JP2021071129A - シートおよびバルブ - Google Patents

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中田 知宏
Tomohiro Nakada
知宏 中田
中村 伸夫
Nobuo Nakamura
伸夫 中村
朋貴 中田
Tomoki Nakada
朋貴 中田
篠原 努
Tsutomu Shinohara
努 篠原
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Abstract

【課題】大きな押圧力を要することなく弁閉可能なシートおよびバルブを提供する。【解決手段】弁室11a、流入路11b、および流出路11cが形成されたボディ11と、ボディ11に保持された環状のシート20と、シート20に当接および離間することで流入路11bおよび流出路11cを開閉するダイヤフラム13とを備える。シート20は、金属材料からなり、環状をなす内層部材21と、エラストマからなり、環状をなし、内層部材21の周囲全体を覆う外層部材22とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、半導体製造装置等に用いるシートおよびバルブに関する。
ボディ、メタルダイヤフラム、弁座、および駆動手段を有し、ボディに設けた弁座にメタルダイヤフラムを当接および離間させて弁開閉を行うバルブが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−090386号公報
しかし、上記のバルブでは、弁座がすべて金属材料により構成されているため、ダイヤフラムを弁座に当接させて、弁閉を行うためには大きな推力が必要である。そのため、駆動手段の大型化を招いていた。
そこで本開示は、大きな推力を要することなく弁閉可能なシートおよびバルブを提供することを目的の一つとする。
上記目的を解決するために、本開示の一態様であるシートは、バルブのボディに保持される環状のシートであって、金属材料からなり、環状をなす内層部材と、エラストマからなり、環状をなし、前記内層部材の周囲全体を覆う外層部材と、を備える。
前記内層部材は、コイルスプリングであってもよい。
前記内層部材は、金属板であってもよい。
前記外層部材は、フッ素ゴムにより構成されていてもよい。
本開示の一態様であるバルブは、弁室および流体通路が形成されたボディと、前記ボディに保持された環状のシートと、前記シートに当接および離間することで前記流体通路を開閉するダイヤフラムと、を備え、前記シートは、金属材料からなり、環状をなす内層部材と、エラストマからなり、環状をなし、前記内層部材の周囲全体を覆う外層部材と、を備える。
前記内層部材は、コイルスプリングであってもよい。
前記内層部材は、金属板であってもよい。
前記外層部材は、フッ素ゴムにより構成されていてもよい。
前記ダイヤフラムの前記シート側の面には、炭素膜またはフッ素樹脂膜からなる薄膜層が形成されていてもよい。
本開示によれば、大きな押圧力を要することなく弁閉可能なバルブを提供することができる。
実施形態に係る開状態にあるバルブの部分断面図である。 バルブのシート近傍の拡大断面図である。 シートの一部の断面図である。 変形例に係るシートの一部の断面図である。
本開示の一実施形態に係るシート20およびバルブ1について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る開状態にあるバルブ1の部分断面図である。
図2は、バルブ1のシート20近傍の拡大断面図である。
図1に示すように、バルブ1は、弁部10と、アクチュエータ2と、を備える。なお、以下の説明において、バルブ1の、アクチュエータ2側を上側、弁部10側を下側として説明する。なお、本実施形態に係るバルブ1は、通常状態(駆動流体が供給されていない状態)では閉状態である。
弁部10は、ボディ11と、弁座であるシート20と、ボンネット12と、ダイヤフラム13と、押えアダプタ14と、ダイヤフラム押え15と、ホルダ16と、圧縮コイルスプリング17と、を備える。
図1、2に示すように、ボディ11には、弁室11aと、流入路11b、流出路11c、および環状溝11dが形成されている。流入路11bおよび流出路11cは、弁室11aに連通している。ボディ11は、弁室11aへ突出する環状部11Eを有する。環状部11Eはその先端部に、弁室11aに向かって突出する内側環状部11Fと、内側環状部11Fの外周に位置し弁室11aに向かって突出する外側環状部11Gとを有する。環状溝11dは、内側環状部11Fと外側環状部11Gとにより画成され、弁室11aに向かって開口している。流入路11bおよび流出路11cは流体通路に相当する。
シート20は、環状をなし、環状溝11dに配置され、環状部11Eに保持されている。内側環状部11Fおよび外側環状部11Gは、シート20側へ加締められており、これにより、シート20はボディ11に保持される。シート20の構成については後述する。
図1に示すように、ボンネット12は、有蓋の略円筒状をなし、その下端部をボディ11に螺合させることにより、弁室11aを覆うようにボディ11に固定されている。
ダイヤフラム13は、ボンネット12の下端に配置された押えアダプタ14とボディ11の弁室11aを形成する底面とにより、その外周縁部が挟圧され保持されている。ダイヤフラム13は、金属製からなり、例えば、ニッケルコバルト合金、ステンレス鋼等により構成されている。ダイヤフラム13がシート20に対し離間および当接(圧接)することによって、流体通路の開閉が行われる。
図2に示すように、ダイヤフラム13のシート20側の接液面13Aには、薄膜層13Bが形成されている。薄膜層13Bは、例えば、炭素膜またはフッ素樹脂膜である。炭素膜は、例えば、DLC(Diamond like Carbon)膜であり、フッ素樹脂膜は、例えば、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)や四フッ化エチレン六フッ化プロピレン共重合体(FEP)やテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)である。
図1、2に示すように、ダイヤフラム押え15は、ダイヤフラム13の上側に設けられ、ダイヤフラム13の中央部を押圧可能に構成されている。ダイヤフラム押さえ15は、ホルダ16に嵌合されている。ダイヤフラム押え15の下面は、球面状をなしている。
ホルダ16は、略円柱状をなし、ボンネット12内に上下移動可能に配置されている。アクチュエータ2の図示せぬステムは、ホルダ16の上部に対し螺合されている。
圧縮コイルスプリング17は、ボンネット12内に設けられ、ホルダ16を常に下側に付勢している。バルブ1は、圧縮コイルスプリング17によって、通常時(アクチュエータ2の非作動時)は閉状態に保たれる。
アクチュエータ2は、例えば、エア駆動式であり、全体で略円柱形状をなしている。駆動流体によって、図示せぬステム、ホルダ16、およびダイヤフラム押え15がダイヤフラム13から離間する側へ移動し、ダイヤフラム13がシート20から離間して、流入路11bと流出路11cとが連通し、バルブ1は開状態となる。
次に、シート20について図2、3を参照して説明する。
図3は、シート20の一部の断面図である。
シート20は、内層部材21と、外層部材22とを備える。内層部材21は、例えばステンレス鋼等の金属材料からなり、本実施形態ではコイルスプリングである。外層部材22は、エラストマ(例えば、フッ素ゴム(例えば、パーフルオロエラストマー(FFKM)))からなり、内層部材21の周囲全体を覆っており、環状をなしている。FFKMとしては、例えば、カルレッツ(登録商標)、バイトン(登録商標)が挙げられる。バルブ1が閉状態のときに、ダイヤフラム13はシート20の外層部材22の上面に当接する。
以上説明した本実施形態のバルブ1のシート20は、金属材料からなり、環状をなす内層部材21と、 エラストマからなり、環状をなし、内層部材21の周囲全体を覆う外層部材22とを備える。かかる構成によれば、外層部材22がダイヤフラム13により押されて潰れたとしても、金属材料からなる内層部材21の弾性力によって、外層部材22を元の状態に戻すことができる。よって、高温でも使用可能なシート20およびバルブ1を提供することができる。また、外層部材22がエラストマから構成されているため、ダイヤフラム13に対する大きな推力を要することなく弁閉可能なバルブを提供することができる。
内層部材21は、コイルスプリングであり、優れた弾性力を有するため、外層部材22を確実に元の形状に戻すことができる。
外層部材22は、フッ素ゴムにより構成され、ダイヤフラム13のシート20側の接液面13Aには、炭素膜またはフッ素樹脂膜からなる薄膜層13Bが形成されている。これにより、高温でも使用可能なシート20およびバルブ1を提供することができ、外層部材22のダイヤフラム13への転写を抑制することができる。
なお、本開示は、上述した実施例に限定されない。当業者であれば、本開示の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
例えば、図4(a)のシート120に示すように、内層部材121は、主面がシート120の軸方向に直交する方向に平行な環状の金属板であってもよい。図4(b)のシート220に示すように、内層部材221は、主面がシート220の軸方向に平行な環状の金属板であってもよい。このように、内層部材121、221は、金属板であり、優れた弾性力を有するため、外層部材22を確実に元の形状に戻すことができる。内層部材121、221は、波板状であってもよい。内層部材221は、主面がシート220の軸方向に平行であったが、主面が当該軸方向に対して傾斜していてもよい。
図4(c)のシート320に示すように、内層部材321は中空の環状パイプであってもよい。図4(d)のシート420に示すように、内層部材421は中実の環状部材であってもよい。
内層部材21、121、221、321、421は環状をなし、シート20、120、220、320、420の円周方向の全体に設けられていたが、外層部材22を元の形状に戻す弾性力を発生できるのであれば、円周方向に沿って部分的に設けられていてもよい。軸方向がシート20の軸方向と平行なコイルスプリングを円周方向に沿って複数設けてもよい。
1:バルブ
11:ボディ
11a:弁室
11b:流入路
11c:流出路
13:ダイヤフラム
20、120、220、320、430:シート
21、121、221、321、431:内層部材
22:外層部材

