JP2021057955A - 接続箱付きハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】バスバーと電線との接続部分を小型化できる接続箱付きハーネスを提供する。【解決手段】接続箱付きハーネス10は、筐体21及び筐体21に収容されたバスバー31を有する電気接続箱20と、導電性の芯線51及び芯線51の表面を覆う絶縁被膜52を有し芯線51がバスバー31に溶接された電線50とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、接続箱付きハーネスに関する。
従来、車両に搭載されるジャンクションボックス等の電気接続箱には、筐体及び同筐体に収容されたバスバーを有するものがある。そして、このバスバーは、例えば特許文献1に記載されているように、別の電気接続箱等に設けられた相手側接続端子が嵌合されることにより、当該別の電気接続箱等と接続されることがある。
特開2006−288117号公報
一般的に、相手側接続端子としては、電線の端部に設けられたコネクタが使用されることが多い。このコネクタをバスバーに嵌合することにより、電線を介してバスバーと別の電気接続箱等が電気的に接続されることになる。この場合、コネクタを介してバスバーと電線とが電気的に接続される。しかしながら、コネクタを介してバスバーと電線とを電気的に接続する場合、電線とバスバーとの接続部分が大型化されてしまう。例えば120Aといった大電流が流れる部分において、コネクタを介してバスバーと電線とを接続する場合には、コネクタもより大きなものが用いられることになる。車両において、電気接続箱及び同電気接続箱が有するバスバーに接続される電線を配置するスペースには限りがあるため、バスバーと電線との接続部分を小型化することが望ましい。
本開示の目的は、バスバーと電線との接続部分を小型化できる接続箱付きハーネスを提供することにある。
本開示の接続箱付きハーネスは、筐体及び前記筐体に収容されたバスバーを有する電気接続箱と、導電性の芯線及び前記芯線の表面を覆う絶縁被膜を有し前記芯線が前記バスバーに溶接された電線とを備えた接続箱付きハーネスである。
本開示の接続箱付きハーネスによれば、バスバーと電線との接続部分を小型化できる。
図1は、一実施形態における接続箱付きハーネスの斜視図である。 図2は、一実施形態における接続箱付きハーネスの一部断面図である。 図3は、変更例における接続箱付きハーネスの斜視図である。 図4は、変更例における接続箱付きハーネスの斜視図である。 図5は、変更例におけるバスバーと電線との接続部分を示す模式図である。 図6は、変更例における接続箱付きハーネスの斜視図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の接続箱付きハーネスは、
(1)筐体及び前記筐体に収容されたバスバーを有する電気接続箱と、導電性の芯線及び前記芯線の表面を覆う絶縁被膜を有し前記芯線が前記バスバーに溶接された電線とを備えた接続箱付きハーネスである。
上記態様によれば、バスバーと電線とは溶接により接続されているため、コネクタを使用することなく接続することができる。従って、バスバーと電線との接続部分を小型化することができる。
(2)前記バスバーは、前記筐体の外部に突出した外部接続部を有し、前記芯線は、前記外部接続部に溶接されていることが好ましい。
上記態様によれば、バスバーが筐体側に保持された状態で、芯線をバスバーの外部接続部に溶接できる。従って、バスバーと芯線との溶接を容易に行うことができる。また、芯線が溶接されたバスバーを筐体に収容する等の煩雑な工程を行わなくてもよいため、接続箱付きハーネスを容易に製造できる。
(3)前記芯線は、扁平な平型導体であり、前記外部接続部は平板状をなしており、前記芯線と前記外部接続部とは、前記芯線の厚さ方向と前記外部接続部の厚さ方向とが一致するように重ね合わされた状態で溶接されていることが好ましい。
上記態様によれば、バスバーと電線との接続部分をより小型化することができる。
(4)前記芯線における前記外部接続部に溶接される側の端部であって前記絶縁被膜から露出した部分と、前記外部接続部との外周を覆う絶縁性の絶縁部材を備えたことが好ましい。
上記態様によれば、外部接続部や露出した芯線に異物が接触することが絶縁部材によって抑制される。従って、外部接続部や露出した芯線と当該異物とが導通されることが抑制される。
(5)前記筐体は、前記筐体の外表面から前記筐体の外部に突出し前記外部接続部の基端部を覆う被覆部を有し、前記絶縁部材は、前記被覆部の外周を更に覆うことが好ましい。
