御部46は、冷却部48のファンを制御して、冷却風を現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の長手方向に沿って流通させる。
ここで、図2及び図3に示す現像装置22の現像剤収容部31の供給搬送路31Aにおいて、現像剤の一部は、現像ローラー27を介して感光体ドラム4へと供給されずに、現像ローラー27と層規制部材28の間で熱圧ストレスを繰り返し受けて該供給搬送路31Aに戻される。このため、現像剤収容部31の現像剤の温度が上昇して、現像剤が劣化し易くなる。
そこで、本実施形態において、制御部46は、可視像を記録紙に記録する画像形成プロセスが行われていないときに温度検出部43によって検出された画像形成装置10の内部温度Tiを予め設定された温度閾値Tcと比較し、この内部温度Tiが温度閾値Tc以上となった場合に(Ti≧Tc)、現像剤の温度が高くなっているとみなし、現像剤収容部31内部の現像剤を冷却するための現像剤冷却モードを設定する。
制御部46は、現像剤冷却モードを設定すると、駆動部47を制御して、現像ローラー27の回転速度を、現像剤冷却モード以外の動作時(例えば、画像形成動作時)よりも小さい予め定められた設定回転速度(低速回転速度)で、現像ローラー27を逆方向及び図2に示す矢印の順方向に繰り返し切替えて回転させる。なお、制御部46は、現像剤冷却モードの直前に現像ローラー27が回転している場合には、現像剤冷却モードにおいて現像ローラー27の回転速度を低速回転速度に低下させる。一方、制御部46は、現像剤冷却モードの直前に現像ローラー27が停止している場合には、現像剤冷却モードにおいて現像ローラー27を低速回転速度で回転させる。更に、制御部46は、現像剤を搬送しつつ撹拌させる動作速度を、現像剤冷却モード以外の動作時よりも大きい予め定められた設定動作速度(高速回転速度)に上昇させる。具体的には、制御部46は、駆動部47を制御して、各スパイラルフィーダー32の回転速度を高速回転速度に上昇させる。更に、制御部46は、冷却部48のファンを駆動して、冷却風を現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の長手方向に沿って流通させて、現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4を冷却させる。
ここで、上記のように現像ローラー27の回転速度を低速回転速度に低下させれば、現像ローラー27のスリーブ表面の現像剤が層規制部材28からの熱圧ストレスを受ける回数及び時間を減少させて、現像ローラー27のスリーブ表面の現像剤並びに該スリーブの温度上昇を抑えることができる。また、現像ローラー27のスリーブの一部が現像装置22の外部に露出しているので、外部での放熱により現像ローラー27のスリーブ表面の温度が現像剤収容部31の内部の温度よりも低くなる。更に、冷却部48のファンからの冷却風により現像ローラー27のスリーブ表面が冷却される。そこで、現像ローラー27のスリーブ表面の現像剤並びに該スリーブの温度上昇分が該スリーブの温度低下分よりも抑えられて小さくなるように現像ローラー27の回転速度を適宜低下させる。これにより、現像ローラー27のスリーブの温度を低下させることができ、スパイラルフィーダー32により撹拌される供給搬送路31Aの現像剤が現像ローラー27のスリーブ表面に繰り返し接触して冷却され、現像剤収容部31の現像剤の温度が低下する。
現像ローラー27のスリーブは、熱伝導性が良好な金属などの材質からなるものを適用するのが好ましい。これにより、現像ローラー27のスリーブの放熱効果を高くすることができる。
また、上記のように現像ローラー27を逆方向及び図2に示す矢印の順方向に繰り返し切替えて回転させれば、現像ローラー27のスリーブ表面に滞留している現像剤を供給搬送路31Aの現像剤と効率的に入れ替えて、供給搬送路31Aの現像剤のより多くを現像ローラー27のスリーブ表面に繰り返し接触させて、現像剤の温度を効果的に低下させることができる。
現像ローラー27の順方向の回転角度は、特に制限されるものではない。
現像ローラー27の逆方向の回転角度は、予め設定された一定角度とする。例えば、現像ローラー27の逆方向の回転角度は、図2に示すような層規制部材28の先端に対峙する現像ローラー27の部位が感光体ドラム4に対向するまでの回転角度α未満とするか又は回転角度αとするかが記憶部44に予め設定されている。
現像ローラー27の逆方向の回転角度を回転角度α未満とした場合は、上記のように現像ローラー27のスリーブ表面に滞留している現像剤を供給搬送路31Aの現像剤と効率的に入れ替えて、現像剤の温度を効果的に低下させることができる。
また、現像ローラー27の逆方向の回転角度を回転角度αとした場合は、回転角度α未満としたときと同様の効果に加えて、層規制部材28の先端よりも現像ローラー27の回転方向上流側に滞留している現像剤の塊Kの温度を低下させることができる。つまり、現像剤の塊Kが回転角度αだけ逆回転される現像ローラー27のスリーブ表面に付着して感光体ドラム4の表面まで移動されて接触し、現像剤の塊Kの熱が感光体ドラム4の表面に奪われて、現像剤の塊Kの温度が低下する。但し、感光体ドラム4の表面温度が現像ローラー27のスリーブの表面温度よりも低くなければならない。
更に、上記のように各スパイラルフィーダー32の回転速度を上昇させれば、各スパイラルフィーダー32による現像剤の搬送及び撹拌の速度を上昇させ、より多くの現像剤を現像ローラー27のスリーブ表面に接触させて、現像剤を効果的に冷却することができる。
