JP2021051876A - バッテリパック - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱部材にフィルムを貼る必要がなく、バッテリモジュールを伝熱部材から容易に引き剥がすことが可能なバッテリパックを提供すること。【解決手段】ケース3内にバッテリモジュール2を収容したバッテリパック1であって、バッテリパック1は、バッテリモジュール2を冷却する冷却部材と、バッテリモジュール2と冷却部材との間に配置される粘着性を有する伝熱部材4と、を備え、バッテリモジュール2と伝熱部材4とは直接接触しており、バッテリモジュール2は、ケース3の外部からアクセス可能な箇所に、雄ねじ部材100を螺合可能な雌ねじ51を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、バッテリパックに関する。
複数のセルを有するバッテリモジュールを備えるバッテリパックは、各セルを均一に冷却するために、粘着性、弾性を有する伝熱シートをバッテリモジュールの冷却面と冷却プレート等の冷却部材とに密着させ、バッテリモジュールの熱を冷却部材に効率的に伝達して冷却性能を高めるようにしている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2014−157763号公報
しかしながら、一般に、伝熱シートは粘着性が高く、使用過程でバッテリモジュールに対して強固に張り付いてしまう。そのため、バッテリモジュールを交換する必要が生じた場合に、バッテリモジュールを伝熱シートから引き剥がすことが困難であるという問題がある。
伝熱シートがバッテリモジュールに張り付くことを防止するために、伝熱シートにフィルムを貼る方法が知られている。しかし、伝熱シートにフィルムを貼ると、伝熱効率が悪化し、冷却性能が低下する問題がある。
本発明は、伝熱部材にフィルムを貼る必要がなく、バッテリモジュールを伝熱部材から容易に引き剥がすことが可能なバッテリパックを提供することを目的とする。
(1) 本発明に係るバッテリパックは、ケース(例えば、後述のケース3)内にバッテリモジュール(例えば、後述のバッテリモジュール2)を収容したバッテリパック(例えば、後述のバッテリパック1)であって、前記バッテリパックは、前記バッテリモジュールを冷却する冷却部材(例えば、後述の底部31、冷却流路溝311、底外蓋312で構成される部材)と、前記バッテリモジュールと前記冷却部材との間に配置される粘着性を有する伝熱部材(例えば、後述の伝熱シート4)と、を備え、前記バッテリモジュールと前記伝熱部材とは直接接触しており、前記バッテリモジュールは、前記ケースの外部からアクセス可能な箇所に、雄ねじ部材(例えば、後述の雄ねじ部材100)を螺合可能な雌ねじ(例えば、後述の雌ねじ51)を有する。
上記(1)によれば、バッテリモジュールが粘着性のある伝熱部材によって冷却部材と密着していても、雌ねじにボルト等の雄ねじ部材を螺合させることによって、バッテリモジュールを伝熱部材から容易に引き剥がすことができる。そのため、伝熱部材にフィルムを貼る必要がなく、バッテリモジュールを伝熱部材から容易に引き剥がすことが可能なバッテリパックを提供することができる。
(2) (1)に記載のバッテリパックにおいて、前記バッテリモジュールは、前記伝熱部材と直接接触する板状部材(例えば、後述のロアプレート23)を有し、前記雌ねじは、前記板状部材に設けられてもよい。
上記(2)によれば、板状部材を利用することによって、バッテリモジュールに雌ねじを容易に形成することができる。
(3) (2)に記載のバッテリパックにおいて、前記冷却部材は金属製であり、前記雌ねじと重複する部分に、前記雌ねじの方向に突出するリブ(例えば、後述のリブ313)が設けられてもよい。
上記(3)によれば、雄ねじ部材が突き当たる部位に金属製の冷却部材のリブが配置されるため、冷却部材の剛性が高められ、伝熱部材が板状部材に強固に張り付いていても、雄ねじ部材をリブに突き当てることによって容易に引き剥がすことができる。
(4) (3)に記載のバッテリパックにおいて、前記冷却部材は、ダイキャスト製であってもよい。
