JP2021052047A - 欠陥検出装置及びパラメータ調整方法ならびにパラメータ調整システム - Google Patents
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Abstract
【課題】検出アルゴリズムの中間状態を線グラフやヒートマップなど様々な表現方法で表示させることで、複数パラメータがどのように作用しているかを把握させることが可能なパラメータ調整システム及びパラメータ調整方法を提供する。【解決手段】本発明のパラメータ調整システムは、半導体の欠陥検出装置10と、画像生成装置と、ユーザ端末とを有するパラメータ調整システムであって、前記欠陥検出装置10は、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを設定するパラメータ設定部と、走査型電子顕微鏡を用いて撮像された半導体ウェーハ表面の画像をSEM画像データとして読み込むSEM画像読込部と、前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータを紐づけて記憶する画像データベースとを有する。【選択図】図1
Description
本発明は、半導体の欠陥検出装置により行われる欠陥検出装置及びパラメータ調整方法ならびにパラメータ調整システムに関する。
フォトマスクや半導体ウェーハなどの製品の品質保証のためには、これらの製品に存在する欠陥を検出し、製品の合否判定を行い、必要に応じて欠陥修正を施すことが必要となる。この欠陥検出の精度は、欠陥を検出する1以上の欠陥検出アルゴリズムに対して設定するパラメータによって決定される。
そこで、パラメータの最適化を図るためには、以下の工程を行う必要があった。まず、検査者は、ダイ比較方法や透過光、反射光の照明方法などの検査方法と被検査対象物の検査パターン、材質などに対応して設計された欠陥検出アルゴリズムとを選択する。そのうえで、欠陥検査装置で実際にマスクなどの被検査対象物にあらかじめ欠陥のサイズデータや座標データなどから構成される特定データに基づいて作り込まれた複数のプログラム欠陥を検出する。その後、レビューにより欠陥検出状態を確認しながら、試行錯誤のうえ、最適なパラメータを設定しなければならなかった。
上記文献には、まず、短時間でパラメータの最適化をはかるために、パラメータを変化させて欠陥情報の取得を複数回行い、次に、各パラメータとこの欠陥情報とを対応付けた組み合わせデータを取得し、次に、この組み合わせデータを用いて、所望の統計量データと前記パラメータとの関係を示す関数を作成し、その後、この関数に基づいてパラメータを決定し、定量的に効率よくパラメータの最適化を図る技術が記載されている。
しかし、上記従来技術では、実機上でパラメータを変化させて欠陥情報の取得を複数回行う必要があり、高価な欠陥検査装置(実機)による作業工数は低減せず、装置のスループットを低下させるという不都合があった。また、欠陥検出アルゴリズムが複数使用される場合には、パラメータを設定するための関数が非常に複雑になり、必要な統計量を得る為に必要な組み合わせデータの数が膨大になるため、さらに作業工数が多くなるという問題があった。
また、処理結果を見てからパラメータを判断するため、複数パラメータがどのように作用しているかを把握することが出来ないという問題があった。また、D2DB欠陥検査においてOpenBridge検査とパラメータ設定は課題となっている。本特許ではその解決手段を示している。
本発明は、複数パラメータがどのように作用しているかを把握させることが可能なパラメータ調整システム及びパラメータ調整方法を提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを設定するパラメータ設定部と、走査型電子顕微鏡を用いて撮像された半導体ウェーハ表面の画像をSEM画像データとして読み込むSEM画像読込部と、前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータが紐づけて記憶されている画像データベースと、前記パラメータ設定部が設定した前記パラメータ、及び、前記画像データベースに記憶されている前記画像データに基づいて特徴量を解析する特徴量解析部と、前記特徴量解析部が解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて中間画面を生成する中間画面生成部とを有し、前記中間画面は、検出アルゴリズムの中間状態における前記特徴量を線グラフ表示、またはID表示、または立体的表示、またはヒートマップ表示により表示させる、欠陥検出装置を提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、検出アルゴリズムの中間状態を線グラフ等の表現方法で表示させることで、欠陥検出装置は、ユーザに複数パラメータがどのように作用しているかを把握させることが可能となる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、欠陥検出装置が生成した中間画面をユーザ端末に提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、欠陥検出装置が生成した中間画面をユーザ端末に提供することによって、欠陥検出装置は、ユーザに中間画面を確認しながらパラメータを再設定するか否かについて判断させることが可能となる。
第3の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、前記欠陥検出装置は、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを再設定できるパラメータ設定部と、前記パラメータ設定部が再設定した前記パラメータ、及び、前記画像データベースに記憶されている前記画像データに基づいて特徴量を再解析する特徴量解析部と、前記特徴量解析部が再解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて中間画面を再生成する中間画面生成部とを有する。
