JP2021071199A - 木材組立構造体 - Google Patents

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拓也 大庭
Takuya Oba
拓也 大庭
恵多 高橋
Keita Takahashi
恵多 高橋
真佑美 松丸
Mayumi Matsumaru
真佑美 松丸
大和田 卓
Taku Owada
卓 大和田
歩 中川
Ayumi Nakagawa
歩 中川
丈晃 横井
Takeaki Yokoi
丈晃 横井
勝英 村上
Katsuhide Murakami
勝英 村上
佳賢 江坂
Yoshimasa Esaka
佳賢 江坂
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樹 石崎
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雅人 伊藤
英之 石澤
Hideyuki Ishizawa
英之 石澤
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Abstract

【課題】木材に特別な加工をする必要がなく、誰にでも組立てることができ、複数種類の木材組立構造体を構成することができる木材組立構造体を提供する。【解決手段】木材2と接合金具3とを構成部材とし、木材2に穴開等の加工を施すことなく、木材2,2同士を接合金具3によって連結することによって、木材組立構造体は組立て、構成される。木材組立構造体は、接合金具3を取外し、木材2,2同士の連結を解除することによって、分解できる。さらに、木材組立構造体は、木材2を組み替えることによって、再度、別種の木材組立構造体を組立て、構成できる。木材2は、一般流通木材であることが好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、木材に穴開・切削加工等を施さずとも、接合金具によって容易に組み合わせ、構成することができる家具、簡易家屋等の木材組立構造体に関するものである。
従来、木材を接合金具によって連結し、組立及び分解が容易に構成される、簡易な木材組立構造体が知られている(特許文献1、2及び3を参照)。
これら木材組立構造体では、所定寸法の木材に穴開加工等を施し、接合金具により連結することによって、簡易家屋等の木材組立構造体を組立て、構成していた。又、木材組立構造体を使用しなくなった場合には、接合金具による連結を解除することによって、構成した木材組立構造体を分解し、各構成部材に分離していた。
特開2013−019208号公報 特開平08−082007号公報 特開平07−293011号公報
しかし、従来の木材組立構造体では、所定寸法の木材を使用し、又、それら木材に穴開加工等を施した上で、接合金具によって連結し、簡易家屋等の木材組立構造体を構成していたから、現地で木材を加工する必要があり、誰にでも組立てができるというものではなかった。
又、所定寸法の木材を使用するから、ベンチ等の家具を構成する場合、パーゴラ等の簡易家屋を構成する場合には、各々別の木材、接合金具を使用する必要があり、複数種類の構成部材を用意する必要があった。
さらに、木材組立構造体を組立て、構成し、使用後に分解して、各構成部材に分離することができるとしても、それら各構成部材によって、再度、木材組立構造体を構成するものではなく、又、別種の木材組立構造体を構成することはできなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みて為されたものであって、現地で木材に特別な加工をする必要がなく、誰にでも組立てることができ、同一種類の構成部材によって、複数種類の木材組立構造体を構成することができ、しかも、再度、木材組立構造体を構成することができると共に、別種の木材組立構造体を構成することもできる、汎用性の高い木材組立構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の木材組立構造体は、木材と接合金具とを構成部材とし、前記木材に穴開等の加工を施すことなく、前記木材同士を前記接合金具によって連結することによって組立て、構成されることを特徴とする。
又、前記木材組立構造体は、前記接合金具を取外し、前記木材同士の連結を解除することによって、分解できるものであることを特徴とする。
さらに、前記木材組立構造体は、前記木材同士の連結を解除し、分解した後、前記木材を組み替えることによって、再度、別種の木材組立構造体を組立て、構成できることを特徴とする。
