JP2021063346A - 収納構造 - Google Patents

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正明 福島
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Abstract

【課題】収納可能な収納物のサイズが制限されることを抑制しつつ、収納物の出し入れに対する利便性を高めることができる収納構造を得る。【解決手段】奥行方向に複数連なって配置された収納ボックス22によって収納部20の一部が構成されている。また、仕切り部24が収納ボックス22に対して着脱可能とされており、収納ボックス22から仕切り部24を取り外すことで、奥行方向に隣接する収納ボックス22同士の内側を連通させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、収納構造に関する。
下記特許文献1には、床下収納装置に関する発明が開示されている。この床下収納装置では、床下空間から引き出し可能な状態で収納部が配置されており、この収納部は、複数の収納ボックスが収納部の引き出し方向に連結されて構成されている。このため、下記特許文献1に記載の先行技術では、収納部の前方側の部分を構成する収納ボックスに使用頻度の高いものを収納して、この収納ボックスのみを床下空間から引き出すことができ、その結果、収納物の出し入れに対する利便性を高めることができる。
特開平7−269093号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の先行技術では、隣接する収納ボックスにおいて、一方の収納ボックスの後壁部に形成された長孔部に他方の収納ボックスの前壁部に設けられた結合片部が係止されることで収納ボックス同士が連結されている。このため、収納ボックス同士の間が、一方の収納ボックスの後壁部及び他方の収納ボックスの前壁部で仕切られており、収納部に収納可能な収納物のサイズが制限されることが考えられる。
本発明は上記事実を考慮し、収納可能な収納物のサイズが制限されることを抑制しつつ、収納物の出し入れに対する利便性を高めることができる収納構造を得ることが目的である。
第1の態様に係る収納構造は、建物に設けられると共に収納部を引き出し可能な収容部と、前記収納部の一部を構成し、当該収納部の引き出し方向に移動可能とされ、内側が連通された状態で当該引き出し方向に複数連なって配置可能な収納ボックスと、前記引き出し方向に隣接する収納ボックス同士を連結可能な連結部と、前記収納ボックスに対して着脱可能とされ、前記引き出し方向に隣接する前記収納ボックスのうちの一方と他方との境界部に配置されて、当該一方の内側と当該他方の内側とを分割可能な仕切り部と、を有している。
第1の態様に係る収納構造では、建物に設けられた収容部に収納部が引き出し可能とされており、この収納部は、その引き出し方向に移動可能とされた収納ボックスが当該引き出し方向に複数連なることで構成されている。また、上記引き出し方向に隣接する収納ボックス同士が連結部で連結されると共に、当該引き出し方向に隣接する収納ボックスのうちの一方と他方との境界部に配置された仕切り部によって、当該一方の内側と当該他方の内側とが分割されている。
このため、本態様では、収納物の出し入れの頻度の変化に応じて収納ボックスの順序を入れ替えることができる。例えば、衣類を季節毎に仕分けして各収納ボックスに収納すると共に、季節の変化に応じて、使用頻度の高い衣類が収納された収納ボックスを収納部の前方側に配置することができる。
ところで、上記引き出し方向に隣接する収納ボックスのうちの一方と他方との境界部には、仕切り部が配置されているため、収納部に収納可能な収納物のサイズが制限されることが考えられる。
ここで、本態様では、仕切り部が収納ボックスに対して着脱可能とされており、収納ボックスから仕切り部を取り外すことで、上記引き出し方向に隣接する収納ボックス同士の内側を連通させることができる。このため、一つの収納ボックスに収まらない収納物であっても、当該収納物を収納部に収納することができる。
第2の態様に係る収納構造は、第1の態様に係る収納構造において、前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部と、前記一対の側壁部における前記収納ボックスの外側の外側面に前記引き出し方向に沿って設けられたベース部と、を備え、前記一対の側壁部の前記境界部側の端部における前記収納ボックスの内側の内側面には、前記仕切り部を嵌合可能な被嵌合部が建物高さ方向に沿って設けられ、前記連結部は、前記ベース部に設けられると共に、前記一方に設けられた当該ベース部の後端部と前記他方に設けられた当該ベース部の前端部とを連結可能とされている。
第2の態様に係る収納構造では、収納ボックスが一対の側壁部を備えており、当該側壁部は、建物高さ方向及び収納部の引き出し方向に延在する板状とされている。また、これらの側壁部は、当該側壁部の板厚方向に間隔をあけて配置されている。
そして、側壁部において、上記引き出し方向に隣接する収納ボックスのうちの一方と他方との境界部側の端部における収納ボックスの内側の内側面には、建物高さ方向に沿って被嵌合部が設けられており、当該被嵌合部には、仕切り部が嵌合可能とされている。このため、仕切り部が側壁部の被嵌合部に嵌合されている状態では、上記引き出し方向に隣接する収納ボックス間を仕切ることができ、仕切り部が側壁部の被嵌合部に嵌合されていない状態では、当該収納ボックス同士の内側を連通させることができる。
