JP2021060644A - 配送計画変更装置、配送計画変更方法およびプログラム - Google Patents

配送計画変更装置、配送計画変更方法およびプログラム Download PDF

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健司 ▲高▼尾
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Masato Kishi
真人 岸
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Abstract

【課題】温度管理が必要な荷物の配送時刻が予定より遅延しそうな場合に、代替車を選択して配送を行う配送計画を作成する配送計画変更装置を提供する。【解決手段】配送計画変更装置は、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する代替車選択部、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、配送計画変更装置、配送計画変更方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、輸送計画に遅延が発生したときに実際の運行状況や荷物の積み下ろし作業の状況などを反映して、効率の高い代替輸送計画を作成する物流計画調整方法およびシステムが開示されている。特許文献1には、配送車の配送状況を管理する管理センターが、予定までに目的地へ到着しないことが予測される配送車を検出すると、所望のボーナスポイントを与えることを条件に代替輸送を行う配送車を募集し、応募があった配送車の中から要求するボーナスポイントが最も小さい配送車に代替させることを決定し、その配送車の輸送計画に代替輸送に関する情報を追加することにより、物流計画を調整することが開示されている。
特開2003−104559号公報
温度管理が必要な荷物を代替車に積み替えて配送を依頼する場合、その荷物について要求される温度と同じ温度帯で荷物を配送する冷凍車両を手配しなければならない。また、例えば、遅延が見込まれる配送車の近くを走行している車両の中から代替車を選択する等、荷物の積み替えが効率良く行われることが望ましい。特許文献1には、代替車を使って、温度管理が必要な荷物を当初の計画通りに配送することについては開示が無い。
本開示は、上記課題を解決することができる配送計画変更装置、配送計画変更方法およびプログラムを提供する。
本開示の配送計画変更装置は、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する代替車選択部、を備える。
また、本開示の配送計画変更方法は、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する。
また、本開示のプログラムは、コンピュータを、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する手段、として機能させる。
上述の配送計画変更装置、配送計画変更方法およびプログラムによれば、冷凍車両の配送に遅延が生じた場合でも、他の冷凍車両に荷物を積み替えることで配送の遅延を抑えることができる。
実施形態に係る配送計画変更システムの全体構成を示す図である。 実施形態に係る配送計画変更システムの機能構成を示す図である。 実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第1図である。 実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第2図である。 実施形態に係る配送ルートの一例を示す図である。 実施形態に係る変更後の配送計画情報の一例を示す第1図である。 実施形態に係る変更後の配送計画情報の一例を示す第2図である。 実施形態に係る配送計画情報の変更処理の一例を示す図である。 実施形態に係る配送計画変更システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
<実施形態>
以下、一実施形態に係る冷凍車両の配送計画変更システムについて、図1〜図7を参照しながら詳しく説明する。
(全体構成)
図1は、実施形態に係る配送計画変更システムの全体構成を示す図である。
