JP2021060999A - 睡眠生活指導装置と睡眠生活指導方法 - Google Patents

睡眠生活指導装置と睡眠生活指導方法 Download PDF

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Abstract

【課題】寝不足の累積を解消する睡眠生活指導装置及び睡眠生活指導方法を提供する。【解決手段】睡眠生活指導装置10において、入力部11は、睡眠時刻、起床時刻の入力を受け付ける。情報取得部12は、センサ22より睡眠状態に関する情報を取得し、睡眠時刻、気象時刻を出力する。記録部13は、入力部11もしくはセンサ22より取得した睡眠時刻と起床時刻を記録する。演算部14は、睡眠時刻と起床時刻から睡眠時間とを特定し、睡眠時間とレムとノンレムの周期とから睡眠不足時間を計算する。出力部15は、計算された睡眠不足時間を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、睡眠生活指導装置と睡眠生活指導方法に関する。特に、睡眠不足を考慮した睡眠生活指導装置と睡眠生活指導方法に関する。
目覚まし時計などにおいて、レム睡眠時に人を目覚ます方法がある(特許文献1〜3)。この方法を、以下で説明する。まず、人が睡眠すると、深い睡眠のノンレム睡眠時間帯と、浅い睡眠のレム睡眠時間帯とを繰り返す。この浅い睡眠のレム睡眠時間帯に、人を目覚ますと、人は眠気が無く起きることができる。気分よく起きることができる。一方、深い睡眠のノンレム睡眠時間帯に、人を起こすと、眠気があるまま起き(睡眠慣性)、1日が辛くなる。気分が悪い状態で起こされる。
通常、ノンレム睡眠時間帯とレム睡眠時間帯との繰り返しの周期を、通常4−5回繰り返し、朝に起きることとなる。周期は、平均約90分と言われている。
特許文献1〜3では、睡眠の開始をセンサーなどでレム時間帯とノンレム時間帯をモニターする。睡眠の開始から、上記周期を計算し、レム睡眠時間帯に人を起こす。
特開2014−23572号公報 特開2000−316832号公報 特開昭61−80491号公報
しかしながら、従来技術は、起床のみに関するものである。睡眠不足時間自体を判断することはできなった。
よって、本願課題は、寝不足時間を解消する装置、方法を提供する。
上記課題を解決するために、睡眠時刻と起床時刻を記録する記録部と、上記睡眠時刻と上記起床時刻から睡眠時間とを特定し、上記睡眠時間とレムとノンレムの周期とから睡眠不足時間を計算する演算部と、上記睡眠不足時間を出力する出力部と、を有する睡眠生活指導装置を用いる。
また、上記睡眠時刻と起床時刻を記録する記録部と、上記睡眠時刻と上記起床時刻から睡眠時間とを特定し、日の出と日の入の時刻と、睡眠時刻との関係から睡眠不足時間を計算する演算部と、上記睡眠不足時間を出力する出力部と、を有する睡眠生活指導装置を用いる。
また、睡眠時刻と起床時刻を記録部で記録し、上記睡眠時刻と上記起床時刻から睡眠時間とを特定し、上記睡眠時間と最適睡眠時間とから睡眠不足時間を演算部で計算し、上記睡眠不足時間を出力部で出力する睡眠生活指導方法を用いる。
本発明の睡眠生活指導方法とその装置によれば、寝不足時間を提供できる。また、必要な寝不足時間に基づき、睡眠リズムの位相に合わせて入眠タイミングを提供し、かつ入眠を覚醒意識に訴えることなく促進することができる。
実施の形態1の睡眠生活指導装置10の構成を説明する図 実施の形態2の睡眠生活指導装置20の構成を説明する図 実施の形態3の睡眠生活指導装置30の構成を説明する図 実施の形態4の睡眠生活指導装置40の構成を説明する図 実施の形態5の睡眠生活指導装置50の構成を説明する図 実施の形態6の睡眠生活指導装置60の使用を説明する斜視図
以下で実施の形態を説明するが、発明の1つの例示であり、これに発明は限定されない。
(実施の形態1)
<装置>
図1に実施の形態1の睡眠生活指導装置10の構成図を示す。
