JP2021065418A - 吸着式スタビライザー - Google Patents
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Abstract
Description
冠状動脈バイパス術の際には、心臓の裏側を展開するため、心臓を吸着させて持ち上げるハートポジショナーが用いられることがある。
さらには、心臓を持ち上げる程の吸引力が必要となるハートポジショナーとは別に、心臓が動いた状態(拍動した状態)でバイパス用の血管を冠動脈に吻合できるように、吸着式スタビライザーが用いられることがある。
吸着式スタビライザーは、バイパス血管を吻合部に接続することを容易にするために、心臓の鼓動を維持しつつ心臓の表面側の拍動を抑制する機器である。
保持部材には、吸引源に接続され陰圧吸引されることにより心臓に密着して、その動作を抑制するための複数の吸着部(同文献には、吸引口と記載。)が形成されている。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
はじめに、本実施形態に係る吸着式スタビライザー1の概要を、図1から図6(主に図5及び図6)を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る吸引源2に接続された吸着式スタビライザー1の全体構成を示す模式図である。図2は、保持部材4を示す上側斜視図、図3は、保持部材4を示す側面図、図4は、保持部材4の下面図である。図5は、保持部材4の断面を示す図であり、図4のV-Vの断面図であり、図6は、保持部材4の断面を示す図であり、図3のVI-VIの断面図である。
吸着式スタビライザー1は、吻合対象部の周辺に当接面4adを当接させるように取り付けられる部位であり、吸引源2からの吸気路3が接続されており、拍動を抑制する吸着部4aと、吸着部4aよりも軟質であり、吸着部4aに接続されており、吻合対象部の周辺に密着する密着部4eaと、を備える。
密着部4eaは、吸着部4aの縁部分(当接面4adの外周縁4ae)に設けられており、吸着部4aの当接面4adと面一であるか又は当接面4adよりも吸着対象側である下方まで延在していることを特徴とする。
なお、密着部4eaが設けられる部位としての「吸着部4aの縁部分」は、図6に示す吸着部4aの当接面4adの外周にある外周縁4aeに限定されない。例えば、密着部4eaが設けられる部位は、図8に示して後述するように、吸着部34aの当接面4adの内周側にある内周縁34ae等であってもよい。
また、上記の「密着部4eaは、吸着部4aの縁部分に設けられており」とは、密着部4eaが"少なくとも"吸着部4aの縁部分に設けられていることを意味するものである。本実施形態において図2に示すように、密着部4eaは、吸着部4aの上面側を覆うように形成されたカバー4eの一部であってもよい。
吸着式スタビライザー1は、図1に示すように、不図示の架台に接続される接合部材1aと、接合部材1aに接続されて可撓性を有しつつ形状保持性を有するアーム部1bと、アーム部1bに接続され、心臓に接触してその拍動を抑制する保持部材4と、を備える。
次に、吸着式スタビライザー1の各部の構成について説明する。
本実施形態に係る保持部材4は、図2に示すように、吸気路3に接続されて心臓を吸着する一対の吸着部4aと、一対の吸着部4aの基端側を接続する全体としてU字状のベース部4b、連絡部材4f及び接続部4bcと、一対の吸着部4aそれぞれの上面及び側周面を覆う一対のカバー4eと、を含んで構成されている。
吸気路3は、図1に示す吸引源2に接続された可撓性チューブ3cと、可撓性チューブ3cに接続された保持部材4に設けられた通気孔3d、3e(図5参照)と、によって形成されており、凹部4aaに繋がっている。
より詳細には、保持部材4(ベース部4b)において、可撓性チューブ3cが接続されるのは、一方の吸着部4aの近位側端部に設けられた1箇所のコネクタ部4baである。
通気孔3dは、連絡部材4fの中空部を介して、他方の吸着部4aに設けられた接続部4bcの通気孔3eに連通している。
吸引源2から陰圧吸引力が加わるときに、コネクタ部4baを介して可撓性チューブ3cに直接接続された一方の吸着部4aの凹部4aaを陰圧にすることができ、他方の吸着部4aの凹部4aaに対しても、連絡部材4fを介して陰圧にすることができる。
ベース部4bは、保持部材4において近位端部にあり、アーム部1bに接続され、かつ陰圧吸引力が供給される可撓性チューブ3cが接続される部位である。ベース部4bは、一対の吸着部4aを連結するための連結部4bdを有する。
連結部4bdの遠位側に連絡部材4fが接続されており、連絡部材4fの幅方向両側における遠位側に一対の接続部4bcを介して一対の吸着部4aが連結されている。
一対の接続部4bcは、連絡部材4fの幅方向両側それぞれから遠位側に延在している。また、接続部4bcは、連絡部材4fが接続される部位よりも遠位側にあり、図2及び図3に示すように、遠位側に向かうにつれて幅及び上面の高さが小さくなるように形成されている。
