JP2021059448A - 搬送装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送回転体へのシートの受け渡しタイミングのずれを低減する。【解決手段】搬送装置20は、シートを搬送する搬送手段134と、搬送手段134によって搬送されるシートを検知するシート検知手段21と、搬送手段134によって搬送されるシートを所定の受取位置Aで受け取る受取部30を有する搬送回転体131と、シートがシート検知手段21によって検知されてから受取位置Aへ到達するまでの間で、シート検知手段21によるシートの検知タイミングに基づいて、搬送手段134の搬送速度を制御する制御部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、搬送装置及び画像形成システムに関する。
従来、シートを搬送する搬送装置において、シリンダやドラムなどの搬送回転体にグリッパなどの把持部を設け、把持部によってシートを把持した状態で搬送回転体を回転させてシートを目的の場所に搬送する技術が知られている。
この種の技術に関するものとして特許文献1がある。特許文献1には、搬送ドラムに設けられたグリッパによってシートとしての用紙の先端を掴み、用紙を画像記録部やインク乾燥部などへ搬送する搬送手段について記載されている。
ところで、上記のような把持部が設けられた搬送回転体を備える搬送手段において、搬送回転体にシートを受け渡す際、シートの受け渡しタイミングにずれがあると、シートの先端が所定の把持位置に到達できずに受け渡しに失敗したり、反対にシートが進み過ぎて先端が把持部などに突き当たって変形したりするといった問題がある。
そこで、本発明は、搬送回転体へのシートの受け渡しタイミングのずれを低減できる搬送装置、及び斯かる搬送装置を備える画像形成システムを提供することを目的とする。
本発明は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記シートを検知するシート検知手段と、前記搬送手段によって搬送される前記シートを所定の受取位置で受け取る受取部を有する搬送回転体と、前記シートが前記シート検知手段によって検知されてから前記受取位置へ到達するまでの間で、前記シート検知手段による前記シートの検知タイミングに基づいて、前記搬送手段の搬送速度を制御する制御部と、を備える搬送装置である。
本発明によれば、搬送回転体へのシートの受け渡しタイミングのずれを低減できる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成システムの概略構成図である。 第1の渡し胴及びグリッパの斜視図である。 第1の渡し胴及びグリッパの側面図である。 シートの搬送が再開されてからシートが受取位置に搬送されるまでの制御フローを示す図である。 搬送速度の制御方法を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る画像形成システムの概略構成図である。 搬送装置の平面図である。 搬送動作を説明するための図である。 搬送動作を説明するための図である。 搬送動作を説明するための図である。 搬送動作を説明するための図である。 搬送動作を説明するための図である。 搬送動作を説明するための図である。 位置ずれ量の算出方法を説明するための図である。 位置ずれ量の算出方法を説明するための図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成システム1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、シート供給装置11と、前処理装置12と、画像形成装置13と、乾燥装置14と、冷却装置15と、反転装置16と、シート排出装置17と、搬送装置20と、制御部50と、操作部53と、を備えている。
シート供給装置11には、シートを積載するシートカセット111と、シートカセット111からシートを給送する給送装置112と、給送されたシートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対113と、が設けられている。シートカセット111に積載された複数のシートは、給送装置112によって1枚ずつ分離された後、搬送ローラ対113によって前処理装置12へ送られる。