実施の形態1の睡眠生活指導装置10は、センサー22と本体16とを有する。
本体16は、入力部11と情報取得部12と記録部13と演算部14と出力部15とを有する。
センサー22は、使用者の生体情報を検出する。センサー22は、例えば、呼吸数,または、体内深部温度などを測定する。センサー22により睡眠時刻、起床時刻がわかり睡眠時間が演算部14で計算できる。なお、センサー22は、必須構成要素でなく、ベッドなどに入る時刻、目覚ましをセットする時刻、起床した時刻、目覚ましにセットした時刻など入力部11に入力する時刻を用いて、睡眠時間を計算してもよい。なお、それぞれの時刻、計算結果は記録部13で記憶する。
呼吸数を測定するセンサー22は、シート型,非装着な圧力型センサーを利用できる。たとえば、withings Sleep パッド(フランンス社Witings社)を使用できる。シート状で使用者がその上で使用者が寝た状態で測定できる。
体内深部温度は、VitalGramで測定できる。体内深部温度は脳内温度ともいう。VitalGram(アフォードセンス社製)は心拍、呼吸数とともに体表体温と深部体温の変化を測定できる。という温度計が利用できる。この温度計は体幹部に装着するだけでよい。データは無線で送られる。
このようにして深部温度を昼間、夜間と連続して変化を検出することにより、その人の睡眠リズム(位相)と眠気の催しをとらえることができる。従来の睡眠モニタが、夜間就寝中の睡眠状態のみ解析してきたのに対して、昼間時点つまり覚醒状態にあっても、脳内では睡眠へ向かう状態にあるかどうか、睡眠への欲求度の指標として活用できる。
概日性リズムと呼ばれる約1日周期の中で、食餌行動、つまり夕食と入浴とがそれぞれ約1から2時間間隔で行われ、その後1〜2時間程度開けて入床することが推奨されている。これは、概日性リズムによる眠気は、脳などの体幹部の熱量を体表に血流とともに送り、体表部が放熱することで、脳の熱量が体表を介して放熱されて眠気に陥るといわれていることとも合致しており、睡眠アドバイザーが推奨しているが実践は難しい。日々の生活はまさに習慣に反するイベントが起こって夕食が遅い時間にずれ込んだりするからである。
従来は、その人の脳内の状況とは無関係に定時刻どおりのタイマー的な通知を行っていたため、人は通知を受けたとしても、それは決まった時刻の決まった通知であるとし、自分の睡眠健康にとって必要な行動とはとらえず、通知自体がやがては信頼が低下することが免れなかった。
また、睡眠の確保はわかっていても、遅めの夕食などが習慣化した結果、概日性リズムの眠気の時間的位相がずれてしまい、眠気を催す方法を、時間帯を無視しても効果が得られないことが多くの報告で言われている。
このために、本方法では、その人の前日のデータあるいは1週間の睡眠の位相データをもとに、前日の睡眠不足量と当日の位相のずれを補正する計算式を実行することによって、当日の入眠タイミングを入眠促進装置によって促す。
なお、深部温度計の観測デバイスは人体に装着する場合とベッドそばに設置する場合とがあり、いずれも24時間のモニタリングを持続的に行う。
また、圧力センサーなどでもよい。加圧されている時間で睡眠時間としてもよい。
いずれもデータは無線で送るのが好ましい。生体情報は、睡眠時間とともに上下し、レム時間帯とノンレム時間帯との周期と対応する。生体情報を検出することで、この周期を測定できる。
入力部11は、使用者が、起床したい時刻など、いろいろな設定値を入力する部分である。ボタン式、デイスプレイ式などでもよい。センサー22を使用しない場合は、睡眠時刻を入力する。
情報取得部12は、センサー22からの情報を取得する部分である。
記録部13は、各種情報を記録する部分である。半導体メモリなどである。
演算部14は、各種データを計算処理、判断する部分である。マイコン、プロセッサーなどである。演算部14は、制御部でもある。
出力部15は、情報を出力する部分である。デイスプレイやスピーカ、通信機器、各種機器などである。