第3の特徴に係る発明によれば、ユーザにパラメータを再設定させた後、SEM画像を画像データベースから呼び出して中間画面を再生成することで、欠陥検出装置は、画像生成装置に走査型電子顕微鏡を用いて半導体ウェーハ表面の画像を撮像させることなく中間画面を生成することが可能となる。また、パラメータ調整システムは、検出アルゴリズムの拡張に対して柔軟な追従が可能となる。
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、欠陥検出装置が再生成した中間画面をユーザ端末に提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、欠陥検出装置が再生成した中間画面をユーザ端末に提供することによって、欠陥検出装置は、ユーザに中間画面を確認しながらパラメータを再設定するか否かについて判断させることが可能となる。
本発明によれば、パラメータがどのように作用するか認識させやすくできる。そして、調整作業の効率を向上させることが可能な欠陥検出装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[第一実施形態に係るパラメータ調整システムの構成]
図1は、第一実施形態に係るパラメータ調整システムのハードウェア構成とソフトウェア機能を示すブロック図である。
図1は、第一実施形態に係るパラメータ調整システムのハードウェア構成とソフトウェア機能を示すブロック図である。
欠陥検出装置10は、データを制御する制御部110と、ユーザや他の機器と通信を行う通信部120と、データが記憶されている記憶部130と、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力部140と、制御部110で制御したデータや画像を出力する表示部150とを備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
制御部110は、所定のプログラムを読み込み、必要に応じて画像生成装置20、表示部150及び/又は記憶部130と協働することで、パラメータ設定部111と、SEM画像読込部112と、特徴量解析部113と、中間画面生成部114とを実現する。
通信部120は、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi−Fi(Wireless Fidelity)対応デバイスを備える。
記憶部130は、データやファイルが記憶されている装置であって、ハードディスクや半導体メモリ、記録媒体、メモリカード等による、データのストレージ部を備える。記憶部130は、後に説明する画像データベース131を構成する。
入力部140の種類は、特に限定されない。入力部140として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等が挙げられる。
表示部150の種類は、特に限定されない。表示部150として、例えば、モニタ、タッチパネル等が挙げられる。
本実施形態に係る半導体パターン欠陥検出用学習データ生成装置10は、通信部120を介して、画像生成装置20及びユーザ端末30と通信可能に接続される。
[画像生成装置20の構成]
次に、本実施形態における半導体パターン欠陥検出用学習データ生成装置10と通信部120を介して接続される画像生成装置20について説明する。
次に、本実施形態における半導体パターン欠陥検出用学習データ生成装置10と通信部120を介して接続される画像生成装置20について説明する。
画像生成装置20は、周知技術である電子線照射システムと、試料室と、二次電子検出器と、反射電子検出器と、ウェーハ搬送装置等を備えている。本実施形態では、画像生成装置20は走査型電子顕微鏡によって構成されている。
また、SEMの電子線照射システムは、一次電子からなる電子ビームを供給するために適合した電子銃と、電子銃から放出された電子ビームを集束する集束レンズと、電子ビームをX方向に偏向するX偏向器と、Y方向に偏向するY偏向器と、電子ビームを試料であるウェーハWにフォーカスさせる対物レンズとを備えている。
[全体工程を示すフローチャート]
図2は、本実施形態におけるパラメータ調整システムの全体工程を示すフローチャートである。図2を用いて、本実施形態におけるパラメータ調整システムの全体工程について説明する。
図2は、本実施形態におけるパラメータ調整システムの全体工程を示すフローチャートである。図2を用いて、本実施形態におけるパラメータ調整システムの全体工程について説明する。
〔ステップS201:パラメータ設定〕
まず、欠陥検出装置10は、制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行して、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータをユーザに設定させる。欠陥検出アルゴリズムは、非検査対象物の欠陥を検出するために使用する公知の算出方法、例えば、Canny法や、Lloyd法、ランダム順添加法、分割統治法等を意味する。なお、パラメータは、欠陥検出装置10が検査対象物のある箇所を欠陥だと判定するための閾値のことである。
まず、欠陥検出装置10は、制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行して、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータをユーザに設定させる。欠陥検出アルゴリズムは、非検査対象物の欠陥を検出するために使用する公知の算出方法、例えば、Canny法や、Lloyd法、ランダム順添加法、分割統治法等を意味する。なお、パラメータは、欠陥検出装置10が検査対象物のある箇所を欠陥だと判定するための閾値のことである。
