JP2021055518A - 屋根補修シート - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根の補修作業の労力を軽減させることができる屋根補修シートを提供する。【解決手段】屋根を補修するための屋根補修シートは、屋根の上面を被覆するためのシート本体と、シート本体に設けられ、内部に液体を封入可能で、シート本体の重しとして機能する1つ又は複数の液体重し部とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、屋根を補修するための屋根補修シートに関する。
従来から、台風等の災害により屋根が損傷した場合に、ブルーシートと呼ばれるビニールシートを屋根の補修に用いている。ビニールシートは、風で吹き飛ばされないように、土嚢を用いて屋根に固定される。
また、特許文献1には、ハウス構造物の屋根や外壁等の外装材の修繕に用いられる補修用シートが記載されている。
特開平10−58617号公報
ところで、上述のビニールシートを用いた屋根の補修作業では、屋根の上に土嚢を運ぶ労力が必要となる。補修の面積が大きい場合には、必要となる土嚢の数が増え、それに伴って労力は大きくなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、屋根の補修作業の労力を軽減させることができる屋根補修シートを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するべく、第1の発明は、屋根を補修するための屋根補修シートであって、屋根の上面を被覆するためのシート本体と、シート本体に設けられ、内部に液体を封入可能で、シート本体の重しとして機能する1つ又は複数の液体重し部とを備えている、屋根補修シートである。
第2の発明は、第1の発明において、液体重し部は、細長い形状の容器であり、シート本体に設けられた筒状部の内側に装着される。
第3の発明は、第1又は2の発明において、柔軟な素材により構成された容器が用いられる。
第4の発明は、第1乃至3の何れか1つの発明において、細長い形状の容器であり、シート本体において屋根の斜面方向に対応する方向に沿って配置されている。
第5の発明は、第2の発明において、シート本体には、液体重し部を支持するための支持部が設けられ、支持部には、筒状部に液体重し部を通す際に使用する紐状部材が設けられている。
第6の発明は、第1乃至5の何れか1つの発明において、シート本体には、裏側から作用する風力を低減させるための開口部が形成されている。
第7の発明は、第6の発明において、開口部を被覆する被覆シートが、シート本体との間に風を通過させる隙間が形成されるようにシート本体に固定されている。
本発明では、屋根の上面を被覆するシート本体に、内部に液体を封入可能な液体重し部が設けられている。そのため、屋根補修シートを屋根に設置した後に、液体重し部に液体を供給して封入することで、液体重し部が、シート本体の重しとして機能する。従って、従来とは異なりシート本体の固定に土嚢を用いる必要がない。本発明によれば、屋根の補修作業の労力を軽減することができる。
図1は、実施形態に係る屋根補修シートを屋根に設置した状態を模式的に表した斜視図である。 図2は、実施形態に係る屋根補修シートの平面図である。 図3(a)は、図2のA−A断面図(筒状部の断面図)であり、図3(b)は、図2のB−B断面図(ホース部材の断面図)である。 図4は、実施形態の変形例1に係る屋根補修シートの平面図である。 図5は、実施形態の変形例1に係る屋根補修シートの液体重し部の説明図であり、図5(a)は平面図であり、図5(b)は排出口周辺の断面図である。 図6は、実施形態の変形例2に係る屋根補修シートの平面図である。 図7は、実施形態の変形例2に係る屋根補修シートについて、紐状部材を用いて液体重し部を第1筒状部に装着する作業方法の説明図である。 図8は、その他の実施形態に係るシート本体の頂部被覆部の断面図である。 図9は、その他の実施形態に係る屋根補修シートの平面図である。 図10は、その他の実施形態に係る屋根補修シートの説明図であり、図10(a)は平面図であり、図10(b)は屋根に設置した状態の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の一例であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
