JP2021060366A - 圧力計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造コストの抑制と精度の向上とを両立できる圧力計を提供する。【解決手段】ブルドン管10と、ブルドン管の基端が外周部に接続固定されるブルドン管支持体11と、指針軸27ブルドン管の管先の変動を指針軸まで伝達させる伝達機構部20Aを備えた内機20と、ブルドン管支持体が立設された基板14と、基板を貫通する流通経路13cを内蔵する外部接続部材13と、ブルドン管支持体と外部接続部材とを接続する連通管12と、を具備する圧力計100は、ブルドン管が内機を取り囲む平面において、内機の指針軸を中心点Xとして、ブルドン管が配置される角度範囲を第1の角度範囲a1とし、第1の角度範囲とは異なる角度範囲を第2の角度範囲a2とすると、第2の角度範囲a2に内機の伝達機構部20Aとブルドン管支持体11とが配置され、ブルドン管支持体11は内機20を支持するように構成されることを特徴とする。【選択図】図7

Description

本発明は圧力計に関し、特に、ブルドン管を備えた圧力計の構造に関する。
一般に、ブルドン管を圧力検知手段として備える圧力計では、流体の圧力変化に応じて生ずるブルドン管の変形が連結リンクや歯車等よりなる内機と呼ばれる伝達機構を介して指針へ伝達され、この指針によって流体圧が表示される。多くの場合、ブルドン管は流体を導入する株と呼ばれるフレーム部に接続されて円弧状に湾曲して伸び、先端が閉塞された構造を備えている。ブルドン管の先端は連結リンク機構を介して歯車機構に連結され、歯車機構が指針に回転運動を伝達する。歯車機構にはひげぜんまい(渦巻スプリング)等の弾性保持手段が付加され、この弾性保持手段が指針の位置を安定させるようになっている。
従来のブルドン管式圧力計としては、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1の図9には、角柱状のフレーム3が固定板2の上に固定され、フレーム3の側部にブルドン管4の基端が接続固定されているとともに、フレーム3の上部に内機の取付板と文字板7が固定されている。このフレーム3は加工に時間がかかるので圧力計の製造コストが増大してしまうという問題があった。
この問題を解決するために本願出願人は特許文献2に係る圧力計を考案した。特許文献2の図1と図2には、円柱の如き回転体状の基端側固定部材11が支持板14の板面上に固定され、この基端側固定部材11の側部にブルドン管の基端が接続固定されている。このブルドン管によって囲まれる内側に内機が配置されており、この内機は支持板14の板面上に2本の支柱15,16を介して支持されている。この2本の支柱15,16は平面から見て内機の指針軸を中心としてブルドン管が配置された第1の角度範囲に位置しており、この第1の角度範囲と異なる第2の角度範囲に内機の伝達機構部が配置されている。この伝達機構部はブルドン管の管先変動を指針軸まで伝達させるものである。
特許2857311号公報 特許6046438号公報
特許文献2に係る圧力計は、基端側固定部材11が回転体状であるので、角柱状のフレームを用いる場合に比べて、圧力計の製造コストを低減できるが、内機を支持する2本の支柱15,16が第1の角度範囲に位置しており、内機の伝達機構部が配置される第2の角度範囲に位置していないことにより、この2本の支柱15,16は内機の伝達機構部の近くで内機を支持していないので、内機の伝達機構部が変形して内機の伝達抵抗が大きくなり誤差が生じるおそれがあるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、圧力計の製造コストの抑制と精度の向上とを両立できる圧力計を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の圧力計は、ブルドン管と、前記ブルドン管の基端が外周部に接続固定されるブルドン管支持体と、前記ブルドン管によって取り囲まれており、回転可能に軸支された指針軸、及び、前記ブルドン管の管先に