図1に示す配送計画変更システム1は、配送計画変更装置10と、交通状況配信サーバ20と、複数の冷凍車両30〜50とを含む。冷凍車両30は制御装置31を備え、冷凍車両40は制御装置41を備え、冷凍車両50は制御装置51を備える。配送計画変更装置10と、交通状況配信サーバ20と、制御装置31〜51とは、ネットワークを介して通信可能に接続されている。
制御装置31は、冷凍車両30の最新の位置情報を記録している。制御装置31は、冷凍車両30の位置情報を配送計画変更装置10へ送信する。同様に制御装置41は冷凍車両40の最新の位置情報を所定の時間間隔で配送計画変更装置10へ送信し、制御装置51は冷凍車両50の最新の位置情報を所定の時間間隔で配送計画変更装置10へ送信する。配送計画変更装置10は、荷物を配送している間の冷凍車両30〜50の位置情報を監視、管理する。
配送計画変更装置10は、冷凍車両30〜50を用いて荷主から預かった荷物をどのように配送先へ配送するかを定めた配送計画情報を管理する。具体的には、配送計画変更装置10は、冷凍車両30〜50で配送する荷物について、各荷物の識別情報とその荷物の配送を行う冷凍車両、各荷物を積む場所と時刻、各荷物の配送先と配送先への配送予定時刻を定めた配送計画情報の作成、変更を行う。配送計画情報は、荷主が指定する配送先や配送希望時間帯に基づいて作成される。配送計画変更装置10は、配送計画情報を制御装置31〜51へ送信する。制御装置31は冷凍車両30の配送計画情報を受信する。冷凍車両30のドライバーは、その配送計画情報に基づいて冷凍車両30を運転し、荷物の配送を行う。同様に冷凍車両40のドライバーは、制御装置41が受信した冷凍車両40の配送計画情報に基づいて荷物の積み下ろしを行って配送を行い、冷凍車両50のドライバーは、制御装置51が受信した冷凍車両50の配送計画情報に基づいて荷物の配送を行う。
なお、説明の便宜上、冷凍車両30〜50の3台で荷物を配送する場合を例に説明を行うが、冷凍車両は2台であってもよいし4台以上であってもよい。
交通状況配信サーバ20は、冷凍車両30〜50が走行するエリアの交通状況情報を提供する。交通状況情報とは、例えば、ある道路について、「混雑している」、「Xkmの渋滞が発生している」、「工事中である」などの情報である。交通状況配信サーバ20が提供する交通状況情報は、例えば、数分ごとに更新される。配送計画変更装置10は、交通状況配信サーバ20から最新の交通状況情報を得ることができる。
配送計画変更装置10は、冷凍車両30〜50が荷物の配送を行っている間、交通状況配信サーバ20から交通状況情報を取得し、冷凍車両30〜50に遅延が生じないか監視する。例えば、冷凍車両30が走行すると予想される道路で渋滞が生じた場合、配送計画変更装置10は、冷凍車両30が配送する予定の荷物を、冷凍車両40又は冷凍車両50に積み替えて配送することによって配送の遅延を防ぐことを検討する。例えば、冷凍車両30が配送する荷物を冷凍車両40へ積み替えることによって遅延なく配送できると予測できる場合、配送計画変更装置10は、冷凍車両30の荷物を冷凍車両40へ積み替えるための計画、積み替え後の荷物を冷凍車両40によって配送するための配送計画情報を作成する。一方、配送計画変更装置10は、配送する荷物を減らした冷凍車両30の配送計画情報を更新する。配送計画変更装置10は、更新後の配送計画情報を、制御装置31、41に送信する。冷凍車両30、40は変更後の配送計画情報に基づいて、荷物の配送を行う。
(配送計画変更装置の機能構成)
図2は、実施形態に係る配送計画変更システムの機能構成を示す図である。
図示するように配送計画変更装置10は、配送状況取得部101と、交通状況取得部102と、遅延予測部103と、代替車選択部104と、中継地設定部105と、配送計画変更決定部106と、配送計画管理部107と、記憶部108と、通信部109と、を備える。
配送状況取得部101は、冷凍車両30〜50の最新の位置情報を取得する。例えば、配送状況取得部101は、制御装置31から冷凍車両30の位置情報を取得する。冷凍車両40,50についても同様である。
交通状況取得部102は、交通状況配信サーバ20から、冷凍車両30〜50の配送エリアの交通状況を取得する。
