JP2021057465A - 発光装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化が可能な発光装置の製造方法を提供する。【解決手段】発光装置1の製造方法は、第1発光素子21と、第1発光素子21から離れた第1導電部材10a及び10bと、被覆部材30と、を含む中間体101を準備する工程を備える。また、発光装置1の製造方法は、一対の第1電極23a及び23bと一対の第1導電部材10a及び10bとを電気的に接続する一対の第2導電部材40a及び40bを形成する工程と、第1導電部材10a及び10bにおいて、第1導電内側面11a及び11bの反対側に位置する第1導電外側面12a及び12bが被覆部材30から露出するように、被覆部材30の一部を除去する工程と、を備える。【選択図】図7B

Description

本発明の実施形態は、発光装置の製造方法に関する。
スマートフォン等の薄型の電子機器に組み込まれる液晶表示装置のバックライトとして、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を用いた発光装置が使用されている。このような発光装置においては、電子機器の薄型化を図るために、電極面と発光面が直交した側面発光型の発光装置が採用されている。側面発光型の発光装置についても、より一層の小型化が要望されている。
特開2017−34145号公報
本発明の実施形態は、小型化が可能な発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
実施形態に係る発光装置の製造方法は、第1電極形成面と前記第1電極形成面の反対側の第1光取出面と前記第1電極形成面と前記第1光取出面との間の第1素子側面と前記第1電極形成面に備えられた一対の第1電極とを備える第1発光素子と、前記第1発光素子から離れて位置し前記第1素子側面と対向する第1導電内側面を有する一対の第1導電部材と、前記一対の第1電極および前記一対の第1導電部材の一部を露出し前記第1素子側面および前記第1導電内側面を覆う被覆部材と、を含む中間体を準備する工程を備える。前記製造方法は、前記一対の第1電極と前記一対の第1導電部材とを電気的に接続する一対の第2導電部材を形成する工程と、前記第1導電部材において前記第1導電内側面の反対側に位置する第1導電外側面が前記被覆部材から露出するように前記被覆部材の一部を除去する工程と、を備える。
実施形態によれば、小型化が可能な発光装置の製造方法を実現できる。
第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第1の実施形態に係る発光装置を示す背面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第2の実施形態に係る発光装置を示す背面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第3の実施形態に係る発光装置を示す背面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。 第4の実施形態に係る発光装置を示す背面図である。
<第1の実施形態>
先ず、第1の実施形態に係る発光装置の製造方法を概略的に説明する。
本実施形態は、側面発光型の発光装置1の製造方法である。本実施形態に係る発光装置1の製造方法は、第1電極形成面21aと第1電極形成面21aの反対側の第1光取出面21bと第1電極形成面21aと第1光取出面21bとの間の第1素子側面21cと第1電極形成面21aに備えられた一対の第1電極23a及び23bとを備える第1発光素子21と、第1発光素子21から離れて位置し第1素子側面21cと対向する第1導電内側面11a及び11bを有する一対の第1導電部材10a及び10bと、一対の第1電極23a及び23b、並びに一対の第1導電部材10a及び10bの一部を露出し、第1素子側面21c並びに第1導電内側面11a及び11bを覆う被覆部材30と、を含む中間体101を準備する工程を備える。
また、本実施形態に係る発光装置1の製造方法は、一対の第1電極23a及び23bと一対の第1導電部材10a及び10bとを電気的に接続する一対の第2導電部材40a及び40bを形成する工程と、第1導電部材10a及び10bにおいて、第1導電内側面11a及び11bの反対側に位置する第1導電外側面12a及び12bが被覆部材30から露出するように、被覆部材30の一部を除去する工程と、を備える。
以下、詳細に説明する。
図1A〜図8Bは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す図である。図8Cは、本実施形態に係る発光装置を示す背面図である。図1Aと図1Bは同じ工程を示し、図1Aは平面図であり、図1Bは端面図である。但し、図1A及び図1Bにおいて、各部材の数及び寸法比等は必ずしも一致していない。図2A以降の図についても、同様である。図1B等の端面図は、X方向において隣り合う第1導電部材を通る端面を示す。