前処理装置12は、画像形成前のシートに所定の前処理を行う装置である。具体的に、前処理装置12は、インクと反応して滲みを抑制する薬剤などの処理液を塗布する処理液塗布装置120を備えている。また、前処理装置12には、シート供給装置11から搬送されてきたシートを処理液塗布装置120に搬送するための第1の搬送経路121と、処理液塗布装置120を経由したシートを表裏反転させて再び処理液塗布装置120に搬送するための第2の搬送経路122と、処理液塗布装置120を経由せずにシートを画像形成装置13へ搬送するための第3の搬送経路123と、が設けられている。また、これらの搬送経路121〜123には、シートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対124と、搬送されるシートを検知するシート検知手段としての複数のシートセンサ125a〜125cと、が設けられている。
シートに処理液を塗布する場合は、第1の搬送経路121を通してシートを処理液塗布装置120へ搬送する。このとき、シートは第1の搬送経路121上に設けられたシートセンサ125aによって検知されることで一旦停止され、その後、所定のタイミングで処理液塗布装置120へ搬送される。そして、処理液塗布装置120によってシートの片面に処理液が塗布された後、シートは画像形成装置13へと搬送される。
また、両面に処理液を塗布する場合は、上記片面に処理液が塗布されたシートを第2の搬送経路122へ搬送する。第2の搬送経路122ではシートがスイッチバックされることで、シートが表裏反転した状態で処理液塗布装置120へ再送される。このとき、シートは第2の搬送経路122上に設けられたシートセンサ125bによって検知されることで一旦停止され、その後、所定のタイミングで処理液塗布装置120へ搬送される。そして、処理液塗布装置120によってシートの裏面に処理液が塗布され、シートは画像形成装置13へと搬送される。
また、処理液を塗布せずにシートを画像形成装置13へ搬送する場合は、第3の搬送経路123を通してシートを搬送する。この場合、シートは第3の搬送経路123上に設けられたシートセンサ125cによって検知されることで一旦停止され、その後所定のタイミングで画像形成装置13へ搬送される。
画像形成装置13には、シートにインクを吐出して画像を形成する画像形成部としてのインク吐出部130と、シートを搬送する搬送回転体としての第1の渡し胴131、搬送ドラム132、及び第2の渡し胴133と、シートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対134と、が設けられている。
インク吐出部130は、複数色のインクを吐出してシートに画像を形成するものであり、複数色に対応した複数の液体吐出ヘッド135を備える。液体吐出ヘッド135は、吐出孔(ノズル)から液体を吐出・噴射する機能部品である。液体吐出ヘッド135が吐出するインクとしては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどである。これ以外にも、白色、金色、銀色などの特殊なインクを液体吐出ヘッド135が吐出する構成としてもよい。また、インクの他に表面コート液のような画像を構成しない液体などを吐出する液体吐出ヘッド135を配置してもよい。
複数の液体吐出ヘッド135は、画像情報に応じた駆動信号によりそれぞれ吐出動作が制御される。なお、シートに形成される画像は、文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターンなども含まれる。
前処理装置12から搬送されてきたシートは、搬送ローラ対134によって搬送され、第1の渡し胴131、搬送ドラム132、第2の渡し胴133の順で受け渡されていく。第1の渡し胴131、搬送ドラム132及び第2の渡し胴133は、いずれも軸方向に長いシリンダ状に構成されている。
第1の渡し胴131の周面には、シートの先端を把持して受け取るグリッパ30が設けられている。グリッパ30は、シートの先端を把持する把持部であり、シートを受け取る受取部でもある。
図2は、本実施形態に係る第1の渡し胴131及びグリッパ30の斜視図、図3は、その側面図である。
図2に示すように、グリッパ30は、回転軸31と、爪台32と、爪部33と、を備える。回転軸31には爪部33が櫛歯状に複数配置されており、回転軸31の回転によって複数の爪部33が同時に回転(揺動)する。爪台32は、爪部33の数に対応して第1の渡し胴131に複数配置されている。
グリッパ30の回転軸31の端部と筐体側には、爪部33を機械的に開閉するためのカム機構(カム及びカムフォロワ)が設けられている。図3に示すように、第1の渡し胴131の回転に伴ってグリッパ30がシートSを挟み込む受取位置に到達し、爪部33と爪台32との間にシートSの先端が進入すると、カム機構によって爪部33が爪台32に近づくように回転軸31が回転する。これにより、シートSの先端が爪部33と爪台32とによって挟まれて把持される。なお、回転軸31を回転させる構成は、機械的な手段に限定されるわけではなく、モータなどによって適宜のタイミングで回転軸31を回転させる構成としてもよい。
