JP2021053232A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、パンツタイプ使い捨て着用物品に関するものである。
パンツタイプ使い捨ておむつや、パンツタイプ使い捨て生理用ナプキン、パンツタイプ使い捨ておむつカバー等のパンツタイプ使い捨て着用物品は、前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ接合されたサイドシールを有しており、このサイドシールの形成により、ウエスト開口及び脚開口が予め形成されたものである。
このようなパンツタイプ使い捨ておむつにおいては、排泄後などにおいておむつを脱がす際、サイドシールで前身頃と後身頃とを引き剥がし、おむつを身体から取り除くことが行われる。このため、サイドシールには、装着中に破れないような剥離強度だけでなく、使用後の剥がしやすさも求められている。
サイドシールで前身頃と後身頃とを引き剥がしやすくするための一つの手法は、サイドシール部の接合パターンの改良であるが、接合パターンの改良だけで引きはがしやすさを改良することは困難な場合も多い。特に、サイドシールに要求される剥離強度を確保しつつ、力の弱い高齢者等でも剥離を容易にすることは困難である。
この問題を解決する一つの手法として、サイドシールの接合パターンを改良するのではなく、前身頃又は後身頃におけるサイドシールよりも幅方向中央側に、ウエスト開口から脚開口にかけてミシン目を形成することも提案されている(例えば特許文献1、2参照)。この場合、サイドシールの剥離強度に影響されることなく、前身頃及び後身頃の分離が容易となる。
しかしながら、前身頃又は後身頃に単にミシン目を設けるだけでは、ミシン目を切り離す途中で、幅方向中央側に向かって引き裂いてしまう「横裂け」が発生するおそれがある。
そこで、本発明の主たる課題は、前身頃及び後身頃の分離をミシン目により弱い力で行うことができるものでありながら、横裂けを発生しにくくすることにある。
上記課題を解決したパンツタイプ使い捨て着用物品は以下のとおりである。
<第1の形態>
前身頃及び後身頃と、
前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ接合されて形成されたサイドシールと、
サイドシールを介して筒状に連続する胴周り部と、
胴周り部のウエスト側の開口であるウエスト開口と、
胴周り部よりも脚側に形成された、左右一対の脚開口と、を備え、
前身頃及び後身頃の少なくとも一方におけるサイドシールよりも幅方向中央側に、ウエスト開口から脚開口にかけてミシン目が形成され、
前記ミシン目は、縦方向に延びる第1ミシン目と、この第1ミシン目端から前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目とを有する単位が、縦方向に繰り返し設けられ、
前記第2ミシン目は斜め上方向に延びる上方向第2ミシン目、及び、
斜め下方向に延びる下方向第2ミシン目の、少なくとも一方を有する、
ことを特徴とするパンツタイプ使い捨て着用物品。
<第1の形態>
前身頃及び後身頃と、
前身頃の両側部と後身頃の両側部とがそれぞれ接合されて形成されたサイドシールと、
サイドシールを介して筒状に連続する胴周り部と、
胴周り部のウエスト側の開口であるウエスト開口と、
胴周り部よりも脚側に形成された、左右一対の脚開口と、を備え、
前身頃及び後身頃の少なくとも一方におけるサイドシールよりも幅方向中央側に、ウエスト開口から脚開口にかけてミシン目が形成され、
前記ミシン目は、縦方向に延びる第1ミシン目と、この第1ミシン目端から前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目とを有する単位が、縦方向に繰り返し設けられ、
前記第2ミシン目は斜め上方向に延びる上方向第2ミシン目、及び、
斜め下方向に延びる下方向第2ミシン目の、少なくとも一方を有する、
ことを特徴とするパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記ウエスト開口から前記脚開口に向けて、上から下へ、又は、下から上へと、前記ミシン目を連続して切り離しやすく、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けを発生しにくくし、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前身頃、後身頃のサイドシールに沿って前記ミシン目があるため、どこからでも切り離すことが可能であり、1か所ずつ切ることも可能である。
前記第1ミシン目端と、前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目始点は、繋がっていることが好ましく、前記第1ミシン目と前記第2ミシン目が一連となっていることで、切り離しが前記第1ミシン目から前記第2ミシン目へと連続して起きる。
また、前記サイドシールが前記第2ミシン目延長線上にあるため、万一前記第2ミシン目端部における切り離しが前記第1ミシン目に戻らなかった場合でも、前記サイドシールに沿って脚開口へ切り離しが進む。
本形態は、横裂けが起こりにくい最低限の形態である。
前記ウエスト開口から前記脚開口に向けて、上から下へ、又は、下から上へと、前記ミシン目を連続して切り離しやすく、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けを発生しにくくし、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前身頃、後身頃のサイドシールに沿って前記ミシン目があるため、どこからでも切り離すことが可能であり、1か所ずつ切ることも可能である。
