JP2021055928A - 風向表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送風機の設置情報に応じた風向情報を表示できる風向表示システムを提案する。【解決手段】風向表示システムは、壁掛け設置と天井設置および床上設置のうちの少なくとも1つが可能な送風機(1)を含み、送風機(1)からの吹出空気の風向範囲を表示する表示部(206a)を有する表示装置(206)が接続される風向表示システムであって、送風機(1)が設置された状況を表す設置情報を取得する取得部(205a)と、取得部(205a)で取得した設置情報に基づく風向範囲を表示装置(206)の表示部(206a)に表示させる表示制御部(205b)とを備える。【選択図】図13

Description

本開示は、風向表示システムに関する。
従来、送風機としては、空気調和機の運転に合わせて室内空気を循環させる運転を自動的に行うサーキュレータがある(例えば、特開平2−183755号公報(特許文献1)参照)。
特開平2−183755号公報
上記送風機では、フラップにより吹出方向を設定する機能を備えるが、フラップが見えにくい構造の場合は吹出方向をユーザーが判別しにくいという課題がある。
特に、壁掛け設置、天井設置、床上設置などが可能な送風機では、設置の自由度の高く、吹出方向を設定する自由度も高くなるので、設置箇所によっては吹出方向がさらに判別しにくくなる。
本開示では、送風機の設置情報に応じた風向情報を表示できる風向表示システムを提案する。
本開示の風向表示システムは、
壁掛け設置と天井設置および床上設置のうちの少なくとも1つが可能な送風機
を含み、
上記送風機からの吹出空気の風向範囲を表示する表示部を有する表示装置が接続される風向表示システムであって、
上記送風機が設置された状況を表す設置情報を取得する取得部と、
上記取得部で取得した上記設置情報に基づく風向範囲を上記表示装置の上記表示部に表示させる表示制御部と
を備えることを特徴とする。
本開示によれば、壁掛け設置と天井設置および床上設置のうちの少なくとも1つが可能な送風機からの吹出空気の風向範囲を、送風機が設置された状況を表す設置情報に基づいて表示部が表示するので、送風機の設置情報に応じた風向情報を表示できる。
また、本開示の1つの態様に係る風向表示システムでは、
上記吹出空気の風向範囲と共に、吹出角度の異なる複数の風向の設定情報を上記表示装置の上記表示部に表示させる。
本開示によれば、吹出空気の風向範囲と共に、吹出角度の異なる複数の風向の設定情報を表示部に表示するので、吹出空気の風向がよりわかりやすくできる。
また、本開示の1つの態様に係る風向表示システムでは、
上記送風機の吸込口の位置情報を上記表示装置の上記表示部に表示させる。
本開示によれば、送風機の吸込口の位置情報も表示部に表示するので、吸込口側に障害物などを置かないように回避できる。
また、本開示の1つの態様に係る風向表示システムでは、
上記送風機の設置情報を上記送風機の画像を上記表示装置の上記表示部に用いて表示させる。
本開示によれば、送風機の設置情報を送風機の画像を用いて表示部に表示するので、吹出空気の風向範囲をよりわかりやすくできる。
また、本開示の1つの態様に係る風向表示システムでは、
上記送風機の画像に上記吹出空気の風向範囲との相対位置を表す目印を上記表示装置の上記表示部に表示させる。
本開示によれば、送風機の画像に吹出空気の風向範囲との相対位置を表す目印を表示部に表示するので、送風機のケーシングなどに設けられた目印によって送風機のどの場所から吹出空気が吹き出すのかをわかりやすくできる。
本開示の第1実施形態の風向表示システムに係わるサーキュレータの概略斜視図である。 上記サーキュレータの他の概略斜視図である。 上記サーキュレータの他の概略断面図である。 上記サーキュレータの取り付け方法を説明するための概略斜視図である。 上記サーキュレータの取り付け方法を説明するための概略側面図である。 上記サーキュレータの壁掛け設置の状態を示すための概略斜視図である。 図6のサーキュレータの周辺の風の流れを説明するための模式図である。 上記サーキュレータの他の取り付け状態を示すための概略斜視図である。 図8のサーキュレータの周辺の風の流れを説明するための模式図である。 上記サーキュレータのエアカーテン設置状態を示すための概略斜視図である。 図10のサーキュレータの周辺の風の流れを説明するための模式図である。 床上に設置されたサーキュレータの概略斜視図である。 上記サーキュレータを含む送風システムおよび風向表示システムのブロック図である。 本開示の実施の一形態の表示装置の一例としての移動通信携帯端末の表示部を示す図である。 上記表示部の一例を示す図である。 上記表示部の選択画面の一例を示す図である。 本開示の第2実施形態の風向表示システムに係わる表示装置の一例である移動通信携帯端末の表示部の一例を示す図である。
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の風向表示システムに係わるサーキュレータ1の概略斜視図であり、図2は、上記サーキュレータ1の概略斜視図である。図1,図2において、40Bは第2小カバーである。
図1は、室内の壁に取り付けられたときのサーキュレータ1を前側から見た図であり、図2は、室内の壁に取り付けられたときのサーキュレータ1を後側から見たときの概略斜視図である。サーキュレータ1は、送風機の一例である。なお、上記前側は壁とは反対側を意味する。また、上記後側は壁側を意味する。
上記室内の壁にサーキュレータ1を取り付ける場合、図1,図2に示すように、化粧カバー31、据付板32、第1,第2壁固定具33A,33B、第1,第2大カバー34A,34Bおよび第1,第2小カバー40A(図1,図2では片方のみを示す)が使用される。このとき、ユーザーは、吹出口21b(図3に示す)を任意の方向に向けた状態で、室内の壁にサーキュレータ1を取り付けることが可能になっている。より具体的に言うと、室内の壁にサーキュレータ1を取り付けたとき、前側の斜め上方と、前側の斜め下方と、後側の斜め上方と、後側の斜め下方とのうちのいずれかの方向に、吹出口21b(図3に示す)を向けることが可能になっている。
ここで、吹出口21b(図3に示す)が前側の斜め上方または後側の斜め上方に向いたとき、吸込口21a(図3に示す)はサーキュレータ本体2の下側の室内空気を吸い込むことが可能となる。また、吹出口が前側の斜め下方に向いたとき、吸込口はサーキュレータ本体2の上側の室内空気を吸い込むことが可能となる。また、吹出口21bが後側の斜め下方に向いたとき、吸込口はサーキュレータ本体2の前側の室内空気を吸い込むことが可能となる。
図3は、上記サーキュレータ1の概略断面図である。ここで、サーキュレータ1は室内の壁に取り付けられる。図3において、41は底フレーム、42はグリルである。
舌部53は、ケーシング21内の吸込口21aと吹出口21bとの間に配置されている。また、舌部53は、ケーシング21の内周面に接するが、クロスフローファン22との間に所定隙間を有する。このような舌部53により、吸込口21aからケーシング21内に吸い込まれた空気がクロスフローファン22を経由せずに吹出口21bに流れないようになっている。
また、風向羽根51は、パンチングメタル24の径方向内側に配置され、パンチングメタル24(図1,図2に示す)で覆われている。風向羽根51は、ケーシング21に回動自在に支持されており、ステッピングモータ52(図13に示す)により駆動される。なお、サーキュレータ1は、風向羽根51の回動によって、吹出空気の風向範囲(約50deg)において吹出角度の異なる複数の風向を選択可能としている(12.5deg毎に5段階)。
図4は、室内の壁にケーシング21を取り付けるための方法について説明するための概略斜視図である。また、図5は、室内の壁にケーシング21を取り付けるための方法について説明するための概略側面図である。
第2壁固定具33Bは、図4,図5に示すように、円板形状の本体部131Bと、この本体部131Bの外周縁部に連なる連結部132Bと、この本体部131Bの外周縁部に連なる係合部139Bとで構成されている。本体部131Bは、正方形状の貫通孔133Bを中央部に有する。係合部139Bは、連結部132Bとの間に間隔を有し、本体部131Bの外周縁部から壁に向かって延在する。
また、第1壁固定具33Aは、第2壁固定具33Bと同様に、本体部、連結部および係合部で構成されている。
また、図4,図5に示すように、化粧カバー31は、パンチングメタル24の軸方向の長さと略同じ長さに形成され、一部がパンチングメタル24と据付板32との間に配置される。また、化粧カバー31には、第1壁固定具33Aの連結部が挿通される第1貫通孔31aと、第2壁固定具33Bの連結部132Bが挿通される第2貫通孔31bとが形成されている。
据付板32は、例えばプレス加工で形成されて屈曲部32aを有する。この屈曲部32aは、パンチングメタル24の軸方向に沿って延在している。この屈曲部32aは、第1,第2貫通孔32b,32cを有する。
この第1貫通孔32bは、屈曲部32aにおいて化粧カバー31の第1貫通孔31aに対向する部分に形成され、上方に開口している。また、第2貫通孔32cは、屈曲部32aにおいて化粧カバー31の第2貫通孔31bに対向する部分に形成され、上方に開口している。また、第1壁固定具33A(図2に示す)の連結部は、先端部が据付板32の第1貫通孔32bに挿入されて、据付板32の屈曲部32aに係止される。また、第2壁固定具33Bの連結部132Bは、先端部が据付板32の第2貫通孔32bに挿入されて、据付板32の屈曲部32aに係止される。
ケーシング21の一端面も、ケーシング21の他端面と同様の構造を有する。
<壁掛け設置>
図6は、上記サーキュレータ1の壁掛け設置の状態を示すための概略斜視図であり、図7は、図6のサーキュレータ1の周辺の風の流れを説明するための模式図である。
上記室内の鉛直方向の温度むらをサーキュレータ1で解消する場合、図6に示すように、吸込口21aが下側を向き、かつ、吹出口21bが前側の斜め上方を向くように、室内の壁にケーシング21を取り付ける。別の言い方をすれば、室内の壁にケーシング21を取り付けた状態で、室内空気が吸込口21aに吸い込まれて吹出口21bから吹き出されるとき、図7に示すように、矢印A11,A12に沿うような室内空気の流れが発生するように、吸込口21aおよび吹出口21bを位置決めする。
このようなケーシング21の取り付けを行うと、吹出口21bから吹き出された室内空気は、仮想直線L11と仮想直線L12とで挟まれる領域を流れる。
次に、室内の水平方向の温度むらをサーキュレータ1で解消する方法について説明する。なお、この説明では、壁側を後側とし、壁とは反対側を前側と言う。
図8は、上記サーキュレータ1の他の取り付け状態を示すための概略斜視図であり、図9は、図8のサーキュレータ1の周辺の風の流れを説明するための模式図である。
上記室内の水平方向の温度むらをサーキュレータ1で解消する場合、図8に示すように、吸込口21aが上側を向き、かつ、吹出口21bが前側の斜め下方を向くように、室内の壁にケーシング21を取り付ける。別の言い方をすれば、室内の壁にケーシング21を取り付けた状態で、室内空気が吸込口21aに吸い込まれて吹出口21bから吹き出されるとき、図9に示すように、矢印A21,A22に沿うような室内空気の流れが発生するように、吸込口21aおよび吹出口21bを位置決めする。
このようなケーシング21の取り付けを行うと、吹出口21bから吹き出された室内空気は、仮想直線L21と仮想直線L22とで挟まれる領域を流れる。
<エアカーテン設置>
以下、サーキュレータ1でエアカーテンを発生させる方法について説明する。なお、この説明では、壁側を後側とし、壁とは反対側を前側と言う。
図10は、上記サーキュレータ1のエアカーテン設置の状態を示すための概略斜視図であり、図11は、図10のサーキュレータ1の周辺の風の流れを説明するための模式図である。
上記サーキュレータ1でエアカーテンを発生させる場合、図10に示すように、吸込口21aが前側を向き、かつ、吹出口21bが後側の斜め下方を向くように、壁にケーシング21を取り付ける。別の言い方をすれば、壁にケーシング21を取り付けた状態で、室内空気が吸込口21aに吸い込まれて吹出口21bから吹き出されるとき、図11に示すように、矢印A31,A32に沿うような室内空気の流れが発生するように、吸込口21aおよび吹出口21bを位置決めする。
このようなケーシング21の取り付けを行うと、吹出口21bから吹き出された室内空気は、仮想直線L31と仮想直線L32とで挟まれる領域を流れる。
<床上設置>
図12は、床上に設置されたサーキュレータ1の概略斜視図である。
上記室内の床上にサーキュレータ本体2を設置するとき、第1大カバー34A、据付台35および第1小カバー40Aが使用される。より詳しく説明すると、第1大カバー34Aは、ケーシング21の一端面にネジで固定される。また、据付台35がケーシング21の他端面にネジで固定される。このとき、据付台35の上面に設けられた凹部にサーキュレータ本体2の図中下側端部が嵌合して、ケーシング21が据付台35で支持される。
<送風システム>
図13は、上記サーキュレータ1を含む送風システムおよび風向表示システムの構成を示すブロック図である。
送風システムは、室内に設置されたサーキュレータ1の他に、サーキュレータ1と通信する屋外のサーバ205と、このサーバ205と通信する移動通信携帯端末206とを備える。移動通信携帯端末206は、スマートフォン(smartphone:多機能携帯電話)であり、表示装置の一例である。
サーキュレータ1は、表示部71と、ファンモータ23と、ステッピングモータ52と、無線通信部255と、例えばサーバ205から無線通信部255を介して取得した制御プログラムなどを記憶するメモリ256とを備える。表示部71は、図15に示すLED表示部320を含む。
また、サーキュレータ1は、上記第1実施形態のサーキュレータ1と同様に、クロスフローファン22(図3に示す)なども有している。
無線通信部255は、無線LANルータ204に無線で通信接続され、無線アクセスポイントを介してサーバ205と通信する。より詳しくは、無線通信部255は、例えばWiFi(登録商標)の通信規格を用い、無線LANルータ204を介して、サーバ205に情報を送信したり、サーバ205から情報を受信したりする。また、サーバ205と無線LANルータ204との間の通信は、例えば、電気通信網または光通信網を介して行われる。
メモリ256は、記憶した情報が消えない不揮発性半導体メモリである。
また、サーキュレータ1は、マイクロコンピュータおよび入出力回路などを有する制御装置261を備える。この制御装置261は、無線通信部255、表示部71、ファンモータ23、ステッピングモータ52などを制御する。また、制御装置261は、無線通信部255との間で情報を送受信する。
制御装置261はモータ制御部261aを有する。このモータ制御部261aは、無線通信部255で受信した情報に基づいて、ファンモータ23およびステッピングモータ52を制御する。
サーバ205は、サーキュレータ1が設置された状況を表す設置情報を取得する取得部205aと、取得部205aで取得した設置情報に基づく風向範囲を移動通信携帯端末206の表示部206aに表示させる表示制御部205bとを有する。サーバ205は、サーキュレータ1からの情報を受信して保存したり、移動通信携帯端末206からの情報を受信して保存したりする。例えば、サーキュレータ1による送風が行われている否かを示す送風情報が、サーキュレータ1からの情報としてサーバ205に保存されている場合、移動通信携帯端末206は、サーバ205に通信接続することにより、サーバ205から送風情報を取得して、この送風情報をユーザーに伝えることができるようになっている。一方、例えば、送風の開始または停止に関する設定情報が、移動通信携帯端末206からの情報としてサーバ205に保存されている場合、サーキュレータ1は、サーバ205に通信接続して、サーバ205から上記設定情報を取得して、この設定情報にしたがって、送風を行ったり、止めたりすることができるようになっている。
移動通信携帯端末206は、スマートフォン(多機能携帯電話)であり、サーバ205との間で無線通信を行って、サーバ205に情報を送信したり、サーバ205から情報を受信したりする。このとき、移動通信携帯端末206は携帯通信網を介してサーバ205に通信接続される。
上記構成の送風システムでは、ユーザーは、移動通信携帯端末206を使って、サーキュレータ1による送風が行われている否かを示す送風情報をサーバ205から取得できるので、外出していても、サーキュレータ1のオンオフを確認することができる。
また、ユーザーは、移動通信携帯端末206を使って、送風の開始に関する設定情報をサーバ205に保存することにより、その設定情報に応じてサーキュレータ1の送風が行われるので、外出していても、サーキュレータ1をオンさせることができる。
また、移動通信携帯端末206は、サーバ205を介さずに、無線LANルータ204に無線で通信接続することができる。したがって、ユーザーは、移動通信携帯端末206とサーバ205との間で送受信した情報の量を気にせずに、サーキュレータ1のオンオフを確認したり、サーキュレータ1をオンオフさせたりすることができる。
このように、サーキュレータ1が無線通信部255を備えることにより、サーキュレータ1の利便性を向上させることができる。
また、移動通信携帯端末206をサーキュレータ1のリモコンとして使えるので、サーキュレータ1にリモコンを付属して販売しなくて済む。
上記サーキュレータ1は、移動通信携帯端末206を操作することで、オンオフできるようになっていたが、移動通信携帯端末206以外の装置(例えばデスクトップパソコン)を操作することで、オンオフしてもよい。この場合、上記装置は、無線LANルータ204と無線で通信接続されるものであってもよいし、無線LANルータ204と有線で通信接続されるものであってもよい。
上記移動通信携帯端末206とサーキュレータ1との間の情報の送受信は、少なくとも無線LANルータ204が介在していたが、無線LANルータ204が介在しないようにしてもよい。このようにする場合、例えば、移動通信携帯端末206が、Bluetooth(登録商標)の通信規格などを利用して、サーキュレータ1と直接情報を送受信するようにしてもよい。この場合、移動通信携帯端末206は、外部装置の一例となる。
図14は、本開示の実施の一形態の表示装置の一例としての移動通信携帯端末206の表示部206aを示している。
図14は、サーキュレータ1の操作アプリの最初のメニュー画面である。移動通信携帯端末206の表示部206aの右上側に、サーキュレータ1の運転を開始する「オン」ボタン301を表示し、表示部206aの左上側に、サーキュレータ1の運転を停止する「オフ」ボタン302を表示している。
また、表示部206aの中央に、円形の風量調整ボタン303を表示し、その風量調整ボタン303の上に、風向羽根51の動きを設定する「リズム」ボタン304aと「自動」ボタン304bと「固定」ボタン304cを表示している。「リズム」ボタン304aの操作により、風向羽根51は所定のタイミングで上下にスイングするモードが選択される。また、「自動」ボタン304bの操作により、風向羽根51は運転状況に応じた動作を行うモードが選択される。さらに、「固定」ボタン304cの操作により、風向羽根51は任意の風向に固定されるモードが選択される。
また、表示部206aの風量調整ボタン303の下側かつ左側に、「連動」ボタン305を表示している。この「連動」ボタン305の操作により空気調和機の運転と連動するモードにするか否かを選択することができ、図14では、空気調和機の運転と連動するモードが選択され、「ON」を表示している。
また、風量調整ボタン303の下側かつ中央に、「風量自動設定」ボタン306を表示している。図14では、空気調和機の運転モードが冷房運転で設定温度が26℃を表す「冷26℃」を表示している。
風量調整ボタン303の下側かつ右側に、風向1〜5の設定をする「風向」ボンタン307を表示している。図14では、「風向2」を表示している。
図14に示す「風向」ボンタン307を操作すると、風向設定メニー画面を表示し、図15はその一例を示している。図15に示すように、表示部206aの上側に、壁掛け(冷暖アシスト)のサーキュレータ1の外観を表す画像310を表示し、その画像310に吹出空気の風向範囲311と共に、吹出角度の異なる複数の風向の設定情報312を表示している。図15において、320は運転中を点灯するLED表示部である。
また、移動通信携帯端末206の表示部206aの下側に、風向設定メニューとして、「スイング」、「風向5」、「風向4」、「風向3」、「風向2」、「風向1」の選択肢を表示している。図15では、「風向4」が選択されている。
ここで、表示部206aの上側に、壁掛け(冷暖アシスト)のサーキュレータ1の画像310を左から右または右から左にスワイプ操作することにより、図16に示す複数の選択画面が順に表示される。
図16において、左上欄の表示画面401は、初期画面であり、その右側から順に、表示画面402は「壁掛け(アシストファン)」、表示画面403は「壁掛け(冷暖アシスト)」、表示画面404は「エアカーテン」、表示画面405は「壁掛け(サーキュレータ)」、表示画面406は「天井据え付け」、表示画面407は「床置き(横)」、表示画面408は「床置き(縦)」を示している。
ここで、「アシストファン」,「冷暖アシスト」は、サーキュレータ1からの吹出空気によって、室内機からの吹出空気が届きにくい場所に届くようにする機能である。また、「エアカーテン」は、サーキュレータ1から吹出空気によって、ドアや扉が設置できない場所に空気の壁を作るようにする機能であり、「サーキュレータ」は、サーキュレータ1から吹出空気によって、部屋の空気を循環させる機能である。
本開示の風向表示システムによれば、壁掛け設置と天井設置および床上設置が可能なサーキュレータ1からの吹出空気の風向範囲311を、サーキュレータ1が設置された状況を表す設置情報に基づいて表示部206aが表示するので、サーキュレータ1の設置情報に応じた風向情報を表示できる。ここで、サーバ205の取得部205aがサーキュレータ1から取得する設置情報は、壁掛け設置、天井設置、床上設置や、吹出口21bの位置および吹出空気の風向範囲311を含み、さらに、吸込口21aの位置や向きなどを含んでもよい。そして、サーバ205の表示制御部205bは、取得部205aで取得した設置情報に基づく風向範囲を移動通信携帯端末206の表示部206aに表示させる。
また、サーキュレータ1の吹出空気の風向範囲311(約50deg)と共に、吹出角度の異なる複数の風向の設定情報(風向1〜5)を表示部206aに表示するので、吹出空気の風向がよりわかりやすくできる。
また、サーキュレータ1の設置情報をサーキュレータ1の画像310を用いて表示部206aに表示するので、吹出空気の風向範囲311をよりわかりやすくできる。
また、サーキュレータ1の画像310に吹出空気の風向範囲311との相対位置を表す目印(図15に示すLED表示部320)を表示部206aに表示することによって、サーキュレータ1のケーシング21などに設けられた目印によってサーキュレータ1のどの場所から吹出空気が吹き出すのかをわかりやすくできる。