遅延予測部103は、配送計画情報に基づく冷凍車両30〜50の標準的な位置情報と、実際の冷凍車両30〜50の位置情報とを比較し、冷凍車両30〜50による配送の遅延を予測する。配送計画情報に基づく冷凍車両30〜50の標準的な位置情報とは、配送計画情報に定められている配送先と地図情報に基づく、全ての配送先を巡回する場合に走行することが予測される道路の組合せ(配送ルート)について、配送予定時刻に荷物を届けるためには、各時刻にどの道路のどのあたりを走行していることが望ましいかを示す情報である。標準的な位置情報は、過去の配送時における冷凍車両30等の位置情報の記録やシミュレーションなどにより定められて記憶部108に記録されていてもよいし、遅延予測部103が、配送の遅延を予測する際に記憶部108の過去の位置情報の記録等を参照して算出してもよい。また、遅延予測部103は、交通状況配信サーバ20から取得した交通状況情報に基づいて、冷凍車両30〜50による配送の遅延を予測する。
代替車選択部104は、遅延予測部103によって配送に遅延が生じると予測された場合に、配送の遅延が予測される荷物を配送する代替車の候補を抽出する。例えば、冷凍車両30が、配送先1〜5をこの順に巡回して荷物を配送するように配送計画情報に定められていて、配送先4〜5への配送の遅延が予測される場合、代替車選択部104は、冷凍車両30に近い温度(冷凍車両30の保冷庫の設定温度との差が所定の範囲内)で荷物の温度管理を行って走行する冷凍車両を代替車の候補として抽出する(条件1)。さらに代替車選択部104は、条件1を満たす候補の中から、配送先4〜5への配送又は配送先4〜5と同じ方面への配送が元々予定されていて、ある時間に冷凍車両30と接近する機会がある、あるいはそのような機会を設けることが可能な配送計画を有する冷凍車両を代替車の候補として抽出する(条件2)。ここでは、冷凍車両40と冷凍車両50が代替車の候補として抽出されたとする。
中継地設定部105は、遅延が予測される冷凍車両30と、代替車選択部104が抽出した冷凍車両40および冷凍車両50が配送先4〜5へ届ける荷物の積み替えを行う中継地を設定する。中継地設定部105は、冷凍車両30と冷凍車両40がそれぞれの配送計画情報に従って配送を行う場合に利用する配送ルートからできる限り離れないように走行したうえで、冷凍車両30と冷凍車両40が最も接近する場所を、荷物の積み替えを行う中継地として設定する。ここでは、中継地1にて、冷凍車両30から冷凍車両40および冷凍車両50へ荷物の積み替えを行うとする。
配送計画変更決定部106は、遅延予測部103が遅延すると予測した冷凍車両30と、代替車選択部104が決定した代替車(冷凍車両40,50)が、中継地設定部105が設定した中継地1で荷物の積み替えを行って、例えば、冷凍車両40が配送先4、冷凍車両50が配送先5へ荷物を配送するとした場合に、当初の予定通りに荷物を配送できるかどうかを計算する。当初の予定通りに荷物を配送できるとの結果が得られた場合、配送計画変更決定部106は、中継地1にて冷凍車両30から冷凍車両40,50へ荷物の積み替えを行って代替配送を行うと決定する。また、当初の予定より遅れる場合でも、そのまま冷凍車両30が配送先4、5へ荷物の配送を行うよりも、冷凍車両40,50へ代替配送を依頼した方が早く届く場合には、配送計画変更決定部106は、中継地1で冷凍車両30から冷凍車両40,50へ荷物の積み替えを行って配送すると決定する。また、例えば、冷凍車両40が配送先4、配送先5へ荷物を配送するとした場合に、当初の予定通りに荷物を配送でき、冷凍車両50を加えると荷物の配送が間に合わないという計算結果が得られた場合には、配送計画変更決定部106は、中継地1で冷凍車両30から冷凍車両40へ荷物の積み替えを行って配送すると決定する。
配送計画管理部107は、配送計画変更決定部106が、冷凍車両30から冷凍車両40,50へ荷物の積み替えを行って代替配送を行うと決定した場合、冷凍車両30が配送先4,5へ荷物の配送を行うよう定められていた配送計画情報を、配送先4,5へ届ける荷物を冷凍車両30が中継地1まで運び、中継地1でそれらの荷物を冷凍車両40,50に積み替え、冷凍車両40が配送先4へ荷物を配送し、冷凍車両50が配送先5へ荷物を配送するような内容の配送計画情報に変更する。配送計画管理部107は、変更後の配送計画情報を制御装置31〜51へ送信する。
記憶部108は、配送計画情報、冷凍車両30〜50の位置情報、交通状況配信サーバ20から取得した交通状況情報、配送エリアの地図情報などを記憶する。
通信部109は、制御装置31〜51、交通状況配信サーバ20と通信を行う。
(当初の配送計画情報)
図3Aは、実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第1図である。