また、パラメータは、欠陥検出装置10が被検査対象物に想定される様々な欠陥を検出するため、例えば、欠陥がある箇所の長さや、欠陥がある箇所の面積の大小、欠陥がある箇所の形状の種類、欠陥がある箇所の色の濃淡等に応じて設定される数値を示す。
また、図5で後述するが、パラメータは、検査対象における領域530のサイズやオフセット540の値を示す。例えば、比較検査方法において相違量として検出された値が、予め設定されたパラメータより大きい場合に、その箇所が欠陥として検出される。なお、このパラメータの設定方法は公知の手段であり、詳細については省略する。
また、図5で後述するが、パラメータは、検査対象における領域530のサイズやオフセット540の値を示す。例えば、比較検査方法において相違量として検出された値が、予め設定されたパラメータより大きい場合に、その箇所が欠陥として検出される。なお、このパラメータの設定方法は公知の手段であり、詳細については省略する。
〔ステップS202:画像生成〕
画像生成装置20は、例えば、以下の方法により画像を生成する。まず、照射システムにおいて、電子銃から放出された電子ビームは集束レンズで集束された後に、X偏向器およびY偏向器で偏向されつつ対物レンズにより集束されて試料であるウェーハWの表面に照射される。
画像生成装置20は、例えば、以下の方法により画像を生成する。まず、照射システムにおいて、電子銃から放出された電子ビームは集束レンズで集束された後に、X偏向器およびY偏向器で偏向されつつ対物レンズにより集束されて試料であるウェーハWの表面に照射される。
その後、ウェーハW上の検査パターンに電子ビームの一次電子が照射されると、ウェーハWからは二次電子が放出され、放出された二次電子は二次電子検出器等によって検出される。集束レンズおよび対物レンズはレンズ制御装置に接続される。このレンズ制御装置は制御部110の図示しないレンズ制御部に接続されている。二次電子検出器及び反射電子検出器は画像取得装置に接続される。そして、この画像取得装置は通信部120を介して制御部110のSEM画像読込部112に接続されている。
画像生成装置20においては、二次電子検出器で二次電子の強度が検出される。また、反射電子検出器で反射電子の強度が検出される。そして、検出された二次電子及び反射電子の強度が画像取得装置によって画像データに変換される。
〔ステップS203:中間画面生成処理〕
欠陥検出装置10は、検出アルゴリズムの中間状態を線グラフ等にて示す、中間画面を生成する。
欠陥検出装置10は、検出アルゴリズムの中間状態を線グラフ等にて示す、中間画面を生成する。
〔ステップS204:中間画面提供処理〕
欠陥検出装置10は、S204で生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。中間画面には、線グラフ等の表現方法で表示された特徴量を含み、ユーザ端末30の表示部(ディスプレイ)に表示される。
欠陥検出装置10は、S204で生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。中間画面には、線グラフ等の表現方法で表示された特徴量を含み、ユーザ端末30の表示部(ディスプレイ)に表示される。
〔ステップS205〜S206:パラメータ再設定〕
ユーザは、ユーザ端末30の表示部を介して、S204で欠陥検出装置10から提供された中間画面を確認し、パラメータの再設定を行うか否かについて判断する(ステップS205)。
ユーザは、ユーザ端末30の表示部を介して、S204で欠陥検出装置10から提供された中間画面を確認し、パラメータの再設定を行うか否かについて判断する(ステップS205)。
ユーザからパラメータの再設定を行う旨の入力を受け付けると、欠陥検出装置10は、制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行する。その後、欠陥検出装置10は、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータを再設定するための入力をユーザから受け付ける(ステップS206)。なお、ユーザがパラメータの再設定を行わない場合、全行程を終了する。
〔ステップS207:中間画面の再生成および提供処理〕
欠陥検出装置10は、中間画面を再生成する。その後、欠陥検出装置10は、再生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。
欠陥検出装置10は、中間画面を再生成する。その後、欠陥検出装置10は、再生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。
〔ステップS208:パラメータ再設定の確認〕
ユーザ端末30の表示部は、提供された中間画面を表示する。ユーザは、S207で欠陥検出装置10から提供された中間画面を確認し、パラメータの再設定を行うか否かについて判断する。ユーザがパラメータの再設定を行う場合、S206の工程に戻る。欠陥検出装置10は、制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行して、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータを再設定するための入力を受け付ける。
ユーザ端末30の表示部は、提供された中間画面を表示する。ユーザは、S207で欠陥検出装置10から提供された中間画面を確認し、パラメータの再設定を行うか否かについて判断する。ユーザがパラメータの再設定を行う場合、S206の工程に戻る。欠陥検出装置10は、制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行して、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータを再設定するための入力を受け付ける。