画像形成装置13に搬送されてきたシートは、グリッパ30によって先端が把持された状態で第1の渡し胴131の周面に巻き付き、搬送ドラム132との受け渡し位置まで搬送される。
図1に示すように、搬送ドラム132の周面にも第1の渡し胴131と同様のグリッパ136が配置され、第2の渡し胴133の周面にも同様のグリッパ137が配置されている。搬送ドラム132のグリッパ136は、第1の渡し胴131のグリッパ30に対して互い違いの櫛歯状に構成されており、互いに対向する位置でシートの受け渡しが行われる。また、第2の渡し胴133のグリッパ137と搬送ドラム132のグリッパ136も、互い違いの櫛歯状に構成されており、互いに対向する位置でシートの受け渡しが行われる。
搬送ドラム132の内側には吸引装置138が配置されている。搬送ドラム132の表面には複数の吸引孔が分散して形成されており、吸引装置138の起動によってシートを吸い込む吸引流が発生する。第1の渡し胴131から搬送ドラム132へ受け渡されたシートは、グリッパ136によって先端が把持されると共に、吸い込み気流によって搬送ドラム132の表面に吸着した状態で、搬送ドラム132の回転移動に伴って搬送される。
搬送ドラム132に担持されたシートが、インク吐出部130との対向領域を通過する際に、液体吐出ヘッド135から各色インクが吐出され、画像情報に応じた画像が形成される。画像が形成されたシートは、搬送ドラム132から第2の渡し胴133に送られる。第2の渡し胴133に送られたシートは、乾燥装置14に通じるベルトコンベア140に送られる。ベルトコンベア140には吸引装置が配置されており、シートは、吸引されながら乾燥装置14内を搬送される。
乾燥装置14には、ベルトコンベア140によって搬送されるシートを加熱して乾燥させる加熱装置141が設けられている。加熱装置141の加熱により、インク中の水分等の液分が蒸発し、シート上にインクが固着する。加熱装置141としては、シートに温風を吹き付ける温風ブロワや、シートに接触して加熱するヒートローラなどの公知の加熱装置を採用できる。加熱装置141によって乾燥されたシートは、ベルトコンベア140によって冷却装置15へ搬送される。
冷却装置15には、乾燥装置14で乾燥されたシートを冷却する冷却ファン151と、シートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対152と、が設けられている。冷却ファン151によって冷却されたシートは、搬送ローラ対152によって反転装置16へと送られる。
反転装置16には、片面印刷と両面印刷で経路を切り替える経路切換装置161と、シートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対163と、が設けられている。片面印刷の場合は、シートを反転させることなく、シートをシート排出装置17へ送る。一方、両面印刷の場合は、経路切換装置161が経路を切り換えてシートを反転経路162へ送る。反転経路162は、反転装置16から冷却装置15、乾燥装置14、画像形成装置13に渡って設けられており、反転経路162に送られたシートは裏返された状態で第1の渡し胴131に送られる。シートは、第1の渡し胴131に送られた後、表側の面と同様の画像形成処理がシートの裏面に行われる。
シート排出装置17には、反転装置16を通過したシートを収容する排出カセット171と、外部に排出されたシートを積載する排出トレイ172と、シートを搬送する搬送手段としての複数の搬送ローラ対173と、が設けられている。シート排出装置17に搬送されてきたシートは、排出カセット171又は排出トレイ172に送られる。
搬送装置20は、画像形成システム1を構成する各装置においてシートを搬送する各種搬送手段を有する。具体的には、シート供給装置11、前処理装置12、画像形成装置13、乾燥装置14、冷却装置15、反転装置16、シート排出装置17の各搬送経路に設けられた複数の搬送ローラ対113,124,134,152,163,173や、ベルトコンベア140などである。
制御部50は、搬送装置20及び画像形成システム1の各種の制御を行うコンピュータである。なお、制御部50の物理的な配置場所は特に限定されない。画像形成システム1の所定箇所に制御部50が配置されていてもよいし、通信によって離れた場所から画像形成システム1を制御する構成としてもよい。
操作部53は、タッチパネルディスプレイやボタンなどによって構成される。操作部53は、画像形成装置13に設けられていてもよいし、外部のコンピュータであってもよい。操作部53は、制御部50に電気的に接続されており、操作部53を通じて印刷開始の指示や画像形成する対象のシートの種類を設定可能になっている。
