JP2021066594A - 扉装置及び搬送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさの異なる移動かごの扉を効率よく開閉することで、使い勝手に優れる。【解決手段】複数の移動かご2の開口2aにそれぞれスライド方向Eにスライド可能に設けられ、スライド方向Eの長さ寸法が異なる移動かご2に合わせてスライド方向Eの長さ寸法が異なる内扉21と、移動かご2が停止する搬入出位置P1に形成された開口に設けられ、スライド方向Eにスライド可能な外扉40と、内扉21に設けられた係合凸部22と、外扉40に設けられ、移動かご2が搬入出位置P1に停止した状態の閉位置Q1と開位置Q2との間で係合凸部21に対して係合可能な係合凹部41と、を備え、外扉40及び内扉は、係合凹部41と係合凸部22とが係合することにより、内扉21における閉位置Q1と開位置Q2との間で連動してスライドし、内扉21が開位置Q2に到達したときにスライドが停止する扉装置を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、扉装置及び搬送システムに関する。
従来、例えばエレベータ等の人荷を搬送する移動かごの出入口には、移動かごに設けられる内扉と、出入口側で内扉の外側に位置する外扉とを設けた構成が知られている。このような扉構造として、例えば特許文献1に示されるように、内扉と外扉とを連動させて利便性を向上させるために、内扉と外扉とを係合する機構を備えたものがある。上述したような内扉と外扉とが連動する扉装置としては、扉が全閉と全開のいずれかで切り替え機構としているのが一般的となっている。
また、移動かごとしては、例えば大容量の移動かごと小容量の移動かごのように出入口側の大きさの異なる複数種類の移動かごを用いたものを採用することもある(例えば、特許文献2参照)。
実開昭57−184871号公報 特開2010−090583号公報
しかしながら、上述したような出入口側の大きさの異なる移動かごが採用され、内扉と外扉を備えた従来の扉装置では、扉面の大きさが移動かごの大きさによって変わる場合がある。外扉を全閉か全開のいずれかの位置とする開閉方法とする従来の扉装置の場合には、例えば出入口側の大きさが小さい移動かごで荷物を出し入れする際に、全開した外扉が移動かごの開口よりも大きく開いた状態となってしまう。
このようなことから、扉装置としての使い勝手を向上させるために、出入口側の大きさの異なる移動かご毎に対応させて扉の開閉量を変更できる装置が求められており、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、大きさの異なる移動かごの扉を効率よく開閉することで、使い勝手に優れた扉装置及び搬送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る扉装置は、複数の移動かごの開口にそれぞれ所定のスライド方向にスライド可能に設けられ、前記スライド方向の長さ寸法が異なる前記移動かごに合わせて、前記スライド方向の長さ寸法が異なるように形成された内扉と、前記移動かごが停止する搬入出位置に形成された開口に設けられ、前記スライド方向にスライド可能に設けられた外扉と、前記内扉に設けられた第一係合部材と、前記外扉に設けられ、前記移動かごが前記搬入出位置に停止した状態で、前記内扉が前記移動かごの前記開口を閉塞する閉位置に位置する状態と、前記内扉が前記閉位置からスライド方向に移動して前記移動かごの前記開口が全開となる開位置に位置する状態と、の間で前記第一係合部材に対して係合可能な第二係合部材と、を備え、前記外扉及び前記内扉は、前記第二係合部材と前記第一係合部材とが係合することにより、前記内扉における前記閉位置と前記開位置との間で連動してスライドし、前記内扉が前記開位置に到達したときにスライドが停止することを特徴としている。
また、本発明に係る搬送システムは、上述した扉装置と、前記扉装置の前記内扉が開口に設けられ、前記内扉の前記スライド方向に長さ寸法が異なる複数の移動かごと、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、移動かごに対して荷物を出し入れする際に、移動かごを搬入出位置に停止させた状態で、内扉が移動かごの開口を閉塞する閉位置に位置する状態から、移動かごの開口が全開となる開位置に向かってスライド方向に内扉が移動する際に、第一係合部材が外扉の第二係合部材に係合する。このように外扉をスライド方向にスライドさせることで、この外扉に連動して内扉を閉位置から開位置へスライドできることから、使い勝手を良好にすることができる。