[1.屋根補修シートの構成]
本実施形態は、台風などの災害により損傷した屋根5の補修に用いる屋根補修シート10である。屋根補修シート10は、少なくとも屋根5の損傷箇所を被覆することで、災害後の雨漏りを防ぐ。屋根補修シート10は、図1に示すように、屋根5を被覆するように、その屋根5を有する家屋に、紐状部材6(紐又はロープなど)により固定される。
具体的に、屋根補修シート10は、図2に示すように、屋根5の上面を被覆するためのシート本体12と、シート本体12に取り付けられた複数の液体重し部14,18とを備えている。各液体重し部14,18は、内部に液体(水など)を封入可能な容器(例えば、プラスチックの容器、ホースのような柔軟な素材を用いた細長い袋状の容器)であり、シート本体12の重しとして機能する。本実施形態では、液体重し部14,18として、第1液体重し部14と、第2液体重し部18が設けられている。
なお、図1では、液体重し部14,18を太線で簡略的に表しているが、実際には、図1のように斜めから見た場合、液体重し部14,18は、シート本体12から上側に膨出する形状を呈する。また、以下では、図2における横方向を「シート長さ方向」と言い、縦方向を「シート幅方向」と言う。シート長さ方向は、屋根の傾斜方向に対応している。
屋根補修シート10の各構成要素について詳細に説明を行う。シート本体12は、水を透過しない素材により構成されたシート(例えば、ビニールシート)である。シート本体12は、屋根5の上面のうち、台風など災害による損傷箇所(例えば、瓦が飛ばされた箇所)を被覆できるだけの面積を少なくとも有する。シート本体12の形状は、図2では長方形であるが、特にこの形状に限定されず、他の形状であってもよい。
図2におけるシート本体12では、シート長さ方向の中央部が、屋根5の頂部を被覆する頂部被覆部12aとなる。頂部被覆部12aは、シート幅方向に細長い長方形状の部位である。そして、頂部被覆部12aの各長辺から、屋根5の斜面を被覆する各斜面被覆部12bが、シート長さ方向に沿って外側に延びている。各斜面被覆部12bにおける角部などには、屋根5に固定するための紐状部材6を取り付けるための取付部として、複数の貫通孔12cが形成されている。図2、図4、図6では各貫通孔12cの形成箇所を黒塗りしている。
また、シート本体12には、第1液体重し部14を取り付けるための取付部として、複数の筒状部12dが設けられている。例えば、複数の筒状部12dは、シート長さ方向において間隔を空けて、ほぼ等間隔に配置されている。具体的に、シート本体12では、頂部被覆部12aと、各斜面被覆部12bとにそれぞれ、筒状部12dが形成されている。各筒状部12dは、細長い筒状に形成され、シート幅方向に沿って延びている。頂部被覆部12aでは、シート長さ方向の中央部に筒状部12dが配置されている。各斜面被覆部12bでは、シート長さ方向の外側端部(頂部被覆部12aから離れた方の端部)に、筒状部12dが配置されている。
各筒状部12dは、例えば、図3に示すように、細長い外側シート16の各長辺部分を、固定手段19によりシート本体12に固定することにより形成されている。外側シート16は、その内側に第1液体重し部14の収容空間を確保できるように、外側に膨らむように弛ませた状態でシート本体12に固定される。なお、固定手段19は、特に限定されず、縫い付け、金具、又は接着剤などを用いることができる。
各第1液体重し部14は、両端が閉塞された、細長い筒状の容器である。各第1液体重し部14には、重量が軽い素材(プラスチックなど)を用いることができる。本実施形態では、第1液体重し部14に、ホースのような柔軟な素材の容器を用いるが、第1液体重し部14に硬質プラスチックを採用することで、鳥の嘴につつかれても水漏れが生じにくくすることもできる。各第1液体重し部14は、筒状部12dの内面に密着するように、筒状部12d内に着脱自在に収容される。なお、筒状部12dに対し第1液体重し部14を密着させることで、筒状部12dに第1液体重し部14をある程度固定できるが、さらに何らかの固定手段を用いて固定してもよい。
各第1液体重し部14の一端側には、図2の拡大図に示すように、液体を導入するための注入口14aが設けられている。注入口14aは、キャップなどの栓部材(図示省略)が着脱自在である。各第1液体重し部14は、その注入口14aが、同じ側(図2では下側)を向くように筒状部12dに収容される。なお、図2において、シート本体12の右下部分と左下部分の拡大図は記載していないが、注入口14aについては、中央の下側部分と同じ構造である。また、拡大図では、筒状部12dの記載を省略している。