接続され、前記管先の変動を前記指針軸まで伝達させる伝達機構部を備えた内機と、前記ブルドン管支持体が立設された基板と、前記基板を貫通する流通経路を内蔵する外部接続部材と、前記ブルドン管支持体と前記外部接続部材とを接続して前記ブルドン管の内部と前記外部接続部材の前記流通経路とを連通させる連通管と、を具備する圧力計であって、前記ブルドン管が前記内機を取り囲む平面において、前記内機の前記指針軸を中心として、前記ブルドン管が配置される角度範囲を第1の角度範囲とし、前記第1の角度範囲とは異なる角度範囲を第2の角度範囲とすると、前記第2の角度範囲に前記内機の前記伝達機構部と前記ブルドン管支持体とが配置され、前記ブルドン管支持体は前記内機を支持するように構成されることを特徴とする。
この発明によれば、圧力計は、ブルドン管と、前記ブルドン管の基端が外周部に接続固定されるブルドン管支持体と、前記ブルドン管によって取り囲まれており、回転可能に軸支された指針軸、及び、前記ブルドン管の管先に接続され、前記管先の変動を前記指針軸まで伝達させる伝達機構部を備えた内機と、前記ブルドン管支持体が立設された基板と、前記基板を貫通する流通経路を内蔵する外部接続部材と、前記ブルドン管支持体と前記外部接続部材とを接続して前記ブルドン管の内部と前記外部接続部材の前記流通経路とを連通させる連通管と、を具備する圧力計であって、前記ブルドン管が前記内機を取り囲む平面において、前記内機の前記指針軸を中心として、前記ブルドン管が配置される角度範囲を第1の角度範囲とし、前記第1の角度範囲とは異なる角度範囲を第2の角度範囲とすると、前記第2の角度範囲に前記内機の前記伝達機構部と前記ブルドン管支持体とが配置され、前記ブルドン管支持体は前記内機を支持するように構成されることにより、前記ブルドン管支持体は外周部に前記ブルドン管の基端が接続固定されて前記ブルドン管を支持するとともに、前記内機を支持するので、つまり、前記ブルドン管支持体が1つで前記ブルドン管と前記内機との両方を支持して、前記ブルドン管の支持体と前記内機の支持体とを兼用するので、圧力計の部品点数が低減されて圧力計の製造コストを抑制できるとともに、前記ブルドン管支持体が前記第2の角度範囲に配置されるので、前記ブルドン管支持体が前記第1の角度範囲に配置される場合に比べて、前記ブルドン管支持体を前記内機の前記伝達機構部に近づけて前記内機を支持でき、前記伝達機構部の変形が抑制されて圧力計の精度を向上できる。
本発明において、前記第2の角度範囲における前記ブルドン管支持体と前記内機の前記伝達機構部との間に配置され、前記基板に立設して前記内機を支持するように構成された支持体をさらに有することが好ましい。この発明によれば、前記第2の角度範囲における前記ブルドン管支持体と前記内機の前記伝達機構部との間に配置され、前記基板に立設して前記内機を支持するように構成された支持体をさらに有することにより、前記内機が前記ブルドン管支持体と前記支持体との2つで支持されるとともに、前記支持体が前記ブルドン管支持体よりも前記内機の前記伝達機構部に近い位置で前記内機を支持するので、前記内機が前記ブルドン管支持体のみで支持される場合に比べて、前記伝達機構部の変形をさらに抑制できる。
本発明において、前記ブルドン管支持体と前記支持体とはそれぞれの基端部が前記基板に接続固定されるとともに、それぞれの先端部が前記内機に接続固定されることが好ましい。この発明によれば、前記ブルドン管支持体と前記支持体とはそれぞれの基端部が前記基板に接続固定されるとともに、それぞれの先端部が前記内機に接続固定されるので、前記内機を前記ブルドン管支持体と前記支持体との2つを介して前記基板に強固に固定できる。
本発明において、前記支持体は複数設けられていることが好ましい。この発明によれば、前記支持体は複数設けられているので、前記支持体が1つ設けられる場合に比べて、前記内機をより強固に支持できる。
本発明において、前記ブルドン管支持体は回転体形状の外形を備えることが好ましい。この発明によれば、前記ブルドン管支持体は回転体形状の外形を備えるので、旋盤等を用いて前記ブルドン管支持体を容易に製造でき、製造コストを低減できる。前記回転体形状は例えば円筒状又は円柱状である。