(中間体101の準備工程)
先ず、図1A及び図1Bに示すように、第1支持体111を準備する。第1支持体111は、例えば、粘着シートである。第1支持体111に、複数対の第1導電部材10a及び10bを配置する。第1導電部材10a及び10bは、第1支持体111と接して固定される。
第1導電部材10a及び10bは、例えば、金属ブロックである。より詳細には、第1導電部材10a及び10bは、導電材料からなり、例えば、金属からなり、例えば、金(Au)又は銅(Cu)からなる。第1導電部材10a及び10bが銅からなる場合は、表面に金等の貴金属がめっきされていることが好ましい。第1導電部材10a及び10bの形状は、例えば、直方体である。
以下、本明細書においては、説明の便宜上、XYZ直交座標系を採用する。第1支持体111の上面に平行で相互に直交する方向を「X方向」及び「Y方向」とし、第1支持体111の上面に垂直な方向を「Z方向」とする。第1導電部材10a及び10bからなる対は、X方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。各対の第1導電部材10a及び10bはY方向に配列されている。
第1導電部材10a及び10bの側面のうち、X方向に向いた両側面を第1導電内側面11a及び11bとする。第1導電内側面11a及び11bのうち一方の面は、後述する第1発光素子の側面(第1素子側面)と対向し、第1導電内側面11a及び11bの他方の面は、後述する第2発光素子の側面(第2素子側面)と対向する。第1発光素子の側面(第1素子側面)と対向する第1導電内側面を第1A導電内側面と呼ぶことがある。また、第2発光素子の側面(第2素子側面)と対向する第1導電内側面を第1B導電内側面と呼ぶことがある。なお、図1Aは、第1導電部材10a及び10bがX方向に沿って4対、Y方向に沿って2対配列された例を示しており、図1Bは、第1導電部材10aがX方向に沿って3つ配列された例を示しているが、第1導電部材10a及び10bの配列数はこれには限定されない。
次に、図2A及び図2Bに示すように、第1支持体111に、第1発光素子21及び第2発光素子22を配置する。第1発光素子21及び第2発光素子22は、X方向において、第1導電部材10a及び10bからなる対を挟むように配置する。すなわち、第1発光素子21と第2発光素子22との間には、一対の第1導電部材10a及び10bが配置される。また、X方向において隣り合う2つの第1導電部材10a間には、第2発光素子22及び第1発光素子21が配置される。第1発光素子21及び第2発光素子22の形状は概ね直方体状である。
第1発光素子21の表面は、第1電極形成面21a、第1光取出面21b、第1素子側面21cを含む。第1光取出面21bは第1電極形成面21aの反対側の面である。第1素子側面21cは第1電極形成面21aと第1光取出面21bの間の面である。第1電極形成面21aには、一対の第1電極23a及び23bがY方向に離れて設けられている。第1電極23a及び23bは、それらの厚さの分だけ、第1電極形成面21aから突出している。第1発光素子21の第1電極形成面21a、第1電極23a及び23bは、第1支持体111と対向する。第1発光素子21の第1素子側面21cは、一対の第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11b(第1A導電内側面)と対向し、第1導電部材10a及び10bから離れて位置するように配置する。図2Bに示すように、X方向において、第1素子側面21cから第1A導電内側面までの距離は、第1発光素子21の幅及び第1導電部材10aの幅よりも狭いことが好ましい。これにより、X方向において発光装置を小型化できる。
同様に、第2発光素子22の表面は、第2電極形成面22a、第2光取出面22b、第2素子側面22cを含む。第2光取出面22bは第2電極形成面22aの反対側の面である。第2素子側面22cは第2電極形成面22aと第2光取出面22bの間の面である。第2電極形成面22aには、一対の第2電極24a及び24bがY方向に離れて設けられている。第2電極24a及び24bは、それらの厚さの分だけ、第2電極形成面22aから突出している。第2発光素子22の第2電極形成面22a、第2電極24a及び24bは、第1支持体111と対向する。第2発光素子22の第2素子側面22cは、一対の第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11b(第1B導電内側面)と対向し、第1導電部材10a及び10bから離れて位置するように配置する。図2Bに示すように、X方向において、第2素子側面22cから第1B導電内側面までの距離は、第2発光素子22の幅及び第1導電部材10aの幅よりも狭いことが好ましい。X方向において、第2素子側面22cから第1B導電内側面までの距離は、第1素子側面21cから第1A導電内側面までの距離と同等であることが好ましい。このようにすることで、X方向において発光装置1を小型化しやすくなる。尚、本明細書において、同等とは±5%以内の変動は許容されるものとする。
次に、図3A及び図3Bに示すように、第1発光素子21の第1光取出面21b上、及び、第2発光素子22の第2光取出面22b上に、それぞれ透光性部材26を配置する。それぞれの透光性部材26は、第1光取出面21b及び第2光取出面22bを覆い、第1発光素子21から出射する光の一部、及び、第2発光素子22から出射する光の一部を透過させる。
透光性部材26は単層でもよく、複数の層を有していてもよい。例えば、透光性部材26には、波長変換層27と、波長変換層27上に設けられた透光層28が設けられていてもよい。この場合、波長変換層27においては、透光性の樹脂材料からなる母材中に、蛍光体粒子が含有されていてもよい。なお、透光性部材26の構成はこれには限定されず、例えば、波長変換層27が設けられていなくてもよく、透光層28が設けられていなくてもよい。X方向及びY方向において、透光性部材26の長さは、第1発光素子21の長さ、及び、第2発光素子22の長さよりも長いことが好ましい。このようにすることで、第1発光素子21及び第2発光素子22からの光を取り出しやすくなる。
なお、図1A〜図3Bに示す例では、第1支持体111に、先ず第1導電部材10a及び10bを配置し、次に第1発光素子21及び第2発光素子22を配置し、その後、透光性部材26を配置する例を示したが、これには限定されない。例えば、第1支持体111に、先ず第1発光素子21及び第2発光素子22を配置し、次に第1導電部材10a及び10bを配置し、その後、透光性部材26を配置してもよい。又は、第1支持体111上に、先ず第1発光素子21及び第2発光素子22を配置し、その上に透光性部材26を配置し、その後、第1導電部材10a及び10bを配置してもよい。又は、第1発光素子21及び透光性部材26からなる積層体、並びに、第2発光素子22及び透光性部材26からなる積層体を予め作製し、これらの積層体を第1支持体111に配置し、その後、若しくは、その前に、第1導電部材10a及び10bを配置してもよい。
次に、図4A及び図4Bに示すように、第1支持体111上に、第1導電部材10a及び10b、第1発光素子21、第2発光素子22、透光性部材26を覆うように、被覆部材30を形成する。被覆部材30は、例えば、白色の樹脂により形成する。被覆部材30は、第1発光素子21の第1素子側面21c、第2発光素子22の第2素子側面22c、一対の第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11bを覆う。被覆部材30は、第1支持体111と第1電極形成面21aとの間であって、第1電極23a及び23bの周囲の空間内に配置されてもよい。同様に、被覆部材30は、第1支持体111と第2電極形成面22aとの間であって、第2電極24a及び24bの周囲の空間内に配置されてもよい。被覆部材30の第1面30aは第1支持体111に接し、第1面30aの反対面である第2面30bにおいて、透光性部材26の上面が被覆部材30から露出する。例えば、第2面30bにおいて透光性部材26の上面の少なくとも一部が覆われないように被覆部材30を形成してもよく、第2面30bにおいて透光性部材26の上面を覆う被覆部材30を形成した後に被覆部材30の一部を除去して透光性部材26の上面が被覆部材30から露出されるようにしてもよい。第2面30bにおいて、被覆部材30が透光性部材26の上面を覆う場合には、第1導電部材10a及び10b、第1発光素子21、第2発光素子22、透光性部材26を埋めるように被覆部材30が形成される。
次に、図5A及び図5Bに示すように、被覆部材30及びその内包物を、第1支持体111から第2支持体112に張り替える。内包物とは、被覆部材に覆われる第1導電部材及び第1発光素子のことである。被覆部材に第2発光素子及び/又は透光性部材が覆われる場合は第2発光素子及び/又は透光性部材も内包物に含まれる。第2支持体112は、例えば、ダイシングテープ等の粘着シートである。このとき、被覆部材30の第2面30b及び透光性部材26の上面が、第2支持体112に粘着する。そして、被覆部材30から第1支持体111を剥離することにより、被覆部材30の第1面30aにおいて、第1導電部材10aの一部、第1導電部材10bの一部、第1発光素子21の一対の第1電極23a及び23b、第2発光素子22の一対の第2電極24a及び24bが被覆部材30から露出する。このようにして、作製された中間体101を準備する。尚、本明細書において「中間体を準備する」とは、中間体を手に入れるための種々の行為が含まれる。例えば、中間体を作製して準備してもよく、予め作製された中間体を購入して準備してもよい。
(第2導電部材の形成工程)
次に、図6A及び図6Bに示すように、中間体101の被覆部材30の第1面30aの一部に、第2導電部材40a及び40bを形成する。第2導電部材40a及び40bは、例えば金属膜であり、例えば、ニッケル層と金層との積層膜である。例えば、中間体101の全面に、スパッタ法又は電解めっき法により、金属膜を形成する。例えば、所望の形状の金属膜を形成して第2導電部材40a及び40bを形成してもよく、第1面30aの全面に金属膜を形成した後に、レーザー照射等の公知の方法により、金属膜を選択的に除去して、第2導電部材40a及び40bを形成してもよい。
一対の第2導電部材40a及び40bは、一対の第1電極23a及び23bと、一対の第1導電部材10a及び10bとを接続する。一対の第2導電部材40a及び40bは、一対の第1電極23a及び23bと、一対の第1導電部材10a及び10bと、一対の第2電極24a及び24bとを接続してもよい。より詳細には、第2導電部材40aは、第1発光素子21の第1電極23aと、第1導電部材10aと、第2発光素子22の第2電極24aとを接続する。第2導電部材40bは、第1発光素子21の第1電極23bと、第1導電部材10bと、第2発光素子22の第2電極24bとを接続する。
(被覆部材30の一部除去工程)
次に、図7A及び図7Bに示すように、ブレード113を用いて被覆部材30の第1面30aから第2面30bまで貫通する溝114を複数本形成する。尚、溝114は公知の方法で形成されればよく、例えばレーザーで形成されてもよい。溝114はX方向又はY方向に延びる。但し、溝114は、第1発光素子21及び第2発光素子22には形成されない。
溝114を形成するときに、被覆部材30の一部と、第1導電部材10a及び10bの一部が除去される。第1導電部材10a及び10bの一部が除去されることにより、第1導電内側面11a及び11bの反対側に位置する第1導電外側面12a及び12bが形成される。第1導電外側面12a及び12bは、被覆部材30から露出している。第2導電部材が、第1電極と、第1導電部材と、第2電極とを接続している場合には、溝114を形成するときに、第2導電部材の一部が除去される。この結果、被覆部材30が第1発光素子21毎及び第2発光素子22毎に分離されて、発光装置を個片化することができる。
(発光装置1)
次に、図8A〜図8Cに示すように、第2支持体112を除去する。これにより、複数個の発光装置1が同時に製造される。各発光装置1においては、第1発光素子21又は第2発光素子22と、透光性部材26とが積層された積層体が設けられている。また、この積層体の側面を覆う被覆部材30が設けられている。第1発光素子21の第1光取出面21b及び第2発光素子22の第2光取出面22bは、被覆部材30から露出している。
第1電極23a及び第2電極24aは第2導電部材40aに接続されており、第2導電部材40aは第1導電部材10aに接続されている。第1電極23b及び第2電極24bは第2導電部材40bに接続されており、第2導電部材40bは第1導電部材10bに接続されている。第1導電部材10a及び10bは、第1発光素子21の第1素子側面21c側、又は、第2発光素子22の第2素子側面22c側に配置されている。図8Cに示す第1導電部材10a及び10bは、発光装置1の外部電極として機能する。
なお、第1導電外側面12a及び12bは金を含む金属膜で覆われていることが好ましい。第1導電部材10a及び10bが銅等の酸化する金属材料を含む場合には、第1導電外側面12a及び12bが金を含む金属膜で覆われていることにより、第1導電部材10a及び10bが酸化することを抑制できる。また、第1導電外側面12a及び12bと被覆部材30の一部を覆う金属膜を形成してもよい。このようにすることで発光装置の外部電極を大きくすることができるので発光装置を実装する実装基板と発光装置の接合強度を向上させやすくなる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、第1導電外側面を実装面とする側面発光型の発光装置1を製造することができる。尚、実装面とは発光装置1を実装する実装基板と対向する面のことである。発光装置1においては、第1発光素子21の第1電極23a及び23b、又は、第2発光素子22の第2電極24a及び24bが、第2導電部材40a及び40bを介して、外部電極である第1導電部材10a及び10bに接続されている。このため、発光装置1には、基板が設けられていない。これにより、発光装置1の小型化を図ることができる。
<第2の実施形態>
図9Aは本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図であり、図9Bはその端面図である。図10A〜図11Cは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。図11Dは、本実施形態に係る発光装置を示す背面図である。なお、第2の実施形態においては、主として第1の実施形態との相違点を説明し、第1の実施形態と同様な部分については、説明を簡略化するか省略する。後述する第3及び第4の実施形態についても同様である。
先ず、図9A及び図9Bに示すように、フレーム121を準備する。フレーム121は複数対の第1導電部材10a及び10bと、複数対の第1導電部材10a及び10bを保持する絶縁性部材14を備えている。絶縁性部材14は、例えば、樹脂材料によって形成されていてもよい。第1導電部材10aは、第1導電内側面11a及び第1導電外側面12aを有する。第1導電外側面12aは第1導電内側面11aの反対面である。同様に、第1導電部材10bは、第1導電内側面11b及び第1導電外側面12bを有する。第1導電外側面12bは第1導電内側面11bの反対面である。
フレーム121は、厚さ方向(Z方向)から見て矩形状の複数の貫通部121aを備えている。貫通部121aは、短手方向(X方向)に沿って配列されている。第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11bは、貫通部121aの内側面において外部に露出している。第1導電部材の第1導電内側面11a及び11bのそれぞれは、1つの貫通部121aの内側面において外部に露出している。第1導電部材10a及び10bの第1導電外側面12a及び12bは、絶縁性部材14内に配置されている。つまり、第1導電部材10a及び10bの第1導電外側面12a及び12bは、外部に露出していない。
そして、第1支持体111上にフレーム121を配置する。このとき、貫通部121aの配列方向がX方向になるようにする。また、第1導電部材10a及び10bと絶縁性部材14が第1支持体111と接するように配置される。
以後の工程は、第1の実施形態と同様である。
すなわち、図10Aに示すように、フレーム121の貫通部121a内において、第1発光素子21及び第2発光素子22を第1支持体111上に配置する。第1発光素子21は、第1電極形成面21a、第1電極23a及び23bが第1支持体111と対向し、第1素子側面21cが一対の第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11b(第1A導電内側面)と対向し、第1導電部材10a及び10bから離れて位置するように配置する。第2発光素子22についても同様である。
次に、図10Bに示すように、第1発光素子21の第1光取出面21b上、及び、第2発光素子22の第2光取出面22b上に、透光性部材26を配置する。透光性部材26は、第1光取出面21b及び第2光取出面22bを覆う。
次に、図10Cに示すように、第1支持体111上に、絶縁性部材14、第1導電部材10a及び10b、第1発光素子21、第2発光素子22、透光性部材26を覆うように、被覆部材30を形成する。被覆部材30の第1面30aは第1支持体111に接し、第2面30bにおいて、透光性部材26の上面が被覆部材30からが露出する。
次に、図11Aに示すように、被覆部材30及びその内包物を、第1支持体111から第2支持体112に張り替える。これにより、被覆部材30の第1面30aにおいて、第1導電部材10aの一部、第1導電部材10bの一部、第1発光素子21の一対の第1電極23a及び23b、第2発光素子22の一対の第2電極24a及び24bが被覆部材30から露出する。このようにして、作製された中間体102を準備する。
次に、中間体102の被覆部材30の第1面30aの一部に、第2導電部材40a及び40bを形成する。第2導電部材40aは、第1発光素子21の第1電極23aと、第1導電部材10aと、第2発光素子22の第2電極24aとを接続する。第2導電部材40bは、第1発光素子21の第1電極23bと、第1導電部材10bと、第2発光素子22の第2電極24bとを接続する。
次に、図11Bに示すように、ブレード113を用いて被覆部材30の一部、及び、フレーム121の絶縁性部材14の一部を除去して溝114を形成する。この結果、第1発光素子21及び第2発光素子22毎に被覆部材30が分離されて、発光装置2を個片化することができる。また、第1導電部材10a及び10bの第1導電外側面12a及び12bが被覆部材30から露出する。第1導電部材10aと第1導電部材10bとの間には、絶縁性部材14が残留する。ブレード113が第1導電部材10a及び10bを切断しないことにより、ブレード113の摩耗が抑制され、発光装置の製造コストを低減することができる。
なお、溝114を形成するときに、第1導電部材10a及び10bの一部が除去されてもよい。この場合には、第1導電部材10a及び10bの一部が除去されることにより、第1導電内側面11a及び11bの反対側に位置する第1導電外側面12a及び12bが形成されてもよい。
これにより、図11C及び図11Dに示すように、複数個の発光装置2が同時に製造される。第1の実施形態に係る発光装置1は、第1導電外側面側(X方向)から見て第1導電部材10aと第1導電部材10bが被覆部材30に囲まれているのに対して、図11Dに示すように第2の実施形態に係る発光装置2は、第1導電部材10aと第1導電部材10bが絶縁性部材14に挟まれる点で異なっている。
