JP2021064905A - 設備システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書では、設備機器ごとに、機器情報の更新周期を変更することができる設備システムを提供する。【解決手段】本明細書が開示する設備システムは、サーバ装置と、サーバ装置と通信可能な設備機器と、サーバ装置と通信可能な管理装置を備えている。設備機器は、設備機器に関する複数の機器情報を取得可能である。管理装置は、複数の機器情報の中から選択された機器情報を識別する機器情報識別情報と、選択された機器情報に対応する更新周期を示す更新周期情報とを設定可能である。管理装置は、設定された機器情報識別情報および更新周期情報を設備機器に前記サーバ装置を介して送信するように構成されている。設備機器は、機器情報識別情報および更新周期情報を受信した場合に、機器情報識別情報から特定される機器情報を更新周期情報から特定される更新周期ごとに取得して、機器情報を更新周期ごとにサーバ装置に送信するように構成されている。【選択図】図5
Description
本明細書が開示する技術は、設備システムに関する。特に、サーバ装置と、サーバ装置と通信可能な設備機器と、サーバ装置と通信可能な管理装置を備えている設備システムに関する。
通信技術の発展に伴い、住宅内に設置されている機器に関する様々な情報をその機器を製造したメーカのサーバにアップロードすることで、メーカで機器の状態を管理するシステムが登場している。その一例として、特許文献1に開示されるネットワークシステムでは、住宅内の設備機器が予め定められた更新周期で取得した情報(機器情報)をサーバにアップロードする。特許文献1のネットワークシステムの設備機器は、一定の更新周期で機器情報を取得してサーバに送信する。
特許文献1のネットワークシステムの設備機器は、複数のセンサで計測された数値、動作状況等を取得して機器情報としてサーバに送信する。特許文献1の設備機器は、複数の機器情報を同一の周期でサーバに送信している。すなわち、特許文献1の設備機器は、複数の機器情報に対して同一の更新周期を設定している。ここで、複数の機器情報のそれぞれは、更新すべき周期が異なる場合がある。具体的には、設備機器の機器情報には、例えば1分毎に更新すべき情報もあれば、12時間毎に更新すればよい情報も存在する場合がある。1分毎に更新すべき情報を12時間毎に更新すると、サーバは十分な頻度で機器情報を取得できない。しかしながら、12時間毎に更新すればよい機器情報を1分毎に更新すると、設備機器とサーバ間の通信量が過剰に増加する。本明細書では、設備機器とサーバ間の通信量が過剰となることを防止することができる設備システムを提供する。
本明細書が開示する設備システムは、サーバ装置と、サーバ装置と通信可能な設備機器と、サーバ装置と通信可能な管理装置と、を備えている。設備機器は、設備機器に関する複数の機器情報を取得可能である。管理装置は、複数の機器情報の中から選択された機器情報を識別する機器情報識別情報と、選択された機器情報に対応する更新周期を示す更新周期情報とを設定可能である。また、管理装置は、設定された機器情報識別情報および更新周期情報を設備機器にサーバ装置を介して送信するように構成されている。設備機器は、機器情報識別情報および更新周期情報を受信した場合に、機器情報識別情報から特定される機器情報を更新周期情報から特定される更新周期ごとに取得するとともに、取得された機器情報を更新周期ごとにサーバ装置に送信するように構成されている。
上述した設備システムでは、管理装置によって更新周期を特定の機器情報に対応させて設定可能である。すなわち、上述した設備システムでは、設備機器は、機器情報の種類ごとに機器情報の更新周期を変更することができるため、サーバとの通信量が過剰となることを防止できる。
また、設備機器は、機器情報識別情報および更新周期情報を受信してから所定時間経過後に、更新周期ごとの機器情報の取得および送信を停止してもよい。これにより、例えば管理装置側で更新周期の設定ミスが発生した場合であっても、設備機器は、所定時間経過後に無駄な機器情報の取得および送信を停止することができる。
上述した設備システムは、サーバ装置と設備機器の間の通信を中継する中継装置をさらに備えてもよい。中継装置は、サーバ装置から受信した機器情報識別情報および更新周期情報を示すデータを、変換することなく設備機器にそのまま送信し、設備機器から受信した機器情報を示すデータを、変換することなくサーバ装置にそのまま送信してもよい。中継装置の受信側と送信側では、通信方式が異なることがある。具体的には、サーバ装置から中継装置がデータを受信する場合は、無線でデータを受信する。中継装置が設備機器にデータを送信する場合には、回線を介してデータを送信する。この場合、中継装置は、受信側の無線通信方式から送信側の回線通信方式に変換する。一方、中継装置によって送受信されるデータは、機器情報識別情報および更新周期そのものを示すビットデータである。サーバは、通信方式を無線から回線に変換する際、中継装置が機器情報識別情報および更新周期情報を示すビットデータを変換することなく送受信することで、中継装置の設備機器およびサーバに対する互換性が向上する。なお、「そのまま送信する」とは、受信した機器情報識別情報および更新周期情報を示すビットデータを、変換することなく、同じビットデータとして送信することを意味する。
