JP2021060214A - 測定装置、及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象物の形状、色、及び光沢等に依らず、対象物の形状を適正に測定可能な測定装置、及び測定方法を提供する。【解決手段】測定装置1は、対象物Wに対してスポット光を照射する光源部110と、スポット光が照射された対象物を撮像する撮像部120と、撮像部120で撮像された撮像画像に基づいて対象物Wの形状を算出する形状算出部33と、を備え、スポット光は、当該スポット光の進行方向に直交するPx方向及びPy方向を含む光断面で、Px方向及びPy方向に沿って光量が異なる複数の矩形パターンが並ぶパターンを有し、形状算出部33は、撮像画像の矩形パターンに対応するパターン小領域の配置位置を解析して、スポット光の照明中心を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、光源からの光を対象物に照射し、対象物で反射された光を撮像することで対象物の形状を測定する測定装置、及び測定装置の測定方法に関する。
従来、非接触で対象物の形状を測定する装置として、対象物に対してスポットレーザー光(以降、スポット光と略す)を照射して、対象物のスポット光が照射された照射領域を撮像部で撮像し、三角測量法の原理を用いて、対象物の形状を測定する測定装置が知られている(特許文献1参照)。このような三角測量法の原理を用いた測定装置では、スポット光の照明中心を正確に特定することで、測定精度を高めることができる。しかしながら、対象物の表面性状や形状によっては、スポット光の照射領域の形状が変化し、測定精度に影響を与える。
図9から図11は、従来の技術において、対象物Wに対して、光源91からスポット光を照射した際のスポット光の照射状態を示す図である。図9から図11において、(A)は、対象物Wの形状と対象物Wに対するスポット光の照射位置を示す図、(B)は、スポット光が照射された対象物を撮像部92で撮像した際の照射領域の画像(スポット画像)を示す図、(C)は、スポット画像における画像明度波形(受光分布波形)を示す図である。
例えば、図9のように、対象物Wが平面であり、平面に対して垂直にスポット光を照射する。この場合、照射領域が略円形となり、左右対称の受光分布波形が得られる。よって、照射領域のピーク点から、スポット光の照射中心を容易に求めることができる。
一方、図10に示すように、対象物Wの段差部にスポット光が照射されると、スポット照射領域の一部において、欠けが生じるので、光量分布が左右非対称となる。また、図11のように、対象物Wの表面が波打っていると、照射領域にも歪みが生じる。この場合も、光量分布が左右非対称となる。したがって、図10や図11の場合、適正に照射領域の中心を求めることができない。
そこで、特許文献1に記載の測定装置では、撮像された照射領域の画像(スポット画像)の受光分布(コントラストのスロープ)が左右対称となっているものを採用して形状測定を行い、左右非対称となる測定点は除外する。この場合、受光分布が左右対称となる画像のみにより対象物Wの形状が測定されるので、測定精度を向上させることが可能となる。
特開2012−137313号公報
しかしながら、対象物上で色変化がある場合や、対象物に光沢部分が存在する場合では、スポット光の照射位置が平面であっても、受光分布が左右対称とならない場合がある。よって、特許文献1に記載の測定装置では、対象物上で色が変化する箇所や、光沢物がある場所に対しても、受光分布が左右非対称と判定され、測定結果が除外されてしまう。すなわち、特許文献1では、測定可能な対象物の条件が限られてしまう、との課題がある。
本発明は、対象物の形状、色、及び光沢等に依らず、対象物の形状を適正に測定可能な測定装置、及び測定方法を提供することを目的とする。
本発明に係る測定装置は、対象物に対してスポット光を照射する光源部と、前記スポット光が照射された前記対象物を撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された撮像画像に基づいて前記対象物の形状を算出する形状算出部と、を備え、前記スポット光は、当該スポット光の進行方向に直交する第一方向と、前記進行方向及び前記第一方向に直交する第二方向とを含む光断面で、前記第一方向及び前記第二方向に沿って光量が異なる複数の分割部が並ぶパターンを有し、前記形状算出部は、前記撮像画像の前記分割部に対応する撮像分割部の配置位置を解析して、前記スポット光の照明中心を算出することを特徴とする。