ところで、収納ボックスに収納される収納物の種類の如何によっては、当該収納物を収納ボックス内に圧縮して収納するため、収納ボックスの側壁部が当該収納物の復元力を受けることが考えられる。そして、収納ボックスの側壁部が収納物以外からも負荷を受けると、仕切り部の被嵌合部への嵌合状態を維持することが困難となることが考えられる。
ここで、本態様では、側壁部における収納ボックスの外側の外側面に、上記引き出し方向に沿ってベース部が設けられており、当該ベース部には、連結部が設けられている。そして、上記引き出し方向に隣接する収納ボックスのうちの一方に設けられたベース部の後端部と、当該収納ボックスのうちの他方に設けられたベース部の前端部とが連結部によって連結される。
このため、収納部を引き出すときに、収納ボックス間の力の伝達はベース部を介して行われるため、収納ボックスの側壁部同士を連結するような構成に比し、当該側壁部が受ける負荷を低減することができる。
第3の態様に係る収納構造は、第3の態様に係る収納構造において、前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部を備え、前記連結部は、前記一対の側壁部における建物上方側の部分同士を連結可能とされると共に、前記仕切り部の建物上方側の端部を支持可能とされている。
第3の態様に係る収納構造では、第2の態様に係る収納構造と同様に、収納ボックスが一対の側壁部を備えている。そして、収納ボックスに収納される収納物の種類の如何によっては、収納ボックスの側壁部が当該収納物の復元力を受けて、変形又は変位することが考えられる。
ここで、本態様では、連結部によって一対の側壁部における建物上方側の部分同士が連結されるため、収納ボックスの側壁部が収納物から復元力を受けても、当該復元力は、連結部によって支持される。また、収納部の引き出し方向に隣接する収納ボックスの内側を仕切り部で仕切る場合には、連結部で仕切り部の建物上方側の端部が支持される。このため、収納ボックスに収納される収納物の種類の如何によらず、収納ボックスの側壁部同士の相対位置関係並びに側壁部と仕切り部との相対位置関係を維持することができる。
第4の態様に係る収納構造は、第1の態様に係る収納構造において、前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部を備え、前記連結部は、前記一対の側壁部のそれぞれに対して配置されると共に、当該側壁部の前記境界部側の端部における前記収納ボックスの外側の外側面に沿って配置可能な外壁部と、当該端部における当該収納ボックスの内側の内側面に沿って配置可能な内壁部とを備え、前記外壁部には、前記内壁部側に突出された一対の突起部が前記引き出し方向に間隔をあけて設けられ、前記一方の前記外側面及び前記他方の前記外側面には、それぞれ前記突起部を嵌合可能な第1被嵌合部が設けられ、前記内側面には、建物高さ方向に沿って前記仕切り部を嵌合可能な第2被嵌合部が設けられ、前記内壁部には、建物高さ方向に延在しかつ建物下方側に開放されたスリット部が設けられ、前記仕切り部には、前記引き出し方向一方側の面と当該引き出し方向他方側の面とのそれぞれに当該仕切り部が前記第2被嵌合部に嵌合された状態において前記スリット部の周縁部を嵌合可能な第3被嵌合部が設けられている。
第4の態様に係る収納構造では、第2の態様に係る収納構造と同様に、収納ボックスが一対の側壁部を備えている。そして、収納ボックスに収納される収納物の種類の如何によっては、収納ボックスの側壁部が当該収納物の復元力を受けて、変形又は変位することが考えられるため、当該側壁部は、当該復元力を支持できることが好ましい。
例えば、一対の側壁部を補強部材で連結し、当該補強部材で上記復元力を支持するような構成が挙げられる。しかしながら、このような構成を採用すると、補強部材が、収納ボックスへの収納物の出し入れに対する障害となることが考えられる。
ここで、本態様では、連結部が一対の側壁部のそれぞれに対して配置されており、当該連結部は、外壁部と内壁部とを備えている。そして、外壁部は、収納ボックスの側壁部において、収納部の引き出し方向に隣接する収納ボックスのうちの一方と他方との境界部側の端部における収納ボックスの外側の外側面に沿って配置される。一方、内壁部は、収納ボックスの側壁部の上記端部における当該収納ボックスの内側の内側面に沿って配置される。
また、外壁部には、内壁部側に突出された一対の突起部が上記引き出し方向に間隔をあけて設けられている。そして、上記一方の外側面及び上記他方の外側面には、それぞれ第1被嵌合部が設けられており、これらの第1被嵌合部に、それぞれ連結部の突起部が嵌合されることで、収納部の引き出し方向に隣接する収納ボックスが連結される。
このため、収納物の復元力を連結部で連結された側壁部で支持することができ、その結果、一対の側壁部を補強部材で連結することなく当該復元力による当該側壁部の変形や変位を抑制することができる。
また、本態様では、側壁部の内側面に第2被嵌合部が設けられており、当該第2被嵌合部に建物高さ方向に沿って仕切り部が嵌合されることで、当該仕切り部が収納ボックスに取り付けられる。
ところで、収納ボックスの側壁部が上記復元力を受けると、仕切り部の第2被嵌合部への嵌合状態を維持することが困難となることが考えられる。