吸着部4aは、図5に示すように、本体部4acと、本体部4acに設けられて吸気路3の一部を構成する凹部4aaと、を含んで構成されており、本実施形態においては、図4に示す施術空間OSを挟んで一対設けられている。
なお、吸着部4aは、施術空間OSを形成するように少なくとも一部と他の一部とが離れて設けられていればよく、一対設けられている構成に限定されず、例えば、U字状やO字状に連続して形成されているものであってもよい。
凹部4aaは、吸着面側に開放された本体部4acに沿って遠近方向に長尺に形成された空間である。
例えば、可撓性チューブ3c及び吸着部4aの本体部4acは、ベース部4bよりも軟質な軟質樹脂により構成されており可撓性を有する。可撓性チューブ3cは、本体部4acよりも柔軟に屈曲可能となっている。
この突条4gは、吸着部4aの本体部4ac内に安定的に埋設させるために、本体部4acを肉厚にするためのものであり、また、本体部4acの上方から被さるように取り付けられる後述するカバー4eに対する位置ずれを抑制する機能を有する。
吸着部4aは、図5に示すように、芯材6の少なくとも一部を覆う軟質部材(本体部4ac)を備える。軟質部材は、芯材6よりも剛性の低い材料で構成されている。
図5に示すように、吸着式スタビライザー1は、吸着部4aよりも硬度が高く、不図示の心臓に沿うように湾曲可能で、その形状を保持可能であり、吸着部4aの形状を保持する芯材6を更に備える。芯材6は、心臓の拍動を抑制するためのものであり、図6に示すように、その一部は、吸着部4aの肉厚部(本体部4ac)の内部に埋設されている。
より具体的には、吸着部4aが芯材6よりも軟質の材料で形成されていることにより、芯材6が湾曲するように変形し、その形状を保持したときに、芯材6を内部に埋設している吸着部4aは、芯材6の変形に従って変形し、その形状を保持することになる。
上記構成によれば、芯材6の少なくとも一部が本体部4acに埋設されており、吸着方向において凹部4aaに重なる位置に設けられていることで、吸着部4a(本体部4ac)の嵩張りを抑制することができる。このため、施術する際の作業空間を広くすることができ、施術効率を高めることができる。
保持部材4は、図6に示すように、芯材6が埋設可能なように厚みが必要となり、芯材6の埋設部位の高さが高くなる。
上記構成によれば、芯材6が吸着部4aの中心軸線CLよりも施術空間OSから離間する側に配設されているため、施術空間OSに近い部位を薄くし高さを低めることができるため、施術の障害になることを抑制できる。
なお、本実施形態に係る芯材6は、中実のものであると上記のように好適であるが、このような形態に限定されず、中空空間を有する筒状のものであってもよい。
本実施形態に係る一対のカバー4eは、上記のように、一対の吸着部4aそれぞれの上面及び側周面を覆うように設けられている。
カバー4eは、吸着部4aを覆う覆い部4ecと、覆い部4ecの下端部において鍔状に形成された密着部4eaと、を備える。
図2に示すように、覆い部4ecの近位側かつ上側の端部には、通し孔4edが形成されている。この通し孔4edは、カバー4eを吸着部4aに取り付ける際に、吸着部4aの遠位端部から近位端部に至るまで通すためのものであり、カバー4eが軟質材料により形成されていることにより、吸着部4aを通せるように拡開可能である。通し孔4edの上縁は、平面視において、接続部4bcの遠位端に沿う形状(円弧状)に形成されている。
密着部4eaは、吸着部4aを心臓に当接させて、吸引源2により凹部4aaを陰圧にしたときに、心臓に密着する部位である。
本書において「下方」とは、図6における下方であり、吸着対象である被験者の心臓に対して上方から保持部材4をあてがう通常の手技における下方である。稀な例をいえば、被験者の心臓に対して横方向から保持部材4をあてがう場合には、密着部4eaは、当接面4adよりも横方向に延在していればよい。
より詳細には、密着部4eaは、図4に示す底面視において、吸着部4aの当接面4adの外周縁4ae(吸着部4aの周面の下縁)を、凹部4aaのある内側に対して、外側から全周回に亘って取り囲むように形成されている。
上記構成によれば、密着部4eaが、吸着部4aの当接面4adの縁(外周縁4ae)から下方に延在して末広がり状に形成されていることで、吸着部4aの当接面の心臓への当接を維持することができる。
さらに、吸着部4aが心臓から多少離間したときであっても、密着部4eaの心臓への密着状態を維持して、凹部4aaを含む領域の陰圧状態を維持しやすくなる。
このように構成されていることにより、このような構成によれば、密着部4eaの断面二次モーメントを小さくすることができ、剛性を低めることができる。このため、凹部4aa内を真空引きしたときに密着部4eaは、心臓に密着する側に好適に変形することができ、密着部4eaと心臓との接触面積を大きくすることができ、真空破壊を防止しやすくなる。
上記構成によれば、密着部4eaが吸着対象側から見て環状に形成されていることにより、密着部4eaによって吸着部4aの真空破壊を抑制しやすくなり、凹部4aa内の陰圧状態を維持しやすくなる。