さらに、上述した設備システムは、中継装置を介してサーバ装置と通信可能な第2の設備機器をさらに備えてもよい。その場合、第2の設備機器は、第2の設備機器に関する複数の第2の機器情報を取得可能であってもよい。また、管理装置は、複数の第2の機器情報から選択された第2の機器情報を識別する第2の機器情報識別情報と、選択された第2の機器情報に対応する第2の更新周期を示す第2の更新周期情報とを設定可能であってもよい。さらに、管理装置は、設定された第2の機器情報識別情報および第2の更新周期情報を第2の設備機器にサーバ装置を介して送信するように構成されてもよい。第2の設備機器は、第2の機器情報識別情報および第2の更新周期情報を受信した場合に、第2の機器情報識別情報から特定される第2の機器情報を第2の更新周期情報から特定される第2の更新周期ごとに取得するとともに、取得された第2の機器情報を第2の更新周期ごとにサーバ装置に送信するように構成されていてもよい。これにより、複数の設備機器が、機器情報の種類ごとに機器情報の更新周期を変更することができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
(設備システム2の構成;図1)
図面を参照して、実施例の設備システム2について説明する。設備システム2は、中央装置12と、住宅設置機器22を備えている。中央装置12は、サーバ16と、管理PC(Personal Computerの略)14を備えている。住宅設置機器22は、ルータ23と、リモコン24と、給湯器25と、タンクユニット26と、気泡発生装置27と、浴槽28を備えている。中央装置12は、リモコン24、給湯器25、タンクユニット26、気泡発生装置27を製造したメーカの管理センター10に設置されている。住宅設置機器22は、ユーザの住宅20に設置されている。本明細書が開示する設備システム2は、中央装置12によって住宅20に設置されている設備機器である給湯器25とタンクユニット26と気泡発生装置27を管理するためのシステムである。以下では、給湯器25とタンクユニット26と気泡発生装置27をまとめて「複数の設備機器」と表現することがある。
図面を参照して、実施例の設備システム2について説明する。設備システム2は、中央装置12と、住宅設置機器22を備えている。中央装置12は、サーバ16と、管理PC(Personal Computerの略)14を備えている。住宅設置機器22は、ルータ23と、リモコン24と、給湯器25と、タンクユニット26と、気泡発生装置27と、浴槽28を備えている。中央装置12は、リモコン24、給湯器25、タンクユニット26、気泡発生装置27を製造したメーカの管理センター10に設置されている。住宅設置機器22は、ユーザの住宅20に設置されている。本明細書が開示する設備システム2は、中央装置12によって住宅20に設置されている設備機器である給湯器25とタンクユニット26と気泡発生装置27を管理するためのシステムである。以下では、給湯器25とタンクユニット26と気泡発生装置27をまとめて「複数の設備機器」と表現することがある。
図1に示されるように、中央装置12の管理PC14およびサーバ16は、インターネット4と接続可能である。住宅設置機器22のルータ23も、インターネット4に接続可能である。すなわち、管理PC14とサーバ16は、インターネット4を介して通信可能である。ルータ23は、インターネット4を介して管理PC14およびサーバ16と通信可能である。ルータ23は、Wi−Fi(登録商標)方式によって無線モジュール24aと通信可能である。無線モジュール24aは、リモコン24に設置されており、無線モジュール24aとリモコン24は配線で接続されている。すなわち、リモコン24と無線モジュール24aは通信可能である。リモコン24は、配線を介して複数の設備機器のそれぞれと通信可能である。すなわち、住宅20の複数の設備機器は、インターネット4を介してサーバ16と通信可能である。
(設備機器について;図1、図2)
図示は省略したが、給湯器25内には、ガス給湯機構が設けられている。給湯器25は、ガス給湯機構により生成した湯を供給するための機器である。給湯器25は、自身に関する情報を取得するための取得部(不図示)を備えている。取得部の一例は、給湯する湯の温度を計測する給湯温度センサ(不図示)である。給湯器25は、給湯マイコン25aを備えている。給湯マイコン25aは、自身のメモリ(不図示)内にプログラムを記憶している。給湯マイコン25aは、プログラムに従って様々な処理を実行する。給湯マイコン25aは、プログラムに従って、給湯温度センサの計測値を読み取る。
図示は省略したが、給湯器25内には、ガス給湯機構が設けられている。給湯器25は、ガス給湯機構により生成した湯を供給するための機器である。給湯器25は、自身に関する情報を取得するための取得部(不図示)を備えている。取得部の一例は、給湯する湯の温度を計測する給湯温度センサ(不図示)である。給湯器25は、給湯マイコン25aを備えている。給湯マイコン25aは、自身のメモリ(不図示)内にプログラムを記憶している。給湯マイコン25aは、プログラムに従って様々な処理を実行する。給湯マイコン25aは、プログラムに従って、給湯温度センサの計測値を読み取る。
給湯器25は、給湯温度センサの他にも、複数の取得部を有している。図2(A)に示されるように、給湯マイコン25aは、給湯温度1A1の他にも、風呂温度1A2、累積燃焼回数1B1、外気温度1B2、累積通電時間1C1、累積通電回数1C2、水量サーボ駆動回数1C3を取得可能である。給湯温度1A1は、給湯器25が供給する湯の温度である。風呂温度1A2は、給湯器25が浴槽28に供給する湯の温度である。累積燃焼回数1B1は、給湯器25内のガス給湯機構が燃焼した回数の累積である。外気温度1B2は、給湯器25周辺の外気温度である。累積通電時間1C1は、給湯器25に電源が投入されて通電している時間の累積である。累積通電回数1C2は、給湯器25に電源が投入されて通電した回数の累積である。水量サーボ駆動回数1C3は、給湯器25に内蔵されており、給湯器25から供給される湯量を調整する水量サーボ(不図示)の駆動回数である。このように、給湯マイコン25aは、プログラムに従って、給湯器25に関する複数の機器情報を取得する。なお、給湯器25が風呂温度1A2などを取得するために備える構造については、既知であるためここでは図示および説明を省略する。