図3Aに冷凍車両30の配送計画情報を示す。当初の配送計画情報には、冷凍車両30は8時に○○運送を出発してX倉庫へ向かい、X倉庫に9時に到着すると、そこで荷物を積んで、18時に配送先A、19時に配送先B、20時30分に配送先Cに荷物を配送する予定であることが定められている。なお、配送先Cには、識別情報001の荷物が配送される予定である。
図3Bは、実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第2図である。
図3Bに冷凍車両40の配送計画情報を示す。当初の配送計画情報には、冷凍車両40は7時30分に××運送を出発してY倉庫へ向かい、Y倉庫に8時30分に到着すると、そこで荷物を積んで、17時に配送先E、19時に配送先D、21時に配送先Cに荷物を配送する予定であることが定められている。なお、配送先Cには、識別情報002の荷物が配送される予定である。
記憶部108には、冷凍車両30と対応付けて図3Aに例示する配送計画情報が記録され、冷凍車両40と対応付けて図3Bに例示する配送計画情報が記録されている。
また、図3A,図3Bには図示しないが、記憶部108には、冷凍車両30の配送計画情報に対応付けて冷凍車両30が配送する荷物を管理すべき温度、冷凍車両40の配送計画情報に対応付けて冷凍車両40が配送する荷物を管理すべき温度が記録されている。以下の説明では、冷凍車両30と冷凍車両40が配送する荷物の温度は同じであるとする。
(配送計画の変更処理)
図4は、実施形態に係る配送ルートの一例を示す図である。
図4に図3A,図3Bに示す配送計画情報に従って、冷凍車両30,40が走行する配送ルートの一例を示す。破線で示す配送ルートは、冷凍車両30が走行する道路、実線で示す配送ルートは、冷凍車両40が走行する道路である。当初の配送計画情報の通りであれば、冷凍車両30は配送ルート301〜304を破線矢印示す方向に走行し、冷凍車両40は配送ルート401〜404を実線矢印示す方向に走行する。冷凍車両30、40が配送に用いる道路は配送計画情報に定められていないが、各配送先を結ぶ最短ルートが知られていて、冷凍車両30、40は通常、この最短ルートを走行して配送先へ向かう。
交通状況配信サーバ20は、配送ルート301〜306、配送ルート401〜404の混雑や渋滞の状況を配信している。例えば、冷凍車両30が配送ルート302を走行しているときに、交通状況取得部102が、交通状況配信サーバ20から配送ルート303〜304が渋滞しているという情報を取得する。すると、遅延予測部103が、配送状況取得部101が取得した冷凍車両30の最新の位置情報と配送ルート303〜304の渋滞情報に基づいて、配送先B,Cへの配送が遅れる可能性があること、特に配送先Cへの配送が遅延する可能性が高いことを予測する。
代替車選択部104は、代替車の候補の抽出を行う。例えば、代替車選択部104は、条件1に従って、配送する荷物の温度が近い冷凍車両40等を選択する。さらに代替車選択部104は、条件2に従って、代替車の候補の中から、遅延の可能性が高いと予測される配送先Cへ配送を行う予定がある冷凍車両40を選択する。代替車選択部104は、配送計画情報に配送先Cが含まれる冷凍車両だけでなく、同じ方面へ走行する冷凍車両を選択してもよい。また、配送先Cを配送先とする冷凍車両や、配送先Cと同じ方面へ配送予定がある冷凍車両が存在しない場合、この条件での絞り込みを行わず、配送する荷物の温度が近い冷凍車両を代替車の候補として選択してもよい。ここでは、冷凍車両40が代替車の候補として選択されたとする。
次に中継地設定部105は、代替車の候補として選択された冷凍車両40等の各々について、冷凍車両30との中継地の候補を設定する。例えば、中継地設定部105は、各代替車の配送計画情報を参照して、冷凍車両30と接近する場所や時間帯を特定する。例えば、中継地設定部105は、時刻Aに冷凍車両30が立ち寄ったり、通過したりする場所から所定の範囲内にある場所に、時刻Aを基準とする所定の時間内に代替車が存在することがあるかを計算する。例えば、中継地設定部105は、冷凍車両30と冷凍車両40について、冷凍車両30が18時に配送先Aに立ち寄り、冷凍車両40が19時に配送先Dに立ち寄ったときが、両者が所定の時間内に所定の範囲内に接近する機会であると判定する。例えば、中継地設定部105は、地図情報に基づいて、配送先A、配送先D、またはその中間に位置する場所Fを中継地の候補として設定する。