以降、欠陥検出装置10はS206〜S208を繰り返し、ユーザがパラメータの再設定を行わない場合(パラメータの再設定を行わない旨の入力を欠陥検出装置10が受け付けた場合)に、全行程を終了する。
[中間画面生成処理を示すフローチャート]
図3〜図7は、本実施形態における中間画面の一例である。また、図8は、本実施形態における中間画面生成処理を示すフローチャートである。以下、図3〜図8を用いて、中間画面がどのように生成されるかについて説明する。
図3〜図7は、本実施形態における中間画面の一例である。また、図8は、本実施形態における中間画面生成処理を示すフローチャートである。以下、図3〜図8を用いて、中間画面がどのように生成されるかについて説明する。
〔ステップS801:SEM画像の読込〕
図8に示されるように、まず、ウェーハWの表面に形成されたパターンを撮像するにあたって、制御部110は通信部120と協働してSEM画像読込部112を実行する。その後、制御部110は、走査型電子顕微鏡からなる画像生成装置20を用いて生成された、XYステージに載置されたウェーハWの表面の画像を、SEM画像データとして読み込む。
図8に示されるように、まず、ウェーハWの表面に形成されたパターンを撮像するにあたって、制御部110は通信部120と協働してSEM画像読込部112を実行する。その後、制御部110は、走査型電子顕微鏡からなる画像生成装置20を用いて生成された、XYステージに載置されたウェーハWの表面の画像を、SEM画像データとして読み込む。
〔ステップS802:SEM画像を記憶〕
画像が読み込まれると欠陥検出装置10は、記憶部130と協働してデータ収集部112を実行する。その後、欠陥検出装置10は、S801で読み込んだSEM画像データを、ウェーハW表面に形成されたパターンのCADデータとともに画像データベース131に記憶する。
画像が読み込まれると欠陥検出装置10は、記憶部130と協働してデータ収集部112を実行する。その後、欠陥検出装置10は、S801で読み込んだSEM画像データを、ウェーハW表面に形成されたパターンのCADデータとともに画像データベース131に記憶する。
そして、このような処理を繰り返し、欠陥検出装置10は、画像データベース131を生成する。このようにして作成された画像データベース131は、例えば、記憶された画像のIDや、SEM画像データ、及び、CADデータ等が紐づいて記録される。
〔ステップS803:特徴量解析処理〕
次に、欠陥検出装置10は、特徴量解析部113を実行し、S201でユーザが設定したパラメータに基いてS801で読み込んだSEM画像データの特徴量を解析する。特徴量とは、バイアスや各ベリファイヤの算出する量のことを示す。また、特徴量とは、パラメータに対応して欠陥検出により得られる反応量を示す。また、特徴量は、OpenBridge検査特徴量を含む。特徴量の解析は、例えば、エッジの特徴量によるBlob解析や、濃度共起ヒストグラムを用いた共起度数画像(CFI;Co−Occurrence Frequency Image)によるテクスチャ解析等の公知の手段が挙げられる。
次に、欠陥検出装置10は、特徴量解析部113を実行し、S201でユーザが設定したパラメータに基いてS801で読み込んだSEM画像データの特徴量を解析する。特徴量とは、バイアスや各ベリファイヤの算出する量のことを示す。また、特徴量とは、パラメータに対応して欠陥検出により得られる反応量を示す。また、特徴量は、OpenBridge検査特徴量を含む。特徴量の解析は、例えば、エッジの特徴量によるBlob解析や、濃度共起ヒストグラムを用いた共起度数画像(CFI;Co−Occurrence Frequency Image)によるテクスチャ解析等の公知の手段が挙げられる。
〔ステップS804:中間画面を生成〕
欠陥検出装置10は、特徴量解析部113と協働して中間画面生成部114を実行し、S603で解析した特徴量を表示する中間画面を生成する。以下、図3〜7を用いて、中間画面について詳細に説明する。図3〜7は、本実施形態における中間画面の一例である。
欠陥検出装置10は、特徴量解析部113と協働して中間画面生成部114を実行し、S603で解析した特徴量を表示する中間画面を生成する。以下、図3〜7を用いて、中間画面について詳細に説明する。図3〜7は、本実施形態における中間画面の一例である。
図3(a)は、中間画面のうちの一例である中間画面300(中間画面A)を示す。中間画面300は、SEM画像200と、所定のCAD位置(欠陥を検出する対象のCAD位置・領域)を示す欠陥検出対象310と、特徴量グラフ表示領域320と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310に対応するグラフ上における欠陥検出対象330と、欠陥を検出するための閾値340と、特徴量をグラフ化した特徴量グラフ350とを含む。
なお、表示部150は、中間画面Aは、SEM画像200と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310と、特徴量グラフ表示領域320と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310に対応するグラフ上における欠陥検出対象330と、閾値340と、特徴量グラフ350とを、同時に表示させる。
所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310(以下、単にラインと呼ぶ場合がある)は、SEM画像200内におけるCAD画像の位置および領域を特定するための範囲または線を示す。
特徴量グラフ表示領域320は、図3(a)で示すように、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310に対応するグラフ上における欠陥検出対象330と、閾値340と、特徴量グラフ350とが表示される領域である。
特徴量グラフ表示領域320は、横軸(X軸)が位置を示し、縦軸(Y軸)が位置と対応する特徴量を示す。そして、特徴量グラフ表示領域320に含まれるグラフ上における欠陥検出対象330は、SEM画像200における欠陥検出対象310に対応する特徴量グラフ表示領域320における範囲を示す。閾値340は、エラー検出を計測するための閾値を示す。特徴量が、閾値を超えるとエラーが検出されたもの判定される。
中間画面300に含まれる所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310に対応するグラフ上における欠陥検出対象330と、特徴量グラフ350とは、図3に示されるようにそれぞれ所定の範囲で軸やグラフの色、線種などの表示態様を判別可能に変更して表示される。
例えば、2次元でCAD位置を示す欠陥検出対象310に対応するグラフ上における欠陥検出対象330の各位置を、特徴量グラフ350は示す。そして、特徴量グラフ350は、縦軸(Y軸)によって対応する点Xにおける特徴量の値を示す。
図3(b)で示されるように、欠陥検出装置10は、まず、ユーザに画面360上で特徴量を確認したいライン361をクリックされることにより、確認したい特徴量を選択する入力を受け付ける。次に、表示部150は、ユーザから選択されたライン362を、ライン毎に異なる色を付して表示させ、同時に特徴量グラフ370を表示させる。特徴量グラフ370は、各ラインの特徴量を重ねて表示する。例えば、特徴量グラフ371は、ライン362に対応する。このように各ラインとグラフの表示色を同じにすることで、両者の位置関係が理解しやすくなる。
また、表示部150は、特徴量グラフ380のように表示させてもよい。特徴量グラフ380は、各ラインの特徴量を一列に表示させる。例えば、特徴量グラフ381は、ライン362に対応する。
図4は、中間画面のうちの一例である中間画面400(中間画面A’)を示す。
図4で示されるように、表示部150は、ラインID411(各ラインを識別するためにラインに付した番号または記号)を、図3(b)で説明したライン361上に重畳して表示させる。まず、入力部140は、ユーザに画面410上で特徴量を確認したいラインをクリックさせることにより、確認したい特徴量を選択する入力を受け付ける。次に、表示部150は、ユーザから選択されたラインを、ライン毎に異なるラインID411を付して表示させ、同時に特徴量グラフ420を表示させる。
特徴量グラフ420は、各ラインの特徴量をラインID421を付したまま重ねて表示する。このようにラインID421を付したまま表示することで、各ラインの位置関係が理解しやすくなる。
このように、欠陥検出装置10は、特徴量グラフを表示する際に画面上のCAD位置に対応する範囲を軸やグラフの色、ラインIDを変えて表示することで、検出アルゴリズムの途中状態をユーザにわかりやすく可視化させることができる。そして、欠陥検出装置10は、ユーザに複数パラメータがどのように作用するか把握させることができる。
図5は、本実施形態における中間画面の生成方法の一例である。図5は、抽出エッジまたはCADに沿って領域を走査して特徴量を算出する検査方法の概要を示している。
図5(a)は、検査対象500と、ラインパターン510と、基準線520と、画素値を取得する領域530と、オフセット540とを構成する。基準線520は抽出エッジまたはCADを示す。また、オフセット540は、基準線520から画素値を取得する領域530までの距離を示す。
図5(b)は、横軸550と、縦軸560と、特徴量グラフ570と、閾値580と、欠陥範囲590とを構成する。横軸550は領域位置を示す。縦軸560は各領域位置に対応する特徴量を示す。欠陥範囲590は、特徴量が閾値580を超えた領域位置の範囲を示す。
まず、画像生成装置20は、ユーザに、検査対象500に対して基準線520に沿った所望の領域530を配置させる。この際、画像生成装置20は、基準線520からオフセット540の分だけ間隔を空けて領域530を配置させても良い。次に、画像生成装置20は、スキャンしながら領域530に含まれる画素の輝度値を取得する。
次に、特徴量解析部113は、取得した画素値から特徴量を算出する。その後、特徴量解析部113は、得られた特徴量の変化点から欠陥を検出する。この際、例えば閾値580を設定することにより欠陥範囲590を特定できる。
また、抽出エッジまたはCADに沿って領域を走査して特徴量を算出する検査方法において、取得したい欠陥のサイズや形状がわかっている場合、ユーザに目視で画像を確認させ、領域530のサイズやオフセット540の値をパラメータとして設定させることで、欠陥検出装置10は、特徴量を効率的に検出できる。
また、このような処理においては、領域530やオフセット540を少し変化させただけで、特徴量の分布は、大幅に変化する。そのような変化をより詳細に観測するために、様々な表示方法を取ることで、欠陥検出装置10は、作業効率を向上できる。
図6は、中間画面のうちの一例である中間画面600(中間画面B)を示す。中間画面600は、SEM画像200と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310と、特徴量グラフ350と、特徴量グラフ表示領域610(図6(a)参照)と、棒グラフ620(図6(b)参照)とを含む。
なお、表示部150は、中間画面Aと中間画面Bを同時に表示させても良い。または、表示部150は、中間画面A内に切り替えボタンを表示させ、切り替えボタンをユーザにクリックさせることにより、中間画面Bへと切り替えさせることとしても良い。