図示は省略したが、タンクユニット26内には、湯を貯留するタンクと、湯を生成するヒートポンプが設けられている。タンクユニット26は、ヒートポンプにより生成した湯を供給するための機器である。給湯器25と同様に、タンクユニット26も、自身に関する情報を取得するための取得部(不図示)と、タンクマイコン26aを備えている。タンクマイコン26aも、給湯マイコン25aと同様に、自身のメモリ(不図示)内のプログラムに従って、図2(B)に示されるタンクユニット26に関する複数の機器情報を取得する。給水温度2A1は、タンクユニット26に供給される水の温度である。貯湯温度2A2は、タンクユニット26が貯留している湯の温度である。外気温度2B1は、タンクユニット26の周辺の外気温度である。ヒートポンプ給湯運転回数2B2は、タンクユニット26のヒートポンプが給湯するために作動した回数である。累積通電時間2C1は、タンクユニット26に電源が投入されて通電している時間の累積である。累積通電回数2C2は、タンクユニット26に電源が投入されて通電した回数の累積である。
図示は省略したが、気泡発生装置27内には、循環ポンプが設けられている。気泡発生装置27は、循環ポンプを用いて浴槽28内に気泡を発生させる装置である。給湯器25同様に、気泡発生装置27も、自身に関する情報を取得するための取得部(不図示)と、気泡マイコン27aを備えている。気泡マイコン27aも、給湯マイコン25aと同様に、自身のメモリ(不図示)内のプログラムに従って、図2(C)に示される気泡発生装置27に関する複数の機器情報を取得する。閉止弁駆動回数3A1は、気泡発生装置27に内蔵された閉止弁(不図示)の駆動回数である。循環ポンプ回転数3A2は、気泡発生装置27に内蔵された循環ポンプ(不図示)の回転数である。低温感知温度3B1は、浴槽28内の湯が所定の温度より低温になったことを検知する際の温度である。気泡発生回数3C1は、気泡発生装置27が気泡を発生させた回数である。
図2(A)〜(C)を参照して、複数の設備機器のマイコンのそれぞれが取得する機器情報について説明する。図2(A)〜(C)は、各マイコンが備えているデータベースの一部である。図2に示されるように、各マイコンは、データ群ごとに複数の機器情報を取得する。ここで、データ群は、機器情報を更新する周期の長さが略等しい複数の機器情報をグループ化したものである。すなわち、同じデータ群に属する複数の機器情報については、更新する周期は略等しい。各マイコンは、自身が設置される設備機器の複数の取得部からデータ群ごとに機器情報を取得する。なお、データ群に属する機器情報は複数である必要はなく、図2(C)の気泡マイコン27aのデータ群3Cのように、データ群に属する機器情報が1個であってもよい。
給湯器25が備えている給湯マイコン25aが取得する複数の機器情報について説明する。給湯マイコン25aは、複数の機器情報を、データ群ごとに取得するように構成されている。給湯マイコン25aのデータ群1Aには、給湯温度1A1および風呂温度1A2が属している。データ群1Bには、累積燃焼回数1B1および外気温度1B2が属している。データ群1Cには、累積通電時間1C1、累積通電回数1C2および水量サーボ駆動回数1C3が属している。データ群1Aには、比較的短い周期で更新すべき機器情報が属している。データ群1Aの更新周期は、例えば1分である。データ群1Bには、データ群1Aに属する機器情報に比して長い周期で更新すべき機器情報が属している。データ群1Bの周期は、例えば1時間である。データ群1Cには、データ群1Bに属する機器情報よりもさらに長い周期で更新すべき機器情報が属している。データ群1Cの周期は、例えば12時間である。
同様に、タンクマイコン26a、気泡マイコン27aもデータ群ごとに機器情報を取得する。タンクマイコン26aは、タンクユニット26の機器情報を更新周期によってデータ群2A、2B、2Cに分けて取得する。気泡マイコン27aは、気泡発生装置27の機器情報を更新周期によってデータ群3A、3B、3Cに分けて取得する。このように、本明細書が開示する設備システム2が備える設備機器は、複数の機器情報をデータ群ごとに異なる周期で取得する。設備システム2は、更新すべき周期が異なる複数の機器情報を同時に更新させる必要がない。その結果、設備機器とサーバ16の間の通信量を低減するとともに、必要な機器情報を取得することができる。
(リモコン24に設備機器が接続された際に実行される処理;図3)
図3を参照してリモコン24がサーバ16と初めて接続された場合に実行される処理について説明する。なお、以下では、住宅設置機器22と中央装置12の間で行われる通信処理について説明するが、ルータ23(図1参照)とインターネット4における通信については、既知であるため図示および説明を省略する。また、以下では、複数の設備機器が備えている各マイコンが実行する処理は、各マイコン(すなわち、給湯マイコン25a、タンクマイコン26a、気泡マイコン27a)を主体として説明する。しかし、理解の容易さの観点から、他の機器が備えるマイコンが実行する処理について説明する際に、マイコンを主体として説明せず、各機器(即ち、リモコン24、無線モジュール24a、サーバ16、管理PC14)を主体として説明する。
