JP2021067843A - 融着接続機 - Google Patents

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Abstract

【課題】風防カバーが開かれた後においても光ファイバが自由に動くことを規制できる融着接続機を提供する。【解決手段】融着接続機は、装置本体と、一対のガラス保持部13と、一対の第1クランプ14と、一対の第2クランプ15と、第3クランプ16と、風防カバーと、を備える。装置本体は、風防カバーを開閉させるカバー駆動部と、一対の第2クランプを開閉させるクランプ駆動部と、を有する。一対の第1クランプの開閉動作は、風防カバーの開閉動作に連動し、第3クランプは、風防カバーが開かれた後も閉じられた状態を維持するように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、融着接続機に関する。
特許文献1には、光ファイバ同士を加熱して融着接続するための融着接続機が開示されている。この融着接続機は、光ファイバのガラス部を押圧する第1クランプ(ファイバクランプ部材)と、光ファイバの被覆部を押圧する第2クランプ(クランプ上部材)と、第1クランプおよび第2クランプを覆う風防カバーと、を備えている。融着接続を行う際、光ファイバは、被覆部の一部が除去されてガラス部が剥き出しになった状態となる。
特許第5209126号公報
従来の融着接続機では、融着接続を行った後で風防カバーを開き、第1クランプおよび第2クランプを光ファイバから退避させると、光ファイバが自由に動いてしまう場合があった。光ファイバが自由に動くと、剥き出しになったガラス部が融着接続機の構成部材に接触して傷ついたり、ガラス部が曲げられて光伝送の信頼性が低下したりする場合があった。
特に、第1クランプおよび第2クランプが、風防カバーが開くことに追従して開く構成の場合、このような課題がより顕著になる。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、風防カバーが開かれた後においても光ファイバが自由に動くことを規制できる融着接続機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る融着接続機は、一対の光ファイバを加熱する加熱部を有する装置本体と、一対の前記光ファイバのそれぞれのガラス部を載置する溝が形成された一対のガラス保持部と、前記ガラス保持部との間で前記ガラス部を保持する開閉可能な一対の第1クランプと、一対の前記光ファイバのそれぞれの被覆部を上方から押圧する、開閉可能な一対の第2クランプと、前記装置本体に固定され、かつ閉じられた状態において一対の光ファイバの少なくとも一方の移動を制限する、開閉可能な第3クランプと、前記加熱部、一対の前記ガラス保持部、一対の前記第1クランプ、一対の前記第2クランプ、および前記第3クランプを覆う開閉可能な風防カバーと、を備え、前記装置本体は、前記風防カバーを開閉させるカバー駆動部と、一対の前記第2クランプを開閉させるクランプ駆動部と、を有し、一対の前記第1クランプの開閉動作は、前記風防カバーの開閉動作に連動し、前記第3クランプは、前記風防カバーが開かれた後も閉じられた状態を維持するように構成されている。
上記態様によれば、風防カバーが開かれた後も、第3クランプが閉じられた状態が維持される。そして、閉じられた状態における第3クランプは、一対の光ファイバの少なくとも一方の移動を制限するため、融着接続後の光ファイバが自由に動くことを規制できる。したがって、剥き出しになったガラス部が第3クランプ以外の融着接続機の構成部材に接触して傷ついたり、ガラス部が曲げられて光伝送の信頼性が低下したりすることを抑制できる。
ここで、前記第3クランプの閉じ力は前記第2クランプの閉じ力より小さくてもよい。
また、前記第2クランプは、前記第3クランプの少なくとも一部を上方から覆う係合部を有してもよい。
また、上記態様の融着接続機は、前記第3クランプの開閉動作を、前記第2クランプの開閉動作に連動させた状態と、連動させない状態と、の間で切り替え可能な切替部を備えていてもよい。
また、前記第3クランプは、一対の前記光ファイバが延びる左右方向において、前記第1クランプと前記第2クランプとの間に位置し、前記第3クランプは前記被覆部に含まれる第1被覆層に接し、前記第2クランプは前記被覆部に含まれて前記第1被覆層の外側に位置する第2被覆層に接してもよい。
