JP2021068320A - 紙幣処理装置および紙幣処理システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1および図2は、実施形態による貨幣処理システム10の構成を例示する。この例では、貨幣処理システム10は、出納機を構成する。具体的には、図1および図2に示すように、貨幣処理システム10は、紙幣処理装置20と、硬貨処理部21と、包装硬貨処理部22と、有価媒体処理部23と、損貨記念貨処理部24と、貨幣保管部25と、1つまたは複数(この例では2つ)の操作表示部26と、1つまたは複数(この例では2つ)のプリンタ27と、通信部28と、記憶部29と、制御部100とを備える。例えば、貨幣処理システム10は、銀行などの金融機関に設けられる。貨幣処理システム10は、紙幣を処理する紙幣処理システムの一例である。
紙幣処理装置20は、紙幣を処理する。紙幣処理装置20は、バラ状態の紙幣(以下では「バラ紙幣」と記載)を入金する紙幣入金処理、バラ紙幣を出金する紙幣出金処理、帯封紙幣を生成して帯封紙幣を収納する帯封収納処理、帯封紙幣を生成して帯封紙幣を払い出す帯封払出処理などの各種処理を行う。帯封紙幣は、所定枚数(例えば100枚)のバラ紙幣が帯封紙により帯封されて構成される。この例では、紙幣処理装置20は、バラ紙幣を処理する紙幣処理部30と、帯封紙幣を処理する帯封紙幣処理部40とを有する。
硬貨処理部21は、バラ状態の硬貨(以下では「バラ硬貨」と記載)を処理する。硬貨処理部21は、バラ硬貨を入金する硬貨入金処理、バラ硬貨を出金する硬貨出金処理などの各種処理を行う。
包装硬貨処理部22は、包装硬貨を処理する。包装硬貨は、所定枚数(例えば50枚)のバラ硬貨が包装されて構成される。包装硬貨処理部22は、包装硬貨を生成する包装処理、包装硬貨を出金する包装硬貨出金処理などの各種処理を行う。
有価媒体処理部23は、有価媒体を処理する。有価媒体処理部23において処理される有価媒体は、損券、旧券、新券、小切手、手形、商品券などである。これらは、紙幣処理部30において処理されない紙葉類である。有価媒体処理部23は、有価媒体を受け付ける有価媒体受付処理、有価媒体を払い出す有価媒体払出処理などの各種処理を行う。
損貨記念貨処理部24は、損貨や記念貨などの硬貨(硬貨処理部21において処理されない硬貨)を処理する。損貨記念貨処理部24は、損貨や記念貨を受け付ける受付処理などの各種処理を行う。
貨幣保管部25は、貨幣を保管する。貨幣保管部25は、貨幣保管部25に設けられたドロアに貨幣を収納(装填)する貨幣収納処理やドロアから貨幣を取り出す貨幣取出処理などの各種処理を行う。
操作表示部26は、操作部26aと表示部26bとを有する。例えば、操作表示部26は、タッチパネルによって構成される。操作部26aは、操作者による操作が与えられ、その操作者による操作に応じて情報を入力する。これにより、操作者は、操作部26aを操作して貨幣処理システム10に各種処理を行わせることができる。すなわち、貨幣処理システム10は、操作者による操作に応答して動作する。表示部26bは、情報を表示する。
プリンタ27は、情報を印刷媒体(例えばジャーナル)に印刷する。通信部28は、制御部100が外部機器(例えば管理コンピュータや上位コンピュータやタブレット端末やスマートフォンなど)との間で有線通信または無線通信を行うために設けられる。
記憶部29は、情報を記憶する。記憶部29には、貨幣処理システム10における貨幣および有価媒体の処理状況に関する情報や、貨幣処理システム10における貨幣および有価媒体の在高に関する情報や、操作表示部26に表示される操作画面などの画像(画像データ)や、貨幣処理システム10の動作を制御するための制御情報などが記憶される。例えば、記憶部29は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの汎用ストレージデバイスによって構成される。
また、貨幣処理システム10の各部には、貨幣や有価媒体の通過を検知する通過センサなどの各種センサが設けられる。これらの各種センサによる検知結果(検知信号)は、制御部100に送信される。
