JP2021058501A - 背凭れおよび椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】座り心地をより良好にすることが可能な背凭れまたは椅子を提供する。【解決手段】背凭れ2は、前方を向く荷重支持面21aを有する背凭れ本体21を備え、背凭れ本体21は、上下方向において中間部に位置する第2領域R2と、第2領域R2よりも上側に位置する第1領域R1と、を有し、第1領域R1および第2領域R2には、それぞれ、上下方向および左右方向に並ぶ複数の開口23が形成されており、第1領域R1における左右方向で隣り合う開口23の端部同士の間の距離W1は、第2領域R2における左右方向で隣り合う開口23の端部同士の間の距離W2よりも大きい。【選択図】図2

Description

本発明は、背凭れおよび椅子に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような、使用者が着座したときに背凭れが撓む椅子が知られている。特許文献1の椅子では、背凭れに複数の貫通孔が配置されており、背凭れに荷重が加わった際に、背凭れが変形することで座り心地を良くしている。
特開2017−86363号公報
上記特許文献1では、左右方向に並んだ複数の貫通孔において、隣り合う貫通孔の端部同士の間の距離が等しくなっている。この場合、背凭れの貫通孔が並んだ部分において、荷重をかけた際の弾性変形のしやすさが上下方向に均一になりやすい。このため、着座者の背中の湾曲に沿った変形が起こりにくく、着座したときに背凭れが固いと感じる場合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、座り心地をより良好にすることが可能な背凭れまたは椅子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る背凭れは、前方を向く荷重支持面を有する背凭れ本体を備え、前記背凭れ本体は、上下方向において中間部に位置する第2領域と、前記第2領域よりも上側に位置する第1領域と、を有し、前記第1領域および前記第2領域には、それぞれ、前記上下方向および左右方向に並ぶ複数の開口が形成されており、前記第1領域における前記左右方向で隣り合う前記開口の端部同士の間の距離は、前記第2領域における前記左右方向で隣り合う前記開口の端部同士の間の距離よりも大きい。
上記態様の背凭れによれば、着座者により背凭れに荷重が加わった際に、第1領域においては背凭れの板状の形状を保ちつつ、第2領域では荷重により弾性変形しやすくなる。これにより、背凭れの中間部に設けられ、背中のうち、湾曲が大きい腰部に対応する第2領域が着座者の背中の湾曲に沿うように変形しやすくなるため、座り心地が良くなる。
また、前記背凭れ本体は、前記第2領域において前記左右方向に延在し、前方向に向かって突出する突出部を有していてもよい。
これにより、第2領域は突出部により着座者の腰部に応じた初期形状に形成され、さらに着座者から加えられる荷重により弾性変形しやすいため、着座者の背中の湾曲により追従しやすくなり座り心地が良くなる。
また、前記上下方向における前記開口の端部同士の間の距離は、前記背凭れ本体の上端部から前記突出部に向かうにしたがって小さくなり、前記背凭れ本体の下端部から前記突出部に向かうにしたがって小さくなっていてもよい。
これにより、突出部に近づくほど開口がより密に配列されるため、突出部の近傍がより変形しやすくなる。
また、前記開口は前記左右方向に延びる矩形状であってもよい。
開口が左右方向の延びる矩形状で上下方向および左右方向に並んで複数形成されていることで、開口が形成されている位置において、上下方向に沿う断面に対して左右方向に沿う断面の背凭れ本体の断面積を小さくすることができる。このため、上下方向に沿って撓みやすくなり、着座者の背中の湾曲により追従しやすくなる。
本発明の第2の態様に係る椅子は、上記何れかの態様に係る背凭れを備える。
上記態様の椅子によれば、背凭れが着座者の背中の湾曲に沿うように変形するため、座り心地が良くなる。
本発明の上記態様によれば、座り心地をより良好にすることが可能な背凭れまたは椅子を提供することができる。
