JP2021070104A - 研削装置 - Google Patents
研削装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021070104A JP2021070104A JP2019198451A JP2019198451A JP2021070104A JP 2021070104 A JP2021070104 A JP 2021070104A JP 2019198451 A JP2019198451 A JP 2019198451A JP 2019198451 A JP2019198451 A JP 2019198451A JP 2021070104 A JP2021070104 A JP 2021070104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contactor
- camshaft
- heat flow
- flow sensor
- grindstone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
【課題】工作物を支持するレスト装置の状態を検出することにより、工作物に接する接触子の摩耗等の異常発生を検知することが可能な研削装置を提供する。【解決手段】工作物としてのカムシャフト8を回転させながら砥石2によって研削する研削装置100は、砥石2による研削時にカムシャフト8の撓みを抑制するようにカムシャフト8を支持するレスト装置6と、レスト装置6を制御する制御部7とを備える。レスト装置6は、カムシャフト8に接する接触面617aを有する第1の接触子617と、第1の接触子617が取り付けられた第1の作動部材616と、第1の作動部材616を動作させる第1のサーボモータ612と、第1の接触子617とカムシャフト8との摺動により発生する熱を検出する熱流センサ64とを有する。制御部7は熱流センサ64の検出値に基づいて異常発生を検知する。【選択図】図2
Description
本発明は、研削装置に関する。
従来、軸状の工作物を回転させながら研削する研削装置では、研削時における工作物の撓みを抑制するため、工作物をレスト装置によって支持している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のレスト装置は、油圧シリンダに供給される作動油によって進退移動するピストンロッドと、ピストンロッドの先端に連結固定された取付部材と、取付部材に対して上下方向に位置調整可能に固定された調整台と、調整台に交換可能に固定されたシューとを有している。シューは、ピストンロッドの前進移動によって工作物における砥石とは反対側の面に押し付けられ、これにより研削加工時における工作物の撓みが抑制される。
シューは、工作物との摺動によって摩耗するので、例えば定期的に、もしくは研削加工の回数に応じて交換する必要がある。しかし、シューの摩耗の進行は、例えば工作物の熱処理状態などの様々な条件によって変動するので、必ずしも適切な時期にシューが交換されないおそれがある。すなわち、シューの交換サイクルが必要以上に早ければ、シューの交換回数が多くなってシューの交換のための加工停止時間が長くなり、交換作業や交換部品のためのコストも嵩んでしまう。一方、シューの交換が遅く、過度に摩耗した異常状態で研削加工を続ければ、工作物の加工精度に影響を及ぼすおそれがある。
そこで、本発明は、レスト装置の状態を検出することにより、シューの摩耗等の異常発生を検知することが可能な研削装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、工作物を回転させながら砥石によって研削する研削装置であって、前記砥石による研削時に前記工作物の撓みを抑制するように前記工作物を支持するレスト装置と、前記レスト装置を制御する制御部とを備え、前記レスト装置は、前記工作物に接する接触面を有する接触子と、前記接触子が取り付けられた作動部材と、前記作動部材を動作させるアクチュエータと、前記接触子と前記工作物との摺動により発生する熱を検出するセンサとを有し、前記制御部は、前記センサの検出値に基づいて異常発生を検知する、研削装置を提供する。
本発明に係る研削装置によれば、レスト装置の状態を検出することにより、シューの摩耗等の異常発生を検知することが可能となる。
[実施の形態]
本実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