ここで、本態様では、連結部の内壁部にスリット部が設けられており、当該スリット部は、建物高さ方向に延在しかつ建物下方側に開放されている。一方、仕切り部には、上記引き出し方向一方側の面と当該引き出し方向他方側の面とのそれぞれに第3被嵌合部が設けられている。そして、仕切り部が第2被嵌合部に嵌合された状態において、スリット部の周縁部が第3被嵌合部に嵌合される。このため、仕切り部は、連結部を介して収納ボックスの側壁部と連結された状態となり、仕切り部の第2被嵌合部への嵌合状態を維持することができる。しかも、仕切り部によっても上記復元力を支持することができる。
第5の態様に係る収納構造は、第1の態様〜第2の態様の何れか1態様に係る収納構造において、前記収容部は、前記建物の床面の建物上方側に上面部が配置された小上がり部における当該上面部の建物下方側の部分に設けられている。
第5の態様に係る収納構造では、建物に小上がり部が設けられており、当該小上がり部の上面部は、建物の床面の建物上方側に配置されている。そして、上面部の建物下方側には、収容部が設けられており、収納部を小上がり部から引き出すことができる。
第6の態様に係る収納構造は、第1の態様〜第5の態様の何れか1態様に係る収納構造において、前記仕切り部の建物上方側の周縁部は、一部が建物下方側に凹んだ状態とされている。
第6の態様に係る収納構造では、上述したように、収納ボックスから仕切り部を取り外すことで、一つの収納ボックスに収まらない収納物を収納部に収納することができる。
ところで、収納部に細長い収納物を収納する場合、当該収納物を収納するのに必要なスペースは大きくはないため、当該収納部内の一部が当該収納部の引き出し方向に連通されていれば当該収納物を当該収納部に収納することが可能である。また、上記収納物が収まる範囲において仕切り部を取り外すと、収納部の移動時において、各収納ボックス内の収納物が当該収納部内を移動してしまうことが考えられる。
ここで、本態様では、仕切り部の建物上方側の周縁部の一部が、建物下方側に凹んだ状態とされており、この部分に細長い収納物を収納することができる。
以上説明したように、第1の態様に係る収納構造では、収納可能な収納物のサイズが制限されることを抑制しつつ、収納物の出し入れに対する利便性を高めることができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る収納構造では、収納部を引き出すときに、収納ボックス同士の連結状態を安定した状態で維持することができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る収納構造では、収納される収納物の種類の如何によらず、安定した状態で収納物を収納することができるという優れた効果を有する。
第4の態様に係る収納構造では、収納物の収納作業並びに取り出し作業の簡略化を図りつつ、安定した状態で収納物を収納することができるという優れた効果を有する。
第5の態様に係る収納構造では、建物のデッドスペースを収納スペースとして用いることができるという優れた効果を有する。
第6の態様に係る収納構造では、収納物の形状に応じた収納スペースを確保することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る収納部の構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る収納ボックスの構成を示す断面図(図1の2−2線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第1実施形態に係る収納構造が適用された建物の構成を模式的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る収納部の構成を示す平面図である。 第2実施形態に係る収納ボックスの構成を示す断面図(図4の5−5線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第2実施形態に係る収納部の要部の構成を示す断面図(図4の6−6線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第2実施形態に係る収納ボックスの構成を示す側面図(図4の7方向矢視図)である。 第3実施形態に係る収納部の構成を示す平面図である。 第3実施形態に係る収納部の構成を示す断面図(図8の9−9線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第3実施形態に係る収納ボックスの構成を示す断面図(図8の10−10線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第3実施形態に係る収納部の要部の構成を示す断面図(図9の11−11線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第3実施形態に係る収納部の要部の構成を示す断面図(図9の12−12線に沿って切断した状態を示す断面図)である。 第4実施形態に係る仕切り部の構成を示す正面図である。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る収納構造について説明する。まず、図3を主に用いて、本実施形態に係る収納構造が適用された「建物10」の構造について説明する。