次に配送計画変更決定部106が、冷凍車両30と代替車の候補が中継地で荷物を積みかえたときの各荷物の到着予想時刻を算出する。例えば、配送計画変更決定部106は、冷凍車両30と冷凍車両40が配送先Aで荷物の積み替えを行う場合について、冷凍車両30が、その後、配送先Bへ荷物を配送し、配送先Cへ配送する荷物は冷凍車両40に依頼する場合についての配送先B(冷凍車両30)、配送先C(冷凍車両40)、配送先D(冷凍車両40)への配送予定時刻を算出する。例えば、配送計画変更決定部106は、配送先Aに冷凍車両40が到達する時刻、配送先Aで荷物の積み替えが完了する時刻、冷凍車両30が渋滞中の配送ルート303を通って配送先Bへ荷物を配送する時刻、冷凍車両40が配送ルート305を通って配送先Dへ荷物を配送する時刻、その後、冷凍車両40が配送ルート404を通って配送先Cへ荷物を配送する時刻、などを、各配送ルートの距離や冷凍車両30,40の走行速度などを用いて算出する。配送計画変更決定部106は、配送先Aで荷物の積み替えを行う場合の配送方法の他のパターン(例えば、冷凍車両40が配送先B,C,Dの全てを担当する)についても各配送先への配送予定時刻を算出する。
同様に、配送計画変更決定部106は、冷凍車両30と冷凍車両40が配送先Dや場所Fで荷物の積み替えを行う場合についても、配送方法の全パターン分、各配送先への配送予定時刻を算出する。
算出の結果、例えば、冷凍車両30が配送ルート305を走行して配送先Dへ立ち寄り、配送先Dで配送先Cに配送する荷物(識別情報001)を冷凍車両40に積み替えて、その後、冷凍車両30は配送ルート306を走行して配送先Bへ荷物を配送し、冷凍車両40が配送ルート404を走行して配送先Cに荷物(識別情報001と識別情報002)を配送する配送方法のパターンが、各配送先A〜Dへの配送予定時刻の遅延が最小に抑えられることが分かったとする。すると、配送計画変更決定部106は、当初の配送計画情報を、配送先Dで冷凍車両30から冷凍車両40に配送先Cの荷物を積み替え、配送先Cへの荷物の配送は冷凍車両40で代替配送するような配送計画情報に変更することを決定する。
次に配送計画管理部107は、当初の配送計画情報を、配送計画変更決定部106が決定した内容に変更する(図5A、図5B)。配送計画管理部107は、変更後の配送計画情報を制御装置31、41へ送信する。
(変更後の配送計画情報)
図5Aは、実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第1図である。
冷凍車両30は、8時に○○運送を出発し、X倉庫へ向かう。X倉庫に9時に到着すると、そこで荷物を積んで配送先Aへ向かう。配送先Aへの走行中、図5Aの最右列に示す到着時刻が予測されたとする。当初の配送先Cへの到着予定時刻が20時30分のところ、渋滞の為21時30分への到着が予測されたとする。また、この遅延予測に対し、図4を用いて説明したように配送計画情報が変更されたとする。
図5Aに冷凍車両30の変更後の配送計画情報を示す。当初の予定通り、18時に配送先A、その後荷物(識別情報001)の積み替えの為に19時に配送先Dに立ち寄り、19時30分に配送先Bに荷物を配送する予定に変更された。
図5Bは、実施形態に係る当初の配送計画情報の一例を示す第2図である。
図5Bに変更後の冷凍車両40の配送計画情報を示す。冷凍車両40は、19時に配送先Dに到着すると、配送先Dあての荷物(識別情報003)を配送し、代わりに冷凍車両30から受け取った荷物(識別情報001)を積んで、21時に配送先Cに荷物(識別情報001,002)を配送する予定に変更されている。
冷凍車両30のドライバーと冷凍車両40のドライバーは、それぞれ、変更後の配送計画情報に従って荷物の配送を行う。
(処理フロー)
図6は、実施形態に係る配送計画情報の変更処理の一例を示す図である。
記憶部108には、当初の配送計画情報や配送エリアの地図情報が記録されている。また、配送状況取得部101は、冷凍車両30〜50の位置情報を所定の時間間隔で取得している。また、交通状況取得部102は、交通状況配信サーバ20から交通状況を示す情報を所定の時間間隔で取得している。そして、遅延予測部103は、冷凍車両30〜50の各々が配送する荷物について、当初の配送計画情報に定められた時刻からの遅延が発生するかどうかの予測を行う(ステップS11)。例えば、遅延予測部103は、配送計画情報に定められた配送予定時刻から所定の時間以上遅延しそうな場合に遅延が発生すると予測する。
遅延が発生すると予測されない場合(ステップS11;No)、配送計画情報の変更は必要ないため、配送計画変更装置10は、ステップS11の処理を繰り返し行いつつ、配送状況の監視を行う。
