JP2021064075A - 準備作業支援システム、準備作業支援方法、及びプログラム - Google Patents

準備作業支援システム、準備作業支援方法、及びプログラム Download PDF

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Hirotaka Nakamura
裕隆 中村
佳隆 西原
Yoshitaka Nishihara
佳隆 西原
侑哉 長谷
Yuya Hase
侑哉 長谷
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里佳 ▲高▼橋
Rika Takahashi
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Abstract

【課題】客室の準備作業のうち、後段の作業を中心に効率化できる準備作業支援システムを提供する。【解決手段】準備作業支援システムにおいて、管理サーバは、客室特定部520、チェックリスト提供部522、確認結果入力部524、担当者特定部526、時刻特定部528、指示情報提供部530、データ蓄積部532、完了時刻予測部534、日報作成部536、請求書作成部538及び評価部540を有する。請求書作成部538は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業に対する対価の請求書を作成する。【選択図】図4

Description

本発明は、準備作業支援システム、準備作業支援方法、及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、ICタグもしくはバーコードとハンディターミナルを利用して、清掃の終了した部屋、清掃中の部屋、清掃されていない部屋の情報を監視する宿泊施設清掃管理システムが開示されている。
また、特許文献2には、清掃者への連絡情報を記憶する連絡情報記憶部を設けたホテル電話交換システムにおける清掃確認方法が開示されている。
特開2010−267233 特開平06−333175
客室の準備作業のうち、後段の作業を中心に効率化する準備作業支援システムを提供することを目的とする。
本発明に係る準備作業支援システムは、客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、点検の対象となる客室を特定する客室特定部と、前記客室特定部により特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供部と、前記チェックリスト提供部により提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力部と、前記確認結果入力部により受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成部とを有する。
好適には、前記チェックリスト提供部は、前記客室特定部により特定された客室の部屋タイプに応じた点検項目リストを提供し、前記作成部は、前記部屋タイプに応じた単価に基づいて、請求書を作成する。
好適には、前記チェックリスト提供部は、前記客室特定部により特定された客室に応じて、前記客室へのエキストラベットの搬入又は搬出に関する点検項目が含まれた点検項目リストを提供し、前記作成部は、エキストラベットの搬入又は搬出に関する点検項目の入力結果に応じて、請求書を作成する。
好適には、準備作業の完了確認を行うチェック担当者が操作するチェック用端末と、前記客室特定部、前記チェックリスト提供部、前記確認結果入力部、及び前記作成部を有する準備作業支援装置とを備え、前記チェック用端末は、携帯電話網の公衆無線回線を介して、インターネットに接続し、接続したインターネットを介して前記準備作業支援装置と通信する。
好適には、前記チェックリスト提供部は、準備作業の品質に関する入力欄が含まれた点検項目リストを提供し、前記確認結果入力部は、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力を受け付け、前記準備作業の担当者を特定する担当者特定部と、それぞれの客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、前記担当者特定部により特定された担当者それぞれについて、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力結果と、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質に関する評価情報を生成する評価部とをさらに有する。
好適には、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻、又は、これらから算出された所要時間を所要時間データとして蓄積するデータ蓄積部と、前記データ蓄積部に蓄積された所要時間データと、対象となる客室について前記時刻特定部により特定された開始時刻とに基づいて、対象となる客室の準備作業が完了する時刻を予測する完了時刻予測部とをさらに有する。
好適には、客室それぞれに配置され、客室の利用者に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供装置をさらに有し、前記時刻特定部は、前記コンテンツ提供装置に対する担当者の操作に基づいて、このコンテンツ提供装置が配置された客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定し、前記コンテンツ提供装置は、前記完了時刻を特定するための操作がなされると、他の客室に関する準備作用の指示情報を表示する。