このとき、外扉が内扉と連動してスライドし、内扉が開位置に到達したときに外扉及び内扉のスライドが停止するように構成されている。そのため、スライド方向の長さ寸法が異なる内扉を備えた移動かごの開口の大きさが異なっていて、内扉の第一係合部材の位置が異なる場合であっても、内扉の全開時のスライドストローク量で外扉をスライドさせることができる。したがって、本発明では、1種類の外扉でスライド方向の長さの異なる複数の内扉(移動かご)であっても外扉を共通化することできる。
また、本発明に係る扉装置は、前記第一係合部材は、前記スライド方向の長さ寸法が異なる前記内扉ごとに前記スライド方向に取り付け位置が異なるようにして前記内扉にそれぞれ設けられ、前記第二係合部材は、前記スライド方向に取り付け位置が異なる前記第一係合部材とそれぞれ対応して複数箇所に設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、スライド方向の長さ寸法が異なる内扉ごとに異なる位置に第一係合部材が取り付けられているため、スライドする長さごとに最適な形状に第一係合部材を変更することができる。例えば、小さな内扉であれば薄板片とし、大きな内扉であれば角柱とすることが可能となる。一方で、第一係合部材はスライド方向で異なる位置に取り付けられており、スライド方向以外の方向では同じ位置に取り付けることが可能である。そのため、スライド方向の長さ寸法が異なる内扉であっても同じスライド動作で安定してスライドすることができる。
また、本発明に係る扉装置は、前記第一係合部材は、前記内扉のスライド方向に沿って先端に設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、第二係合部材に係合して外扉のスライド動作が作用する第一係合部材が内扉のスライド方向の先端に配置されているので、開扉時において開く側の内扉の先端から内扉を引く力が作用し、内扉を安定して開くことができる。例えば、内扉がスライド方向に折り曲げ可能な場合には、とくに扉を開けるときが閉じるときよりも安定したスライドとなって好ましい。
また、本発明では、第一係合部材を内扉のスライド方向の先端に設ける構成であるので、内扉が板材から形成される場合において、内扉の板材端部の折り曲げることにより第一係合部材を容易に作成することができる。
また、本発明に係る扉装置は、前記内扉および前記外扉は、上下方向にスライドすることを特徴としてもよい。
この場合には、内扉および外扉を開扉時から閉じる際に、扉の自重を利用して下方にスライドさせることができ、振れやずれがない状態で安定して閉じることができる。例えば、内扉がスライド方向に折り曲げ可能な場合であっても、扉の下側が自重で下に引っ張られるため、閉じるときに安定して閉じることが可能となる。
また、本発明に係る扉装置は、前記第二係合部材と前記第一係合部材とが係合したことを検知する係合検出センサが設けられ、前記係合検出センサで検出した結果に基づいて前記移動かごの大きさが識別され、識別した前記移動かごの大きさに基づくスライド量で前記外扉がスライドすることを特徴としてもよい。
この場合には、係合検出センサによって第二係合部材と第一係合部材とが係合した結果を検出することができ、外扉および内扉を動かす準備ができる。そして、その係合した結果に基づいて移動かごの大きさが識別され、識別した前記移動かごの大きさを特定することができ、特定した移動かごに基づくスライド量で外扉をスライドさせることができる。
また、本発明に係る扉装置は、前記内扉および前記外扉のスライド方向が上下方向であって、前記第一係合部材は、前記外扉側に突出する第一凸部であり、前記第二係合部材は、前記内扉側に突出するとともに、前記第一凸部の下側に係合する第二凸部であることを特徴としてもよい。
この場合には、内扉に設けられる第一係合部材と外扉に設けられる第二係合部材とをそれぞれ1箇所ずつ配置することができるので、簡単な扉構造で大きさの異なる移動かごの扉を効率よく開閉することができる。
本発明の扉装置及び搬送システムによれば、大きさの異なる移動かごの扉を効率よく開閉することで、使い勝手に優れたものを実現することができる。