本実施の形態について、図1乃至図4を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する上での好適な具体例として示すものであり、技術的に好ましい種々の技術的事項を具体的に例示している部分もあるが、本発明の技術的範囲は、この具体的態様に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る研削装置を鉛直方向上方から見た構成例を示す概略構成図である。この研削装置100は、工作物をその中心軸線を中心として回転させながら、砥石2によって研削加工を行う。本実施の形態では、一例として、工作物が自動車のエンジンに用いられるカムシャフト8である場合について説明する。
図1に示すように、研削装置100は、土台となるベッド1と、カムシャフト8を研削する円盤状の砥石2と、砥石2を回転駆動する砥石用電動モータ3と、カムシャフト8に対して砥石2を相対移動させる移動力を発生するX軸モータ41及びY軸モータ51と、砥石2による研削時にカムシャフト8の撓みを抑制するようにカムシャフト8を支持するレスト装置6と、砥石用電動モータ3、X軸モータ41、Y軸モータ51、及びレスト装置6を制御する制御部7とを備えている。
ベッド1には、X軸方向に延びるX軸案内レール10a,10bが設けられ、X軸案内レール10a,10b上にはX軸テーブル40が設置されている。X軸テーブル40は、ベッド1上に設けられたX軸ボールねじ42によってX軸方向に移動され、X軸案内レール10a,10b上を摺動する。X軸ボールねじ42は、ベッド1に設置されたX軸モータ41によって駆動される。
砥石2は、円盤状に形成されており、砥石用電動モータ3の出力軸に取り付けられている。砥石用電動モータ3は、X軸テーブル40上に設置されたY軸テーブル20に取り付けられている。Y軸テーブル20は、X軸テーブル40においてY軸方向に延びたY軸案内レール40a,40b上に設置されている。また、Y軸テーブル20は、X軸テーブル40に設けられたY軸ボールねじ52によってY軸方向に移動され、Y軸案内レール40a,40b上を摺動する。Y軸ボールねじ52は、X軸テーブル40に配置されたY軸モータ51によって駆動される。
カムシャフト8は、その軸方向の両端がベッド1上に設置された主軸台11,12に支持されており、主軸台11,12に内蔵されたモータにより回転駆動される。カムシャフト8は、複数のジャーナル部81と、複数のジャーナル部81の間に設けられた複数のカム部82とを一体に有している。ジャーナル部81は、軸方向に対して垂直な断面の形状が円形状である。カム部82は、研削加工により所定のカムプロフィールに形成される。本実施の形態では、5つのジャーナル部81の間に4つのカム部82が形成される。レスト装置6は、5つのジャーナル部81のうち、カムシャフト8の軸方向中央部にあたる一つのジャーナル部81を支持している。
図2(a)は、カムシャフト8の回転軸線Oに沿って軸方向から見たレスト装置6の構成例をカムシャフト8及び砥石2の一部と共に示す模式図である。図2(b)は図2(a)の部分拡大図である。図2(a)では、砥石2及びカムシャフト8の回転方向を矢印で示している。以下の説明において、「上」「下」とは、鉛直方向の上下をいうものとする。
レスト装置6は、カムシャフト8の軸方向視において砥石2とは反対側に配置された第1のレスト機構部61と、第1のレスト機構部61よりも下方に配置された第2のレスト機構部62と、ベッド1に取り付けられた支持体63と、熱流センサ64とを有している。第1及び第2のレスト機構部61,62は、支持体63に支持されている。熱流センサ64は、本発明の「センサ」の一態様であり、本実施の形態では熱流センサ64が第1のレスト機構部61に取り付けられている。
第1のレスト機構部61は、支持体63に固定された第1のケース部材611と、第1のケース部材611内に配置された第1のサーボモータ612と、カップリング613を介して第1のサーボモータ612の出力軸612aに連結されたボールねじシャフト614と、ボールねじシャフト614の外周に配置されたボールねじナット615と、ボールねじシャフト614の回転によりボールねじナット615と共に進退移動する第1の作動部材616と、第1の作動部材616に取り付けられた第1の接触子(シュー)617とを有している。
第1のサーボモータ612は、第1の作動部材616を動作させるアクチュエータであり、制御部7から動力線71によって供給されるモータ電流によってトルクを発生し、ボールねじシャフト614を回転駆動する。制御部7は、カムシャフト8の撓みがない状態におけるジャーナル部81の外周面81aに第1の接触子617が接する位置を目標位置として第1のサーボモータ612を制御する。
ボールねじナット615は、第1のケース部材611に対して回り止めされており、第1の作動部材616は、ボールねじシャフト614の回転軸線に沿って直線移動可能に第1のケース部材611に支持されている。第1のサーボモータ612によってボールねじシャフト614が一方向に回転駆動されると、第1の作動部材616がカムシャフト8に向かって前進し、第1の接触子617がカムシャフト8の軸方向中央部にあたるジャーナル部81に当接する。また、ボールねじシャフト614が逆方向に回転駆動されると、第1の接触子617がカムシャフト8から離間する。