以上、画像形成システム1の全体的な構成について説明したが、画像形成システム1の構成は、適宜変更することができる。画像形成システム1を構成するシート供給装置11、前処理装置12、画像形成装置13、乾燥装置14、冷却装置15、反転装置16及びシート排出装置17は、互いに分離・連結可能に構成されており、例えば、前処理装置12、乾燥装置14、冷却装置15、反転装置16うちの一部を省略してもよい。また、複数枚のシートを綴じる処理を行う後処理装置をシート排出装置17に配置するなど、他の機能部を適宜追加してもよい。
上述のように、本実施形態に係る画像形成システム1においては、シート供給装置11から供給されたシートが、前処理装置12の所定の位置で一旦停止した後、所定のタイミングで搬送が再開されることで、シートは、第1の渡し胴131のグリッパ30とタイミングを合わせて搬送される。詳しくは、第1の渡し胴131に、その回転位置を検知する回転検知手段139(図1参照)が設けられており、この回転検知手段139の検知信号に基づき、上記制御部50が第1の渡し胴131の回転位置、すなわちグリッパ30の位置を把握できるように構成されている。そして、回転検知手段139の検知信号に加え、前処理装置12でのシートの停止位置からグリッパ30がシートを受け取る所定の受取位置A(図1参照)までの搬送距離、及びその間の搬送速度に基づいて、制御部50がシートの搬送再開タイミングを制御することで、グリッパ30の受取位置Aへの到達タイミングに合わせて、シートが当該受取位置Aに搬送される。
しかしながら、本実施形態においては、シートの停止位置からグリッパ30の受取位置Aまでの距離が長いため、搬送速度のばらつきなどによって受取位置Aへのシート到達タイミングにずれが生じることがある。そして、このようなずれが生じると、グリッパ30によってシートを精度良く把持できなかったり、シートの先端がグリッパ30に突き当たって変形したりする虞がある。
斯かる問題に対して、例えば、受取位置Aの直前でシートを停止させ、その後、グリッパ30とタイミングを合わせてシートの搬送を再開すれば、搬送タイミングのずれを解消することが可能である。しかしながら、シートを受取位置Aの直前で停止させると、シート搬送に要する時間が長くなり、生産性(印刷速度)が低下するため、好ましくない。
そこで、本実施形態では、シートを受取位置Aの直前で停止させることなくシートの搬送タイミングのずれを低減できるように、下記のような対策を講じている。
まず、本実施形態では、シートの搬送が再開されてからシートが受取位置Aに到達するまでの間でシート搬送の遅れ又は進みが生じているか否かを把握するため、図1に示すように、シートを検知するシート検知手段としてシートセンサ21が画像形成装置13に設けられている。このシートセンサ21は、シートの搬送が再開されてからシートが受取位置Aに到達するまでの間でシートを検知できればよいので、必ずしも画像形成装置13に設けられる必要はなく、前処理装置12に設けられていてもよい。すなわち、シートセンサ21の位置は、前処理装置12に設けられている各シートセンサ125a〜125cよりもシート搬送方向下流側であって、受取位置Aよりもシート搬送方向上流側であれば、適宜変更可能である。以下、シートセンサ21を「タイミングずれ検知センサ」と称し、シート搬送動作の制御について説明する。
図4は、シートの搬送が再開されてからシートが受取位置Aに搬送されるまでの制御フローを示す図である。
図4に示すように、本実施形態では、前処理装置12の所定位置からシートの搬送が再開されると、シートは画像形成装置13へ搬送され、その後、シートがタイミングずれ検知センサ21に到達したときに、搬送中のシートの先端がタイミングずれ検知センサ21によって検知される(Step1)。そして、タイミングずれ検知センサ21の検知信号が上記制御部50へ送られ、制御部50によって搬送タイミングのずれが算出される(Step2)。ここで言う「搬送タイミングのずれ」とは、シートがあらかじめ設定された基本制御に基づいて搬送された場合の、グリッパ30の受取位置到達タイミングに対するシートの受取位置到達タイミングのずれ(遅れ又は進み)のことである。搬送タイミングのずれは、タイミングずれ検知センサ21によるシートの検知タイミングと、タイミングずれ検知センサ21の位置から受取位置Aまでの搬送距離、及びその間の基本制御における速度情報に基づいて算出される。
その結果、搬送タイミングのずれが無かった場合は(Step3で「YES」の場合)、上記基本制御に基づいてシートを受取位置Aへ搬送する(Step4)。一方、搬送タイミングのずれがあった場合は(Step3で「NO」の場合)、そのずれが無くなる又は小さくなるように搬送速度を制御し、速度制御の修正を行う(Step5)。
図5を例に、具体的な搬送速度の制御方法について説明する。
