JP2021066728A - 偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤の調製におけるegcgの応用、偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤 - Google Patents
偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤の調製におけるegcgの応用、偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021066728A JP2021066728A JP2020168962A JP2020168962A JP2021066728A JP 2021066728 A JP2021066728 A JP 2021066728A JP 2020168962 A JP2020168962 A JP 2020168962A JP 2020168962 A JP2020168962 A JP 2020168962A JP 2021066728 A JP2021066728 A JP 2021066728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pseudorabies virus
- egcg
- cells
- prv
- infection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/335—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
- A61K31/35—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom
- A61K31/352—Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom condensed with carbocyclic rings, e.g. methantheline
- A61K31/353—3,4-Dihydrobenzopyrans, e.g. chroman, catechin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
- A61P31/20—Antivirals for DNA viruses
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Virology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Oncology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
Description
豚偽狂犬病ウイルス(PRV)感染の予防及び/または治療製剤として、没食子酸エピガロカテキンを0.1mol/LのPBS緩衝液に溶かすことにより獲得され、上記の没食子酸エピガロカテキンの濃度が50mmol/Lである。
豚偽狂犬病ウイルス感染の予防及び/または治療製剤として、没食子酸エピガロカテキンを0.15mol/LのPBS緩衝液に溶かすことにより獲得され、上記の没食子酸エピガロカテキンの濃度が40mmol/Lである。
豚偽狂犬病ウイルス感染の予防及び/または治療製剤として、没食子酸エピガロカテキンを0.1mol/LのPBS緩衝液に溶かすことにより獲得され、上記の没食子酸エピガロカテキンの濃度が100mmol/Lである。
豚偽狂犬病ウイルス感染の予防及び/または治療製剤として、没食子酸エピガロカテキンをDMSOに溶かすことにより獲得され、上記の没食子酸エピガロカテキンの濃度が60mmol/Lである。
没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスにより引き起こされる細胞病変に対する影響
PK-15B6細胞(中国動物用医薬品監察所から購入)を4wt%牛胎児血清を含む栄養液で希釈してカウントし、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに敷いて、5%のCO2を含む37℃の培養箱に入れた。細胞が70〜80%(約16時間)ほど増殖した状態になると、PBS溶液で2回洗浄し、それぞれの細胞がPBS、10μM濃度のEGCG、20μM濃度のEGCG、50μM濃度のEGCG、100μM濃度のEGCGを使って1時間ほど予め処理して、細胞に豚偽狂犬病ウイルスPRV XJ5ウイルス株(0.1MOI)を感染させて、1時間後培養液を交換し、製剤がずっと存在してる状態で24時間感染させた後、細胞の形変化と病変状況を顕微鏡によって観察した。結果が図1の示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスによって引き起こされる細胞病変を減少でき、EGCGが豚偽狂犬病ウリス感染を減少する可能性あると表明している。
没食子酸エピガロカテキンがPK-15B6細胞で豚偽狂犬病ウイルスの感染活性に対する抑制(Western blot、蛍光定量PCRとTCID50試験)
(1)Western blotによって没食子酸エピガロカテキンがPK-15B6細胞上で豚偽狂犬病ウイルスの感染活性に対する抑制が測定され
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、5%のCO2を含む37℃の培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、PK-15B6細胞にそれぞれ1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、豚偽狂犬病ウイルスに感染させて(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)37℃で5%のCO2を含む培養箱で1時間培養してから、2mlの2%FBSを含むDMEM栄養液(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)と交換して、37℃で5%のCO2を含む培養箱で24時間培養してから、培養上清を収集(1mlを-70℃に保存して後のTCID50実験で使用)してPBSで3回洗浄し残液を吸い尽くした後、2X-蛋白ローディングバッファーを加えて細胞サンプルを収集し、金属浴で96℃で15分間煮沸し、Westernblot検測を行った。EGCGが豚偽狂犬病ウイルスgEとUL42蛋白を低下させた表現が見つかり(図2のAに示すように)、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染を低下させうることを初歩的に検証した。