第2のレスト機構部62は、第1のケース部材611よりも下方で支持体63に固定された第2のケース部材621と、第2のケース部材621内に配置された第2のサーボモータ622と、カップリング623を介して第2のサーボモータ622の出力軸622aに連結されたボールねじシャフト624と、ボールねじシャフト624の外周に配置されたボールねじナット625と、ボールねじシャフト624の回転によりボールねじナット625と共に進退移動するロッド626と、ロッド626の進退移動に伴って、支持体63に設けられた支持軸631を中心として回動する第2の作動部材627と、第2の作動部材627に取り付けられた第2の接触子628とを有している。
第2のサーボモータ622は、第2の作動部材627を動作させるアクチュエータであり、制御部7から動力線72によって供給されるモータ電流によってトルクを発生し、ボールねじシャフト624を回転駆動する。制御部7は、カムシャフト8の撓みがない状態におけるジャーナル部81の外周面81aに第2の接触子628が接する位置を目標位置として第2のサーボモータ622を制御する。
ボールねじナット625は、第2のケース部材621に対して回り止めされており、ロッド626は、ボールねじシャフト624の回転軸線に沿って直線移動可能に第2のケース部材621に支持されている。ロッド626と第2の作動部材627とは、ピボット軸629によって回動可能に連結されている。第2のサーボモータ622によってボールねじシャフト624が一方向に回転駆動されると、ロッド626が第2のケース部材621から突出して第2の作動部材627が支持軸631を中心として回動し、第2の接触子628がカムシャフト8の軸方向中央部にあたるジャーナル部81に当接する。また、ボールねじシャフト624が逆方向に回転駆動されると、第2の接触子628がカムシャフト8から離間する。
第1及び第2の接触子617,628は、超硬性の材料からなり、例えばダイヤモンドの微粒子を焼結したダイヤモンド焼結体であるダイヤモンドコンパックスを第1及び第2の接触子617,628の材料として好適に用いることができる。第1の接触子617は、ジャーナル部81における砥石2側とは反対側の外周面81aに接する接触面617aを有している。第2の接触子628は、ジャーナル部81の下端部における外周面81aに接する接触面628aを有している。
図2(a)では、第1の接触子617及びその周辺部をカムシャフト8の回転軸線Oに対して垂直な断面で示しており、図2(b)では当該部分を拡大して示している。図3は、第1の作動部材616、熱流センサ64、及び第1の接触子617を示す分解斜視図である。
図2(b)に示すように、第1の接触子617には、一対のボルト挿通孔617b,617c、及び熱流センサ64を収容する収容凹部617dが形成されている。第1の接触子617は、一対のボルト挿通孔617b,617cにそれぞれ挿通される二本のボルト651,652によって、第1の作動部材616の先端部に交換可能に取り付けられている。第1の作動部材616の先端部には、二本のボルト651,652が螺合するねじ穴616a,616bが形成されている。
熱流センサ64は、フレキシブル基板を用いて形成された薄型平板状であり、第1の接触子617における収容凹部617dの底面617eと、第1の作動部材616の先端面616cとの間に介在して配置されている。また、熱流センサ64には、検出信号を制御部7に出力するための二本のリード線731,732が接続されている。
熱流センサ64は、第1の接触子617とカムシャフト8との摺動により発生する熱を検出し、検出結果としての検出信号を制御部7に出力する。ここで、第1の接触子617とカムシャフト8との摺動により発生する熱は、第1の接触子617の摩耗の進行に伴って増大する。つまり、第1の接触子617が摩耗していない新品の状態では、接触面617aが平面であり、接触面617aとジャーナル部81の外周面81aとが線接触するが、第1の接触子617がカムシャフト8のジャーナル部81との摺動により摩耗すると、接触面617aがジャーナル部81の外周面81aの曲率に応じた曲率で円弧状に窪み、第1の接触子617とジャーナル部81とが面接触するようになって接触面積が増大する。これにより、第1の接触子617と、カムシャフト8の被支持部であるジャーナル部81との間で発生する摩擦熱が増大する。