前記第1ミシン目端と、前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目始点は、繋がっていることが好ましく、前記第1ミシン目と前記第2ミシン目が一連となっていることで、切り離しが前記第1ミシン目から前記第2ミシン目へと連続して起きる。
また、前記サイドシールが前記第2ミシン目延長線上にあるため、万一前記第2ミシン目端部における切り離しが前記第1ミシン目に戻らなかった場合でも、前記サイドシールに沿って脚開口へ切り離しが進む。
本形態は、横裂けが起こりにくい最低限の形態である。
<第2の形態>
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記下方向第2ミシン目端が逆方向下側に折り返して延在する、前記ミシン目端を有する、
前記第1の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記下方向第2ミシン目端が逆方向下側に折り返して延在する、前記ミシン目端を有する、
前記第1の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記単位に存在するミシン目の前記第2ミシン目から、縦方向に連続する次の単位のミシン目始点へ、分離する力が前記折り返しにより誘導されるため、連続したミシン目の切り離しが可能で、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けが発生しにくく、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記折り返しがあることにより、前記第2ミシン目で生じている力が、前記第1ミシン目がある縦方向へ半ば強制的に戻るため、前記第1の形態に比べ縦方向への切り離しが前記第2ミシン目を通して円滑に進む。
前記単位に存在するミシン目の前記第2ミシン目から、縦方向に連続する次の単位のミシン目始点へ、分離する力が前記折り返しにより誘導されるため、連続したミシン目の切り離しが可能で、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けが発生しにくく、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記折り返しがあることにより、前記第2ミシン目で生じている力が、前記第1ミシン目がある縦方向へ半ば強制的に戻るため、前記第1の形態に比べ縦方向への切り離しが前記第2ミシン目を通して円滑に進む。
<第3の形態>
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記上方向第2ミシン目端が逆方向上側に折り返して延在する、前記ミシン目端を有する、
前記第1の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記上方向第2ミシン目端が逆方向上側に折り返して延在する、前記ミシン目端を有する、
前記第1の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記単位に存在するミシン目の前記第2ミシン目から、縦方向に連続する次の単位のミシン目始点へ、分離する力が前記折り返しにより誘導されるため、連続したミシン目の切り離しが可能で、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けが発生しにくく、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記折り返しがあることにより、前記第2ミシン目で生じている力が、前記第1ミシン目がある縦方向へ半ば強制的に戻るため、前記第1の形態に比べ縦方向への切り離しが前記第2ミシン目を通じて円滑に進む。
前記第2の形態では、縦方向上から下へ切り離しが進むが、本形態では、下から上へと切り離しが進む。
前記単位に存在するミシン目の前記第2ミシン目から、縦方向に連続する次の単位のミシン目始点へ、分離する力が前記折り返しにより誘導されるため、連続したミシン目の切り離しが可能で、切り離し途中で前身頃と後身頃の横裂けが発生しにくく、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記折り返しがあることにより、前記第2ミシン目で生じている力が、前記第1ミシン目がある縦方向へ半ば強制的に戻るため、前記第1の形態に比べ縦方向への切り離しが前記第2ミシン目を通じて円滑に進む。
前記第2の形態では、縦方向上から下へ切り離しが進むが、本形態では、下から上へと切り離しが進む。
<第4の形態>
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記下方向第2ミシン目端が逆方向下側に折り返した延長線上に前記第1ミシン目を有し、
前記上方向第2ミシン目延長線上に前記下方向第2ミシン目を有する、
請求項1及び2の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
縦方向に繰り返し並ぶ前記ミシン目の単位間で、前記下方向第2ミシン目端が逆方向下側に折り返した延長線上に前記第1ミシン目を有し、
前記上方向第2ミシン目延長線上に前記下方向第2ミシン目を有する、
請求項1及び2の形態に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記下方向第2ミシン目の折り返し延長線上に次の前記単位の前記第1ミシン目が存在し、前記上方向第2ミシン目の延長線上に前の前記単位の前記下方向第2ミシン目が、配置されている。本形態は、前記第1と第2の形態の組み合わせで、前記単位間距離が狭く、前記単位の始点及び終点が近位にあるため、単位ミシン目間の誘導が生じやすくなり、切り離しがミシン目に沿って起こりやすくなる。