中間画面600には、中間画面300における欠陥検出対象310と特徴量グラフ350とが合成して表示される。そして、中間画面600に含まれるSEM画像200と、所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310とは、図6に示されるように俯瞰的に表示される。
特徴量グラフ表示領域610は、中間画面300における特徴量グラフ表示領域320を、SEM画像200に対し垂直に直立して表示される。
棒グラフ620は、図6(a)における特徴量グラフ350のX軸を任意の間隔で分割した点に対応する特徴量を、棒グラフにより示す。
このように、欠陥検出装置10は、SEM像を俯瞰表示し、各点に対する特徴量を立体的に重畳して表示することで、検出アルゴリズムの途中状態をユーザにわかりやすく可視化させることができる。そして、欠陥検出装置10は、ユーザに複数パラメータがどのように作用するか把握させることができる。
図7は、中間画面のうちの一例である中間画面700(中間画面C)を示す。中間画面700は、SEM画像200と、特徴量プロット710(図7(a)参照)と、特徴量プロット720(図7(b)参照)とを含む。
なお、表示部150は、中間画面Aと中間画面Bと中間画面Cを同時に表示させても良い。または、表示部150は、中間画面AまたはB内に切り替えボタンを表示させ、切り替えボタンをユーザにクリックさせることにより、中間画面Cへと切り替えさせることとしても良い。
中間画面700に含まれるSEM画像200と、特徴量プロット710と、特徴量プロット720とは、図7に示されるように、特徴量の大小によって透過度・色・形状を変えてSEM画像200に重畳してプロットする。
特徴量プロット710は、図3における中間画面300に含まれる所定のCAD位置を示す欠陥検出対象310を、任意の間隔で分割した位置に対応する特徴量を表示する。表示部150は、特徴量プロット710を、例えば特徴量が大きいほど透明度を小さくし、特徴量が小さいほど透明度を大きくして表示させる。
また、表示部150は、特徴量プロット710を、例えば特徴量が大きいほど色を暖色系(例えば赤色)とする又は任意の一色を濃く(例えば黒色)して表示し、特徴量が小さいほど色を寒色系(例えば青色)とする又は任意の一色を淡く(例えば灰色)して表示させる。
また、検出回数に応じて、例えば、最初の検出時では、特徴量プロット710は、図5(a)で示すように形状を四角形として表示される。また、図5(b)で示すように、2回目の検出時では、特徴量プロット720は、形状を三角形として表示される。
なお、表示部150は、特徴量プロット710と、特徴量プロット720について、表示閾値を超えた特徴量のみを表示させてもよい。また、プロットによる表示の代わりに、特徴量の大小を色の濃淡によって表現するヒートマップ表示とさせてもよい。
このように、欠陥検出装置10は、特徴量の大小によって透過度・色・形状を変えてSEM画像200に重畳してプロット表示することで、検出アルゴリズムの途中状態をユーザにわかりやすく可視化させることができる。そして、欠陥検出装置10は、ユーザに複数パラメータがどのように作用するか把握させることができる。
[中間画面提供処理を示すフローチャート]
図9は、本実施形態における中間画面提供処理を示すフローチャートである。図9を用いて、中間画面がどのようにユーザに提供されるかについて説明する。
図9は、本実施形態における中間画面提供処理を示すフローチャートである。図9を用いて、中間画面がどのようにユーザに提供されるかについて説明する。
〔ステップS901:中間画面を提供〕
欠陥検出装置10は、S804で中間画面を生成した後、通信部120を実行し、生成した中間画面をユーザ端末30に提供する(ステップS901)。
欠陥検出装置10は、S804で中間画面を生成した後、通信部120を実行し、生成した中間画面をユーザ端末30に提供する(ステップS901)。
〔ステップS902〜S903:中間画面を受信〜表示〕
次に、ユーザ端末30は、S901で欠陥検出装置10から提供された中間画面を受信する(ステップS902)。その後、ユーザ端末30は、受信した中間画面をユーザ端末30のディスプレイに表示する(ステップS903)。
次に、ユーザ端末30は、S901で欠陥検出装置10から提供された中間画面を受信する(ステップS902)。その後、ユーザ端末30は、受信した中間画面をユーザ端末30のディスプレイに表示する(ステップS903)。
このように、欠陥検出装置10が生成した中間画面をユーザ端末30に提供することで、検出アルゴリズムの途中状態をユーザにわかりやすく可視化させることができる。そして、欠陥検出装置10は、ユーザに複数パラメータがどのように作用するか把握させることができる。
また、パラメータの移動方向や幅を容易に把握できるため、ユーザは、パラメータを再設定するか否かについてより精度の高い判断を行える。
[中間画面の再生成処理および提供処理を示すフローチャート]
図10は、本実施形態における中間画面の再生成処理および提供処理を示すフローチャートである。図10を用いて、中間画面がどのように再生成および提供されるかについて説明する。
図10は、本実施形態における中間画面の再生成処理および提供処理を示すフローチャートである。図10を用いて、中間画面がどのように再生成および提供されるかについて説明する。
〔ステップS1001:SEM画像を画像データベースから呼出し〕
欠陥検出装置10は、S206で制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行する。次に、欠陥検出装置10は、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータをユーザに再設定させるための入力を受け付ける。その後、欠陥検出装置10は、記憶部130を実行しSEM画像200を画像データベース131から呼び出す。