ここで、前記木材は、一般流通木材であることが好ましい。
本発明の木材組立構造体によれば、木材に穴開・切削加工等の特別な加工を施す必要はなく、接合金具によって容易に連結し、木材組立構造体を構成することができるから、誰にでも容易に組立てができる。
又、通常一般に使用されている木材を使用し、汎用性の高い接合金具を使用するから、家具を構成する場合、簡易家屋を構成する場合にも、複数種類の構成部材を用意する必要はない。
さらに、木材組立構造体を組立て、構成し、使用後に分解して、各構成部材に分離した後に、それら各構成部材によって、再度、木材組立構造体を構成することができ、又、別種の木材組立構造体を構成することもできる。
本発明の木材組立構造体の構成部材として使用する木材の利用サイクルを示す説明図である。 本発明の木材組立構造体の構成方法を示す説明図である。 本発明の木材組立構造体の利用方法の一実施例を示す説明図である。 本発明の木材組立構造体の利用方法の他実施例を示す説明図である。 本発明の木材組立構造体の実施形態を示す説明図である。 本発明の木材組立構造体の実施形態を示す説明図である。 接合金具による木材の接合方法の一実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具にワイヤーを装着する方法を示す説明図である。 接合金具にワイヤーを装着する方法を示す説明図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 接合金具による木材の接合方法の他実施例を示す斜視図である。 ドームを構成する三角ユニットの連結状態を示す説明図である。 本発明の木材組立構造体としてのドームの外観図である。
本発明の木材組立構造体について、以下、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の木材組立構造体1は、木材2と、接合金具3とを構成部材とし、それらを連結することによって構成される。
先ず、木材については、現在、戦後に造林された人工林が資源として利用可能な時期を迎えており、木材の適切な利用促進が国策となっているので、木材組立構造体1は、これに合致している。
そして、図1に示すように、木材を利用する他、伐採、使用、植林、育成、伐採という循環利用によって、水源の保持、災害の防止、環境の保全等、森林の働きを維持することが可能となる。
本発明の木材組立構造体1において、構成部材としての木材2は、材木屋、ホームセンター等、何処でも容易に入手できる、一般流通木材を想定している。ここで、一般流通木材とは、JAS規格等で規定された幅、厚さ、長さとされた角材等の木材である。
よって、本発明の木材組立構造体1を構成しようとする者は、図2に示すように、ホームセンター等で入手できる木材2を適宜種類、適宜本数だけ購入し、人手で又は自動車等で現地まで運搬する。
又、別途、接合金具3を適宜種類、適宜個数だけ用意し、同様に、人手で又は自動車等で現地まで運搬する。
ここで、接合金具3は、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等の金属材料から成形されるのが一般的ではあるが、特に強度上の問題がない場合には、プラスチック、繊維強化プラスチック等の非金属材料から成形されてもよい。
本発明の木材組立構造体1は、木材2と接合金具3とを構成部材とする、極めて簡単な構成であるから、図2に示すように、通常一般の作業者が2名又は数名で、木材2を接合金具3によって連結していくことによって、短時間かつ容易に、ベンチ11を組立て、構成することができる。
尚、木材2の長さについては、木材組立構造体1を組立て、構成する現地において、ノコギリ等で切断することによって、容易に適宜長さのものとすることができる。
又、図2に示すように、接合金具3を取外し、木材2の連結を解除すれば、ベンチ11を分解することができる。そして、ベンチ11に使用した木材2を組み替えると共に、適宜木材2を補充することによって、図2に示すように、簡易店舗12を組立て、構成することができる。
尚、簡易店舗12における屋根、側壁等を形成するため、薄肉かつ軽量な布、ビニールシート等のシート材4を使用するのが好ましい。
このように、本発明の木材組立構造体1によれば、図3に示すように、屋外に設置するエクステリアとして、通常時には、ベンチ11、プランター13を構成しておき、祭事時には、それらを分解して、櫓14を構成することができる。