本発明の実施形態による扉装置を備えた荷物保管装置を斜め前方から見た斜視図である。 図1に示す荷物保管装置を斜め後方から見た斜視図である。 荷物保管装置の前面に設けられる取出部の構成を示す正面図であって、(a)は閉扉時の状態を示す図、(b)は大型移動かごにおける開扉時の状態を示す図、(c)は小型移動かごにおける開扉時の状態を示す図である。 大型移動かごの場合の扉の開閉状態を示す側断面図であって、(a)は閉扉時の状態を示す図、(b)は開扉時の状態を示す図である。 小型移動かごの場合の扉の開閉状態を示す側断面図であって、(a)は閉扉時の状態を示す図、(b)は開扉時の状態を示す図である。 移動装置の構成を示す斜視図である。 図2に示すA−A線矢視図であって、図6に示す移動装置を前後方向から見た側面図である。 第1変形例による扉装置の構成を示し、大型移動かごの場合の扉の開閉状態を示す側断面図であって、(a)は閉扉時の状態を示す図、(b)は開扉時の状態を示す図である。 第1変形例による扉装置の構成を示し、小型移動かごの場合の扉の開閉状態を示す側断面図であって、(a)は閉扉時の状態を示す図、(b)は開扉時の状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態による扉装置及び搬送システムについて、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す本実施形態による扉装置1は、例えば駅や空港等の公共施設、あるいは展示施設等でスーツケース等の荷物N(収納物)を収納・保管する際の荷物Nの出し入れ時の扉に設けられた荷物保管装置10(搬送システム)に適用されている。荷物保管装置10は、荷物Nを一時的に保管するロッカーとして機能するものである。
荷物保管装置10は、外殻体11と、外殻体11内で移動可能に設けられて荷物Nを収納する複数の移動かご2と、これら移動かご2を所定位置に保管する保管ラック3と、所定の荷物Nを搬入出する際の受け渡し口となる搬入出口4と、保管ラック3と搬入出口4との間で移動かご2を移動させる移動装置5と、を備えている。
扉装置1は、詳しくは後述するが、移動かご2の内扉21と、搬入出口4の外扉40を備え、荷物Nの搬入出時において外扉40と内扉21(図4及び図5参照)とが連動してスライドし、移動かご2の大きさに合わせて開閉する装置である。
荷物保管装置10は、荷物Nを収納・保管するために搬入出する際に、搬入出口4から荷物Nを装置内に搬入したり搬出するために使用される。外殻体11は、前後左右と天井が壁で囲まれて箱型に形成され、その側壁のうち一面(取出面11A)に前述した搬入出口4が配置されている。つまり、荷物Nを保管する利用者は、搬入出口4の近傍に設けられる操作パネル12を操作することにより、保管ラック3内の所定位置に荷物Nを保管し、必要なときにその保管されている荷物Nを搬入出口4に搬出させて、取り出すことができる。
ここで、本実施形態では、荷物保管装置10において、搬入出口4に向かって横方向を左右方向X1といい、上方から見た平面視で左右方向X1に直交する方向を前後方向X2という。そして、前後方向X2において、搬入出口4を向く利用者の手前側を前方、前側といい、その反対側を後方、後側という。
外殻体11は、図1及び図2に示すように、底盤13と、底盤13の外周部に立設される側壁のうち前側に位置する取出面11Aと、四方の側壁に囲まれた空間を上方から覆う上壁(図示省略)を有している。外殻体11は、左右方向X1に長い長方形状に形成されている。ここで、図1及び図2では、見易くするために、外殻体11のうち底盤13と取出面11Aのみが示されている。
外殻体11の内部空間には、前後方向X2の両側に外殻体11の内面に沿って保管ラック3(3A、3B)が配置され、前後両側の保管ラック3A、3B同士の間に図3及び図4に示す移動装置5が配置される移動通路Tが設けられている。そして、移動通路Tを挟んで前側に位置する前方保管ラック3Aには、左右方向X1の中央に開口部が形成されている。この開口部には、内側に搬入出口4を備え、移動かご2を搬入出口4に進退可能とする取出部4Aが設けられている。
移動かご2は、図4(a)、(b)及び図5(a)、(b)に示すように、スライド方向Eの長さ寸法(すなわち、高さ寸法)の異なる複数(本実施形態では大小2種)の箱形状をなし、移動装置5によって外殻体11内で移動可能に設けられ、かつ移動装置5によって保管ラック3に対して収納可能に設けられている。ここで、高さ寸法が大きい方の移動かご2を大型移動かご2Aとし、高さ寸法の小さい方の移動かご2を小型移動かご2Bとして区別して用いる。
移動かご2の開口2aには、所定のスライド方向E(上下方向X3)にスライド可能に設けられ、スライド方向Eの長さ寸法が異なる移動かご2に合わせて、スライド方向Eの長さ寸法が異なるように形成された内扉21を備えている。
内扉21の外面21aには、内扉21の外面21aにおけるスライド方向(上下方向X3)の先端21bに、外面21aから前方に向けて突出する係合凸部22(第一係合部材、第一凸部)が設けられている。係合凸部22は、左右方向X1に沿って延びる帯状片である。係合凸部22は、スライド方向Eの長さ寸法が異なる内扉21ごとにスライド方向Eに取り付け位置が異なるようにして内扉21にそれぞれ設けられている。すなわち、内扉21の上部に設けられる係合凸部22の位置は、図3(b)及び図4(a)、(b)に示す大型移動かご2Aと、図3(c)及び図5(a)、(b)に示す小型移動かご2Bとでは移動かご2の下面からの高さが異なっている。