制御部100は、貨幣処理システム10の各部と電気的に接続されて貨幣処理システム10の各部との間において信号や情報を伝送可能となっている。この例では、制御部100は、紙幣処理部30、帯封紙幣処理部40、硬貨処理部21、包装硬貨処理部22、有価媒体処理部23、損貨記念貨処理部24、貨幣保管部25、操作表示部26、プリンタ27、通信部28、記憶部29と電気的に接続される。また、制御部100は、通信部28を経由して外部機器と通信可能となっている。そして、制御部100は、操作表示部26に与えられた操作や、貨幣処理システム10の各部(各部に設けられた各種センサを含む)および外部機器から送られてきた信号や情報などに基づいて、貨幣処理システム10の各部を制御して貨幣処理システム10の動作を制御する。例えば、制御部100は、プロセッサや、プロセッサを動作させるためのプログラムや情報を記憶するメモリなどによって構成される。なお、制御部100の動作については、後で詳しく説明する。
図3に示すように、紙幣処理部30は、筐体300と、入金部301と、入金リジェクト部302と、複数(この例では4つ)の一時保留部303と、一括一時保留部304と、複数(この例では4つ)の収納部305と、一括収納部306と、出金部307と、出金リジェクト部308と、複数(この例では2つ)の集積部309と、紙幣搬送部310と、識別部320と、反転部330とを備える。
筐体300は、直方体型の箱状に形成される。筐体300には、紙幣処理部30の上述の構成部品が収納される。
入金部301には、紙幣が投入される。入金部301は、投入された紙幣を集積する。この例では、入金部301は、筐体300の前面部の上部に設けられる。入金部301には、筐体300の前方に開口する入金口301aが設けられ、入金口301aには、シャッタが設けられる。また、入金部301には、入金部301に集積された紙幣を1枚ずつ紙幣搬送部310に繰り出す繰出機構301bが設けられる。
入金リジェクト部302は、リジェクト対象に該当する紙幣を集積する。例えば、入金リジェクト部302は、後述する第1識別部321においてリジェクト対象に該当すると識別された紙幣を集積する。
複数の一時保留部303は、複数の収納部305にそれぞれ対応する。複数の一時保留部303の各々は、紙幣を一時的に保留する。また、複数の一時保留部303は、一時的に保留している紙幣を複数の収納部305にそれぞれ送る。
一括一時保留部304は、一括収納部306に対応する。一括一時保留部304は、紙幣を一時的に保留する。また、一括一時保留部304は、一時的に保留している紙幣を一括収納部306に送る。
複数の収納部305の各々は、紙幣を収納する。この例では、複数の収納部305は、複数の一時保留部303から送られた紙幣をそれぞれ収納する。なお、この例では、複数の収納部305には、それぞれ異なる金種が割り当てられる。複数の収納部305の各々は、その収納部305に割り当てられた金種の紙幣を収納する。また、複数の収納部305の各々は、収納している紙幣を紙幣搬送部310(具体的には後述する第2紙幣搬送部310b)に繰り出す。
一括収納部306は、紙幣を収納する。この例では、一括収納部306は、一括一時保留部304から送られた紙幣を収納する。また、一括収納部306は、収納している紙幣を紙幣搬送部310(具体的には後述する第2紙幣搬送部310b)に繰り出す。
出金部307は、払い出されるべき紙幣を集積する。この例では、出金部307は、筐体300の上部に設けられる。出金部307には、筐体300の上方に開口する出金口307aが設けられ、出金口307aには、シャッタが設けられる。
出金リジェクト部308は、リジェクト対象に該当する紙幣を集積する。例えば、出金リジェクト部308は、後述する第2識別部322においてリジェクト対象に該当すると識別された紙幣を集積する。
複数の集積部309の各々は、紙幣を集積する。集積部309に集積された所定枚数(例えば100枚)の紙幣は、後述するアーム機構401により後述する帯封部402に搬送される。
紙幣搬送部310は、紙幣処理部30内において紙幣を搬送する。この例では、紙幣搬送部310は、第1紙幣搬送部310aと、第2紙幣搬送部310bと、第3紙幣搬送部310cを有する。第1紙幣搬送部310aは、入金部301と入金リジェクト部302と複数の一時保留部303と一括一時保留部304との間において紙幣を搬送する。第2紙幣搬送部310bは、複数の収納部305と一括収納部306と出金部307と出金リジェクト部308と複数の集積部309との間において紙幣を搬送する。第3紙幣搬送部310cは、第1紙幣搬送部310aと第2紙幣搬送部310bとの間において紙幣を搬送する。
