JP2021065974A - ロボット安全システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることが可能なロボット安全システムを提供すること。【解決手段】ロボット制御部33は、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置がロボットシミュレータ40により生成された動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合には、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作および自動運転起動操作部312への操作を何れも無効にする。【選択図】図4

Description

本発明は、ロボット安全システムに関する。
定格出力80Wをこえるロボットについては、労働安全衛生法下の労働安全衛生規則により、柵または囲いなどの安全策を講じることが定められている(労働安全衛生規則第150条の4)。また、柵または囲いの代替措置も認められている(解釈例規)。
ロボットの作業領域を囲う物理的な柵を排除して、装着型モニタを利用して人とロボットが協働するときの安全を確保するためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、コントローラによる制御下で、ロボットなどの機械が、動作の停止、動作速度の変更、および、動作方向の変更等を行なって、作業者の安全を確保する安全制御システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、作業者の体温や心拍数などの生体情報を検出して、この生体情報が異常を示す場合に、操作対象機器を緊急停止させるようにした緊急処理システムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2017−100207号公報 特開2018−202531号公報 特開2017−51350号公報
ロボットを用いた設備では、いずれかの箇所に異常を来した場合に、設備の停止と共にロボット周りの安全機能をも無効にした状態で作業者がロボットの柵や囲いの中に入って設備の点検を行わなくてはならない場合がある。このような場合に、柵や囲いの中で点検作業が行われていることを認識していない他の作業者が不用意に設備を再起動してしまうと、点検作業中の作業者に危険が生じるおそれがある。しかしながら、上記何れの特許文献にもこのような場合に生じる危険を抜本的に回避する方策は示されていない。
そこで、ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることが可能なロボット安全システムが望まれている。
本開示のロボット安全システムの一態様は、所定の安全柵が施されたロボットを含む設備に関与する作業者の安全をはかるロボット安全システムであって、
表示部と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部と、外部装置と通信するディスプレイ通信部とを備え、各別の作業者に装着されて用いられる第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイと、
前記ロボットを操作するための操作盤と、前記ロボットの作動状態を認識するロボット作動状態認識部と、前記操作盤への操作と前記ロボット作動状態認識部での認識とに応じて前記ロボットを制御するロボット制御部と、前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイを含む外部機器と通信する通信部と、前記通信部から前記第1の装着型ディスプレイおよび/または第2の装着型ディスプレイの位置に関連する情報を取得する位置関連情報取得部と、を有するロボット制御装置と、
前記ロボットに係る現在の設置条件での挙動をシミュレーションして前記ロボットの動作範囲を表す動作範囲情報を前記通信部を通して前記ロボット制御装置に提供するロボットシミュレータと、を含んで構成され、
前記操作盤は、前記ロボット作動状態認識部が前記ロボットの異常を認識したときに発報するアラームを停止する操作を行うアラーム停止操作部と、前記ロボット制御部に前記ロボットの自動運転を起動させる操作を行う自動運転起動操作部とを有し、
前記ロボット制御部は、前記位置関連情報取得部が取得した情報に対応する前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイの何れか一方または双方の位置が前記動作範囲情報に対応する領域内にある場合には、前記操作盤への前記アラーム停止操作部への操作および前記自動運転起動操作部への操作を何れも無効にする。
一態様によれば、ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることが可能になる。
本開示のロボット安全システムを含む設備を示す概略構成図である。 図1のロボット安全システムにおけるロボット制御装置を示す図である。 図2のロボット制御装置の操作盤を示す図である。 図2のロボット制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1は、本開示のロボット安全システムを含む設備を示す概略構成図である。