上記(4)によれば、リブを有する冷却部材を容易に加工することができる。
(5) (2)〜(4)のいずれかに記載のバッテリパックにおいて、前記板状部材は、前記バッテリモジュールから前記バッテリモジュールの長尺方向に突出する突出部(例えば、後述の突出部231)を有し、前記雌ねじは、前記突出部に設けられてもよい。
上記(5)によれば、雌ねじがバッテリモジュールの長尺方向に突出した突出部に設けられることによって、てこの原理でバッテリモジュールを伝熱部材から引き剥がし易くなる。
(6) (5)に記載のバッテリパックにおいて、前記板状部材は、前記突出部に、前記冷却部材に対する2つの固定部(例えば、後述の固定ボルト挿通孔232)を有し、前記雌ねじは、前記突出部において、前記2つの固定部の間に配置されてもよい。
上記(6)によれば、雌ねじを形成するために板状部材を2つの固定部の外側に無駄に広げる必要がなく、スペース効率が良い。
(7) (2)〜(4)のいずれかに記載のバッテリパックにおいて、前記バッテリモジュールは、積層された複数のセル(例えば、後述のセル21)と、前記複数のセルの積層方向(例えば、後述のX1−X2方向)の両端部にそれぞれ配置されるエンドプレート(例えば、後述のエンドプレート22)と、を有し、少なくとも一方の前記エンドプレートは、前記板状部材に対向する方向(例えば、後述のZ1−Z2方向)に貫通する貫通孔(例えば、後述の貫通孔221)を有し、前記雌ねじは、前記貫通孔と重複して配置されてもよい。
上記(7)によれば、雌ねじを設けるために板状部材をバッテリモジュールから突出させる必要がなくなり、バッテリモジュールのコンパクト化を図ることができる。
(8) (1)〜(7)のいずれかに記載のバッテリパックにおいて、前記冷却部材は、前記ケースの少なくとも一部を構成してもよい。
上記(8)によれば、バッテリパックの構成を簡素化することができる。
本発明によれば、伝熱部材にフィルムを貼る必要がなく、バッテリモジュールを伝熱部材から容易に引き剥がすことが可能なバッテリパックを提供することができる。
一実施形態に係るバッテリパックの要部を断面で示す斜視図である。 一実施形態に係るバッテリパックの要部を断面で示す分解斜視図である。 一実施形態に係るバッテリモジュールを底面側から見た斜視図である。 図1中のA−A線に沿う縦断面図である。 バッテリモジュールを伝熱部材から引き剥がす様子を示す図である。 他の実施形態に係るバッテリモジュールの要部を示す斜視図である。 他の実施形態に係るバッテリモジュールの要部を底面側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のバッテリパック1は、電気自動車、ハイブリッド車等の車両に搭載されるバッテリパックであり、図1及び図2に示すように、バッテリモジュール2と、バッテリモジュール2を収容するケース3と、伝熱シート4と、を有する。
バッテリモジュール2は、複数積層される直方体形状のセル21と、セル21の積層方向(本実施形態ではY1−Y2方向)の両端部にそれぞれ配置されるエンドプレート22,22と、セル21の底面側に配置されるロアプレート23と、エンドプレート22,22に亘って設けられる一対のバインドバー24,24と、を有する。一対のバインドバー24,24は、複数のボルト241によってエンドプレート22,22に固定され、複数積層されたセル21及びロアプレート23の全体を拘束している。
ロアプレート23は、銅、アルミニウム等の伝熱性の良好な金属材料からなる一枚の板状部材であり、複数積層される全てのセル21の底面に直接接触し得る大きさを有する。本実施形態のロアプレート23は、セル21の積層方向に沿って長尺な略矩形状を有し、バッテリモジュール2の長尺方向(本実施形態ではY1−Y2方向)の両端部からそれぞれ突出する突出部231,231を有する。