識別部320は、紙幣を識別する。具体的には、識別部320は、紙幣搬送部310により搬送される紙幣に対して識別処理を行う。識別処理では、識別部320は、紙幣の金種、正損、真偽、新旧、方向(表裏、天地/左右方向)、搬送状態、紙幣に付された記番号などを識別する。また、識別部320は、紙幣搬送部310により搬送される紙幣に対して計数処理を行う。計数処理では、識別部320は、紙幣の種別毎(例えば金種毎)に紙幣を計数する。識別部320による紙幣の識別結果および計数結果は、制御部100に送信される。この例では、識別部320は、第1識別部321と、第2識別部322とを含む。
第1識別部321は、第1紙幣搬送部310aに設けられ、入金部301よりも下流であり且つ入金リジェクト部302と複数の一時保留部303と一括一時保留部304よりも上流である位置に配置される。そして、第1識別部321は、第1紙幣搬送部310aにより搬送される紙幣に対して識別処理と計数処理とを行う。第1識別部321による紙幣の識別結果および計数結果は、制御部100に送信される。
第2識別部322は、第2紙幣搬送部310bに設けられ、複数の収納部305と一括収納部306よりも下流であり且つ出金部307と出金リジェクト部308と複数の集積部309よりも上流である位置に配置される。そして、第2識別部322は、第2紙幣搬送部310bにより搬送される紙幣に対して識別処理と計数処理とを行う。第2識別部322による紙幣の識別結果および計数結果は、制御部100に送信される。なお、第2識別部322は、第1識別部321よりも簡素な構成であってもよい。例えば、第2識別部322による識別処理において紙幣の正損の識別が省略されてもよい。
反転部330は、紙幣の方向を反転させる。この例では、第1反転部331と、第2反転部332とを含む。
第1反転部331は、紙幣の方向を反転させる。この例では、第1反転部331は、第1紙幣搬送部310aに設けられ、第1識別部321よりも下流であり且つ複数の一時保留部303と一括一時保留部304よりも上流である位置に配置される。なお、紙幣搬送部310(具体的には第1紙幣搬送部310a)は、紙幣が第1反転部331に搬送されて紙幣の表裏が反転される状態と、紙幣が第1反転部331を迂回する状態とに切り換え可能である。この例では、第1紙幣搬送部310aは、第1反転部331が設けられる第1反転路P1と、第1反転路P1を迂回する第1迂回路P2とを有する。
第2反転部332は、紙幣の方向を反転させる。この例では、第2反転部332は、第2紙幣搬送部310bに設けられ、第2識別部322よりも下流であり且つ出金部307と出金リジェクト部308と複数の集積部309よりも上流である位置に配置される。そして、第2反転部332は、紙幣に対してひねる力を加えることで紙幣の表裏を反転させる。なお、紙幣搬送部310(具体的には第2紙幣搬送部310b)は、紙幣が第2反転部332に搬送されて紙幣の表裏が反転される状態と、紙幣が第2反転部332を迂回する状態とに切り換え可能である。この例では、第2紙幣搬送部310bは、第2反転部332が設けられる第2反転路P3と、第2反転路P3を迂回する第2迂回路P4とを有する。
図4に示すように、帯封紙幣処理部40は、筐体400と、アーム機構401と、帯封部402と、記録部403と、帯封紙幣入出金部404と、帯封紙幣投出部405と、複数(この例では5つ)の帯封紙幣収納部406と、帯封紙幣搬送部410とを備える。
筐体400は、直方体型の箱状に形成される。筐体400には、帯封紙幣処理部40の上述の構成部品が収納される。
アーム機構401は、紙幣処理部30の集積部309に集積された所定枚数の紙幣を取り出して帯封部402に搬送する。
帯封部402は、所定枚数の紙幣を帯封紙により帯封する。これにより、帯封紙幣が生成される。例えば、帯封部402は、所定枚数の紙幣の束に帯封紙を巻き付けることで帯封するように構成されてもよいし、帯封紙により形成された輪の中に所定枚数の紙幣の束を挿入することで帯封するように構成されてもよい。
記録部403は、帯封紙に情報を記録する。記録部403は、帯封紙に情報を印字する印字部であってもよいし、帯封紙に情報を押印する押印部であってもよい。また、記録部403は、帯封部402において所定枚数の紙幣が帯封紙により帯封された後に帯封紙に情報を記録するように構成されてもよいし、帯封部402において所定枚数の紙幣が帯封紙により帯封される前に帯封紙に情報を記録するように構成されてもよい。