Vero細胞を8vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに2×103個の濃度で96WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れ、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、血清のないDMEMで希釈した異なる濃度のウイルス液を加え、各濃度を8回繰り返し測定し、1.5時間感染させた後、2%FBSを含むDMEM栄養液と交換して、72時間感染させた後細胞病変の状況を観察した。EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染上清のウイルス力価を低下させ(図2のB)、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染を低下させうることを検証した。
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、5% CO2を含む37℃の培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、PK-15B6細胞にそれぞれ1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、豚偽狂犬病ウイルスに感染させて(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)37℃で5%のCO2を含む培養箱で1時間培養してから、2mlの2%FBSを含むDMEM栄養液(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)と交換して、37℃で5%のCO2を含む培養箱で24時間培養してから、PBSで3回洗浄して1mlの血清のないDMEM栄養液を加えて-70℃の冷蔵庫に入れ、凍結解凍サイクルを3回繰り返してからDNAを抽出して、リアルタイム蛍光定量PCR検測に用いられた。使用したPCRプライマーがgB94F:5’-ACAAGTTCAAGGCCCACATCTAC-3’(SEQ IDNo.1);gB94R:5’-GTCCGTGAAGCGGTTCGTGAT(SEQ IDNo.2);gB probe 5’-FAM-ACGTCATCGTCACGACC-TAMRA-3’(SEQ IDNo.3)である。使用した20μL反応システムには、0.2μLのDMSO、0.5μLのTaqDNAポリメラーゼ、0.8μLの上流及び下流プライマー、0.4μLのdNTP、2μLの10xバッファー、2μLのDNA、0.4μLのプローブ、及び12.9μLのRNaseフリー水が含まれる。増幅パラメータが95℃600秒、95℃10秒、62℃20秒で、合計45サイクル。結果が図2のCに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルス核酸の複製数を減らすことができ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染を低下させることができることを検証した。
没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスの吸着と侵入に対する影響(Western blot、蛍光定量PCRとTCID50試験)
(1)Western blotによって没食子酸エピガロカテキンがPK-15B6細胞上で豚偽狂犬病ウイルスの吸着と侵入に対する影響が測定され
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で適当な密度になるまで希釈して、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、PK-15B6細胞にそれぞれ1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、冷やす血清のないDMEMと交換して、豚偽狂犬病ウイルスを4℃で感染させ(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)て1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、1mlの2%FBSを含むDMEM栄養液(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)を加え、37℃で1時間培養してから、クエン酸で3回洗浄してからPBSで3回洗浄し、残液を吸収させてから、2ml 2%FBSを含むDMEM栄養液と交換し、37℃で5%CO2を含む培養箱に入れて、24時間感染させた後、細胞上清を収集し(1mlを-70℃に保存して後のTCID50実験で使用)、2X-蛋白ローディングバッファーを加えて細胞サンプルを収集し、金属浴で96℃で15分間煮沸して、Westernblot検測を行った。結果が図3のAに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスgEとUL42蛋白を低下させた表現が見つかり、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着と侵入を低下させうることを初歩的に検証した。