<プロセス>
(1)使用者は、入力部11により、起床したい時刻を入力する。その時刻は、記録部13で記録される。
(2)センサー22で使用者の生体情報を取得する。その生体情報は、情報取得部12が得えて、記録部13で記録される。この取得は継続し、記録部13で記録される。
なおセンサー22を使用しない場合には、入力部11からの起床時刻、睡眠時刻(ベッドなどに入る時刻、または、起床時刻をセットする時の時刻)を記録部13で記録する。
(3)演算部14は、起床したい時刻が来たら、出力部15より、音などを発信する。使用者は、この発信で起床する。
(4)演算部14は、生体情報から、使用者が睡眠した時刻と起床した時刻を特定し、その差の睡眠時間を計算する。それら情報は、記録部13で記録される。センサー22を使用しない場合は、生体情報でなく、上記起床時刻(セットした時刻)と睡眠時刻とから睡眠時間を計算する。
(5)演算部14は、生体情報から、最適な睡眠時間を、使用者のレムとノンレムの繰り返しで特定する。特定のやり方は、たとえば、センサー22からの生体情報(データ)の値の上下に変化する波の個数で特定できる。1周期は、1つのレムと1つのノンレムに対応する。そして、3〜5周期まで、睡眠ができているか判断する。以下式1で不足時間を計算する。
なお、センサー22を使用しない場合は、生体情報がないので、あらかじめ定めた標準のレム・ノンレムの3〜5期の時間(最適な睡眠時間)、式1を使用する。または、使用者みずからが設定してもよい。
睡眠時間−レム・ノンレムの3〜5周期の時間(最適な睡眠時間)=睡眠不足時間・・・(式1)
不足している場合、睡眠不足の時間を記録部13で記録する。一定の期間、例えば、1週間で、睡眠不足時間を合計し、その累積睡眠不足時間を出力部15で表示する。毎日、不足時間を表示してもよい。使用者は、累積睡眠不足時間が無くなるように、起床時間を遅くする。または、睡眠時刻を早くすることができる。
なお、使用者は、最適な睡眠時間は、レム・ノンレムの3周期か、4周期、あるいは5周期かを選択する。過去の生体情報、経験から、何周期かを判断する。3周期か4周期か、5周期にするかは、使用者が選択できる。
たとえば、使用者が6時間(360分)睡眠した場合、その使用者の4周期の睡眠時間が400分の時、40分の不足が生じる。40分が、累積睡眠不足時間として加算される。
また、睡眠時間が420分の場合、20分の睡眠過多時間となる。累積睡眠不足時間から20分が引かれる。
なお、センサー22を使用しない場合は、標準的のレム・ノンレムの3〜5周期の時間を使用する。例えば、3周期で6〜7時間である。4周期で、7〜8時間である。使用者がレム・ノンレムの3〜5周期の時間を入力するようにするのが好ましい。季節ごとに異なる時間を入力するのが好ましい。
<特定の使用者の場合>
上記は通常の使用者の場合である。夜勤の使用者(保安院、警察官、工事従事者、工場従業者、子育て中の女性)などの場合には、1日に複数回の睡眠をとるので、上記と異なる累積睡眠不足時間の計算が必要である。
たとえば、昼寝などをした場合は,生体情報から仮眠として特定の係数を換算して,累積睡眠不足時間から一定の時間を差し引く演算を行う。
また、最初の第1周期と呼ばれる,ノンレムとレム睡眠の時間約120分の確保ができない場合には、累積睡眠不足時間を、係数をかけて、累積する。なぜなら、医学的には第1周期において,睡眠中の脳内活動の約80%が影響していると重視されているからである。
例えば、90分の仮眠した場合、第1周期の120分に達していない。そのため、睡眠時間としては、半分(0.5倍)の45分とする。その日の内に、使用者が、300分の睡眠した場合、睡眠時間の合計は、345分となる。睡眠不足時間は、400分から350分を引いて、50分となる。式2に一般化したものを示す。
睡眠時間=第1睡眠時間×第1係数+第2睡眠時間×第2係数・・・(式2)