帯封紙幣入出金部404には、帯封紙幣が投入される。また、帯封紙幣入出金部404は、帯封紙幣を払い出す。この例では、帯封紙幣入出金部404は、筐体400の前面部の上部に設けられる。帯封紙幣入出金部404には、筐体400の前方に開口する入出金口404aが設けられ、入出金口404aには、シャッタが設けられる。
帯封紙幣投出部405は、帯封紙幣を投出する。この例では、帯封紙幣投出部405は、筐体400の前面部の下部に設けられる。帯封紙幣投出部405には、筐体400の前方に開口する投出口405aが設けられる。
複数の帯封紙幣収納部406の各々は、帯封紙幣を収納する。また、複数の帯封紙幣収納部406の各々は、収納している帯封紙幣を帯封紙幣搬送部410(具体的には後述する第2帯封紙幣搬送部410b)に送り出す。なお、この例では、複数の帯封紙幣収納部406には、それぞれ収納されるべき帯封紙幣の金種が割り当てられる。複数の帯封紙幣収納部406の各々は、その帯封紙幣収納部406に割り当てられた金種の帯封紙幣を収納する。なお、複数の帯封紙幣収納部406の中には、複数の金種の紙幣を収納する帯封紙幣収納部406が含まれていてもよい。
帯封紙幣搬送部410は、帯封紙幣処理部40内において帯封紙幣を搬送する。この例では、帯封紙幣搬送部410は、第1帯封紙幣搬送部410aと、第2帯封紙幣搬送部410bと、昇降機構410cを有する。第1帯封紙幣搬送部410aは、帯封部402と昇降機構410cとの間において帯封紙幣を搬送する。第2帯封紙幣搬送部410bは、複数の帯封紙幣収納部406と昇降機構410cとの間において帯封紙幣を搬送する。昇降機構410cは、第1帯封紙幣搬送部410aと第2帯封紙幣搬送部410bと帯封紙幣入出金部404と帯封紙幣投出部405との間において帯封紙幣を搬送する。
次に、図5を参照して、紙幣について説明する。以下の説明において、紙幣BNの「表裏方向」は、紙幣BNの一方の面(この例では肖像画が描かれた面)を表側とし他方の面を裏側とする方向である。紙幣BNの「天地方向」は、紙幣BNの短手方向であり、紙幣BNに描かれた肖像画を基準とした上下の方向である。紙幣BNの「左右方向」は、紙幣BNの長手方向であり、紙幣BNに描かれた肖像画を基準とした左右の方向である。紙幣BNの左右方向は、紙幣BNの天地方向と直交する方向である。
次に、図6および図7を参照して、帯封紙幣について説明する。帯封紙幣B0は、所定枚数(例えば100枚)の紙幣が帯封紙Wにより帯封されて構成される。帯封紙幣B0を構成する所定枚数の紙幣の方向は所定方向に揃えられている。以下の説明において、帯封紙幣B0の「表裏方向」「天地方向」「左右方向」は、それぞれ、帯封紙幣B0を構成する紙幣の「表裏方向」「天地方向」「左右方向」である。帯封紙幣B0の方向は、帯封紙幣B0を構成する紙幣の方向(A方向、B方向、C方向、D方向)である。
次に、紙幣処理装置において行われる処理について説明する。紙幣処理装置20では、紙幣入金処理と、紙幣出金処理と、帯封収納処理と、帯封払出処理とが行われる。この例では、制御部100は、帯封収納処理において第1制御と第2制御を行う。また、制御部100は、帯封払出処理において帯封払出制御を行う。以下では、第1制御が行われる帯封収納処理を「第1帯封収納処理」と記載し、第2制御が行われる帯封収納処理を「第2帯封収納処理」と記載する。
紙幣入金処理は、紙幣を入金する処理である。紙幣入金処理では、制御部100は、次のように紙幣が処理されるように、紙幣処理装置20の動作を制御する。紙幣入金処理では、入金部301から繰り出された紙幣が第1識別部321(識別部320)において識別され、第1識別部321における紙幣の識別結果に応じて紙幣が第1反転部331(反転部330)を経由または迂回して収納部305に搬送されて収納される。なお、この例では、第1識別部321において識別された紙幣は、第1識別部321における紙幣の識別結果に応じて第1反転部331を経由または迂回して一時保留部303に搬送される。そして、紙幣の入金を承認する承認操作が操作表示部26に与えられると、一時保留部303に一時的に保留された紙幣が収納部305に送られる。