本発明では、光源部から対象物に照射されるスポット光は、進行方向に対して直交する光断面において、光量が異なる複数の分割部が第一方向及び第二方向に並ぶパターンを有している。したがって、撮像部により、対象物のスポット光の照射領域(スポット照射領域)を撮像すると、撮像画像には、複数の分割部に対応した撮像分割部が含まれることになる。この際、対象物の表面性状や形状によってスポット光の形状が変化すると、各撮像分割部の形状や位置が変化する。したがって、形状算出部は、撮像画像内の各撮像分割部の形状や位置から、スポット光の照射領域での対象物の表面形状を判定することができ、スポット光の照射中心を算出することができる。
この場合、仮に、対象物に色変化や光沢部が存在して、スポット光の光量分布が変動しても、各撮像分割部の位置を解析できれば、スポット光の照明中心を求めることができる。すなわち、本発明では、対象物の形状や色、光沢に依らず、対象物の形状を適正に測定できる。
本発明の測定装置において、前記スポット光は、前記分割部として、光が照射される複数の明部と、前記光が照射されない複数の暗部とを含むことが好ましい。
このように、スポット光に、光が照射される明部と、光が照射されない暗部とが含まれることで、形状算出部は、各撮像分割部を容易に特定できる。つまり、スポット光が、第一光量で光を照射する第一光量領域と、第一光量よりも少ない第二光量で光を照射する第二光量領域とを含む構成とした場合、対象物の色変化や光沢物の有無によって、撮像画像内の第一光量領域の光量が減少する場合や、第二光量領域の光量が増大する場合がある。この場合、各撮像分割部を解析して特定することが困難となる。これに対して、本発明では、光が照射された明部であるか、照射されない暗部であるかを判定すればよい。したがって、撮像画像内の各撮像分割部を容易に特定することができる。
本発明の測定装置において、前記第一方向に沿って並ぶ前記分割部を第一パターン組とし、前記第二方向に沿って並ぶ前記分割部を第二パターン組とした際に、前記第二方向に並ぶ複数の前記第一パターン組に含まれる前記明部及び前記暗部の配置順は、前記第一パターン組毎にそれぞれ異なり、前記第一方向に並ぶ複数の前記第二パターン組に含まれる前記明部及び前記暗部の配置順は、前記第二パターン組毎にそれぞれ異なることが好ましい。
このように、第一パターン組に含まれる明部と暗部との並び順がそれぞれ異なり、かつ、第二パターン組に含まれる明部と暗部との並び順がそれぞれ異なることで、撮像画像において、スポット光の照射領域の画像(スポット画像)の形状が変形している場合でも、各撮像分割部の位置を容易に特定することができる。
つまり、第二方向に並ぶ複数の第一パターン組に含まれる分割部が同じ並び順である場合、第二方向に並ぶ各分割部の境界を特定することが困難となる。これに対して、上記のように、各第一パターン組がそれぞれ異なり、各第二パターン組がそれぞれ異なる場合、スポット画像の形状が変形した場合でも、各々の撮像分割部の位置を容易に特定することができる。
本発明の測定装置において、前記形状算出部は、前記撮像画像の各前記撮像分割部の光量のピーク位置を結ぶ複数の線により、前記対象物の前記スポット光が照射された照射領域の外形を判定し、前記照射領域の重心を前記スポット光の照明中心として算出することが好ましい。
撮像画像内の各撮像分割部の中心を結び、例えば第一方向に並ぶ撮像分割部の中心を結ぶ線、及び第二方向に並ぶ撮像分割部の中心を結ぶ線を形成することで、スポット画像の外形を把握することができる。また、対象物の面形状によって、スポット画像が大きく歪んでいる場合でも、スポット画像の外形を特定できるので、そのスポット画像の外形の重心を求めることで、スポット光の照明中心を算出できる。
本発明の測定方法は、対象物に対してスポット光を照射する光源部と、前記スポット光が照射された前記対象物を撮像する撮像部と、を備えた測定装置を用いて前記対象物の形状を測定する測定方法であって、前記光源部から前記スポット光を照射する照射工程、前記撮像部により前記対象物を撮像し、撮像画像に基づいて前記対象物の形状を算出する形状算出工程と、を含み、前記照射工程では、前記スポット光の進行方向に直交する第一方向、及び前記進行方向及び前記第一方向に直交する第二方向を含む光断面内で、前記第一方向及び前記第二方向に沿って光量が異なる複数の分割部が並ぶパターンを有する前記スポット光を照射し、前記形状算出工程は、前記撮像画像の前記分割部に対応する撮像分割部の配置位置を解析して、前記スポット光の照明中心を算出することを特徴とする。
本発明では、上述した測定装置と同様に、撮像部により、スポット光の照射領域を撮像し、撮像画像内のスポット画像での各撮像分割部の形状や位置に基づいて、照射中心を算出する。この場合、対象物の形状や色、光沢に依らず、スポット光の照射中心を容易に算出できる。また、複数の対象物の位置を測定することで、対象物の形状を測定することができる。