図3を参照してリモコン24がサーバ16と初めて接続された場合に実行される処理について説明する。なお、以下では、住宅設置機器22と中央装置12の間で行われる通信処理について説明するが、ルータ23(図1参照)とインターネット4における通信については、既知であるため図示および説明を省略する。また、以下では、複数の設備機器が備えている各マイコンが実行する処理は、各マイコン(すなわち、給湯マイコン25a、タンクマイコン26a、気泡マイコン27a)を主体として説明する。しかし、理解の容易さの観点から、他の機器が備えるマイコンが実行する処理について説明する際に、マイコンを主体として説明せず、各機器(即ち、リモコン24、無線モジュール24a、サーバ16、管理PC14)を主体として説明する。
先に述べたように、リモコン24には、図1に示す複数の設備機器が配線により接続される。複数の設備機器がリモコン24に接続されると、各マイコンは、自身のマイコン情報をリモコン24に送信する。給湯器25の給湯マイコン25a(図1参照)は、マイコン情報MF25aをリモコン24に送信する。同様に、タンクユニット26のタンクマイコン26a(図1参照)は、マイコン情報MF26aをリモコン24に送信し、気泡発生装置27の気泡マイコン27aは、マイコン情報MF27aをリモコン24に送信する。ここで、マイコン情報は、各マイコンを識別するための情報と、各マイコンのデータ群を識別するための情報(以下、データ群識別情報と表現する)を含む。
リモコン24は、マイコン情報「MF25a」、「MF26a」、「MF27a」を受信すると、T100において、受信したマイコン情報を登録する。なお、以下では、マイコン情報「MF25a」、「MF26a」、「MF27a」をまとめて、「マイコン情報群」と表現することがある。
リモコン24は、T100においてマイコン情報群を登録した後、T102において、マイコン情報群を無線モジュール24aに送信する。無線モジュール24aは、T102においてマイコン情報群を受信すると、T104において、マイコン情報群と、自身のMACアドレス「Ad24a」をサーバ16に送信する。ここで、MACアドレスは、サーバ16が無線モジュール24aを識別するための情報である。
サーバ16は、T104においてマイコン情報群およびMACアドレス「Ad24a」を受信すると、T108において、受信したマイコン情報群をMACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録する。サーバ16は、住宅20以外の住宅に設置される他のリモコンからも、MACアドレスとマイコン情報を受信する。設備システム2では、サーバ16がそれぞれの住宅に設置される無線モジュールに対応するMACアドレスと、それぞれの住宅に設置される設備機器の複数のマイコン情報を関連付けて登録する。これにより、サーバ16は、MACアドレスによって、設備機器が備えるマイコンを識別するとともに、そのマイコンが取得可能な機器情報のデータ群識別情報を識別することができる。
(管理PC14で更新周期を設定する場合に実行される処理;図4)
図2(A)〜(C)を参照して説明したように、各マイコンは、自身が設置されている設備機器に関する複数の機器情報を取得することができる。しかしながら、各マイコンのプログラムには、複数の機器情報を取得するタイミングに関する指示が含まれていない。すなわち、各マイコンのプログラムには、複数の機器情報の更新周期の設定がされていない。実施例の設備システム2では、管理センター10に設置されている管理PC14によって、複数の機器情報の更新周期を設定することができる。以下、図4〜図6を参照して、管理PC14によって住宅20に設置されている給湯器25の機器情報の更新周期を設定する際に実行される処理について説明する。
図2(A)〜(C)を参照して説明したように、各マイコンは、自身が設置されている設備機器に関する複数の機器情報を取得することができる。しかしながら、各マイコンのプログラムには、複数の機器情報を取得するタイミングに関する指示が含まれていない。すなわち、各マイコンのプログラムには、複数の機器情報の更新周期の設定がされていない。実施例の設備システム2では、管理センター10に設置されている管理PC14によって、複数の機器情報の更新周期を設定することができる。以下、図4〜図6を参照して、管理PC14によって住宅20に設置されている給湯器25の機器情報の更新周期を設定する際に実行される処理について説明する。
管理PC14のオペレータは、T200において、更新周期設定を開始する。一例では、オペレータは、T200において、管理PC14にインストールされる更新周期設定用のアプリケーションを起動させる。次いで、管理PC14は、T202において、MACアドレス一覧要求200を、サーバ16に送信する。サーバ16は、T202においてMACアドレス一覧要求200を受信すると、T204において、自身が登録しているMACアドレス一覧データ210を取得する。次いで、サーバ16は、T206において、取得したMACアドレス一覧データ210を管理PC14に送信する。管理PC14は、T206においてMACアドレス一覧データ210を受信すると、T208において、MACアドレス一覧を表示する。ここで、MACアドレス一覧は、複数の住宅に設置されている無線モジュールを識別する情報を含む。
(MACアドレス「Ad24a」が選択された場合に実行される処理;図4)