欠陥検出装置10は、S206で制御部110に含まれるパラメータ設定部111を実行する。次に、欠陥検出装置10は、欠陥検出アルゴリズムに対するパラメータをユーザに再設定させるための入力を受け付ける。その後、欠陥検出装置10は、記憶部130を実行しSEM画像200を画像データベース131から呼び出す。
〔ステップS1002:特徴量の再解析処理〕
次に、欠陥検出装置10は、特徴量解析部113を実行し、S206でユーザが再設定したパラメータに基いてS1001で呼出したSEM画像データの特徴量を解析する。なお特徴量の解析は、既述の通り公知の手段が挙げられる。
次に、欠陥検出装置10は、特徴量解析部113を実行し、S206でユーザが再設定したパラメータに基いてS1001で呼出したSEM画像データの特徴量を解析する。なお特徴量の解析は、既述の通り公知の手段が挙げられる。
〔ステップS1003:中間画面を再生成〕
欠陥検出装置10は、特徴量解析部113と協働して中間画面生成部114を実行し、S1002で解析した特徴量を表示する中間画面を再生成する。なお、中間画面の構成は、図3〜図7と同様である。
欠陥検出装置10は、特徴量解析部113と協働して中間画面生成部114を実行し、S1002で解析した特徴量を表示する中間画面を再生成する。なお、中間画面の構成は、図3〜図7と同様である。
〔ステップS1004:中間画面を提供〕
欠陥検出装置10は、通信部120を実行し、S1003で再生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。
欠陥検出装置10は、通信部120を実行し、S1003で再生成した中間画面をユーザ端末30に提供する。
〔ステップS1005〜S1006:中間画面を受信〜表示〕
次に、ユーザ端末30は、S1004で欠陥検出装置10から提供された中間画面を受信する(ステップS1005)。その後、ユーザ端末30は、受信した中間画面をユーザ端末30のディスプレイに表示する(ステップS1006)。
次に、ユーザ端末30は、S1004で欠陥検出装置10から提供された中間画面を受信する(ステップS1005)。その後、ユーザ端末30は、受信した中間画面をユーザ端末30のディスプレイに表示する(ステップS1006)。
このように、ユーザにパラメータを再設定させた後、SEM画像200を画像データベース131から呼び出して中間画面を再生成することで、欠陥検出装置10は、画像生成装置20に画像を撮像させることなく中間画面を生成できる。そして、欠陥検出装置10は、調整作業の効率を向上できる。
また、パラメータ調整システムは、検出アルゴリズムの拡張に対して柔軟な追従が可能となる。
また、欠陥検出装置10が再生成した中間画面をユーザ端末30に提供することで、欠陥検出装置10は、検出アルゴリズムの途中状態をユーザにわかりやすく可視化させることができる。そして、欠陥検出装置10は、ユーザに複数パラメータがどのように作用するか把握させることができる。
本実施形態においては、欠陥検出装置10はユーザ端末30と通信可能に接続されたものを想定したが、これに限ったものでなく、欠陥検出装置10がユーザ端末30に実装されたものであっても構わない。また、欠陥検出装置10は、欠陥検出装置10がディスプレイを備えて、ユーザ端末30に中間画面を提供する代わりに欠陥検出装置10のディスプレイに中間画面を直接表示させても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
また、上記の各構成、機能、処理部は、それらの一部又は全部を、ハードウェア(例えば、集積回路)で実現してもよい。また、上記の各構成、機能、処理部は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
10 欠陥検出装置
110 制御部
111 パラメータ設定部
112 SEM画像読込部
113 特徴量解析部
114 中間画面生成部
120 通信部
130 記憶部
131 画像データベース
20 画像生成装置
30 ユーザ端末
110 制御部
111 パラメータ設定部
112 SEM画像読込部
113 特徴量解析部
114 中間画面生成部
120 通信部
130 記憶部
131 画像データベース
20 画像生成装置
30 ユーザ端末
Claims (7)
- 欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを設定するパラメータ設定部と、
走査型電子顕微鏡を用いて撮像された半導体ウェーハ表面の画像をSEM画像データとして読み込むSEM画像読込部と、
前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータが紐づけて記憶されている画像データベースと、
前記パラメータ設定部が設定した前記パラメータ、及び、前記画像データベースに記憶されている前記画像データに基づいて特徴量を解析する特徴量解析部と、
前記特徴量解析部が解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて中間画面を生成する中間画面生成部とを有し、
前記特徴量は、OpenBridge検査特徴量を含み、
前記中間画面は、検出アルゴリズムの中間状態における前記特徴量を線グラフ表示、またはID表示、または立体的表示、またはヒートマップ表示により表示させる、
欠陥検出装置。 - 前記欠陥検出装置が生成した中間画面を前記ユーザ端末に提供する、
請求項1に記載の欠陥検出装置。 - 前記欠陥検出装置は、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを再設定できるパラメータ設定部と、
前記パラメータ設定部が再設定した前記パラメータ、及び、前記画像データベースに記憶されている前記画像データに基づいて特徴量を再解析する特徴量解析部と、