上記態様によれば、外部接続部の基端部が絶縁部材から露出することを抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の接続箱付きハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、接続箱付きハーネスの一実施形態について説明する。
図1に示す本実施形態の接続箱付きハーネス10は、自動車等の車両に搭載されるものである。接続箱付きハーネス10は、電気接続箱20と、電気接続箱20に接続された電線50とを有する。接続箱付きハーネス10は、車室内において、例えばカウルサイドに配置される。
[電気接続箱の構成]
電気接続箱20は、バッテリ11から供給された電力を車両に搭載された各種機器に分配するものである。なお、電気接続箱20は、ジャンクションボックス、ヒューズボックス、リレーボックスなどとも呼ばれる場合があるが、本明細書では、これらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
図1及び図2に示すように、電気接続箱20は、筐体21と、筐体21に収容されたバスバー31とを有する。なお、本明細書において、「バスバーが筐体に収容される」とは、バスバーの全体が筐体の内部に配置される場合のみでなく、バスバーの少なくとも一部が筐体の内部に配置される場合、即ちバスバーの一部が筐体の外部に位置する場合も含まれるものとする。
筐体21は、絶縁性の合成樹脂材料よりなる。筐体21は、内部に収容空間22を有する箱状をなしている。筐体21は、環状をなす側壁部23と、側壁部23の一端を閉塞する底部24と、側壁部23の他端を閉塞する天井部25とを有する。これら側壁部23、底部24及び天井部25に囲まれた内側の空間が収容空間22になっている。筐体21は、例えば収容凹部を有するケースと当該ケースの開口部を閉塞する蓋等の複数の部品を組み付けて形成されている。
側壁部23には、筐体21の内外を連通する突出孔26、第1接続孔27及び第2接続孔28が形成されている。突出孔26、第1接続孔27及び第2接続孔28は、底部24と平行な方向に並んでいる。
筐体21の内部には、回路基板41が収容されている。回路基板41は、底部24と平行をなすように収容空間22に配置されている。但し、回路基板41は、底部24と厳密に平行をなしていなくてもよく、底部24に対して傾斜していてもよい。回路基板41には、種々の電子部品が組み付けられている。また、回路基板41には、第1接続孔27から筐体21の外部に露出する第1コネクタ42、及び第2接続孔28から筐体21の外部に露出する第2コネクタ43が電気的に接続されている。第1コネクタ42及び第2コネクタ43には、車両に搭載された機器や別の電気接続箱等に設けられたコネクタが嵌合される。
バスバー31は、収容空間22に配置されている。バスバー31は、導電性の金属板材にプレス加工を施して形成されている。本実施形態では、バスバー31は銅合金よりなる。バスバー31は、略平板状をなしている。バスバー31は、同バスバー31の厚さ方向が回路基板41の厚さ方向と一致するように回路基板41に対して配置されている。なお、バスバー31の厚さ方向と回路基板41の厚さ方向とが一致するとは、2つの方向が厳密に一致する場合に限らず、バスバー31の厚さ方向に対して回路基板41の厚さ方向が僅かに傾斜している場合も含む。また、バスバー31の厚さ方向及び回路基板41の厚さ方向は、図2において紙面垂直方向に該当する。バスバー31は、直接もしくは間接的に筐体21にて保持されている。また、バスバー31は、回路基板41に電気的に接続されている。そして、バスバー31は、回路基板41を介して第1コネクタ42及び第2コネクタ43と電気的に接続されている。
バスバー31は、突出孔26から筐体21の外部に突出する外部接続部32を有する。外部接続部32は、筐体21の外部に配置されている。即ち、バスバー31において、筐体21の外部に配置された部分が外部接続部32である。外部接続部32は、略四角形の平板状をなしている。外部接続部32は、同外部接続部32の厚さ方向が底部24の厚さ方向と一致するように配置されている。なお、外部接続部32の厚さ方向と底部24の厚さ方向とが一致するとは、2つの方向が厳密に一致する場合に限らず、底部24の厚さ方向に対して外部接続部32の厚さ方向が僅かに傾斜している場合も含む。また、外部接続部32の厚さ方向及び底部24の厚さ方向は、図2において紙面垂直方向に該当する。そして、本実施形態では、底部24の厚さ方向は、回路基板41の厚さ方向に同じである。
なお、本実施形態では、突出孔26は、外部接続部32の基端の外形に応じた形状をなしている。具体的には、突出孔26は、同突出孔26の貫通方向から見た形状が外部接続部32の基端の外形と略等しい長方形状をなしている。そして、外部接続部32の基端部は、突出孔26の内周面に支持されている。
