JP2021062457A - ピッキング装置 - Google Patents
ピッキング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021062457A JP2021062457A JP2019189630A JP2019189630A JP2021062457A JP 2021062457 A JP2021062457 A JP 2021062457A JP 2019189630 A JP2019189630 A JP 2019189630A JP 2019189630 A JP2019189630 A JP 2019189630A JP 2021062457 A JP2021062457 A JP 2021062457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picking
- grip
- article
- unit
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 4
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 claims 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 24
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Abstract
Description
すなわち、当該構成要件は、少なくとも3つの把持部(21〜24)を有し、それら複数の把持部(21〜24)が互いに接近変位又は離間変位することにより物品を把持するピッキング部(20)を備え、複数の把持部(21〜24)それぞれの変位方向と直交する方向を退避方向としたとき、ピッキング部(20)が有する全ての把持部(21〜24)それぞれは、退避方向に変位可能、かつ、予め決められた大きさを越える力が当該退避方向に作用したときに当該力の向きに変位可能であることである。
すなわち、当該ピッキング装置は、全ての把持部(21〜24)それぞれが退避方向に変位することを規制するための抵抗力を発揮可能な抵抗部(41B、42B)を備えることが望ましい。
<1.ピッキング装置の概要>
本実施形態に係るピッキング装置1は、図1に示されるように、ピッキング部20、アクチュエータ部30、移動装置40及び揺振器80、並びに図2に示されるように、検出部50、2Dカメラ60及び制御部70等を少なくとも備える。
ピッキング部20は、図3に示されるように、少なくとも3つ(本実施形態では、4つ)の把持部21〜24を有し、それら第1把持部21〜第4把持部24が互いに接近変位又は離間変位することにより物品を把持する。具体的には、以下の通りである。
アクチュエータ部30は、第1把持部21〜第2把持部22それぞれを接近変位又は離間変位(本実施形態では、離間変位)させるための機械要素である。当該アクチュエータ部30は、少なくとも物品Wを把持する際に作動する。
第1把持部21〜第4把持部24それぞれは、退避方向に変位可能、かつ、予め決められた大きさを越える力が当該退避方向に作用したときに当該力の向きに変位可能である。
本実施形態に係る第1把持部21〜第4把持部24それぞれは、物品Wに設けられた貫通穴Whの内周に圧接することにより当該物品Wを把持するものである。そして、各把持部21〜24は、合同な形状である。以下の説明は、第1把持部21を例とした場合の把持部の詳細説明である。
移動装置40は、制御部70により特定された水平方向の位置に、ピッキング部20を移動させる。本実施形態に係る移動装置40は、ピッキング部20を水平方向及び鉛直方向に移動させることが可能なロボットアームである。
揺振器80は、図1に示されるように、載置部80Aを揺らすための機構である。載置部80Aは、少なくとも1つの物品Wが載置される部分である。なお、本実施形態に係る載置部80Aは、揺振器80に着脱自在に装着される箱である。
制御部70は、図2に示されるように、アクチュエータ部30(第1アクチュエータ部31及び第2アクチュエータ部32)、移動装置40並びに揺振器80等の作動を制御するコントローラである。
検出部50は、第1検出部51及び第2検出部52等を少なくとも有している。第1検出部51は、第1把持部21及び第2把持部22、つまり第1ピッキング部20Aが基本位置から退避位置側に変位した場合に、その旨の信号(以下、第1オン信号という。)を制御部70に対して出力する。
制御部70は、2Dカメラ60により撮影された画像データを利用して把持の対象となる物品Wの水平方向の位置を特定する。次に、制御部70は、移動装置40に対して、当該特定された水平方向の位置にピッキング部20を移動させる命令信号を発する。
<3.1 作動の概要>
制御部70は、揺振器80にて載置部80Aを揺らした後、2Dカメラ60を作動させて載置部80Aを撮影する。次に、制御部70は、撮影された画像データを利用して把持の対象となる物品Wの水平方向の位置を特定する。
図8に示されたフローチャートは、上記の作動を実行するための制御フローの一例である。当該制御フローを実行するためのプログラムは、制御部70で実行されるとともに、不揮発性記憶部に予め記憶されている。
複数(例えば、2つ)の物品Wが「ばら積み状態」で載置されている場合、当該「ばら積み状態」は、概ね、3種類のパターンに分類される。
第1パターンは、図9Aに示されるように、貫通穴Whが一致するように複数の物品W1、W2が上下方向に重なる状態である。第1パターンで載置されている複数の物品Wがばら積みされている場合、制御部70は、最上部に載置されている物品Wの位置を認識する。
第2パターンは、図9Bに示されるように、貫通穴Whが水平方向にずれた状態で、複数の物品W1、W2が互いに平行に上下方向に重なった状態である。当該状態では、第1物品W1の貫通穴Wh内に、第2物品W2に設けられた凸部Wcが位置する。
第3パターンは、図9Cに示されるように、貫通穴Whが水平方向にずれた状態で複数の物品Wが上下方向に重なり、かつ、上に位置する物品W1(以下、第1物品W1という。)が下に位置する物品W2(以下、第2物品W2という。)に対して傾いた状態である。
第1実施形態に係る制御部70は、退避方向への変位量が最も小さい2つの把持部を最深把持部とし、当該2つの最深保持部を離間変位させた。これに対して、本実施形態に係る制御部70は、最後に退避方向へ変位した2つの把持部を最深把持部とし、当該2つの最深保持部を離間変位させる。
(第3実施形態)