図1において、設備1は、ロボット2を含んで構成された生産設備である。設備1には、この設備1に関与する作業者の安全をはかるロボット安全システム3が構築されている。ロボット2には労働安全衛生法下の労働安全衛生規則第150条の4に準拠した安全柵4が施されている。
ロボット安全システム3は、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20と、ロボット制御装置30と、ロボットシミュレータ40と、を含んで構成される。
第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20は、表示部101と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部102と、外部装置と通信するディスプレイ通信部103と、装着者の視野に対応する撮像視野を撮影する撮像部104と、当該装着型ディスプレイ10、20が装着者(作業者)に装着された状態にあるか否かを検知する装着センサー106を備える。
本例の第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20における表示部101は、透過型の拡張現実ディスプレイである。また、位置情報取得部102とディスプレイ通信部103とは、一体化された通信ユニット105として構成される。さらに、通信ユニット105の外殻と撮像部104の外殻とは、撮像部104の光軸方向に連なって一体化され、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の側方(本例では、装着者の左耳側)のテンプルピースまたはアームにマウントされている。
位置情報取得部102は、例えば、GPSデバイス、モーションセンサ、加速度計等を含んで構成され、位置情報と共に動きを表す情報を取得可能に構成され得る。
ディスプレイ通信部103は、1チップ型BluetoothインターフェイスLSI等の短距離無線通信デバイスを含んで構成され得る。
撮像部104は、光学素子を含むワンチップカメラモジュールにより構成され得る。撮像部104でその撮像視野に対応する映像情報が生成され、ディスプレイ通信部103を通してロボット制御装置30に送信される。
また、ロボット制御装置30からの拡張現実情報がディスプレイ通信部103を通して供給され、拡張現実が現実の視野に重ねて表示部101に表示される。上述のように、表示部101は透過型の拡張現実ディスプレイであり、装着者の両眼に対応するように一対のものとして構成される。双方の表示部間を結ぶブリッジ部に装着センサー106が設けられる。装着センサー106としては、当該装着型ディスプレイが装着者に装着された状態にあるか否かに応じて変化する電極間の導電抵抗の変化を利用する導電抵抗式のセンサーや静電容量の変化を利用する静電容量式のセンサーを適用できる。装着センサー106の出力も、ディスプレイ通信部103を通してロボット制御装置30に送信される。
次に、ロボット制御装置30について説明する。
図2は、図1のロボット安全システム3におけるロボット制御装置を示す図である。ロボット制御装置30は、操作盤31と、ロボット作動状態認識部32と、ロボット制御部33と、通信部34と、位置関連情報取得部35とを有する。
操作盤31は、操作者(作業者)が操作してロボット2に意図した作動を行わせる。この操作盤31は、スイッチ等の操作用デバイスを含んで構成されるユーザインターフェイスデバイスである。
ロボット作動状態認識部32は、不図示のセンサーなどが検出したロボット2の位置や姿勢に関する物理量と自己が保有するロボット2の仕様に係る情報等に基づいてロボット2の作動状態を認識する機能部である。このロボット作動状態認識部32は、図示しないCPU、記憶デバイス、各センサーとの接続に係るインターフェイスデバイスなどのハードウェアが所定のソフトウェア(プログラム)で規定される動作を行うようにして構成される。また、ロボット作動状態認識部32は、記憶デバイスに準備された故障診断プログラムを利用してロボット2に生じる故障等の異常を監視する。
ロボット制御部33は、操作盤31への操作とロボット作動状態認識部32での認識とに応じてロボット2を制御する機能部である。このロボット制御部33は、上記CPU、記憶デバイス、操作盤31とのインターフェイスデバイス、ロボット2とのインターフェイスデバイスなどのハードウェアが所定のソフトウェア(プログラム)で規定される動作を行うようにして構成される。
通信部34は、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20を含む外部機器と通信する。この通信部34は、例えば、CPUの管理下で作動する1チップ型近距離無線通信規格インターフェイスLSI等の短距離無線通信デバイスおよび信号伝送用導体部(有線部分)等を含んで構成される。