本発明に係る一実施形態の測定装置の概略構成を示す模式図。 本実施形態のスポット光のパターンの一例を示す図。 三角測量法の測定原理を示す図。 本実施形態の測定装置を用いた測定方法を示すフローチャート。 本実施形態において、対象物の表面形状とスポット画像の外形の一例を示す図。 本実施形態において、対象物の表面形状とスポット画像の外形の他の例を示す図。 本実施形態において、対象物の表面形状とスポット画像の外形の他の例を示す図。 変形例4に係る測定装置の概略構成を示す模式図。 従来の技術において、対象物に対して、光源からスポット光を照射した際のスポット光の照射状態を示す図。 従来の技術において、対象物に対して、光源からスポット光を照射した際のスポット光の照射状態を示す他の一例を示す図。 従来の技術において、対象物に対して、光源からスポット光を照射した際のスポット光の照射状態を示す他の一例を示す図。
以下、本発明に係る実施形態の測定装置について、詳細に説明する。
図1は、測定装置1の概略構成を示す模式図である。
測定装置1は、レーザー光を用いて、非接触で対象物Wの形状を測定する三次元測定装置であり、プローブヘッド10と、プローブヘッド10を任意の位置に移動させる移動機構20と、プローブヘッド10からの信号に基づいて対象物Wの形状を測定する制御部30と、を備えている。
以下、各構成について、それぞれ詳細に説明する。
[プローブヘッド10の構成]
プローブヘッド10は、図1に示すように、光源部110と、撮像部120とを備えている。
光源部110は、レーザー光源111と、平行化レンズ112と、回折光学素子113(DOE:Diffractive Optical Element)と、を含んで構成されている。
レーザー光源111は、対象物Wに照射する所定周波数のレーザー光を出射する光源である。
平行化レンズ112は、レーザー光源111から出射されたレーザー光を平行光にする。なお、レーザー光源111と平行化レンズ112との間に、レーザー光のビーム径を所定のスポット径に調整するレンズが設けられる構成としてもよい。
回折光学素子113は、平行化レンズ112により平行化されたレーザー光に、所定のパターンを形成して対象物Wに向かって出射する。
なお、ここでは、一例として、レーザー光源111、平行化レンズ112、及び回折光学素子113がこの順で配置される例を示すが、これに限定されない。例えば、光源部110は、レーザー光源111、拡大レンズ、第一平行化レンズ、回折光学素子113、収束レンズ、及び第二平行化レンズにより構成されていてもよい。この場合、レーザー光源111から出射されたレーザー光のビーム径を拡大レンズで拡大し、第一平行化レンズで平行光とした後、回折光学素子113でレーザー光にパターンを形成する。パターンが形成されたレーザー光は、収束レンズでビーム径が縮小された後、第二平行化レンズによって平行光とされ、対象物Wにスポット光として出射される。この場合、ビーム径が大きいスポット光を回折光学素子113に通すことができ、パターン形成をより精密にできる。
なお、回折光学素子113により成形されるスポット光のパターンについての詳細な説明は後述する。
撮像部120は、スポット光が照射された照射領域を含む対象物Wの表面を撮像する。この撮像部120は、図1に示すように、結像レンズ121と、撮像素子122とを備える。
結像レンズ121は、対象物Wからの画像光を撮像素子122に結像させる。
撮像素子122は、例えばCCD等のイメージセンサーにより構成され、結像レンズ121を透過した光を受光して、撮像画像を出力する。
[スポット光のパターン]
図2は、本実施形態のスポット光のパターンPの一例を示す図である。この図2では、レーザー光の進行方向に対して直交する光断面でのレーザー光のパターンPを示している。以降の説明において、レーザー光の進行方向に対して直交する一方向をPx方向(第一方向)、レーザー光の進行方向及びPx方向に対して直交する方向をPy方向(第二方向)とする。
本実施形態では、パターンPは、Px方向及びPy方向に沿って配列された複数の矩形パターンRxy(分割部)を備えている。例えば、図2の例では、Px方向にR1yからR5yの5個の矩形パターンRxyが配置され、Py方向に沿ってRx1からRx5の5個の矩形パターンが配置され、合計25個の矩形パターンRxyが含まれる。
各矩形パターンRxyは、撮像素子122により撮像された際に、1画素よりも大きくなるように形成されている。つまり、プローブヘッド10と対象物Wとを所定の最大距離だけ離して対象物Wにスポット光を照射し、対象物Wで反射されたスポット光の像を撮像素子122で撮像した際に、各々の矩形パターンRxyの光が撮像素子122の1画素以上に跨って受光されるように、回折光学素子113によるパターンPの形成が行われる。なお、最大距離は、測定装置1により形状測定が可能なプローブヘッド10と対象物Wとの距離であり、予め設定されている。