本発明において、前記支持体は回転体形状の外形を備えることが好ましい。この発明によれば、前記支持体は回転体形状の外形を備えるので、旋盤等を用いて前記支持体を容易に製造でき、製造コストを低減できる。前記回転体形状は例えば円筒状又は円柱状である。
以上、説明したように本発明によれば、ブルドン管支持体がブルドン管と内機との2つを支持するとともに、指針軸を平面の中心点としてブルドン管が配置された第1の角度範囲とは異なる第2の角度範囲にブルドン管支持体を配置して、ブルドン管支持体を内機の伝達機構部に近づけてブルドン管支持体によって内機を支持させるので、圧力計の製造コストの抑制と精度の向上とを両立できるという優れた効果を奏し得る。
本発明に係る実施形態の圧力計の一部切り欠き斜視図である。 本実施形態の圧力計の分解斜視図である。 本実施形態の圧力計を図1の仮想平面Sで切断した縦断面図である。 図3の二点鎖線iで囲まれる部分の拡大図である。 圧力計からケースと前面カバーと表示板と指針を取り外した状態を示す一部切り欠き断面斜視図である。 図5の二点鎖線iiで囲まれる部分の拡大図である。 圧力計からケースと前面カバーと表示板と指針を取り外した状態を示す平面図である。 ブルドン管とブルドン管支持体を示す分解斜視図である。 基板と外部接続部材とブルドン管を下側から見た状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態の圧力計について詳細に説明する。図1は本発明に係る実施形態の圧力計の一部切り欠き斜視図である。図2は本実施形態の圧力計の分解斜視図である。図1と図2に示すように、圧力計100は、流体の圧力を検出するためのブルドン管10と、このブルドン管10の変位を伝達する内機20と、この内機20に接続された指針31と、この指針31と内機20との間に配置され目盛32aが表示された表示板32と、上記の各部材を収容するケース33と、ケース33の前面部に装着されて指針31及び表示板32を視認可能となる態様で覆う透明な前面カバー34とを有する。
なお、図中において、矢印Uで示す方向を上側とし(図1〜図6と図8〜図9では紙面の上側であり、図7では紙面の表側である。)、矢印Dで示す方向を下側とする(図1〜図6と図8〜図9では紙面の下側であり、図7では紙面の背後側である。)。矢印UとDで示す方向を上下方向とする。この上下方向は圧力計100の軸線Oに沿って延びる方向と同一に設定されている。この上下方向は相対的な位置関係を示すものであり、重力方向に対する絶対的な位置関係を示すものではない。
図8は本実施形態のブルドン管とブルドン管支持体を示す分解斜視図である。図8に示すように、上記ブルドン管10は金属等の弾性素材からなり、両端部に基端開口10b及び先端開口10cを備えた平面視C字状の中空の管体10aと、この管体10aの先端開口10cに接続された管先部材10dとを有する。管体10aは矢印UとDで示す上下方向に伸びる長円状又は楕円状の断面形状を備えており、管体10aの上記先端開口10cは上下方向に伸びる長円状又は楕円状の開口形状を備える。管先部材10dは上下方向に伸びる円柱状の如く回転体形状であり、外周部に凹部10eを備えるとともに、上部に係合部10fを備える。この凹部10eの開口は上下方向に伸びる長円状又は楕円状であり、管体10aの断面形状又は管体10aの先端開口10cの開口形状に対応する形状を備える。管体10aの先端開口10cは管先部材10dの凹部10eの中に挿入されて、管体10aの先端開口10cと管先部材10dの凹部10eとが接合される。具体的には、半田付け、ろう付け、溶接などが管体10aの先端開口10cの全周に亘って管先部材10dに対して施されて先端開口10cが密封される。管先部材10dの係合部10fは管先部材10dの軸線回りに周回する環状溝であり、内機20と連結可能に構成されている。