位置関連情報取得部35は、通信部34を通して第1の装着型ディスプレイ10および/または第2の装着型ディスプレイ20の位置に関連する情報を取得する機能部である。この位置関連情報取得部35は、上記CPU、記憶デバイス、通信部34とのインターフェイスデバイスなどのハードウェアが所定のソフトウェア(プログラム)で規定される動作を行うようにして構成される。
なお、位置関連情報取得部35で取得する位置関連情報は、第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20の位置情報取得部102で取得され通信部34を通して受信される位置情報もこれに該当する。
また、位置関連情報取得部35で取得された位置関連情報(撮像画像情報を含む)は、第1の装着型ディスプレイ10と第2の装着型ディスプレイ20との間で、相互に共有され、この場合の位置関連情報に対応する拡張現実の画像がこれら両装着型ディスプレイ10、20の表示部101で共通に視認され得る。
或いは、第1の装着型ディスプレイ10と第2の装着型ディスプレイ20のうちの一方の視野(撮像部104の撮像視野における映像)の画像が他方の視野内に拡張現実の画像として、相互に、重畳表示されるように構成される。即ち、両装着型ディスプレイ10、20は、位置関連情報取得部35で取得された位置関連情報を、両装着型ディスプレイ10、20の各自己のディスプレイ通信部103を通して各自己の位置情報および撮像情報として共有する。
ロボットシミュレータ40は、ロボット2に係る現在の設置条件(設備1における設置態様)での挙動をシミュレーションして、ロボット2の動作範囲(MR)を表す動作範囲情報(MRI)を生成し通信部34を通してロボット制御装置30に提供する。このロボットシミュレータ40は、図示しないCPU、記憶デバイス、インターフェイスデバイス等のハードウェアが所定のソフトウェア(プログラム)で規定される動作を行うように構成される。
本例のロボットシミュレータ40は、自己の記憶部が保有するロボット2自体の仕様データ、設備1への設置に係って入力されるロボット2の据え付け位置データ(3次元位置データ)やロボット2に行わせる予定の作業を表す作業データに基づいて、ロボット2に係る現在の設置条件での挙動をシミュレーションし、その挙動を表すロボット挙動シミュレーションデータを生成する。
ロボット挙動シミュレーションデータには、ロボット2の動作範囲(MR)を表す動作範囲データ(MRD)が含まれる。この場合、動作範囲データ(MRD)に対応する領域は、ロボット2が既定のワークを把持して移動する場合の当該ワークの移動軌跡に沿う最外郭のワーク移動軌跡包絡面で囲まれた領域と、ロボット2のアームやハンドなどのロボット自体の部位が描く最外郭の移動軌跡に沿うロボット部位移動軌跡包絡面で囲まれた領域との両領域のうち何れか大きい方の領域を連ねた最大外郭領域(MOA)である。
ロボットシミュレータ40は、このような最大外郭領域(MOA)を表すデータを動作範囲情報(MRI)として生成し通信部34を通してロボット制御装置30に提供する。なお、最大外郭領域(MOA)は上述の包絡面に更に安全係数を勘案したマージンを付加したものであってもよい。
図3は、図2の操作盤31の構成を示す図である。操作盤31は、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識したときに発報するアラームを停止する操作を行うアラーム停止操作部311と、ロボット制御部33にロボット2の自動運転を起動させる操作を行う自動運転起動操作部312と、ロボット制御部33にロボット2を緊急停止させる操作を行う緊急停止操作部313と、その他の各種操作部(代表的に参照符号314を付す)と、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識したときにアラームを発報表示するアラーム表示部315とを有する。アラーム停止操作部311、自動運転起動操作部312および緊急停止操作部313は、例えば、プッシュスイッチのようなスイッチを含んで構成される。また、アラーム表示部315は、例えば、発光素子を有し、その点滅表示などによってアラームを表示する。アラーム表示部315は、アラームの表示と共に警報音を発音するように構成され得る。
図2を参照して説明したロボット制御部33は、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識している第1の場合(C1)、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置(位置関連情報による位置)がロボットシミュレータ40により生成された動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある第2の場合(C2)、および、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が安全柵4の領域内にある第3場合(C3)、の3つの場合(C1、C2、C3)のうち少なくとも何れか一つの場合に該当しているときには、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作および自動運転起動操作部312への操作を何れも無効にする。