遅延が発生すると予測した場合(ステップS11;Yes)、遅延予測部103は、遅延することが予測される冷凍車両と配送先を特定する(ステップS12)。図4の例では、遅延予測部103は、冷凍車両30と配送先B,Cを特定する。
次に代替車選択部104が、配送先ごとに代替車の候補を選択する(ステップS13)。例えば、代替車選択部104は、まず、遅延が予測される冷凍車両と同じ温度で荷物を配送する冷凍車両を代替車の候補として選択する。また、例えば、代替車選択部104は、遅延が予測される配送先とその配送先への配送予定時刻に基づいて、同時間帯に遅延が予測される配送先へ荷物を配送する予定がある冷凍車両を代替車の候補として選択する。代替車選択部104が、配送先ごとに異なる代替車を選択してもよい。図4の例では、代替車選択部104は、冷凍車両40を代替車の候補として選択する。
次に中継地設定部105が、代替車の候補ごとに中継地の候補を設定する(ステップS14)。例えば、冷凍車両30が遅延すると予測され、冷凍車両40,50が代替車の候補として選択された場合、中継地設定部105は、冷凍車両30と冷凍車両40が荷物の積み替えを行う中継地と、冷凍車両30と冷凍車両50が荷物の積み替えを行う中継地と、を設定する。例えば、中継地設定部105は、冷凍車両30と冷凍車両40の中継地について、冷凍車両30と冷凍車両40が配送計画情報に基づいて移動した場合に冷凍車両30と冷凍車両40が所定の距離内に接近する範囲を特定し、その範囲内から、例えば、冷凍車両30,40の何れかの配送先などの配送ルート上の場所、図4で例示した場所Fのように配送計画情報に含まれていない場所、配送ルートから外れる場所であっても冷凍車両30と冷凍車両40が効率良く合流できる場所(例えば、冷凍車両30と冷凍車両40の両方が配送ルートから所定時間だけ逸脱すれば到着可能な場所)等を中継地の候補として設定する。次に説明するように中継地は、中継地以降の各配送先における到着時刻が最速となる場所や、その中継地で荷物の積み替えを行った場合の到着予測時刻と目標到着時刻との差が最小となる場所が選択される。
次に配送計画変更決定部106が、代替車および中継地の候補の中から、最終的な代替車および中継地を決定する処理を行う。まず、交通状況取得部102が、交通状況配信サーバ20から交通状況を示す情報を取得する(ステップS15)。
次に配送計画変更決定部106が、遅延が予測される冷凍車両30と代替車の候補として選択された冷凍車両40,50の現在の配送状況と道路状況から各配送先への到着予定時刻を予測する(ステップS16)。例えば、図4の例では、配送計画変更決定部106は、冷凍車両30と冷凍車両40と配送先A,D、場所Fのそれぞれで荷物の積み替えを行った場合の配送先B、C、Dへの配送予定時刻を予測する。また、配送計画変更決定部106は、配送先についても冷凍車両30が配送先Bへ配送し冷凍車両40が配送先Cへ配送する場合と、冷凍車両40が配送先Bと配送先Cへ配送する場合とで配送予定時刻の予測を行う。同様に配送計画変更決定部106は、冷凍車両50と冷凍車両50について設定された中継地についても配送予測時刻のシミュレーションを行う。
次に配送計画変更決定部106が、代替車と中継地と代替車の配送先を決定する(ステップS17)。配送計画変更決定部106は、候補として選択された代替車、中継地および代替車の配送先の組み合わせごとに算出した各荷物の配送予定時刻に基づいて、代替車等の決定を行う。例えば、配送計画変更決定部106は、ステップS12で特定した配送先ごとに配送予定時刻が最速となるときの代替車および中継地と代替車による配送先を決定する。又は、配送計画変更決定部106は、配送計画情報に指定された目標到着予定時刻と中継地で荷物の積み替えを行った場合の到着予定時刻との差が最も小さくなるときの代替車および中継地と代替車による配送先を決定する。図4の例では、配送計画変更決定部106は、配送先Dで冷凍車両30から冷凍車両40へ配送先Cに配送する荷物の積み替えを行って、配送先Bへは冷凍車両30が荷物の配送を行い、配送先Cへは冷凍車両40が荷物の配送を行うことを決定する。
次に配送計画管理部107が、配送計画変更決定部106が決定した内容で、配送計画情報を変更する(ステップS18)。図4の例の場合、配送計画管理部107は、図3A、図3Bに例示する配送計画情報を、それぞれ図5A、図5Bに例示する配送計画情報へ変更する。配送計画管理部107は、変更後の配送計画情報を記憶部108に書き込んで記憶させる。