また、切り離しの方向は、前記ウエスト開口から前記脚開口へ上から下へでも、又は、その逆の下から上へでも、いずれからも切り離すことが可能である。
前記下方向第2ミシン目の折り返し延長線上に次の前記単位の前記第1ミシン目が存在し、前記上方向第2ミシン目の延長線上に前の前記単位の前記下方向第2ミシン目が、配置されている。本形態は、前記第1と第2の形態の組み合わせで、前記単位間距離が狭く、前記単位の始点及び終点が近位にあるため、単位ミシン目間の誘導が生じやすくなり、切り離しがミシン目に沿って起こりやすくなる。
また、切り離しの方向は、前記ウエスト開口から前記脚開口へ上から下へでも、又は、その逆の下から上へでも、いずれからも切り離すことが可能である。
<第5の形態>
前記第1ミシン目の幅方向中央側近位に、前記ウエスト開口から前記脚開口にかけて、前記第1ミシン目の孔がない箇所に孔を有する、
前記第1~4の形態のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
前記第1ミシン目の幅方向中央側近位に、前記ウエスト開口から前記脚開口にかけて、前記第1ミシン目の孔がない箇所に孔を有する、
前記第1~4の形態のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記前身頃又は前記後身頃の前記ミシン目を切り離し中に、前記前身頃又は前記後身頃の幅方向に存在する弾性部材により、前記ミシン目の連続的な切り離しが止まるおそれや、横裂けの発生するおそれを軽減し、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記第1ミシン目の孔がない部分に補助ミシン目の孔を配置することで、前記弾性部材が切断されている箇所を作り、確実に切り離しを進めることが出来る。
万一、前記ミシン目から幅方向中央側に横裂けが生じた場合でも、補助ミシン目から縦方向の切り離しを再開できる。
前記前身頃又は前記後身頃の前記ミシン目を切り離し中に、前記前身頃又は前記後身頃の幅方向に存在する弾性部材により、前記ミシン目の連続的な切り離しが止まるおそれや、横裂けの発生するおそれを軽減し、前記パンツタイプ使い捨て着用物品を着用者から容易に外すことができる。
前記第1ミシン目の孔がない部分に補助ミシン目の孔を配置することで、前記弾性部材が切断されている箇所を作り、確実に切り離しを進めることが出来る。
万一、前記ミシン目から幅方向中央側に横裂けが生じた場合でも、補助ミシン目から縦方向の切り離しを再開できる。
<第6の形態>
前記第2ミシン目の延長線上に、前記第2ミシン目の端部を囲むように、U字型の孔を有する、
前記第1~5の形態のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
前記第2ミシン目の延長線上に、前記第2ミシン目の端部を囲むように、U字型の孔を有する、
前記第1~5の形態のいずれか1項に記載のパンツタイプ使い捨て着用物品。
(作用効果)
前記第2ミシン目の延長線上にU字型の孔を前記第2ミシン目端部を囲むように配置することで、第2ミシン目終点で生じる力が、前記U字型の孔で前記第1ミシン目の方向へ強制的に向かうため、より確実に縦方向への切り離しが進む。
前記第2ミシン目の延長線上にU字型の孔を前記第2ミシン目端部を囲むように配置することで、第2ミシン目終点で生じる力が、前記U字型の孔で前記第1ミシン目の方向へ強制的に向かうため、より確実に縦方向への切り離しが進む。
本発明によれば、前身頃及び後身頃の分離をミシン目により弱い力で行うことができるものでありながら、横裂けを発生しにくくする。
以下、吸収性物品の一例としてのパンツタイプ使い捨ておむつについて、添付図面を参照しつつ詳説する。
図1~図6はパンツタイプ使い捨ておむつを示している。このパンツタイプ使い捨ておむつ(以下、単におむつともいう。)は、前身頃F及び後身頃Bにわたる外装体20と、前身頃Fから後身頃Bにわたるように外装体20の内面に固定された内装体10とを有しており、内装体10は液透過性のトップシート11と液不透過性シート12との間に吸収体17が介在されてなるものである。製造に際しては、外装体20の内面(上面)に対して内装体10の裏面がホットメルト接着剤などの接合手段によって接合(図2の点模様部分)された後に、内装体10及び外装体20が前身頃F及び後身頃Bの境界である前後方向(縦方向)中央で折り畳まれ、その両側部が相互に熱溶着又はホットメルト接着剤などによって接合されてサイドシール部21が形成されることによって、ウエスト開口及び左右一対の脚開口が形成されたパンツタイプ使い捨ておむつとなる。
(内装体の構造例)
内装体10は、図3に示すように、トップシート11と液不透過性シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、トップシート11を透過した排泄液を吸収体13により吸収保持するものである。内装体10の平面形状は特に限定されないが、図示形態のようにほぼ長方形とすることが一般的である。
内装体10は、図3に示すように、トップシート11と液不透過性シート12との間に、吸収体13を介在させた構造を有しており、トップシート11を透過した排泄液を吸収体13により吸収保持するものである。内装体10の平面形状は特に限定されないが、図示形態のようにほぼ長方形とすることが一般的である。
吸収体13の表側(肌当接面側)を覆うトップシート11としては、有孔又は無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。トップシート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになる。図示形態では、トップシート11は、吸収体17の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏側まで延在されている。