ブルドン管10における管体10aの基端開口10bはブルドン管支持体11に接続される。管体10aの基端開口10bは先端開口10cと同様に上下方向に伸びる長円状又は楕円状の開口形状を備える。ブルドン管支持体11は上下方向に伸びる円柱状の如く回転体形状であり、内部に通気孔11aが内蔵される。この通気孔11aはブルドン管支持体11の外周部の互いに異なる位置に管体側開口11bと連通側開口11cとがそれぞれ形成されている。これら管体側開口11bと連通側開口11cは連通している。上記管体側開口11bは上下方向に伸びる長円状又は楕円状であり、管体10aの断面形状又は管体10aの基端開口10bの開口形状に対応する形状を備える。管体10aの上記基端開口10bはブルドン管支持体11の上記管体側開口11bに挿入されて、管体10aの基端開口11bとブルドン管支持体11の管体側開口11bとが接合される。具体的には、半田付け、ろう付け、溶接などが管体10aの基端開口10bの全周に亘ってブルドン管支持体11に対して施されて、管体10aとブルドン管支持体11が接続固定される。一方、ブルドン管支持体11の上記連通側開口11cは円状であり、管体側開口11bの開口より小さい開口を備える。この連通側開口11cには円管状の連通管12の一端が挿入されて、半田付け、ろう付け、溶接などにより接合される。ブルドン管支持体11の下側の端部には突起11dが一体形成されている。
図2に戻って、ブルドン管支持体11は基板14の上側の板面上に接続固定される。具体的には、ブルドン管支持体11の突起11dが基板14の板面に設けられた貫通孔に上側から挿入又は圧入され、この状態でカシメ加工等を施してブルドン管支持体11と基板14が接合される。この基板14は平板であり、板面が上下方向(軸線Oに沿う方向)に対して略直交している。すなわち基板14は略水平姿勢となっている。この状態において、ブルドン管支持体11の外周部にブルドン管10の管体10aが取り付けられているので、ブルドン管10は基板14の板面上に所定間隔を空けて配置されている。言い換えると、ブルドン管10と基板14は上下方向の上側と下側にそれぞれ配置されており、ブルドン管10と基板14の間に隙間が設けられている。
図3は本実施形態の圧力計を図1の仮想平面Sで切断した縦断面図である。図5は圧力計からケースと前面カバーと表示板と指針を取り外した状態を示す一部切り欠き断面斜視図である。図3と図5に示すように、基板14には外部接続部材13が接続固定されている。この外部接続部材13は上下方向に伸びる略円柱状の如く回転体形状であり、接続部13aと、接続部13aから上側へ突出する上部13bと、内蔵された通気経路13cとを有する。接続部13aは他の器具と連結可能に構成されており、接続部13aの下側の外周部には雄ねじ13fが形成されている。上部13bは接続部13aより小さい外径を備えている。通気経路13cは接続部13aから上部13bまで上下方向に伸びており、接続部13aの下側の端部には外側開口13dが形成されているとともに、上部13bの外周部には内側開口13eが形成されている。この外側開口13dと内側開口13eは連通している。外部接続部材13は上部13bを基板14に設けられた貫通孔に下側から挿入又は圧入し、この状態でカシメ加工等を施して基板14に接合される。このため、外部接続部材13と基板14は側面から見て十字状に連結され、接続部13aが基板14の下側に配置され、上部13bが基板14を上下方向に貫通して上部13bの一部が基板14の上側に突出している。上部13bの内側開口13eは基板14の上側に配置されており、円形であり、連通管12の他端が挿入されて半田付け、ろう付け、溶接などが施されて連通管12が外部接続部材13と接合される。
以上により、外部接続部材13と連通管12とブルドン管支持体11とブルドン管10とが連結されて、外部接続部材13の通気経路13cと連通管12とブルドン管支持体11の通気孔11aとブルドン管10の内部とが連通する。このため、空気やガス等の流体が外部接続部材13の外側開口13dから入ると、外部接続部材13の通気経路13cと連通管12とブルドン管支持体11の通気孔11aとを順次通ってブルドン管10の内部まで到達して、ブルドン管10の管体10aを弾性変形させるようになっている。