本実施形態においては、予めフレーム121を準備し、これを第1支持体111に配置しているため、第1導電部材10a及び10bの位置決めが容易である。
<第3の実施形態>
図12Aは本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図であり、図12Bはその端面図である。図13A〜図14Cは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。図14Dは、本実施形態に係る発光装置を示す背面図である。
先ず、図12A及び図12Bに示すように、フレーム131を準備する。フレーム131は、複数対の第1導電部材10a及び10bと、複数対の第1導電部材10a及び10bを保持する絶縁性部材15を備えている。第1導電部材10a及び10bは絶縁性部材15の厚さ方向の一方側に位置している。絶縁性部材15は、例えば、樹脂材料によって形成されていてもよい。フレーム131は、厚さ方向(Z方向)から見て矩形状の複数の貫通部131aを備えている。貫通部131aは、短手方向(X方向)に沿って配列されている。第1導電部材10a及び10bは、隣り合う2つの貫通部131aの内側面において外部に露出する第1導電内側面11a及び11bを備えている。図12Bに示すように、隣り合う2つの貫通部131aの間に位置する第1導電内側面11a及び11bは、X方向に向いた両側面において外部に露出している。隣り合う2つの貫通部131aの間において、X方向における第1導電内側面11a及び11bの幅と、X方向における絶縁性部材15の幅は同等であってもよい。
そして、第2支持体112上にフレーム131を配置する。このとき、貫通部131aの配列方向がX方向になるようにする。また、第1導電部材10a及び10bが絶縁性部材15を介して第2支持体112から離れるような向きで、フレーム131を配置する。
次に、図13Aに示すように、フレーム131の貫通部131a内において、透光性部材26を第2支持体112上に配置する。透光性部材26は、X方向において、第1導電部材10a及び10bの下方に位置する絶縁性部材15を挟むように配置される。透光性部材26が波長変換層27及び透光層28を含む場合は、例えば、透光層28が第2支持体112側に位置するように、透光性部材26を配置することができる。
次に、図13Bに示すように、透光性部材26上であって第1導電部材10a及び10bからなる対を挟む位置に、第1発光素子21及び第2発光素子22を配置する。第1発光素子21及び第2発光素子22は、第1導電部材10a及び10bから離れた位置に配置する。このとき、第1光取出面21b及び第2光取出面22bが透光性部材26に対向し、第1素子側面21c及び第2素子側面22cが一対の第1導電部材10a及び10bの第1導電内側面11a及び11bと対向するようにする。また、Z方向において、一対の第1電極の上面の位置が、第1導電部材10a及び10bの上面の位置と略等しくなるように、フレーム131の厚さを設計しておくことが好ましい。
次に、図13Cに示すように、第2支持体112上に、フレーム131、透光性部材26、第1発光素子21、第2発光素子22を覆うように、被覆部材30を形成する。被覆部材30の第2面30bは第2支持体112に接し、第1面30aにおいて、第1導電部材10a及び10b、第1発光素子21の一対の第1電極23a及び23b、第2発光素子22の一対の第2電極24a及び24bが被覆部材30から露出する。このようにして、作製された中間体103を準備する。
なお、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bを覆う被覆部材30を形成し、その後、被覆部材30を研削することにより、第1面30aにおいて、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bを被覆部材30から露出させてもよい。このとき、被覆部材30と共に、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bのうち少なくとも1つを研削してもよい。これにより、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bの露出面を、被覆部材30の第1面30aと同一平面とすることができる。
以後の工程は、第1の実施形態と同様である。
すなわち、図14Aに示すように、中間体103の被覆部材30の第1面30aの一部に、第2導電部材40a及び40bを形成する。一対の第2導電部材40a及び40bは、一対の第1電極23a及び23bと、一対の第1導電部材10a及び10bと、一対の第2電極24a及び24bとを、接続する。