吸収体13の裏側(非肌当接面側)を覆う液不透過性シート12は、ポリエチレン又はポリプロピレンなどの液不透過性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートとしては、例えばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に、炭酸カルシウム等の無機微粒子を溶融混練してシートを形成した後、一軸又は二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートを好適に用いることができる。図示形態では、液不透過性シート12は、トップシート11とともに吸収体13の幅方向両側で裏側に折り返されているが、このような構造に限定されず、公知の他の構造を採用することができる。
内装体10の両側部には主に脚周りにフィットする立体ギャザーBSが形成されている。この立体ギャザーBSは、内装体10の裏面の側部に固定された固定部と、この固定部から内装体の側方を経て内装体の表面の側部まで延在する本体部と、本体部の前後端部が倒伏状態で内装体の表面の側部に固定されて形成された倒伏部分と、この倒伏部分間が非固定とされて形成された自由部分とが、折り返しによって二重シートとしたギャザーシート15により形成されており、二重シートの間には、自由部分の先端部等に細長状のギャザー弾性部材16が配設されている。そしてこのような構造により、立体ギャザーBSは、ギャザー弾性部材16の収縮により吸収体側縁部より突出する自由部分が、製品状態において立ち上がるようになっている。ギャザーシート15としては撥水性とされた不織布が好適に用いられる。
ギャザー弾性部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコーン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150~350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、ギャザー弾性部材16としては、図示形態のような糸状の他、ある程度の幅を有するテープ状のものを用いることもできる。
前述のギャザーシート15を構成する素材繊維もトップシート11と同様に、ポリエチレン又はポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらにギャザーシート15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコーン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロライド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装体の構造例)
外装体20は、図3~図5にも示されるように、それぞれ不織布等からなる押さえシート20A及びバックシート20Bからなる2層構造とされ、押さえシート20Aとバックシート20Bとの間、及びバックシート20Bをウエスト開口の縁で内面側に折り返してなる折り返し部分20Cのシート間に弾性部材24~28が配設され、自然長状態で弾性部材の収縮力により外装体20が収縮することにより、外装体20に伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部にそれぞれ脚開口を形成するために形成された凹状の脚周りライン29により、全体としてほぼ砂時計形状をなしている。
外装体20は、図3~図5にも示されるように、それぞれ不織布等からなる押さえシート20A及びバックシート20Bからなる2層構造とされ、押さえシート20Aとバックシート20Bとの間、及びバックシート20Bをウエスト開口の縁で内面側に折り返してなる折り返し部分20Cのシート間に弾性部材24~28が配設され、自然長状態で弾性部材の収縮力により外装体20が収縮することにより、外装体20に伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部にそれぞれ脚開口を形成するために形成された凹状の脚周りライン29により、全体としてほぼ砂時計形状をなしている。
図示形態の外装体20においては、弾性部材として、図1~図2に示される展開形状において、ウエスト開口近傍23に配置されたウエスト弾性部材24と、前身頃F及び後身頃Bに、縦方向に間隔をおいて幅方向に沿って配置された複数のウエスト下方弾性部材25とを有するとともに、前身頃F及び後身頃Bのそれぞれにおいて、ウエスト下方弾性部材25の群とは別に、一方のサイドシール部21から一方の脚開口に沿って股間部分に向かい、股間部分を横断し、かつ他方の脚開口に沿って他方のサイドシール部21に至るパターンで湾曲しつつ延在する、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の湾曲弾性部材26,28を備えている。これら、弾性部材24~28は、それぞれその延在方向に沿って所定の伸長率で伸長された状態で固定されている。なお、本外装体20では、脚周りライン29に沿って前身頃Fのサイドシール部から後身頃Bのサイドシール部まで連続する弾性部材は設けられていない。
ウエスト弾性部材24は、前身頃Fと後身頃Bとが接合されたサイドシール部21の範囲の内、ウエスト開口の縁の近傍に縦方向に間隔をおいて配置された複数本の糸ゴム等の細長状の弾性部材であり、身体の胴周りを締め付けるように伸縮力を与えることによりおむつを身体に装着するためのものである。このウエスト弾性部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。また、図示形態のウエスト弾性部材24は、ウエスト部におけるバックシート20Bの折り返し部分20Cの不織布間に挟持されているが、押えシート20Aとバックシート20Bとの間に挟持しても良い。