また、上記態様の融着接続機は、前記カバー駆動部および前記クランプ駆動部を制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、一対の前記光ファイバを融着接続した後、あるいは接続損失の算出が行われた後、あるいはプルーフ試験が行われた後、前記カバー駆動部および前記クランプ駆動部を駆動させて、前記風防カバー、一対の前記第1クランプ、および一対の前記第2クランプを開くように構成されていてもよい。
本発明の上記態様によれば、風防カバーが開かれた後においても光ファイバが自由に動くことを規制できる融着接続機を提供することができる。
本実施形態に係る融着接続機の斜視図である。 図1Aの融着接続機の風防カバーが開かれた状態の斜視図である。 本実施形態の融着接続機が備える接続構造を前後方向から見た概略図である。 本実施形態の融着接続機が備える接続構造を左右方向から見た概略図である。 図2のIV−IV断面矢視図である。 図4Aの第3クランプを開いた状態を示す断面図である。 第2実施形態に係る融着接続機の第2クランプ近傍の平面図である。 図5AのV−V断面矢視図である。 図5Aの切替部をスライド移動させた状態を示す平面図である。 図6AのVI−VI断面矢視図である。 第3実施形態の融着接続機が備える接続構造を前後方向から見た概略図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態の融着接続機について図面に基づいて説明する。
図1A、図1B、図2に示すように、融着接続機1は、一対の光ファイバF1、F2を融着接続するように構成されている。光ファイバF1、F2はそれぞれ、ガラス部Gと、ガラス部Gを被覆する被覆部Cと、を有している。被覆部Cは、単一の層からなっていてもよいし、複数の層からなっていてもよい。本実施形態における被覆部Cは、第1被覆層C1と、第1被覆層C1を外側から覆う第2被覆層C2と、を含んでいる。第1被覆層C1、第2被覆層C2は、樹脂により形成されている。なお、被覆部Cは3つ以上の被覆層を含んでいてもよい。
融着接続機1は、光ファイバF1を含む第1の光ファイバユニットと、光ファイバF2を含む第2の光ファイバユニットと、を一括して融着接続するように構成されていてもよい。つまり、融着接続機1は、単心の光ファイバF1、F2同士を融着接続してもよいし、多心の光ファイバユニット同士を一括融着接続してもよい。すなわち、「一対の光ファイバを融着接続する」ことには、多心の光ファイバユニット同士を融着接続することも含まれる。
融着接続機1は、外観が箱形の装置本体2を有している。装置本体2の上部には風防カバー3が設けられている。風防カバー3は、回動中心3a回りに回動可能となっている。図1Bに示すように、風防カバー3が回動中心3a回りに回転すると、光ファイバF1、F2を融着接続するための接続構造10が露出される。接続構造10には、光ファイバF1、F2を加熱する加熱部2aが含まれる。
装置本体2の内部には、制御部Uと、カバー駆動部M1と、クランプ駆動部M2と、が配置されている。カバー駆動部M1は風防カバー3を駆動し、クランプ駆動部M2は第2クランプ15(後述)を駆動する。制御部Uは、カバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2を制御する。カバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2としては、モータなどの動力源を用いることができる。制御部Uとしては、マイクロコントローラ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large-scale Integrated Circuit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの集積回路や、NC(Numerical Control)装置などを用いることができる。制御部Uは、カバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2に加えて、加熱部2aなどを制御してもよい。
以下、図2〜図4Bを用いて、本実施形態の接続構造10について説明する。なお、図2〜図4Bでは構造の理解を容易にするため、各部材を簡略化して表示している。
図2に示すように、接続構造10は、一対の可動ステージ11と、一対の下クランプ12と、一対のガラス保持部13と、一対の第1クランプ14と、一対の第2クランプ15と、一対の第3クランプ16と、一対の電極棒17(図3参照)と、を有している。一対の可動ステージ11が対向する方向と、一対の電極棒17が対向する方向とは、互いに直交している。
(方向定義)