[電線の構成]
電線50は、芯線51と、芯線51の表面を覆う絶縁被膜52とを有する。本実施形態では、電線50は、芯線51が1本の導体よりなる単線である。芯線51は、長手方向と直交する断面の形状が扁平な長方形状をなす平型導体である。芯線51はアルミニウムよりなる。電線50においてバスバー31に接続される側の一端部である第1端部50aは、絶縁被膜52が除去されて芯線51が露出している。第1端部50aにおいて芯線51が露出した部分を露出部53とする。また、電線50の他端部であって第1端部50aと反対側の第2端部50bには、バッテリ11に接続するためのコネクタ54が設けられている。電線50は、バッテリ11に設けられた図示しないバッテリポストと電気的に接続される図示しないバッテリ端子に、コネクタ54を介して電気的に接続される。なお、電線50は、コネクタ54を備えず、第2端部50bがバッテリ端子に直接接続されることにより、バッテリ端子を介してバッテリポストに電気的に接続されてもよい。
[バスバーと電線との接続部分の構成]
バスバー31と電線50とは溶接により接続されている。電線50は、第1端部50aにおいて芯線51が外部接続部32に溶接されている。詳しくは、芯線51の厚さ方向と外部接続部32の厚さ方向とが一致するように露出部53が外部接続部32に重ね合わされた状態で、例えば超音波溶接により露出部53が外部接続部32に溶接されている。図2において、芯線51の厚さ方向及び外部接続部32の厚さ方向は、紙面垂直方向に該当する。これにより、電線50は、電気的及び機械的にバスバー31に接続されている。なお、芯線51と外部接続部32との間における接触電気抵抗値を低減するために、露出部53及び外部接続部32にニッケル等のめっきが施されていてもよい。
芯線51と外部接続部32との接続部分は、外周が絶縁性の絶縁部材61にて覆われている。なお、図1及び図2では、絶縁部材61を二点鎖線で図示している。本実施形態の絶縁部材61は、絶縁性の樹脂材料よりなる熱収縮チューブである。絶縁部材61は、芯線51における露出部53と外部接続部32との外周を覆っている。具体的には、絶縁部材61は、第1端部50a側の絶縁被膜52の端部から外部接続部32の基端までの範囲を覆っている。このため、外部接続部32は、先端から基端までの全体が絶縁部材61の内側に位置する。また、露出部53の全体が絶縁部材61の内側に位置する。
熱収縮チューブである絶縁部材61は、芯線51を外部接続部32に溶接する前に電線50に外挿される。そして、絶縁部材61は、芯線51を外部接続部32に溶接した後に、芯線51と外部接続部32との接続部分を覆う位置に移動される。その後、絶縁部材61は、熱処理が施されることにより収縮して外部接続部32及び露出部53に密着する。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)接続箱付きハーネス10は、筐体21及び筐体21に収容されたバスバー31を有する電気接続箱20と、導電性の芯線51及び芯線51の表面を覆う絶縁被膜52を有し芯線51がバスバー31に溶接された電線50とを備えている。
上記態様によれば、バスバー31と電線50とは溶接により接続されているため、コネクタを使用することなく接続することができる。従って、バスバー31と電線50との接続部分を小型化することができる。その結果、接続箱付きハーネス10を小型化することができるため、車室内において接続箱付きハーネス10が占有するスペースを小さくすることができる。よって、車室内における接続箱付きハーネス10の配置場所の自由度を増すことができる。
(2)バスバー31は、筐体21の外部に突出した外部接続部32を有する。芯線51は、外部接続部32に溶接されている。
上記態様によれば、バスバー31が筐体21側に保持された状態で、芯線51をバスバー31の外部接続部32に溶接できる。従って、バスバー31と芯線51との溶接を容易に行うことができる。また、完成品の電気接続箱20に備えられるバスバー31に、電線50を接続することができる。従って、芯線51が溶接されたバスバー31を筐体21に収容する等の煩雑な工程を行わなくてもよいため、接続箱付きハーネス10を容易に製造できる。
(3)芯線51は扁平な平型導体である。また、外部接続部32は平板状をなしている。そして、芯線51と外部接続部32とは、芯線51の厚さ方向と外部接続部32の厚さ方向とが一致するように重ね合わされた状態で溶接されている。
上記態様によれば、バスバー31と電線50との接続部分をより小型化することができる。
(4)接続箱付きハーネス10は、芯線51における外部接続部32に溶接される側の端部であって絶縁被膜52から露出した部分と、外部接続部32との外周を覆う絶縁性の絶縁部材61を備えている。