また、本発明に係る準備作業支援システムは、客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、点検の対象となる客室を特定する客室特定部と、この客室の準備作業を行った担当者を特定する担当者特定部と、前記客室特定部により特定された客室に対応する、準備作業の品質を評価するための点検項目リストを提供するチェックリスト提供部と、前記チェックリスト提供部により提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力部と、それぞれの客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、前記担当者特定部により特定された担当者それぞれについて、前記確認結果入力部により受け付けた入力結果と、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質に関する評価情報を生成する評価部とを有する。
また、本発明に係る準備作業支援システムは、客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、客室それぞれに配置され、客室の利用者に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供装置と、準備作業を行う担当者による前記コンテンツ提供装置に対する操作に基づいて、それぞれの客室について、準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻、又は、これらから算出された所要時間を所要時間データとして蓄積するデータ蓄積部と、前記データ蓄積部に蓄積された所要時間データと、対象となる客室について前記時刻特定部により特定された開始時刻とに基づいて、対象となる客室の準備作業が完了する時刻を予測する完了時刻予測部とを有する。
また、本発明に係る準備作業支援方法は、客室の準備作業を支援する準備作業支援方法であって、点検の対象となる客室を特定する客室特定ステップと、前記客室特定ステップにより特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供ステップと、前記チェックリスト提供ステップにより提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力ステップと、前記確認結果入力ステップにより受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成ステップとを有する。
また、本発明に係るプログラムは、客室の準備作業を支援する準備作業支援システムにおいて、点検の対象となる客室を特定する客室特定ステップと、前記客室特定ステップにより特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供ステップと、前記チェックリスト提供ステップにより提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力ステップと、前記確認結果入力ステップにより受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成ステップとをコンピュータに実行させる。
客室の準備作業のうち、後段の作業を中心に効率化できる。
準備作業支援システム1の概要を説明する模式図である。 準備作業支援システム1におけるネットワーク構成を例示する図である。 管理サーバ5のハードウェア構成を例示する図である。 管理サーバ5の機能構成を例示する図である。 準備作業DB580に格納されるチェックシートテーブル及び単価テーブルを例示する図である。 準備作業DB580に格納される所要時間テーブルを例示する図である。 準備作業支援システム1における準備作業支援処理(S10)のフローチャートである。 清掃作業時に居室テレビ4に表示される画面表示例である。 点検用端末2に表示される点検シートを例示する図である。 ホテル側端末9に表示される評価情報を例示する図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、ホテルの客室を準備する場合を具体例として説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、準備作業支援システム1の概要を説明する模式図である。
図1に例示するように、準備作業支援システム1は、ホテル内の複数階に散在する客室の準備を支援する。例えば、準備作業支援システム1は、各客室に設置された居室テレビ4と、清掃担当者が操作する清掃用リモコン3と、点検担当者が操作する点検用端末2と、ホテル事務室に設置されたホテル側端末9を含む。
清掃担当者は、清掃用リモコン3を用いて居室テレビ4を操作することにより、居室テレビ4に、客室の準備に関する指示情報を表示させることができる。清掃担当者は、居室テレビ4に表示された指示情報に従って、清掃やアメニティの追加などの客室準備作業を実施する。
点検担当者は、点検用端末2を用いて、清掃担当者による客室準備作業が完了した客室を点検する。具体的には、点検担当者は、点検用端末2に表示された点検項目リストに対して、点検結果を入力していく。
ホテルのスタッフは、ホテル側端末9を操作して、客室準備作業の進捗や、客室準備作業に関する評価情報を閲覧することができる。
居室テレビ4は、本発明に係るコンテンツ提供装置の一例であり、客室に設置されているテレビ装置であるが、これに限定されるものではなく、例えば、客室内で操作されるタブレット端末やコンピュータ端末等であってもよい。
清掃用リモコン3は、居室テレビ4を操作するための、清掃担当者専用のリモコンである。
点検用端末2は、本発明に係るチェック端末の一例であり、例えば、管理サーバ5(後述)にアクセスできるタブレット端末である。
図2は、準備作業支援システム1におけるネットワーク構成を例示する図である。