次に、上記のような現像剤収容部31の現像剤を冷却するための制御手順を、図5に示すフローチャートを参照しつつ整理して説明する。
まず、制御部46は、可視像を記録紙に記録する画像形成プロセスが行われていないときに、温度検出部43によって検出された画像形成装置10の内部温度Tiを取得し、この内部温度Tiが予め設定された温度閾値Tc以上であるか否かを判定する(S101)。
例えば、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc未満であると判定すると(S101「No」)、現像剤収容部31の現像剤の温度が低いとみなし、現像剤冷却モードを設定しない。
また、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であると判定すると(S101「Yes」)、現像剤収容部31の現像剤の温度が高いとみなし、現像剤冷却モードを設定する(S102)。
制御部46は、現像剤冷却モードを設定すると、冷却部48のファンを駆動する(S103)。冷却部48のファンの駆動により、冷却風が、現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の長手方向に沿って流通される。
続いて、制御部46は、駆動部47を制御して、各スパイラルフィーダー32の回転速度を上記の設定動作速度(高速回転速度)に上昇させる(S104)。そして、制御部46は、駆動部47を制御して、現像ローラー27を低速で逆回転させる(S105)。具体的には、制御部46は、現像ローラー27の回転速度を上記の設定回転速度(低速回転速度)に低下させると共に、現像ローラー27を逆方向に予め設定された回転角度α未満又は回転角度αで回転させる。
続いて、制御部46は、現像ローラー27を停止させる(S106)。すなわち、制御部46は、上記の現像ローラー27の低速での逆回転を停止させる。この状態において、低速で逆回転された現像ローラー27上の現像剤が、冷却部48のファンによる冷却風によって、冷却される。なおここでは、制御部46は、予め定められた期間において停止状態を維持することにより、現像ローラー27上の現像剤を確実に冷却しているが、停止時点から直ちに次のS107の順回転をさせてもよい。
続いて、制御部46は、現像ローラー27を低速で順回転させる(S107)。すなわち、制御部46は、上記の現像ローラー27の低速での逆回転した角度だけ元に戻す順回転をさせる。これにより、現像ローラー27上で冷却された現像剤が現像剤収容部31の内部に戻される。
引き続いて、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であるか否かを判定する(S108)。制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であり続ければ(S108「Yes」)、S103〜S107の処理を繰り返す。従って、現像ローラー27の回転速度が低く維持されつつ、現像ローラー27が再度逆方向に回転され、各スパイラルフィーダー32の回転速度が上昇されたまま維持され、冷却部48のファンによる現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の冷却も継続される。より詳細に言えば、S104において、各スパイラルフィーダー32が上記の高速回転速度で回転されているので、現像剤収容部31の内部の現像剤がより速く攪拌され、昇温した現像剤を乗せて現像ローラー27が低速で逆回転され(S105)、停止位置で現像ローラー27上の現像剤が冷却され(S106)、現像ローラー27を低速で順回転させ(S107)、当該現像ローラー27上で冷却された現像剤が現像剤収容部31の内部に戻される。
そして、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc未満になると(S108「No」)、ユーザーによる操作部42の操作に基づき画像形成プロセスの開始が指示されたか否かを判定し(S109)、画像形成プロセスの開始が指示されている場合(S109「Yes」)、画像形成プロセスを開始し、本処理を終了させる。一方、画像形成プロセスの開始が指示されていない場合には(S109「No」)、S108の処理に戻る。
このように本実施形態では、現像剤収容部31内部の現像剤の温度が高くなったときに、現像ローラー27の回転速度を低下させると共に、該現像ローラー27を逆方向及び順方向に繰り返し切替えて回転させ、また各スパイラルフィーダー32の回転速度を上昇させているので、現像ローラー27を利用して、現像剤の温度を効果的に低減させることができる。より詳細に言えば、制御部46は、各スパイラルフィーダー32が上記の高速回転速度で回転させている(S104)ので、現像剤収容部31の内部の現像剤がより速く攪拌され、昇温した現像剤を乗せて現像ローラー27が低速で逆回転され(S105)、現像ローラー27が停止することで(S106)、停止した現像ローラー27上の現像剤が冷却され、現像ローラー27を低速で順回転させ(S107)、当該現像ローラー27上で冷却された現像剤が現像剤収容部31の内部に戻される。それでも内部温度Tiが温度閾値Tc以上であり続ければ(S108「Yes」)、制御部46は、S103〜S107の処理を繰り返す。これによれば、現像剤収容部31の内部の現像剤の冷却性能を著しく向上させることができる。
上記実施形態との比較のために、上記実施形態と同じ構成の画像形成装置10において、現像ローラー27の回転速度を低下させずに、現像ローラー27を一方向のみに回転させてみたが、現像ローラー27のスリーブ表面に滞留している現像剤が効率的に入れ替えられないため、現像剤の冷却に要する時間が非常に長くなり、生産性が低下する結果になった。