これらの矩形パターンRxyには、レーザー光が照射される光量が高い明部と、レーザー光が照射されない暗部と、が含まれる。つまり、各矩形パターンRxyは、明部及び暗部のいずれかとなる。
また、Px方向に並ぶ矩形パターンRxyを第一パターン組QXとすると、Py方向に、複数(本例では5つ)の第一パターン組QX〜QXが並ぶ。また、Py方向に並ぶ矩形パターンRxyを第二パターン組QYとすると、Px方向に、複数(本例では5つ)の第二パターン組QY〜QYが並ぶ。
ここで、Px方向に並ぶ矩形パターンRxyの並び順は、第一パターン組QX毎にそれぞれ異なる。例えば、図2の例では、y=1の第一パターン組QXは、明部、暗部、明部、暗部、明部の並び順となる。y=2の第一パターン組QXは、暗部、暗部、暗部、明部、暗部の並び順となる。y=3の第一パターン組QXは、暗部、暗部、明部、暗部、明部の並び順となる。y=4の第一パターン組QXは、暗部、明部、暗部、明部、暗部の並び順となる。y=5の第一パターン組QXは、明部、暗部、明部、暗部、暗部の並び順となる。
同様に、Py方向に並ぶ矩形パターンRxyの並び順は、第二パターン組QY毎にそれぞれ異なる。例えば、図2の例では、x=1の第二パターン組QYは、明部、暗部、暗部、暗部、明部の並び順となる。x=2の第二パターン組QYは、暗部、暗部、暗部、明部、暗部の並び順となる。x=3の第二パターン組QYは、明部、暗部、明部、暗部、明部の並び順となる。x=4の第二パターン組QYは、暗部、明部、暗部、明部、暗部の並び順となる。x=5の第二パターン組QYは、明部、暗部、明部、暗部、暗部の並び順となる。
[移動機構20の構成]
移動機構20は、プローブヘッド10を任意の位置に移動させる装置である。また、移動機構20には、プローブヘッド10の位置を検出するための図示略の位置検出センサーが設けられている。
移動機構20の具体的な構成は特に限定されず、例えば、多関節アームの先端にプローブヘッド10を保持させ、多関節アームの各アームの角度を変更可能な構成としてもよい。この場合、各アームの回転角度を検出するロータリーエンコーダー等の角度検出センサーを設ける。これにより、制御部30は、各アームのアーム長とアーム間の角度に基づいて、プローブヘッド10の位置や姿勢を算出することができる。
また、移動機構20として、プローブヘッド10をXYZ方向に移動させる門型フレームに保持させる構成としてもよい。つまり、移動機構20は、Y方向に移動可能なコラムと、コラムに保持されてX方向に平行なビームと、ビーム上をX方向に移動可能なスライダーと、スライダーに設けられて、Z方向に移動可能なヘッド保持部材とを備え、ヘッド保持部材にプローブヘッド10が保持される構成としてもよい。このような構成では、移動機構20は、コラムのY方向の位置を検出するYスケール、スライダーのX方向の位置を検出するXスケール、ヘッド保持部材のZ方向の位置を検出するZスケールを備える構成とすればよい。これにより、プローブヘッド10のXYZ座標を検出することができる。ヘッド保持部材に、プローブヘッド10の角度を変更する角度変更部を設けてもよく、この場合、角度変更部に角度検出センサーを設けることで、プローブヘッド10の姿勢を検出できる。
[制御部30の構成]
制御部30は、コンピューターにより構成されており、図示略のメモリや、メモリに記録された各種プログラムを実施する演算回路等を備えて構成されている。そして、この制御部30は、プローブヘッド10及び移動機構20に接続され、プローブヘッド10の撮像部120から出力される撮像画像と、移動機構20から出力されるプローブヘッド10の位置や姿勢と、に基づいて、対象物Wの形状を測定する。
具体的には、制御部30は、図1に示すように、プローブ制御部31、プローブ位置検出部32、形状算出部33として機能する。
プローブ制御部31は、プローブヘッド10の光源部110の点灯制御と、撮像部120の撮像制御を実施する。これにより、撮像部120から、スポット光の撮像画像が得られる。
プローブ位置検出部32は、移動機構20の位置検出センサーから入力された位置検出結果(例えば、ロータリーエンコーダー等の角度検出センサーの検出値や、XYZスケールの検出値)を受信する。そして、プローブ位置検出部32は、位置検出結果に基づいて、プローブヘッド10の三次元空間内の位置や姿勢(光源部110からのスポット光の出射方向)を算出する。