図2に例示するように、準備作業支援システム1は、点検用端末2が無線通信回線を介して接続する管理サーバ5を含む。本例の点検用端末2は、携帯電話網を介して、管理サーバ5に接続する。ホテル内では、複数の無線LANが設置されていて、点検用端末2が移動した際にこれらをうまく切り替えられない場合もあるが、本例の点検用端末2は、携帯電話網を介して管理サーバ5に接続することにより、無線通信の継続性を高めることができる。
管理サーバ5は、本発明に係る準備作業支援装置の一例であり、後述する準備作業支援プログラム52がインストールされたコンピュータ端末である。なお、管理サーバ5の機能は、クラウドサーバによって実現されてもよい。
居室テレビ4及びホテル側端末9は、ホテル内のLANに接続している。ホテル側端末9は、例えば、ファイヤウォールを介して、管理サーバ5に接続する。
図3は、管理サーバ5のハードウェア構成を例示する図である。
図3に例示するように、管理サーバ5は、CPU500、メモリ502、HDD504、ネットワークインタフェース506(ネットワークIF506)、表示装置508、及び入力装置510を有し、これらの構成はバス512を介して互いに接続している。
CPU500は、例えば、中央演算装置である。
メモリ502は、例えば、揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。
HDD504は、例えば、ハードディスクドライブ装置であり、不揮発性の記録装置としてコンピュータプログラムやその他のデータファイルを格納する。
ネットワークIF506は、有線又は無線で通信するためのインタフェースであり、例えば、インターネットを介した点検用端末2との通信を実現する。
表示装置508は、例えば、液晶ディスプレイである。
入力装置510は、例えば、キーボード及びマウスである。
図4は、管理サーバ5の機能構成を例示する図である。
図4に例示するように、本例の管理サーバ5には、準備作業支援プログラム52がインストールされると共に、準備作業データベース580(準備作業DB580)が構成される。
準備作業支援プログラム52は、客室特定部520、チェックリスト提供部522、確認結果入力部524、担当者特定部526、時刻特定部528、指示情報提供部530、データ蓄積部532、完了時刻予測部534、日報作成部536、請求書作成部538、及び評価部540を有する。
なお、準備作業支援プログラム52の一部又は全部は、ASICなどのハードウェアにより実現されてもよい。また、準備作業支援プログラム52は、例えば、CD−ROMなどの記録媒体に格納されており、この記録媒体を介してインストールされる。
準備作業支援プログラム52において、客室特定部520は、点検の対象となる客室を特定する。例えば、客室特定部520は、点検担当者が入力した客室番号に基づいて、客室を特定する。点検は、準備作業がなされた客室を点検するものであり、準備作業の完了又は品質を判定するためのチェック作業である。
チェックリスト提供部522は、客室特定部520により特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを点検担当者に提供する。例えば、チェックリスト提供部522は、図5(A)に例示するチェックシートテーブルを参照して、客室タイプに対応する点検シートのデータファイルを準備作業DB580から読み出し、読み出された点検シートのデータファイルに、部屋番号に対応するオプション作業の指示情報を追加して、点検用端末2に送信する。点検シートには、複数の点検項目と、これらに対する入力欄とが含まれており、これら点検項目の中には、準備作業の品質に関する項目が含まれている。
確認結果入力部524は、チェックリスト提供部522により提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける。例えば、確認結果入力部524は、点検用端末2に表示された点検シートの入力欄に対する点検担当者の選択操作を、点検用端末2のタッチパネルを介して検知する。
担当者特定部526は、各客室の準備作業に関して、清掃担当者を特定する。例えば、担当者特定部526は、点検担当者による入力に基づいて、清掃担当者を特定する。
時刻特定部528は、それぞれの客室について、準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する。例えば、時刻特定部528は、清掃担当者による清掃用リモコン3の操作(後述する開始ボタン404及び完了ボタン406に対する操作)に基づいて、客室準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する。
指示情報提供部530は、各客室に関して、客室準備作業の内容を指示する指示情報を、その客室の居室テレビ4に表示させる。例えば、指示情報提供部530は、ある客室の居室テレビ4に対して、開始ボタン404が選択されると、この客室の指示情報を居室テレビ4に表示させ、完了ボタン406が選択されると、次の作業すべき客室を示す情報を居室テレビ4に表示させる。
データ蓄積部532は、時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻、又は、これらから算出された所要時間を所要時間データとして準備作業DB580に格納する。例えば、データ蓄積部532は、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻と、担当者特定部526により特定された清掃担当者とを互いに関連付けて所要時間データとして準備作業DB580に格納する。
完了時刻予測部534は、データ蓄積部532に蓄積された所要時間データと、対象となる客室について時刻特定部528により特定された開始時刻とに基づいて、対象となる客室の準備作業が完了する時刻を予測する。例えば、完了時刻予測部534は、データ蓄積部532により蓄積された所要時間データに基づいて、各客室について準備作業の平均所要時間を算出し、対象となる客室の開始時刻に、この客室について算出された平均所要時間を加算して、客室準備作業の完了時刻を予測する。