図9は基板と外部接続部材と連通管とブルドン管支持体とブルドン管との連結を下側から見た状態を示す斜視図である。図9に示すように、外部接続部材13は圧力計100の軸線Oと平行に伸びている。図示例では、外部接続部材13の図示しない軸線が圧力計100の軸線Oと一致している。このため、圧力計100の軸線Oが外部接続部材13の通気経路13cの中と外側開口13dの中とを通過している。ブルドン管10の管体10aは、圧力計100の軸線Oの回りに円弧状に湾曲しており、下側から見て外部接続部材13を取り囲んでいる。
ここで、基板14は平面(上下方向)から見て一部に切り欠きを備えた円形であり、外周部に円弧状に湾曲した湾曲縁14aと、直線状に伸びる平坦縁14bとを有する。この平坦縁14bから外側へブルドン管10の管体10aの一部が張り出している。この管体10aの張り出し部分10abは外部接続部材13の下側開口13dを中心として円弧状に湾曲している。このため、下側開口13dの位置と管体10aの張り出し部分10abの円弧形状とを下側から観察することによって、ブルドン管10の管体10aの真円度とブルドン管10の取り付け位置の位置ずれを容易に確認できるようになっている。
図1と図2に戻って、基板14の上側の板面上には支持体15が接続固定されている。図2に示すように、この支持体15は後述する内機20を支持するためのものであり、ブルドン管支持体11と同様に上下方向に伸びる円柱状の如く回転体形状であり、上下方向(長手方向)の長さがブルドン管支持体11の上下方向(長手方向)の長さと略同一であり、下側の端部には突起15dが一体形成されている。支持体15はブルドン管支持体11と異なり通気孔が内蔵されていない。この支持体15は、突起15dを基板14の板面に設けられた貫通孔に上側から挿入又は圧入して、この状態でカシメ加工等を施して基板14に接合される。なお、支持体15の上下方向(長手方向)の長さがブルドン管支持体11の上下方向(長手方向)の長さと略同一とは、支持体15とブルドン管支持体11との上下方向(長手方向)の長さが同一であることと、互いに近いこととの両方を含む。
内機(伝達機構)20は、第1の取付板21と、この第1の取付板21に対して支柱22a,22bを介して接続される第2の取付板23とを有する。第1の取付板21と第2の取付板23とは所定間隔を空けて上下に配置されている。上側の第1の取付板21は下側の第2の取付板23より幅広に形成されており、ブルドン管支持体11と支持体15との双方の上部に接続固定される。具体的には、ブルドン管支持体11と支持体15の上部には上下方向に穿孔された上穴11f、15fが形成され、ブルドン管支持体11と支持体15の上に第1の取付板21を載置した状態で、ボルトやねじ等の第1の締結具Aa、Abを第1の取付板21の貫通孔に挿通させてブルドン管支持体11と支持体15の上穴11f、15fにねじ込む。これにより、第1の取付板21がブルドン管支持体11と支持体15の双方に接合され、内機20がブルドン管支持体11と支持体15の2本で支持される。このため、内機20がブルドン管支持体11の1本で支持される場合に比べて、より強固に保持される。なお、ブルドン管支持体11の上穴11fから流体の漏洩を防止するために上穴11fと内部の通気孔11aとは連通していないことが望ましい。
図7は圧力計からケースと前面カバーと表示板と指針を取り外した状態を示す平面図である。図7に示すように、ブルドン管10の内側に内機20が配置されている。言い換えると、内機20はブルドン管10の管体10aよって取り囲まれている。内機20の指針軸27の中心を中心点Xとすると、ブルドン管10の管体10aは上記中心点Xの回りに円弧状に周回している。ブルドン管10の管体10aと管先部材10dが配置される上記中心点Xの回りの角度範囲を第1の角度範囲a1とすると、ブルドン管支持体11は外周部からブルドン管10の管体10aが伸びているので、第1の角度範囲a1とは異なる第2の角度範囲a2に配置され、ブルドン管10と同じ角度範囲に配置されていない。このため、ブルドン管支持体11はブルドン管10の大きさや形状の影響を受けることがない。なお、分かり易くするために第1の角度範囲a1に薄墨を付し、第2の角度範囲a2に薄墨を付していない。