一方、本発明の木材組立構造体1によれば、図4に示すように、屋内に設置するインテリアとして、通常時には、簡易店舗12を構成しておき、催事時には、それを分解して、カウンター15、ミニ舞台16を構成することができる。
勿論、木材組立構造体1としては、図3及び図4に示す形態のものに限定されず、図5に示すように、テーブル・ベンチセット17、ツリーサークル装置18、ミニ舞台16、DJブース19、マーケット施設20、シェルフ12、ベンチ11等、又、図6に示すように、アスレチック装置21、オフィス22、コミュニケーションボード23、プランター13、カフェ24、ショップ15、櫓14等、適宜形態の木材組立構造体1を構成することができる。
本発明の木材組立構造体1において、構成部材としての接合金具3は、木材2に穴開等の加工を施すことなく、木材2同士を連結できるものである必要がある。
例えば、図7に示すように、屈曲本体311と押当部材312,313とから成る接合金具31を使用してもよい。これによれば、ボルト5、ナット6によって屈曲本体311と押当部材312,313とを締結することによって、木材2,2の外周面を包囲し、木材2,2に穴開加工等を施すことなく、交差状に木材2,2を連結することができる。
又、図8に示すように、屈曲棒体321と押当部材322,323とから成る接合金具32を使用してもよい。これによれば、ナット6によって屈曲棒体321と押当部材322,323とを締結することによって、木材2,2の外周面を包囲し、木材2,2に穴開加工等を施すことなく、交差状に木材2,2を連結することができる。
又、図9に示すように、連結棒体331,332,・・・と押当部材333,334,335,336とから成る接合金具33を使用してもよい。これによれば、ナット6によって連結棒体331,332,・・・と押当部材333,334,335,336とを締結することによって、木材2,2の外周面を包囲し、木材2,2に穴開加工等を施すことなく、交差状に木材2,2を連結することができる。
又、図10に示すように、連結枠体341と押当板材342,343とから成る接合金具34を使用してもよい。これによれば、ボルト5によって連結枠体341と押当板材332,333とを締結することによって、木材2,2の外周面を包囲し、木材2,2に穴開加工等を施すことなく、交差状に木材2,2を連結することができる。
ここで、連結枠体341の板状部341Aの両側面の四隅部から外方に棒状部341Bを突設してあり、棒状部341Bの先端部にはネジ孔を形成してある。
よって、押当板材342,343の挿通孔を通過させ、ボルト5のネジ部をこのネジ孔に螺合させて、締め付ければ、木材2,2の外周面を包囲し、押圧して、接合することができる。
又、連結枠体341の板状部341Aの両側面の内側部には、微小な凹凸を有する梨地部341aを形成してあると共に、押当板材342,343の内側面の内側部にも、微小な凹凸を有する梨地部342a,343aを形成してある。
これによって、接合金具34によって木材2,2の外周面を包囲した際、木材2,2の外周面に梨地部341a,342a,343aが若干食い込むから、木材2,2を移動させることなく、確実に連結することができる。
尚、接合金具34を使用した場合には、木材2,2を交差状に連結することができるのみならず、並行状に連結することもできる。
尚、接合金具3は、上記実施形態のものに限られず、木材2,2を締め付けることによって連結できるものであれば、他の形態であってもよい。
又、接合金具3の材料も、金属材料に限ることはなく、強度が十分に確保できるものであれば、各種エンジニアリングプラスチック、繊維強化プラスチック等を採用することもできる。
さらに、図11に示すように、2個のコ型枠体351,351をその底面板352,352において溶接、リベット等によって連結して成る接合金具35を使用してもよい。
コ型枠体351は、底面板352と対向する2片の側面板353,353とから構成され、側面板353,353の先端部には挿通孔353a,353aを穿設してあり、側面板353,353の内面には鋸状溝部353b,353bを形成してある。
よって、コ型枠体351内に木材2を挿入させ、底面板352の内面に木材2の側面を当接し、挿通孔353aに挿通した連結棒体354をボルト5によって連結すれば、木材2をコ型枠体351によって保持することができる。
同様に、他方のコ型枠体351内にも木材2を保持させれば、木材2,2に穴開加工等を施すことなく、交差状又は並行状に木材2,2を連結することができる。