紙幣出金処理は、紙幣を出金する処理である。紙幣出金処理では、制御部100は、次のように紙幣が処理されるように、紙幣処理装置20の動作を制御する。紙幣出金処理では、収納部305から繰り出された紙幣が第2識別部322(識別部320)において識別される。そして、出金部307に集積される複数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、第2識別部322における紙幣の識別結果に応じて紙幣が第2反転部332(反転部330)を経由または迂回した後に出金部307に搬送されて集積される。
帯封収納処理は、帯封紙幣を生成して帯封紙幣を収納する処理である。帯封収納処理処理では、制御部100は、次のように紙幣および帯封紙幣が処理されるように、紙幣処理装置20の動作を制御する。帯封収納処理では、集積部309に集積される所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、識別部320における紙幣の識別結果に応じて紙幣が反転部330を経由または迂回した後に集積部309に搬送されて集積される。集積部309に集積された所定枚数の紙幣は、帯封部402において帯封される。これにより、所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられた帯封紙幣が帯封部402において生成される。そして、帯封紙幣は、帯封紙幣収納部406に搬送されて収納される。
帯封収納処理において行われる第1制御では、制御部100は、第1帯封紙幣B1と第2帯封紙幣B2とが帯封部402において生成され、第1帯封紙幣B1と第2帯封紙幣B2とが帯封紙幣収納部406に搬送されて収納されるように、紙幣処理装置20の動作を制御する。
帯封収納処理において行われる第2制御では、制御部100は、所定枚数の紙幣の方向が予め定められた方向(この例ではA方向)に揃えられた帯封紙幣が帯封部402において生成され、帯封紙幣が帯封紙幣収納部406に搬送されて収納されるように、紙幣処理装置20の動作を制御する。
帯封払出処理は、帯封紙幣を生成して帯封紙幣を払い出す処理である。なお、帯封払出処理は、帯封部402において生成された帯封紙幣を帯封紙幣収納部406に収納せずに帯封紙幣払出部(この例では帯封紙幣投出部405)から払い出す場合に行われる処理である。帯封払出処理の例としては、帯封紙幣収納部406に十分な帯封紙幣が収納されていない場合に収納部305に収納された紙幣を帯封して出金するダイレクト帯封出金処理、収納部305に収納された紙幣を帯封して紙幣処理装置20の外部に回収する回収処理などが挙げられる。
次に、図8および図9を参照して、実施形態の紙幣処理装置20と紙幣処理装置20の比較例とを対比する。以下では、便宜上、紙幣処理装置20の比較例の説明に、実施形態の紙幣処理装置20の符号と同一の符号を用いている。図8は、紙幣処理装置20の比較例の帯封紙幣収納部406における帯封紙幣の収納状態を例示する。図9は、第1帯封収納処理が行われた紙幣処理装置20の帯封紙幣収納部406における帯封紙幣の収納状態を例示する。
以上のように、帯封収納処理において第1制御を行うことにより、互いに方向が異なる第1帯封紙幣B1と第2帯封紙幣B2を帯封紙幣収納部406に収納することができる。これにより、帯封紙幣B0の厚みに偏りがあったとしても、帯封紙幣収納部406において、帯封紙幣B0の比較的に厚い部分が重なりにくくなる。したがって、帯封紙幣B0の厚みの偏りによる帯封紙幣B0の収納異常の発生を抑制することができる。その結果、帯封紙幣収納部406における帯封紙幣B0の収納動作および送り出し動作において、帯封紙幣B0の詰まり(いわゆるジャム)が発生する可能性を低減することができる。
なお、第1帯封収納処理では、複数の集積部309を用いて第1動作と第2動作が行われてもよい。この場合、複数の集積部309のうち1つの集積部309(以下では「第1集積部309」と記載)を用いて第1動作が行われることにより、第1集積部309において所定枚数の紙幣の方向が第1方向(例えばA方向)に揃えられ、複数の集積部309のうち別の1つの集積部309(以下では「第2集積部309」と記載)を用いて第2動作が行われることにより、第2集積部309において所定枚数の紙幣の方向が第2方向(例えばD方向)に揃えられる。
実施形態の変形例1では、制御部100は、紙幣の金種に応じて第1制御を行うように構成される。例えば、帯封収納処理において処理される紙幣の金種が「一万円」または「五千円」である場合に第1制御が行われ、帯封収納処理において処理される紙幣の金種が「千円」である場合に第2制御が行われることが予め定められていてもよい。