建物10は、屋内に小上がり部としての「畳コーナー12」を備えている。この畳コーナー12は、その「上面部12A」が、複数の畳14が敷設されることで構成されている。また、畳コーナー12は、畳14を支持する図示しない天板部と、当該天板部を支持する図示しない支持部とを備えている。そして、上面部12Aは、建物10の「床面16」の建物上方側に配置されている。なお、各図では、畳コーナー12の幅方向(以下、幅方向と称する)を矢印Xで示し、畳コーナー12の奥行方向(以下、奥行方向と称する)を矢印Yで示し、建物高さ方向を矢印Zで示している。
また、畳コーナー12の上面部12Aの建物下方側の部分が、支持部で仕切られることで、畳コーナー12には、長手方向を奥行方向とされた「収容部18」が幅方向に3つ隣接して設けられている。そして、収容部18には、それぞれ「収納部20」が奥行方向に引き出し可能な状態で収容されている。つまり、本実施形態において、収納部20の引き出し方向は、奥行方向に設定されている。
収納部20は、一例として、奥行方向に連結された複数の「収納ボックス22」と、隣接する収納ボックス22同士の境界部に配置された「仕切り部24」とを含んで構成されている。つまり、収納部20の長手方向は、奥行方向と一致しており、収納部20の幅方向は、幅方向と一致している。
図1及び図2に示されるように、収納ボックス22は、収納物の収納に用いられる本体部26、4つの車輪部28、一対の補強部30、一対の連結部としての「キャッチクリップ32」及び保持フレーム部34を備えている。
本体部26は、それぞれ合板等の木質材料で構成された下壁部36、一対の「側壁部38」及び一対の「ベース部40」を備えている。下壁部36は、板厚方向を建物高さ方向とされると共に建物高さ方向から見て幅方向及び奥行方向に延在する矩形の板状とされている。
一方、側壁部38は、板厚方向を幅方向とされると共に幅方向から見て建物高さ方向及び奥行方向に延在する矩形の板状とされている。この側壁部38は、その下端面が下壁部36の上面と接触すると共に、下壁部36における収納部20の幅方向外側の周縁部から当該幅方向内側に所定の間隔をあけた状態で、図示しない取付部材によって下壁部36に取り付けられている。そして、一対の側壁部38は、側壁部38の板厚方向に所定の間隔をあけて配置されている。
つまり、下壁部36及び一対の側壁部38は、組み合わされることで、奥行方向方向から見て建物上方側が解放されたコ字状を成しており、本体部26における収納物の収納スペースを構成している。
そして、側壁部38の奥行方向両側の「端部38A」における収納ボックス22の内側(収納部20の幅方向内側)の内側面としての「側面38B」には、建物高さ方向に沿って建物上方側が解放された被嵌合部としての「溝部42」が設けられている。
一方、ベース部40は、奥行方向に延在すると共に奥行方向の長さを側壁部38の奥行方向の長さと同程度に設定された角柱状とされている。このベース部40は、側壁部38における収納ボックス22の外側の外側面としての「側面38C」に沿って配置されており、側壁部38及び下壁部36に接触した状態で、図示しない取付部材によって下壁部36に取り付けられている。なお、建物高さ方向から見て、ベース部40における収納部20の幅方向外側の周縁部と、下壁部36における収納部20の幅方向外側の周縁部とは、一致した状態となっている。
車輪部28は、その図示しない軸部が、下壁部36又はベース部40に設けられた図示しない軸受け部に幅方向回りに回転可能に軸支されている。なお、車輪部28は、収納ボックス22の幅方向一方側及び幅方向他方側のそれぞれに2つずつ奥行方向に所定の間隔をあけて配置されている。
補強部30は、奥行方向から見て建物上方側から建物下方側に向かうにしたがって拡幅された台形の板状とされている。この補強部30は、側壁部38における収納ボックス22の外側でかつベース部40の建物上方側に配置されており、側壁部38及びベース部40に接触した状態で、接着材等の図示しない接合部によって側壁部38及びベース部40に接合されている。
キャッチクリップ32は、フック部44と本体部46とを備えており、本体部46は、フック部44に係止可能なアーム部48、操作されることでアーム部48を移動可能とされた操作部50及び操作部50を付勢する図示しない付勢部とを含んで構成されている。また、フック部44は、ベース部40の奥行方向一方側の「前端部40A」に設けられており、本体部46は、ベース部40の奥行方向他方側の「後端部40B」に設けられている。そして、キャッチクリップ32は、操作部50が操作されてアーム部48がフック部44に係止されることで、奥行方向に隣接する収納ボックス22同士を連結可能とされている。
一方、保持フレーム部34は、奥行方向から見て建物上方側に開放されたコ字状に曲げられた板材又は棒材で構成されている。この保持フレーム部34は、本体部26の建物下方側において奥行方向に間隔をあけて複数配置されると共に、下壁部36に取り付けられている。そして、下壁部36と保持フレーム部34とで構成される閉断面の内側には、仕切り部24が収まるようになっており、収納ボックス22から取り外された仕切り部24を保持可能とされている(図9参照)。なお、保持フレーム部34の建物上方側の部分には、滑り止め部が設けられていてもよい。