日報作成部536は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書を作成する。例えば、日報作成部536は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果と、客室特定部520により特定された客室番号と、担当者特定部526により特定された清掃担当者の識別情報と、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の報告書を作成する。
請求書作成部538は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業に対する対価の請求書を作成する。例えば、請求書作成部538は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果に基づいて、清掃担当者が所属する組織毎に、確認結果を集計し、集計結果と、客室の部屋タイプ、及び、エキストラベットの搬入搬出等のオプション作業の単価とに基づいて、準備作業に対する対価の請求書を作成する。
評価部540は、担当者特定部526により特定された担当者それぞれについて、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力結果と、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質に関する評価情報を生成する。例えば、評価部540は、担当者特定部526により特定された担当者それぞれについて、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力結果と、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質と所要時間の2軸マトリックスで評価情報を生成する。
図5は、準備作業DB580に格納されるチェックシートテーブル及び単価テーブルを例示する図である。
図5(A)に例示するように、準備作業DB580は、客室を特定する部屋番号に関連付けて、部屋タイプと、部屋タイプに対応する点検シートと、この客室に要求されるオプション作業の識別情報とを格納する。
点検シートは、部屋タイプ毎に用意されており、各部屋タイプで共通して実施すべき準備作業である。
オプション作業は、個別にリクエストされた準備作業であり、例えば、エキストラベッドの搬入又は搬出、部屋内の消臭作業、又は、アメニティの追加などである。
図5(B)に例示するように、準備作業DB580は、部屋タイプに関連付けられた単価と、オプション作業に関連付けられた単価とを格納する。
なお、図5(B)の単価テーブルは、客室準備作業を受託した業者毎に用意されてもよいし、複数の業者に共通であってもよい。
図6は、準備作業DB580に格納される所要時間テーブルを例示する図である。
図6に例示するように、完了時間予測部534は、客室準備作業の平均所要時間を、部屋番号、担当した業者、及び、オプション作業の内容毎に算出し、算出された平均所要時間を、部屋番号、業者及びオプション作業に関連付けて準備作業DB580に格納する。
図7は、準備作業支援システム1における準備作業支援処理(S10)のフローチャートである。
図7に例示するように、ステップ100(S100)において、管理サーバ5の提示情報提供部530は、清掃担当者がいずれかの客室で清掃用リモコン3を操作して、居室テレビ4に指示すると、図8に例示する画面を居室テレビ4に表示させる。
時刻特定部528は、清掃担当者が清掃用リモコン3を操作して、図8の開始ボタン404を選択すると、この居室テレビ4が設置された客室の部屋番号と、客室準備作業の開始時刻とを特定し、準備作業DB580に書き込む。
準備作業支援処理(S10)は、開始ボタン404の選択操作が検知された場合(S100:Yes)に、S105の処理に移行し、これ以外の場合(S100:No)に、開始ボタン404が選択されるまで待機する。
ステップ105(S105)において、提示情報提供部530は、清掃担当者による開始ボタン404(図8)の選択操作に応じて、図8(A)に例示するように、この客室における作業内容を指示する指示情報402を居室テレビ4に表示させる。このときの指示情報402には、オプション作業に関する指示が含まれる。
ステップ110(S110)において、時刻特定部528は、清掃担当者が清掃用リモコン3を操作して、図8の完了ボタン406を選択すると、この居室テレビ4が設置された客室の部屋番号と、客室準備作業の完了時刻とを特定し、準備作業DB580に書き込む。
提示情報提供部530は、清掃担当者による完了ボタン406(図8)の選択操作に応じて、図8(B)に例示するように、次に準備作業すべき客室の部屋番号と、次の準備作業に求められる緊急性とが含まれた指示情報402を居室テレビ4に表示させる。
準備作業支援処理(S10)は、完了ボタン406の選択操作が検知された場合(S110:Yes)に、S115の処理に移行し、これ以外の場合(S110:No)に、S105に戻り、完了ボタン406が選択されるまで待機する。
ステップ115(S115)において、管理サーバ5が完了時刻及び部屋番号を準備作業DB580に書き込むと、チェックリスト提供部522は、この部屋番号を点検可能な客室の番号として点検用端末2に送信する。
ステップ120(S120)において、準備作業支援処理(S10)は、点検担当者が点検可能な客室について点検シートを要求するまで待機し(S120:No)、点検シートが要求されると(S120:Yes)、S125の処理に移行する。
ステップ125(S125)において、客室特定部520は、点検担当者による点検用端末2に対する操作に基づいて、点検対象となる客室の部屋番号を特定する。
また、点検担当者が点検用端末2を介して清掃担当者の識別情報を入力すると、担当者特定部526は、入力された清掃担当者の識別情報に基づいて、点検対象となる客室の準備作業を行った清掃担当者を特定する。