図5では、シートが第1の渡し胴131に搬送されるにあたって、その搬送速度が途中でV1から第1の渡し胴131と同じ搬送速度V2に減速される例を示す(V1>V2)。すなわち、第1の渡し胴131よりもシート搬送方向上流側にある搬送ローラ対134は、初め第1の渡し胴131の搬送速度V2よりも速い搬送速度V1でシートを搬送し、途中で第1の渡し胴131と同じ搬送速度V2に減速してシートを搬送する。一方、第1の渡し胴131は一定の速度V2で回転している。なお、図5において、実線、点線又は二点鎖線で示す各搬送速度は、シートの先端が図の対応する位置を通過する際(時刻)の搬送速度を示している。
上記タイミングずれ検知センサ21によるシート検知の結果、搬送タイミングにずれが無かった場合は、図5中の実線で示すように、基本制御の時刻Tiのタイミングで、搬送ローラ対134の搬送速度の変更(V1からV2への変更)が開始される。この時刻Tiは、タイミングずれ検知センサ21の位置から受取位置Aまでの距離Lと、搬送速度V1及びV2から決定される理想的な速度変更の時刻である。従って、この場合、時刻Tiで搬送速度の変更を開始すれば、第1の渡し胴131のグリッパ30とタイミングがずれることなくシートを受取位置Aへ搬送することができる。
しかしながら、搬送タイミングに遅れがあった場合は、上記基本制御の時刻Tiで搬送速度の変更を開始すると、グリッパ30が受取位置Aに到達するタイミングにシートが間に合わない虞がある。そのため、搬送タイミングに遅れがあった場合は、図5中の点線で示すように、搬送速度の変更を、ずれが無い場合の時刻Tiよりも遅い時刻Tdで開始する。すなわち、搬送速度の変更タイミングを遅らせることで、速い搬送速度V1でシートを搬送する時間を長く確保し、搬送タイミングの遅れを低減する。
具体的に、遅れがあった場合の搬送速度の変更タイミングは、下記式(1)により算出することができる。式(1)において、Tdは遅れがあった場合の搬送速度の変更開始時刻、Tiはずれ(遅れ及び進み)が無かった場合の搬送速度の変更開始時刻、tは算出された搬送タイミングの遅れ時間、V1は変更前の搬送速度、V2は変更後の搬送速度である。なお、時刻Td及び時刻Tiは、任意に定めた基準時刻からの時間(例えば、タイミングずれ検知センサ21によってシートが検知された時刻Tsから各時刻Td,Tiまでの時間)で表すことができる。
Td=Ti+V2×t/(V1−V2)・・・・・(1)
また、上記タイミングずれ検知センサ21によるシート検知の結果、搬送タイミングに進みがあった場合は、図5中の二点鎖線で示すように、搬送速度の変更を、ずれが無い場合の時刻Tiよりも早い時刻Taで開始する。すなわち、搬送速度の変更タイミングを早めることで、速い搬送速度V1でシートを搬送する時間を短くし、搬送タイミングの進みを低減する。
進みがあった場合の搬送速度の変更タイミング(時刻Ta)は、下記式(2)により算出することができる。式(2)において、Taは進みがあった場合の搬送速度の変更開始時刻、tは算出された搬送タイミングの進み時間であり、他のTi、V1、V2は、上記式(1)中のものと同じである。なお、式(2)中の時刻Ta及び時刻Tiも、任意に定めた基準時刻からの時間(例えば、タイミングずれ検知センサ21によってシートが検知された時刻Tsから各時刻Ta,Tiまでの時間)で表すことができる。
Ta=Ti−V2×t/(V1−V2)・・・・・(2)
このように、タイミングずれ検知センサ21によるシート検知の結果、搬送タイミングにずれがあった場合は、ずれが無くなる又は小さくなるように、搬送速度の変更タイミングを調整して搬送速度を制御する。すなわち、搬送タイミングに遅れがあった場合は、搬送速度の変更タイミングを遅らせることで、速い搬送速度V1でシートを搬送する時間を長く確保し、搬送タイミングの遅れを無くす又は少なくすることができる。また、搬送タイミングに進みがあった場合は、反対に搬送速度の変更タイミングを早めることで、速い搬送速度V1でシートを搬送する時間を短くし、搬送タイミングの進みを無くす又は少なくすることができる。
また、上述の例とは異なり、シートが搬送速度V1からV2へ増速されて受取位置Aへ搬送される場合は(V1<V2)、上述の例とは逆の制御を行えばよい。すなわち、搬送タイミングに遅れがあった場合は、搬送速度の変更タイミングを早め、遅い搬送速度V1でシートを搬送する時間を短くすることで、搬送タイミングの遅れを無くす又は少なくすることができる。反対に、搬送タイミングに進みがあった場合は、搬送速度の変更タイミングを遅らせ、遅い搬送速度V1でシートを搬送する時間を長く確保することで、搬送タイミングの進みを無くす又は少なくすることができる。
また、基本制御において(搬送タイミングにずれが無い状態で)シートが一定の速度で搬送されるように設定されている場合は(V1=V2)、搬送タイミングのずれに応じて適当なタイミングで搬送速度を増速又は減速すればよい。その場合、搬送タイミングのずれ(遅れ又は進み)の度合いに応じて、増速又は減速する速度の大きさ(速度変化量)や、増速又は減速してから元の搬送速度に戻すまでの増速時間又は減速時間の長さを調整することで、搬送タイミングのずれを無くす又は少なくすることが可能である。