<別例>
ここで、上記図5とは異なる別例の制御手順について、図6を用いて説明する。図6は、現像装置の現像剤収容部の現像剤を冷却するための別例の制御手順を示すフローチャートである。図6に示すS101〜S104、及び、S106〜S109については、上記図5の場合と同じであるため、別例の制御手順の特徴部分であるS121〜S123について詳細に説明する。
S104の処理後、制御部46は、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低いか否かを判定する(S121)。この判定は、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低くなるような動作条件が満たされたか否かに基づきなされる。例えば、記録紙に対する両面印刷が行われると、感光体ドラム4が連続して用いられて、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも高くなるので、記録紙に対する両面印刷の終了時点より一定期間を未だに経過していないという動作条件では、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度よりも低くないと判定される。
なお、図7に示すように、変形例の画像形成装置10は、感光体ドラム4の表面温度Tdを検出する第1表面温度センサー49Aと、現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsを検出する第2表面温度センサー49Bとを備え、制御部46が、第1表面温度センサー49A及び第2表面温度センサー49Bにより検出されたそれぞれの温度Td、Tsを比較して、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低いか否かを判定してもよい。なお、第1表面温度センサー49A及び第2表面温度センサー49Bは、特許請求の範囲における表面温度検出部の一例となる。
また、制御部46は、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低くいと判定した場合に(S121「Yes」)、現像ローラー27を、記憶部44に記憶された回転角度αだけ低速で逆回転させる(S122)。
具体的には、制御部46は、現像ローラー27の逆方向の回転角度として図2に示すような回転角度αに設定し、駆動部47を制御して、現像ローラー27が回転角度αだけ逆方向に低速で回転させる(S122)。そして、現像ローラー27が回転角度αだけ逆方向に低速で回転したタイミングで該現像ローラー27の回転を停止させる(S106)。そして、制御部46は、現像ローラー27の回転方向を切替えて、現像ローラー27を低速で順方向に回転させる(S107)。これにより、現像ローラー27のスリーブ表面に滞留している現像剤が供給搬送路31Aの現像剤と効率的に入れ替えられて、現像剤の温度が効果的に低下されるだけではなく、層規制部材28の先端よりも現像ローラー27の回転方向上流側に滞留している現像剤の塊Kが感光体ドラム4のより低い温度の表面に接触して、現像剤の塊Kの温度が低下する。
ところでS121において、制御部46は、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低くないと判定した場合に(S121「No」)、記憶部44に記憶されている回転角度α未満の角度を、現像ローラー27の逆方向の回転角度として図2に示すような回転角度α未満の予め設定された角度に設定し、駆動部47を制御して、現像ローラー27がその設定した角度だけ逆方向に低速で回転させ(S123)、その設定した角度だけ逆方向に低速で回転したタイミングで該現像ローラー27の回転を停止させ(S106)、現像ローラー27の回転方向を切替えて、現像ローラー27を順方向に回転させる(S107)。これにより、現像ローラー27のスリーブ表面に滞留している現像剤が供給搬送路31Aの現像剤と効率的に入れ替えられて、現像剤の温度が効果的に低下される。
引き続いて、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であるか否かを判定する(S108)。S108、S109については図5の場合と同じであるため、ここでの説明を省略する。
このように、上記別例の制御手順による画像形成装置10によれば、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも低い場合に、感光体ドラム4を利用して、現像剤の温度が効果的に低下できる。また、現像ローラー27を回転角度αだけ逆方向に回転させた場合には、層規制部材28の先端よりも現像ローラー27の回転方向上流側に滞留している現像剤の塊Kが感光体ドラム4のより低い温度の表面に接触して、現像剤の塊Kの温度を低下させることができる。
また、感光体ドラム4の表面温度Tdが現像ローラー27のスリーブの表面温度Tsよりも高い場合に、現像ローラー27を回転角度α未満の角度だけ逆方向に回転させた場合には、層規制部材28の先端よりも現像ローラー27の回転方向上流側に滞留している現像剤の塊Kが感光体ドラム4に接触させないものの、現像ローラー27を回転角度α未満の角度だけ逆方向に回転させた分だけ、当該現像ローラー27上の現像剤を冷却風により冷却させることができる。