本実施形態では、一対の可動ステージ11が対向する方向を左右方向Xといい、X軸によって表す。また、一対の電極棒17が対向する方向を前後方向Yといい、Y軸によって表す。左右方向Xおよび前後方向Yの双方に直交する上下方向Zを、Z軸によって表す。左右方向Xは、一対の光ファイバF1、F2が延びる方向でもある。左右方向Xにおいて、一対の電極棒17に近づく側を内側といい、一対の電極棒17から遠ざかる側を外側という。
接続構造10は、一対の電極棒17を中心として、左右方向Xにおいて略対称な構造となっている。
一対の可動ステージ11は、左右方向Xに間隔を空けて配置されており、装置本体2に取り付けられている。一対の可動ステージ11は、それぞれが装置本体2に対して左右方向Xに移動可能となっている。図2に示すように、前後方向Yから見て、一対の可動ステージ11は電極棒17を間に挟むように配置されている。すなわち、各可動ステージ11は電極棒17に対して前進および後退可能となっている。装置本体2内には、可動ステージ11を駆動するための不図示の動力源(モータなど)が設けられている。
一対の下クランプ12はそれぞれ、板状に形成されており、可動ステージ11の上方に位置している。下クランプ12は、可動ステージ11に対して着脱可能となっている。一対の第2クランプ15はそれぞれ、下クランプ12の上方に位置している。また、一対の第3クランプ16はそれぞれ、下クランプ12の上方に位置している。下クランプ12、第2クランプ15、および第3クランプ16はそれぞれ、可動ステージ11に固定されている。このため、可動ステージ11が左右方向Xに移動すると、下クランプ12、第2クランプ15、および第3クランプ16も左右方向Xに移動する。
第1クランプ14は、ガラス保持部13の上方に位置している。第1クランプ14は、風防カバー3の開閉動作に連動して、ガラス保持部13の上面に対して開閉するように構成されている。本実施形態では、図3に示すように、第1クランプ14が風防カバー3の内面に取り付けられている。また、一対の第1クランプ14の内部にはそれぞれ、第1クランプ14を下方に向けて付勢するバネ14aが設けられている。この構成により、風防カバー3が閉じられると、各バネ14aの付勢力によって第1クランプ14が光ファイバF1、F2のガラス部Gに押し当てられる。また、第1クランプ14の下方にはガラス保持部13が位置しているため、光ファイバF1、F2のガラス部Gは、バネ14aが生じさせる付勢力によって、第1クランプ14およびガラス保持部13によって挟持される。一方、風防カバー3が開かれると、第1クランプ14もガラス部Gから上方に離隔する。このように、第1クランプ14は、風防カバー3の開閉動作に連動して、ガラス部Gを保持した状態と、保持しない状態とを切り替え可能である。
図2に示すように、前後方向Yから見て、ガラス保持部13は、電極棒17と下クランプ12との間に位置している。ガラス保持部13の上面には、図3に示すように、上方に向けて開口するV字の溝13aが形成されている。溝13aは左右方向Xに沿って延びている。一対のガラス保持部13の溝13aに、光ファイバF1、F2のガラス部Gがそれぞれ載置されることで、ガラス部G同士の相対的な位置が決まる。なお、溝13aの形状はV字に限らず、ガラス部Gの位置を決めることができればよい。例えば、溝13aはU字状であってもよいし、台形状であってもよい。ガラス保持部13の材質は、放電加熱に耐えうる材質であり、例えばセラミックなどである。
第2クランプ15は、下クランプ12に対して回動可能に設けられている。第2クランプ15は、下クランプ12の上面を開閉自在となっている。第2クランプ15は、下クランプ12との間に光ファイバF1、F2の被覆部Cを保持可能である。また、第2クランプ15は、下クランプ12の上面に対する開閉によって、光ファイバF1、F2を保持した状態と、保持しない状態とを切り替え可能である。
第2クランプ15および下クランプ12のうち、一方には磁石が設けられ、他方には磁石に磁気吸着される部分(鉄材など)が設けられている。このため、第2クランプ15が下クランプ12の上面に近接した状態では、第2クランプ15に下方に向けた力(磁力)が作用する。この磁力が、第2クランプ15が閉じようとする力(閉じ力)となり、第2クランプ15が閉じられた状態が維持される。図示は省略するが、第2クランプ15は光ファイバF1、F2に接する押圧片を有しており、この押圧片は圧縮ばねにより下方に付勢されている。したがって、第2クランプ15が閉じられた状態では、圧縮ばねによって所定の力で押圧片が光ファイバF1、F2を押圧する。