本実施形態において、溝部4ebについての突条4gに対応する形状とは、具体的には、断面円弧状の下面を有して上方に窪んでおり、遠近方向に延在する形状である。なお、溝部4ebのすべてが突条4gに対応する形状である必要はなく、少なくとも一部が対応する形状であればよい。
このように、突条4gに対応する形状の溝部4ebがカバー4eに形成されていることで、吸着部4aにカバー4eを取り付けられた状態からのカバー4eの吸着部4aに対する位置ずれを抑制することができる。
次に、第1変形例に係る保持部材24について、図7を参照して説明する。図7は、第1変形例に係る保持部材24を示す図であり、保持部材24の一部を断面で示した部分断面図である。
より詳細には、密着部4eaは、底面視において、吸着部24aの当接面24adの外周縁24ae(吸着部24aの周面の下縁)を、複数の凹部24aaのある内側に対して、外側から全周回に亘って取り囲むように長円形に形成されている。
上記構成によれば、密着部4eaが吸着部24aの外周縁24aeを取り囲む構成であることにより、密着部4eaを複数の凹部24aaに個別に設ける必要がなく、吸着部24aに取り付けやすくなる。
次に、第2変形例に係る吸着部34aについて、図8を主に参照して説明する。図8は、第2変形例に係る吸着部34aの一部の断面を拡大して示す断面図である。
本例に係る吸着部34aは、複数の凹部34aaを有する。凹部34aaは、吸気路23に繋がる上部34abと、上部34abの下端に連続し、上部34abの下端から径方向外側に広がる段差と、を備える。吸着部34aの下端部には、この段差によって、上部34abよりも大径の周縁(内周縁34ae)が形成されている。
本例に係る密着部(Oリング34e)は、凹部34aaの周縁(吸着部34aの内周縁34ae)に設けられている。
上記構成によれば、密着部(Oリング34e)が凹部34aaの周縁(内周縁34ae)に設けられていることで、図6等に示すように吸着部4aの外周縁4aeを取り囲んでいるものよりも、図8に示す吸着部34aの外側の占有スペースを抑えることができ、吸着部34aの外側で施術がしやすくなる。
本例における密着部は、Oリング34eである例を説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではい。例えば環状の角張ったガスケットであってもよい。さらに、そのガスケットに、凹部34aaの周縁に嵌る段差が形成されていてもよい。
次に、第3変形例に係る吸着部44aについて、図9を主に参照して説明する。図9は、第3変形例に係る吸着部44aの一部の断面を拡大して示す断面図である。
本例に係る吸着部44aは、凹部44aaの内部に、吸気路23に接続される接続開口43aを有する。
接続開口43aは吸着部44aの縁部分であり、密着部(スカート部44e)が接続開口43aの周囲に形成されている。
そして、スカート部44eの上端は、吸着部44aに設けられた凹部44aaの下面(上面)における接続開口43aの周囲に、接着等により接合されている。なお、本発明はこのような構成に限定されず、スカート部44eは、凹部44aaの周面に接合されていてもよい。
なお、本例に係る密着部としてのスカート部44eは、凹部44aa内に上部が配設されており、底面視において円環状に形成されており、下方に向かうにつれて末広がりとなるように形成され、当接面4adよりも下方まで延在している。
(1)吸引源からの陰圧吸引により吸着対象である心臓に吸着させ、該心臓の拍動を抑制することによって、冠状動脈におけるバイパス血管に繋がる吻合対象部の周辺を安定化させる吸着式スタビライザーであって、
前記吻合対象部の周辺に当接面を当接させるように取り付けられる部位であり、前記吸引源からの吸気路が接続されており、前記拍動を抑制する吸着部と、
該吸着部よりも軟質であり、前記吸着部に接続されており、前記吻合対象部の周辺に密着する密着部と、を備え、
前記吸着部には、前記吸引源からの吸気路が接続されて陰圧の空間を形成する凹部が形成されており、
前記密着部は、前記吸着部の縁部分に設けられており、前記吸着部の前記当接面と面一であるか又は前記当接面よりも前記吸着対象側である下方まで延在していることを特徴とする吸着式スタビライザー。
(2)前記密着部は、前記吸着部の前記当接面よりも前記吸着対象側である下方まで延在している(1)に記載の吸着式スタビライザー。
(3)前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の外周縁を取り囲むように形成されている(1)又は(2)に記載の吸着式スタビライザー。
(4)前記凹部は、複数設けられており、
前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の外周縁を取り囲むことで、複数の前記凹部全体をまとめて取り囲んでいる(1)から(3)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
(5)前記密着部は、前記凹部の周縁に設けられている(1)から(4)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