内扉21は、駆動力を有さずに、後述する搬入出口4に設けられる後述する外扉40のスライドに連動してスライドし、移動かご2の開口2aを開閉する。
保管ラック3は、移動かご2を個別に出し入れ可能に保管する保管スペース31、31、…が縦横に複数の配列されている。これら保管スペース31は、上下三段に設けられ、上二段は大型移動かご2Aが保管可能とされ、最下段は小型移動かご2Bが保管可能となっている。移動かご2は、保管ラック3A、3Bの移動通路T側から移動装置5を使用して出し入れされる。保管ラック3A、3Bに保管される移動かご2は、すべて内扉21が前方を向いた姿勢で保管されている。これにより保管ラック3と搬入出位置P1との間で移動する移動かご2の向きを移動装置5によって変える動作が不要となる。
図6及び図7に示すように、移動通路Tに配置される移動装置5は、移動かご2を保持して保管ラック3の所定の保管スペース31と搬入出口4との間で搬送する搬送リフト51と、搬送リフト51を左右方向X1に移動させる横移動ガイド52と、横移動ガイド52を上下方向X3に昇降させる昇降ガイド53と、を備えている。さらに移動装置5には、移動通路Tから保管ラック3内の各保管スペース31、及び搬入出口4に対して搬送リフト51を進退移動させるための押出し装置(図示省略)が設けられている。
横移動ガイド52及び昇降ガイド53は、外殻体11の内側で底盤13上に立設された門型形状の支持枠54に支持されている。昇降ガイド53は、支持枠54の内面において、上下方向X3に沿って延在する左右一対の上下レール55、55を備えている。
横移動ガイド52は、左右両端部に上下レール55に摺動可能に支持された摺動部56と、左右の摺動部56、56を架け渡すように左右方向X1に沿って延在する二本の左右レール57と、を備えている。摺動部56は、不図示の駆動モータ等の駆動手段によって上下レール55に沿って上下方向に移動可能に設けられている。これにより横移動ガイド52が水平を維持して上下に昇降される。
搬送リフト51は、不図示の駆動モータ等の駆動手段を有し、移動かご2を下方から保持した状態で横移動ガイド52と昇降ガイド53に沿って適宜な位置へ移動させることで、保管ラック3との間及び搬入出位置P1との間で移動かご2を受け渡しするためのものである。
前述した押出し装置は、搬送リフト51を前後方向X2に進退移動させる際に、横移動ガイド52から移動かご2を前後方向X2に押し出し、引き戻す進退移動をさせる。図中の符号Fは、押出し装置における進退方向を示している。押出し装置としては、例えば不図示の駆動モータの駆動力によって例えばタイミングベルト等の伝達部材を介して摺動軸に沿って移動かご2を載せた搬送リフト51を移動させる構成とすることができる。
図4及び図5示すように、搬入出口4を備えた取出部4Aは、所定位置(搬入出位置P1)に停止した移動かご2の内扉21の外側に配置されている。取出部4Aは、移動かご2が停止する搬入出位置P1に形成された搬入出口4の開口に設けられ、スライド方向Eにスライド可能に設けられた外扉40を備えている。搬入出位置P1は、搬入出口4における外扉40の内側(後側)において、移動かご2内に荷物Nを出し入れする位置である。
外扉40は、搬入出口4において外殻体11の取出面11Aの内外を連通する開口を塞ぐ大きさであり、大型移動かご2Aの大型内扉21Aと同等(少なくとも上下方向X3の長さ寸法が同等)の大きさとなっている。搬入出口4の開口サイズは、大型移動かご2Aの開口2aの大きさとほぼ同等になっている。
外扉40の内扉21側を向く後面40aには、移動かご2が搬入出位置P1に停止した状態で、内扉21が移動かご2の開口2aを閉塞する閉位置Q1に位置する状態から、移動かご2の開口2aが全開となる開位置Q2に向かってスライド方向E(本実施形態では上下方向X3)に内扉21が移動する際に、係合凸部22に対して係合可能な係合凹部41(第二係合部材)が設けられている。
係合凹部41(41A、41B)は、大きさの異なる内扉21におけるそれぞれの係合凸部22に係合する複数箇所に設けられている。それぞれの係合凹部41は、左右方向X1に沿って延びる一対の帯状の上片41aと下片41b(第二凸部)とが互いに上下に間隔をあけて配置され、双方の片41a、41b同士の間に係合凸部22が係合する隙間を形成した凹溝状となっている。