上述の実施形態に係る制御部70は、2つの最深保持部を離間変位させた。これに対して、本実施形態に係る制御部70は、全ての把持部21〜24が退避方向に変位したと判断したときに、それら全ての把持部21〜24を同時に離間変位させる。
(第4実施形態)
本実施形態に係る制御部70は、図13に示されるように、S70(図8参照)に相当する制御ステップを実行しない。すなわち、制御部70は、第1オン信号又は第2オン信号が入力されたと判断した場合には(S50:YES)、ピッキング部20の降下を停止させる停止指令信号を発する(S60)。
本実施形態は、2Dカメラ60の位置が固定されている点を考慮してピッキング部20を降下させる例である。
上述の実施形態に係るピッキング部20は、4つの把持部21〜24を有し、2つの把持部を1組として2つのピッキング部を有する構成であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、少なくとも3つの把持部を有し、各把持部が独立して退避方向及び水平方向に変位可能であってもよい。
20A… 第1ピッキング部 20B… 第2ピッキング部
21… 第1把持部 21A… 第1圧接部 21B… 第2圧接部
21C… テーパ部 21D… 膨出部 21E… 曲面
22… 第2把持部 23… 第3把持部 24… 第4把持部
30… アクチュエータ部 31… 第1アクチュエータ部
32… 第2アクチュエータ部 32A… 伝達部材
40… 移動装置 40A… アーム部 40B… スライド棒
41… 第1ユニット 42… 第2ユニット 41A、42A… 連結棒
41B、42B… バネ 43… ベースプレート
50… 検出部 51… 第1検出部 52… 第2検出部 53… 第3検出部
60… 2Dカメラ 70… 制御部 80… 揺振器 80A… 載置部
81… 載置台 82… 駆動部
Claims (9)
- 複数の物品の中から特定の物品を選び取ることが可能なピッキング装置において、
少なくとも3つの把持部を有し、それら複数の把持部が互いに接近変位又は離間変位することにより物品を把持するピッキング部を備え、
複数の前記把持部それぞれの変位方向と直交する方向を退避方向としたとき、
前記ピッキング部が有する全ての把持部それぞれは、前記退避方向に変位可能、かつ、予め決められた大きさを越える力が当該退避方向に作用したときに当該力の向きに変位可能であるピッキング装置。 - 前記全ての把持部それぞれが前記退避方向に変位することを規制するための抵抗力を発揮可能な抵抗部を備える請求項1に記載のピッキング装置。
- 前記全ての把持部それぞれを接近変位又は離間変位させるためのアクチュエータ部であって、少なくとも物品を把持する際に作動するアクチュエータ部と、
前記アクチュエータ部を作動させる制御部とを備え、
前記退避方向への変位量が最も小さい少なくとも1つの把持部を最深把持部としたとき、前記制御部は、前記最深把持部が変位するように前記アクチュエータ部を作動させる請求項1又は2に記載のピッキング装置。 - 少なくとも1つの物品が載置される載置部の平面画像を撮影する2Dカメラと、
前記2Dカメラにより撮影された画像データを利用して把持の対象となる物品の水平方向の位置を特定するとともに、当該特定された水平方向の位置に前記ピッキング部を移動させる移動装置と、
前記載置部を揺らす揺振器とを備え、
前記揺振器は、少なくとも前記2Dカメラによる撮影が実行される前に前記載置部を揺らす機能を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のピッキング装置。 - 前記全ての把持部として第1把持部〜第4把持部が設けられ、それら第1把持部〜第4把持部は、円を描くように配置されており、
前記アクチュエータ部は、
前記第1把持部及び当該第1把持部と対向する位置にある前記第2把持部を連動させて変位させる第1アクチュエータ部であって、前記全ての把持部に対して前記退避方向にずれた位置に配置された第1アクチュエータ部、並びに
前記第3把持部及び当該第3把持部と対向する位置にある前記第4把持部を連動させて変位させる第2アクチュエータ部であって、前記第1アクチュエータ部に対して、前記第3把持部及び前記第4把持部の並び方向にずれた位置に配置された第2アクチュエータ部を有して構成されており、
さらに、前記並び方向に延びて前記第2アクチュエータ部の作動を前記第3把持部及び前記第4把持部それぞれに伝達する2つの伝達部材を備える請求項3又は4に記載のピッキング装置。 - 前記ピッキング部は、前記全ての把持部のうち組をなす複数の把持部が互いに離間変位して物品の内周に圧接することにより当該物品を把持し、
前記全ての把持部それぞれは、物品の内周に圧接可能な第1圧接部及び第2圧接部を有する合同な形状であり、
前記第1圧接部は、前記把持部の先端側に設けられ、
前記第2圧接部は、前記第1圧接部に対して前記退避方向及び離間方向前進側にずれている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のピッキング装置。 - 前記第1圧接部と前記第2圧接部との間には、前記退避方向に対して直線的に傾いたテーパ部が設けられている請求項6に記載のピッキング装置。
- 前記退避方向において前記第2圧接部を挟んで前記第1圧接部と反対側には、当該第2圧接部より前記離間方向前進側に膨出した膨出部が設けられており、
前記膨出部のうち前記第2圧接部側には、略円弧状に湾曲した曲面が設けられている請求項7に記載のピッキング装置。 - 前記第1圧接部は、前記テーパ部と反対向きに傾いた傾斜面により構成され、
前記第2圧接部は、前記退避方向に対して平行な面により構成されている請求項8に記載のピッキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019189630A JP7289770B2 (ja) | 2019-10-16 | 2019-10-16 | ピッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019189630A JP7289770B2 (ja) | 2019-10-16 | 2019-10-16 | ピッキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021062457A true JP2021062457A (ja) | 2021-04-22 |
JP7289770B2 JP7289770B2 (ja) | 2023-06-12 |
Family