形状算出部33は、撮像部120で撮像された撮像画像に基づいて、スポット光の照明中心の画素を算出し、撮像画像の中心画素(結像レンズ121の焦点)から照明中心の画素までの距離を照明中心の位置として算出する。また、形状算出部33は、スポット光の照明中心の位置に基づいて、プローブヘッド10から対象物Wまでの距離Lを算出する。
図3は、三角測量法を用いた対象物Wの形状測定の測定原理を説明する図である。
図3に示すように、対象物Wが位置L1に位置する場合と、位置L2に位置する場合とでは、撮像素子122に入射するスポット光の位置が異なる。
したがって、形状算出部33は、結像レンズ121の焦点距離fと、光源部110と撮像部120との距離D(結像レンズ121のレンズ中心から照明光の光軸に垂線を下した際の垂線の長さ)と、撮像画像におけるスポット光の照明中心の位置xとを用いて、三角測量法により、プローブヘッド10から対象物Wまでの距離Lを、L=Df/xにより算出することができる。なお、形状算出部33による、スポット光の照明中心の位置xの算出方法については後述する。
また、形状算出部33は、プローブ位置検出部32により算出されたプローブヘッド10の位置及び姿勢と、プローブヘッド10から対象物Wまでの距離Lと、に基づいて、対象物Wのスポット光の照射中心位置の三次元座標を算出する。そして、形状算出部33は、対象物W上の複数点に対する測定により算出された三次元座標をつなぎ合わせることで、対象物Wの表面形状を測定する。
[測定方法]
次に、上記のような測定装置1を用いた対象物Wの形状測定方法について説明する。
図4は、本実施形態の測定装置1を用いた測定方法を示すフローチャートである。
測定装置1により対象物Wの形状を測定する場合、移動機構20が、プローブヘッド10を、対象物Wの測定点に対向する位置に移動させる(ステップS1)。
プローブ位置検出部32は、プローブヘッド10の移動により、移動機構20からプローブの位置検出結果を受信し、プローブヘッド10の位置や姿勢を算出する(ステップS2)。
次に、プローブ制御部31は、プローブヘッド10を制御して、光源部110から対象物Wに、パターンが形成されたスポット光を照射させ、撮像部120で対象物Wの表面で拡散された光を撮像して撮像画像を取得する(ステップS3;照射工程)。
そして、形状算出部33は、ステップS3で得られた撮像画像から、スポット光の照明中心の位置xを算出する形状算出工程を実施する。
図5から図7は、対象物の表面形状とスポット画像の外形を示す図であり、(A)は、対象物Wの形状とスポット光の照射位置を示し、(B)は、撮像画像におけるスポット画像の一例を示す。
具体的には、本実施形態の形状算出部33は、撮像画像から、スポット光が照射された照射領域の画像(スポット画像)を特定し、さらに、そのスポット画像を解析して、スポット光の各矩形パターンRxyに対応するパターン小領域Rxy´(撮像分割部)を特定する(ステップS4)。本実施形態では、各矩形パターンRxyが、明部または暗部のいずれかであるので、例えば微分フィルター等を適用してエッジ検出を行うことで、明部及び暗部の境界を容易に特定できる。また、上記のように、各第一パターン組QXに含まれる各矩形パターンRxyの並び順、各第二パターン組QYに含まれる各矩形パターンRxyの並び順がそれぞれ異なり、各パターン組に含まれる矩形パターンRxyが明部であるか暗部であるかは、既知の情報となる。したがって、仮に対象物Wの表面に色変化の境界線や光沢部があり、1つの明部内で拡散光の光量差が生じていたとしても、周囲の各パターン小領域Rxy´が特定できていれば、光量差が発生しているパターン小領域Rxy´も特定できる。
そして、形状算出部33は、各パターン小領域Rxy´のうち、明部の中心点、つまり受光量(輝度)のピーク位置を検出して、パターン線で結ぶ(ステップS5)。例えば、図5から図7に示すように、第一パターン組QXに対応する第一パターン線I、第二パターン組QYに対応する第二パターン線J、及びパターンPの対角線に対応する第三パターン線K1,K2を形成する。これにより、撮像画像内のスポット画像から、対象物Wにおいてスポット光が照射された照射領域の面形状を判定することが可能となる。
例えば、対象物Wの表面が平面であり、対象物Wの平面に対して垂直にスポット光を照射している場合では、図5のように、各第一パターン線Iが平行、各第二パターン線Jが平行、かつ、第一パターン線Iと第二パターン線Jとが直交する。