シート本体12には、第1液体重し部14に直交する一辺に沿って、第2液体重し部18が設けられている。図2では下側(注入口14a側)の辺に沿って、第2液体重し部18が設けられている。第2液体重し部18は、両端が閉塞された、細長い筒状の容器(例えば太さが8cm程度の容器)である。第2液体重し部18は、第1液体重し部14の延伸方向に直交しており、シート本体12において屋根5の斜面方向に対応する方向に沿って配置されている。第2液体重し部18には、重量が軽い素材を用いることができる。なお、本実施形態では、第2液体重し部18に、ホースのような柔軟な素材の容器を用いる。また、本実施形態では、斜面被覆部12bごとに第2液体重し部18が設けられているが、2つの斜面被覆部12bにまたがるように1本の第2液体重し部18を用いてもよい。また、第1液体重し部14に直交する2辺のそれぞれに、第2液体重し部18を設けてもよい。
第2液体重し部18は、複数の帯状部材20によりシート本体12の外面に着脱自在に装着されている。例えば、各帯状部材20の両端部は、面ファスナーなどの固定手段によりシート本体12に固定されている。第2液体重し部18には、水道栓から延びるホースなどを着脱自在に接続可能な注入口18aが設けられている。注入口18aも、注入口14aと同様に、キャップなどの栓部材(図示省略)が着脱自在である。
[2.屋根補修シートの設置方法]
屋根補修シート10の設置方法について説明を行う。屋根補修シート10は、損傷した屋根5がある現場に搬入される。そして、その現場で、屋根補修シート10の各筒状部12dに対し、第1液体重し部14が取り付けられ、複数の帯状部材20により各第2液体重し部18も取り付けられる。以上の作業により、屋根補修シート10の設置準備が完了する。
次に、屋根補修シート10は、図1に示すように、屋根5を覆うように設置される。この時、頂部被覆部12aが屋根5の頂部を被覆し、各斜面被覆部12bが屋根5の斜面を被覆するように、屋根補修シート10は配置される。
次に、各第1液体重し部14の注入口14aに、水道栓から延びるホースを接続して、水道栓から第1液体重し部14に水を供給する。水の供給は、第1液体重し部14が満水になった状態で停止する。そして、注入口14aからホースを取り外し、栓部材により注入口14aを閉鎖する。また、各第2液体重し部18の注入口18aにも、水道栓から延びるホースを接続して、水道栓から第2液体重し部18に水を供給する。水の供給は、第2液体重し部18が満水になった状態で停止する。そして、注入口18aからホースを取り外し、栓部材により注入口14aを閉鎖する。
以上の作業により、各第1液体重し部14及び第2液体重し部18は、水が漏れることなく封入され、シート本体12の重しとして機能する。
[3.実施形態の効果]
本実施形態によれば、従来とは異なりシート本体12の固定に土嚢を用いる必要がなく、ホースを接続して水を供給するだけで、シート本体12の重しを準備することができる。そのため、屋根5の補修作業の労力を軽減することができる。
また、本実施形態では、各液体重し部14、18が互いに独立しているため、各液体重し部14、18の何れかに水漏れが生じたとしても、他の液体重し部14、18の影響を与えることなく、水漏れの影響を最小限に留めることができる。また、各液体重し部14、18をホース等で互いに接続する場合に比べて、各液体重し部14,18に対しスムーズに水を供給することができる。
[4.実施形態の変形例1]
本変形例は、図4に示す屋根補修シート10である。屋根補修シート10は、シート長さ方向の中心線Xを境に2つの斜面被覆部12bが設けられている。図4は、屋根補修シート10のうち片方の斜面被覆部12bを中心に記載している。
各斜面被覆部12bには、シート長さ方向(屋根5の傾斜方向に対応する方向)に沿って延びる第1筒状部22aと、シート幅方向に沿って延びる第2筒状部22bとが設けられている。第1筒状部22aは、第2筒状部22bに比べて短い。各筒状部22a,22bは、上述の実施形態の筒状部12dと同様に、細長い外側シート16の各長辺部分を、固定手段19(縫い付け、金具、又は接着剤など)によりシート本体12の外面(表側面)に固定することにより形成されている。図4では、固定手段19としての縫付部分を破線で表し、後述の開口部12eの外周を点線で表している。