なお、第2周期までに達しない睡眠に対しては、第1周期に達しない場合の係数より大きな値とする。周期があとになるほど係数を大きくし、1に近くする。
複数回の睡眠に対して、計算は、日の単位で計算される。使用者は、1日を周期とする概日性リズムを有するためである。
<累積睡眠不足時間の解消>
累積睡眠不足時間の解消は,睡眠時間がその使用者の睡眠習慣より短くなることが原因の一つである。その解消には,短期の眠りダメなどは有効ではない。つまり,累積睡眠不足時間の解消には,人間が恣意的起こしてしまった睡眠リズムの崩れを,これまた恣意的な努力で解消しようとするところに矛盾がある。なぜなら,睡眠自体は意識が働かない状態での自律的な活動である。これを解消するには、人為的に解消する行為をする必要がある。
そこで、実施の形態1では、出力部15に、累積睡眠不足時間を表示し、使用者が自己で累積睡眠不足時間を減らす努力を少しずつする。
例えば、上記のように、使用者は、累積睡眠不足時間が無くなるように、起床時間を遅くする。または、睡眠時刻を早くする。
従来、良い質の睡眠の条件に、朝すっきりと目覚めることがよいというアンケート項目があった。これは本人の自覚を尊重する意味で、とても重要である。しかし、睡眠ヘルスケアにおいては、毎日の睡眠に対してすっきり感覚をデジタル化することが求められ、その改善度を客観性ある指標で評価する必要がある。伴わなければ、効果の確認が難しかった。
睡眠は一晩のうち、その人固有の睡眠周期に基づき、入眠後4周期、あるいは5周期を経て次第に朝方のかけて浅い睡眠によってこの周期が刻まれて、起床に至ることがわかっている。睡眠時間が少なければ、この周期の数が減ってしまい、不快な起床となる、また、睡眠時間が確保できたとしても、最初の睡眠周期において深い眠りに至らない場合は、やはり起床時に不快となる。また、睡眠周期の位相つまり、朝方の第4周期、あるいは第5周期のレム期と呼ばれる前後がさらに目が覚めやすいことがわかっている。これらの入力が得られると、睡眠の時間ととともに睡眠の質を朝方のすっきり目覚め感で代表させることができる。
しかし、このすっきりした目覚めはこれまでは、休日で起床時間が決められてない場合などでは、得られやすいが、平日の予定で起床では、ともすれば時間の過不足だけで自己評価してきた。慢性的に睡眠時間が不足している人は、常に睡眠不足ということでどの程度の不足感なのか、合理的な基準がなかった。
この実施の形態では、以下を用いる。変動型二個目覚まし方式、すなわち本鈴に対する予鈴(本鈴の前、例えば20分)に鳴動をさせることにより、目覚まし時刻本鈴より20分手前から本鈴よりも小音量で鳴らし始める方法を用いる。
利用者は予鈴の小音量であっても、睡眠周期のレム期の位相を入眠時刻の入力を得て、その人の睡眠周期から朝方の浅い周期でのレム期の前後であれば、その人にとり、起きやすくする。
そのため、予鈴と本鈴との間隔をその人の睡眠周期の4分の1程度、手前に設定する。このことで、本鈴である起床目標時刻より手前の約20分手前からの小音量による予鈴によって、ノンレム時間帯を探ることが可能である。
ただし、この間、すなわち睡眠周期の4分の1に相当する予鈴開始時刻の間を経て目覚めやすいはずの時間の間に覚醒に至らない場合は、その日の睡眠は不満足となる。
従って、利用者は目覚めることができないと判断する。原因は睡眠時間であるか、あるいは睡眠の深さが得られていないのか、は起床後に原因を突き止めることができる。
この、入眠時時刻に基づく睡眠周期を取り入れた起床時の予鈴方式によって、利用者が予鈴後、本鈴、あるいは本鈴後、目覚ましを停止させる入力時刻、予鈴開始後からの経過時間の時間帯によって、大きくすっきり感を数値的に評価することができる。
例えば、予鈴が本鈴より20分手前とすると、予鈴よりさらに手前で目覚めることは、予定した睡眠時間より不足しており、すっきりした目覚めではないため、点数として1点する。