ステップ130(S130)において、チェックリスト提供部522は、客室特定部520により特定された部屋番号に基づいて、点検シートのデータファイルを準備作業DB580から読み出し、読み出された点検シートのデータファイルに、オプション作業の情報を追加して、点検用端末2に表示させる。
ステップ135(S135)において、点検担当者は、図9に例示するに、点検用端末2に表示された点検項目それぞれについて、点検結果を入力する。確認結果入力部524は、点検担当者による点検結果の入力を受け付け、準備作業DB580に登録する。
ステップ140(S140)において、準備作業支援処理(S10)は、点検担当者が点検を完了するまで(S140:No)、S135の処理を繰り返し、点検が完了すると、(S140:Yes)、S140の処理に移行する。
ステップ145(S145)において、日報作成部536は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果と、客室特定部520により特定された客室番号と、担当者特定部526により特定された清掃担当者の識別情報と、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、日報のうち、この客室に関する部分の日報データを作成する。作成された日報データは、日毎に集約されて日報のデータファイルとなる。
ステップ150(S150)において、請求書作成部538は、確認結果入力部524により受け付けた複数の確認結果と、図5(B)の単価テーブルとに基づいて、この客室の準備作業に関する部分の請求データを生成する。生成された請求データは、例えば、月毎に集約されて、月次の請求書データファイルとなる。
ステップ155(S155)において、評価部540は、担当者特定部526により特定された担当者について、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力結果と、時刻特定部528により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、この清掃担当者の評価情報を更新する。評価情報は、例えば、図10に例示するように、縦軸を準備作業の品質とし、横軸を準備作業の所要時間とした2軸マトリックスで表現される。
準備作業は早ければ良いというものではなく、一定以上の品質を保つ必要がある。一方で、品質が高くても、時間がかかり過ぎるのも良くない。過去の実績に基づいて各清掃担当者を適切に評価し、フィードバックすることが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の準備作業支援システム1によれば、準備作業の内容を指示する指示書、点検項目が列記された点検シート、日報及び請求書等の準備作業に関する書類を、ペーパレス化することができ、さらに転記作業を不要にして、日報や請求書の作成を効率化できる。特に、本例の管理サーバ5は、準備作業の発注者(ホテル)と、準備作業の受託者(清掃業者)とで、電子化された日報や請求書を共有可能にする。
また、準備作業支援システム1によれば、清掃担当者の過去の準備作業について、作業の品質及び所要時間の両面で評価することができ、準備作業の業務改善に活かすことができる。
また、準備作業支援システム1によれば、過去の実績に基づいて、客室の準備作業が完了する時刻を予測し、チェックインした宿泊者等に対して、より正確な入室可能時刻を伝えることができる。特に、部屋タイプやオプション作業の有無によって所要時間が変化するところ、過去の実績に基づいてきめ細かい予測が可能になる。
1…準備作業支援システム
2…点検用端末
3…清掃用リモコン
4…居室テレビ
5…管理サーバ
52…準備作業支援プログラム
520…客室特定部
522…チェックリスト提供部
524…確認結果入力部
526…担当者特定部
528…時刻特定部
530…指示情報提供部
532…データ蓄積部
534…完了時刻予測部
536…日報作成部
538…請求書作成部
540…評価部

Claims (11)

  1. 客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、
    点検の対象となる客室を特定する客室特定部と、
    前記客室特定部により特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供部と、
    前記チェックリスト提供部により提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力部と、
    前記確認結果入力部により受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成部と
    を有する準備作業支援システム。
  2. 前記チェックリスト提供部は、前記客室特定部により特定された客室の部屋タイプに応じた点検項目リストを提供し、
    前記作成部は、前記部屋タイプに応じた単価に基づいて、請求書を作成する
    請求項1に記載の準備作業支援システム。
  3. 前記チェックリスト提供部は、前記客室特定部により特定された客室に応じて、前記客室へのエキストラベットの搬入又は搬出に関する点検項目が含まれた点検項目リストを提供し、
    前記作成部は、エキストラベットの搬入又は搬出に関する点検項目の入力結果に応じて、請求書を作成する
    請求項1に記載の準備作業支援システム。
  4. 準備作業の完了確認を行うチェック担当者が操作するチェック用端末と、
    前記客室特定部、前記チェックリスト提供部、前記確認結果入力部、及び前記作成部を有する準備作業支援装置と
    を備え、
    前記チェック用端末は、携帯電話網の公衆無線回線を介して、インターネットに接続し、接続したインターネットを介して前記準備作業支援装置と通信する