ウエスト下方弾性部材25は、サイドシール部21を有する前後方向の範囲に、縦方向に間隔をおいて配置された糸ゴム等の細長状の弾性部材であり、前身頃F及び後身頃Bの腰周り部分に夫々幅方向の伸縮力を与え、おむつを身体に密着させるためのものである。なお、ウエスト弾性部材24とウエスト下方弾性部材25との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、前身頃F及び後身頃Bに縦方向に間隔をおいて幅方向に配置された弾性部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト弾性部材として機能し、残りの弾性部材がウエスト下方弾性部材として機能していればよい。
後身頃Bにおいて、ウエスト下方弾性部材25とは別に配設された背側湾曲弾性部材26は、糸ゴム等の細長状の弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。背側湾曲弾性部材26は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では4本の糸ゴム等の細長状の弾性部材であり、これら背側湾曲弾性部材26は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この背側湾曲弾性部材26は、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3~20mm、好ましくは6~16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは4本以上配置される。
外装体20の前身頃Fにおいて、ウエスト下方弾性部材25とは別に配設された腹側湾曲弾性部材28は糸ゴム等の細長状の弾性部材であり、所定の曲線に沿って配置されている。腹側湾曲弾性部材28は、一本であっても良いが複数本であるのが好ましく、図示例では4本の糸状弾性部材であり、これら腹側湾曲弾性部材28は、互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この腹側湾曲弾性部材28も、2,3本程度の弾性部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように3~20mm、好ましくは6~16mm程度の間隔を空けて、3本以上、好ましくは4本以上配置される。
なお、図2に示すように、前身頃F及び後身頃Bに配置されたウエスト下方弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28は、製造時に外装体20に対して連続的に固定した後に、吸収体13と重なる部分の幅方向中間部(図中の二点鎖線で囲まれた部分)を、所定の切断パターンで細かく切断して収縮力が作用しない非収縮部分とし、この非収縮部分より側方に延在する部分を収縮力の作用する収縮部分(つまり、ウエスト下方弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28が連続的に残された部分)とすることができる。これにより、内装体(特に吸収体13)の幅方向の不必要な収縮を防止することができる。もちろん、図8に示すように、ウエスト下方弾性部材25及び湾曲弾性部材26,28を、内装体10を横切って連続的に配置することもできる。
上述した外装体20は、例えば特開平4-28363号公報や、特開平11-332913号公報記載の技術により製造することができる。また、湾曲弾性部材26,28を内装体10上で切断し不連続化するには、特開2002-35029号公報、特開2002-178428号公報及び特開2002-273808号公報に記載される切断方法が好適に採用される。
図示例とは異なり、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bのいずれか一方にのみ設けるだけでも良い。また、湾曲弾性部材26,28を、前身頃F及び後身頃Bの両方に設ける場合、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材28の群の一部又は全部と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材26の群の一部又は全部とが交差する形態(図示せず)も採用できるが、図示例のように、前身頃F側に配置された湾曲弾性部材28の群と、後身頃B側に配置された湾曲弾性部材26の群とは互いに交差することなく前後方向中間部、特に前身頃Fに若干偏った位置で縦方向に離間している形態が好適である。
弾性部材24~28の固定時の伸長率は適宜定めることができるが、通常の成人用の場合、ウエスト弾性部材24は160~320%程度、ウエスト下方弾性部材25は160~320%程度、湾曲弾性部材26,28は230~320%程度とすることができる。
(カバーシート)
図1及び図3にも示されるように、外装体20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、かつ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、カバーシート50,60が設けられていても良い。図示形態についてさらに詳細に説明すると、前カバーシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後カバーシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。外装体20をおむつ内面に折り返してなる折り返し部分20Cを、内装体10と重なる部分まで延在させて、図示例のカバーシート50,60と同等の部分を形成することもできる。