各斜面被覆部12bでは、その外周に沿って、第1筒状部22a及び第2筒状部22bが配置されている。また、各斜面被覆部12bでは、シート幅方向における中央部に、第1筒状部22aが配置されている。これにより、各斜面被覆部12bでは、第1筒状部22a及び第2筒状部22bに囲まれた領域が2つ形成されている。各領域の中央部には、開口部12eが形成されている。開口部12eは、シート本体12に対し裏側から作用する風力を低減させるために設けている。図4では、開口部12eの形成箇所にハッチングを付けている。
各開口部12eは、開口部12eよりも大きな被覆シート26により被覆されている。各被覆シート26は、固定手段29(縫い付け、金具、又は接着剤など)によりシート本体12の外面に固定されている。各被覆シート26は、シート本体12との間に風を通過させる隙間が形成されるようにシート本体12に固定されている。本変形例では、風を通過させる隙間が、シート長さ方向の外側(図4では上側)に形成されている。屋根補修シート10を設置した状態では、シート本体12と被覆シート26の隙間は、屋根5の斜面方向において下側を向く。本変形例では、開口部12eの裏側からの風を通過させつつ、雨が降った場合に開口部12eに雨水が到達することを防ぐことができる。
なお、本変形例では、2つの開口部12eを形成したが、開口部12eの個数は、1つでもよいし、3つ以上であってもよい。また、開口部12eは、斜面被覆部12bのシート長さ方向の中央部に形成したが、屋根補修シート10の裏側において屋根5との間に侵入する風が開口部12eに到達しやすいように、屋根補修シート10の外周寄りの位置に開口部12eを形成してもよい。
また、本変形例には、図5(a)に示す構造の液体重し部14が、第1筒状部22a及び第2筒状部22bの各々に装着される。液体重し部14は、ビニールなどの樹脂シート14cにより形成された、柔軟で扁平な容器(水を入れていない状態で扁平)である。液体重し部14では、一端側の側部に注入口14aが設けられ、他端側の表側シート14cに排出口14bが設けられている。注入口14aには、手動の開閉バルブが設けられている。排出口14bは、表側シート14cの穴に対し装着された、キャップ25付きの筒状体27である。筒状体27の折り返し部に、Oリングなどのシール部材28が設けられている。また、液体重し部14の各端部には、リング部材14eが設けれたシート状端部14dが設けられている。なお、図4では、注入口14a及び排出口14bの記載を省略するとともに、液体重し部14を薄く着色している。
本変形例では、液体重し部14として扁平な容器を用いているため、液体重し部14を装着した状態のシート本体12を折り畳むことが可能である。そのため、液体重し部14を予めシート本体12に装着したとしても、屋根補修シート10の搬入が容易である。
[5.実施形態の変形例2]
本変形例では、変形例1に記載の液体重し部14を、第1筒状部22aに挿通させる際に使用する紐状部材31(紐又はロープなど)が設けられている。なお、本変形例では、第2筒状部22bに対し紐状部材31を設けていないが、第2筒状部22bに対しても紐状部材31を設けてもよい。
図6に示すように、紐状部材31の一端には、取付リング32が取り付けられている。取付リング32は、シート本体12に固定されたシート片33の穴部33aに取り付けられた支持リング34に取り付けられている。本変形例では、紐状部材31が、取付リング32等によりシート本体12に取り付けられている。なお、取付リング32と支持リング34は、着脱自在であり、例えば外開きリング又は内開きリングなどを用いることができる。
図7を参照しながら、紐状部材31を用いて液体重し部14を第1筒状部22aに装着する作業方法について説明を行う。
図7(a)は、作業開始前の状態である。作業者は、図7(b)に示すように、取付リング32を支持リング34から取り外し、液体重し部14の一端のリング部材14eに取付リング32を取り付ける。次に、作業者は、図7(c)に示すように、第1筒状部22a内に紐状部材31を通し、屋根の下にいる別の作業者に紐状部材31の端を届かせる。そして、別の作業者が、紐状部材31を引っ張ることで、液体重し部14は第1筒状部22aに挿入されていく。次に、作業者は、図7(d)に示すように、紐状部材31及び取付リング32を取り外すとともに、液体重し部14の他端のリング部材14eに支持リング34を取り付ける。これにより、液体重し部14は、支持リング34及びシート片33を介してシート本体12に支持される。シート片33及び支持リング34は、液体重し部を支持するための支持部に相当する。