次に、フローチャートを参照して図1のロボット安全システム3におけるロボット制御装置30の動作について説明する。
図4は、図2のロボット制御装置30の動作を示すフローチャートである。このフローチャートにおける動作は、ロボット制御装置30における上述のCPU、記憶デバイス、インターフェイスデバイスなどのハードウェアが所定のソフトウェア(プログラム)で規定される動作を行うようにして実行される。この実行に際し、概念的にはロボット制御装置30の各機能部のうち該当する機能部が作動することになるが、ここでは適宜ロボット制御装置30が主体となって実行されるものとして述べる。
動作が開始すると、ロボット制御装置30は、通信部34を通して結ばれた各通信相手である第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20が装着者である作業者に装着されているか否かを監視する(ステップS11)。ステップS11での監視は第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20のディスプレイ通信部103を通して供給される装着センサー106の検出出力を通信部34で受信し、ロボット制御部33が監視することによって行われる。
ロボット制御部33は、通信部34で受信した装着センサー106の検出出力に基づいて第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20が装着者である作業者に装着されているか否かを判断する(ステップS12)。
それぞれの作業者について第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の装着が完了するのを待機し(ステップS12:NO)、当該ディスプレイ10、20の装着が完了したと判断されたときには(ステップS12:YES)、ステップS13に移行する。
ステップS13では、ロボット2、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20、ロボットシミュレータ40が正規に作動して所要の情報の授受を行う準備が整った状況に至っているか否かを判断する。
ステップS13で全ての通信相手について当該準備が完了するのを待機し(ステップS13:NO)、全ての通信相手について当該準備が完了したと判断されたときには(ステップS13:YES)、ステップS14に移行する。
ステップS14では、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の位置の監視を開始する。
ステップS12で、それぞれの作業者は第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20を装着していることが確認されているため、ステップS14の監視において検出されている第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20の各位置は、即ち、作業者の位置であり、これら作業者の現在位置が監視される。
各作業者の現在位置である第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20の各位置は次のようにして算定される。即ち、位置情報取得部102のGPSデバイス、モーションセンサ、加速度計等からの出力がディスプレイ通信部103を通して供給され、通信部34で受信され、該受信された出力に基づいて位置関連情報取得部35が算定する。
なお、位置関連情報取得部35は第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20の各撮像部104からディスプレイ通信部103および通信部34を通して供給される装着者の視野に対応する撮像視野の画像を、画像認識によって識別する。
本例では特に、当該画像認識によって、装着者の視野に対応する撮像視野に操作盤31が収まっているか否かを識別する。操作盤31が装着者たる作業者の視野に対応する撮像視野に収まっていれば、その作業者は、ロボット2の柵4外の安全な位置に居るとみなすことができる。即ち、各撮像部104における撮像視野の画像は、装着者たる作業者の位置を識別するための位置関連情報である。
ステップS14で実質的に作業者の位置の監視が始まり、次いで、「異常」の発生が監視される(ステップS15)。
ステップS15において監視される「異常」には次の3通りの場合が含まれる。即ち、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識している第1の場合、位置関連情報取得部32が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置がロボットシミュレータ40から提供される動作範囲情報(MRI)に対応する領域内にある第2の場合、および、位置情報取得部102が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が安全柵4の領域内にある第3場合である。これら3通りの場合のうち少なくとも何れか一つの場合に該当するときに「異常」に該当するものとして扱う。なお「異常」の識別手法については後述する。