制御部7は、熱流センサ64の検出値に基づいて、第1の接触子617の摩耗が許容値を超えた異常状態であることを検知する。より具体的には、熱流センサ64の検出値が所定値を超えた場合に異常発生を検知する。この所定値は、例えば実験により定めることができる。また、制御部7は、第1の接触子617の交換直後の研削加工時における熱流センサ64の検出値との温度差が閾値以上となった場合に異常状態であることを検知するようにしてもよい。
そして、制御部7は、異常状態であることを検知したとき。工場の作業者等に異常発生を報知し、第1の接触子617の交換を促す。この異常発生の報知は、例えばランプの点灯により行ってもよいし、ブザーを鳴らすことに行ってもよく、あるいはディスプレーに表示するものであってもよい。この報知を受けた作業者は、ボルト651,652を取り外して第1の接触子617を新品に交換する。なお、この交換の際には、第2の接触子628も同様に摩耗している可能性が高いため、第2の接触子628も新品に交換することが望ましい。
図4(a)及び(b)は、熱流センサ64の原理を説明するための説明図であり、図4(a)は、熱流センサ64に熱流が通過する状態を示し、図4(b)は、熱流センサ64の構成例を示している。
図4(a)に示すように、熱流センサ64の厚みをd、熱流センサ64の測定面64aの温度をT1、測定面64aとは反対側の裏面64bの温度をT2、熱流センサ64の熱伝導率をλとすると、熱流センサ64を通過する熱流Qは、以下の式で求められる。
Q=(T1−T2)λ/d
つまり、熱流センサ64は、測定面64aと裏面64bとの間の温度差に起因して発生する電圧により、熱流センサ64を測定面64aから裏面64bに、すなわち第1の接触子617から第1の作動部材616に通過する熱流Qを検出する。測定面64aは、第1の接触子617における収容凹部617dの底面617eに接触し、裏面64bは、第1の作動部材616の先端面616cに接触している。なお、測定面64aと底面617eとの間、及び裏面64bと先端面616cとの間に放熱グリスを介在させてもよい。
Q=(T1−T2)λ/d
つまり、熱流センサ64は、測定面64aと裏面64bとの間の温度差に起因して発生する電圧により、熱流センサ64を測定面64aから裏面64bに、すなわち第1の接触子617から第1の作動部材616に通過する熱流Qを検出する。測定面64aは、第1の接触子617における収容凹部617dの底面617eに接触し、裏面64bは、第1の作動部材616の先端面616cに接触している。なお、測定面64aと底面617eとの間、及び裏面64bと先端面616cとの間に放熱グリスを介在させてもよい。
図4(b)に示すように、熱流センサ64では、複数の熱電対640が測定点Aと測定点Bとに多点で直列して接続され、これらの熱電対のうち一端にある熱電対と他端にある熱電対のそれぞれの接点が出力端子641,642に接続される。複数の熱電対640が直列して接続されていることにより、測定点Aと測定点Bとの間の温度差に起因した出力電圧が増幅される。これにより、熱流センサ64の感度が増大し、精度の高い検出が可能となる。
以上説明した本実施の形態によれば、熱流センサ64の検出値に基づいて制御部7が第1の接触子617の摩耗の進行を検知することができ、適切な時期に第1の接触子617を交換することができる。また、第1の接触子617の交換と同時に第2の接触子628を交換すれば、交換作業による加工停止時間を短縮することが可能となる。またさらに、熱流センサ64は、サーミスタ等の温度センサを用いた場合に比べて感度が高いため、検知精度を高めることができる。
(付記)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、これらの実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、第1のレスト機構部61に熱流センサ64を設けた場合について説明したが、これに限らず、第2のレスト機構部62に熱流センサ64を設けてもよい。すなわち、第2の接触子628と第2の作動部材627との間に介在して熱流センサ64を配置してもよい。またさらに、熱流センサ64を第1のレスト機構部61及び第2のレスト機構部62の双方に設けてもよい。あるいは、第2のレスト機構部62を省略してもよい。
また、上記の実施の形態では、工作物としてカムシャフト8を加工する場合について説明したが、これに限らず、例えばクランクシャフトを工作物としてもよく、自動車部品以外の工作物を本発明に係る研削装置によって研削加工することも可能である。
100…研削装置 2…砥石
6…レスト装置 612…第1のサーボモータ(アクチュエータ)
616…第1の作動部材 617…第1の接触子
617a…接触面 622…第2のサーボモータ(アクチュエータ)
627…第2の作動部材 628…第2の接触子
628a…接触面 64…熱流センサ
7…制御部 8…カムシャフト(工作物)
6…レスト装置 612…第1のサーボモータ(アクチュエータ)
616…第1の作動部材 617…第1の接触子