T208においてMACアドレス一覧が表示されると、管理PC14のユーザは、T210において、MACアドレス一覧の中から更新周期の設定を実行する給湯マイコン25aが接続されているリモコン24の無線モジュール24aのMACアドレス「Ad24a」を選択する。その場合、管理PC14は、T212において、選択されたMACアドレス「Ad24a」と、登録マイコン情報要求220をサーバ16に送信する。登録マイコン情報要求220は、同時に送信されるMACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録されているマイコン情報を要求するための情報である。より具体的には、登録マイコン情報要求220は、図3のT108においてMACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録したマイコン情報を要求するための情報である。サーバ16は、T212においてMACアドレス「Ad24a」および登録マイコン情報要求220を受信すると、T214において、MACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録されているマイコン情報群(すなわち、マイコン情報「MF25a」、「MF26a」、「MF27a」)を取得する。サーバ16は、T214においてマイコン情報群を取得すると、T216において、マイコン情報群を管理PC14に送信する。管理PC14は、T216においてマイコン情報群を受信すると、T218において、マイコン情報群を表示する。
T208においてMACアドレス一覧が表示されると、管理PC14のユーザは、T210において、MACアドレス一覧の中から更新周期の設定を実行する給湯マイコン25aが接続されているリモコン24の無線モジュール24aのMACアドレス「Ad24a」を選択する。その場合、管理PC14は、T212において、選択されたMACアドレス「Ad24a」と、登録マイコン情報要求220をサーバ16に送信する。登録マイコン情報要求220は、同時に送信されるMACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録されているマイコン情報を要求するための情報である。より具体的には、登録マイコン情報要求220は、図3のT108においてMACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録したマイコン情報を要求するための情報である。サーバ16は、T212においてMACアドレス「Ad24a」および登録マイコン情報要求220を受信すると、T214において、MACアドレス「Ad24a」に関連付けて登録されているマイコン情報群(すなわち、マイコン情報「MF25a」、「MF26a」、「MF27a」)を取得する。サーバ16は、T214においてマイコン情報群を取得すると、T216において、マイコン情報群を管理PC14に送信する。管理PC14は、T216においてマイコン情報群を受信すると、T218において、マイコン情報群を表示する。
(マイコン情報群からデータ群識別情報「1A」が選択された場合に実行される処理;図5)
図5は、図4に示す処理に続けて実行される処理を示す。先に述べたように、管理PC14がT218で表示するマイコン情報群には、住宅20(図1参照)に設置されている複数の設備機器が備えるマイコン情報が含まれている。マイコン情報群には、図2を参照して説明したデータ群を識別するデータ群識別情報も含まれている。管理PC14のオペレータは、T300において、マイコン識別情報の中から、更新周期を設定する機器情報が属するデータ群を識別するデータ群識別情報「1A」を選択する。また、管理PC14のオペレータは、T300において、データ群識別情報「1A」に属している機器情報の更新周期を「1分」に設定する。
図5は、図4に示す処理に続けて実行される処理を示す。先に述べたように、管理PC14がT218で表示するマイコン情報群には、住宅20(図1参照)に設置されている複数の設備機器が備えるマイコン情報が含まれている。マイコン情報群には、図2を参照して説明したデータ群を識別するデータ群識別情報も含まれている。管理PC14のオペレータは、T300において、マイコン識別情報の中から、更新周期を設定する機器情報が属するデータ群を識別するデータ群識別情報「1A」を選択する。また、管理PC14のオペレータは、T300において、データ群識別情報「1A」に属している機器情報の更新周期を「1分」に設定する。
管理PC14は、T300において、データ群識別情報「1A」が選択され、更新周期「1分」が設定されると、T302において、データ群識別情報「1A」および更新周期「1分」をサーバ16に送信する。サーバ16は、T302においてデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を受信すると、T304において、MACアドレス「Ad24a」によって識別される無線モジュール24aにデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を送信する。無線モジュール24aは、T304においてデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を受信すると、T306において、無線モジュール24aを備えているリモコン24にデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を送信する。リモコン24は、T306においてデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を受信すると、T308において、データ群識別情報「1A」に対応する給湯マイコン25aにデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を送信する。
(給湯マイコン25aが実行する処理;図6)