図2に示すように、第2クランプ15は、第3クランプ16の一部を上方から覆う係合部15aを有している。図2の例では、係合部15aは、各第2クランプ15から左右方向Xにおける内側に向けて突出している。
第3クランプ16は、左右方向Xにおいて第1クランプ14と第2クランプ15との間に位置しており、下クランプ12の上方に位置している。図4Aに示すように、第3クランプ16は、第2クランプ15とは異なる回動軸16aを有している。このため、第3クランプ16は、第2クランプ15から独立して回動可能となっている。第3クランプ16の回動軸16aの近傍には、第3クランプ16に付勢力を与える引張バネ16bが設けられている。
図2を用いて係合部15aの作用を説明する。第2クランプ15が閉じられるとき、係合部15aが第3クランプ16に接して第3クランプ16を押すことで、第3クランプ16も閉じられる。一方で、第2クランプ15が開かれる際には、係合部15aが第3クランプ16から上方に離隔する。従って、第3クランプ16は、第2クランプ15が閉じる動作には連動するが、第2クランプ15が開く動作には連動しない。
図3に示すように、一対の電極棒17は前後方向Yに間隔を空けて配置されている。各電極棒17は、前後方向Yにおける内側(光ファイバF1、F2に近づく側)に向かうに従って外径が小さくなる、先細りの形状となっている。電極棒17同士の間に光ファイバF1、F2の突き当て面を配置し、その突き当て面に向けて放電することで、光ファイバF1、F2の先端同士を加熱して融着接続することができる。つまり、本実施形態の加熱部2aは一対の電極棒17によって構成されている。なお、加熱部2aとして、電極棒17に代えてヒータなどを用いてもよい。
図3に示すように、融着接続機1は、光ファイバF1、F2の融着接続部を撮影するための撮像部20を備えている。撮像部20は、一対のカメラ21と、一対の光源22と、一対のレンズ23と、を有している。カメラ21は、光ファイバF1、F2の融着接続部(ガラス部G)を撮影する。撮影された画像は、融着接続機1が備える損失算出部に入力される。損失算出部は、画像に基づいて、融着接続部における光の伝送損失の推定値(以下、単に接続損失という)を算出することができる。また、融着接続機1は、カメラ21が撮像した画像および接続損失を表示部2b(図2参照)に表示させることができる。損失算出部は、先述の制御部Uの一部であってもよい。
図3に示すように、一対のカメラ21は、前後方向Yに間隔を空けて配置されている。各カメラ21とガラス部Gの間に、レンズ23が配置されている。各カメラ21は、レンズ23を介してガラス部Gを撮像する。一対の光源22は、風防カバー3の内側に配置されている。光源22がガラス部Gに光を照射することで、カメラ21がガラス部Gを明瞭に撮像することができる。光源22としては、例えば発光ダイオード等を好適に用いることができる。なお、光源22は、少なくとも、カメラ21で光ファイバF1、F2を撮像する際に点灯すれば良い。このため、光源22は、例えば、カメラ21による光ファイバF1、F2の撮像時のみ点灯し、それ以外は消灯してもよい。
次に、以上のように構成された融着接続機1の作用について説明する。
融着接続機1を用いて第1光ファイバF1、F2を融着接続する際には、風防カバー3が開かれ、かつ、第1クランプ14、第2クランプ15、および第3クランプ16が開かれた状態とする。この状態で、光ファイバF1、F2を下クランプ12およびガラス保持部13上に載置する。より詳しくは、光ファイバF1、F2の被覆部Cを下クランプ12上に載置し、ガラス部Gをガラス保持部13の溝13a内に載置する。なお、光ファイバF1、F2は、予め被覆部Cの一部を除去してガラス部Gが露出した状態としておく。また、図2に示すように、被覆部Cのうち第2被覆層C2のみが除去されて第1被覆層C1が露出した領域を設けてもよい。この場合、第1被覆層C1が露出した部分を第3クランプ16の下方に配置し、第2被覆層C2が残留した部分を第2クランプ15の下方に配置する。
次に、表示部2bが備えるタッチパネルを操作すること、あるいは装置本体2に設けられたボタンを操作することなどにより、風防カバー3、第1クランプ14、第2クランプ15、および第3クランプ16を閉じる。具体的には、制御部Uからカバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2にクローズ信号を出力させる。カバー駆動部M1の動力によって風防カバー3が閉じられると、風防カバー3に連動して、一対の第1クランプ14も閉じられる。また、クランプ駆動部M2の動力によって第2クランプ15が閉じられる際、第2クランプ15が有する係合部15aが第3クランプ16を押す。このため、第2クランプ15に連動して、第3クランプ16も閉じられる。