次に配送計画管理部107は、変更後の配送計画情報を冷凍車両30と冷凍車両40へ通知する(ステップS19)。具体的には、配送計画管理部107は、通信部109へ配送計画変更決定部106が決定した内容で、配送計画情報を変更する(ステップS18)。図4の例の場合、配送計画管理部107は、図3A、図3Bに例示する配送計画情報を、それぞれ図5A、図5Bに例示する配送計画情報へ変更する。
本実施形態によれば、冷凍車両30による荷物の配送に遅延が生じる場合でも、配送中の他の冷凍車両40等に積み替えて配送することにより、荷物の配送遅れを防ぐことができる。また、遅延すると予測される冷凍車両30と近い温度の荷物を配送する冷凍車両40等を選択して、代替配送を行うので、荷物に要求される温度管理を維持し、品質の低下を防ぐことができる。
図7は実施形態に係る配送計画変更システムのハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。
上述の配送計画変更装置10、制御装置31〜51は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
なお、配送計画変更装置10、制御装置31〜51の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各機能部による処理を行ってもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、CD、DVD、USB等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。なお、配送計画変更装置10は、複数のコンピュータ900によって構成されていても良い。
以上のとおり、本開示に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
各実施形態に記載の配送計画変更装置10、配送計画変更方法およびプログラムは、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る配送計画変更装置10は、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両30と複数の他の冷凍車両40、50の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両40、50のうち前記第1の冷凍車両30の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両30と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両40を、前記第1の冷凍車両30の代替車として選択する代替車選択部104、を備える。
(2)第2の態様に係る配送計画変更装置10は、(1)の配送計画変更装置10であって、前記代替車選択部104は、前記複数の他の冷凍車両40,50のうち、配送の遅延が予測される前記荷物を、前記第1の冷凍車両30よりも早く配送先へ配送できる前記第2の冷凍車両40を前記代替車として選択する。
(3)第3の態様に係る配送計画変更装置10は、(1)から(2)のいずれか1つの配送計画変更装置10であって、前記第1の冷凍車両30の配送計画を定めた第1の配送計画情報と、前記第2の冷凍車両40の配送計画を定めた第2の配送計画情報と、に基づいて、前記第1の冷凍車両と前記第2の冷凍車両が前記配送の遅延が予測される荷物の積み替えを行う中継地(配送先A、D、場所F)を設定する中継地設定部105、をさらに備える。
(4)第4の態様に係る配送計画変更装置10は、(3)の配送計画変更装置10であって、前記中継地設定部105が、前記第1の配送計画情報に含まれる荷物の配送先A,B、Cおよび前記第2の配送計画情報に含まれる荷物の配送先E,D、Cの中から前記中継地(配送先A,D)を設定する。
(5)第5の態様に係る配送計画変更装置10は、(3)の配送計画変更装置10であって、前記中継地設定部105が、前記第1の配送計画情報および前記第2の配送計画情報に含まれる荷物の配送先以外の場所(場所F)を前記中継地として設定する。
(6)第6の態様に係る配送計画変更装置10は、(1)から(5)のいずれか1つの配送計画変更装置10であって、前記中継地(配送先A,D、場所F)で荷物の積み替えを行って前記配送の遅延が予測される荷物を配送したときの配送予定時刻に基づいて、前記中継地Dを決定する配送計画変更決定部106、をさらに備える。