図6は、図5に示す処理に続けて実行される処理を示す。給湯マイコン25aは、図5のT308においてデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を受信する。その場合、給湯マイコン25aは、T400において、受信したデータ群識別情報「1A」で識別されるデータ群1Aに属する機器情報である給湯温度1A1および風呂温度1A2の更新周期を、受信した更新周期「1分」に設定する。次いで、給湯マイコン25aは、T402において、送信終了カウント「24時間」のカウントを開始する。送信終了カウントは、給湯マイコン25aのプログラムに予め記憶されている。送信終了カウントがゼロになると(すなわち、24時間が経過すると)給湯マイコン25aは、データ群1Aに属する機器情報の1分毎の取得を停止する。なお、送信終了カウントの時間は、管理PC14(図1参照)により変更可能である。
図6は、図5に示す処理に続けて実行される処理を示す。給湯マイコン25aは、図5のT308においてデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を受信する。その場合、給湯マイコン25aは、T400において、受信したデータ群識別情報「1A」で識別されるデータ群1Aに属する機器情報である給湯温度1A1および風呂温度1A2の更新周期を、受信した更新周期「1分」に設定する。次いで、給湯マイコン25aは、T402において、送信終了カウント「24時間」のカウントを開始する。送信終了カウントは、給湯マイコン25aのプログラムに予め記憶されている。送信終了カウントがゼロになると(すなわち、24時間が経過すると)給湯マイコン25aは、データ群1Aに属する機器情報の1分毎の取得を停止する。なお、送信終了カウントの時間は、管理PC14(図1参照)により変更可能である。
次いで、給湯マイコン25aは、T404において、データ群識別情報「1A」で識別されるデータ群1Aに属する機器情報データを取得する。より具体的には、給湯マイコン25aは、給湯温度1A1および風呂温度1A2として、給湯温度センサの検出温度「40℃」および風呂温度センサの検出温度「39℃」を読み取る。その後、給湯マイコン25aは、T406において、取得した機器情報データ「40℃」、「39℃」をリモコン24に送信する。リモコン24は、T406において機器情報データ「40℃」、「39℃」を受信すると、T408において、受信した機器情報データ「40℃」、「39℃」を無線モジュール24aに送信する。無線モジュール24aは、T408において機器情報データ「40℃」、「39℃」を受信すると、T410において、受信した機器情報データ「40℃」、「39℃」に自身のMACアドレス「Ad24a」を付加してサーバ16に送信する。サーバ16は、T410において機器情報データ「40℃」、「39℃」およびMACアドレス「Ad24a」を受信すると、T412において、機器情報データ「40℃」、「39℃」をMACアドレス「Ad24a」と関連付けて記憶する。MACアドレス「Ad24a」と機器情報データ「40℃」、「39℃」を関連付けることで、サーバ16は、MACアドレス「Ad24a」で識別される無線モジュール24aを備えるリモコン24が設置されている住宅20(図1参照)の機器情報を識別することができる。このように、実施例の設備システム2(図1参照)では、管理PC14が設定した更新周期を受信した給湯マイコン25aが、更新周期の経過に先立って設定されたデータ群の機器情報をサーバ16に送信する。これにより、サーバ16は、給湯マイコン25aがデータ群識別情報および更新周期を正常に受信したことを判定することができる。
給湯マイコン25aは、T406において最初の機器情報の送信を実行した後、T414において、T400で設定した更新周期「1分」を測定するカウントを開始する。更新周期「1分」が経過すると、T416において、更新周期「1分」カウントが終了する。給湯マイコン25aは、T418において、再度、データ群識別情報「1A」で識別されるデータ群1Aに属する機器情報データである給湯温度「40℃」および風呂温度「37℃」を取得する。その後、給湯マイコン25aは、T406と同様に、取得した機器情報データ「40℃」、「37℃」をリモコン24に送信する。その後、設備システム2は、上述したT408〜T418と同様の処理を繰り返す。また、図示は省略したが、管理PC14のオペレータは、管理PC14により、機器情報の取得を停止する指示を各設備機器のマイコンに送信することができる。給湯マイコン25aは、管理PC14から機器情報の取得を停止する指示を受信すると、機器情報の取得を停止する。
また、T402でのカウント開始から24時間が経過すると、T500において、送信終了カウント「24時間」のカウントが終了する。その場合、給湯マイコン25aは、T502において、更新周期「1分」の設定を解除する。その結果、給湯マイコン25aは、機器情報の取得を停止する。これにより、例えば管理PC14のオペレータが機器情報の取得を停止する指示を給湯マイコン25aに送信し忘れた場合等であっても、給湯マイコン25aは24時間後に機器情報の取得を停止する。その結果、給湯マイコン25aは必要のない機器情報をサーバ16に送信しない。すなわち、無線モジュール24aとサーバ16間の通信量を低減することができ、サーバ16が記憶するデータ量を低減することができる。
給湯器25の他のデータ群1Bに属している機器情報(すなわち、累積燃焼回数1B1および外気温度1B2)に対して、データ群1Aとは異なる更新周期を設定する場合の処理について説明する。その場合、管理PC14のオペレータは、さらに、マイコン識別情報の中から、データ群識別情報「1A」に代えて、データ群識別情報「1B」を選択する。また、管理PC14のオペレータは、データ群識別情報「1B」に属している機器情報の更新周期を例えば、「1時間」に設定する。これにより、上述したT302〜T308の処理と同様に、データ識別情報「1B」および更新周期「1時間」が給湯マイコン25aに送信される。給湯マイコン25aは、データ識別情報「1B」および更新周期「1時間」を受信すると、更新周期「1時間」を設定し、データ群1Bに属する機器情報である累積燃焼回数1B1および外気温度1B2を取得する。また、データ群1Cに属している機器情報(すなわち、累積通電時間1C1、累積通電回数1C2および水量サーボ駆動回数1C3)に対して、1Aとは異なる更新周期「12時間」を設定する場合も、管理PC14のオペレータは、同様に、データ識別情報「1C」を選択し、更新周期「12時間」を設定する。