仕切り部24は、奥行方向から見て建物高さ方向及び幅方向に延在する矩形の板状とされており、仕切り部24の幅方向両側の端部24Aが、側壁部38の溝部42に嵌合可能とされている。つまり、仕切り部24は、収納ボックス22の奥行方向一方側(前方側)及び奥行方向他方側(後方側)のそれぞれに対して着脱可能とされている。
この仕切り部24は、基本的には、収納ボックス22の奥行方向一方側及び奥行方向他方側のそれぞれに配置されている。なお、先頭の収納ボックス22の奥行方向一方側には、仕切り部24と同様に溝部42に嵌合可能とされた化粧板部52が取り付けられており、化粧板部52は、畳コーナー12の意匠面の一部を構成している。なお、図1では、収納ボックス22の構成を理解し易くするため、仕切り部24及び化粧板部52を二点鎖線で示している。
<本実施形態の作用及び効果>
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図3に示されるように、建物10の畳コーナー12に設けられた収容部18に収納部20が引き出し可能とされており、この収納部20は、奥行方向に移動可能とされた収納ボックス22が奥行方向に複数連なることで構成されている。また、奥行方向に隣接する収納ボックス22同士がキャッチクリップ32で連結されると共に、奥行方向に隣接する収納ボックス22のうちの一方と他方との境界部に配置された仕切り部24によって、当該一方の内側と当該他方の内側とが分割されている。
このため、本実施形態では、収納物の出し入れの頻度の変化に応じて収納ボックス22の順序を入れ替えることができる。例えば、衣類を季節毎に仕分けして各収納ボックス22に収納すると共に、季節の変化に応じて、使用頻度の高い衣類が収納された収納ボックス22を収納部の前方側に配置することができる。
ところで、奥行方向に隣接する収納ボックス22のうちの一方と他方との境界部には、仕切り部24が配置されているため、収納部20に収納可能な収納物のサイズが制限されることが考えられる。
ここで、本実施形態では、仕切り部24が収納ボックス22に対して着脱可能とされており、収納ボックス22から仕切り部24を取り外すことで、奥行方向に隣接する収納ボックス22同士の内側を連通させることができる。このため、一つの収納ボックス22に収まらない収納物であっても、当該収納物を収納部20に収納することができる。したがって、本実施形態では、収納可能な収納物のサイズが制限されることを抑制しつつ、収納物の出し入れに対する利便性を高めることができる。
また、本実施形態では、側壁部38において、奥行方向に隣接する収納ボックス22のうちの一方と他方との境界部側の端部38Aにおける収納ボックス22の内側の側面38Bには、建物高さ方向に沿って溝部42が設けられており、溝部42には、仕切り部24が嵌合可能とされている。このため、仕切り部24が側壁部38の溝部42に嵌合されている状態では、奥行方向に隣接する収納ボックス22間を仕切ることができ、仕切り部24が側壁部38の溝部42に嵌合されていない状態では、収納ボックス22同士の内側を連通させることができる。
ところで、収納ボックス22に収納される収納物の種類の如何によっては、当該収納物を収納ボックス22内に圧縮して収納するため、収納ボックス22の側壁部38が当該収納物の復元力を受けることが考えられる。そして、収納ボックス22の側壁部38が収納物以外からも負荷を受けると、仕切り部24の溝部42への嵌合状態を維持することが困難となることが考えられる。
ここで、本実施形態では、側壁部38における収納ボックス22の外側の側面38Cに、奥行方向に沿ってベース部40が設けられており、ベース部40には、キャッチクリップ32が設けられている。そして、奥行方向に隣接する収納ボックス22のうちの一方に設けられたベース部40の後端部40Bと、当該収納ボックス22のうちの他方に設けられたベース部40の前端部40Aとがキャッチクリップ32によって連結される。
このため、収納部を引き出すときに、収納ボックス22間の力の伝達はベース部40を介して行われるため、収納ボックス22の側壁部38同士を連結するような構成に比し、側壁部38が受ける負荷を低減することができる。したがって、本実施形態では、収納部20を引き出すときに、収納ボックス22同士の連結状態を安定した状態で維持することができる。
さらに、本実施形態では、建物10に畳コーナー12が設けられており、畳コーナー12の上面部12Aは、建物10の床面16の建物上方側に配置されている。そして、上面部12Aの建物下方側には、上述したように、収容部18が設けられており、収納部20を畳コーナー12から引き出すことができる。したがって、建物10のデッドスペースを収納スペースとして用いることができる。しかも、収納部20は、複数の収納ボックス22に分割することができるため、建物10の内壁と畳コーナー12との間の隙間が小さくても、収納部20の収容部18への出し入れを容易に行うことができる。
<第2実施形態>
以下、図4〜図7を用いて、本発明の第2実施形態に係る収納構造について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、本実施形態に係る収納構造は、樹脂製の「連結部60」によって、収納ボックス22同士の連結、幅方向に隣り合う側壁部38同士の連結及び仕切り部24の支持が成されることに特徴がある。