Vero細胞を8vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに2×103個の濃度で96WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れ、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、血清のないDMEMで希釈した異なる濃度のウイルス液を加え、各濃度を8回繰り返し測定し、1.5時間感染させた後、2%FBSを含むDMEM栄養液と交換して、72時間感染させた後細胞病変の状況を観察した。結果が図3のBに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染上清のウイルス力価を低下させ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着と侵入を低下させうることを検証した。
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、5% CO2を含む37℃の培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、冷やす血清のないDMEMと交換して、豚偽狂犬病ウイルスを4℃で感染させて(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)、1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、1mlの2%FBSを含むDMEM栄養液(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)を加え、37℃で1時間培養してから、クエン酸で3回洗浄してからPBSで3回洗浄し、残液を吸収させてから、2ml 2%FBSを含むDMEM栄養液と交換し、37℃で5%CO2を含む培養箱に入れて、24時間感染させた後、PBSで3回洗浄して残液を吸収してから、1mlの血清のないDMEM栄養液を加えて-70℃の冷蔵庫に入れ、凍結解凍サイクルを3回繰り返してからDNAを抽出し蛍光定量PCR検測を行った。結果が図3のCに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルス核酸の複製数を減らすことができ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着と侵入を低下させることができることを検証した。
没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスの吸着に対する影響(Western blot、蛍光定量PCRとTCID50試験)
(1)Western blotによって没食子酸エピガロカテキンがPK-15B6細胞上で豚偽狂犬病ウイルスの吸着に対する影響が測定され
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈して、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、PK-15B6細胞にそれぞれ1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、冷やす血清のないDMEMと交換し、豚偽狂犬病ウイルスを4℃で感染させて(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)1時間培養してから、2mlの2%FBSを含むDMEM栄養液と交換し、37℃で5%CO2を含む培養箱に入れて、24時間感染させた後、細胞上清を収集し(1mlを-70℃に保存して後のTCID50実験で使用)、PBSで3回洗浄した後残液を吸収してから、2X-蛋白ローディングバッファーを加えて細胞サンプルを収集し、金属浴で96℃で15分間煮沸して、Westernblot検測を行った。結果が図4のAに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスgEとUL42蛋白を低下させた表現が見つかり、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着を低下させうることを検証した。
Vero細胞を8vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに2×103個の濃度で96WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れ、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、血清のないDMEMで希釈した異なる濃度のウイルス液を加え、各濃度を8回繰り返し測定し、1.5時間感染させた後、2%FBSを含むDMEM栄養液と交換して、72時間感染させた後細胞病変の状況を観察した。結果が図4のBに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染上清のウイルス力価を低下させ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着を低下させうることを検証した。
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、5% CO2を含む37℃の培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの血清のないDMEMで希釈して作られた10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGを加え、37℃で1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、冷やす血清のないDMEMと交換し、豚偽狂犬病ウイルスを4℃で感染させて(10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)1時間培養してから、PBSで洗浄した後残液を吸収してから、800μLのPBSを加え細胞剥離装置で細胞を剥離して、細胞サンプルを収集し(凍結解凍繰り返し不要)、DNAを抽出して、蛍光定量PCRの測定を行った。結果が図4のCに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルス核酸の複製数を減らすことができ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの吸着を低下させることができることを検証した。