本実施形態に係る椅子の全体の構成を説明する概略図である。 図1の椅子の背凭れを前方から見た図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。また、以下の説明における前後上下左右の方向は、着座者から見た方向を示している。
[椅子1]
図1は、椅子1の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る椅子1は、着座者の背中を支持する背凭れ2と、着座者の臀部を支持する座3と、背凭れ2および座3を支持する支持構造体4と、を有する。本実施形態の椅子1は、背凭れ2や座3がクッション材を有しない、いわゆるヌードシェルタイプの椅子である。具体的に、椅子1は、上述した背凭れ2や座3が支持構造体4に支持されて構成されている。
<背凭れ2>
図1に示すように、背凭れ2は、背凭れ本体21と、2つの脚体収容部25と、を備える。背凭れ本体21の前面(荷重支持面21a)は、着座者の腰部および背部を含む背中を後方から支持する。脚体収容部25は、背凭れ本体21の左右方向両端の下部にそれぞれ設けられ、支持構造体4の背凭れ支持部45に支持される。
本実施形態において、背凭れ2は、樹脂材料を射出成形することにより板状に形成されている。具体的に、背凭れ2は、平面視において後方に向けて凸の円弧状をなしている。さらに、側面視において前方に向けて凸の円弧状をなしており、側面視において前方に向けて突出した突出部22を有する。図1に示すように、突出部22は、背凭れ2の上下方向の中間部において、左右方向に延在している。
左右方向の両端部に形成された脚体収容部25の内部に、背凭れ支持部45が各別に挿入されていることで、背凭れ2が支持構造体4に支持されている。なお、背凭れ支持部45は、脚体収容部25の内部に収容された状態において、ビス等によって背凭れ2に固定されていてもよく、脚体収容部25の内部に圧入されることで背凭れ2に固定されていてもよい。
背凭れ本体21には、前後方向に背凭れ2を貫通する後述の複数の開口23が形成されている。
<座3>
図1に示すように、座3は、支持構造体4に下方から支持されている。具体的に、座3は、座本体(支持板)31と、座本体31を支持構造体4に固定するための連結部(不図示)と、を備えている。座3は、樹脂材料を射出成形することにより一体形成されている。したがって、座3は、弾性変形可能に構成されている。
座本体31は、上下方向を厚さ方向とする板状に形成されている。座本体31は、着座時において、着座者の臀部や大腿部等を下方から支持する。すなわち、座本体31の上面は、着座面(荷重支持面)33を構成する。具体的に、座本体31は、主支持部35と、前側連続部36と、後側連続部37と、を備えている。
主支持部35は、支持構造体4を上方から覆っている。主支持部35は、平面視矩形状に形成されている。主支持部35は、前後方向に直交する断面視、及び左右方向に直交する断面視で下方に向けて凸の円弧状をなしている。
前側連続部36は、主支持部35の前端縁に連なっている。具体的に、前側連続部36は、側面視において、上側連結杆44及び前脚41がなす角部に倣って前方に向かうに従い下方に湾曲しながら延在している。
後側連続部37は、主支持部35の後端縁に連なっている。具体的に、後側連続部37は、側面視において、上側連結杆44及び背凭れ支持部45がなす角部に倣って後方に向かうに従い上方に湾曲しながら延在している。
座本体31の下面(裏面)には、支持構造体4との連結部(不図示)が形成されており、座3は、連結部を介して支持構造体4に固定されている。
<支持構造体4>
図1に示すように、支持構造体4は、左右一対の脚体40と、フレーム(不図示)と、を備えている。
各脚体40は、金属等からなるパイプ材が左右方向から見て(側面視において)、台形枠状に屈曲されて形成されている。具体的に、脚体40は、前脚41と、後脚42と、下側連結杆43と、上側連結杆44と、背凭れ支持部45と、を備えている。
前脚41は、下方に向かうに従い漸次前方に向けて延在している。
下側連結杆43は、前脚41の下端部から後方に延在している。下側連結杆43は、接地キャップ46を介して床面Fに接地される。
後脚42は、下側連結杆43の後端部から上方に延在している。本実施形態において、後脚42は、上方に向かうに従い前方に向けて傾斜している。