このブルドン管支持体11と同様に、支持体15は第2の角度範囲a2に配置されており、第1の角度範囲a1に配置されていない。この第1の角度範囲a1にはブルドン管10が配置されており、第2の角度範囲a2にブルドン管10が配置されていない。このため、支持体15はブルドン管10の大きさや形状の影響を受けることがない。
この支持体15はブルドン管支持体11と内機20の伝達機構部20Aとの間に配置されており、ブルドン管支持体11より伝達機構部20Aの近くに配置される。言い換えると、支持体15はブルドン管支持体11より伝達機構部20Aの近くで内機20を支持する。これにより、内機20の支持剛性を高めることができる。ここで、この伝達機構部20Aは一点鎖線で囲まれた部分であり、ブルドン管10の管先の変位を指針軸24までの伝達する機構のことであり、第2の角度範囲a2に配置されている。具体的には、伝達機構部20Aは後述する連結リンク24とセクター25とピニオン26のことである。
図2に戻って、内機20の第1の取付板21の上には表示板32が取り付けられる。具体的には、上記第1の締結具Aa、Abは上部に上下方向に穿孔された穴Aah、Abhが形成され、第1の締結具Aa、Abの上に表示板32を載置した状態で、ねじやボルト等の第2の締結具Ba、Bbを表示板32の貫通孔を挿通させて第1の締結具Aa、Abの穴Aah、Abhにねじ込む。これにより、表示板32と第1の締結具Aa、Abとが接合し、表示板32は第1の締結具Aa、Abを介してブルドン管支持体11と支持体15との双方の上に固定される。すなわち、表示板32はブルドン管支持体11と支持体15の2本によって支持される。
図4は図3の二点鎖線iで囲まれる部分の拡大図である。図6は図5の二点鎖線iiで囲まれる部分の拡大図である。図3乃至図6に示すように、内機20の第1の取付板21と第2の取付板23の間には、セクター25が回動可能に軸支され、このセクター25の入力端25aに連結リンク24の一端が回動可能に連結される。この連結リンク24の他端は、上記ブルドン管10の管先部材10dの係合部10fに回動可能に連結される。セクター25のセクターギア25bはピニオン26と噛み合う。このピニオン26は第1の取付板21と第2の取付板23との間に回転可能に軸支された指針軸27に取り付けられている。この指針軸27は圧力計100の軸線Oと平行に伸びている。図示例では、軸線Oが指針軸27の中心を通っている。ピニオン26の上側(第1の取付板21の側)には、ひげぜんまい(渦巻きスプリング)28が配置されており、このひげぜんまい28の一端が指針軸27に接続され、他端が第1の取付板21に固定されている。指針軸27は第1の取付板21と表示板32を貫通して指針31に取り付けられる。本実施形態では、指針31の指示位置は所定の流体圧が供給された状態のブルドン管10とひげぜんまい28の弾性バランスによって定まる。例えば、常圧がブルドン管10に供給されると、そのときのブルドン管10の弾性力とひげぜんまい28の弾性力とが釣り合うことによって指針31が0目盛を指すように構成される。ひげぜんまい28は弾性保持手段を構成し、ブルドン管10の弾性変形状態に応じて変化する指針31の指示位置(内機20の動作態様)を安定させるために指針軸27(内機20)に弾性保持力を与える。
図1と図3と図5に示すように、内機20における上側の第1の取付板21がブルドン管支持体11と支持体15の双方の上部に取り付けられて、内機20はブルドン管支持体11と支持体15から吊り下げられる。この状態において、内機20における下側の第2の取付板23と外部接続部材13の上部13b又は基板14との間には所定間隔が設けられる。図4と図6に示すように、この第2の取付板23の下側(基板14の側)にはダンパー装置29が取り付けられている。このダンパー装置29は指針軸27に回転抵抗を付与するものであり、小刻みに変動する圧力変動に起因する指針31の振動を緩和して指針31の圧力指示を読み取り易くするものである。指針軸27の下端部は第2の取付板23を貫通してダンパー装置29に接続している。このダンパー装置29は例えばオイルダンパーであり、具体的な構造としては例えば本願出願人の特許2648835号公報に開示されている。