ID=75487129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019189630A Active JP7289770B2 (ja) | 2019-10-16 | 2019-10-16 | ピッキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7289770B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05127722A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-25 | Nippondenso Co Ltd | 山積み部品の高速ピツキング装置 |
JPH11300677A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-11-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 把持装置 |
JPH11300670A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-02 | Fanuc Ltd | 物品ピックアップ装置 |
JP2001088077A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-03 | Aru Techno:Kk | 磁気ディスク基板の浮上保持方法およびそれに用いる磁気ディスク基板搬送用保持具 |
JP2010162638A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Toshiba Corp | ロボットハンド |
-
2019
- 2019-10-16 JP JP2019189630A patent/JP7289770B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05127722A (ja) * | 1991-10-30 | 1993-05-25 | Nippondenso Co Ltd | 山積み部品の高速ピツキング装置 |
JPH11300677A (ja) * | 1998-04-15 | 1999-11-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 把持装置 |
JPH11300670A (ja) * | 1998-04-21 | 1999-11-02 | Fanuc Ltd | 物品ピックアップ装置 |
JP2001088077A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-03 | Aru Techno:Kk | 磁気ディスク基板の浮上保持方法およびそれに用いる磁気ディスク基板搬送用保持具 |
JP2010162638A (ja) * | 2009-01-14 | 2010-07-29 | Toshiba Corp | ロボットハンド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7289770B2 (ja) | 2023-06-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11027426B2 (en) | Robot system and control method of robot system for taking out workpieces loaded in bulk | |
KR101952767B1 (ko) | 로봇 | |
EP3457241A1 (en) | Gripping device and conveying apparatus | |
JP2020116726A (ja) | 移送ロボットの操作方法、移送ロボットを操作するためのシステム、有形の非一時的なコンピュータ可読媒体 | |
JP7186546B2 (ja) | 移載装置 | |
JP2021049613A (ja) | 吸着装置、搬送システム、及び搬送方法 | |
EP2500150A2 (en) | Compliant apparatus for the tool at the end of an arm of an industrial robot | |
CN110636924B (zh) | 把持系统 | |
JP6741222B2 (ja) | ロボットのワーク移送方法及びワーク移送装置 | |
US6746203B2 (en) | Gripping and transport clamp mounted at the end of a robotic arm and method for operating the same | |
WO2020209333A1 (ja) | ロボットハンド、ロボット及びロボットシステム | |
TW201742790A (zh) | 食品塡裝裝置 | |
CN115838081A (zh) | 一种码拆垛装置及方法 | |
JP2021062457A (ja) | ピッキング装置 | |
JP2008214054A (ja) | パレタイジング装置 | |
JP6860432B2 (ja) | ワークの認識装置及びワークを認識する方法 | |
JP6600026B2 (ja) | 取出装置および方法 | |
JP6789728B2 (ja) | ロボット及びその運転方法 | |
JP2015074065A (ja) | ロボット及び取り出し方法 | |
WO2020040055A1 (ja) | 食品箱詰装置及びその動作方法 | |
CN110963308B (zh) | 码垛机 | |
CA2357271C (en) | Gripping and transport clamp mounted at the end of a robotic arm and method for operating the same | |
JP7158897B2 (ja) | 蓋部材取付装置及びシステム | |
JP6812960B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP2020059100A (ja) | ワーク把持装置、ワーク搬送システムおよびワーク把持方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7289770 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |