JP2021059958A - 防水シート - Google Patents

Abstract

【課題】災害後の損傷した部分を被う防水シートの形状は、防水シートを屋根に被い、風圧にて飛ばないように一般には重量のある土嚢等を数個設置、揚げ降ろしする重労働と危険な作業であった。【解決手段】防水シートに、水を溜める複数の空洞部分を設け、その空洞に水を注入し、防水シート全体に重量をかけて風で飛ばされない効果があり、撤去時は防水シートの排水口から水を排出させるので、土嚢などを揚げ降ろしする必要がなく、空洞に水を注入、撤去時に水を抜き、安全迅速な作業が行える。【選択図】図１

Description

この発明は、災害時に被害に遭った屋根等に敷く防水シートの形状に関する。

従来の防水シートの形状は、軽量で風の影響などでの飛散防止の為に重量のある土嚢等を数個運び上げて防水シート上に設置されている。

しかしながら、以上の技術によれば、設置場所が高所のため、重量のある土嚢を数個運び上げるには施工者は体力を消耗し非常に危険である。
そこで、この発明は、重量のある土嚢等を揚げ降ろしする作業がなく、施工時間の短縮と安全を提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、防水シートに水を溜める複数の空洞部分を設け、施工後に水を注入、水の重量で防水シートが風等に耐えることを特徴とする防水シートである。
また、第二発明は、防水シートに水を溜める空洞部分を複数設け各空洞は連結されていることを特徴とする防水シートである。

第一発明、または第二発明によれば防水シートを屋根部分の損傷部分に被い、防水シートが風等による落下防止のため、連結された空洞部分に水道ホースを接続口より、水を溜める、撤去時には防水シートに設けた排水口から排水し防水シートを撤去、安全な迅速な作業ができる。

この発明の、防水シートを屋根部分に施工した状態の前面からの斜視図である。 この発明の防水シートを屋根部分に施工した状態を上方からの斜視図である。

この発明のー実施を、図１、図２に示す。
防水シート本体はビニール等の軽量で防水効果のある材料であり、この本体の表面に水を溜めるための、筒状の連なった空洞を設け、設置後に、水道ホース等で水を注入し、水の重量で防水シートが風で飛ばないよう設置し、災害で吹き飛んだ屋根材の隙間等を養生し風雨から建物を守れる。

実施形態の効果

この実施形態によれば、防水シートを災害時屋根の損傷した部分に、この発明の防水シートを損傷した部分の傾斜と対象方向の傾斜も重量配分を左右対称に一枚の防水シートを被い、給水口から連結された空洞に水を注入し、防水シート全体に、均等に重量がかかり、施工終了。
又、非常に安全迅速そして美観にも優れている。
防水シートを撤去時は、防水シートの排水口より溜め水を排出し、防水シートの撤去のみで作業終了。

他の実施形態

図１，図２，図３の実施形態では、複数の空洞は縦方向であるが、横方向でもよい。

１屋根 ２防水シート
３空洞連結部への給水口
４排水口
５水を溜める空洞部分

Claims (2)

1. 防水シート（２）に水を溜めるための空洞（５）を設けたことを特徴とする防水シート。
2. 前記防水シートの形状は水を溜める空洞部分を設け、屋根の破損損傷の広さにより大きさ形状は異なった種類がある特徴の防水シートである。

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