上述のように構成された圧力計100は、流体が外部接続部材13の下端開口13dから入ると、外部接続部材13の通気経路13cと連通管12とブルドン管支持体11の通気孔11aとを通ってブルドン管10の内部に到達して、ブルドン管10の管体10aが弾性変形して管先部材10dが変位し、この管先部材10dの変位によって内機20の連結リンク24がセクター25を回動させて、このセクター25がピニオン26を回転させて指針軸27が回転するとともに指針31が回転するようになっている。
本実施形態においては、ブルドン管支持体11は、指針軸27を中心として、ブルドン管10が配置される角度範囲を第1の角度範囲a1とし、第1の角度範囲a1と異なる角度範囲を第2の角度範囲a2とすると、第2の角度範囲a2に配置されることにより、ブルドン管支持体11が第1の角度範囲a1に配置される場合に比べて、内機20の伝達機構部20Aの近くで内機20を支持できるので、伝達機構部20Aの変形を抑制して圧力計の精度を向上できる。
この実施形態においては、ブルドン管支持体11は、外周部にブルドン管10が接続固定されるとともに、上部に内機20が接続固定されることにより、ブルドン管支持体11の1本でブルドン管10と内機20との2つを支持して、ブルドン管支持体11が内機20の支持体を兼用するので、部品点数を低減でき製造コストを低減できる。
また、ブルドン管支持体11は、上記第2の角度範囲a2に配置され、ブルドン管10の大きさや形状の影響を受けない位置に配置されるので、圧力計100のブルドン管10を異なる大きさや形状のものに取り換えても圧力計100の全体構造を維持できる。すなわち、圧力計100のブルドン管10を異なる大きさや形状のものに取り換えるだけで多数の種類の圧力計を容易に製造できる。
この実施形態においては、ブルドン管支持体11と支持体15の2本で内機20を支持するので、ブルドン管支持体11の1本で内機20を支持する場合に比べて、内機20の支持剛性を高めることができる。
また、支持体15は、ブルドン管支持体11と伝達機構部20Aとの間に配置されて、ブルドン管支持体11より内機20の伝達機構部20Aに近づいた位置で内機20を支持するので、ブルドン管支持体11のみで内機20を支持する場合に比べて、伝達機構部20Aの変形をより抑制できる。
この実施形態においては、ブルドン管支持体11と支持体15との上部から内機20が吊り下げられ、内機20と外部接続部材13の上部13b又は基板14との間に隙間が設けられ、ダンパー装置29が内機20の下側(基板14の側)に取り付けられることにより、ダンパー装置29が内機20と外部接続部材13の上部13bとの間の隙間に配置されるので、基板上に内機を積み重ねる圧力計の構造に比べて、圧力計全体の厚みを増加させることなく、ダンパー装置29を設置できる。
また、ブルドン管支持体11と外部接続部材13と支持体15とは円筒状又は円柱状の如く回転体形状の外形を備えているので、旋盤等を用いて容易に加工でき、圧力計100の製造コストを低減できるとともに、圧力計100のリードタイム(lead time,受注から納品までの期間)を短縮できる。
尚、本実施形態の圧力計100は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ブルドン管支持体11と支持体15の2本で内機20を支持しているが、支持体15が存在しなくてもよく、ブルドン管支持体11の1本で内機20を支持してもよいし、支持体15が2本以上あってもよく、1本のブルドン管支持体11と2本以上の支持体15とで内機20を支持してもよい。
