JP2021061913A - 什器の荷重支持構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば特許文献1に記載された机の脚装置は、天板を設置面に対して所定角度で支持する主脚に対して補助脚を設置面に対して主脚より小さい角度で配設して主脚に接続している。しかも、補助脚は主脚の外側から前面部が当接し、前面部をボルトで主脚の接続部に固定している。設置面から補助脚に上下方向に加わる荷重と、主脚に対して補助脚を開く方向に加わる荷重は前面部とボルトで受けている。
また、特許文献2に記載された家具の脚装置においても、主杆に対して枝杆を開く方向に加わる荷重は係合爪の側面で受けるため、係合爪の側面の厚さの強度が不十分であり、枝杆を開く方向の荷重に耐えられないおそれがある。
本発明によれば、第1脚部材にかかる上下方向の荷重は第1脚部材で受け止めることができる。第2脚部材にかかる上下方向の荷重は、接続部において、第1脚部材の凸部及びその両側の凹溝に凹部を係合させた上に固定ボルトを嵌合穴に通してボルト穴に締め込むことで第1脚部材と第2脚部材を固定することができる。しかも、第2脚部材にかかる上下方向の荷重と水平方向の荷重は凸部及び凹溝と凹部との間で受け止めることができ、固定ボルトに上下方向の荷重と水平方向の荷重が働くことを抑制できる。
凸部の嵌合穴とこれに嵌合するボス部によっても上下方向と水平方向の荷重を受け止めることができるため、より一層、固定ボルトに上下方向の荷重と水平方向の荷重が働くことを抑制できる。
凸部の凹溝に至る端部を凸曲面状に形成することで凸部の凹溝との間の肉厚を厚く確保することができるため、第2脚部材の上下方向と水平方向の荷重を凹部と凸部を係合させることでより確実に受け止めることができる。
第2脚部材を第1アーム部及び第2アーム部からなる略L字状に形成したことで、第2脚部材にかかる上下方向及び水平方向の荷重を接続部の凸部と凹部で受け止めて第2脚部材の回転を抑止することができる。
第2脚部材を外側に開く方向の荷重に対して凹部の底部及びその両側の側壁部を、什器の奥行き方向の一端側(後ろ側)より他端側(前側)をより肉厚に形成したから、凸部との関係で回転を阻止してより確実に受け止めることができる。
図1において、天板付き什器1は、左右一対の脚部2と、脚部2の上に設置されたテーブルとしての天板3と、を備えている。略長方形板状をなす天板3の先端側には幕板4が天板3または脚部2に支持され、幕板4は天板3に対して略垂直に垂下している。天板3は脚部2に対して折り畳み可能であり、使用時には図1に示すように水平に設置され、不使用時には幕板4の上方に縦方向に傾斜させて支持される。不使用時には天板付き什器1は小さいスペースに収納可能である。天板3の下側には1または複数の椅子5を設置可能である。
なお、本実施形態による天板付き什器1において、図1に示すように、什器1の幅方向(天板3の長手方向)外側を外側、中央側を内側とし、什器1の奥行き方向(天板3の短手方向)の幕板4側を前側、椅子5側を後ろ側というものとする。
図2及び図3に示すように、脚部2は床面等の設置面fに対して垂直に近い傾斜角で起立する主脚7と、主脚7よりも設置面に対する傾斜角が小さい角度で起立する補助脚8とを備えている。左右一対の脚部2を構成する主脚7と補助脚8は例えばアルミダイキャスト等の金属で形成されている。主脚7の下端部には走行可能なキャスター9が設置され、補助脚8の下端部にも同様なキャスター10が設置されている。
キャスター10にはロック機構10aが設置されているが、キャスター9に設置されていてもよいし、設置しなくてもよい。主脚7は垂直に近い角度であるため、天板3及びキャスター9から上下方向にかかる荷重は主脚7で受けることができ、上下方向の衝撃に耐え得る強度を有している。
図5及び図6において、凸部13の背面側、即ち什器1の幅方向における内側には主脚7の凹陥部11aの肉厚を確保するための隆起部7aが形成されている。凸部13の表面は後ろ側から前側に向けて幅方向に厚みが小さくなるように傾斜している(図4、図8参照)。しかも、この凸部13と隆起部7aとの間には上下方向に一対の嵌合穴14が形成されている。嵌合穴14の底部と隆起部7aとの間には固定ボルト16を挿通させるための挿通穴17が形成されている。挿通穴17には固定ボルト16の頭部を着座させる拡径された凹溝部を有している。