図4Aに示すように、第3クランプ16が閉じた状態では、引張バネ16bが作用させるバネ力Pにより、第3クランプ16を閉じる方向の回動軸16a回りのモーメントT1が生じる。このモーメントT1により、光ファイバF1、F2は、第3クランプ16によって下向きに押圧された状態となる。また、このモーメントT1が、第3クランプ16が閉じようとする力(閉じ力)として作用する。ここで第3クランプ16は、第1クランプ14および第2クランプ15が開かれたときに、光ファイバF1、F2が自由に移動しないようにする役割を有する。一方で、第2クランプ15は、融着接続の際に光ファイバF1、F2を固定する役割を有する。このように役割が異なっており、かつ、第3クランプ16は手動で開閉されるため、第3クランプ16の閉じ力は、第2クランプ15の閉じ力よりも小さいことが好ましい。
次に、可動ステージ11が左右方向Xにおける内側に向けて移動し、光ファイバF1、F2のガラス部G同士が突き当てられる。ガラス部G同士が突き当てられた状態で、加熱部2a(電極棒17)に電力が供給されてガラス部Gが加熱され、溶融する。これにより、光ファイバF1、F2のガラス部G同士が一体化し、融着接続される。なお、ガラス部Gが溶融する際に、電極棒17やガラス部Gなどに風が当たると、融着接続の状態が不安定になる。これに対して、風防カバー3が閉じられた状態で融着接続を行うことで、電極棒17の近傍に風が当たることが抑制され、融着接続の状態を安定させることができる。
融着接続の後、損失算出部によって接続損失の算出が行われてもよい。接続損失の算出は、撮像部20が撮影した融着接続部の画像に基づいて行われる。接続損失の算出結果は、表示部2bに表示される。損失算出部は、制御部Uの一部であってもよいし、制御部Uとは異なる部位であってもよい。
接続損失の算出の後、プルーフ試験が行われてもよい。プルーフ試験は、可動ステージ11が左右方向Xにおける外側に向けて移動し、融着接続部に所定の引張力を印加することで行われる。プルーフ試験の結果は、表示部2bに表示される。なお、接続損失の算出およびプルーフ試験は行われなくてもよい。
制御部Uは、融着接続の後、あるいは接続損失の算出が行われた後、あるいはプルーフ試験が行われた後で、カバー駆動部M1を駆動させて風防カバー3を開く。このとき、風防カバー3に連動して第1クランプ14も開く。制御部Uは、風防カバー3を開いた後、クランプ駆動部M2を駆動させて第2クランプ15を開いてもよい。第2クランプ15は融着接続の際に光ファイバF1、F2を固定する役割を有しているため、第2クランプ15に作用する磁力(閉じ力)は大きい。従って、第2クランプ15をクランプ駆動部M2によって自動的に開くことで、使用者が第2クランプ15を手動で開く場合と比較して操作性が向上する。
ここで本実施形態では、風防カバー3、第1クランプ14、および第2クランプ15が開かれた後も、第3クランプ16が閉じられた状態が継続する。そして、閉じられた状態における第3クランプ16は、光ファイバF1、F2の一方または両方の移動を制限する。これにより、融着接続後の光ファイバF1、F2が自由に動くことが規制され、ガラス部G(融着接続部)が第3クランプ16以外の融着接続機1の構成部材に接触したり、ガラス部Gが曲げられて光伝送の信頼性が低下することを抑制できる。特に、第2クランプ15は先述の通り磁力によって閉じられているので、カバー駆動部M1によって第2クランプ15が自動的に開かれると、第2クランプ15が勢いよく上方に跳ね上げられる場合がある。このときの衝撃によって光ファイバF1、F2が移動することも、第3クランプ16によって抑制できる。
なお、本実施形態の融着接続機1は一対の第3クランプ16を備えているが、第3クランプ16は1つであってもよい。この場合でも、第3クランプ16が光ファイバF1、F2のいずれか一方に接していれば、光ファイバF1、F2が自由に動くことを規制できる。また、第3クランプ16は、閉じられた状態において、必ずしも光ファイバF1、F2に接していなくてもよい。例えば、閉じられた状態の第3クランプ16と光ファイバF1、F2との間に隙間がある場合も、光ファイバF1、F2が上方に移動しようとすれば第3クランプ16に接するため、光ファイバF1、F2の移動を制限することができる。特に、第3クランプ16がガラス部Gの上方に位置する場合には、ガラス部Gと閉じられた第3クランプ16との間に隙間を設けることで、ガラス部Gに第3クランプ16の押圧力(閉じ力)が直接作用することを回避できる。第3クランプ16のうち光ファイバF1、F2に接する部分には、緩衝部材(ゴムなど)を設けてもよい。この場合、ガラス部Gの上方に第3クランプ16を配置しても、第3クランプ16とガラス部Gが接触してガラス部Gに傷などがつくことを抑制できる。