上側連結杆44は、前脚41の上端部から後方に延在している。
背凭れ支持部45は、脚体40を構成するパイプ材のうち、上側連結杆44の後端部から上方に屈曲した部分、及び後脚42の上端部から上方に突出した部分同士が溶接等によって接合された構成である。
フレーム(不図示)は、座3の裏面に配置されており、金属等からなるパイプ材または板材により形成されており、フレームの左右両端部には、左右一対の脚体40が溶接等によって連結されている。さらに、フレームには、座3が固定されている。
<背凭れ2の開口23>
図2に示すように、背凭れ本体21には、前後方向に背凭れ2を貫通する複数の開口23が形成されている。複数の開口23は、左右方向および上下方向に並んで配列されている。図2において、各開口23は左右方向に延びる矩形状である。
開口23の形状は、左右方向に延びる矩形に限られず、正方形や、上下方向に延びる矩形でもよい。また、開口23の形状は、左右方向または上下方向に延びる多角形、楕円、スリット等でもよい。図2では、それぞれの開口23の形状および寸法は同じであるが、開口23の形状および寸法はそれぞれ異なっていてもよい。
背凭れ本体21は、上下方向において中間部に位置する第2領域R2と、第2領域R2よりも上側に位置する第1領域R1と、第2領域R2よりも下側に位置する第3領域R3と、を有する。第1領域R1、第2領域R2、および第3領域R3には、それぞれ上下方向および左右方向に並ぶ複数の開口23が形成されている。第2領域R2には、側面視において前方に向けて突出する突出部22が左右方向に延在している。図2において、破線に示す箇所に突出部22は延在している。
着座者が着座した時に、背中のうち湾曲が大きい腰部に第2領域R2が接触する。また、背中において腰部よりも上側に位置し、腰部よりも湾曲の小さい背部には第1領域R1が接触する。このように、第2領域R2は突出部22により着座者の腰部の湾曲に応じた形状にあらかじめ形成されている。
図2に示すように、背凭れ本体21は、左右方向で隣り合う開口23の端部同士の間に連結部24を有する。連結部24は、開口23を有さず、上下方向に沿って延びるように形成されている。左右方向における開口23の端部同士の間の距離(連結部24の左右方向の幅)Wは、背凭れ本体21の上端部21bから突出部22に向かうにしたがって漸次小さくなっており、かつ背凭れ本体21の下端部21cから突出部22に向かうにしたがって漸次小さくなっている。
すなわち、第1、第2、第3領域R1、R2、R3における左右方向における開口23の端部同士の間の距離Wを、それぞれW1、W2、W3とすると、W1>W2を満たす。また、W3>W2も満たす。
W1>W2であるため、第2領域R2の剛性は、第1領域R1よりも小さくなる。これにより、着座者により背凭れに荷重が加わった際に、第1領域R1においては背凭れ2の板状の形状を保ちながら、第2領域R2では荷重による弾性変形をしやすくさせることが可能になる。
また、上述の第1領域R1および第2領域R2と同様に、W3>W2であるため、第2領域R2の剛性は、第3領域R3よりも小さくなる。これにより、着座者により背凭れに荷重が加わった際に、第3領域R3においては背凭れ2の板状の形状を保ちながら、第2領域R2では荷重による弾性変形をしやすくさせることが可能になる。
このように、第1領域R1および第3領域R3と比較し、第2領域R2は、着座者の背中のうち、湾曲が大きい腰部に沿うように変形しやすい。
左右方向における開口23の端部同士の間の距離Wは、上記のように上下方向に沿って漸次変化していなくてもよい。例えば、第1、第2、第3領域R1、R2、R3では、それぞれ左右方向における開口23の端部同士の間の距離Wが一定になっており、W1>W2、およびW3>W2を満たすように複数の開口23が配置されてもよい。また、第2、第3領域R2、R3における左右方向における開口23の端部同士の間の距離W2、W3が同等であってもよい。
図2において、上下方向における開口23の端部同士の間の距離Dは、上端部21bから突出部22に向かうにしたがって漸次小さくなっており、かつ下端部21cから突出部22に向かうにしたがって漸次小さくなっている。
すなわち、第1、第2、第3領域R1、R2、R3における上下方向の開口23の端部同士の間の距離Dを、それぞれD1、D2、D3とすると、D1>D2、およびD3>D