〔第2実施形態〕
図17は、本開示の第2実施形態の風向表示システムに係わる表示装置の一例である移動通信携帯端末206の表示部206aの一例を示している。この第2実施形態の移動通信携帯端末206の表示部206aは、吸込口21aの位置情報(矢印313)を除いて第1実施形態の移動通信携帯端末206の表示部206aと同一の構成である。
図17に示すように、サーキュレータ1の吸込口21aの位置が分かる矢印313を表示部206aに表示する。
上記移動通信携帯端末206によれば、サーキュレータ1の吸込口21aの位置情報(矢印313)も表示部206aに表示するので、吸込口21a側に障害物などを置かないように回避できる。
上記第2実施形態の移動通信携帯端末206は、第1実施形態の移動通信携帯端末206と同様の効果を有する。
なお、この第2実施形態では、サーキュレータ1の吸込口21aの位置情報を矢印313としたが、吸込口の位置情報はこれに限らず、吸込口の形状などを表示部に表示してもよい。
上記第1,第2実施形態では、送風機としてサーキュレータ1の表示装置について説明したが、他の構成の送風機にこの発明を適用してもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、表示装置として移動通信携帯端末206について説明したが、パソコンや、携帯電話や、携帯情報端末(PDA: Personal Digital Assistant)等の表示装置であってもよい。
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1,第2実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、本開示の一実施形態としてもよい。
1…サーキュレータ(送風機)
21…ケーシング
21a…吸込口
21b…吹出口
22…クロスフローファン
23…ファンモータ
24…パンチングメタル
31…化粧カバー
31a…第1貫通孔
31b…第2貫通孔
32…据付板
32a…屈曲部
32b…第1貫通孔
32c…第2貫通孔
33A…第1壁固定具
33B…第2壁固定具
34A…第1大カバー
34B…第2大カバー
35…据付台
40A…第1小カバー
40B…第2小カバー
41…底フレーム、
42…グリル
51…風向羽根
52…ステッピングモータ
53…舌部
71…表示部
131B…本体部
132B…連結部
133B…貫通孔
139B…係合部
204…無線LANルータ
205…サーバ
205a…取得部
205b…表示制御部
206…移動通信携帯端末(表示装置)
255…無線通信部
256…メモリ
261…制御装置
261a…モータ制御部
310…画像
311…風向範囲
312…角度情報
320…LED表示部(目印)

Claims (5)

  1. 壁掛け設置と天井設置および床上設置のうちの少なくとも1つが可能な送風機(1)を含み、
    上記送風機(1)からの吹出空気の風向範囲を表示する表示部(206a)を有する表示装置(206)が接続される風向表示システムであって、
    上記送風機(1)が設置された状況を表す設置情報を取得する取得部(205a)と、
    上記取得部(205a)で取得した上記設置情報に基づく風向範囲を上記表示装置(206)の上記表示部(206a)に表示させる表示制御部(205b)と
    を備えることを特徴とする風向表示システム。
  2. 請求項1に記載の風向表示システムおいて、
    上記吹出空気の風向範囲と共に、吹出角度の異なる複数の風向の設定情報を上記表示装置(206)の上記表示部(206a)に表示させることを特徴とする風向表示システム。
  3. 請求項1または2に記載の風向表示システムおいて、
    上記送風機(1)の吸込口(21a)の位置情報を上記表示装置(206)の上記表示部(206a)に表示させることを特徴とする風向表示システム。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の風向表示システムおいて、
    上記送風機(1)の設置情報を上記送風機(1)の画像(310)を用いて上記表示装置(206)の上記表示部(206a)に表示させることを特徴とする風向表示システム。
  5. 請求項4に記載の風向表示システムおいて、
    上記送風機(1)の画像(310)に上記吹出空気の風向範囲との相対位置を表す目印(320)を上記表示装置(206)の上記表示部(206a)に表示させることを特徴とする風向表示システム。
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