図1及び図3にも示されるように、外装体20の内面上に取り付けられた内装体10の前後端部をカバーし、かつ内装体10の前後縁からの漏れを防ぐために、カバーシート50,60が設けられていても良い。図示形態についてさらに詳細に説明すると、前カバーシート50は、前身頃F内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の前端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在しており、後カバーシート60は、後身頃B内面のうちウエスト側端部の折り返し部分20Cの内面から内装体10の後端部と重なる位置まで幅方向全体にわたり延在している。外装体20をおむつ内面に折り返してなる折り返し部分20Cを、内装体10と重なる部分まで延在させて、図示例のカバーシート50,60と同等の部分を形成することもできる。
(吸収体の構造について)
吸収体13は図3~図5に示すように単層構造となっていても、複数の層から成る構造となっていてもよい。
吸収体13としては、公知のもの、例えば、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。
吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の、液透過性及び液保持性を有する包装シート14によって包装することができる。
吸収体13は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分を有する砂時計状に形成されているが、長方形状等、適宜の形状とすることができる。
吸収体13は図3~図5に示すように単層構造となっていても、複数の層から成る構造となっていてもよい。
吸収体13としては、公知のもの、例えば、パルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。
吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の、液透過性及び液保持性を有する包装シート14によって包装することができる。
吸収体13は、股間部に前後両側よりも幅の狭い括れ部分を有する砂時計状に形成されているが、長方形状等、適宜の形状とすることができる。
(ミシン目の構造について)
図7~16は、パンツタイプ使い捨て着用物品である、パンツタイプ使い捨ておむつにおけるミシン目61、62付近を拡大して示す図である。
以下、図7を参照しつつ、ミシン目について説明する。ミシン目61、62は、サイドシール21の幅方向中央側に位置し、サイドシールに沿って伸びる部位である。ミシン目は、外装体をミシン目に沿って切り離し可能な部位である。
図7~16は、パンツタイプ使い捨て着用物品である、パンツタイプ使い捨ておむつにおけるミシン目61、62付近を拡大して示す図である。
以下、図7を参照しつつ、ミシン目について説明する。ミシン目61、62は、サイドシール21の幅方向中央側に位置し、サイドシールに沿って伸びる部位である。ミシン目は、外装体をミシン目に沿って切り離し可能な部位である。
第1形態のミシン目は、図7より、ミシン目は縦方向に延びる第1ミシン目61と、この第1ミシン目の下端又は上端から、サイドシール21に斜め下向き又は上向きに延びる第2ミシン目62とを有する。そして、第1と第2の2つのミシン目で1つの単位を作っており、このミシン目単位が縦方向に10個~25個、10mm以下の間隔で繰り返し設けられている。ミシン目単位間の間隔が狭い方が、横裂けは生じにくく、縦の切り離しが円滑に進みやすい。ミシン目単位間の間隔が10mmを超えると、縦方向の切り離しが止まり、横裂けが生じる恐れがある。
ミシン目の孔は、外装体20を貫いており、第2ミシン目62と第1ミシン目61の延長線63のなす角αは特に限定されず、好ましくは20°~70°、より好ましくは45°であり、サイドシール21と第2ミシン目端の幅方向の距離62Wが好ましくは1mm~15mmであり、第1ミシン目61の長さ61Lが10mm、好ましくは5mm~15mmであり、第2ミシン目62の長さ62Lが7mm、好ましくは3mm~10mmであり、第1ミシン目が第2ミシン目よりも長いことが好ましく(61L>62L)、ミシン目の孔が1mm~4mmである。
第1ミシン目、第2ミシン目の長さ、角度、及び孔のカットサイズは適宜定めることができるが、本形態の範囲内であると好ましい。
第1ミシン目、第2ミシン目の長さ、角度、及び孔のカットサイズは適宜定めることができるが、本形態の範囲内であると好ましい。
パンツタイプ使い捨ておむつによれば、ミシン目は、前身頃Fと後身頃Bとにそれぞれ一対設けられている。そのため、例えば、着用者がパンツタイプ使い捨ておむつを着用している状態において、1つのミシン目を順次切り離しことも、一対のミシン目を同時に切り離すことも、腹側からでも背側からでも可能である。
また、前身頃のみ、後身頃のみにミシン目は設けられることも可能で、前身頃、後身頃のどちら側に設けられていてもよい。
ミシン目は、サイドシール21から幅方向中央側の内装体10までの間に設置されているものとする。
また、前身頃のみ、後身頃のみにミシン目は設けられることも可能で、前身頃、後身頃のどちら側に設けられていてもよい。
ミシン目は、サイドシール21から幅方向中央側の内装体10までの間に設置されているものとする。
上述の実施形態において、以下の形態を適用することも可能である。各形態は、各自変形に適宜組み合わされてもよい。