上記いずれの「異常」も生じていないときには(ステップS15:NO)、操作盤31の自動運転操作部312への操作が有効となるステップS22へと移行する。ステップS22への移行により、設備1は正常に稼働できる。
一方、ステップS15で「異常」が発生したと判断された場合には(ステップS15:YES)、操作盤31のアラーム表示部315でアラームを発報する(ステップS16)。
ステップS16でのアラーム発報後、ロボット制御部33の管理下でロボット2(設備1)を停止させる。この停止は操作盤31の緊急停止操作部313への操作の有無にかかわらず自動的に行われる。
ステップS16でロボット2(設備1)が停止して以降、ロボット2(設備1)の復旧を待機する(ステップS18:NO)。ロボット2(設備1)が復旧したことの認識は、例えば、次のようにしてなされる。即ち、作業者が操作盤31の(その他の各種操作部)314のうちの復帰操作部を操作するなどしたときに、この操作に基づいて復旧が認識される。或いはまた、作業者がメンテナンス作業後に、ロボット制御装置30に準備された故障診断プログラムを実行することによって復旧が認識される。
ロボット2(設備1)が復旧すると(ステップS18:YES)、作業者の位置は、ロボットシミュレータ40により生成された動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)外であるか否かが判断される(ステップS18)。
作業者が領域(MA)外に出るまでは次のステップS19に進まず待機する(ステップS19:NO)。作業者が領域(MA)外に出たと判断されると(ステップS19:YES)、次いで、作業者がロボット2の物理的な柵4の外に出ているか否かが判断される(ステップS20)。
ステップS20で作業者がロボット2の物理的な柵4の外に出ないうちは、次のステップS21に進まず待機する(ステップS20:NO)。作業者が柵4の外に出たと判断されると(ステップS20:YES)、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作が有効に行われ得るようになる(ステップS21)。更に、操作盤31の自動運転操作部312への操作が有効に行われ得るようになる(ステップS22)。ステップS22の後、設備1は予定された運転が終了する時点に至っているか否かが判断される(ステップS23)。ステップS23で予定された運転が終了する時点に至っていると判断されたときには(ステップS23:YES)、動作のサイクルが終了する。ステップS23で予定された運転が未完了であると判断されたときには(ステップS23:NO)、ステップS11に戻る。
ここで、ステップS15において監視される「異常」の識別手法について説明する。
上述の「第1の場合」の異常の識別は次のようにして行われる。即ち、ロボット作動状態認識部32は、不図示の記憶デバイスに準備された故障診断プログラムを利用してロボット2に生じる故障等の異常を監視する。これによってロボット2(設備1)の「異常」が「第1の場合」の異常として識別される。
次に、上述の「第2の場合」の異常の識別は次のようにして行われる。即ち、各作業者の位置は、第1の装着型ディスプレイ10、第2の装着型ディスプレイ20の各位置に実質的に一致している。当該装着型ディスプレイの各位置は、位置情報取得部102からの出力がディスプレイ通信部103、通信部34を通して位置関連情報取得部35に供給され、ここで上記各位置が演算により算出される。このようにして算出された各位置が、ロボットシミュレータ40により生成された上述の動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合が、上述の「第2の場合」の異常として識別される。
さらに、上述の「第3の場合」の異常の識別は次のようにして行われる。即ち、位置情報取得部102からの出力に基づいて上述のように位置関連情報取得部35で算出された各位置が、不図示の記憶デバイス等にデータとして保持されている物理的な柵4の領域内にある場合が上述の「第3場合」の異常として識別される。第2の場合の異常と、第3の場合の異常が、作業者が危険な場所に立ち入っているという意味での異常である。
他方、「異常」については、他の視点から、次のような状態をもこの概念に含ませるようにして扱うこともできる。
即ち、作業者の挙動から推測される心身の不調や錯誤による誤操作である。各作業者が装着している装着型ディスプレイ10,20には位置情報取得部102が備えられており、ここにGPSデバイス、モーションセンサ、加速度検出デバイス等が含まれている。これらのデバイスやセンサの出力を常時監視して作業者の特異的な挙動を識別することにより、作業者の心身の不調や錯誤による誤操作を推測することが可能になる。このような場合も上述した「異常」の一つとして扱うことにより、労働災害を予防する有効な手立てになりうる。この場合の識別機能は、例えば、ロボット制御部33に判別部として設ける態様を採ることもできる。