2を満たす。
これに限らず、例えば、第1領域R1および第3領域R3における開口23の端部同士の間の距離D1、D3が第2領域R2側に向かうにしたがって漸次小さくなっており、第2領域R2における各開口23の端部同士の間の距離D2が一定になっていてもよい。また、第1領域R1では、開口23の端部同士の間の距離D1が下側に向かうにしたがって漸次小さくなり、第2領域R2および第3領域R3では、開口23の端部同士の間の距離D2、D3が一定になっていてもよい。また、第1、第2、第3領域R1、R2、R3では各開口23の端部同士の間の距離D1、D2、D3がそれぞれ一定になっており、D1>D2、およびD3>D2を満たしてもよい。
<着座時の背凭れ2の変形>
着座者の背中が背凭れ2にあたると、背凭れ2の上端部21bに下方向への荷重が加わる。なお、「下方向への荷重」とは、厳密に鉛直下方向への荷重に限らず、鉛直下方向に対して、前後方向へ向けてある程度の角度を持つ方向への荷重も含む。
この時、第1領域R1および第3領域R3よりも剛性の小さい第2領域R2が、より弾性変形しやすい。特に、第2領域R2において、左右方向および上下方向における開口23の端部同士の間の距離W、Dの小さく、開口23がより密に配列されている箇所では、左右方向に沿う断面における背凭れ本体21の断面積を小さくすることができるため、より剛性が小さくなる。このため、開口23が密に配列されている箇所では、より変形しやすくなる。
図2に示すように、開口23が密に配列されている箇所は、背凭れの第2領域R2において、左右方向に沿って延在しており、上下方向の中間部において前方向に突出した突出部22と同じ箇所に設けられている。着座者の背中から作用する荷重により、突出部22でさらに前方向に凸となるように上下方向にわたって弾性変形する。
このように、突出部22では、着座者から加えられる荷重により弾性変形しやすいため、着座者の背中の湾曲により追従しやくなり座り心地が良くなる。
また、背凭れ2の上端部21bに下方向への荷重が加わったときに、開口23が形成された箇所は荷重を支持することはできないため、複数の開口23の間の連結部24が荷重を支持することになる。開口23が左右方向に延びる矩形状で上下方向および左右方向に並んで複数形成されることで、開口23が形成されている位置において、上下方向に沿う断面に対して左右方向に沿う断面における背凭れ本体21の断面積を小さくすることができる。このため、開口23の形状が上下方向に延びる矩形である場合と比較して、上下方向に沿って撓みやすくなり、着座者の腰部の湾曲により追従しやすくなる。
以上説明したように、本実施形態の背凭れ2は、前方を向く荷重支持面21aを有する背凭れ本体21を備え、背凭れ本体21は、上下方向において中間部に位置する第2領域R2と、第2領域R2よりも上側に位置する第1領域R1と、を有し、第1領域R1および第2領域R2には、それぞれ、上下方向および左右方向に並ぶ複数の開口23が形成されており、第1領域R1における左右方向で隣り合う開口23の端部同士の間の距離W1は、第2領域R2における左右方向で隣り合う開口23の端部同士の間の距離W2よりも大きい。
これにより、着座者により背凭れ2に荷重が加わった際に、第1領域R1においては背凭れ2の板状の形状を保ちつつ、第2領域R2では荷重により弾性変形しやすくなる。背凭れ2の中間部に設けられ、背中のうち、湾曲が大きい腰部に対応する第2領域R2が着座者の背中の湾曲に沿うように変形しやすくなるため、座り心地を良くすることができる。
また、背凭れ本体21は、第2領域R2において左右方向に延在し、前方向に向かって突出する突出部22を有していてもよい。
これにより、第2領域R2は突出部22により着座者の腰部の湾曲に応じた初期形状に形成され、さらに着座者から加えられる荷重により弾性変形しやすいため、着座者の背中の湾曲により追従しやすくなり座り心地が良くなる。
また、上下方向における開口23の端部同士の間の距離Dは、背凭れ本体21の上端部21bから突出部22に向かうにしたがって小さくなり、背凭れ本体21の下端部21cから突出部22に向かうにしたがって小さくなっていてもよい。
これにより、突出部22では開口23がより密に配列されるため、突出部22の近傍がより変形しやすくなる。