図7は、第1の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。拡大図では、弾性部材24、25は省略する。ウエスト開口から脚開口へ、縦方向下向きに切り離しが可能である。第1ミシン目下端から斜め方向下側に下方向第2ミシン目が延びている。下方向第2ミシン目62下端での切り離しにかかる力が、次の単位の第1ミシン目61へ向かうため、縦方向の連続した切り離しが可能である。
前記第1ミシン目端と、前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目始点は、繋がっていることが好ましく、前記第1ミシン目と前記第2ミシン目が一連となっていることで、切り離しが前記第1ミシン目から前記第2ミシン目へと連続して起きる。
この第1ミシン目端と第2ミシン目始点への連続性は、すべての実施形態で設けることが好ましい。
また、サイドシール21が下方向第2ミシン目62延長線上にあるため、万一、第2ミシン目端部における切り離しが第1ミシン目61に戻らなかった場合でも、サイドシール21に沿って脚開口へ切り離しが進む。サイドシール21自体は強いため、途中で横裂けは生じにくい。
前記第1ミシン目端と、前記サイドシール側に斜めに延びる第2ミシン目始点は、繋がっていることが好ましく、前記第1ミシン目と前記第2ミシン目が一連となっていることで、切り離しが前記第1ミシン目から前記第2ミシン目へと連続して起きる。
この第1ミシン目端と第2ミシン目始点への連続性は、すべての実施形態で設けることが好ましい。
また、サイドシール21が下方向第2ミシン目62延長線上にあるため、万一、第2ミシン目端部における切り離しが第1ミシン目61に戻らなかった場合でも、サイドシール21に沿って脚開口へ切り離しが進む。サイドシール21自体は強いため、途中で横裂けは生じにくい。
図8は、第1の形態の変形例におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。第1ミシン目61の長さよりも第2ミシン目62の長さが短い。これにより、切り離しが横よりも縦に進む勢いが強くなるため、力が強くない利用者でも、おむつを切り離すことが容易にできる。
図9は、第1の形態の変形例におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。拡大図では、弾性部材24、25は省略する。拡大図に示すように、第2ミシン目62の終点から幅方向中央側延長線上に、第1ミシン目61の孔部分が位置している。横裂けが生じた場合でも、横裂けの先には、第1ミシン目が配置されており、横裂けを第1ミシン目で受け止めるので、縦方向への切り離しが連続して可能である。
図10は、第1の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。第2ミシン目62の向きが図7で示す第1の形態と反対に当たる、上方向第2ミシン目が設けられており、脚開口からウエスト開口へ、縦方向上向きに切り離しが可能である。
図7同様に、サイドシール21が上方向第2ミシン目62延長線上にあるため、万一、第2ミシン目端部における切り離しが第1ミシン目61に戻らなかった場合でも、サイドシール21に沿って脚開口へ切り離しが進む。サイドシール21自体は強いため、途中で横裂けは生じにくい。
下から上への切り離しが出来る形態は、介助者がおむつを切り離し、交換する際に使いやすい。また、力の弱い利用者は、下から上へ引っ張る力の方が、上から下へおろす力より強いため、おむつを切り離すことが容易にできる。
図7同様に、サイドシール21が上方向第2ミシン目62延長線上にあるため、万一、第2ミシン目端部における切り離しが第1ミシン目61に戻らなかった場合でも、サイドシール21に沿って脚開口へ切り離しが進む。サイドシール21自体は強いため、途中で横裂けは生じにくい。
下から上への切り離しが出来る形態は、介助者がおむつを切り離し、交換する際に使いやすい。また、力の弱い利用者は、下から上へ引っ張る力の方が、上から下へおろす力より強いため、おむつを切り離すことが容易にできる。
図11は、第1の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態は、図7と図10に示す形態を併せ持ち、第1ミシン目上端と下端それぞれから、上方向第2ミシン目62A及び下方向第2ミシン目62Bを有する。そのため、切り離しが縦方向下向きにも、縦方向上向きにも可能であり、力の弱い要介護者自身の切り離しも、他人によるおむつ交換の際の切り離しも、双方向から容易にできる。
図12では、第2の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態では、下方向第2ミシン目62が、次の単位ミシン目の第1ミシン目61に向かい、逆方向下向きに折り返している。第2ミシン目62終点が次の単位の第1ミシン目61始点に向かうことで、切り離しの向きが次のミシン目単位へ誘導され、ミシン目間での横裂けが生じにくく、図7から11までの第1の形態よりも切り離しがスムーズに進む。
図13は、第3の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態では、図12の形態のミシン目が、縦方向下から上に向かう。上方向第2ミシン目62が、次の単位ミシン目の第1ミシン目61に向かい、逆方向上向きに折り返している。切り離しの向きが次のミシン目単位へ誘導され、ミシン目間での横裂けが生じにくく、図7から11までの第1の形態よりも、切り離しがスムーズにつながる。
下から上への切り離しが出来る形態は、介助者がおむつを切り離し、交換する際に使いやすい。また、力の弱い利用者は、下から上へ引っ張る力の方が、上から下へおろす力より強いため、おむつを切り離すことが容易にできる。
下から上への切り離しが出来る形態は、介助者がおむつを切り離し、交換する際に使いやすい。また、力の弱い利用者は、下から上へ引っ張る力の方が、上から下へおろす力より強いため、おむつを切り離すことが容易にできる。