突出部231,231は、バッテリモジュール2をケース3に固定するための固定部位を構成する。各突出部231,231には、ロアプレート23の四隅の角部に対応する2箇所ずつに、ケース3に対する固定部である固定ボルト挿通孔232がそれぞれ設けられている。各突出部231,231の2つの固定ボルト挿通孔232,232は、ロアプレート23の幅方向(X1−X2方向)に離隔している。ロアプレート23は、これらの突出部231,231を含めて、セル21の幅(本実施形態ではX1−X2方向)と略同一幅を有してバッテリモジュール2の長尺方向に延びている。
ケース3は、底部31と、底部31の周囲から立ち上がる側壁部32と、を有する有底状容器である。ケース3の上部には、金属製又は樹脂製の図示しない蓋部材が設けられる。ケース3内に収容されるバッテリモジュール2は、ケース3の底部31の上面31aに載置される。この底部31の上面31aには、ロアプレート23の4つの固定ボルト挿通孔232に対応する位置に、バッテリモジュール2を底部31に固定するための4本の固定ボルト33が突設されている。バッテリモジュール2は、固定ボルト33をそれぞれ固定ボルト挿通孔232に挿通させた後、固定ボルト33に螺合される図示しないナットによってケース3に固定される。なお、図1及び図2に示すバッテリパック1には、ケース3の底部31に1つのバッテリモジュール2のみが固定されているが、ケース3の底部31には、同様にして、図中のX1方向及びY1方向に複数のバッテリモジュール2が固定される。
本実施形態のケース3は、バッテリモジュール2を冷却する冷却部材としても機能する。すなわち、ケース3の底部31において、バッテリモジュール2が載置される領域に対応する下面31b側には、バッテリモジュール2に向けて凹設された冷却流路溝311と、その冷却流路溝311を水密状に覆う底外蓋312と、が設けられる。
ケース3は、底部31の下面31b側と底外蓋312との間の冷却流路溝311に冷却水を流通させることによって、底部31を介してバッテリモジュール2を冷却する。したがって、バッテリパック1において、バッテリモジュール2を冷却する冷却部材は、ケース3における少なくとも底部31と、底外蓋312と、これらの間に形成される冷却流路溝311と、によって構成される。このような冷却部材は、バッテリモジュール2を収容するケース3の少なくとも一部を構成する。そのため、ケース3とは別途の冷却部材をケース3に設けることが不要となり、バッテリパック1の構成を簡素化することができる。
冷却部材としても機能するケース3は、少なくとも底部31におけるバッテリモジュール2が載置される領域が、銅、アルミニウム等の伝熱性の良好な金属材料によって形成される。これによって、底部31を介して、冷却流路溝311内を流れる冷却水とバッテリモジュール2との間の熱交換が良好に行われ、バッテリモジュール2を効率良く冷却することができる。
底部31の上面31aには、冷却流路溝311の形成領域に対応して、複数のリブ313が設けられる。リブ313は、互いに直交するX1−X2方向及びY1−Y2方向に延びる格子状に形成されている。底部31にリブ313が形成されることによって、底部31の断面剛性が向上し、バッテリモジュール2が固定された際の底部31へ与えるダメージが低減される。底部31がダイキャスト製である場合は、リブ313が鋳造時の溶湯の流動を良好にするため、リブ313を有する冷却部材を容易に加工することができる。
伝熱シート4は、バッテリモジュール2が載置される領域に対応する底部31の上面31aに配置される。伝熱シート4は、伝熱性が良好であり且つ粘着性を有する樹脂製シートからなる伝熱部材である。伝熱シート4は、1つのバッテリモジュール2につき、X1−X2方向及びY1−Y2方向に複数に分割されている。バッテリモジュール2は、ロアプレート23を底部31に向けた状態で、各固定ボルト挿通孔232に、ケース3の底部31から突出する固定ボルト33をそれぞれ挿通させることによって、複数の伝熱シート4を介して、底部31の上面31aに固定される。そのため、バッテリモジュール2のロアプレート23は、複数の伝熱シート4と直接接触している。