また、図1に示すように、本実施形態の圧力計100は、その軸線Oの方向に対して外部接続部材13の長手方向(軸線方向)が平行に設けられた、いわゆるD型である。つまり、本実施形態は本願発明をD型の圧力計に適用した例である。しかしながら、本願発明はD型の圧力計に限定されず、圧力計の軸線方向に対して外部接続部材の長手方向(軸線方向)が略直交する、いわゆるA型の圧力計にも適用できるし、それ以外の形状の圧力計にも適用できる。
なお、本実施形態の圧力計100に内蔵されたブルドン管10は、C字状に湾曲したC形ブルドン管であるが、ブルドン管10の形状は特に限定されず、うず巻き状に湾曲したスパイラル形ブルドン管でもよいし、つる巻き状に湾曲したヘリカル形ブルドン管でもよいし、それ以外の他の形状のブルドン管でもよい。
100…圧力計、10…ブルドン管、10a…管体、10ab…張り出し部分、10b…基端開口、10c…先端開口、10d…管先部材、10e…凹部、10f…係合部、11…ブルドン管支持体、11a…通気孔、11b…管体側開口、11c…連通側開口、11d,15d…突起、11f,15f…上穴、12…連通管、13…外部接続部材、13a…接続部、13b…上部、13c…通気経路、13d…外側開口、13e…内側開口、13f…雄ねじ、14…基板、14a…湾曲縁、14b…平坦縁、15…支持体、20…内機、20A…伝達機構部、21…第1の取付板、22a,22b…支柱、23…第2の取付板、24…連結リンク、25…セクター、25a…入力端、25b…セクターギア、26…ピニオン、27…指針軸、28…ひげぜんまい、29…ダンパー装置、31…指針、32…表示板、32a…目盛、33…ケース、34…前面カバー、Aa,Ab…第1の締結具、Aah,Abh…穴、Ba,Bb…第2の締結具、a1…第1の角度範囲、a2…第2の角度範囲、U,D…矢印、i,ii…二点鎖線、S…仮想平面、O…軸線、X…中心点。

Claims (6)

  1. ブルドン管と、
    前記ブルドン管の基端が外周部に接続固定されるブルドン管支持体と、
    前記ブルドン管によって取り囲まれており、回転可能に軸支された指針軸、及び、前記ブルドン管の管先に接続され、前記管先の変動を前記指針軸まで伝達させる伝達機構部を備えた内機と、
    前記ブルドン管支持体が立設された基板と、
    前記基板を貫通する流通経路を内蔵する外部接続部材と、
    前記ブルドン管支持体と前記外部接続部材とを接続して前記ブルドン管の内部と前記外部接続部材の前記流通経路とを連通させる連通管と、
    を具備する圧力計であって、
    前記ブルドン管が前記内機を取り囲む平面において、前記内機の前記指針軸を中心として、前記ブルドン管が配置される角度範囲を第1の角度範囲とし、前記第1の角度範囲とは異なる角度範囲を第2の角度範囲とすると、前記第2の角度範囲に前記内機の前記伝達機構部と前記ブルドン管支持体とが配置され、
    前記ブルドン管支持体は前記内機を支持するように構成されることを特徴とする圧力計。
  2. 前記第2の角度範囲における前記ブルドン管支持体と前記内機の前記伝達機構部との間に配置され、前記基板に立設して前記内機を支持するように構成された支持体をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の圧力計。
  3. 前記ブルドン管支持体と前記支持体とはそれぞれの基端部が前記基板に接続固定されるとともに、それぞれの先端部が前記内機に接続固定されることを特徴とする請求項2に記載の圧力計。
  4. 前記支持体は複数設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧力計。
  5. 前記ブルドン管支持体は回転体形状の外形を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力計。
  6. 前記支持体は回転体形状の外形を備えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の圧力計。
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