(6)前記吸着部は、前記凹部の内部に、前記吸気路に接続される接続開口を有し、
該接続開口は、前記吸着部の縁部分であり、
前記密着部は、前記接続開口の周囲に形成されている(1)から(5)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
(7)前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の縁から前記吸着対象側である下方に延在して末広がりとなるように形成されている(1)から(6)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
(8)前記密着部は、前記吸着対象側から見て環状に形成されている(1)から(7)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
(9)前記吸着部よりも硬度が高く、前記心臓に沿うように湾曲可能で、その形状を保持可能であり、前記吸着部の形状を保持する芯材を更に備え、
該芯材は、前記吸着部の肉厚部の内部に埋設されている(1)から(8)のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
1a 接合部材
1b アーム部
2 吸引源
3 吸気路
3c 可撓性チューブ
3d、3e 通気孔
4 保持部材
4a 吸着部
4aa 凹部
4ac 本体部(肉厚部)
4ad 当接面
4ae 外周縁(縁部分)
4b ベース部
4ba コネクタ部
4bb 差込口
4bc 接続部
4bd 連結部
4d 収容部
4e カバー
4ea 密着部
4eb 溝部
4ec 覆い部
4ed 通し孔
4f 連絡部材
4g 突条
6 芯材
23 吸気路
23b 吸引孔
24 保持部材
24a 吸着部
24aa 凹部
24ac 本体部
24ad 当接面
24ae 外周縁(縁部分)
34a 吸着部
34aa 凹部
34ab 上部
34ae 内周縁(縁部分)
34e Oリング(密着部)
43a 接続開口(縁部分)
44a 吸着部
44aa 凹部
44e スカート部(密着部)
OS 施術空間
Claims (9)
- 吸引源からの陰圧吸引により吸着対象である心臓に吸着させ、該心臓の拍動を抑制することによって、冠状動脈におけるバイパス血管に繋がる吻合対象部の周辺を安定化させる吸着式スタビライザーであって、
前記吻合対象部の周辺に当接面を当接させるように取り付けられる部位であり、前記吸引源からの吸気路が接続されており、前記拍動を抑制する吸着部と、
該吸着部よりも軟質であり、前記吸着部に接続されており、前記吻合対象部の周辺に密着する密着部と、を備え、
前記吸着部には、前記吸引源からの吸気路が接続されて陰圧の空間を形成する凹部が形成されており、
前記密着部は、前記吸着部の縁部分に設けられており、前記吸着部の前記当接面と面一であるか又は前記当接面よりも前記吸着対象側である下方まで延在していることを特徴とする吸着式スタビライザー。 - 前記密着部は、前記吸着部の前記当接面よりも前記吸着対象側である下方まで延在している請求項1に記載の吸着式スタビライザー。
- 前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の外周縁を取り囲むように形成されている請求項1又は2に記載の吸着式スタビライザー。
- 前記凹部は、複数設けられており、
前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の外周縁を取り囲むことで、複数の前記凹部全体をまとめて取り囲んでいる請求項1から3のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。 - 前記密着部は、前記凹部の周縁に設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
- 前記吸着部は、前記凹部の内部に、前記吸気路に接続される接続開口を有し、
該接続開口は、前記吸着部の縁部分であり、
前記密着部は、前記接続開口の周囲に形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。 - 前記密着部は、前記吸着部の前記当接面の縁から前記吸着対象側である下方に延在して末広がりとなるように形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
- 前記密着部は、前記吸着対象側から見て環状に形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
- 前記吸着部よりも硬度が高く、前記心臓に沿うように湾曲可能で、その形状を保持可能であり、前記吸着部の形状を保持する芯材を更に備え、
該芯材は、前記吸着部の肉厚部の内部に埋設されている請求項1から8のいずれか一項に記載の吸着式スタビライザー。
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