Claims (9)

  1. バルブのボディに保持される環状のシートであって、
    金属材料からなり、環状をなす内層部材と、
    エラストマからなり、環状をなし、前記内層部材の周囲全体を覆う外層部材と、を備えるシート。
  2. 前記内層部材は、コイルスプリングである、請求項1に記載のシート。
  3. 前記内層部材は、金属板である、請求項1に記載のシート。
  4. 前記外層部材は、フッ素ゴムにより構成されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載シート。
  5. 弁室および流体通路が形成されたボディと、
    前記ボディに保持された環状のシートと、
    前記シートに当接および離間することで前記流体通路を開閉するダイヤフラムと、を備え、
    前記シートは、
    金属材料からなり、環状をなす内層部材と、
    エラストマからなり、環状をなし、前記内層部材の周囲全体を覆う外層部材と、を備えるバルブ。
  6. 前記内層部材は、コイルスプリングである、請求項5に記載のシート。
  7. 前記内層部材は、金属板である、請求項5に記載のシート。
  8. 前記外層部材は、フッ素ゴムにより構成されている、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載シート。
  9. 前記ダイヤフラムの前記シート側の面には、炭素膜またはフッ素樹脂膜からなる薄膜層が形成されている、請求項5から請求項8のいずれか一項に記載のバルブ。

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