上記態様によれば、露出した芯線51、即ち露出部53や外部接続部32に異物が接触することが絶縁部材61によって抑制される。従って、外部接続部32や露出部53と当該異物とが導通されることが抑制される。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。なお、各変更例において、上記実施形態と同じ構成部材又は上記実施形態と対応する構成部材については、同じ符号を付してその説明の一部又は全てを省略することがある。
・図3に示すように、筐体21Aは、筐体21Aの外表面から筐体21Aの外部に突出し外部接続部32の基端部を覆う被覆部29を有するものであってもよい。そして、絶縁部材61は、被覆部29の外周を更に覆う構成としてもよい。
図3に示す例では、被覆部29は、側壁部23の外周面から筐体21の外部に突出している。被覆部29は、側壁部23において、図示しない突出孔26の外側開口部の外周縁部から延びる筒状をなしている。そして、被覆部29は、外部接続部32の基端部の外周を全周にわたって覆っている。絶縁部材61は、露出部53と外部接続部32との外周に加えて、被覆部29の外周を更に覆っている。具体的には、絶縁部材61は、第1端部50a側の絶縁被膜52の端部から被覆部29の基端までの範囲を覆っている。但し、絶縁部材61は、少なくとも被覆部29の先端部における外周を全周にわたって覆っているのであれば、必ずしも被覆部29を同被覆部29の基端まで覆わなくてもよい。このようにすると、外部接続部32の基端部が絶縁部材61から露出することを抑制できる。
・上記実施形態では、絶縁部材61は、熱収縮チューブである。しかしながら、絶縁部材61は、熱収縮チューブに限らず、外部接続部32及び露出部53の外周を被覆することが可能な絶縁性の部材であればよい。例えば、絶縁部材61は、バスバー31と電線50との接続部分に後付けされる絶縁性の樹脂よりなるカバーであってもよい。また例えば、絶縁部材61は、外部接続部32及び露出部53を埋設した絶縁性の合成樹脂材料よりなるものであってもよい。また例えば、絶縁部材61は、外部接続部32及び露出部53に巻き付けられた絶縁性の粘着テープであってもよい。なお、外部接続部32及び露出部53に異物が接触する可能性が無い場所に接続箱付きハーネス10が配置される場合には、絶縁部材61を省略することが可能な場合もある。
・芯線51の形状は、上記実施形態の形状に限らない。電線50が単線である場合には、芯線51は、長手方向と直交する断面の形状が多角形状、楕円形状、円形状等の様々な形状をなすものであってもよい。また、芯線51は、導電性を有する複数の金属線からなる撚線であってもよい。
例えば、図4及び図5に示す電線50Bが有する芯線51Bは、長手方向と直交する断面形状が円形状をなしている。なお、図5では、第1コネクタ42及び第2コネクタ43を省略して電気接続箱20を図示している。電線50Bの第1端部50cにおいて、絶縁被膜52が除去されて芯線51Bが露出した露出部53Bでは、芯線51Bは、芯線51Bの長手方向と垂直な方向に2分割されている。そして、外部接続部32は、2分割された芯線51Bの間に挟み込まれている。この状態で芯線51Bは外部接続部32に溶接されている。このため、芯線51Bは、外部接続部32の厚さ方向の両端面において機械的及び電気的に接続されている。従って、このようにすると、バスバー31と電線50Bとの接続の強度が大きくなる。
・上記実施形態では、芯線51はアルミニウムよりなる。しかしながら、芯線51は、導電性を有しバスバー31と溶接可能な材料よりなるものであればよい。例えば、芯線51は、アルミニウムを含む合金、銅、銅を含む合金等よりなるものであってもよい。
・上記実施形態では、バスバー31は銅合金よりなる。しかしながら、バスバー31は、導電性を有し芯線51と溶接可能な材料よりなるものであればよい。例えば、バスバー31は、アルミニウム、アルミニウムを含む合金、銅等よりなるものであってもよい。
・バスバー31の形状は、上記実施形態の形状に限らない。
例えば、図6に示すバスバー31Cに備えられる外部接続部32Cは、基端部に屈曲部を有する。図6に示す例では、外部接続部32Cは、外部接続部32Cにおける屈曲部よりも先端側の部位が、外部接続部32Cにおける屈曲部よりも基端側の部位に対して直角をなすように屈曲されている。そして、芯線51は、外部接続部32Cにおける屈曲部よりも先端側の部位に溶接されている。このように、外部接続部32Cに屈曲部を設けることにより、バスバー31Cに対して電線50が接続される方向を容易に変更することができる。なお、外部接続部32Cにおける屈曲部よりも先端側の部位と、外部接続部32Cにおける屈曲部よりも基端側の部位とがなす角度は、直角に限らず、適宜変更してよい。