以上のように、本発明においては、シートがタイミングずれ検知センサ21によって検知されてから受取位置Aへ到達するまでの間で、タイミングずれ検知センサ21によるシートの検知タイミングに基づいて、搬送速度を制御することで、搬送タイミングのずれを低減することができるようになる。これにより、搬送タイミングの精度を向上させることができ、シートを良好に搬送することができるようになる。
また、上述の実施形態では、シートがタイミングずれ検知センサ21により検知された後、搬送を停止することなくシートが受取位置Aへ搬送されるので、生産性(印刷速度)を高めることができる。すなわち、本発明によれば、搬送タイミングのずれを解消するために、受取位置Aの直前でシートを停止させなくてもよいので、シートを一旦停止することによる生産性(印刷速度)の低下を回避することができる。さらに、搬送を停止せずにシートを連続して搬送する領域を、前処理が行われる前のシート停止位置から受取位置Aまでとすることで(前処理が行われる前にシートの搬送を一旦停止し、そのシートの搬送を再開した後、搬送を停止することなくシートを受取位置Aへ搬送することで)、シートに処理液を塗布後、シートの処理液塗布面に対して搬送ローラが擦れるのを防止できる。これにより、搬送ローラが擦れることによる処理液の塗布ムラの発生を防止でき、画像品質の低下を回避できるようになる。
図6は、本発明の他の実施形態に係る画像形成システムの概略構成図である。以下、本発明の他の実施形態について、主に上述の実施形態とは異なる部分について説明する。それ以外の部分は基本的に上述の実施形態と同様であるので説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態に係る搬送装置20は、搬送されるシートの位置を検知する位置検知手段としての3つのCIS101〜103と、シートを搬送しながらシートの位置を補正する補正手段としての補正ローラ対40と、を備えている。CISは、形状の小さいLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を光源に利用し、レンズを介してリニアセンサで画像を直接読み取るコンタクト・イメージ・センサ(Contact Image Sensor)と呼ばれるものである。
補正ローラ対40及び各CIS101〜103は、タイミングずれ検知センサ21よりもシート搬送方向下流側で、第1の渡し胴131よりもシート搬送方向上流側の位置に配置されている。また、3つのCIS101〜103のうち、シート搬送方向の最上流の第1のCIS101と、これよりも1つ下流側の第2のCIS102は、補正ローラ対40よりも上流側で、補正ローラ対40の1つ上流側の搬送ローラ対134よりも下流側の位置に配置されている。一方、シート搬送方向の最下流の第3のCIS103は、補正ローラ対40よりも下流側で、第1の渡し胴131よりも上流側の位置に配置されている。
図7は、本実施形態に係る搬送装置20の平面図である。
各CIS101〜103は、シート幅方向(シート搬送面内で搬送方向に交差又は直交する方向)に並ぶように配置された複数のラインセンサによって、図7に示すシートSの幅方向の一端側の側端部Saを検知する。そして、各CIS101〜103によって検知されたシートSの側端部Saの位置情報に基づいて、上記制御部50が、シートSの幅方向の位置ずれαと斜行の位置ずれβとを算出する。なお、幅方向の位置ずれα及び斜行の位置ずれβの具体的な算出方法については後述する。
補正ローラ対40は、互いに接触・離間可能な駆動ローラ及び従動ローラで構成されており、搬送中のシートSを挟持しながら、シートSの幅方向(図7中の矢印X方向)に移動したり、支軸41を中心にシート搬送面内で(図7中の矢印Y方向に)回転したりして、シートSの位置を変更する。これにより、シートSの幅方向の位置ずれαと斜行の位置ずれβとが補正される。本実施形態では、支軸41が補正ローラ対40の軸方向一端部側に設けられているが、支軸41は補正ローラ対40の軸方向中央位置に設けられていてもよい。
次に、図8〜図13に基づき、本実施形態における搬送動作について説明する。
まず、上述の実施形態と同様に、シートが前処理装置12から画像形成装置13へ搬送されると、シートは画像形成装置13の搬送ローラ対134によって搬送される。そして、シートがタイミングずれ検知センサ21によって検知され、搬送タイミングにずれがあった場合は、上述のように、そのずれに応じて搬送速度が制御される。