融着接続機1から光ファイバF1、F2を取り出す際には、第3クランプ16を手動で開けばよい。第3クランプ16は、引張バネ16bによって弱い付勢力で閉じられているため、使用者は小さな操作力で第3クランプ16を開くことができる。このため、第3クランプ16を開く際に光ファイバF1、F2に衝撃が作用して光ファイバF1、F2が移動することを抑制できる。図4Bに示すように、第3クランプ16を回動軸16a回りに所定量回動させると、引張バネ16bによるバネ力Pは、第3クランプ16を開く方向に回動させるモーメントT2を生じさせる。このモーメントT2により、第3クランプ16が開いた状態が維持されるため、使用者は第3クランプ16から手を離して、光ファイバF1、F2をつまみ上げることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態の融着接続機1は、一対の光ファイバF1、F2を加熱する加熱部2aを有する装置本体2と、光ファイバF1、F2のそれぞれのガラス部Gを載置する溝13aが形成された一対のガラス保持部13と、ガラス保持部13との間でガラス部Gを保持する開閉可能な一対の第1クランプ14と、光ファイバF1、F2のそれぞれの被覆部Cを上方から押圧する、開閉可能な一対の第2クランプ15と、装置本体2に固定され、かつ閉じられた状態において一対の光ファイバF1、F2の少なくとも一方の移動を制限する、開閉可能な第3クランプ16と、加熱部2a、一対のガラス保持部13、一対の第1クランプ14、一対の第2クランプ15、および第3クランプ16を覆う開閉可能な風防カバー3と、を備えている。そして装置本体2は、風防カバー3を開閉させるカバー駆動部M1と、一対の第2クランプ15を開閉させるクランプ駆動部M2と、を有し、一対の第1クランプ14の開閉動作は風防カバー3の開閉動作に連動し、第3クランプ16は、風防カバー3が開かれた後も閉じられた状態を維持するように構成されている。この第3クランプ16により、風防カバー3が開かれた後においても光ファイバF1、F2が自由に動くことを規制できる。
また、第3クランプ16の閉じ力は第2クランプ15の閉じ力より小さい。このため、使用者は、小さな操作力によって第3クランプ16を手動で開くことができる。したがって、第3クランプ16を開く際に、衝撃が光ファイバF1、F2に加わることが抑制され、光ファイバF1、F2が不意に移動してしまうことをより確実に抑制できる。
また、第2クランプ15は、第3クランプ16の少なくとも一部を上方から覆う係合部15aを有している。このため、第2クランプ15が閉じる動作に連動させて第3クランプ16を閉じることが可能となり、操作性をより向上させることができる。また、係合部15aは第3クランプ16を上方から覆っているため、第2クランプ15が開く動作には第3クランプ16を連動させないことができる。
また、被覆部Cには、第1被覆層C1と、第1被覆層C1の外側に位置する第2被覆層C2と、が含まれ、第3クランプ16は、光ファイバF1、F2が延びる左右方向Xにおいて、第1クランプ14と第2クランプ15との間に位置している。そして、第3クランプ16は第1被覆層C1に接し、第2クランプ15は第2被覆層C2に接している。この構成によれば、融着接続部に近い位置において第3クランプ16が光ファイバF1、F2に接することとなり、融着接続部が不意に移動することをより確実に抑制できる。
また、融着接続機1は、カバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2を制御する制御部Uをさらに備えている。そして制御部Uは、光ファイバF1、F2を融着接続した後、あるいは接続損失の算出が行われた後、あるいはプルーフ試験が行われた後、カバー駆動部M1およびクランプ駆動部M2を駆動させて、風防カバー3、一対の第1クランプ14、および一対の第2クランプ15を開くように構成されていてもよい。この場合、第2クランプ15などが自動的に開かれるため、操作性をより向上させることができる。また、このように操作性を向上させつつ、第3クランプ16が光ファイバF1、F2の移動を規制することが可能であるという優れた融着接続機1を実現することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の融着接続機1は、第2クランプ15の係合部15aに代えて、切替部18を備えている点が第1実施形態と異なる。