もし、予鈴後本鈴までの間に起床したならば、その人にとり、すっきり目覚めとする。なぜなら、睡眠時間の確保と入眠後の深い眠りが得られていれば、朝方は目覚めやすくなっているからである。この場合は、3点を与える。
本鈴に切り替わり、本鈴が鳴って起床したのなら、相当寝不足なので、起きなければならない時刻に起こされたことになる。だから、すっきりではないはずである。本鈴後例えば5分程度以内であれば、2点を与える。
しかし、本鈴が鳴って5分以上おきず、通常の目覚ましのスヌーズ機能で時間を経てようやく起床に至った場合は、0点を与える。
この数値3、2、1、0点は、あくまで目安であるが、いずれも睡眠周期の4分の1である時間から割り出した起床時間帯での操作によって決めることができる。
さらに細かくしたり、あるいは粗い評価でもよい。
これを1週間、あるいはさらに長期に記録をとることにより、同一の利用者のすっきり目め感がデジタル化(点数化)され、本人の睡眠管理の大事な指標として扱うことができる。また、1週間の累積、あるいは週日内での週末にかけての傾向分析としても活用することができる。この場合は点数が大きくなるように、人は努力するはずである。例えば、起床時刻を前後させたり、予鈴の時刻を前後させたり、本鈴と予鈴との間の時間幅を変えたりする。結果、点数が増加する。点数化で人にやりがいができる。点数を演算部などに入力することで実施できる。
または、睡眠生活指導装置10から、累積睡眠不足時間を減らす出力をする。
例えば、以下の実施の形態3で説明するように、寝どころに入ってから、素早く寝るための手段を用いる。
<入力部11、出力部15の代替>
入力部11、出力部15は必須でない。起床時間、起床のためのアラームは別途目覚まし時計を利用することもできる。
<スマホなど>
本体16は、専用の装置であってもよいが、スマートホン、携帯電話を利用できる。アプリケーションソフトを準備し、スマートホンなどにダウンロードできる。センサー22は、別途購入などして準備する。
<効果>
上記装置、方法で、累積不足を解消できる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、日の出、日の入りとの関係で睡眠不足を評価する。使用者は、日の出とともに起き、日の入とともに寝るのが理想である。そうすると、睡眠不足は起こらない。
図2を用いて、実施の形態2の睡眠生活指導装置20の構成を説明する。説明しない事項は実施の形態1と同様である。
<装置>
実施の形態1との違いは、ネット21を介して、日の出、日の入を、情報取得部12で得て、利用することである。
ネット21は、日の出、日の入の時刻を、ネットを介して得る。ネット上に、日の出、日の入の時刻を開示されているサイトを利用できる。
情報取得部12は、ネット21からの日の出、日の入の情報を取得する部分である。
<プロセス>
実施の形態1との差異は、演算部14において、計算が異なる。
つまり、日の入、日の出の時刻との差異を考慮するものである。
日の入の時刻前に寝ると、睡眠不足は起こらない。
日の出の時刻後に起きると、睡眠不足は起こらない。d
つまり、日の沈んでいる間、ずっと寝ていると睡眠不足は起こらない。
日の入の時刻後に寝ると、睡眠不足は起こる。
日の出の時刻前に起きると、睡眠不足は起こる。
つまり、日の沈んでいる間、起きていると、その時間分の睡眠不足は起こる。
たとえば、6時に日の出、5時起床、18時に日の入、22時睡眠の場合、1時間と4時間で、合計5時間の睡眠不足となる。
ただし、近代の人類の生活の習慣から、起床は、日の出前1時間の非睡眠は除外する。睡眠は、日の入後4時間の非睡眠は除外する。結果、上記の場合、睡眠不足はないとなる。これをまとめると以下の式3となる。
睡眠時刻−日の入時刻−4時間+日の出時刻−起床時刻−1時間=不足時間・・・(式3)
上記式3の計算を演算部14で行い、累積睡眠不足時間を計算する。
また、6時に日の出、6時起床、18時に日の入、20時睡眠の場合、0時間と2時間で、合計2時間である。上記同様に4時間を引いて、2時間の過多睡眠となる。累積睡眠不足時間から2時間を引く計算をする。