また、対象物Wの表面に段差がある場合、図6のように、段差を境界として、プローブヘッド10からの距離が長くなる一方側の面での各パターン小領域Rxy´のサイズが、プローブヘッド10からの距離が短くなる他方側の面での各パターン小領域Rxy´に対して小さくなる。よって、図6(B)に示すように、第一パターン線Iの間隔が、徐々に小さくなる。或いは、明部の中心位置によっては、段差(境界)を境にして第一パターン線Iが折れ線状となる。なお、図6の例は、スポット光のPx方向に対して段差がある例だが、Py方向に対して対象物Wに段差がある場合は、第二パターン線Jの間隔が徐々に小さく(大きく)なったり、折れ線状となったりする。
さらに、対象物Wの表面が波打っている場合等では、図7(B)のように、スポット画像の外形が歪み、各パターン小領域Rxy´も歪む。その結果、第一パターン線Iが曲線となる。なお、図7の例は、スポット光のPx方向に対して対象物Wの表面が波打つ例であるが、Py方向に対して波打っている場合は、第二パターン線Jが曲線となる。また、Px方向及びPy方向の双方に対して曲面が形成されている対象物Wに対しては、第一パターン線I及び第二パターン線Jの双方が曲線になる場合もある。
この後、形状算出部33は、各パターン線I,J、K1,K2に基づいて判定される、スポット光の照射中心の画素と、撮像画像の中心画素との距離を、照明中心の位置xとして算出する(ステップS6)。例えば、形状算出部33は、各パターン線I,J、K1,K2により検出されるスポット画像の重心を、スポット光の照明中心の画素として算出し、撮像画像の中心画素(結像レンズ121の焦点)から照明中心の画素までの距離を、照明中心の位置xとして算出する。
なお、本実施形態では、5×5のパターン小領域Rxy´のうち、中心に位置するパターン小領域R33´が明部である。よって、形状算出部33は、パターン小領域R33´のピーク位置をスポット光の照明中心の画素として算出してもよい。
以上により、撮像画像において、スポット光の照明中心の位置xが算出されると、形状算出部33は、結像レンズ121の焦点距離fと、光源部110と撮像部120との距離Dと、位置xとを用いて、L=Df/xにより、プローブヘッド10から対象物Wのスポット光の照明中心までの距離Lを算出する(ステップS7)。
また、形状算出部33は、ステップS2で得られたプローブヘッド10の位置及び姿勢と、ステップS7により算出された距離Lとに基づいて、対象物Wの測定点(スポット光の照射中心)に対する、三次元空間での位置座標を算出する(ステップS8)。
以上のステップS1からステップS8の処理を複数の測定点に対して実施することで、対象物Wの表面上の複数の測定点に対する位置座標が得られる。したがって、形状算出部33は、これらの測定点の位置座標をつなぎ合わせることで、対象物Wの表面形状を測定することができる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態の測定装置1は、対象物Wに対してスポット光を照射する光源部110と、スポット光が照射された対象物Wを撮像する撮像部120とを有するプローブヘッド10を有する。また、測定装置1は、撮像部120で撮像された撮像画像に基づいて対象物Wの形状を算出する形状算出部33として機能する制御部30を備える。光源部110から照射されるスポット光は、当該スポット光の光断面において、Px方向及びPy方向に沿って光量が異なる複数の矩形パターンRxyが並ぶパターンPを有する。そして、形状算出部33は、各矩形パターンRxyに対応する撮像画像のパターン小領域Rxy´の配置位置を解析して、スポット光の照明中心を算出する。
このような本実施形態では、対象物Wの表面性状や表面形状によって、スポット光の照射領域の外形が変化すると、各パターン小領域Rxy´の形状や位置も変化する。したがって、形状算出部33は、撮像画像内の各パターン小領域Rxy´の形状や位置を解析することで、スポット光の照射領域における、対象物Wの表面形状を判定することができ、スポット光の照明中心を適正に算出できる。この場合、仮に、対象物Wの表面上に色変化部分や光沢部分があり、スポット光の光量分布が変動しても、撮像画像内の各パターン小領域Rxy´の形状や位置を解析できれば、スポット光の照明中心を求めることができる。すなわち、本発明では、対象物の形状、色、光沢に依らず、対象物の形状を適正に測定できる。
本実施形態では、スポット光は、矩形パターンRxyとして、光が照射される複数の明部と、光が照射されない複数の暗部とを含む。
このように、スポット光が明部と暗部とにより構成されることで、形状算出部33は、各パターン小領域Rxy´を容易に特定できる。
つまり、スポット光が、複数の矩形パターンRxyが、光量が異なる複数の明部により構成されている場合、例えば、第一光量を有する第一矩形パターンと、第二光量を有する第二矩形パターンとを含む場合、対象物Wに色変化や光沢物があると、各パターン小領域Rxy´の光量差が縮まって、各パターン小領域Rxy´を特定することが困難となる。これに対して、本実施形態のように、パターンPが、光が照射される明部と、光が照射されない暗部とにより構成される場合では、対象物Wに色変化や光沢物があっても、各パターン小領域Rxy´を容易に特定できる。