図5Aは、第2実施形態の第2クランプ15の近傍を上方から見た平面図である。図5Bは、図5AのV−V断面矢視図である。なお、図5A、図5Bでは、融着接続機1が備える一対の第2クランプ15のうちの一方(光ファイバF1側)を示している。図示および説明を省略するが、他方の第2クランプ15(光ファイバF2側)についても、以下の説明と同様の構成となっている。
図5A、図5Bに示すように、本実施形態の第2クランプ15には、切替部18が取り付けられている。第2クランプ15には左右方向Xに延びるガイド溝15cが形成されており、切替部18はガイド溝15cに沿ってスライド移動可能となっている。これにより、切替部18は、第2クランプ15に対して左右方向Xにスライド移動可能となっている。
切替部18は連結部19を有している。本実施形態の連結部19は、左右方向Xに延びるシャフトであり、切替部18を左右方向Xに貫通している。連結部19は、左右方向Xにおける第1端部19aおよび第2端部19bを有している。第1端部19aは、切替部18から第3クランプ16側に向けて突出している。第2端部19bは、切替部18から第3クランプ16とは反対側に向けて突出している。
図5Bに示すように、第3クランプ16には凹部16cが形成されている。凹部16cは、上下方向Zおよび前後方向Yにおいて、連結部19と同じ位置に配置されている。図5A、図5Bに示す状態(以下、連結状態という)では、連結部19の第1端部19aが凹部16c内に挿入されている。このため、第2クランプ15が回動軸15b回りに回動する際、第3クランプ16も回動軸16a回りに回動する。連結状態では、第1実施形態と異なり、第2クランプ15が開く際および閉じる際の双方において、第3クランプ16は第2クランプ15に連動する。
図5A、図5Bに示す連結状態から、切替部18を第2クランプ15に対して左右方向Xにスライド移動させると、図6A、図6Bに示す状態(以下、非連結状態という)となる。非連結状態では、連結部19の第1端部19aが凹部16cから離脱する。このため、第2クランプ15が回動しても第3クランプ16は回動しない。非連結状態では、第1実施形態と異なり、第2クランプ15が開く際および閉じる際の双方において、第3クランプ16は第2クランプ15に連動しない。
なお、連結状態(図5B)および非連結状態(図6B)のいずれにおいても、第1端部19aの一部および第2端部19bの一部が、第2クランプ15に形成された穴の内側に位置している。これにより、切替部18が第2クランプ15から上方に離脱することが規制される。すなわち、本実施形態の連結部19は、連結状態と非連結状態とを切り替える役割に加えて、切替部18が第2クランプ15から脱落することを規制する役割も兼ねている。
以上説明したように、本実施形態の融着接続機1は、第3クランプ16の開閉動作を、第2クランプ15の開閉動作に連動させた状態(連結状態)と、連動させない状態(非連結状態)と、の間で切り替え可能な切替部18を備えている。これにより、例えば第2クランプ15を開く際の衝撃によって光ファイバF1、F2が動く可能性が低い場合には、第3クランプ16が第2クランプ15に連動して開くようにできる。また、第2クランプ15を開く際の衝撃によって光ファイバF1、F2が動く可能性が高い場合は、第3クランプ16が第2クランプ15に連動して開かないようにできる。このように、使用者に対して選択の余地を与えることで、より操作性を向上させることができる。
なお、連結部19の形状は適宜変更可能である。例えば、連結部19は切替部18と一体に形成されていてもよい。この場合にも、第1端部19aおよび第2端部19bに相当する部位が、切替部18の両側面(左右方向Xにおける両端面)から突出していれば、同様の機能を実現できる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態の接続構造10は、第1実施形態における一対の下クランプ12(図2参照)に代えて、一対のファイバホルダー30を備えている。ファイバホルダー30は、装置本体2が備える可動ステージ11に対して着脱可能に構成されている。本実施形態では、第3クランプ16が装置本体2に取り付けられ、第2クランプ15がファイバホルダー30に取り付けられている。このため、ファイバホルダー30を装置本体2から取り外すと、第2クランプ15も装置本体2から取り外される。なお、第1クランプ14が風防カバー3に取り付けられている点は第1実施形態と同様である。
ここで、第3クランプ16は、先述の通り、融着接続した後に光ファイバF1、F2の移動を規制する役割を有する。第3クランプ16の下方に光ファイバF1、F2を挟持する部材が無くても、第3クランプ16が光ファイバF1、F2の少なくとも一方に上方から接していれば、光ファイバF1、F2の移動を規制することは可能である。このため、図7に示すように、第3クランプ16の下方は空きスペースとなっていてもよい。
本実施形態によれば、ファイバホルダー30および第2クランプ15が装置本体2に対して着脱可能となっている。したがって、装置本体2の外側でファイバホルダー30および第2クランプ15によって光ファイバF1またはF2を挟持し、その状態で被覆部Cの一部を除去するとともに所定の長さで光ファイバF1またはF2を切断できる。そして、ガラス部Gが所定の長さで剥き出しになった状態で、光ファイバF1またはF2をファイバホルダー30ごと装置本体2に装着することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1実施形態における一対の下クランプ12のうち、一方または双方が、第3実施形態におけるファイバホルダー30に置き換わってもよい。下クランプ12およびファイバホルダー30の双方を可動ステージ11に対して着脱可能とし、下クランプ12またはファイバホルダー30を選択して使用できるように構成してもよい。
また、第1実施形態の融着接続機1において、下クランプ12を可動ステージ11に対して着脱可能とせず、単に可動ステージ11に固定してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…融着接続機 2…装置本体 2a…加熱部 3…風防カバー 13…ガラス保持部 13a…溝 14…第1クランプ 15…第2クランプ 15a…係合部 16…第3クランプ 18…切替部 C…被覆部 C1…第1被覆層 C2…第2被覆層 F1、F2…光ファイバ G…ガラス部 M1…カバー駆動部 M2…クランプ駆動部 U…制御部

Claims (6)

  1. 一対の光ファイバを加熱する加熱部を有する装置本体と、
    一対の前記光ファイバのそれぞれのガラス部を載置する溝が形成された一対のガラス保持部と、
    前記ガラス保持部との間で前記ガラス部を保持する開閉可能な一対の第1クランプと、
    一対の前記光ファイバのそれぞれの被覆部を上方から押圧する、開閉可能な一対の第2クランプと、
    前記装置本体に固定され、かつ閉じられた状態において一対の前記光ファイバの少なくとも一方の移動を制限する、開閉可能な第3クランプと、
    前記加熱部、一対の前記ガラス保持部、一対の前記第1クランプ、一対の前記第2クランプ、および前記第3クランプを覆う開閉可能な風防カバーと、を備え、
    前記装置本体は、前記風防カバーを開閉させるカバー駆動部と、一対の前記第2クランプを開閉させるクランプ駆動部と、を有し、
    一対の前記第1クランプの開閉動作は、前記風防カバーの開閉動作に連動し、
    前記第3クランプは、前記風防カバーが開かれた後も閉じられた状態を維持するように構成されている、融着接続機。
  2. 前記第3クランプの閉じ力は前記第2クランプの閉じ力より小さい、請求項1に記載の融着接続機。
  3. 前記第2クランプは、前記第3クランプの少なくとも一部を上方から覆う係合部を有する、請求項1または2に記載の融着接続機。
  4. 前記第3クランプの開閉動作を、前記第2クランプの開閉動作に連動させた状態と、連動させない状態と、の間で切り替え可能な切替部を備える、請求項1または2に記載の融着接続機。
  5. 前記第3クランプは、一対の前記光ファイバが延びる左右方向において、前記第1クランプと前記第2クランプとの間に位置し、
    前記第3クランプは前記被覆部に含まれる第1被覆層に接し、
    前記第2クランプは前記被覆部に含まれて前記第1被覆層の外側に位置する第2被覆層に接する、請求項1から4のいずれか1項に記載の融着接続機。
  6. 前記カバー駆動部および前記クランプ駆動部を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、一対の前記光ファイバを融着接続した後、あるいは接続損失の算出が行われた後、あるいはプルーフ試験が行われた後、前記カバー駆動部および前記クランプ駆動部を駆動させて、前記風防カバー、一対の前記第1クランプ、および一対の前記第2クランプを開くように構成されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の融着接続機。
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