ここで、側面板353,353の内面には鋸状溝部353b,353bを形成してあるから、鋸状溝部353b,353bの先端が木材2の上面及び下面に食い込み、木材2をガタ付くことなく確実に保持することができる。
コ型枠体351の側面板353,353の内面に鋸状溝部353b,353bを形成する代わりに、図12に示すように、周辺部に針状突起355aを形成した噛着部材355を側面板353,353の内面にリベット等によって固着するようにしてもよい。
この場合にも、針状突起355a,355aの先端が木材2の上面及び下面に食い込むから、木材2をガタ付くことなく確実に保持することができる。
断面積が比較的に大きい木材2を保持、連結する場合には、図13に示すように、底面板362、側面板363,363の面積が大きいと共に、側面板363,363の先端部に複数の挿通孔363a,363aを穿設したコ型枠体361を採用し、このコ型枠体361を連結した成る接合金具36を使用するのが好ましい。
この接合金具36によれば、木材2の側面に当接する面積が大きくなると共に、2本の連結棒体364によって連結することになるから、木材2をより確実に保持することができる。
木材組立構造体1を構成する際には、各構成要素の木材2,2間をワイヤーで連結し、十分な張力を付与することによって、木材組立構造体1が容易に倒壊し、分離しないようにすることが好ましい。
又、木材組立構造体1において、屋根、側壁等を形成するために、ビニールシート等のシート材4を使用するが、シート材4の一端部にワイヤーを連結して、張力を付勢しつつ設置するのが好ましい。
このようなワイヤーを使用する場合、木材2には穴開加工等をすることなく、接合金具3に連結することによって、所期の目的を達成することができる。
接合金具3にワイヤー7を連結する形態としては、図14に示すように、接合金具37のコ型枠体371の側面板373にネジ孔373aを形成し、このネジ孔373aにリング状金具8の雄ネジ部8bを螺合し、リング部8aにワイヤー7の一端部をフック7a等によって係止するものを採用してもよい。
又、図15に示すように、接合金具37のコ型枠体371の側面板373にL型を呈する、取付孔9aを穿設した係止片9を溶接、リベット等によって固着し、この取付孔9aにワイヤー7の一端部をフック7a等によって係止する形態のものを採用してもよい。
さらに、図16に示すように、底面板382,382同士をピン384により連結することによって、2個のコ型枠体381,381を回動自在に連結して成る接合金具38を構成してもよい。
この接合金具38によれば、木材2,2を交差状、並行状に連結するだけでなく、所定角度をもって傾斜状に連結することもできる。
さらに、図17に示すように、コ型枠体391と、締付枠体395と、操作板体396と、から構成した接合金具39を使用してもよい。
コ型枠体391の一方の側面板393の先端部には、篏合溝部393aを形成し、他方の側面版394の先端部には、円筒状を呈する嵌入筒部394a,394aを上下端部に固着してある。
前記操作板体396は、平坦板部に接続した基端部を、断面が略楕円形状を呈する基端筒部396aに形成してあり、この基端筒部396aは、上下の前記嵌入筒部394a,394aの間に軸支し、配置されて、回動自在となっている。
又、平坦板部に接続した先端部には、係止杆部396bを内側に突出させ、固着してある。
前記締付枠体395は、円筒棒を環状体に成形したものであって、水平杆部395a,395aの先端部に接続して先端杆部395bを形成し、水平杆部395a,395aの基端部に接続して基端杆部395c,395cを形成してある。
そして、基端杆部395c,395cは、前記基端筒部396aの突出部に軸支し、回動自在となっている。
この接合金具39によれば、先ず、コ型枠体391内に木材2を挿入させ、底面板392の内面に木材2の側面を当接させ、締付枠体395の先端杆部395bを側面板393の篏合溝部393aに篏合させる。
次に、操作板体396を回動させ、その係止杆部396bを底面板392の外面に係止させれば、その基端筒部396aが90°回動し、締付枠体395の基端杆部395c,395cも回動して、その先端杆部395bが嵌入筒部394a,394a方向に若干ながら移動するから、木材2をコ型枠体391によって締付け、保持することができる。
本発明の木材組立構造体1の特殊な形態として、図20に示すような、ドーム101を構成することもできる。