具体的には、連結部60は、図6にも示されるように、全体では、幅方向に延びるブロック状とされており、基部60A、係合部60B、60C及び一対の係止部60Dを含んで構成されている。
基部60Aは、幅方向から見て連結部60の中央部を構成しており、建物下方側の面に仕切り部24の建物上方側の「端部24B」を嵌合可能な幅方向に延びる溝部62が形成されている。
係合部60Bは、幅方向から見て基部60Aの建物下方側の部分から奥行方向一方側に延出された延出部60B1と、延出部60B1の奥行方向一方側の部分から建物上方側に延在された延出部60B2とを含んでL字状に構成されている。
一方、係合部60Cは、幅方向から見て基部60Aの建物上方側の部分から奥行方向他方側に延出された延出部60C1と、延出部60C1の奥行方向他方側の部分から建物下方側に延在された延出部60C2とを含んでL字状に構成されている。そして、係合部60Bと係合部60Cとは、係合可能とされている。
図5に示されるように、係止部60Dは、基部60Aの建物上方側の部分から収納部20の幅方向外側に延びる上部60D1と、上部60D1の当該幅方向外側の部分から建物下方側に延びる側部60D2とを含んで、奥行方向から見てL字状に構成されている。また、図5に示されるように、基部60Aと側部60D2との間隔は、側壁部38を挿入可能な寸法に設定されている。
一方、側壁部38の端部38Aの建物上方側の部分には、図7に示されるように、建物下方側に凹んだ凹部64が形成されており、凹部64には、係止部60Dの上部60D1が建物上方側から嵌合可能とされている。なお、図7では、側壁部38の構成を理解し易くするため、仕切り部24及び連結部60を図示していない。
上記のように構成された連結部60は、収納ボックス22の奥行方向一方側及び奥行方向他方側のそれぞれに配置されている。そして、連結部60は、一対の係止部60Dが、それぞれ側壁部38の端部38Aに建物上方側から係止されることで、幅方向に隣り合う側壁部38を連結するようになっている。また、連結部60は、溝部62に仕切り部24の端部24Bが嵌合されることで、仕切り部24を支持可能とされている。
さらに、図6に示されるように、奥行方向に隣接する収納ボックス22の境界部において、奥行方向一方側の収納ボックス22における奥行方向他方側に配置された連結部60の係合部60Cと、奥行方向他方側の収納ボックス22における奥行方向一方側に配置された連結部60の係合部60Bとが係合されることで、奥行方向に隣接する収納ボックス22同士が連結されるようになっている。
このような構成によれば、基本的に上述した第1実施形態と同様の構成とされているため、第1実施形態に係る収納構造と同様の作用並びに効果を奏する。
また、本実施形態では、連結部60によって一対の側壁部38における建物上方側の部分同士が連結されるため、収納ボックス22の側壁部38が収納物から復元力を受けても、当該復元力は、連結部60によって支持される。さらに、奥行方向に隣接する収納ボックス22の内側を仕切り部24で仕切る場合には、連結部60で仕切り部24の建物上方側の端部24Bが支持される。このため、収納ボックス22に収納される収納物の種類の如何によらず、収納ボックス22の側壁部38同士の相対位置関係並びに側壁部38と仕切り部24との相対位置関係を維持することができる。したがって、本実施形態では、収納される収納物の種類の如何によらず、安定した状態で収納物を収納することができる。
<第3実施形態>
以下、図8〜図12を用いて、本発明の第3実施形態に係る収納構造について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図8に示されるように、樹脂製の「連結部70」によって奥行方向に隣接する側壁部38同士が連結されると共に、連結部70と仕切り部24とが接続可能とされている点に特徴がある。なお、図8では、収納ボックス22同士の境界部の構成を理解し易くするため、仕切り部24を二点鎖線で示している。
具体的には、連結部70は、図9及び図10に示されるように、「外壁部70A」、「内壁部70B」及び上壁部70Cを含んで、奥行方向にから見て建物下方側に開放されたコ字状に構成されている。なお、図9では、連結部70の構成を理解し易くするため、仕切り部24を図示していない。
詳しくは、外壁部70Aは、幅方向から見て矩形の板状とされており、側壁部38の側面38Cに沿って配置可能とされている。一方、内壁部70Bは、外壁部70Aと同様に、幅方向から見て矩形の板状とされており、側壁部38の側面38Bに沿って配置可能とされている。そして、上壁部70Cは、板厚方向を建物高さ方向とされた板状とされており、建物上方側において外壁部70Aと内壁部70Bとを繋いでいる。なお、外壁部70Aと内壁部70Bとの距離は、側壁部38の端部24Bを挿入可能な寸法に設定されている。
また、外壁部70Aには、図11に示されるように、内壁部70B側の面に内壁部70B側に突出された一対の「突起部72」が奥行方向に所定の間隔をあけて設けられている。この突起部72は、幅方向から見て建物高さ方向に延びる矩形状とされている。
一方、側壁部38の側面38Cには、一対の第1被嵌合部としての「溝部74」が奥行方向に所定の間隔をあけて設けられている。この溝部74は、建物上方側に開放されており、突起部72が建物上方側から嵌合可能とされている。なお、一対の溝部74間の間隔は、一対の突起部72間の間隔と同じ寸法に設定されている。