<効果>
実施の形態2では、日の出、日の入を考慮するので、より人類の習慣に近く有効である。
実施の形態1の計算と実施の形態2の計算とのどちらかを採用してもよいし、比較して大きい方の値を、採用してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3では、実施の形態1または2の睡眠生活指導装置に、さらに、解消部31を設ける。記載しない事項は実施の形態1,2と同様である。
図3を用いて、実施の形態3の睡眠生活指導装置30の構成を説明する。実施の形態1,2と異なるところを説明する。
解消部31は、睡眠不足を補うための情報を出す部分である。半導体プロセッサーなどである。実施の形態3では、累積睡眠不足時間がある値に達した場合、または、ある一定の期間後、解消部31が、累積睡眠不足時間を減らすため、出力部15に信号を送り表示する。
たとえば、今後1週間で、累積睡眠不足時間を、1日1時間削減するためのプログラムが提供される。睡眠不足は、まとめて解消はできない。数日に分けて解消を行うのが好ましい。たとえば、1日で5時間分の累積睡眠不足時間を減らすより、1日1時間分減らし、5日で5時間分減らした方が好ましい。下記の式4の計算をする。1日で5時間分の場合は、係数を0.5として、2.5時間を引くこととする。1日1時間で、5日の場合は、係数1として、そのまま5時間を引く。
前回の累積睡眠不足時間−睡眠過多時間×係数=今後の累積睡眠不足時間・・(式4)
<睡眠時刻を早くする方法>
たとえば、睡眠時間を増やすため、通常睡眠する時刻の2時間〜30分前の間に,使用者の深部温度をいったん上昇させ,そののち急速低下させる。こうすることで、睡眠時刻が早まり、累積睡眠不足時間が減る。
具体的には、出力部15と次の睡眠促進機器23とをつなぐ。または、無線、ネットを介して、機器をコントロールする。睡眠促進機器23とは、体を温めるもの、湯たんぽ、電気毛布、足保温器などである。または、冷却器具である。まず、使用者の体温を上げる。そののち,その温度を下げる(下がる)と,体温温度も下がる。使用者は、眠気を帯び、早く寝る。夏などでは、体が熱いので、冷却器具で体を冷やすと、寝やすくなる。
なお、出力部15で睡眠促進機器23を制御せず、使用者が睡眠促進器23を制御してもよい。
睡眠促進器23を使用せずに、方法、プログラムを出力部15に表示するだけでもよい。風呂からでてきて、足を冷やすことをすれば、寝付きやすい。また、アルコール類を飲み、風呂に入いると、風呂からでてきた後、アルコールが抜けやすく、体が冷えて寝付きやすい。
解消部31が、睡眠を早めるいろいろな方法を保持し、出力部15に表示してもよい。さらに、ネットと繋がり、ネット上の睡眠促進の方法を出力部15に表示してもよい。最新の睡眠促進の情報を出力部15に表示してもよい。
特に、身体の末端部分(足または手)の温度を上げ、下げると効果が高い。
<効果>
実施の形態3では、累積睡眠不足を少なくできる。寝不足を解消できる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、実施の形態1〜3のいずれかの睡眠生活指導装置に、さらに、促進部41を設ける。記載しない事項は実施の形態1〜3と同様である。
図4を用いて、実施の形態4の睡眠生活指導装置40の構成を説明する。実施の形態1〜3と異なるところを説明する。説明しない事項は、実施の形態1〜3と同様である。
促進部41は、睡眠を促進するための情報を出す部分である。半導体プロセッサーなどである。実施の形態4では、睡眠すべき時刻の一定の時間前に、促進部41が、睡眠を促すため、出力部15に信号を送り表示などする。ここで睡眠すべき時刻は、事前に入力部11から入力してもよい。または、過去の睡眠時刻の平均としてもよい。
たとえば、睡眠すべき時刻が、23時の場合、その30分前に、促進部41は、出力部15に信号を送る。出力部15は、その表示をする。または、睡眠促進器23へ情報を発信する。