ドーム101は、図19に示すように、3本の木材2,2,2を接合金具3,3,3によって三角形状に連結して三角ユニット102を構成し、この三角ユニット102を構成単位として複数組み合わせることによって構成することができる。
先ず、最下段の三角ユニット102Aの直立状木材2aの中間部に、隣接する最下段の三角ユニット102Bの傾斜状木材2bの先端部を接合金具3によって連結する。次に、隣接する最下段の三角ユニット102Cの直立状木材2aの中間部に、最下段の三角ユニット102Aの傾斜状木材2bの先端部を接合金具3によって連結する。
このように最下段の三角ユニット102A,B,C同士を順次連結していけば、ドーム101の最下段が構成される。
一方、最下段の三角ユニット102Aの傾斜状木材2cの中間部に、隣接する二段目の三角ユニット102Dの直立状木材2aの先端部を接合金具3によって連結する。又、最下段の三角ユニット102Cの傾斜状木材2cの先端部に、隣接する二段目の三角ユニット102Dの傾斜状木材2bの中間部を接合金具3によって連結する。
次に、最下段の三角ユニット102Bの傾斜状木材2cの中間部に、隣接する二段目の三角ユニット102Eの直立状木材2aの先端部を接合金具3によって連結する。又、最下段の三角ユニット102Aの傾斜状木材2cの先端部に、隣接する二段目の三角ユニット102Eの傾斜状木材2bの中間部を接合金具3によって連結する。
さらに、二段目の三角ユニット102Dの直立状木材2aの中間部に、二段目の三角ユニット102Eの傾斜状木材2bの先端部を接合金具3によって連結する。
このように最下段の三角ユニット102A,B,Cと二段目の三角ユニット102D,Eを順次連結していけば、ドーム101の二段目が構成される。
以下、同様に、隣接する三角ユニット102を順次縦横方向に連結していけば、図20に示すような、ドーム101を構成することができる。
尚、半球状を呈するドーム101を構成するためには、三角ユニット102の構成部材である3本の木材2,2,2は若干ながら湾曲させる必要がある。
さらに、三角ユニット102のみでドーム101を構成することが困難な場合、ドーム101の強度を高める必要がある場合等において、三角ユニット102以外に適宜杆状の木材2を使用して連結することもある。
又、三角ユニット102の外面に透明又は半透明の膜体103を張設すれば、単なるオブジェとして鑑賞するのみならず、ドーム101内部に人が入場することができて、風雨を凌ぐことができると共に、内部でイベント等を開催することもできる。
ここで、透明の膜体103を張設した部分は、窓としての機能を有する。又、透明又は半透明の膜体103を適宜張設することによって、ドーム101に意匠的に優れた景観を与えることができる。
以上のように、本発明の木材組立構造体1は、木材2に穴開等の加工を施すことなく、接合金具3によって木材2,2同士を連結していくことによって、組立て、構成することができるから、通常一般の作業者が2名又は数名で、短時間かつ容易に、木材組立構造体1を組立て、構成することができる。
又、本発明の木材組立構造体1は、通常一般に使用されている木材2を使用し、汎用性の高い接合金具3を使用するものであるから、家具を構成する場合、簡易家屋を構成する場合にも、複数種類の構成部材を用意する必要はない。
さらに、本発明の木材組立構造体1は、適宜形態の木材組立構造体を組立て、構成し、使用後に分解して、各構成部材に分離した後に、それら各構成部材によって、再度、同種の木材組立構造体を構成することができ、又、別種の木材組立構造体を構成することもできるから、非常に実用性、便宜性の高いものである。
1 木材組立構造体
2 木材
3 接合金具

Claims (4)

  1. 木材と接合金具とを構成部材とし、前記木材に穴開等の加工を施すことなく、前記木材同士を前記接合金具によって連結することによって組立て、構成されることを特徴とする木材組立構造体。
  2. 前記木材組立構造体は、前記接合金具を取外し、前記木材同士の連結を解除することによって、分解できるものであることを特徴とする請求項1に記載の木材組立構造体。
  3. 前記木材組立構造体は、前記木材同士の連結を解除し、分解した後、前記木材を組み替えることによって、再度、別種の木材組立構造体を組立て、構成できることを特徴とする請求項1又は2に記載の木材組立構造体。
  4. 前記木材は、一般流通木材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1に記載の木材組立構造体。
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