図4のフローチャートにおけるロボット制御装置30の動作のうち、ステップS18からステップS22までの動作は、ロボット制御部33が主体となって実行されるものであり、次のように換言することができる。即ち、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識している第1の場合(C1)、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置がロボットシミュレータ40から提供される動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある第2の場合(C2)、および、位置情報取得部102が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が安全柵4の領域内にある第3場合(C3)のうち少なくとも何れか一つの場合に該当しているときには、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作および自動運転起動操作部312への操作を何れも無効にする。
以上、図1から図4を参照して説明した本開示のロボット安全システムの作用効果について次に要約する。
(1)本開示のロボット安全システム3は、所定の安全柵4が施されたロボット2を含む設備1に関与する作業者の安全をはかるロボット安全システム3であって、
表示部101と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部102と、外部装置と通信するディスプレイ通信部103とを備え、各別の作業者に装着されて用いられる第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20と、
ロボット2を操作するための操作盤31と、ロボット2の作動状態を認識するロボット作動状態認識部32と、操作盤31への操作とロボット作動状態認識部32での認識とに応じてロボット2を制御するロボット制御部33と、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20を含む外部機器と通信する通信部34と、通信部34を通して第1の装着型ディスプレイ10および/または第2の装着型ディスプレイ20の位置に関連する情報を取得する位置関連情報取得部35と、を有するロボット制御装置30と、
ロボット2に係る現在の設置条件での挙動をシミュレーションしてロボット2の動作範囲(MR)を表す動作範囲情報(MRI)を通信部34からロボット制御装置30に提供するロボットシミュレータ40と、を含んで構成され、
操作盤31は、ロボット作動状態認識部32がロボット2の異常を認識したときに発報するアラームを停止する操作を行うアラーム停止操作部311と、ロボット制御部33にロボット2の自動運転を起動させる操作を行う自動運転起動操作部312とを有し、
ロボット制御部33は、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合には、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作および自動運転起動操作部312への操作を何れも無効にする。
上記(1)のロボット安全システム3では、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合には、操作盤31のアラーム停止操作部311への操作および自動運転起動操作部312への操作が何れも無効になるため、ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることが可能になる。
(2)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、ロボット制御部33は位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合には、ロボット2を停止させる。
上記(2)のロボット安全システム3では、位置関連情報取得部35が取得した情報に対応する第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の何れか一方または双方の位置が動作範囲情報(MRI)に対応する領域(MA)内にある場合には、ロボット2を停止させる。このため、ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることができる。
(3)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、第1の装着型ディスプレイ10および/または第2の装着型ディスプレイ20は、装着者の視野に対応する撮像視野を撮影する撮像部104を備え、
位置関連情報取得部35は、撮像部104による撮像情報を通信部34を通して取得し、該取得した撮像情報に基づいて位置関連情報を取得する。
上記(3)のロボット安全システム3では、ロボット制御装置30の位置関連情報取得部35は、第1の装着型ディスプレイ10および/または第2の装着型ディスプレイ20の撮像部104から供給される撮像情報に基づいて位置関連情報を取得する。このため、位置関連情報に基づいて、作業者が設備1のロボット2の周辺等の危険な場所に居るか否かが正確に把握される。
