JP2018185923A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる電池モジュールを提供する。【解決手段】セルホルダ20は、電池セル10における配列方向Dの面を保持する隔壁21と、隔壁21の一縁部21aに設けられ、電池セル10の一方の側面11cを保持する第1側壁26と、隔壁21の他縁部21bに第1側壁26と対向して設けられ、電池セル10の他方の側面11cを保持する第2側壁27と、を含んで構成される保持部22を有し、第1側壁26は、電池セル10の一方の側面11cの一部を露出させる第1露出部26bを有し、第2側壁27は、電池セル10の他方の側面11cの一部を露出させる第2露出部27bを有し、第2露出部27bから露出する電池セル10の他方の側面11cの一部には、弾性を有する伝熱部材5が配置されており、セルホルダ20の外側には、伝熱部材5を介して電池セル10を第1側壁26側に押圧する放熱板30が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電池モジュールに関する。
従来の電池モジュールとして、例えば特許文献1に記載の電池モジュールがある。この従来の電池モジュールは、複数の電池セルと、電池セル同士の間に組み付けられたセパレータとによって形成される組電池を有する。組電池の冷却面には冷却プレートが当接されており、組電池は、押圧部材によってセパレータの外側から押圧されて、冷却プレートに対して圧接されている。
特開2011−171029号公報
しかしながら、従来の技術では、セパレータを介して電池セルが押圧される。そのため、例えばセパレータと電池セルとの間にクリアランス等がある場合には、電池セル間における互いの冷却面の位置にズレが生じ、一部の電池セルの冷却面が冷却プレートに対して十分に圧接されない虞がある。この場合、電池セル同士の間で冷却にムラが生じる虞がある。
本発明の一側面は、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる電池モジュールを提供することを目的とする。
一側面の電池モジュールは、セルホルダによって保持された複数の電池セルが所定方向に配列された配列体を備える電池モジュールであって、セルホルダは、電池セルにおける配列方向の面を保持する隔壁と、隔壁の一縁部に設けられ、電池セルの一方の側面を保持する第1側壁と、隔壁の他縁部に第1側壁と対向して設けられ、電池セルの他方の側面を保持する第2側壁と、を含んで構成される保持部を有し、第1側壁は、電池セルの一方の側面の一部を露出させる第1露出部を有し、第2側壁は、電池セルの他方の側面の一部を露出させる第2露出部を有し、第2露出部から露出する電池セルの他方の側面の一部には、弾性を有する弾性部材が配置されており、セルホルダの外側には、弾性部材を介して電池セルを第1側壁側に押圧する押圧部材が配置されている。
このような電池モジュールでは、第1露出部から露出した電池セルの一方の側面を放熱面として利用することができる。電池セルがセルホルダに保持された状態において、各電池セルは押圧部材によって弾性部材を介して第1側壁側に押圧される。これにより、セルホルダに対する電池セルの相対的な位置が、セルホルダにおける第1側壁側に偏ることになる。そのため、電池セル間における互いの一方の側面の位置が揃いやすくなる。すなわち、電池セルの一方の側面によって形成される放熱面の位置にズレが生じることを抑制できる。したがって、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる。
また、一実施形態においては、弾性部材は伝熱部材であり、押圧部材は金属製の放熱板であってもよい。この構成によれば、第2露出部から露出する電池セルの他方の側面を放熱面として利用することができる。
また、一実施形態においては、電池セルの一方の側面は、第1側壁の内側面に当接されていてよい。この構成によれば、電池セル間における互いの一方の側面の位置を第1側壁の内側面の位置で位置決めすることができる。
また、一実施形態においては、配列体を挟むように配置され、電池セルの配列方向に拘束荷重を付加する一対の拘束部材を更に備えてもよい。この構成によれば、電池セル同士における第1側面の位置が互いに揃った状態で、配列体が拘束される。
また、一実施形態においては、第1露出部から露出する電池セルの一方の側面の一部には、弾性を有する伝熱部材が配置されていてもよい。この構成によれば、例えば放熱板等に当該伝熱部材を接触させることによって、第1露出部から露出した電池セルの一方の側面を効率的に放熱(冷却)させることができる。
一側面の電池モジュールによれば、電池セル同士の間での冷却のムラを抑制できる。
一の実施形態に係る電池モジュールを示す断面図である。 図1の電池モジュールを構成する配列体を示す斜視図である。 セルホルダを示す斜視図である。 電池モジュールが筐体の壁部に取り付けられた状態を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る電池モジュール1を示す断面図である。図2は、電池モジュール1を構成する配列体3の斜視図である。図2では、配列体3が部分的に分解された状態で示されている。図1及び図2に示すように、電池モジュール1は、セルホルダ20によって保持された複数(図示例では7つ)の電池セル10が所定方向(配列方向D)に配列された配列体3を備えている。
電池セル10は、例えばリチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。電池セル10は、非水系の電解液が注入されたケース内に電極組立体を収容して構成されている。電極組立体は、正極、負極、及びセパレータを所定の順序で積層したものである。本実施形態では、例えば袋状のセパレータ内にシート状の正極が収容されており、正極が収容された袋状のセパレータとシート状の負極とが交互に積層されている。電池セル10は、略直方体形状をなしており、上面11aと、下面11bと、一対の側面11cと、配列方向Dの一方及び他方に面する一対の面11dとを有している。電池セル10の上面11aからは正負一対の電極端子13が突出している。隣り合う電池セル10の電極端子13は、バスバーによって互いに電気的に接続され得る。これにより、隣り合う電池セル10は電気的に直列に接続される。
配列体3は、拘束部材40によって保持されている。拘束部材40は、電池セル10の配列方向Dにおいて、配列体3を挟むように配置されており、電池セル10の配列方向Dに拘束荷重を付加する。本実施形態では、拘束部材40は、配列体3を配列方向Dから挟む一対のブラケット41と、一対のブラケット41同士を連結する複数の(この例では、4本)連結部材46と、を有している。また、配列体3における配列方向Dの一端には、ミドルプレート29が配置されており、一方のブラケット41は、ミドルプレート29よりも配列方向Dの外側に配置される。ミドルプレート29は、例えば樹脂材料によって形成されており、略板状を有している。ミドルプレート29は、配列方向Dから見たときに、後述するセルホルダ20と同様の形状を有しており、四隅のそれぞれに挿通孔29aを有している。
ブラケット41は、例えば金属材料からなる板状部材が折り曲げられて形成されている。ブラケット41は、配列体3を挟持する挟持部42と、挟持部42の一方の折曲部41aから直角に折り曲げられた放熱板支持部43と、挟持部42の他方の折曲部41bから直角に折り曲げたれた固定部44とを有している。放熱板支持部43と固定部44とは互いに対向している。挟持部42には、連結部材46が挿通される複数の挿通孔42aが設けられている。連結部材46は、例えば鉄等の金属により形成されたボルト46aである。各連結部材46は、一方のブラケット41の挿通孔42a、後述する各セルホルダ20の挿通孔23b,24b、ミドルプレート29の挿通孔29a、及び他方のブラケット41の挿通孔42aに順次挿通され、一対のブラケット41の外側でナット46bにより締結されている。この締結によって配列体3に対して配列方向Dに拘束荷重が付加されている。放熱板支持部43は、放熱板(押圧部材)30に対してボルト45によって固定される部分である。放熱板30は、例えばアルミニウム等の金属製材料によって平板状に形成されている。固定部44は、例えば電池パックにおける筐体50の壁部50aに対してボルト48によって固定される部分である(図4参照)。
セルホルダ20は、各電池セル10の配列方向Dの一方側に配置されて、電池セル10を保持する。図3は、セルホルダ20を示す斜視図である。セルホルダ20は、樹脂材料によって形成されており、隔壁21と、保持部22とを有している。隔壁21は、電池セル10の配列方向Dに交差(直交)する方向に延在する矩形の平板形状を有している。隔壁21は、電池セル10における配列方向Dの面11dを保持し得る。保持部22は、隔壁21の周縁に形成される矩形の枠状をなしており、上壁23、下壁24、第1側壁26、及び第2側壁27を有する。例えば、上壁23、下壁24、第1側壁26、及び第2側壁27はいずれも平板状を有しており、互いに同じ厚さで形成されていてよい。
上壁23は、電池セル10における電極端子13が形成された上面11aに対向し、当該上面11aを保持し得る。上壁23は、隔壁21の上端縁から電池セル10の配列方向Dに突出している。配列方向Dにおける上壁23の幅は、電極端子13と干渉しないように、例えば電池セル10の幅の半分よりも小さくなっている。上壁23の上部には、筒状部23aが設けられている。筒状部23aには、連結部材46が挿通される挿通孔23bが形成されている。図示例では、筒状部23aは、上壁23の両端部に形成されており、上側に突出している。
下壁24は、電池セル10における下面11bに対向し、当該下面11bを保持し得る。下壁24は、隔壁21の下端縁から電池セル10の配列方向Dに突出している。配列方向Dにおける下壁24の幅は、例えば電池セル10の幅と略同じ幅となっている。すなわち、セルホルダ20の保持部22の内側に電池セル10が保持されている状態では、下壁24によって、電池セル10の下面11bの全体が保持される。下壁24の下部には、連結部材46が挿通される挿通孔24bが形成された筒状部24aが設けられている。図示例では、筒状部24aは、下壁24の両端部に形成されており、下側に突出している。