没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスの侵入に対する影響(Western blot、蛍光定量PCRとTCID50試験)
(1)Western blotによって没食子酸エピガロカテキンがPK-15B6細胞上で豚偽狂犬病ウイルスの侵入に対する影響が測定され
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈して、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの血清のない冷やすDMEMを加え、豚偽狂犬病ウイルスを4℃で感染させて1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの2%FBSを含む冷やすDMEMを加えて(それぞれ10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)37℃で1時間培養してから、クエン酸で3回洗浄してからPBSで3回洗浄し、残液を吸収させてから、2ml 2%FBSを含むDMEM栄養液と交換し、37℃で5%CO2を含む培養箱に入れて、24時間感染させた後、細胞上清を収集し(1mlを-70℃に保存して後のTCID50実験で使用)、2X-蛋白ローディングバッファーを加えて細胞サンプルを収集し、金属浴で96℃で15分間煮沸して、Westernblot検測を行った。結果が図5のAに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスgEとUL42蛋白を低下させた表現が見つかり、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの侵入を抑制できることを検証した。
Vero細胞を8vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに2×103個の濃度で96WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れ、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、血清のないDMEMで希釈した異なる濃度のウイルス液を加え、各濃度を8回繰り返し測定し、1.5時間感染させた後、2%FBSを含むDMEM栄養液と交換して、72時間感染させた後細胞病変の状況を観察した。結果が図5のBに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの感染上清のウイルス力価を低下させ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの侵入を抑制できることを検証した。
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈し、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、5% CO2を含む37℃の培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの血清のない冷やすDMEMを加え豚偽狂犬病ウイルスを感染させ、4℃で1時間培養してから、冷やすPBSで3回洗浄し、残液を吸収した後、1mlの2%FBSを含むDMEMを加え(それぞれ10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)37℃で1時間培養してから、クエン酸で3回洗浄してからPBSで3回洗浄し、残液を吸収させてから、800μLのPBSを加え細胞剥離装置で細胞を剥離して、細胞サンプルを収集し(凍結解凍繰り返し不要)、DNAを抽出して、蛍光定量PCRの測定を行った。結果が図5のCに示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルス核酸の複製数を減らすことができ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの侵入を抑制できることを検証した。
没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスの複製に対する影響(Western blot)
PK-15B6細胞を4vol%FBSを含むDMEM栄養液で希釈して、1穴あたりに5×105個の濃度で6WELL組織培養プレートに点滴し、37℃で5%のCO2を含む培養箱に入れて、細胞が培養箱内で器壁に接着し単層(約17-18時間)になると、PBS溶液で3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、1mlの血清のないDMEMを加え、豚偽狂犬病ウイルスを37℃の5% CO2を含む培養箱で1時間感染させてから、PBSで3回洗浄し、残留のPBS溶液を吸収させた後、2mlの2%FBSを含むDMEMを加えて(それぞれ10μM、20μM、50μM、100μMの濃度のEGCGが存在)それぞれ4時間と6時間感染させた後、細胞サンプルを収集し、Westernblot検測を行った。結果が図6に示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスgEとUL42蛋白を低下させた表現が見つかり、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスの複製を抑制できることを検証した。
エピガロカテキン3-ガラートが豚偽狂犬病ウイルスを直接殺す効果
PBSまたはEGCG(10μM、20μM、50μM、100μM)の溶液とPRVを37℃で1時間培養してから、PK-15B6細胞を接種し、1時間してから、PBSで3回洗浄し、2%DMEMと交換し、24時間後蛋白サンプルを収集し、Westernblotで豚偽狂犬病ウイルスの蛋白変化を観察した。この培養されたウイルスをTCID50によって豚偽狂犬病ウイルスの力価の変化を検測した。結果が図7に示すように、EGCGが豚偽狂犬病ウイルス感染のウイルス力価を低下させ、EGCGが豚偽狂犬病ウイルスを直接殺すことができることを検証した。
没食子酸エピガロカテキンがマウス体での豚偽狂犬病ウイルス感染に対する影響