開口23は左右方向に延びる矩形状であってもよい。
開口23が左右方向に延びる矩形状で上下方向および左右方向に並んで複数形成されていることで、開口23が形成されている位置において、上下方向に沿う断面に対して左右方向に沿う断面の背凭れ本体21の断面積を小さくすることができる。このため、上下方向に沿って撓みやすくなり、着座者の背中の湾曲により追従しやすくなる。
本態様に係る椅子1は、上記の背凭れ2を備える。
本態様によれば、背凭れ2が着座者の背中の湾曲に沿うように変形するため、座り心地がよい椅子を提供することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態または実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、複数の開口23の配列は、背凭れ2の左右方向の中心軸を介して、左右対称であってもよい。この場合、着座時に背凭れ2は左右方向に対称に変形するため、座り心地が安定する。
また、連結部24は、上下方向においてジグザグ状に延びていてもよい。連結部24がジグザグ状であっても、連結部24の左右方向の幅(左右方向における開口23の端部同士の間の距離W)の小さい第2領域R2が弾性変形しやすくなる。
また、開口23の左右方向の幅を変更することで、左右方向における開口23の端部同士の間の距離Wの寸法を調整してもよい。
また、上述のように複数の開口23は上下方向および左右方向に一定の規則に従って配列されている。これにより、背凭れ2および椅子1のデザイン性を高くすることができる。
また、上述した実施形態では、ヌードシェルタイプの背凭れ2及び座3を例にして説明したが、この構成に限られない。背凭れ2や座3は、クッション材を有する構成であってもよく、メッシュ等が張り渡された構成であってもよい。
また、脚体収容部25が背凭れ2の左右方向の両端部に形成された構成について説明したが、この構成に限られない。脚体収容部25は、例えば、左右方向の中央部に形成され、1本の背凭れ支持部45に挿入される構成等であってもよい。
また、支持構造体4がパイプ等により枠状に形成された構成について説明したが、この構成に限られない。支持構造体4は、例えば4本の脚柱が座3の各角部をそれぞれ支持する構成であってもよく、1本の脚柱の上端部から座支持部が張り出している構成等であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…椅子、2…背凭れ、3…座、4…支持構造体、21…背凭れ本体、21a…荷重支持面、21b…上端部、21c…下端部、22…突出部、23…開口、24…連結部、25…脚体収容部、R1…第1領域、R2…第2領域、R3…第3領域、距離…D、D1、D2、D3、W、W1、W2、W3

Claims (5)

  1. 前方を向く荷重支持面を有する背凭れ本体を備え、
    前記背凭れ本体は、上下方向において中間部に位置する第2領域と、前記第2領域よりも上側に位置する第1領域と、を有し、
    前記第1領域および前記第2領域には、それぞれ、前記上下方向および左右方向に並ぶ複数の開口が形成されており、
    前記第1領域における前記左右方向で隣り合う前記開口の端部同士の間の距離は、前記第2領域における前記左右方向で隣り合う前記開口の端部同士の間の距離よりも大きい、背凭れ。
  2. 前記背凭れ本体は、前記第2領域において前記左右方向に延在し、前方向に向かって突出する突出部を有する、請求項1に記載の背凭れ。
  3. 前記上下方向における前記開口の端部同士の間の距離は、前記背凭れ本体の上端部から前記突出部に向かうにしたがって小さくなり、前記背凭れ本体の下端部から前記突出部に向かうにしたがって小さくなる、請求項2に記載の背凭れ。
  4. 前記開口は前記左右方向に延びる矩形状である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の背凭れ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の背凭れを備える、椅子。
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