JP2021052459A - 充電コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 充電コネクタの使用時における不具合の発生を防止する。【解決手段】 車両に搭載された車載電池を充電するための充電ケーブルの一端に連結されロック部を有する車両側接続部に接続される充電コネクタであって、内部空間を有するコネクタハウジングと、給電端子を有し車両側接続部に接続される給電部と、回動軸を挟んで両側に被ロック部と被操作部を有すると共に被ロック部がロック部に係合され被操作部の少なくとも一部がコネクタハウジングから外側に突出されるロック位置と被ロック部のロック部に対する係合が解除されるロック解除位置との間でコネクタハウジングに対して回動可能にされた操作レバーと、一端部が固定され温度上昇によって収縮されることにより操作レバーにロック位置からロック解除位置へ向けての回動力を付与する接続部材とを備え、接続部材が所定の温度以上にされた状態において被操作部の全体が内部空間に位置される【選択図】図5
Description
本発明は、車両に搭載された車載電池を充電するための充電ケーブルに連結された充電コネクタに関する。
近年、特に、EV(Electric Vehicle:電気自動車)やHEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド電気自動車)やPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド電気自動車)等の車両が普及されつつあり、これらの電気を動力とした車両においては高い蓄電機能を有する車載電池が搭載される。こうした車両においては、充電ケーブルを用いて家庭用電源や車外充電装置と接続することで車載電池の充電が可能にされている。
車載電池を充電するための充電ケーブルには、車両側接続部(インレット)に接続される充電コネクタが連結されており、充電コネクタには車両側接続部との接続状態を保持するためのロック機構を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1においては、車両側接続部の凹部に充電コネクタのロック爪が係合されることで充電コネクタが車両側接続部にロックされ、充電コネクタのロック解除部を操作することでロック爪と凹部の係合が解除され充電コネクタのロックが解除される技術が示されている。
ところで、充電コネクタは挿抜の繰り返しや異物の噛み込みによって車両側接続部との接続部分である端子部分が摩耗や劣化してしまうことがある。端子部分が摩耗や劣化した状態で充電コネクタの使用を続けると、端子部分が過剰に発熱し充電コネクタが過度に高温になってしまう虞がある。この場合にロック解除部も過度に高温になっていると、使用者が過度に高温になっている充電コネクタを意図せず把持する等のロック解除部に対する操作に支障が生じ、充電コネクタの車両側接続部に対するロック解除を行うことができず充電コネクタを車両側接続部から引き抜くことができなくなる虞がある。
そこで、本発明充電コネクタは、使用時における不具合の発生を防止することを目的とする。
本発明に係る充電コネクタは、車両に搭載された車載電池を充電するための充電ケーブルの一端に連結されロック部を有する車両側接続部に接続される充電コネクタであって、内部空間を有するコネクタハウジングと、給電端子を有し前記車両側接続部に接続される給電部と、回動軸を挟んで両側に被ロック部と被操作部を有すると共に前記被ロック部が前記ロック部に係合され前記被操作部の少なくとも一部が前記コネクタハウジングから外側に突出されるロック位置と前記被ロック部の前記ロック部に対する係合が解除されるロック解除位置との間で前記コネクタハウジングに対して回動可能にされた操作レバーと、一端部が固定され温度上昇によって収縮されることにより前記操作レバーに前記ロック位置から前記ロック解除位置へ向けての回動力を付与する接続部材とを備え、前記接続部材が所定の温度以上にされた状態において前記被操作部の全体が前記内部空間に位置されるものである。
これにより、充電中に接続部材が所定の温度以上にされたときに操作レバーがロック解除位置に回動され被操作部の全体がコネクタハウジングの内部に位置される。
第2に、上記した本発明に係る充電コネクタにおいては、前記一端部が前記給電部に結合されることが望ましい。