なお、図3及び図4に示すように、ロアプレート23は、伝熱シート4と直接接触する下面側の中央部に、セル21の積層方向に沿って、ロアプレート23の全長に亘って延びる凹部233が設けられている。これによって、ロアプレート23と底部31との間には、伝熱シート4を収容可能なスペースが形成される。バッテリモジュール2が底部31に固定された際、この凹部233内に伝熱シート4が収容されるため、ロアプレート23は、凹部233の両側に配置される当接部234,234を、伝熱シート4が配置されていない底部31の上面31aに直接当接させることができる。そのため、バッテリモジュール2は、底部31に対して安定して固定される。
このようにしてケース3内に収容されるバッテリモジュール2をケース3の底部31から取り外す際に、伝熱シート4からバッテリモジュール2を容易に離間させるため、バッテリモジュール2には、ケース3への固定用の孔部(固定ボルト33を挿通させる固定ボルト挿通孔232)とは別に、取り外し用の部材を螺合して挿入するための雌ねじ51を有するねじ孔5が設けられる。ねじ孔5は、バッテリモジュール2を収容したケース3の外部からアクセス可能な箇所に少なくとも1つ設けられる。
図1〜図3に示すように、本実施形態において、ねじ孔5はロアプレート23に設けられている。ロアプレート23を利用することによって、バッテリモジュール2に雌ねじ51を有するねじ孔5を容易に形成することができる。詳しくは、ねじ孔5は、ロアプレート23において、ケース3の外部から容易にアクセス可能な突出部231に設けられる。ねじ孔5はロアプレート23を貫通している。ねじ孔5の内周面には、図4に示すように、雌ねじ51が設けられる。
次に、このバッテリパック1において、ねじ孔5を用いてケース3の底部31からバッテリモジュール2を取り外す方法について、図5を参照して説明する。
ケース3の底部31からバッテリモジュール2を取り外す際には、ねじ孔5にボルト等の雄ねじ部材100が挿入される。雄ねじ部材100の軸部101の外周には、雌ねじ51に対して螺合可能な雄ねじ102が設けられている。なお、バッテリモジュール2の取り外しの際、固定ボルト33に螺合する図示しないナットは取り外される。
図示しない工具を用いて、ねじ孔5に挿入された雄ねじ部材100を正転させると、雄ねじ部材100は、雄ねじ102と雌ねじ51との螺合によって、ケース3の底部31に向けてねじ孔5内を徐々に進入し、やがて、雄ねじ部材100の先端部103が底部31に突き当たる。この状態から更に雄ねじ部材100を正転させると、ロアプレート23が雄ねじ部材100の軸部101に沿って徐々に上方に変位し、これに伴って伝熱シート4を徐々に引き剥がしていく。したがって、このバッテリパック1によれば、バッテリモジュール2が粘着性のある伝熱シート4によって底部31に密着していても、伝熱シート4にフィルムを貼る必要がなく、バッテリモジュール2を伝熱シート4から容易に引き剥がすことができる。
図4に示すように、ねじ孔5は、ケース3の底部31の上面31aに設けられるリブ313と重複するように配置され、リブ313の真上に開口している。そのため、雄ねじ部材100の先端部103は、金属製のリブ313に突き当たる。底部31は、このリブ313によって剛性が高められているため、雄ねじ部材100の先端部103が突き当たっても変形等を引き起こすことはない。したがって、伝熱シート4がロアプレート23に強固に張り付いていても、雄ねじ部材100をリブ313に突き当てることによって容易に引き剥がすことができる。
ねじ孔5は、バッテリモジュール2の長尺方向に突出した突出部231に設けられるため、雄ねじ部材100を回転させると、バッテリモジュール2は、徐々に長尺方向に傾動する。そのため、バッテリモジュール2は、てこの原理で、伝熱シート4から容易に引き剥がすことができる。特に、本実施形態のねじ孔5は、ロアプレート23の幅方向(X1−X2方向)の中央部よりもいずれかの方向に片寄って配置されている。これによれば、雄ねじ部材100の回転によって、バッテリモジュール2を長尺方向及び幅方向に対角状に傾動させることができるため、伝熱シート4を更に引き剥がし易くすることができる。