6週齢の雌マウスを7組に分けて、それぞれが健康対照群6匹(腹腔に相応量のPBSを注射)、投薬対照群6匹(腹腔に高用量の製剤を注射)、PRV投与対照群6匹(腹腔に相応量のPBSを注射)、4日前投薬群(低用量6匹、高用量6匹)、2日前投薬群(低用量6匹、高用量6匹)、PRV投与1時間後投薬群(低用量6匹、高用量6匹)。EGCGの濃度は20mg / mlで、低用量はマウスあたり20mg/kg、高用量はマウスあたり40mg/kgである。PRV投与量は1X104 TCID50で、PRVを投与する4日前に投薬群と4日前投薬群のマウスの腹腔にEGCGを注射し、同時に他の組のマスに相応量のPBSを注射し、4日間連続して投薬してから、PRVを投与した。2日前投薬群はPRVを投与する2日前に腹腔に投薬して、2日間連続して投与してからPRVを投与して、引き続き2日間連続して投薬した。PRVに投与1時間後投薬群は、PRVを1時間投与してから投薬し、連続して4日間投薬した。PRVを投与してから、毎日のマウスの死亡情報を統計していた。7日目にPRV投与対照群6匹が全部死亡し、4日前投薬群(低用量)と2日前投薬群(低用量)とがそれぞれ4匹生存、2匹死亡で、PRV投与1時間後投薬群(低用量)が3匹生存、3匹死亡で、健康対照群6匹と投薬対照群6匹と4日前投薬群(高容量)と2日前投薬群(高用量)とPRV投与1時間後投薬群(高容量)とが全員生存(図8に示すように)。これはEGCG(40mg/kg)が豚偽狂犬病ウイルス感染に完全な保護を提供できることを示し、EGCG(40mg/kg)が豚偽狂犬病ウイルス感染に対して予防と治療的効果を持っていることがわかる。
Claims (10)
- 豚偽狂犬病ウイルス感染を予防及び/または治療する製剤の調製における没食子酸エピガロカテキンの応用。
- 請求項1に記載された応用において、上記の没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスの吸着、侵入及び複製を抑制することにより豚偽狂犬病を予防及び/または治療することを特徴とする応用。
- 請求項1に記載された応用において、上記の没食子酸エピガロカテキンが豚偽狂犬病ウイルスを直接殺すことにより豚偽狂犬病を予防及び/または治療することを特徴とする応用。
- 豚偽狂犬病ウイルス感染を予防及び/または治療する製剤であり、上記の製剤において没食子酸エピガロカテキンの濃度が10〜100μmol/Lであることを特徴とする製剤。
- 請求項5に記載された製剤において、没食子酸エピガロカテキンの濃度が20〜80μmol/Lであることを特徴とする製剤。
- 請求項5に記載された製剤において、没食子酸エピガロカテキンの濃度が40〜60μmol/Lであることを特徴とする製剤。
- 請求項5に記載された製剤において、上記の製剤の溶剤がPBS緩衝液またはDMSOであることを特徴とする製剤。
- 請求項7に記載された製剤において、上記のPBS緩衝液の濃度が0.05〜0.15μmol/Lであることを特徴とする製剤。
- 請求項8に記載された製剤において、上記のPBS緩衝液の濃度が0.08〜0.12μmol/Lであることを特徴とする製剤。
- 請求項5〜9のうちのいずれか一つの製剤において、上記の没食子酸エピガロカテキンを溶剤に溶かすことにより上記の製剤を取得することを特徴とする製剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201911022059.XA CN110731958B (zh) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | Egcg在制备预防和/或治疗prv感染制剂中的应用、预防和/或治疗prv感染制剂 |
CN201911022059.X | 2019-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021066728A true JP2021066728A (ja) | 2021-04-30 |
JP7014463B2 JP7014463B2 (ja) | 2022-02-01 |
Family
ID=69271417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020168962A Active JP7014463B2 (ja) | 2019-10-25 | 2020-10-06 | 偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7014463B2 (ja) |
CN (1) | CN110731958B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113171374B (zh) * | 2021-06-09 | 2022-04-15 | 扬州大学 | 沙棘多糖在制备预防和/或治疗猪伪狂犬病病毒感染制剂中的应用 |
CN113350369B (zh) * | 2021-06-26 | 2022-03-29 | 扬州大学 | 车前草多糖在制备抗猪伪狂犬病病毒感染制剂中的应用 |
CN113648324B (zh) * | 2021-06-28 | 2022-09-16 | 扬州大学 | 一种抗猪伪狂犬病病毒的药物、消毒剂、添加剂及其制备方法 |
CN114277082B (zh) * | 2021-12-09 | 2023-06-16 | 河南省农业科学院动物免疫学重点实验室 | 一种利用抑制剂A2ti-1抑制伪狂犬病毒体外复制增殖的方法及应用 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000044473A (ja) * | 1998-07-27 | 2000-02-15 | Mitsui Norin Co Ltd | 家畜のウイルス感染予防剤 |
WO2010067869A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 国立大学法人広島大学 | 抗ウイルス剤および抗ウイルス用組成物 |