前記特徴量解析部が再解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて中間画面を再生成する中間画面生成部とを有する、
請求項1に記載の欠陥検出装置。 - 前記欠陥検出装置が再生成した中間画面を前記ユーザ端末に提供する、
請求項1に記載のパラメータ調整システム。 - 半導体の欠陥検出装置と、画像生成装置と、ユーザ端末とを有するパラメータ調整方法であって、
前記欠陥検出装置が、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを設定する工程と、
前記欠陥検出装置が、走査型電子顕微鏡を用いて撮像された半導体ウェーハ表面の画像をSEM画像データとして読み込む工程と、
前記欠陥検出装置が、前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータが紐づけて記憶される工程と、
前記欠陥検出装置が、前記パラメータ設定部が設定した前記パラメータと、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて特徴量を解析する工程と、
前記欠陥検出装置が、前記特徴量解析部が解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データによって構成される中間画面を生成する工程と、
前記欠陥検出装置が、生成した前記中間画面を前記ユーザ端末に提供する工程とを有する、
パラメータ調整方法。 - 前記欠陥検出装置が、欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを再設定する工程と、
前記欠陥検出装置が、前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータを呼び出す工程と、
前記欠陥検出装置が、前記パラメータ設定部が再設定した前記パラメータと、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて特徴量を再解析する工程と、
前記欠陥検出装置が、前記特徴量解析部が再解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データによって構成される中間画面を再生成する工程と、
前記欠陥検出装置が、再生成した前記中間画面を前記ユーザ端末に提供する工程とを有する、
請求項5に記載のパラメータ調整方法。 - 半導体の欠陥検出装置と、ユーザ端末とを有するパラメータ調整システムであって、前記欠陥検出装置は、
欠陥検出アルゴリズムに対してパラメータを設定するパラメータ設定部と、
走査型電子顕微鏡を用いて撮像された半導体ウェーハ表面の画像をSEM画像データとして読み込むSEM画像読込部と、
前記SEM画像読込部で読み込んだ前記SEM画像データ、及び、当該SEM画像データの設計データであるCADデータが紐づけて記憶されている画像データベースと、
前記パラメータ設定部が設定した前記パラメータ、及び、前記画像データベースに記憶されている前記画像データに基づいて特徴量を解析する特徴量解析部と、
前記特徴量解析部が解析した前記特徴量と、前記画像データベースに記憶されている前記画像データとに基づいて中間画面を生成する中間画面生成部とを有し、
前記中間画面は、検出アルゴリズムの中間状態における前記特徴量を線グラフ表示、またはID表示、または立体的表示、またはヒートマップ表示により表示させる、
パラメータ調整システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172740A JP2021052047A (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | 欠陥検出装置及びパラメータ調整方法ならびにパラメータ調整システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019172740A JP2021052047A (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | 欠陥検出装置及びパラメータ調整方法ならびにパラメータ調整システム |
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JP2021052047A true JP2021052047A (ja) | 2021-04-01 |
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ID=75156324
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117773750A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-03-29 | 苏州晶淼半导体设备有限公司 | 一种用于清洗的多机械臂协同控制系统 |
-
2019
- 2019-09-24 JP JP2019172740A patent/JP2021052047A/ja active Pending
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CN117773750A (zh) * | 2023-12-15 | 2024-03-29 | 苏州晶淼半导体设备有限公司 | 一种用于清洗的多机械臂协同控制系统 |
CN117773750B (zh) * | 2023-12-15 | 2024-05-31 | 苏州晶淼半导体设备有限公司 | 一种用于清洗的多机械臂协同控制系统 |
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