ねじ孔5は、ロアプレート23の突出部231に幅方向に離隔して設けられる2つの固定ボルト挿通孔232,232の間に配置されている。そのため、ねじ孔5を形成するためにロアプレート23を2つの固定ボルト挿通孔232,232の外側(X1方向又はX2方向)に無駄に広げる必要がない。これによって、複数のバッテリモジュール2をケース3内で可及的に近接配置させることができるため、スペース効率を向上させることができる。
図6及び図7は、バッテリモジュール2の他の実施形態を示している。このバッテリモジュール2において、少なくとも一方のエンドプレート22には、ロアプレート23に対向する方向(Z1−X2方向)に貫通する貫通孔221が設けられている。雌ねじ51を有するねじ孔5は、ロアプレート23の突出部231に設けられておらず、エンドプレート22に設けられた貫通孔221と重複する部位に設けられている。ねじ孔5は、貫通孔221内に臨んでいる。貫通孔221は、ねじ孔5の全体を取り囲み、貫通孔221を通して雄ねじ部材100(図5参照)を挿入可能であるとともに回転操作可能な大きさを有する。したがって、このバッテリモジュール2におけるねじ孔5は、エンドプレート22の貫通孔221を介して、外部からアクセス可能である。
これによって、雌ねじ51を設けるためにロアプレート23をバッテリモジュール2から突出させる必要がなくなるため、ロアプレート23の突出部231は、固定ボルト挿通孔232,232を設けることが可能な最小サイズで済む。例えば、図6及び図7に示すロアプレート23の突出部231は、固定ボルト挿通孔232,232が設けられる部位のみに設けられている。そのため、バッテリモジュール2の軽量化、コンパクト化を図ることができる。
1 バッテリパック
2 バッテリモジュール
21 セル
22 エンドプレート
221 貫通孔
23 ロアプレート(板状部材)
231 突出部
232 固定ボルト挿通孔(固定部)
3 ケース
31 底部(冷却部材)
311冷却流路溝(冷却部材)
312 底外蓋(冷却部材)
313 リブ
4 伝熱シート(伝熱部材)
51 雌ねじ
100 雄ねじ部材

Claims (8)

  1. ケース内にバッテリモジュールを収容したバッテリパックであって、
    前記バッテリモジュールを冷却する冷却部材と、
    前記バッテリモジュールと前記冷却部材との間に配置される粘着性を有する伝熱部材と、を備え、
    前記バッテリモジュールと前記伝熱部材とは直接接触しており、
    前記バッテリモジュールは、前記ケースの外部からアクセス可能な箇所に、雄ねじ部材を螺合可能な雌ねじを有する、バッテリパック。
  2. 前記バッテリモジュールは、前記伝熱部材と直接接触する板状部材を有し、
    前記雌ねじは、前記板状部材に設けられる、請求項1に記載のバッテリパック。
  3. 前記冷却部材は金属製であり、前記雌ねじと重複する部分に、前記雌ねじの方向に突出するリブが設けられる、請求項2に記載のバッテリパック。
  4. 前記冷却部材は、ダイキャスト製である、請求項3に記載のバッテリパック。
  5. 前記板状部材は、前記バッテリモジュールから前記バッテリモジュールの長尺方向に突出する突出部を有し、
    前記雌ねじは、前記突出部に設けられる、請求項2〜4のいずれか1項に記載のバッテリパック。
  6. 前記板状部材は、前記突出部に、前記冷却部材に対する2つの固定部を有し、
    前記雌ねじは、前記突出部において、前記2つの固定部の間に配置される、請求項5に記載のバッテリパック。
  7. 前記バッテリモジュールは、積層された複数のセルと、前記複数のセルの積層方向の両端部にそれぞれ配置されるエンドプレートと、を有し、
    少なくとも一方の前記エンドプレートは、前記板状部材に対向する方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記雌ねじは、前記貫通孔と重複して配置される、請求項2〜4のいずれか1項に記載のバッテリパック。
  8. 前記冷却部材は、前記ケースの少なくとも一部を構成する、請求項1〜7のいずれか1項に記載のバッテリパック。
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