具体的には、出力部15と次の睡眠促進機器23とをつなぐ。または、無線、ネットを介して、睡眠促進機器23をコントロールする。
睡眠促進機器23とは、以下である。
例えば(1)体を温めるもの:湯たんぽ、電気毛布、足保温器などである。または、冷却器具である。まず、使用者の体温を上げる。そののち,その温度を下げる(下がる)と,体温温度も下がる。使用者は、眠気を帯び、早く寝る。夏などでは、体が熱いので、冷却器具で体を冷やすと、寝やすくなる。
(2)表示するもの:パソコン、鏡、スマートホン、端末などである。例えば、それらが睡眠すべき時刻の30分まであることを表示する。それを見た人が睡眠しないといけないと気がつく。さらに、表示は、その場所、経度での外の明るさを反映するとさらによい。その気分になる。歯磨き時の鏡に表示すれば効果的である。例として、株式会社ミラーロイド社のミラーディスプレイを利用できる。
(3)音を出すもの:スピーカ、たとえば、AIスピーカを利用できる。
<効果>促進部41により、より確実に睡眠へ入れる。睡眠不足を解消できる。
(実施の形態5)
実施の形態5では、実施の形態1〜4のいずれかの睡眠生活指導装置に、さらに、再計算部51を設ける。記載しない事項は実施の形態1〜4と同様である。
図5を用いて、実施の形態5の睡眠生活指導装置50の構成を説明する。実施の形態1〜4と異なるところを説明する。
再計算部51は、睡眠時間を再計算する部分である。半導体プロセッサーなどである。再計算部51は、通常の睡眠時刻と異なる時刻に睡眠する場合に、起床時刻、または、睡眠すべき時刻を計算する。
例1:通常睡眠する時刻を超えても睡眠していない場合、再計算部51は、レム・ノンレムの周期から次に寝るとよい時刻を計算し、出力部15に表示する。人はその表示で寝るべき時刻を知る。
例2:通常睡眠する時刻の前に睡眠する場合、再計算部51は、レム・ノンレムの周期から寝るとよい時刻を計算し、出力部15に表示する。人はその表示で寝るべき時刻を知る。
例3:いろいろなモードを設定する。たとえば、平日モード、週末モード、行事モードである。
平日モードは、次の日に仕事がある。通常のモードである。週末モードは、次の日に仕事のモードである。行事モードは、次の日に行事として、遠足、遠出、出張などあるモードである。平日モード、週末モードは、それぞれ過去のデータから、睡眠すべき時刻、起床すべき時刻を決定する。行事モードは、行事に合わせて起床時刻を入力し、それに合わせて睡眠すべき時刻を再計算部51で計算する。人は、各モードを入力部11で入力し使用する。
また、特別モードとして、病気などや体調不良時のモードを設定してもよい。この場合、睡眠不足時間はクリアされる。
<効果>再計算部51により、いろいろな場合で確実に睡眠へ入れる。睡眠不足を解消できる。
(実施の形態6)
実施の形態6では、実施の形態1〜5のいずれかの睡眠生活指導装置の使用例である。記載しない事項は実施の形態1〜5と同様である。図6を用いて、実施の形態6の睡眠生活指導装置60の使用例を説明する。実施の形態1〜5と異なるところを説明する。
睡眠生活指導装置60は、ベッドなど寝る場所に置かれる。固定されるものでなく、リビング、書斎などにも置くことができる。
上面に入力部11があり、側面に出力部15がある。図6ではベッドの枕元に置かれている。寝ている人は側面の出力部15が見える。出力部15には、各種表示がされる。たとえば、睡眠開始からの時刻や、後睡眠できる時間などである。
出力部15として
また、出力部15のデイスプレイの色を外の明るさと同じ明るさ、色とすると、好ましい。見た人は、起床しようとする気分になる。または、別途照明装置を付属させ、外の明るさと同じ明るさ、色とすると、好ましい。
出力部15と入力部11とが異なる面にあるので、睡眠時には、出力部15だけを見る。この結果、睡眠者は、出力部15だけに集中でき、より効果的に情報を得て、睡眠不足が無くせる。