(4)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20は、各自己のディスプレイ通信部103を通して各自己の位置情報および撮像情報を共有する。
上記(4)のロボット安全システム3では、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20の相互間で、各自己の位置情報および撮像情報を共有する。このため、第1の装着型ディスプレイ10を装着した作業者と第2の装着型ディスプレイ20を装着した作業者とが、お互いの状況を認識できる。このため、お互いに、安全確保のための注意喚起を行ったり、所要の指示を状況を踏まえて的確に行ったりすることが可能になる。
(5)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20は、表示部101が透過型の拡張現実ディスプレイである。
上記(5)のロボット安全システム3では、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20は、それらの表示部101が透過型の拡張現実ディスプレイである。このため、ロボット制御装置30からの拡張現実情報がディスプレイ通信部103を通して供給され、拡張現実が現実の視野に重ねて表示部101に表示される。従って、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20を装着した各作業者は、自己の視野外に居る相手の状況をも的確に把握することができる。
(6)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、ロボット制御部33は、撮像情報に基づいて取得された位置関連情報が操作盤31を撮像視野内に置いていることを表すものであるときには、前記第2の場合(C2)には該当しない条件での作動をする。
上記(6)のロボット安全システム3では、ロボット制御部33は、撮像情報に基づいて取得された位置関連情報が操作盤31を撮像視野内に置いていることを表すものであるときには、前記第2の場合(C2)には該当しない条件での作動をする。撮像視野は当該装着型ディスプレイを装着した作業者の視野に対応するものである。また、操作盤31は作業者の安全が確保される場所に設置されることが一般的である。従って、操作盤31を撮像視野内に置いている状態であれば、当該作業者は安全な場所に居るとみなすことができ、前記第2の場合(C2)には該当しないとして扱うことに合理性がある。
(7)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、ロボット制御部33は、第1の装着型ディスプレイ10および/または第2の装着型ディスプレイ20から取得した位置情報および/または撮像情報に基づいて装着者である作業者の挙動が正常であるか否かを判別する判別部を有し、判別部が作業者の挙動が正常でないことを判別したときには、警告を発し、および/または、ロボット2を停止させる。
上記(7)のロボット安全システム3では、判別部が作業者の挙動が正常でないことを判別したときには、警告を発し、および/または、ロボット2を停止させる。このため、心身に変調を来していたり錯誤による誤操作があったりした作業者の安全を確保することができる。
(8)本開示のロボット安全システム3は、その一態様において、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20は、装着者への装着を検知する装着センサー106を有し、装着センサー106の出力をディスプレイ通信部103を通してロボット制御装置30に供給し、
ロボット制御装置30は、当該供給された装着センサー106の出力に基づいて装着者への装着がある場合のみロボットの稼働を許容する。
上記(8)のロボット安全システム3では、第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20が装着者たる作業者に装着されているのみロボットの稼働を許容する。このため、ロボット安全システム3が本来的に機能する場合においてのみロボットが稼働することとなり、作業者の安全を十全に確保することができる。
以上を総じて、本開示によれば、ロボットを用いた設備において、当該設備に関わる作業者の安全を十全にはかることが可能なロボット安全システムが具現される。
尚、本開示は既述の実施形態には限定されるものではなく、種々、変形変更して実施可能である。例えば、上述の実施形態では、作業者の位置は第1の装着型ディスプレイ10および第2の装着型ディスプレイ20に備えられた位置情報取得部102の出力や撮像部104の出力に基づいて割り出し、もしくは、推定したが、これらに替えた手段を適用可能である。例えば、設備1側に設けた一または複数台の監視カメラの出力画像を利用して作業者の位置を検知するようにしてもよい。
その他、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良も本開示に包摂される。
1 設備