また例えば、バスバー31は、台形の平板状をなす外部接続部32を有するものであってもよい。また、バスバー31は、外部接続部32を備えない構成であってもよい。この場合、芯線51とバスバー31との溶接による接続部分は、筐体21の内部に配置される。この場合には、絶縁部材61を省略できる。
・上記実施形態では、芯線51は、超音波溶接によりバスバー31に溶接されている。しかしながら、芯線51をバスバー31に溶接する方法は、これに限らず、公知の溶接方法を用いることができる。例えば、芯線51は、抵抗溶接によりバスバー31に接続されてもよい。
・上記実施形態では、電気接続箱20は、第1コネクタ42及び第2コネクタ43の2つのコネクタを有する。しかしながら、電気接続箱20に備えられるコネクタの数は、1つ、もしくは3つ以上であってもよい。コネクタの数に応じて、コネクタを筐体21の外部に露出させる接続孔を筐体21に設ければよい。
・上記実施形態では、バスバー31は、回路基板41を介して第1コネクタ42及び第2コネクタ43に電気的に接続されている。しかしながら、バスバー31は、回路基板41を介さずに第1コネクタ42及び第2コネクタ43に直接接続されてもよい。また、電気接続箱20は、第1コネクタ42及び第2コネクタ43を備えない構成であってもよい。この場合、バスバー31は、筐体21から露出するように延出された接続端子を有する。そして、この接続端子に、車両に搭載された機器や別の電気接続箱等に設けられたコネクタが嵌合される。
・筐体21の形状は、内部にバスバー31を収容可能な形状であれば、上記実施形態の形状に限らない。
・上記実施形態では、コネクタ54は、バッテリ11に接続される。しかしながら、コネクタ54は、必ずしもバッテリ11に接続されなくてもよい。例えば、車室内に2つの接続箱付きハーネス10が配置される場合、一方の接続箱付きハーネス10に備えられるコネクタ54と、他方の接続箱付きハーネス10に備えられるコネクタ54とを嵌合して接続する構成としてもよい。
・電線50の第2端部50bには、必ずしもコネクタ54が設けられなくてもよい。例えば、接続箱付きハーネスが2つの電気接続箱20を備える場合には、一方の電気接続箱20に備えられるバスバー31に電線50の第1端部50aが溶接されるとともに、他方の電気接続箱20に備えられるバスバー31に同電線50の第2端部50bが溶接されてもよい。
・接続箱付きハーネス10は、車室内においてカウルサイド以外の場所に配置されてもよい。また、接続箱付きハーネス10は、車両の車室内に限らず、エンジンルームに配置することも可能である。この場合、外部接続部32及び露出部53に水等の液体が付着することを防止する防水構造を備えることが好ましい。更に、突出孔26、第1接続孔27及び第2接続孔28から筐体21の内部に水等の液体が浸入することを防止する止水構造を設けることが好ましい。
10…接続箱付きハーネス
11…バッテリ
20…電気接続箱
21,21A…筐体
22…収容空間
23…側壁部
24…底部
25…天井部
26…突出孔
27…第1接続孔
28…第2接続孔
29…被覆部
31,31C…バスバー
32,32C…外部接続部
41…回路基板
42…第1コネクタ
43…第2コネクタ
50,50B…電線
51,51B…芯線
50a,50c…第1端部
50b…第2端部
52…絶縁被膜
53,53B…露出部
54…コネクタ
61…絶縁部材

Claims (5)

  1. 筐体及び前記筐体に収容されたバスバーを有する電気接続箱と、
    導電性の芯線及び前記芯線の表面を覆う絶縁被膜を有し前記芯線が前記バスバーに溶接された電線と
    を備えた接続箱付きハーネス。
  2. 前記バスバーは、前記筐体の外部に突出した外部接続部を有し、
    前記芯線は、前記外部接続部に溶接されている請求項1に記載の接続箱付きハーネス。
  3. 前記芯線は、扁平な平型導体であり、
    前記外部接続部は平板状をなしており、
    前記芯線と前記外部接続部とは、前記芯線の厚さ方向と前記外部接続部の厚さ方向とが一致するように重ね合わされた状態で溶接されている請求項2に記載の接続箱付きハーネス。
  4. 前記芯線における前記外部接続部に溶接される側の端部であって前記絶縁被膜から露出した部分と、前記外部接続部との外周を覆う絶縁性の絶縁部材を備えた請求項2又は請求項3に記載の接続箱付きハーネス。
  5. 前記筐体は、前記筐体の外表面から前記筐体の外部に突出し前記外部接続部の基端部を覆う被覆部を有し、
    前記絶縁部材は、前記被覆部の外周を更に覆う請求項4に記載の接続箱付きハーネス。
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