次に、図14Bに示すように、ブレード113を用いて被覆部材30の一部、及び、絶縁性部材15の一部を除去して溝114を形成する。この結果、第1発光素子21及び第2発光素子22毎に被覆部材30が分離されて、発光装置3を個片化することができる。また、溝114を形成する時に第1導電部材10a及び10bの一部が除去される。これにより、第1導電部材10aの第1導電外側面12a及び第1導電部材10bの第1導電外側面12bが形成される。第1導電外側面12a及び第1導電外側面12bは、被覆部材30から露出する。第1導電部材10aと第1導電部材10bとの間、並びに、第1導電部材10a及び10bの下方には、絶縁性部材15が残留する。
これにより、図14C及び図14Dに示すように、複数個の発光装置3が同時に製造される。第1の実施形態に係る発光装置1は、第1導電外側面側(X方向)から見て第1導電外側面12a及び12bが被覆部材30に囲まれているのに対して、図14Dに示すように第3の実施形態に係る発光装置3は、第1導電外側面側(X方向)から見て第1導電外側面12a及び12bが絶縁性部材15に囲まれている点で異なっている。
本実施形態においては、第2支持体112にフレーム131を配置する際に、第1導電部材10a及び10bは第2支持体112から離れている。第1発光素子21及び第2発光素子22を配置したときに、Z方向における第1電極23a及び23bの上面、並びに、第2電極24a及び24bの上面の位置を、第1導電部材10a及び10bの上面の位置と略等しくなるように、フレーム131の厚さを設計しておくことが好ましい。被覆部材30を形成したときに、例えば、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bのうち少なくとも1つを研削することにより、第1面30aにおいて、第1導電部材10a及び10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bを露出させてもよい。本実施形態は、被覆部材30の第1面30aにおいて、第1導電部材10a及び第1導電部材10b、第1電極23a及び23b、第2電極24a及び24bが外部に露出する中間体103を第2支持体112上で作製するので、被覆部材30及びその内包物を第1支持体111から第2支持体112に張り替える工程を省略できる。
<第4の実施形態>
図15Aは本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図であり、図15Bはその端面図である。図16Aは本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す平面図であり、図16Bはその端面図である。図17A〜図18Bは、本実施形態に係る発光装置の製造方法を示す端面図である。図18Cは、本実施形態に係る発光装置を示す背面図である。
先ず、図15A及び図15Bに示すように、第2支持体112に透光性部材26を配置する。第1〜第3の実施形態とは異なり、透光性部材26は個片化される前の状態である。2以上の複数個の発光素子に対して、1つの透光性部材が設けられる。尚、発光素子とは、後述する第1発光素子及び/又は第2発光素子を指す。透光性部材26が波長変換層27及び透光層28を含む場合は、透光層28を第2支持体112側に位置させてもよい。
次に、図16A及び図16Bに示すように、透光性部材26上にフレーム121を配置する。フレーム121の構成は、第2の実施形態において説明したとおりである。フレーム121の厚さは、第1発光素子21及び第2発光素子22の厚さと実質的に等しくすることが好ましい。
以後の工程は、第3の実施形態と同様である。
すなわち、図17Aに示すように、透光性部材26上であって第1導電部材10a及び10bからなる対を挟む位置に、第1発光素子21及び第2発光素子22を配置する。このとき、Z方向において、第1電極23a及び23bの上面、並びに、第2電極24a及び24bの上面の位置が、フレーム121の上面の位置と略等しくなることが好ましい。
次に、図17Bに示すように、第2支持体112上に被覆部材30を形成する。被覆部材30の第1面30aにおいて、第1導電部材10a及び10b、第1発光素子21の第1電極形成面21a、一対の第1電極23a及び23b、第2発光素子22の第2電極形成面22a、一対の第2電極24a及び24bが被覆部材30から露出する。このようにして、作製された中間体104を準備する。
次に、図17Cに示すように、中間体104の被覆部材30の第1面30aの一部に、第2導電部材40a及び40bを形成する。
次に、図18Aに示すように、ブレード113を用いて被覆部材30の一部、フレーム121の絶縁性部材14の一部、透光性部材26の一部を除去して溝114を形成する。この結果、第1発光素子21及び第2発光素子22毎に被覆部材30が分離されて、発光装置4を個片化することができる。また、透光性部材26が、第1発光素子21及び第2発光素子22毎に分離される。