実施形態の変形例2では、帯封部402における帯封紙幣の帯封位置は、変更可能である。なお、実施形態の変形例2では、第2帯封紙幣B2の左右の向きは、第1帯封紙幣B1の左右の向きの逆向きであり、第2帯封紙幣B2の表裏の向きは、第1帯封紙幣B1の表裏の向きの逆向きである。具体的には、第1帯封紙幣B1は、「A方向」の帯封紙幣B0であり、第2帯封紙幣B2は、「D方向」の帯封紙幣B0である。
以上の説明では、第1帯封収納処理(第1制御が行われる帯封収納処理)において、第1帯封紙幣B1と第2帯封紙幣B2とが交互に帯封紙幣収納部406に収納される場合を例に挙げたが、これに限定されない。例えば、2つ以上の第1帯封紙幣B1が帯封紙幣収納部406に収納された後に、2つ以上の第2帯封紙幣B2が帯封紙幣収納部406に収納されてもよい。
20 紙幣処理装置
30 紙幣処理部
40 帯封紙幣処理部
301 入金部
302 入金リジェクト部
303 一時保留部
304 一括一時保留部
305 収納部
306 一括収納部
307 出金部
308 出金リジェクト部
309 集積部
310 紙幣搬送部
320 識別部
321 第1識別部
322 第2識別部
330 反転部
331 第1反転部
332 第2反転部
401 アーム機構
402 帯封部
403 記録部
404 帯封紙幣入出金部
405 帯封紙幣投出部
406 帯封紙幣収納部
410 帯封紙幣搬送部
Claims (9)
- 紙幣を処理する紙幣処理装置であって、
前記紙幣を集積する集積部と、
前記紙幣を識別する識別部と、
前記紙幣の方向を反転させる反転部と、
所定枚数の紙幣を帯封することで帯封紙幣を生成する帯封部と、
前記帯封紙幣を収納する帯封紙幣収納部と、
帯封収納処理において第1制御を行う制御部とを備え、
前記帯封収納処理では、前記集積部に集積される所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、前記識別部における前記紙幣の識別結果に応じて前記紙幣が前記反転部を経由または迂回した後に前記集積部に集積され、前記集積部に集積された所定枚数の紙幣が前記帯封部において帯封されることで、前記所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣収納部に収納され、
前記第1制御において、前記制御部は、前記所定枚数の紙幣の方向が予め定められた第1方向に揃えられた帯封紙幣である第1帯封紙幣と、前記所定枚数の紙幣の方向が前記第1方向とは異なる第2方向に揃えられた帯封紙幣である第2帯封紙幣とが前記帯封部において生成され、前記第1帯封紙幣と前記第2帯封紙幣とが前記帯封紙幣収納部に収納されるように、前記紙幣処理装置の動作を制御する
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項1において、
前記制御部は、前記帯封収納処理において第2制御を行うように構成され、
前記第2制御において、前記制御部は、所定枚数の紙幣の方向が予め定められた方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣収納部に収納されるように、前記紙幣処理装置の動作を制御する
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項1または2において、
前記帯封紙幣を払い出す帯封紙幣払出部を備え、
前記制御部は、帯封払出処理において帯封払出制御を行うように構成され、
前記帯封払出処理では、前記集積部に集積される所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、前記識別部における前記紙幣の識別結果に応じて前記紙幣が前記反転部を経由または迂回した後に前記集積部に集積され、前記集積部に集積された所定枚数の紙幣が前記帯封部において帯封されることで、前記所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣払出部から払い出され、
前記帯封払出制御において、前記制御部は、前記所定枚数の紙幣の方向が予め定められた方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣払出部から払い出されるように、前記紙幣処理装置の動作を制御する