上述したように、実施例の設備システム2は、管理センター10に設置されている管理PC14によって、住宅20に設置されている給湯器25の複数の機器情報を更新する周期を設定することができる。管理PC14は、住宅20に設置されている他の設備機器(すなわち、タンクユニット26、気泡発生装置27)に対しても、同様な処理で複数の機器情報を更新する周期を設定する。また、管理PC14は、他の住宅に設置されている設備機器に対しても、同様に複数の機器情報の更新時期を個別で設定することができる。これにより、管理PC14は、異なる住宅に設置されている同じ種類の設備機器に対して、例えば住宅の周辺環境によって、異なる機器情報の更新周期を設定することができる。また、管理PC14は、異常が発生したおそれがある設備機器の更新周期を一時的に短くすることで、当該設備機器に関するより詳細な情報を取得することができる。
(リモコン24の通信処理;図5、図6)
図5を参照して説明したように、リモコン24は、T306でデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を無線モジュール24aから受信し、T308で給湯マイコン25aに送信する。また、リモコン24は、T406で機器情報データ「40℃」および「39℃」を給湯マイコン25aから受信し、T408で無線モジュール24aに送信する。ここで、無線モジュール24aと給湯マイコン25aは、それぞれ異なる通信方式によって、リモコン24と通信している。そのため、リモコン24は、無線モジュール24aから受信したデータを給湯マイコン25aの通信方式に変換して給湯マイコン25aに送信する。また、リモコン24は、給湯マイコン25aから受信したデータを無線モジュール24aの通信方式に変換して送信する。
図5を参照して説明したように、リモコン24は、T306でデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」を無線モジュール24aから受信し、T308で給湯マイコン25aに送信する。また、リモコン24は、T406で機器情報データ「40℃」および「39℃」を給湯マイコン25aから受信し、T408で無線モジュール24aに送信する。ここで、無線モジュール24aと給湯マイコン25aは、それぞれ異なる通信方式によって、リモコン24と通信している。そのため、リモコン24は、無線モジュール24aから受信したデータを給湯マイコン25aの通信方式に変換して給湯マイコン25aに送信する。また、リモコン24は、給湯マイコン25aから受信したデータを無線モジュール24aの通信方式に変換して送信する。
この際に、リモコン24は、受信したデータを変換せずに、そのまま通信方式を変換して送信する。より具体的には、リモコン24は、無線モジュール24aから受信したデータ群識別情報「1A」および更新周期「1分」そのものを示すビットデータを変換することなく、通信方式のみを変換する。リモコン24は、給湯マイコン25aから受信した機器情報データ「40℃」および「39℃」そのものを示すビットデータを変換することなく、通信方式のみを変換する。リモコン24が送受信するデータを示すビットデータを変換することなく通信方式のみを変換するため、送受信するデータをリモコン24が識別する必要がない。すなわち、リモコン24に接続される設備機器の仕様が変更になり、新たな機器情報を取得可能になった場合であっても、リモコン24の仕様を変更する必要がない。また、住宅20に追加の設備機器を設置する場合であっても、リモコン24の仕様を変更する必要がない。さらに、リモコン24に接続される管理PC14の仕様が変更された場合も、リモコン24の仕様を変更する必要がない。すなわち、リモコン24が受信したデータを変更せずにそのまま通信方式を変更して送信することで、リモコン24の互換性が向上する。
(対応関係)
給湯温度1A1、風呂温度1A2、累積燃焼回数1B1、外気温度1B2、累積通電時間1C1、累積通電回数1C2、水量サーボ駆動回数1C3が、それぞれ、「機器情報」の一例である。データ群識別情報「1A」、「1B」、「1C]、「2A」、「2B」、「2C」、「3A」、「3B」、「3C」が、それぞれ、機器情報識別情報の一例である。給湯器25、タンクユニット26、気泡発生装置27が、それぞれ、「設備機器」の一例である。管理PC14が、「管理装置」の一例である。リモコン24が、「中継装置」の一例である。
給湯温度1A1、風呂温度1A2、累積燃焼回数1B1、外気温度1B2、累積通電時間1C1、累積通電回数1C2、水量サーボ駆動回数1C3が、それぞれ、「機器情報」の一例である。データ群識別情報「1A」、「1B」、「1C]、「2A」、「2B」、「2C」、「3A」、「3B」、「3C」が、それぞれ、機器情報識別情報の一例である。給湯器25、タンクユニット26、気泡発生装置27が、それぞれ、「設備機器」の一例である。管理PC14が、「管理装置」の一例である。リモコン24が、「中継装置」の一例である。
以上、実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上述した実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)実施例の設備システム2の給湯マイコン25aは、更新周期「1分」を受信した後、24時間が経過すると、更新周期「1分」ごとの機器情報の取得および送信を停止する。これに代えて、給湯マイコン25aは、所定の更新回数の機器情報の取得及び送信が終了した場合に、機器情報の取得および送信を停止するように構成されていてもよい。また、給湯マイコン25aは、所定の時刻になった場合に、機器情報の取得および送信を停止するように構成されてもよい。