617a…接触面 622…第2のサーボモータ(アクチュエータ)
627…第2の作動部材 628…第2の接触子
628a…接触面 64…熱流センサ
7…制御部 8…カムシャフト(工作物)
Claims (3)
- 工作物を回転させながら砥石によって研削する研削装置であって、
前記砥石による研削時に前記工作物の撓みを抑制するように前記工作物を支持するレスト装置と、前記レスト装置を制御する制御部とを備え、
前記レスト装置は、前記工作物に接する接触面を有する接触子と、前記接触子が取り付けられた作動部材と、前記作動部材を動作させるアクチュエータと、前記接触子と前記工作物との摺動により発生する熱を検出するセンサとを有し、
前記制御部は、前記センサの検出値に基づいて異常発生を検知する、
研削装置。 - 前記センサは、前記接触子から前記作動部材に通過する熱流を検出する熱流センサである、
請求項1に記載の研削装置。 - 前記センサは、前記接触子と前記作動部材との間に介在して配置されている、
請求項1又は2に記載の研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019198451A JP2021070104A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019198451A JP2021070104A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021070104A true JP2021070104A (ja) | 2021-05-06 |
Family
ID=75714137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019198451A Pending JP2021070104A (ja) | 2019-10-31 | 2019-10-31 | 研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021070104A (ja) |
-
2019
- 2019-10-31 JP JP2019198451A patent/JP2021070104A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2516382B2 (ja) | 磁気軸受を主軸にもつ加工装置 | |
CN103313822B (zh) | 磨削异常监视方法以及磨削异常监视装置 | |
JP6327007B2 (ja) | 研削装置および研削方法 | |
EP1300738A2 (en) | Offset apparatus for NC machine tool | |
KR101573350B1 (ko) | 지석 접촉 감지 방법과 그 장치, 및 호닝 가공 방법과 호닝 머신 | |
JP2013537629A (ja) | シリンダの直径及びその他の幾何学的特徴の測定ゲージのための較正装置 | |
JPH08252753A (ja) | 研削装置 | |
JP4587026B2 (ja) | 微細凹部加工装置及び微細凹部加工方法 | |
JP2021070104A (ja) | 研削装置 | |
JP2013233651A (ja) | 研磨装置の押圧力検出装置 | |
EP2801441B1 (en) | Grinding machine | |
JP7151671B2 (ja) | 電動シリンダシステム及び電動シリンダの異常検出方法 | |
JP2006329795A (ja) | 形状測定器 | |
JP6006546B2 (ja) | 軸状のワークの加工装置 | |
JP6333391B2 (ja) | 研削により工作物の外側目標輪郭を測定しかつ形成する方法および研削機 | |
KR102050766B1 (ko) | 성형 연삭 장치 | |
JP2021137879A (ja) | 微調整ネジおよび加工装置 | |
JP5344290B2 (ja) | 研磨装置 | |
WO2021127244A1 (en) | Apparatus for adjusting a knife edge offset in a cutter toolhead | |
JP7492751B2 (ja) | 砥石保持装置および研削装置 | |
KR101178521B1 (ko) | 내마멸성 시험 장치 | |
CN215217549U (zh) | 一种多功能非标测量装置 | |
JP3687324B2 (ja) | シリンダボアの高精度微細溝加工装置及び加工方法 | |
JP2004001129A (ja) | コンプレッサーシリンダ用溝研削盤及び溝研削方法 | |
JP2008023684A (ja) | 工作機械 |