第1側壁26は、電池セル10における一方の側面11cに対向する内側面26aを有し、当該一方の側面11cを保持し得る。第1側壁26は、隔壁21の一縁部21aに設けられている。すなわち、第1側壁26は、隔壁21の一縁部21aから配列方向Dに突出している。第1側壁26は、電池セル10における一方の側面11cの一部を露出させる第1露出部26bを有する。例えば、第1露出部26bは、第1側壁26の上下方向に延在する矩形の切欠状の部分によって形成されている。図示例では、配列方向Dにおける第1側壁26の幅は、第1側壁26の上端及び下端において下壁24の幅と略同じであり、電池セル10の幅の略同じ幅となっている。一方、第1側壁26における第1露出部26bが形成されている部分では、配列方向Dにおける第1側壁26の幅が上端及び下端での幅よりも小さくなっている。図2に示すように、配列体3が形成されている状態では、セルホルダ20の第1露出部26bが窓状に開口している。開口した第1露出部26bからは、電池セル10における一方の側面11cの一部が露出している。電池セル10の一方の側面11cのうち、第1露出部26bから露出していない部分は、第1側壁26の内側面26aに当接し得る。
第2側壁27は、第1側壁26に対向して設けられている。第2側壁27は、電池セル10における他方の側面11cに対向する内側面27aを有し、当該他方の側面11cを保持し得る。第2側壁27は、隔壁21の他縁部21bに設けられている。すなわち、第2側壁27は、隔壁21の他縁部21bから配列方向Dに突出している。第2側壁27は、第1側壁26と同様の形状を有している。すなわち、第2側壁27は、電池セル10における他方の側面11cの一部を露出させる第2露出部27bを有する。例えば、第2露出部27bは、第2側壁27の上下方向に延在する矩形の切欠状の部分によって形成されている。図示例では、配列方向Dにおける第2側壁27の幅は、第2側壁27の上端及び下端において下壁24の幅と略同じであり、電池セル10の幅の略同じ幅となっている。一方、第2側壁27における第2露出部27bが形成されている部分では、配列方向Dにおける第2側壁27の幅が上端及び下端での幅よりも小さくなっている。
電池セル10の他方の側面11cのうち第2露出部27bから露出する部分には、伝熱部材5としてのTIM(Thermal Interface Material)が配置されている。TIMは、弾性を備える長尺の弾性シート(弾性部材)であり、一例としてシリコンゴム、アクリルゴム等から構成される。無負荷の状態での伝熱部材5の厚さは、電池セル10の一方の側面11cと第1側壁26の内側面とが当接した状態における、電池セル10の他方の側面11cから放熱板30までの距離よりも大きい。そのため、電池モジュール1が構成されている状態では、伝熱部材5は、電池セル10の他方の側面11cと、セルホルダ20の外側に固定されている放熱板30とに挟持されている。この状態では、放熱板30は、伝熱部材5を介して電池セル10を第1側壁26側に押圧している。
図4は、電池モジュール1が筐体50の壁部50aに取り付けられた状態を示す断面図である。図4に示すように、このような電池モジュール1では、例えば、第1露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cを放熱面として利用することができる。例えば、第1露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cに放熱板等が接触することによって、電池セル10の冷却が可能となっている。本実施形態では、上述のように電池モジュール1が筐体50の壁部50aに固定されており、当該筐体50の壁部50aが放熱板として機能し得る。また、第1露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cと、壁部50aとの間には、伝熱部材7としてのTIMが配置されている。すなわち、第1露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cは、TIMを介して壁部50aに接触しているので、電池セル10が効率的に冷却され得る。
本実施形態では、電池セル10がセルホルダ20に保持された状態において、各電池セル10は弾性部材(伝熱部材5)を介して押圧部材(放熱板30)によって第1側壁26側に押圧される。これにより、セルホルダ20に対する電池セル10の相対的な位置が、セルホルダ20における第1側壁26側に偏ることになる。そのため、電池セル10間における互いの一方の側面11cの位置が揃いやすくなる。すなわち、電池セル10の一方の側面11cによって形成される放熱面の位置にズレが生じることを抑制できる(図1参照)。したがって、電池セル10同士の間での冷却のムラを抑制できる。