    請求項1に記載の準備作業支援システム。
  5. 前記チェックリスト提供部は、準備作業の品質に関する入力欄が含まれた点検項目リストを提供し、
    前記確認結果入力部は、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力を受け付け、
    前記準備作業の担当者を特定する担当者特定部と、
    それぞれの客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、
    前記担当者特定部により特定された担当者それぞれについて、準備作業の品質に関する入力欄に対する入力結果と、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質に関する評価情報を生成する評価部と
    をさらに有する請求項1に記載の準備作業支援システム。
  6. 前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻、又は、これらから算出された所要時間を所要時間データとして蓄積するデータ蓄積部と、
    前記データ蓄積部に蓄積された所要時間データと、対象となる客室について前記時刻特定部により特定された開始時刻とに基づいて、対象となる客室の準備作業が完了する時刻を予測する完了時刻予測部と
    をさらに有する請求項5に記載の準備作業支援システム。
  7. 客室それぞれに配置され、客室の利用者に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供装置
    をさらに有し、
    前記時刻特定部は、前記コンテンツ提供装置に対する担当者の操作に基づいて、このコンテンツ提供装置が配置された客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定し、
    前記コンテンツ提供装置は、前記完了時刻を特定するための操作がなされると、他の客室に関する準備作用の指示情報を表示する
    請求項5に記載の準備作業支援システム。
  8. 客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、
    点検の対象となる客室を特定する客室特定部と、
    この客室の準備作業を行った担当者を特定する担当者特定部と、
    前記客室特定部により特定された客室に対応する、準備作業の品質を評価するための点検項目リストを提供するチェックリスト提供部と、
    前記チェックリスト提供部により提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力部と、
    それぞれの客室について、前記準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、
    前記担当者特定部により特定された担当者それぞれについて、前記確認結果入力部により受け付けた入力結果と、前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻とに基づいて、準備作業の品質に関する評価情報を生成する評価部と
    を有する準備作業支援システム。
  9. 客室の準備作業を支援する準備作業支援システムであって、
    客室それぞれに配置され、客室の利用者に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供装置と、
    準備作業を行う担当者による前記コンテンツ提供装置に対する操作に基づいて、それぞれの客室について、準備作業の開始時刻及び完了時刻を特定する時刻特定部と、
    前記時刻特定部により特定された開始時刻及び完了時刻、又は、これらから算出された所要時間を所要時間データとして蓄積するデータ蓄積部と、
    前記データ蓄積部に蓄積された所要時間データと、対象となる客室について前記時刻特定部により特定された開始時刻とに基づいて、対象となる客室の準備作業が完了する時刻を予測する完了時刻予測部と
    を有する準備作業支援システム。
  10. 客室の準備作業を支援する準備作業支援方法であって、
    点検の対象となる客室を特定する客室特定ステップと、
    前記客室特定ステップにより特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供ステップと、
    前記チェックリスト提供ステップにより提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力ステップと、
    前記確認結果入力ステップにより受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成ステップと
    を有する準備作業支援方法。
  11. 客室の準備作業を支援する準備作業支援システムにおいて、
    点検の対象となる客室を特定する客室特定ステップと、
    前記客室特定ステップにより特定された客室に対応する、準備作業の完了確認を行うための点検項目リストを提供するチェックリスト提供ステップと、
    前記チェックリスト提供ステップにより提供された点検項目リストに対する確認結果の入力を受け付ける確認結果入力ステップと、
    前記確認結果入力ステップにより受け付けた複数の確認結果に基づいて、準備作業の報告書、又は、準備作業に対する対価の請求書を作成する作成ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002203031A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Amano Corp 清掃サービス管理システム
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