(変形例2)上述した実施例では、リモコン24は、無線モジュール24aから受信した機器情報を示す記号の羅列を変更せずにそのまま給湯マイコン25aに送信している。また、リモコン24は、給湯マイコン25aから受信した機器情報を示す記号の羅列を変更せずにそのまま無線モジュール24aに送信している。これに代えて、リモコン24は、機器情報を示す記号の羅列を変換して送受信してもよい。
(変形例3)上述した実施例では、管理PC14は、住宅20に設置されている3個の設備機器の機器情報を取得する更新周期を設定する。しかしながら、管理PC14は、1個または2個の設備機器の機器情報を取得する更新周期を設定してもよいし、4個以上の設備機器の機器情報を取得する更新周期を設定してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :設備システム
4 :インターネット
10 :管理センター
12 :中央装置
14 :管理PC
16 :サーバ
20 :住宅
22 :住宅設置機器
23 :ルータ
24 :リモコン
24a :無線モジュール
25 :給湯器
25a :給湯マイコン
26 :タンクユニット
26a :タンクマイコン
27 :気泡発生装置
27a :気泡マイコン
28 :浴槽
4 :インターネット
10 :管理センター
12 :中央装置
14 :管理PC
16 :サーバ
20 :住宅
22 :住宅設置機器
23 :ルータ
24 :リモコン
24a :無線モジュール
25 :給湯器
25a :給湯マイコン
26 :タンクユニット
26a :タンクマイコン
27 :気泡発生装置
27a :気泡マイコン
28 :浴槽
Claims (4)
- サーバ装置と、前記サーバ装置と通信可能な設備機器と、前記サーバ装置と通信可能な管理装置と、を備えている設備システムであって、
前記設備機器は、
前記設備機器に関する複数の機器情報を取得可能であり、
前記管理装置は、
前記複数の機器情報の中から選択された機器情報を識別する機器情報識別情報と、前記選択された機器情報に対応する更新周期を示す更新周期情報とを設定可能であり、
設定された前記機器情報識別情報および前記更新周期情報を前記設備機器に前記サーバ装置を介して送信するように構成されており、
前記設備機器は、前記機器情報識別情報および前記更新周期情報を受信した場合に、前記機器情報識別情報から特定される前記機器情報を前記更新周期情報から特定される前記更新周期ごとに取得するとともに、取得された前記機器情報を前記更新周期ごとに前記サーバ装置に送信するように構成されている、設備システム。 - 前記設備機器は、前記機器情報識別情報および前記更新周期情報を受信してから所定時間経過後に、前記更新周期ごとの前記機器情報の取得および送信を停止する、請求項1に記載の設備システム。
- 前記サーバ装置と前記設備機器の間の通信を中継する中継装置をさらに備えており、
前記中継装置は、
前記サーバ装置から受信した前記機器情報識別情報および前記更新周期情報を示すデータを、変換することなく前記設備機器にそのまま送信し、
前記設備機器から受信した前記機器情報を示すデータを、変換することなく前記サーバ装置にそのまま送信する、請求項1または2の設備システム。 - 前記中継装置を介して前記サーバ装置と通信可能な第2の設備機器をさらに備えており、
前記第2の設備機器は、
前記第2の設備機器に関する複数の第2の機器情報を取得可能であり、
前記管理装置は、
前記複数の第2の機器情報から選択された第2の機器情報を識別する第2の機器情報識別情報と、前記選択された第2の機器情報に対応する第2の更新周期を示す第2の更新周期情報とを設定可能であり、
設定された前記第2の機器情報識別情報および前記第2の更新周期情報を前記第2の設備機器に前記サーバ装置を介して送信するように構成されており、
前記第2の設備機器は、前記第2の機器情報識別情報および前記第2の更新周期情報を受信した場合に、前記第2の機器情報識別情報から特定される前記第2の機器情報を前記第2の更新周期情報から特定される前記第2の更新周期ごとに取得するとともに、取得された前記第2の機器情報を前記第2の更新周期ごとに前記サーバ装置に送信するように構成されている、請求項1から3の何れか一項に記載の設備システム。
Priority Applications (1)
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JP2019189624A JP2021064905A (ja) | 2019-10-16 | 2019-10-16 | 設備システム |
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Citations (2)
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JP2015026352A (ja) * | 2013-07-29 | 2015-02-05 | 小松電機産業株式会社 | 情報監視システム |
JP2018059706A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-12 | ダイキン工業株式会社 | 設備機器管理システム、空調機管理システム、通信条件調整方法 |
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