2 ロボット
3 ロボット安全システム
4 柵
10 第1の装着型ディスプレイ
20 第2の装着型ディスプレイ
30 ロボット制御装置
31 操作盤
32 ロボット作動状態認識部
33 ロボット制御部
34 通信部
35 位置関連情報取得部
40 ロボットシミュレータ
101 表示部
102 位置情報取得部
103 ディスプレイ通信部
104 撮像部
106 装着センサー
311 アラーム停止操作部
312 自動運転起動操作部
313 緊急停止操作部
315 アラーム表示部

Claims (8)

  1. 所定の安全柵が施されたロボットを含む設備に関与する作業者の安全をはかるロボット安全システムであって、
    表示部と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部と、外部装置と通信するディスプレイ通信部とを備え、各別の作業者に装着されて用いられる第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイと、
    前記ロボットを操作するための操作盤と、前記ロボットの作動状態を認識するロボット作動状態認識部と、前記操作盤への操作と前記ロボット作動状態認識部での認識とに応じて前記ロボットを制御するロボット制御部と、前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイを含む外部機器と通信する通信部と、前記通信部を通して前記第1の装着型ディスプレイおよび/または第2の装着型ディスプレイの位置に関連する情報を取得する位置関連情報取得部と、を有するロボット制御装置と、
    前記ロボットに係る現在の設置条件での挙動をシミュレーションして前記ロボットの動作範囲を表す動作範囲情報を前記通信部から前記ロボット制御装置に提供するロボットシミュレータと、を含んで構成され、
    前記操作盤は、前記ロボット作動状態認識部が前記ロボットの異常を認識したときに発報するアラームを停止する操作を行うアラーム停止操作部と、前記ロボット制御部に前記ロボットの自動運転を起動させる操作を行う自動運転起動操作部とを有し、
    前記ロボット制御部は、前記位置関連情報取得部が取得した情報に対応する前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイの何れか一方または双方の位置が前記動作範囲情報に対応する領域内にある場合には、前記操作盤への前記アラーム停止操作部への操作および前記自動運転起動操作部への操作を何れも無効にする、
    ロボット安全システム。
  2. 前記ロボット制御部は、前記位置関連情報取得部が取得した情報に対応する前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイの何れか一方または双方の位置が前記動作範囲情報に対応する領域内にある場合には、前記ロボットを停止させる請求項1に記載のロボット安全システム。
  3. 前記第1の装着型ディスプレイおよび/または第2の装着型ディスプレイは、装着者の視野に対応する撮像視野を撮影する撮像部を備え、
    前記位置関連情報取得部は、前記撮像部による撮像情報を前記通信部を通して取得し、該取得した撮像情報に基づいて前記位置関連情報を取得する請求項1または2に記載のロボット安全システム。
  4. 前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイは、各自己の前記ディスプレイ通信部を通して各自己の前記位置情報および前記撮像情報を共有する請求項3に記載のロボット安全システム。
  5. 前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイは、前記表示部が透過型の拡張現実ディスプレイである請求項4に記載のロボット安全システム。
  6. 前記ロボット制御部は、前記撮像情報に基づいて取得された位置関連情報が前記操作盤を前記撮像視野内に置いていることを表すものであるときには、前記第2の場合には該当しない条件での作動をする請求項3から5の何れか一項に記載のロボット安全システム。
  7. 前記ロボット制御部は、前記第1の装着型ディスプレイおよび/または第2の装着型ディスプレイから取得した前記位置情報および/または撮像情報に基づいて装着者である作業者の挙動が正常であるか否かを判別する判別部を有し、前記判別部が作業者の挙動が正常でないことを判別したときには、警告を発し、および/または、前記ロボットを停止させる請求項3から6の何れか一項に記載のロボット安全システム。
  8. 前記第1の装着型ディスプレイおよび第2の装着型ディスプレイは、装着者への装着を検知する装着センサーを有し、前記装着センサーの出力を前記ディスプレイ通信部を通して前記ロボット制御装置に供給し、
    前記ロボット制御装置は、当該供給された前記装着センサーの出力に基づいて装着者への装着がある場合のみ前記ロボットの稼働を許容する請求項1から7の何れか一項に記載のロボット安全システム。
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