本実施形態では、パターンPは、Px方向に沿った複数の第一パターン組QXを有し、複数の第一パターン組QXは、矩形パターンRxyのPx方向に沿った並び順がそれぞれ異なる。同様に、パターンPは、Py方向に沿った複数の第二パターン組QYを有し、複数の第二パターン組QYは、矩形パターンRxyのPy方向に沿った並び順がそれぞれ異なる。
この場合、対象物Wの面形状によってスポット画像の外形が変形している場合でも、撮像画像における各パターン小領域Rxy´の位置を容易に特定できる。
つまり、Py方向に並ぶ各第一パターン組QXに含まれる矩形パターンRxyが同じ並び順である場合、撮像画像において、Py方向に並ぶ各パターン小領域Rxy´の境界を特定することが困難となる。また、パターンPにおいて、明部と暗部とが千鳥格子状に配置される場合、例えば、対象物Wの形状によって、スポット光の照射領域が変形した際に、どのパターン小領域Rxy´が、どの矩形パターンRxyに対応しているのかが特定しにくい。
これに対して、上記のように、各第一パターン組QXがそれぞれ異なり、各第二パターン組QYがそれぞれ異なる場合、照射領域の形状が変形しても、各々のパターン小領域Rxy´の位置を容易に特定することができる。
本実施形態では、形状算出部33は、撮像画像の明部に相当する各パターン小領域Rxy´の光量のピーク位置を結んだパターン線I,J,K1,K2を形成して、照射領域の外形を判定し、照明領域の外形の重心をスポット光の照明中心として算出する。
これにより、各パターン線I,J,K1,K2により、照射領域の外形を精度よく判定することができ、その照射領域の重心を、スポット光の照明中心とすることで、照明領域が複雑な形状に変形している場合でも、容易に照明中心を算出できる。
[変形例]
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
[変形例1]
上記実施形態では、スポット光のパターンPとして、5×5の矩形パターンRxyが配列される例を示した。これに対して、パターンに含まれる矩形パターンRxyは、より多くてもよく、少なくてもよい。例えば7×7の矩形パターンRxyを有するパターンを用いてもよい。また、Px方向に並ぶ矩形パターンRxyの数と、Py方向に並ぶ矩形パターンRxyの数とが異なっていてもよい。例えば、5×7の矩形パターンRxyが配列したパターンPであってもよい。
さらには、図2において、各々の矩形パターンRxyのPx方向の幅とPy方向の幅がそれぞれ同じである例を示したが、Px方向の幅とPy方向の幅とが異なっていてもよい。
上記実施形態では、図2のように、パターンに含まれる複数の分割部が矩形状を有する矩形パターンRxyである例を示したが、これに限定されない。例えば、正六角形状パターンや正八角形状パターンが互いに隣接してハニカム構造に構成されるパターンであってもよい。
[変形例2]
上記実施形態において、スポット光のパターンPを構成する矩形パターンRxyは、明部及び暗部のいずれかとしたが、パターンPが、光量が異なる複数種の分割部により構成されていてもよい。例えば、パターンPは、第一光量を有する第一光量部と、第一光量とは異なる第二光量を有する第二光量部とが配置されることで構成されてもよい。
また、矩形パターンRxyの色がそれぞれ異なっていてもよい。例えば赤色部と青色部とを配置することでパターンPが構成されてもよく、3色以上の分割部を配置してパターンPを構成してもよい。
さらに、上記実施形態のように、パターンPが明部と暗部とのいずれかにより構成され、かつ、明部が、第一光量部と第二光量部とを含む構成としてもよく、明部が、赤色部と青色部とを含む構成としてもよい。
[変形例3]
上記実施形態では、複数の第一パターン組QXにおいて、それぞれ明部及び暗部の並び順が異なり、複数の第二パターン組QYにおいて、それぞれ明部及び暗部の並び順が異なる例を示したが、これに限定されない。例えば、隣り合う第一パターン組QXで、明部及び暗部の配置順が異なり、隣り合う第二パターン組QYで、明部及び暗部の配置順が異なるパターンであってもよい。例えば、明部及び暗部が千鳥格子状に配置される構成等が例示できる。
[変形例4]
上記実施形態のプローブヘッド10では、光源部110から出射された光が、直接対象物Wに照射される例であるが、光源部110から照射された光の進行方向を揺動させてもよい。
図8は、変形例4に係る測定装置の概略構成を示す模式図である。