(全体として)
実施の形態1〜6は組み合わせができる。つまり、実施の形態2で実施の形態1の生体情報を用いることができる。また、実施の形態3の解消部を実施の形態1,2に用いることもできる。それぞれ部分的に組み合わせることができる。
本発明の睡眠生活指導装置とその方法は、日常生活で睡眠不足を解消するために利用できる。通常勤務者、夜勤の使用者、子育て中の使用者でも利用できる。
10,20,30,40,50,60…睡眠生活指導装置、11…入力部、12…情報取得部、13…記録部、14…演算部、15…出力部、16…本体、21…ネット、22…センサー、23…睡眠促進器,睡眠促進機器、31…解消部、41…促進部、51…再計算部、41…促進部。

Claims (13)

  1. 睡眠時刻と起床時刻を記録する記録部と、
    前記睡眠時刻と前記起床時刻から睡眠時間とを特定し、前記睡眠時間とレムとノンレムの周期とから睡眠不足時間を計算する演算部と、
    前記睡眠不足時間を出力する出力部と、を有する睡眠生活指導装置。
  2. 睡眠時刻と起床時刻を記録する記録部と、
    前記睡眠時刻と前記起床時刻から睡眠時間とを特定し、日の出時刻と日の入時刻と、睡眠時刻との関係から睡眠不足時間を計算する演算部と、
    前記睡眠不足時間を出力する出力部と、を有する睡眠生活指導装置。
  3. さらに、前記睡眠不足時間を減らす解消部を有する請求項1または2記載の睡眠生活指導装置。
  4. さらに、生体情報を取得するセンサーを有し、前記生体情報から前記睡眠時刻と前記起床時刻を特定する請求項1〜3のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  5. 前記演算部は、複数日に渡り、前記睡眠不足時間の合計を計算する請求項1〜4のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  6. 前記演算部は、前記睡眠不足時間の合計から、睡眠過多時間を引く計算をする請求項1〜5のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  7. 前記日の出と前記日の入の時刻を、インターネットを介して得る請求項2〜6のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  8. 前記解消部で、インターネットを介して、睡眠を促進する情報を得え、
    前記出力部で前記情報を表示する請求項3から7のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  9. さらに、睡眠を促進する促進部を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  10. さらに、前記睡眠不足時間を減らす再計算部を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  11. 前記睡眠生活指導装置は、入力部が上面にあり、表示部が側面にある請求項1〜10のいずれか1項に記載の睡眠生活指導装置。
  12. 睡眠時刻と起床時刻を記録部で記録し、
    前記睡眠時刻と前記起床時刻から睡眠時間とを特定し、前記睡眠時間と最適睡眠時間とから睡眠不足時間を演算部で計算し、
    前記睡眠不足時間を出力部で出力する睡眠生活指導方法。
  13. 生体情報から、前記睡眠時刻と前記起床時刻と得る請求項12記載の睡眠生活指導方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022182920A (ja) * 2021-05-27 2022-12-08 株式会社モノプロダイム 温度調整システムと温度調整方法

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