図9にも示されるように、内壁部70Bには、建物高さ方向に延在しかつ建物下方側に開放された一対の「スリット部76」が奥行方向に所定の間隔をあけて設けられている。
一方、仕切り部24の端部24Aにおける奥行方向一方側の面と奥行方向他方側の面とのそれぞれには、スリット部76の周縁部を嵌合可能な第3被嵌合部としての「溝部78」が設けられている。そして、本実施形態では、仕切り部24が溝部42に嵌合された状態において、突起部72を溝部74に嵌合させると、スリット部76の周縁部が溝部78に建物上方側から嵌合されるようになっている。なお、本実施形態において、溝部42は、第2被嵌合部として機能している。また、図11では、連結部70の構成を理解し易くするため、仕切り部24を二点鎖線で示している。
上記のように構成された構成された連結部70は、隣接する収納ボックス22同士の境界部において、奥行方向一方側の側壁部38における奥行方向他方側の溝部74及び奥行方向他方側の側壁部38における奥行方向一方側の溝部74に一対の突起部72が嵌合されることで、収納ボックス22同士を連結することが可能とされている。
一方、収納部20の先頭側及び最後尾側に位置する連結部70は、図12に示されるように一つの側壁部38に設けられた一対の溝部74に一対の突起部72が嵌合されると共に、仕切り部24又は化粧板部52と接続されている。なお、本実施形態では、化粧板部52にも溝部78が設けられている。
このような構成によれば、基本的に上述した第1実施形態と同様の構成とされているため、第1実施形態に係る収納構造と同様の作用並びに効果を奏する。
ところで、本実施形態では、第1実施形態に係る収納構造と同様に、収納ボックス22が一対の側壁部38を備えている。そして、収納ボックス22に収納される収納物の種類の如何によっては、収納ボックス22の側壁部38が当該収納物の復元力を受けて、変形又は変位することが考えられるため、側壁部38は、当該復元力を支持できることが好ましい。
例えば、一対の側壁部38を補強部材で幅方向に連結し、当該補強部材で上記復元力を支持するような構成が挙げられる。しかしながら、このような構成を採用すると、補強部材が、収納ボックス22への収納物の出し入れに対する障害となることが考えられる。
ここで、本実施形態では、連結部70が一対の側壁部38のそれぞれに対して配置されており、連結部70は、外壁部70Aと内壁部70Bとを備えている。そして、外壁部70Aは、収納ボックス22の側壁部38において、奥行方向に隣接する収納ボックス22のうちの一方と他方との境界部側の端部38Aの側面38Cに沿って配置される。一方、内壁部70Bは、側壁部38の端部38Aの側面38Bに沿って配置される。
また、外壁部70Aには、内壁部70B側に突出された一対の突起部72が奥行方向に間隔をあけて設けられている。そして、上記一方の側面38C及び上記他方の側面38Cには、それぞれ溝部74が設けられており、これらの溝74に、それぞれ連結部70の突起部72が嵌合されることで、奥行方向に隣接する収納ボックス22が連結される。
このため、収納物の復元力を連結部70で連結された側壁部38で支持することができ、その結果、一対の側壁部38を補強部材で幅方向に連結することなく当該復元力による側壁部38の変形や変位を抑制することができる。
また、本実施形態では、側壁部38の側面38Bに溝部42が設けられており、溝部42に建物高さ方向に沿って仕切り部24が嵌合されることで、仕切り部24が収納ボックス22に取り付けられる。
ところで、側壁部38が上記復元力を受けると、仕切り部24の溝部42への嵌合状態を維持することが困難となることが考えられる。
ここで、本実施形態では、連結部70の内壁部70Bにスリット部76が設けられており、スリット部76は、建物高さ方向に延在しかつ建物下方側に開放されている。一方、仕切り部24には、奥行方向一方側の面と奥行方向他方側の面とのそれぞれに溝部78が設けられている。そして、仕切り部24が溝部42に嵌合された状態において、スリット部76の周縁部が溝部78に嵌合される。このため、仕切り部24は、連結部70を介して側壁部38と連結された状態となり、仕切り部24の溝部42への嵌合状態を維持することができる。しかも、仕切り部24によっても上記復元力を支持することができる。したがって、本実施形態では、収納物の収納作業並びに取り出し作業の簡略化を図りつつ、安定した状態で収納物を収納することができる。
<第4実施形態>
以下、図13を用いて、本発明の第4実施形態に係る収納構造について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、収納部20に配置された仕切り部24のうち、奥行方向に隣り合う複数の仕切り部24の建物上方側の周縁部の一部が建物下方側に凹んだ状態とされている点に特徴がある。
図13を用いて一例を挙げると、本実施形態では、収納部20の奥行方向中央部を構成する収納ボックス22に取り付けられた仕切り部24が、奥行方向から見てその建物上方側でかつ幅方向一方側の部分が矩形状に切り取られたような形状とされている。
このような構成によれば、上述した第1実施形態と同様に、収納ボックス22から仕切り部24を取り外すことで、一つの収納ボックス22に収まらない収納物を収納部に収納することができる。