このようにして、図18B及び図18Cに示すように、複数個の発光装置4が同時に製造される。第1の実施形態に係る発光装置1は、第1導電外側面側(X方向)から見て第1導電部材10aと第1導電部材10bが被覆部材に囲まれているのに対して、図18Cに示すように第4の実施形態に係る発光装置4は、第1導電部材10aと第1導電部材10bが絶縁性部材14に挟まれる点で異なっている。また、第1の実施形態に係る発光装置1は、発光装置1の4つの側面において透光性部材26が被覆部材30に覆われているのに対して、第4の実施形態に係る発光装置4は、発光装置4の4つの側面において透光性部材26が被覆部材30から露出している点で異なっている。
本実施形態によれば、1つの透光性部材26を第2支持体112上に配置し、ブレード113により、被覆部材30等と共に分離するため、複数の透光性部材26を第2支持体112上に配置する工程を省略できる。
前述の各実施形態は、本発明を具現化した例であり、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、前述の各実施形態において、いくつかの構成要素又は工程を追加、削除又は変更したものも本発明に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
本発明は、例えば、電子機器の光源等に利用することができる。
1、2、3、4:発光装置
10a、10b:第1導電部材
11a、11b:第1導電内側面
12a、12b:第1導電外側面
14、15:絶縁性部材
21:第1発光素子
21a:第1電極形成面
21b:第1光取出面
21c:第1素子側面
22:第2発光素子
22a:第2電極形成面
22b:第2光取出面
22c:第2素子側面
23a、23b:第1電極
24a、24b:第2電極
26:透光性部材
27:波長変換層
28:透光層
30:被覆部材
30a:第1面
30b:第2面
40a、40b:第2導電部材
101、102、103、104:中間体
111:第1支持体
112:第2支持体
113:ブレード
114:溝
121:フレーム
121a:貫通部
131:フレーム
131a:貫通部

Claims (7)

  1. 第1電極形成面と前記第1電極形成面の反対側の第1光取出面と前記第1電極形成面と前記第1光取出面との間の第1素子側面と前記第1電極形成面に備えられた一対の第1電極とを備える第1発光素子と、前記第1発光素子から離れて位置し前記第1素子側面と対向する第1導電内側面を有する一対の第1導電部材と、前記一対の第1電極および前記一対の第1導電部材の一部を露出し前記第1素子側面および前記第1導電内側面を覆う被覆部材と、を含む中間体を準備する工程と、
    前記一対の第1電極と前記一対の第1導電部材とを電気的に接続する一対の第2導電部材を形成する工程と、
    前記第1導電部材において前記第1導電内側面の反対側に位置する第1導電外側面が前記被覆部材から露出するように前記被覆部材の一部を除去する工程と、
    を備えた発光装置の製造方法。
  2. 前記中間体は、前記第1光取出面を覆う透光性部材をさらに含む請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記被覆部材の一部を除去する工程において、前記第1導電部材の一部を除去することにより、前記第1導電外側面を形成する請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記中間体は、一対の第2電極を備える第2発光素子をさらに含み、前記一対の第1導電部材は、前記第1発光素子と前記第2発光素子との間に配置されており、
    前記一対の第2導電部材を形成する工程において、前記第2導電部材は、前記一対の第2電極にも接続され、
    前記被覆部材の一部を除去する工程において、前記第2発光素子は前記第1発光素子から分離される請求項1〜3のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記中間体を準備する工程において、前記一対の第1導電部材は絶縁性部材によって繋がっている請求項1〜4のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  6. 前記中間体を準備する工程は、前記第1電極形成面と第1支持体が対向するように前記第1発光素子を前記第1支持体に配置する工程を有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
  7. 前記中間体を準備する工程において、前記第1光取出面と第2支持体が対向するように前記第1発光素子を前記第2支持体に配置する工程を有する請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光装置の製造方法。
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