しかも、凹部18にはその上下方向に2本のボス部19が突出して形成され、ボス部19はそれぞれ蒲鉾型の凸部13に形成された嵌合穴14に嵌合可能である。ボス部19には固定ボルト16を螺合させるためのボルト穴19aが形成されているが、ボルト穴19aは第1アーム部8a内に底部があり、第1アーム部8aを貫通していない。
この場合、補助脚8の凹部18は底部18aより肉厚の大きい部分、そして肉厚のより大きい前側の側壁部18c、そして嵌合穴14に嵌合する2本のボス部19でより大きな荷重を受けるため、固定ボルト16にかかる負荷を低減できる。
図1に示す天板付き什器1は使用時や使用終了時等に移動させることが多い。天板付き什器1の移動時等において、天板3から主脚7に係る荷重やキャスター9が設置面の段差に乗りあげたり段差から落下する際の衝撃がかかったとしても、主脚7は設置面に対して垂直に近い角度に設置されているためその荷重や衝撃を受け止めることができる。しかも、主脚7は衝撃や荷重に強い。
また、図2において、補助脚8のキャスター10が設置面の段差に乗りあげたり段差から落下する際の衝撃がかかった場合、キャスター10の上下方向の荷重や衝撃は接続部11における補助脚8の略コの字状の凹部18の回転力F1に変換される。
しかも、補助脚8の凹部18から上下方向に突出する2個のボス部19が主脚7の凸部13に形成された嵌合穴14に嵌合しているため、嵌合穴14によってもボス部19の回転を受け止める。そのため、固定ボルト16にねじりやせん断の負荷や荷重がかかることを抑制できて、接続部11の強度と耐久性を高めることができる。
しかも、この回転力F2は補助脚8の凹部18に形成したボス部19が凸部13の嵌合穴14内で受け止められ、特にボス部19の先端面が嵌合穴14内の底面を押圧することによっても受け止められる。また、互いに傾斜する凸部13と底部18aによっても摩擦によって回転力F2の荷重を低減できる。そのため、この場合も、固定ボルト16に引張り力や曲げ応力がかかることを抑制できて、接続部11の強度と耐久性を高めることができる。
また、上述した実施形態では天板付き什器1について説明したが、本発明は机に限定されることなく、椅子5等にも適用できる。これら机や椅子等は天板付き什器に含まれ、更に什器の荷重支持構造体に含まれる。
2 脚部
3 天板
7 主脚
8 補助脚
8a 第1アーム部
8b 第2アーム部
11 接続部
13 凸部
13a、13b 凹溝
13c 側壁面
14 嵌合穴
16 固定ボルト
17 挿通穴
18 凹部
18a 底部
18b、18c 側壁部
19 ボス部
19a ボルト穴
Claims (5)
- 設置面に対して上下方向に起立する第1脚部材と、設置面に対して所定角度で起立して前記第1脚部材に接続部で連結された第2脚部材と、を備えた什器の荷重支持構造体であって、
前記接続部において、前記第1脚部材は、前記什器の奥行き方向両側に形成された一対の凹溝と、前記凹溝の間で隆起すると共に嵌合穴が形成された凸部とを備え、
前記第2脚部材は、前記凹溝及び凸部に係合する断面略コの字状であると共にボルト穴が形成された凹部を備えていて、
前記嵌合穴を通して前記ボルト穴に固定ボルトを締め込むことで前記第1脚部材及び第2脚部材が連結されていることを特徴とする什器の荷重支持構造体。 - 前記凹部には前記凸部の嵌合穴に嵌合するボス部が形成され、前記ボス部に前記ボルト穴が形成されている請求項1に記載された什器の荷重支持構造体。
- 前記凸部の前記凹溝に至る端部は凸曲面状に形成されている請求項1または2に記載された什器の荷重支持構造体。
- 前記第2脚部材は、前記凹部を有する第1アーム部と、前記第1アーム部の長手方向下端部から延びる第2アーム部とが略L字状に形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載された什器の荷重支持構造体。
- 前記第2脚部材における前記凹部を形成する底部及びその両側の側壁部は、前記什器の奥行き方向の一端側より他端側がより肉厚に形成されている請求項1から4のいずれか1項に記載された什器の荷重支持構造体。
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