外扉40の上端に設けられる第一係合凹部41Aには、図4(a)、(b)に示すように、大型移動かご2Aの大型内扉21Aの上部に設けられる第一係合凸部22Aが係合する。外扉40の上下方向X3の中央に設けられる第二係合凹部41Bには、図5(a)、(b)に示すように、小型移動かご2Bの小型内扉21Bの上部に設けられる第二係合凸部22Bが係合する。
外扉40は、不図示の駆動手段を有しており、駆動力を有しない内扉21を連動させるように設けられ、内扉21が全開したときにスライドが停止するように構成されている。
外扉40の大きさは、上述したように大型移動かご2Aの大型内扉21Aとほぼ同等の形状となるように形成されている。
また、搬入出口4には、係合凹部41と係合凸部22とが係合したことを検知する係合検出センサ(図示省略)が設けられている。係合検出センサは、閉扉時における係合凹部41と係合凸部22の係合位置近傍に配置されている。そして、係合検出センサで検出した結果に基づいて移動かご2の大きさが識別され、識別した移動かご2の大きさに基づくスライド量で外扉40がスライドするように制御されている。係合検出センサとしては、例えば光電センサを採用することができる。
なお、係合検出センサで検出した結果に基づいて識別された移動かご2の種類(本実施形態では大型移動かご2Aか小型移動かご2Bの種類)を操作パネル12で表示するようにしてもよい。
本実施形態による扉装置1は、内扉21、係合凸部22、外扉40、及び係合凹部41を備えた構成のものである。
次に、上述した扉装置1を備えた荷物保管装置10を利用して荷物Nを搬入出する際の動作手順について説明する。
図1に示すように、利用者が荷物保管装置10を利用して荷物Nを保管するときには、利用者は取出部4Aの近傍に配置される操作パネル12を操作して保管開始の指示情報を入力する。このとき、利用者は、荷物Nの大きさに応じて保管する移動かご2の大きさを選択しておく。ここでは、大型移動かご2Aが選択されたものとして説明する。
そして、指示情報が入力されると、図6及び図7に示すように、移動装置5が作動し、保管ラック3に保管される大型移動かご2Aのうち荷物Nが収納されていない空の大型移動かご2Aが選択され、選択された保管スペース31に配置されている大型移動かご2Aを搬送リフト51で移載する動作が行われる。
空の大型移動かご2Aを保管スペース31から取り出して搬送リフト51上に移載する動作としては、不図示の押出し装置によって搬送リフト51を進退方向Fで保管スペース31に配置されている大型移動かご2Aの下方に進出させ、大型移動かご2Aを搬送リフト51上に載せた後に搬送リフト51を横移動ガイド52上に引き込むことで移載される。
次に、空の大型移動かご2Aを載せた搬送リフト51を横移動ガイド52と昇降ガイド53を使用して左右方向X1と上下方向X3に適宜移動させ、搬入出口4の搬入出位置P1に対して前後方向X2に向く位置に配置する。
続いて、移動装置5の押出し装置(図示省略)によって搬送リフト51を進退方向Fで前方に向けて押し出し、図4(a)に示すように外扉40の内側となる搬入出位置P1で停止させる。このとき、大型移動かご2Aを前方に移動させる動作により、大型内扉21Aの外面21aの上部に設けられる第一係合凸部22Aが閉じた状態の外扉40の上部に設けられる第一係合凹部41Aに係合する。なお、図4(a)に示す搬入出位置P1にある大型移動かご2Aは、収納内部2cに荷物Nが入っているが、この時点では収納内部2cは空の状態である。
第一係合凸部22Aが第一係合凹部41Aに係合したときには、不図示の係合検出センサによって係合した結果が検出される。つまり、本実施形態では、上下一対の係合凹部41のうち第一係合凹部41Aに第一係合凸部22Aが係合した方を係合検出センサで検出することができる。
そして、係合した結果が検出されると、図4(b)に示すように、その結果に基づいて移動かご2の大きさが識別され、識別した移動かご2の大きさに基づくスライド量で外扉40が上向きにスライドする(図3(a)、(b)参照)。つまり、係合した結果により、外扉40をスライド駆動する駆動手段を起動して外扉40に駆動力を付与して閉位置Q1から上方にスライドさせる。外扉40には大型内扉21Aが係合されているので、外扉40のスライドに連動して大型内扉21Aも上方にスライドする。このとき、外扉40は、大型内扉21Aが全開となった開位置Q2でスライドが停止する。これにより大型内扉21Aが全開となって、大型移動かご2Aの前側の開口2aが開放され、大型移動かご2Aの収納内部2cと利用者がいる荷物保管装置10の前方とが連絡可能となる。
次に、図4(b)に示すように、搬入出口4において利用者は荷物Nを大型移動かご2Aの収納内部2cに入れる。なお、扉装置1として、内扉21に対して荷物Nを出し入れする際、すなわち内扉21が開位置Q2になっているときには、内扉21及び外扉40がその開位置Q2でスライドを規制するロック機構が設けられている。
そして、大型移動かご2Aの収納内部2cに荷物Nを入れた後、利用者は図3(b)に示す操作パネル12を操作して収納完了の指示情報を入力する。この指示情報が入力されると、図3(a)及び図4(a)に示すように、外扉40が駆動して大型内扉21Aとともに下側にスライドし、開位置Q2から閉位置Q1に移動して搬入出口4が閉じられる。
次に、搬入出位置P1で荷物Nが収納された大型移動かご2Aを、移動装置5を使用して保管ラック3の所定の保管スペース31に移動させる動作が行われる。具体的には、移動装置5が作動し、押出し装置(図示省略)によって搬入出位置P1に配置されている搬送リフト51を進退方向Fで後方に引き戻して横移動ガイド52上に配置する。その後、大型移動かご2Aを載せた搬送リフト51を横移動ガイド52と昇降ガイド53を使用して左右方向X1と上下方向X3に適宜移動させ、保管ラック3の所定の保管スペース31に対して前後方向X2に向く位置に配置する。そして、押出し装置によって搬送リフト51を所定の保管スペース31内に移動させ、大型移動かご2Aを切り離して搬送リフト51を引き戻す。これにより、荷物Nを収納した大型移動かご2Aは、所定の保管スペース31に保管される。
次に、利用者が保管ラック3に保管されている大型移動かご2Aから荷物Nを取り出す際には、基本的には上述した荷物Nを保管するときと同様の動作となるので、ここでは、詳しい説明は省略する。すなわち、利用者は、操作パネル12を操作して取出し開始の指示情報を入力する。この指示情報が入力されると、上述と同様の動作により取り出す荷物Nが収納されている大型移動かご2Aを移動装置5により保管スペース31から搬入出位置P1へ移動させ、内扉21及び外扉40を全開させて、収納内部2cにある荷物Nを取り出し、操作パネル12で取出し完了の指示情報を入力することになる。荷物Nの取り出し後の大型移動かご2Aは、上記と同様の動作により所定の保管スペース31に戻される。
次に、上述した扉装置1及び荷物保管装置10の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態による扉装置1及び荷物保管装置10では、図3乃至図5に示すように、移動かご2に対して荷物Nを出し入れする際に、移動かご2を搬入出位置P1に停止させた状態で、内扉21が移動かご2の開口2aを閉塞する閉位置Q1に位置する状態から、移動かご2の開口2aが全開となる開位置Q2に向かってスライド方向Eに内扉21が移動する際に、内扉21の係合凸部22が外扉40の係合凹部41に係合する。
このように外扉40をスライド方向Eにスライドさせることで、この外扉40に連動して内扉21を閉位置Q1から開位置Q2へスライドできることから、使い勝手を良好にすることができる。
このとき、外扉40が内扉21と連動してスライドし、内扉21が開位置Q2に到達したときに外扉40及び内扉21のスライドが停止するように構成されている。そのため、スライド方向Eの長さ寸法が異なる内扉21を備えた移動かご2の開口2aの大きさが異なっていて、内扉21の係合凸部22の位置が異なる場合であっても、内扉21の全開時のスライドストローク量で外扉40をスライドさせることができる。したがって、本実施形態では、1種類の外扉40でスライド方向Eの長さの異なる複数の内扉21(移動かご2)であっても外扉40を共通化することできる。
また、本実施形態では、係合凹部41に係合して外扉40のスライド動作が作用する係合凸部22が内扉21のスライド方向Eの先端に配置されているので、開扉時において開く側の内扉21の先端から内扉21を引く力が作用し、内扉21を安定して開くことができる。例えば、内扉21がスライド方向Eに折り曲げ可能な場合には、とくに扉を開けるときが閉じるときよりも安定したスライドとなって好ましい。
また、本実施形態では、係合凸部22を内扉21のスライド方向Eの先端に設ける構成であるので、内扉21が板材から形成される場合において、内扉21の板材端部の折り曲げることにより係合凸部22を容易に作成することができる。
また、本実施形態では、内扉21および外扉40を開扉時から閉じる際に、扉の自重を利用して下方にスライドさせることができ、振れやずれがない状態で安定して閉じることができる。例えば、内扉21がスライド方向に折り曲げ可能な場合であっても、扉の下側が自重で下に引っ張られるため、閉じるときに安定して閉じることが可能となる。
さらに、本実施形態では、係合検出センサによって係合凹部41と係合凸部22とが係合した結果を検出することができ、外扉40および内扉21を動かす準備ができる。そして、その係合した結果に基づいて移動かご2の大きさが識別され、識別した移動かご2の大きさを特定することができ、特定した移動かご2に基づくスライド量で外扉40をスライドさせることができる。
上述のように本実施形態による扉装置1及び荷物保管装置10によれば、大きさの異なる移動かご2の扉を効率よく開閉することで、使い勝手に優れたものを実現することができる。
以上、本発明による扉装置及び搬送システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、スライド方向の長さ寸法が異なる移動かごが大小2種類(大型移動かご2A、小型移動かご2B)として例示しているが、移動かご2の種類数は2種類であることに限定されることはなく、例えばスライド方向の長さ寸法が異なる3種類以上のものを適用することも可能である。
また、本実施形態では、扉装置1として内扉21と外扉40のスライド方向を上下方向X3としているが、上下方向X3であることに制限されず、左右方向X1をスライド方向として開閉する扉であってもかまわない。
また、本実施形態では、外扉40に設けられる係合凹部41(第二係合部材)が、2種類の内扉21のそれぞれに設けられる高さ位置が異なる係合凸部22(第一係合部材)に対応した上下二箇所に設けられた構成しているが、第一係合部材および第二係合部材の数量や位置は、上記実施形態に限定されることはない。
例えば、図8(a)、(b)及び図9(a)、(b)に示す第1変形例による扉装置1Aは、外扉40に設けられる係合凹部41(第二係合部材)と内扉21に設けられる係合凸部22(第一係合部材)の数量をそれぞれ1箇所のみとした構成となっている。つまり、内扉21に設けられる係合凸部22の位置を内扉21の上部位置とすることに限定することはなく、係合凹部41のスライド方向(ここでは上下方向X3)の位置に一致する高さに設けることができる。
この場合、外扉40のうちスライド方向(上下方向X3)の中間部に係合凸部22が設けられている。そして、図8(a)、(b)に示す大型移動かご2Aの場合には、大型内扉21Aの外面21aのうちスライド方向(上下方向X3)の中間部に係合凸部22が設けられている。図9(a)、(b)に示す小型移動かご2Bの場合には、小型内扉21Bの外面21aのうちスライド方向(上下方向X3)の先端(上部)に係合凸部22が設けられている。
さらに、移動かごに設けられる内扉は、本実施形態のように板状であることに限定されるこはなく、スライド方向に折曲げ可能な構成であってもよい。このような折曲げ可能な内扉として、例えば複数枚の板材が連結されたものや、シート材によって形成されるもの等を採用することができる。
さらにまた、本実施形態では、第二係合部材と第一係合部材とが係合したことを検知する係合検出センサを設けた構成としているが、このような係合検出センサを設けることに限定されることはなく、省略することも可能である。また、移動かご2の種別を識別するものであればよいので、係合検出センサに代えて、例えば搬送リフト51上に載せた移動かごの形状を検出するものを採用してもよい。
また、第一係合部材と第二係合部材の形状についても、上述した実施形態に限定されることはなく、他の構成のものに適宜変更することが可能である。例えば、本実施形態では、第二係合部材としての係合凹部41が第一係合部材の係合凸部22を上下から挟持するように配置されている。そして、外扉40を開く際に上方にスライドするときには、係合凹部41の凹溝を形成する下片で係合凸部22を押し上げるように係止して内扉21が上にスライドするように連動させ、外扉40を閉じる際に下方にスライドするときには、係合凹部41の凹溝を形成する上片で係合凸部22を押し下げるように係止して内扉21が下にスライドするように連動させている。本実施形態のように扉のスライド方向で開方向が上向きとなる場合には、閉扉時に扉の自重で下降させることが可能であるので、第二係合部材としては内扉21の係合凸部22を下方から当接する突起のみとする構成であってもよい。すなわち、この場合には、内扉21に設けられる第一係合部材と外扉40に設けられる第二係合部材とをそれぞれ1箇所ずつ配置することができるので、簡単な扉構造で大きさの異なる移動かご2の扉を効率よく開閉することができる。
さらにまた、第一係合部材を凹状とし、第二係合部材を凸状としてもよい。
なお、本実施形態では、搬入出口4の高さが保管ラック3の最下段とほぼ等しくなっている。また、最下段に小型移動かご2Bを保管可能とし、そのすぐ上の段を小型移動かご2Bより大きな大型移動かご2Aを保管可能としている。そのため、小型移動かご2Bを搬入出位置P1から保管位置へ移動させる場合には、移動装置5の上下方向X3に動く距離はほとんどない。一方で大型移動かご2Aを搬入出位置P1から保管位置へ移動させる場合、移動装置5が最下段のすぐ上の段へ移動する際に上下方向X3の移動距離は小型移動かご2Bの高さ分だけで済む。
これが逆に、最下段に大型移動かご2Aを保管可能でそのすぐ上の段に小型移動かご2Bを保管可能としている場合には、大型移動かご2Aを搬入出位置P1から保管位置へ移動させる場合の移動装置5の上下方向X3の移動距離はほとんどない。しかし、小型移動かご2Bを搬入出位置P1から保管位置へ移動させる場合の移動装置5の上下方向X3の移動距離は大型移動かご2Aの高さとなってしまう。
すなわち、最下段に小型移動かご2Bを保管可能とし、そのすぐ上の段を小型移動かご2Bより大きな大型移動かご2Aを保管可能とすることで、装置全体として搬送に要する時間を短くすることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A 扉装置
2 移動かご
2a 開口
2A 大型移動かご
2B 小型移動かご
3 保管ラック
4 搬入出口
4A 取出部
5 移動装置
10 荷物保管装置(搬送システム)
11 外殻体
12 操作パネル
21、21A、21B 内扉
21a 外面
22 係合凸部(第一係合部材、第一凸部)
40 外扉
41、41A、41B 係合凹部(第二係合部材)
41b 下片(第二凸部)
51 搬送リフト
E スライド方向
F 進退方向
N 荷物
Q1 閉位置
Q2 開位置
T 移動通路
X1 左右方向
X2 前後方向
X3 上下方向

Claims (7)

  1. 複数の移動かごの開口にそれぞれ所定のスライド方向にスライド可能に設けられ、前記スライド方向の長さ寸法が異なる前記移動かごに合わせて、前記スライド方向の長さ寸法が異なるように形成された内扉と、
    前記移動かごが停止する搬入出位置に形成された開口に設けられ、前記スライド方向にスライド可能に設けられた外扉と、
    前記内扉に設けられた第一係合部材と、
    前記外扉に設けられ、前記移動かごが前記搬入出位置に停止した状態で、前記内扉が前記移動かごの前記開口を閉塞する閉位置に位置する状態と、前記内扉が前記閉位置からスライド方向に移動して前記移動かごの前記開口が全開となる開位置に位置する状態と、の間で前記第一係合部材に対して係合可能な第二係合部材と、
    を備え、
    前記外扉及び前記内扉は、前記第二係合部材と前記第一係合部材とが係合することにより、前記内扉における前記閉位置と前記開位置との間で連動してスライドし、前記内扉が前記開位置に到達したときにスライドが停止する扉装置。
  2. 前記第一係合部材は、前記スライド方向の長さ寸法が異なる前記内扉ごとに前記スライド方向に取り付け位置が異なるようにして前記内扉にそれぞれ設けられ、
    前記第二係合部材は、前記スライド方向に取り付け位置が異なる前記第一係合部材とそれぞれ対応して複数箇所に設けられている請求項1に記載の扉装置。
  3. 前記第一係合部材は、前記内扉のスライド方向に沿って先端に設けられている請求項1または2に記載の扉装置。
  4. 前記内扉および前記外扉は、上下方向にスライドする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の扉装置。
  5. 前記第二係合部材と前記第一係合部材とが係合したことを検知する係合検出センサが設けられ、
    前記係合検出センサで検出した結果に基づいて前記移動かごの大きさが識別され、識別した前記移動かごの大きさに基づくスライド量で前記外扉がスライドする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の扉装置。
  6. 前記内扉および前記外扉のスライド方向が上下方向であって、
    前記第一係合部材は、前記外扉側に突出する第一凸部であり、
    前記第二係合部材は、前記内扉側に突出するとともに、前記第一凸部の下側に係合する第二凸部である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の扉装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の扉装置と、
    前記扉装置の前記内扉が開口に設けられ、前記内扉の前記スライド方向に長さ寸法が異なる複数の移動かごと、を備える搬送システム。
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