これにより、接続部材が充電コネクタにおいて最も発熱し易い給電端子に近づいて位置される。
第3に、上記した本発明に係る充電コネクタにおいては、前記コネクタハウジングの内部に前記接続部材が収縮された状態において押し付けられる支点軸が設けられることが望ましい。
これにより、収縮された接続部材が支点軸に押し付けられることにより屈曲された状態で接続部材によって操作レバーに回動力が付与される。
第4に、上記した本発明に係る充電コネクタにおいては、前記被操作部が前記操作レバーの一端部に設けられ、前記接続部材の他端部が前記被操作部に結合されることが望ましい。
これにより、操作レバーの一端部に設けられた被操作部に接続部材による回動力が付与される。
第5に、上記した本発明に係る充電コネクタにおいては、前記操作レバーに結合されると共に前記操作レバーを前記ロック解除位置から前記ロック位置へ向けて回動する方向に付勢するロックバネが設けられ、前記接続部材の他端部が前記ロックバネに結合され、前記接続部材が前記ロックバネの付勢力を打ち消す方向に収縮されることが望ましい。
これにより、接続部材によってロックバネの操作レバーに対する付勢力が打ち消された状態で操作レバーがロック解除位置へ回動する方向に引っ張られる。
第6に、上記した本発明に係る充電コネクタにおいては、一端部が前記操作レバーに結合されると共に前記操作レバーを前記ロック解除位置から前記ロック位置へ向けて回動する方向に付勢するロックバネと、前記ロックバネの他端部が結合され前記接続部材の収縮によって前記ロックバネを伸張させる方向へ移動され被規制部を有するバネ台座と、前記バネ台座の前記ロックバネを収縮させる方向への移動を規制する規制部とが設けられることが望ましい。
これにより、移動された位置においてバネ台座の移動前の位置への移動が規制部によって規制される。
本発明によれば、充電中に接続部材が所定の温度以上にされたときに操作レバーがロック解除位置に回動され被操作部の全体がコネクタハウジングの内部に位置されるため、充電コネクタのロックが解除された状態であることが視覚的にわかり易くされると共に充電コネクタを車両側接続部から引き抜くことが可能となり、充電コネクタの使用時における不具合の発生を防止することができる。
以下に、本発明の充電コネクタを実施するための形態について、添付図面を参照して説明する。
以下の説明にあっては、充電コネクタが車両側接続部に接続される方向を前方とし、充電コネクタが車両側接続部に接続された状態における車両の天地方向を上下方向として前後上下左右の方向を示すものとする。ただし、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<充電ケーブル及び車両の構成>
まず、充電ケーブルに連結された充電コネクタ1及び車両の構成について説明する(図1及び図2参照)。なお、以下の説明にあっては、車載電池が充電コネクタ1を介して車外充電装置に接続される例を示すが、車載電池が充電コネクタ1を介して家庭用電源に接続されてもよい。
まず、充電ケーブルに連結された充電コネクタ1及び車両の構成について説明する(図1及び図2参照)。なお、以下の説明にあっては、車載電池が充電コネクタ1を介して車外充電装置に接続される例を示すが、車載電池が充電コネクタ1を介して家庭用電源に接続されてもよい。
車両100は、例えば、EVやHEVやPHEVとされ、走行用に用いられる車載電池101を備えている(図1参照)。車両100は充電ケーブル201を介して車外充電装置200と接続されることにより、車外充電装置200による充電が可能にされている。充電ケーブル201の先端には充電コネクタ1が連結されており、充電コネクタ1が車両100に設けられた車両側接続部102に接続される。この状態で、車外給電装置200から車載電池101に充電するための充電経路が形成され、車載電池101に対する充電が行われる。
車両側接続部102は、例えば、車両100の側面部に設けられ、車両100の内部において車載電池101と接続され車載電池101に充電を行うための接続端子部として設けられている。車両側接続部102は充電コネクタ1が接続される被給電部103と被給電部103の後端部から上方に突出されたロック部104とを有している(図2参照)。ロック部104の上面における後部は後方へ向かうに従って被給電部103に近づく傾斜部104aとして形成されている。ロック部104には充電コネクタ1における後述する被ロック部が係合される。
<充電コネクタの構成>
次に、充電コネクタ1の構成について説明する(図2乃至図12参照)。
次に、充電コネクタ1の構成について説明する(図2乃至図12参照)。
充電コネクタ1は、複数の開口が形成されたコネクタハウジング2とコネクタハウジング2から一部が前方に突出された給電部3と一部がコネクタハウジング2から突出された操作レバー4と温度上昇によって収縮される接続部材5とを備えている(図2参照)。
コネクタハウジング2は、軸方向が前後方向にされた筒状の本体部6と本体部6の後端部に連続され本体部6に対して傾斜された把持部7とを有し、内部が配置空間2aとして形成されている。本体部6の前面部には上下に離隔した状態でそれぞれ前後に貫通されたケース挿通孔6aとレバー挿通孔6bとが形成され、本体部6の上面部における後端部には上下に貫通された操作用孔6cが形成されている。把持部7にはケーブル接続孔7aが形成されている。ケーブル接続孔7aには充電ケーブル201の先端部が挿通されている。
コネクタハウジング2においては、配置空間2aとケース挿通孔6aとレバー挿通孔6bと操作用孔6cとケーブル挿通孔7aによって内部空間8が形成されている。
給電部3は軸方向が前後方向にされ円筒状に形成されたケース部3aと、ケース部3aの内部においてそれぞれ固定された給電端子9グランド端子10及び制御信号用端子11とを有している。ケース部3aは前端部がケース挿通孔6aから前方に突出されている。給電端子9とグランド端子10と制御信号用端子11は、前端部がケース部3aの内部においてケース部3aから前方に突出されている。給電端子9とグランド端子10と制御信号用端子11の後端部には充電ケーブル201から導出された複数の配線201aがそれぞれ接続されている。給電端子9とグランド端子10と制御信号用端子11が車両側接続部102に設けられた図示しない各端子に接続されることで充電経路が形成される。
操作レバー4は、略前後方向に延びる連結部12と連結部12の前端に連続された被ロック部13と連結部12の後端に連続された被操作部14とを有している。連結部12は内部空間8の上部に位置され前端部がレバー挿通孔6bから前方に突出されている。連結部12の長手方向における略中央部にはコネクタハウジング2に固定された回動軸15が挿通されている。したがって、操作レバー4はコネクタハウジング2に対して回動軸15を支点として回動可能にされている。
被ロック部13は下端部が連結部12に対して下方に突出した状態で連結部12の前端に連続されている。被ロック部13は車両側接続部102に設けられたロック部104と係合可能にされている。
被操作部14は操作用孔6cに挿通可能な状態で連結部12の後端に連続されている。被操作部14は操作レバー4の回動に伴って略上下方向に移動され、操作用孔6cからの突出量が変化される。
操作レバー4は、被操作部14の一部が操作用孔6cから上方に突出され被ロック部13がロック部104に係合されるロック位置と被ロック部13のロック部104に対する係合が解除され被操作部14の全体が内部空間8に位置されるロック解除位置との間で回動可能にされている。
内部空間8における操作レバー4の被操作部11側の下側にはロックバネ16が配置されている。ロックバネ16としては、例えば、コイルバネが用いられている。ロックバネ16は、上端が操作レバー4の下面に結合され下端がコネクタハウジング2に固定されたバネ結合部17に結合されている。操作レバー4はロックバネ16によってロック解除位置からロック位置へ向かって回動する方向に付勢されている。
接続部材5は、例えば、形状記憶合金によって形成され、温度上昇によって収縮される。接続部材5の一端部は固定端部5aとして設けられ給電端子9に結合され、他端部は作用端部5bとして設けられ被操作部14の下面に結合されている。
接続部材5は収縮されることで内部空間8に配置された支点軸18の外周面に押し付けられて屈曲される。接続部材5が収縮されることで操作レバー4がロックバネ16の付勢力に反してロック位置からロック解除位置へ向けて回動される。
上記のように構成された充電コネクタ1を車両側接続部102に接続するときには、給電部3を被給電部103に挿入する。給電部3を被給電部103に挿入していくと、被ロック部13が傾斜部104aに案内されて上方に持ち上げられ操作レバー4がロック位置からロック解除位置へ向けて回動される。そして、給電部3が被給電部103に所定の位置まで挿入されると、操作レバー4がロックバネ16の付勢力によってロック位置へ向けて回動され、被ロック部13がロック部104に係合され、充電コネクタ1が車両側接続部102にロックされる(図3参照)。
一方、充電コネクタ1の車両側接続部102に対する接続を解除するときには、使用者が操作部13を押下して操作レバー4をロック解除位置へ向けて回動させる(図4参照)。操作レバー4がロック解除位置へ向けて回動されると、被ロック部13のロック部104に対する係合が解除され充電コネクタ1の車両側接続部102に対するロックが解除され、充電コネクタ1を車両側接続部102から引き抜くことが可能となる。
上記のように構成された充電コネクタ1においては、充電中の温度上昇によって接続部材5が収縮されることで操作レバー4にロック位置からロック解除位置へ向けての回動力が付与される。このとき接続部材5が所定の温度以上にされた状態において、接続部材5の収縮により操作レバー4がロック解除位置まで回動され、被操作部14の全体がコネクタハウジング2の内部空間8に位置される(図5参照)。
したがって、充電コネクタ1のロックが解除された状態であることが視覚的にわかり易くされると共に充電コネクタ1を車両側接続部102から引き抜くことが可能となるため、使用者が過度に高温になっている充電コネクタ1を意図せず把持することが防止され、充電コネクタ1の使用時における不具合の発生を防止することができる。
また、接続部材5の固定端部5aが給電部3の給電端子8に結合されている。給電部3は充電コネクタ1において最も発熱し易い部分であり、接続部材5が充電コネクタ1において最も発熱し易い給電部3に結合されることで、充電コネクタ1において発生する熱が効率的に接続部材5に伝達される。したがって、温度変化に伴う操作レバー4の回動動作に関する信頼性の向上を図ることができる。
さらに、接続部材5が収縮された状態において押し付けられる支点軸18が設けられている。これにより、収縮された接続部材5が支点軸18に押し付けられることにより屈曲された状態で接続部材5によって操作レバー4に回動力が付与される。したがって、接続部材5が被操作部14に直線状の状態で結合される場合より接続部材5の長さが長くなり、その分、接続部材5の収縮量が大きくなり、接続部材5の長さを長くして操作レバー4に力を付与することができると共に接続部材5のレイアウト設計における自由度の向上を図ることができる。
さらにまた、被操作部14が操作レバー4の一端部に設けられ、接続部材5の作用端部5bが被操作部14の下面に結合されている。これにより、接続部材5の収縮時において操作レバー4をロック位置からロック解除位置へ向けて回動させるモーメントが大きくなるため、小さな力で操作レバー4を回動させることができる。
なお、接続部材5は作用端部5bが連結部12の上面における回動軸15より前側の部分に結合されていてもよい(図6参照)。これにより、接続部材5と配線201aとが接触しにくくなり、配線201aの損傷を防止することができる。また、接続部材5の長さを短くすることができるため、コストの低減を図ることができる。
上記には、接続部材5の作用端部5bが操作レバー4に結合された例を示したが、作用端部5bがロックバネ16に結合され(図7参照)、接続部材5がロックバネ16の操作レバー4に対する付勢力を打ち消す方向に収縮されてもよい。
このとき、接続部材5はバネ結合部17を貫通された状態で作用端部5bがロックバネ16の上端部に結合され、接続部材5が収縮されることでロックバネ16が圧縮される(図8参照)。ロックバネ16が圧縮されることで、ロックバネ16の上端に結合された操作レバー4にロック解除位置へ向けての回動力が付与される。したがって、接続部材5によってロックバネ16の操作レバー4に対する付勢力が打ち消された状態で操作レバー4がロック位置からロック解除位置へ向けて回動されるため、操作レバー4を確実にロック解除位置まで回動させることができる。
また、上記には、ロックバネ16の下端がコネクタハウジング2に固定されたバネ結合部17に結合された例を示したが、ロックバネ16の下端がコネクタハウジング2に対して移動可能にされたバネ台座19に結合されていてもよい(図9及び図10参照)。
バネ台座19は、コネクタハウジング2に固定されたガイド部20に移動可能な状態で支持されている(図9参照)。バネ台座19は円板状に形成されロックバネ16が結合される底面部21と底面部21の外周部から上方に突出された周面部22とを有している。周面部22の外周部における上端部には、外方に突出された被規制部22aが形成されている。底面部21の下面には接続部材5の作用端部5bが結合されている。
ガイド部20は軸方向が上下方向にされた略円筒状に形成され、内部にロックバネ16の少なくとも一部が挿入されている。ガイド部20の内周面には被規制部22aに係合される複数の規制部20aが上下に連続して形成されている。バネ台座19は規制部20aによって上方への移動が規制されている。
バネ台座19は接続部材5が収縮されることで下方へ移動される(図10参照)。このとき、操作レバー4に回動力が付与され、操作レバー4がロック位置からロック解除位置へ向けて回動される。
接続部材5によって下方へ移動されたバネ台座19は、移動された位置において規制部19aによって移動前の位置への移動が規制される。これにより、温度の下降により接続部材5が収縮される前の状態に戻った場合においても操作レバー4をロック解除位置に保持することができる。したがって、一度充電コネクタ1が過度に高温にされた場合には操作レバー4がロック位置へ向けて回動されず、充電コネクタ1が車両側接続部102に対してロックされないため、使用者において充電コネクタ1が過度に高温であることを視覚的に認識することが可能になり、充電コネクタ1の以後の使用の是非を容易に判断することができる。
なお、上記したバネ台座19を有する構成において、バネ台座19の底面部21の下面にロックバネ16よりバネ力が大きくされた台座バネ23が結合されていてもよい(図11及び図12参照)。
台座バネ23は上端がバネ台座19の底面部21の下面に結合され下端がコネクタハウジング2に固定された固定台部24に結合され、バネ台座19を上方へ付勢している。接続部材5の作用端部5bは固定台部24を貫通し台座バネ23に挿入された状態でバネ台座19の下面に結合されている。接続部材5が収縮されていない状態においては、バネ台座19が上方の移動端に位置されている。このとき、被操作部14に対する押圧操作が行われると、台座バネ23よりバネ力の小さいロックバネ16が圧縮され、操作レバー4がロック位置とロック解除位置の間まで回動される(図11参照)。一方、接続部材5が収縮されると、バネ台座19が下方へ移動され、台座バネ23が圧縮され、バネ台座19とロックバネ16を介して操作レバー4に回動力が付与され、操作レバー4がロック解除位置まで回動される(図12参照)。この状態においては、バネ台座19が移動前の位置よりも下方に位置される。
したがって、接続部材5が収縮されたときにのみ操作レバー4がロック解除位置まで回動されるため、一度過度に高温にされた充電コネクタ1であることが視覚的にわかり易くなり、充電コネクタ1の以後の使用の是非を容易に判断することができる。
なお、充電コネクタ1が車両側接続部102に接続され操作レバー4がロック位置に回動された状態において車載電池101に対する給電をオンにし、操作レバー4がロック解除位置に回動された状態において車載電池101に対する給電をオフにする回路が設けられてもよい。このような回路に設けられたスイッチが、接続部材5の収縮によって破壊される構成にすることにより、操作レバー4がロック位置に回動されても給電不能な状態になる。
これにより、一度過度に高温にされた充電コネクタ1は車載電池101に対する給電が行われないため、充電コネクタ1の以後の使用の是非を容易に判断することができる。
100 車両
101 車載電池
102 車両側接続部
103 被給電部
104 ロック部
201 充電ケーブル
1 充電コネクタ
2 コネクタハウジング
3 給電部
4 操作レバー
5 接続部材
5a 固定端部
5b 作用端部
8 内部空間
9 給電端子
13 被ロック部
14 被操作部
16 ロックバネ
18 支点軸
19 バネ台座
20 ガイド部
20a 規制部
22a 被規制部
101 車載電池
102 車両側接続部
103 被給電部
104 ロック部
201 充電ケーブル
1 充電コネクタ
2 コネクタハウジング
3 給電部
4 操作レバー
5 接続部材
5a 固定端部
5b 作用端部
8 内部空間
9 給電端子
13 被ロック部
14 被操作部
16 ロックバネ
18 支点軸
19 バネ台座
20 ガイド部
20a 規制部
22a 被規制部
Claims (6)
- 車両に搭載された車載電池を充電するための充電ケーブルの一端に連結されロック部を有する車両側接続部に接続される充電コネクタであって、
内部空間を有するコネクタハウジングと、
給電端子を有し前記車両側接続部に接続される給電部と、
回動軸を挟んで両側に被ロック部と被操作部を有すると共に前記被ロック部が前記ロック部に係合され前記被操作部の少なくとも一部が前記コネクタハウジングから外側に突出されるロック位置と前記被ロック部の前記ロック部に対する係合が解除されるロック解除位置との間で前記コネクタハウジングに対して回動可能にされた操作レバーと、
一端部が固定され温度上昇によって収縮されることにより前記操作レバーに前記ロック位置から前記ロック解除位置へ向けての回動力を付与する接続部材とを備え、
前記接続部材が所定の温度以上にされた状態において前記被操作部の全体が前記内部空間に位置される
充電コネクタ。 - 前記一端部が前記給電部に結合された
請求項1に記載の充電コネクタ。 - 前記コネクタハウジングの内部に前記接続部材が収縮された状態において押し付けられる支点軸が設けられた
請求項1又は請求項2に記載の充電コネクタ。 - 前記被操作部が前記操作レバーの一端部に設けられ、
前記接続部材の他端部が前記被操作部に結合された
請求項1、請求項2又は請求項3に記載の充電コネクタ。 - 前記操作レバーに結合されると共に前記操作レバーを前記ロック解除位置から前記ロック位置へ向けて回動する方向に付勢するロックバネが設けられ、
前記接続部材の他端部が前記ロックバネに結合され、
前記接続部材が前記ロックバネの付勢力を打ち消す方向に収縮される
請求項1、請求項2又は請求項3に記載の充電コネクタ。 - 一端部が前記操作レバーに結合されると共に前記操作レバーを前記ロック解除位置から前記ロック位置へ向けて回動する方向に付勢するロックバネと、
前記ロックバネの他端部が結合され前記接続部材の収縮によって前記ロックバネを伸張させる方向へ移動され被規制部を有するバネ台座と、
前記バネ台座の前記ロックバネを収縮させる方向への移動を規制する規制部とが設けられた
請求項1、請求項2又は請求項3に記載の充電コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172744A JP2021052459A (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | 充電コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172744A JP2021052459A (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | 充電コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021052459A true JP2021052459A (ja) | 2021-04-01 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019172744A Pending JP2021052459A (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | 充電コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021052459A (ja) |
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2019
- 2019-09-24 JP JP2019172744A patent/JP2021052459A/ja active Pending
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