その後、シートは、図8(a)(b)に示すように、補正ローラ対40や各CIS101〜103に向かって搬送される。このとき、補正ローラ対40は、図8(a)に示すホームポジションに配置されると共に、互いに離間し、静止した状態で待機している。
図9(a)(b)に示すように、シートSの先端が第1のCIS101を通過し、さらに第2のCIS102に到達すると、第1のCIS101と第2のCIS102とによってシートSの側端部Saの位置が検知される(「第1位置検知」)。そして、これらのCIS101,102によって検知された位置情報に基づいて、幅方向の位置ずれαと斜行の位置ずれβとが算出される。
具体的には、図14に示すように、幅方向の位置ずれα(位置ずれ量)は、第2のCIS102によって検知されたシートSの側端部Saの位置と、あらかじめ設定された搬送基準位置Kと比較し、これらの間の幅方向の距離K1を算出することで得られる。また、斜行の位置ずれβ(位置ずれ量)は、第1のCIS101及び第2のCIS102によって検知されたシートSの側端部Saの位置の差から算出される。つまり、図14に示すように、シートSの先端が第2のCIS102に到達した時点で、第1のCIS101と第2のCIS102とによってシートSの側端部Saの位置を検知し、それぞれの側端部Saの位置と搬送基準位置Kとを比較して、これらの幅方向の距離K1,K2が算出される。そして、これらの幅方向距離K1,K2と、予め設定されている第1のCIS101と第2のCIS102との間の距離M1とから、tanβ=(K1−K2)/M1の式を用いて、斜行の位置ずれβが算出される。
各位置ずれα,βが算出されると、算出された各位置ずれα,βに基づいて、補正ローラ対40の動作が上記制御部50によって制御される。具体的には、算出された各位置ずれα,βに基づいて、補正ローラ対40が、幅方向(例えば図9中の矢印X1方向)と、シート搬送面内の回転方向(例えば図9中の矢印Y1方向)とに駆動される。これにより、補正ローラ対40がシートの先端に対して正対する「迎え動作」が行われる。
その後、補正ローラ対40が、所定のタイミングで互いに接触し回転駆動し始めると、図10(a)(b)に示すように、シートSが正対する補正ローラ対40に迎え入れられ、補正ローラ対40によってシートSが挟持されながら搬送される。また、このとき、上流側の搬送ローラ対134は互いに離間した状態となる。
続いて、図11(a)(b)に示すように、補正ローラ対40によってシートSが搬送されながら、補正ローラ対40を上記迎え動作とは反対方向(例えば図11の矢印X2方向及び矢印Y2方向)に駆動させる「戻し動作」が行われる。これにより、シートSの幅方向の位置ずれα及び斜行の位置ずれβが補正される。以下、この補正を「第1補正」という。
なお、斜行の位置ずれ補正が行われた結果、シートが図15中のSで示す位置からS´で示す位置へ移動すると、幅方向の位置ずれ量がαからα´に変化する。従って、この幅方向の位置ずれ量α´を予め算出しておくことで、より高精度な位置ずれ補正を行うことが可能である。ただし、幅方向の位置ずれ量α´は、斜行の位置ずれ補正をどの位置を基準に行うかによって変化する。
その後、図12(a)(b)に示すように、シートSの先端が第3のCIS103に到達すると、第2のCIS102と第3のCIS103とによってシートSの側端部Saの位置が検知される(「第2位置検知」)。そして、これらのCIS102,103によって検知された位置情報に基づき、上述の算出方法と同様の方法で、再度、幅方向の位置ずれαと斜行の位置ずれβとが算出される。そして、算出された各位置ずれα,βに基づいて、補正ローラ対40が、幅方向(図12中の矢印X3方向又は矢印X4方向)と、シート搬送面内の回転方向(図12中の矢印Y3方向又は矢印Y4方向)とに駆動される。これによりシートSの位置ずれが補正される。その後、シートSは、補正ローラ対40によって停止されることなく受取位置Aへ搬送される。
このように、本実施形態では、搬送タイミングのずれに応じて搬送速度の制御を行った後、シートの位置を補正する「第1補正」を行い、さらに、「第1補正」の後にシートの位置を補正する「第2補正」を行うことで、シートが搬送される間に生じる位置ずれを高度に解消することができる。これにより、シートをグリッパ30の受取位置Aへ高精度に搬送することができ、グリッパ30によってシートをより確実に把持することができるようになる。なお、このような「第2補正」は、シートが第2のCIS102と第3のCIS103を通過中であれば、所定の間隔で複数回行うことが可能である。