図8に示す測定装置1Aでは、プローブヘッド10Aは、光源部110から出射したレーザー光(スポット光)をミラー131で反射させ、反射されたスポット光を走査部132に入射させる。走査部132は、例えば、ガルバノミラーであり、入射したスポット光の反射方向を所定の面内で振り、スポット光を揺動させる。
また、走査部132には、対象物Wで反射されたスポット光も入射され、走査部132により反射されたスポット光が結像レンズ121を介して撮像素子122に入射する。つまり、図8の例では、走査部132は、対象物Wに向かって照射されるスポット光の進行方向、及び、対象物Wで反射されたスポット光の反射方向を同期して変更する。
このような測定装置1Aでは、所定面内でスポット光を揺動させることで、対象物Wの表面でスポット光を走査させることが可能となり、対象物Wの表面の広範囲の形状測定を効率よく実施することができる。
本発明は、対象物に対してスポット光を照射し、対象物に形成されたスポット光のパターンを撮像して、スポット光の照明中心を求める測定装置に利用することができる。
1…測定装置、10…プローブヘッド、20…移動機構、30…制御部、31…プローブ制御部、32…プローブ位置検出部、33…形状算出部、110…光源部、111…レーザー光源、112…平行化レンズ、113…回折光学素子、120…撮像部、121…結像レンズ、122…撮像素子、I…第一パターン線、J…第二パターン線、K1…第三パターン線、K2…第三パターン線、P…パターン、QX…第一パターン組、QY…第二パターン組、Rxy´…パターン小領域(撮像分割部)、Rxy…矩形パターン(分割部)、W…対象物。

Claims (5)

  1. 対象物に対してスポット光を照射する光源部と、
    前記スポット光が照射された前記対象物を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された撮像画像に基づいて前記対象物の形状を算出する形状算出部と、を備え、
    前記スポット光は、当該スポット光の進行方向に直交する第一方向と、前記進行方向及び前記第一方向に直交する第二方向とを含む光断面で、前記第一方向及び前記第二方向に沿って光量が異なる複数の分割部が並ぶパターンを有し、
    前記形状算出部は、前記撮像画像の前記分割部に対応する撮像分割部の配置位置を解析して、前記スポット光の照明中心を算出する
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 請求項1に記載の測定装置において、
    前記スポット光は、前記分割部として、光が照射される複数の明部と、前記光が照射されない複数の暗部とを含む
    ことを特徴とする測定装置。
  3. 請求項2に記載の測定装置において、
    前記第一方向に沿って並ぶ前記分割部を第一パターン組とし、前記第二方向に沿って並ぶ前記分割部を第二パターン組とした際に、
    前記第二方向に並ぶ複数の前記第一パターン組に含まれる前記明部及び前記暗部の配置順は、前記第一パターン組毎にそれぞれ異なり、
    前記第一方向に並ぶ複数の前記第二パターン組に含まれる前記明部及び前記暗部の配置順は、前記第二パターン組毎にそれぞれ異なる
    ことを特徴とする測定装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の測定装置において、
    前記形状算出部は、前記撮像画像の各前記撮像分割部の光量のピーク位置を結ぶ複数の線により、前記対象物の前記スポット光が照射された照射領域の外形を判定し、前記照射領域の重心を前記スポット光の照明中心として算出する
    ことを特徴とする測定装置。
  5. 対象物に対してスポット光を照射する光源部と、前記スポット光が照射された前記対象物を撮像する撮像部と、を備えた測定装置を用いて前記対象物の形状を測定する測定方法であって、
    前記光源部から前記スポット光を照射する照射工程、
    前記撮像部により前記対象物を撮像し、撮像画像に基づいて前記対象物の形状を算出する形状算出工程と、を含み、
    前記照射工程では、前記スポット光の進行方向に直交する第一方向、及び前記進行方向及び前記第一方向に直交する第二方向を含む光断面内で、前記第一方向及び前記第二方向に沿って光量が異なる複数の分割部が並ぶパターンを有する前記スポット光を照射し、
    前記形状算出工程は、前記撮像画像の前記分割部に対応する撮像分割部の配置位置を解析して、前記スポット光の照明中心を算出する
    ことを特徴とする測定方法。
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