JP2016063805A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 長浦 善昭 | エボラウイルス、hiv、ifvなどの種々雑々なウイルス(以下、略して、ウイルスとする)を不活化するのに、ウイルスの表皮が帯電をしている陽電子(+イオン)と、ゼオライト、及びイオン交換樹脂が帯電をしている陰電子(−イオン)とを交換して置換をすることによりウイルスを不活化する方法。 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102949387B (zh) * | 2011-08-19 | 2017-03-01 | 奥古斯塔大学研究所公司 | 用于治疗单纯疱疹病毒的组合物和方法 |
-
2019
- 2019-10-25 CN CN201911022059.XA patent/CN110731958B/zh active Active
-
2020
- 2020-10-06 JP JP2020168962A patent/JP7014463B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000044473A (ja) * | 1998-07-27 | 2000-02-15 | Mitsui Norin Co Ltd | 家畜のウイルス感染予防剤 |
WO2010067869A1 (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-17 | 国立大学法人広島大学 | 抗ウイルス剤および抗ウイルス用組成物 |
JP2016063805A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 長浦 善昭 | エボラウイルス、hiv、ifvなどの種々雑々なウイルス(以下、略して、ウイルスとする)を不活化するのに、ウイルスの表皮が帯電をしている陽電子(+イオン)と、ゼオライト、及びイオン交換樹脂が帯電をしている陰電子(−イオン)とを交換して置換をすることによりウイルスを不活化する方法。 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN110731958B (zh) | 2021-03-30 |
JP7014463B2 (ja) | 2022-02-01 |
CN110731958A (zh) | 2020-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7014463B2 (ja) | 偽狂犬病ウイルス(prv)感染の予防及び/または治療製剤 | |
Xu et al. | Aloe extract inhibits porcine epidemic diarrhea virus in vitro and in vivo | |
CN110200961B (zh) | 表没食子儿茶素没食子酸酯在制备预防和/或治疗猪流行性腹泻病毒制剂中的应用 | |
CN113181154B (zh) | Egta用于预防或治疗非洲猪瘟的新用途 | |
KR101656791B1 (ko) | 항바이러스 활성을 가지는 사료 첨가제 조성물 | |
EP4005575A1 (en) | Application of tannic acid in preparation of anti-respiratory virus drug | |
CN114788844A (zh) | 辣蓼黄酮乙酸乙酯部分在抗猪伪狂犬病毒中的应用及抗猪伪狂犬病毒的药物 | |
Wang et al. | Berbamine hydrochloride inhibits bovine viral diarrhea virus replication via interfering in late-stage autophagy | |
CN113171374B (zh) | 沙棘多糖在制备预防和/或治疗猪伪狂犬病病毒感染制剂中的应用 | |
JP6276469B2 (ja) | ブタ用飼料中のナラシンの抗ウイルス作用 | |
US12083167B2 (en) | Ovotransferrin treatment for the reproductive tract | |
WO2020218577A1 (ja) | フラビウイルス感染症治療剤 | |
CN111100817B (zh) | 马流产沙门氏菌马源株及其在制备马流产沙门氏菌灭活疫苗中的应用 | |
Su et al. | In vitro and in vivo antiviral activity of monolaurin against Seneca Valley virus | |
Stefanou et al. | Pomegranate as an anti-viral agent and immune system stimulant | |
CN116549429A (zh) | 5-氨基乙酰丙酸在制备防治猪蓝耳病的产品中的应用 | |
Caspari et al. | Impact of porcine circovirus type 2 (PCV2) vaccination on boar semen quality and quantity using two different vaccines | |
CN103655684A (zh) | 一种能在体外和体内杀灭和抑制口蹄疫病毒的中草药微生态制剂 | |
CN114984035A (zh) | 甘草多糖在制备抗猪伪狂犬病病毒感染制剂中的应用 | |
Uchide et al. | Current and future anti-influenza virus drugs | |
CN109010331B (zh) | 茶多酚在防治蓝耳病中的应用 | |
CN113509489A (zh) | 亚硒酸钠或含有亚硒酸钠的组合物用于预防或治疗非洲猪瘟的新用途 | |
WO2021249501A1 (zh) | 一种抗病毒制剂 | |
CN112843073A (zh) | 瑞德西韦(Remdesivir)在制备抗牛副流感病毒3型药物中的应用 | |
CN116570602B (zh) | 蟾毒灵在制备抗伪狂犬病毒药物中的用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201006 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220113 |