また、補正ローラ対40は、その搬送速度を変更できるように構成されていてもよい。その場合、シートセンサなどのシート検知手段の検知結果(検知タイミング)に基づいて補正ローラ対40の搬送速度を制御することで、より高いタイミング精度でシートを受取位置Aへ搬送することが可能である。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではない。上述の実施形態では、第1の渡し胴131などに設けられた受取部を、揺動することによりシートを把持するグリッパ30としているが、受取部は、シートを把持する構造以外のものであってもよい。
また、本発明が適用される画像形成装置は、図1に示すようなインクジェット式のものに限らず、現像剤としてのトナーを用いた電子写真式のものであってもよい。本発明を電子写真方式の画像形成装置にも適用することで、感光体上の画像又は中間転写ベルト上の画像をシートに転写する転写部へシートをタイミングよく搬送できるようになり、画像品質を向上させることが可能である。
さらに、本発明は、画像形成装置の適用に限定されるわけではなく、例えば、シートに折り処理を施すシート折り装置や、シートに検査処理を施すシート検査装置などにも適用可能である。また、シートは、材質を限定されるものではなく、紙のほか、プラスチックフィルム、布などであってもよい。
1 画像形成システム
12 前処理装置
13 画像形成装置
20 搬送装置
21 シートセンサ(シート検知手段)
30 グリッパ(受取部)
40 補正ローラ対(補正手段)
50 制御部
113 搬送ローラ対(搬送手段)
124 搬送ローラ対(搬送手段)
131 第1の渡し胴(搬送回転体)
132 搬送ドラム(搬送回転体)
133 第2の渡し胴(搬送回転体)
134 搬送ローラ対(搬送手段)
139 回転検知手段
140 ベルトコンベア(搬送手段)
152 搬送ローラ対(搬送手段)
163 搬送ローラ対(搬送手段)
173 搬送ローラ対(搬送手段)
A 受取位置
S シート
特開2012−157984号公報

Claims (10)

  1. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記シートを検知するシート検知手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記シートを所定の受取位置で受け取る受取部を有する搬送回転体と、
    前記シートが前記シート検知手段によって検知されてから前記受取位置へ到達するまでの間で、前記シート検知手段による前記シートの検知タイミングに基づいて、前記搬送手段の搬送速度を制御する制御部と、を備える搬送装置。
  2. 前記制御部は、前記シート検知手段による前記シートの検知タイミングに基づいて、前記搬送手段の搬送速度を前記搬送回転体の搬送速度とは異なる搬送速度から同じ速度に変更するタイミングを制御する請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記制御部は、前記シート検知手段による前記シートの検知タイミングに基づいて、前記搬送手段の搬送速度を増速又は減速させる際の速度変化量、あるいは、増速時間又は減速時間の長さを制御する請求項1に記載の搬送装置。
  4. 前記シート検知手段により前記シートを検知した後、搬送を停止することなく前記シートを前記受取位置へ搬送する請求項1から3のいずれかに記載の搬送装置。
  5. 前記制御部による搬送速度の制御を行った後に、シート搬送面内での回転方向とシート幅方向との少なくとも一方における前記シートの位置を補正する補正手段を備える請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 前記受取部は、前記搬送回転体の周面に揺動可能に設けられ、前記シートを挟んで把持するグリッパである請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の搬送装置と、
    前記搬送装置によって搬送されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備える画像形成システム。
  8. 画像形成前の前記シートに所定の前処理を行う前処理装置を備える請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 前記搬送回転体の回転位置を検知する回転検知手段を備え、
    前記搬送手段は、前記所定の前処理が行われる前に前記シートの搬送を一旦停止した後、前記回転検知手段の検知信号に基づいて前記シートの搬送を再開する請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記搬送手段は、前記所定の前処理が行われる前に前記シートの搬送を一旦停止し、前記シートの搬送を再開した後、搬送を停止することなく前記シートを前記受取位置へ搬送する請求項8又は9に記載の画像形成システム。
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