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項3において、
前記帯封払出処理は、前記帯封部において生成された帯封紙幣を前記帯封紙幣収納部に収納せずに前記帯封紙幣払出部から払い出す場合に行われる処理である
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項1〜4のいずれか1つにおいて、
前記制御部は、前記紙幣の金種に応じて前記第1制御を行う
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つにおいて、
前記帯封紙幣の天地方向および左右方向のいずれか一方は、前記帯封紙幣の厚みに偏りがある偏り方向であり、
前記第2帯封紙幣の偏り方向における向きは、前記第1帯封紙幣の偏り方向における向きの逆向きである
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項6において、
前記帯封紙幣の偏り方向は、前記帯封紙幣の左右方向であり、
前記第2帯封紙幣の左右の向きは、前記第1帯封紙幣の左右の向きの逆向きであり、
前記第2帯封紙幣の表裏の向きは、前記第1帯封紙幣の表裏の向きの逆向きであり、
前記帯封部における前記帯封紙幣の帯封位置は、変更可能であり、
前記第1制御において、前記制御部は、前記第1帯封紙幣における帯封位置と前記第2帯封紙幣における帯封位置とが互いに同一となるように、前記帯封部における前記帯封紙幣の帯封位置を制御する
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 請求項1〜7のいずれか1つにおいて、
前記紙幣が投入される入金部と、
前記紙幣を収納する収納部とを備え、
前記識別部は、第1識別部と、第2識別部とを含み、
前記反転部は、第1反転部と、第2反転部とを含み、
前記紙幣を入金する紙幣入金処理では、前記入金部から繰り出された紙幣が前記第1識別部において識別され、前記第1識別部における前記紙幣の識別結果に応じて前記紙幣が前記第1反転部を経由または迂回して前記収納部に収納され、
前記帯封収納処理では、前記収納部から繰り出された紙幣が前記第2識別部において識別され、前記集積部に集積される所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、前記第2識別部における前記紙幣の識別結果に応じて前記紙幣が前記第2反転部を経由または迂回した後に前記集積部に集積され、前記集積部に集積された所定枚数の紙幣が前記帯封部において帯封されることで、前記所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣収納部に収納される
ことを特徴とする紙幣処理装置。 - 紙幣を処理する紙幣処理装置と、
帯封収納処理において第1制御を行う制御部とを備える紙幣処理システムであって、
前記紙幣処理装置は、前記紙幣を集積する集積部と、前記紙幣を識別する識別部と、前記紙幣の方向を反転させる反転部と、所定枚数の紙幣を帯封することで帯封紙幣を生成する帯封部と、前記帯封紙幣を収納する帯封紙幣収納部とを有し、
前記帯封収納処理では、前記集積部に集積される所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられるように、前記識別部における前記紙幣の識別結果に応じて前記紙幣が前記反転部を経由または迂回した後に前記集積部に集積され、前記集積部に集積された所定枚数の紙幣が前記帯封部において帯封されることで、前記所定枚数の紙幣の方向が所定方向に揃えられた帯封紙幣が前記帯封部において生成され、前記帯封紙幣が前記帯封紙幣収納部に収納され、
前記第1制御において、前記制御部は、前記所定枚数の紙幣の方向が予め定められた第1方向に揃えられた帯封紙幣である第1帯封紙幣と、前記所定枚数の紙幣の方向が前記第1方向とは異なる第2方向に揃えられた帯封紙幣である第2帯封紙幣とが前記帯封部において生成され、前記第1帯封紙幣と前記第2帯封紙幣とが前記帯封紙幣収納部に収納されるように、前記紙幣処理装置の動作を制御する
ことを特徴とする紙幣処理システム。
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