また、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であり続ければ(S108「Yes」)、S103〜S107の処理を繰り返す。従って、現像ローラー27の回転速度が低く維持されつつ、現像ローラー27が再度逆方向に回転され、各スパイラルフィーダー32の回転速度が上昇されたまま維持され、冷却部48のファンによる現像ローラー27のスリーブ及び感光体ドラム4の冷却も継続される。つまり、制御部46は、内部温度Tiが温度閾値Tc以上であり続ければ(S108「Yes」)、制御部46は、S103〜S107の処理を繰り返す。これによれば、現像剤収容部31の内部の現像剤の冷却性能を著しく向上させることができる。
尚、上記実施形態では、温度検出部43によって検出された画像形成装置10の内部温度Tiを取得し、この内部温度Tiに基づき現像剤の温度の高低を判定しているが、温度検出部43により現像装置22の現像剤収容部31に収容されている現像剤の温度を直接検出してもよい。
尚、上記実施形態では、制御部46は、現像剤冷却モードにおいて、冷却部48のファンを駆動しているが、駆動させなくてもよい。
また、現像剤収容部31に収容されている現像剤として、一成分磁性トナーなどの一成分の現像剤を例示しているが、トナーとキャリアを混合してなる二成分の現像剤であっても、本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、本発明の画像形成装置の一実施形態として複合機を例示しているが、これは一例に過ぎず、コピー機、プリンター、ファクシミリ装置等であってもよい。
また、図1乃至図7を用いて説明した上記実施形態の構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明を当該構成に限定する趣旨ではない。
4 感光体ドラム(像担持体)
5 中間転写ベルト(転写部)
6 2次転写ローラー(転写部)
10 画像形成装置
11 画像読取部
12 画像形成部
22 現像装置
27 現像ローラー
31 現像剤収容部
31A 供給搬送路
31B 還流搬送路
32 スパイラルフィーダー(攪拌部材)
41 表示部
42 操作部
43 温度検出部
44 記憶部
45 制御ユニット
46 制御部
47 駆動部
48 冷却部
49A 第1表面温度センサー(表面温度検出部)
49B 第2表面温度センサー(表面温度検出部)

Claims (7)

  1. 像担持体に形成された静電潜像に現像剤を付与して、前記静電潜像を可視像に現像する現像ローラーと、
    前記現像剤を前記現像ローラーに沿って搬送しつつ撹拌する撹拌部材を有し、前記現像剤を前記現像ローラーに供給する現像剤収容部と、
    前記現像ローラー表面の現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、
    前記現像剤の冷却モードを設定し、前記現像ローラーの回転速度を、前記冷却モード以外の動作時よりも小さい予め定められた設定回転速度で、該現像ローラーを逆方向及び順方向に繰り返し切替えて回転させる制御部と、を備える現像装置。
  2. 前記制御部は、前記現像剤の冷却モードを設定したときに、前記撹拌部材の前記現像剤を搬送しつつ撹拌させる動作速度を、前記冷却モード以外の動作時よりも大きい予め定められた設定動作速度に上昇させる請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤の温度又は該現像剤の周辺の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記制御部は、前記温度検出部により検出された温度が予め設定された閾値温度以上になった場合に、前記現像剤の冷却モードを設定する請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像ローラー表面に沿って冷却風を流すファンを備える請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の現像装置。
  5. 前記制御部は、前記現像剤の冷却モードを設定したときに、前記像担持体の温度が前記現像ローラーの温度よりも低くなる予め設定された条件が満たされたか否かを判定し、前記条件が満たされたと判定した場合に、前記層厚規制部材に対峙する前記現像ローラーの部位が前記像担持体に対向するまで該現像ローラーを逆回転させる請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の現像装置。
  6. 前記像担持体の温度及び前記現像ローラーの温度を検出するそれぞれの表面温度検出部を、更に備え、
    前記制御部は、前記現像剤の冷却モードを設定したときに、前記各表面温度検出部により検出された前記像担持体の温度及び前記現像ローラーの温度を比較し、前記像担持体の温度が前記現像ローラーの温度よりも低い場合に、前記層厚規制部材に対峙する前記現像ローラーの部位が前記像担持体に対向するまで該現像ローラーを逆回転させる請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の現像装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の現像装置と、
    前記現像装置の現像ローラーからの現像剤の付与により形成された前記像担持体の可視像を記録紙に転写する転写部と、を備える画像形成装置。
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