図14は、第4の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態は、図10及び12で示す第1及び第2の形態の組み合わせから成る。拡大図では、弾性部材24、25は省略する。
拡大図で示すように、下方向第2ミシン目62B端逆方向下側折り返し62Cの延長線62Q上に、次の単位の第1ミシン目61があり、上方向第2ミシン目62Aの延長線62P上に前の単位の下方向第2ミシン目62Bが、配置されている。
下方向第2ミシン目62Bの長さは、サイドシール21に寄りすぎないように、適度な長さを取ることが好ましい。上方向第2ミシン目延長線62P、及び、下方向第2ミシン目端折り返し延長線62Qの長さは、特に規定していない。下方向第2ミシン目端逆方向下側折り返し62Cと第1ミシン目61、及び、上方向第2ミシン目62Aと下方向第2ミシン目62Bの少なくとも一方が接する形態も含まれる。
本形態は、ミシン目間の距離が狭く、切り離す力がミシン目間で逃げにくいため、単位のミシン目間の誘導が生じやすく、引裂きがミシン目に沿って起こりやすくなる。
拡大図で示すように、下方向第2ミシン目62B端逆方向下側折り返し62Cの延長線62Q上に、次の単位の第1ミシン目61があり、上方向第2ミシン目62Aの延長線62P上に前の単位の下方向第2ミシン目62Bが、配置されている。
下方向第2ミシン目62Bの長さは、サイドシール21に寄りすぎないように、適度な長さを取ることが好ましい。上方向第2ミシン目延長線62P、及び、下方向第2ミシン目端折り返し延長線62Qの長さは、特に規定していない。下方向第2ミシン目端逆方向下側折り返し62Cと第1ミシン目61、及び、上方向第2ミシン目62Aと下方向第2ミシン目62Bの少なくとも一方が接する形態も含まれる。
本形態は、ミシン目間の距離が狭く、切り離す力がミシン目間で逃げにくいため、単位のミシン目間の誘導が生じやすく、引裂きがミシン目に沿って起こりやすくなる。
図15は、第5の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態では、第1ミシン目61に沿って、おむつ幅方向中央側にウエスト開口から脚開口まで、補助ミシン目64が配置されている。この補助ミシン目64は、弾性部材24、25による切り離しの中断を起こりにくくするためのものである。
第1ミシン目61の孔が弾性部材24,25の上にない部分に、補助ミシン目64の孔が配置されるため、縦方向の切り離しが弾性部材で止まり、横方向に裂けた場合でも、横裂けの先に補助ミシン目64の孔があるために、再度切り離しが縦方向へ進む。補助ミシン目64の孔が弾性部材24,25の上にない場合でも、横裂け近位にある補助ミシン目64により縦方向への切り離しを再開できる。
切り離しを補助、誘導する縦方向補助ミシン目64の配置は、すべての実施例で設けることが可能である。
第1ミシン目61の孔が弾性部材24,25の上にない部分に、補助ミシン目64の孔が配置されるため、縦方向の切り離しが弾性部材で止まり、横方向に裂けた場合でも、横裂けの先に補助ミシン目64の孔があるために、再度切り離しが縦方向へ進む。補助ミシン目64の孔が弾性部材24,25の上にない場合でも、横裂け近位にある補助ミシン目64により縦方向への切り離しを再開できる。
切り離しを補助、誘導する縦方向補助ミシン目64の配置は、すべての実施例で設けることが可能である。
図16は、第6の形態におけるパンツタイプ使い捨ておむつのミシン目付近を拡大して示す図である。本形態では、第2ミシン目62の終点から第2ミシン目の延長線上に、U字型の孔である、補助孔65を配置することで、切り離しをサイドシール21方向へ向かうことを起こりにくくし、次の第1ミシン目へと誘導する。
この切り離しを補助、誘導する補助孔65の配置は、すべての実施例で設けることが可能である。
この切り離しを補助、誘導する補助孔65の配置は、すべての実施例で設けることが可能である。
<明細書中の用語の説明>
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
・「展開状態」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後方向」とは図中に符号LDで示す方向(縦方向)を意味し、「幅方向」とは図中にWDで示す方向(左右方向)を意味し、前後方向と幅方向とは直交するものである。
・「展開状態」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
本発明は、上記例のようなパンツタイプ使い捨ておむつの他、テープタイプ、パッドタイプ等の各種使い捨ておむつ、生理用ナプキン等、吸収性物品全般に利用できるものである。
10…内装体、11…トップシート、12…液不透過性シート、13…吸収体、14…包装シート、15…ギャザーシート、16…ギャザー弾性部材、20…外装体、20A…押さえシート、20B…バックシート、20C…折り返し部分、21…サイドシール、23…ウエスト開口近傍、24…ウエスト弾性部材、25…ウエスト下方弾性部材、26,28…湾曲弾性部材、26…背側湾曲弾性部材、28…腹側湾曲弾性部材、29…脚周りライン、60…後カバーシート、61…第1ミシン目、61L…第1ミシン目長さ、62…第2ミシン目、62L…第2ミシン目長さ、62W…サイドシートから第2ミシン目までの距離、62A…上方向第2ミシン目、62B…下方向第2ミシン目、62C…第2ミシン目端折り返し、62P…上方向第2ミシン目延長線、62Q…下方向第2ミシン目端折り返し延長線、63…第1ミシン目延長線、64…補助ミシン目、65…補助孔、B…後身頃、BS…立体ギャザー、F…前身頃、WD…幅方向、LD…縦方向。
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