[6.その他の実施形態]
上述の実施形態において、屋根5の形状や面積に応じてシート本体12の面積を調節することができるように、図8に示すように、頂部被覆部12aの下側に斜面被覆部12bを折り込むことができるようにしてもよい。この場合、例えば、2つの屋根被覆部12bの接続箇所に、頂部被覆部12aの一端が接続される。
上述の実施形態において、図9に示すように、1つの液体重し部14に対して、複数の筒状部12dをシート幅方向に間隔を空けて設けてもよい。これにより、シート幅方向において隣り合う筒状部12dの間でシート本体12を容易に折り曲げることが可能になり、シート本体12のシート幅方向の長さを調節することができる。
上述の実施形態における第1液体重し部14(筒状部12d)の配置について、例えば、斜面被覆部12bにおけるシート長さ方向の中央部に第1液体重し部14を配置してもよい。また、シート長さ方向又は斜め方向に沿って、第1液体重し部14を配置してもよい。
上述の実施形態では、シート本体12に対し液体重し部14、18を装着したが、シート本体12自体に、液体重し部14、18として、液体を封入可能な袋を形成してもよい。
上述の実施形態において、液体重し部14、18に二重構造の容器を採用してもよい。
上述の実施形態において、図10(a)及び(b)に示すように、シート本体12の外周より外側に、重し23を取り付けてもよい。この場合、例えば、重し23の取り付けに輪付きの紐状部材35を使用する。複数の紐状部材35が、シート本体12の端部の複数の貫通孔12cに取り付けられる。そして、屋根5に屋根補修シート10を設置した状態で、複数の紐状部材35の輪に重し23を挿通して、重し23を取り付ける。重し23としては、液体を封入した液体重し部を用いることができる。
上述の実施形態において、端部が近くにある液体重し部14,18同士において、一方の液体重し部14,18の排出口14bに、他方の液体重し部14,18の注入口14aを接続する接続管(ホースなど)を設けてもよい。これにより、屋根補修シート10の設置時に、水道栓等から延びるホースの接続箇所(注入口14a)を減らすことができる。この場合に、屋根補修シート10全体においてホースの接続箇所が1〜2箇所となるように、又は、各斜面被覆部12b全体においてホースの接続箇所が1〜2箇所となるように、複数の液体重し部14,18を接続管により互いに接続してもよい。そして、例えば、ホースを接続する注入口14aが屋根5の頂部側となるように、複数の液体重し部14,18を接続管により互いに接続してもよい。
本発明は、屋根を補修するための屋根補修シート等に適用可能である。
10 屋根補修シート
12 シート本体
12d 筒状部
14 第1液体重し部
16 外側シート
18 第2液体重し部
20 帯状部材

Claims (7)

  1. 屋根を補修するための屋根補修シートであって、
    屋根の上面を被覆するためのシート本体と、
    前記シート本体に設けられ、内部に液体を封入可能で、前記シート本体の重しとして機能する1つ又は複数の液体重し部とを備えている、屋根補修シート。
  2. 前記液体重し部は、細長い形状の容器であり、前記シート本体に設けられた筒状部の内側に装着される、請求項1に記載の屋根補修シート。
  3. 前記液体重し部には、柔軟な素材により構成された容器が用いられる、請求項1又は2に記載の屋根補修シート。
  4. 前記液体重し部は、細長い形状の容器であり、前記シート本体において屋根の斜面方向に対応する方向に沿って配置されている、請求項1乃至3の何れか1つに記載の屋根補修シート。
  5. 前記シート本体には、前記液体重し部を支持するための支持部が設けられ、
    前記支持部には、前記筒状部に前記液体重し部を通す際に使用する紐状部材が設けられている、請求項2記載の屋根補修シート。
  6. 前記シート本体には、裏側から作用する風力を低減させるための開口部が形成されている、請求項1乃至5の何れか1つに記載の屋根補修シート。
  7. 前記開口部を被覆する被覆シートが、前記シート本体との間に風を通過させる隙間が形成されるように前記シート本体に固定されている、請求項6に記載の屋根補修シート。
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