特に、電池セル10の一方の側面11cが、第1側壁26の内側面26aに当接されている場合、電池セル10間における互いの一方の側面11cの位置を第1側壁26の内側面26aの位置で位置決めすることができる。これによって、より確実に、電池セル10の一方の側面11cによって形成される放熱面の位置にズレが生じることを抑制できる。
また、電池モジュール1は、第2露出部27bから露出した他方の側面11cに固定される伝熱部材5を有しており、当該伝熱部材5を押圧する金属製の放熱板30を有している。この構成によれば、第1露出部26bだけでなく、第2露出部27bから露出する電池セル10の他方の側面11cも放熱面として利用することができる。また、配列された複数の電池セル10間においては、互いの温度にばらつきが生じる場合がある。本実施形態では、電池セル10同士は、それぞれに接触する伝熱部材5を介して共通の放熱板30に熱的に接続している。そのため、電池セル10間では、放熱板30を介して互いに熱の移動が生じ得る。これにより、電池セル10間における温度のばらつきを低減することができる。
また、電池モジュール1においては、配列体3を挟むように配置され、電池セル10の配列方向Dに拘束荷重を付加する一対のブラケット41を備えている。図4に示すように、電池モジュール1が筐体50の壁部50aに固定された状態では、セルホルダ20内の電池セル10は、伝熱部材5を介して放熱板30に押圧されるとともに、伝熱部材7を介して壁部50aに押圧される。しかしながら、配列体3は、セルホルダ20内の電池セル10が伝熱部材5を介して放熱板30に押圧された状態で、一対のブラケット41によって拘束されている。すなわち、電池セル10同士における一方の側面11cの位置が互いに揃った状態で、配列体3が拘束されている。そのため、セルホルダ20内の電池セル10が伝熱部材7を介して壁部50aによって押圧されたとしても、セルホルダ20内における電池セル10の位置ズレが抑制される。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られない。
例えば、第1露出部26bから露出した電池セル10の一方の側面11cと、壁部50aとの間に、伝熱部材7としてのTIMが配置されている例を示したが、これに限定されない。例えば、電池セル10の一方の側面11cと、壁部50aとの間には、TIMが配置されなくてもよい。このような構成では、各電池セル10の一方の側面11cと、壁部50aとの間に空気の流路が形成される。そのため、電池セル10の一方の側面11cは、いわゆる空冷によって冷却され得る。この場合、電池セル10の一方の側面11cで形成される放熱面の位置にズレが生じないことによって、形成される複数の流路の大きさにばらつきが出来難い。すなわち、第1露出部26bから露出する電池セル10の一方の側面11cと壁部50aとの間の距離は、電池セル10間において略同じとなる。したがって、いずれの流路においても同様に冷媒が流通し得るので、電池セル10同士の間での冷却のムラを抑制できる。
1…電池モジュール、3…配列体、5…伝熱部材(弾性部材)、10…電池セル、20…セルホルダ、21…隔壁、22…保持部、26…第1側壁、26b…第1露出部、27…第2側壁、27a…内側面、27b…第2露出部、30…放熱板(押圧部材)。

Claims (5)

  1. セルホルダによって保持された複数の電池セルが所定方向に配列された配列体を備える電池モジュールであって、
    前記セルホルダは、
    前記電池セルにおける配列方向の面を保持する隔壁と、
    前記隔壁の一縁部に設けられ、前記電池セルの一方の側面を保持する第1側壁と、前記隔壁の他縁部に前記第1側壁と対向して設けられ、前記電池セルの他方の側面を保持する第2側壁と、を含んで構成される保持部を有し、
    前記第1側壁は、前記電池セルの前記一方の側面の一部を露出させる第1露出部を有し、
    前記第2側壁は、前記電池セルの前記他方の側面の一部を露出させる第2露出部を有し、
    前記第2露出部から露出する前記電池セルの前記他方の側面の一部には、弾性を有する弾性部材が配置されており、
    前記セルホルダの外側には、前記弾性部材を介して前記電池セルを前記第1側壁側に押圧する押圧部材が配置されている、電池モジュール。
  2. 前記弾性部材は伝熱部材であり、前記押圧部材は金属製の放熱板である、請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記電池セルの前記一方の側面は、前記第1側壁の内側面に当接されている、請求項1又は2に記載の電池モジュール。
  4. 前記配列体を挟むように配置され、前記電池セルの配列方向に拘束荷重を付加する一対の拘束部材を更に備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池モジュール。
  5. 前記第1露出部から露出する前記電池セルの前記一方の側面の一部には、弾性を有する伝熱部材が配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池モジュール。
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