ところで、収納部20に細長い収納物を収納する場合、当該収納物を収納するのに必要なスペースは大きくはないため、収納部20内の一部が奥行方向に連通されていれば当該収納物を収納部20に収納することが可能である。また、上記収納物が収まる範囲において仕切り部24を取り外すと、収納部20の移動時において、各収納ボックス22内の収納物が収納部20内を移動してしまうことが考えられる。
ここで、本態様では、仕切り部24の建物上方側の周縁部の一部が、建物下方側に凹んだ状態とされており、この部分に細長い収納物を収納することができる。したがって、本実施形態では、収納物の形状に応じた収納スペースを確保することができる。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した実施形態では、畳コーナー12に収容部18を設けたが、これに限らず、ベッド等の家具の建物下方側に収容部18を設けてもよい。
(2) また、上述した実施形態では、収納ボックス22の主な部分が木質材料で構成されていたが、これに限らず、収納ボックス22の各構成要素は、適宜樹脂材料や金属材料で構成されていてもよい。
(3) さらに、収納ボックス22同士を連結する連結部の構成も、上記のものに限らない。例えば、第1実施形態において、ベース部40に被嵌合部を設けると共に、当該被嵌合部に幅方向から見てコ字状とされた連結部材を嵌合させてベース部40同士を連結するようにしてもよい。
10 建物
12 畳コーナー(小上がり部)
12A 上面部
16 床面
18 収容部
20 収納部
22 収納ボックス
24 仕切り部
24B 端部
32 キャッチクリップ(連結部)
38 側壁部
38A 端部
38B 側面(内側面)
38C 側面(外側面)
40 ベース部
40A 前端部
40B 後端部
42 溝部
60 連結部
70 連結部
70A 外壁部
70B 内壁部
72 突起部

Claims (6)

  1. 建物に設けられると共に収納部を引き出し可能な収容部と、
    前記収納部の一部を構成し、当該収納部の引き出し方向に移動可能とされ、内側が連通された状態で当該引き出し方向に複数連なって配置可能な収納ボックスと、
    前記引き出し方向に隣接する収納ボックス同士を連結可能な連結部と、
    前記収納ボックスに対して着脱可能とされ、前記引き出し方向に隣接する前記収納ボックスのうちの一方と他方との境界部に配置されて、当該一方の内側と当該他方の内側とを分割可能な仕切り部と、
    を有する収納構造。
  2. 前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部と、
    前記一対の側壁部における前記収納ボックスの外側の外側面に前記引き出し方向に沿って設けられたベース部と、
    を備え、
    前記一対の側壁部の前記境界部側の端部における前記収納ボックスの内側の内側面には、前記仕切り部を嵌合可能な被嵌合部が建物高さ方向に沿って設けられ、
    前記連結部は、前記ベース部に設けられると共に、前記一方に設けられた当該ベース部の後端部と前記他方に設けられた当該ベース部の前端部とを連結可能とされている、
    請求項1に記載の収納構造。
  3. 前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部を備え、
    前記連結部は、前記一対の側壁部における建物上方側の部分同士を連結可能とされると共に、前記仕切り部の建物上方側の端部を支持可能とされている、
    請求項1に記載の収納構造。
  4. 前記収納ボックスは、建物高さ方向及び前記引き出し方向に延在する板状とされると共に厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の側壁部を備え、
    前記連結部は、前記一対の側壁部のそれぞれに対して配置されると共に、当該側壁部の前記境界部側の端部における前記収納ボックスの外側の外側面に沿って配置可能な外壁部と、当該端部における当該収納ボックスの内側の内側面に沿って配置可能な内壁部とを備え、
    前記外壁部には、前記内壁部側に突出された一対の突起部が前記引き出し方向に間隔をあけて設けられ、
    前記一方の前記外側面及び前記他方の前記外側面には、それぞれ前記突起部を嵌合可能な第1被嵌合部が設けられ、
    前記内側面には、建物高さ方向に沿って前記仕切り部を嵌合可能な第2被嵌合部が設けられ、
    前記内壁部には、建物高さ方向に延在しかつ建物下方側に開放されたスリット部が設けられ、
    前記仕切り部には、前記引き出し方向一方側の面と当該引き出し方向他方側の面とのそれぞれに当該仕切り部が前記第2被嵌合部に嵌合された状態において前記スリット部の周縁部を嵌合可能な第3被嵌合部が設けられている、
    請求項1に記載の収納構造。
  5. 前記収容部は、前記建物の床面の建物上方側に上面部が配置された小上がり部における当該上面部の建物下方側の部分に設けられている、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の収納構造。
  6. 前記仕切り部の建物上方側の周縁部は、一部が建物下方側に凹んだ状態とされている、 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の収納構造。
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