(7)第7の態様に係る配送計画変更装置10は、(1)から(6)のいずれか1つの配送計画変更装置10であって、前記第1の冷凍車両30が走行するエリアの交通状況を示す情報を取得する交通状況取得部102と、前記第1の冷凍車両が前記配送計画情報に定められた配送予定時刻よりも遅延することを予測する遅延予測部103と、をさらに備える。
(8)第8の態様に係る配送計画変更装置10は、(1)から(7)のいずれか1つの配送計画変更装置10であって、前記第2の冷凍車両が前記配送の遅延が予測される荷物を配送するように前記配送計画情報を変更する配送計画管理部107、をさらに備える。
(9)第9の態様に係る配送計画変更方法は、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する。
(10)第10の態様に係るプログラムは、コンピュータを、第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する手段、として機能させる。
1・・・配送計画変更システム
10・・・配送計画変更装置
20・・・交通状況配信サーバ
30、40、50・・・冷凍車両
31、41、51・・・制御装置
101・・・配送状況取得部
102・・・交通状況取得部
103・・・遅延予測部
104・・・代替車選択部
105・・・中継地設定部
106・・・配送計画変更決定部
107・・・配送計画管理部
108・・・記憶部
109・・・通信部

Claims (10)

  1. 第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する代替車選択部、
    を備える配送計画変更装置。
  2. 前記代替車選択部は、前記複数の他の冷凍車両のうち、配送の遅延が予測される前記荷物を、前記第1の冷凍車両よりも早く配送先へ配送できる前記第2の冷凍車両を前記代替車として選択する、
    請求項1に記載の配送計画変更装置。
  3. 前記第1の冷凍車両の配送計画を定めた第1の配送計画情報と、前記第2の冷凍車両の配送計画を定めた第2の配送計画情報と、に基づいて、前記第1の冷凍車両と前記第2の冷凍車両が前記配送の遅延が予測される荷物の積み替えを行う中継地を設定する中継地設定部、
    をさらに備える請求項1または請求項2に記載の配送計画変更装置。
  4. 前記中継地設定部が、前記第1の配送計画情報に含まれる荷物の配送先および前記第2の配送計画情報に含まれる荷物の配送先の中から前記中継地を設定する、
    請求項3に記載の配送計画変更装置。
  5. 前記中継地設定部が、前記第1の配送計画情報および前記第2の配送計画情報に含まれる荷物の配送先以外の場所を前記中継地として設定する、
    請求項3に記載の配送計画変更装置。
  6. 前記中継地で荷物の積み替えを行って前記配送の遅延が予測される荷物を配送したときの配送予定時刻に基づいて、前記中継地を決定する配送計画変更決定部、
    をさらに備える請求項3から請求項5の何れか1項に記載の配送計画変更装置。
  7. 前記第1の冷凍車両が走行するエリアの交通状況を示す情報を取得する交通状況取得部と、
    前記第1の冷凍車両が前記配送計画情報に定められた配送予定時刻よりも遅延することを予測する遅延予測部と、
    をさらに備える請求項1から請求項6の何れか1項に記載の配送計画変更装置。
  8. 前記第2の冷凍車両が前記配送の遅延が予測される荷物を配送するように前記配送計画情報を変更する配送計画管理部、
    をさらに備える請求項1から請求項7の何れか1項に記載の配送計画変更装置。
  9. 第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する、
    配送計画変更方法。
  10. コンピュータを、
    第1の冷凍車両による荷物の配送に遅延が予測される場合に、前記第1の冷凍車両と複数の他の冷凍車両の配送計画を定めた配送計画情報に基づいて、前記複数の他の冷凍車両のうち前記第1の冷凍車両の設定温度との差が所定の許容範囲内にある第2の設定温度で荷物を配送し、当該荷物の配送中に前記第1の冷凍車両と所定の距離内に接近する機会がある第2の前記冷凍車両を、前記第1の冷凍車両の代替車として選択する手段、
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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